JPS6324103Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6324103Y2 JPS6324103Y2 JP14651879U JP14651879U JPS6324103Y2 JP S6324103 Y2 JPS6324103 Y2 JP S6324103Y2 JP 14651879 U JP14651879 U JP 14651879U JP 14651879 U JP14651879 U JP 14651879U JP S6324103 Y2 JPS6324103 Y2 JP S6324103Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fertilizer
- slope
- shaped
- net
- slope protection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Fertilizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、法面保護工法、特に緑化工法にお
いて使用される緩効性の固形肥料を付設した法面
保護用ネツトに関するものである。
いて使用される緩効性の固形肥料を付設した法面
保護用ネツトに関するものである。
法面に植生を行なう場合、追肥をするのが困難
なので２〜３年間肥効のある大粒に成形した肥料
を用いることが好ましいが、斜面に大粒状のもの
を固定することが難かしい。このために細長いネ
ツト状の袋に粉粒状の肥料を詰め込んだものなど
が既に開発されているが、この場合、１個所にど
うしても肥料が片寄つてしまつて均一に施肥でき
ない欠点がある。また、分割するために袋を切断
しようとすれば内容物がでてしまうので、袋を所
望の長さに切断できない。
なので２〜３年間肥効のある大粒に成形した肥料
を用いることが好ましいが、斜面に大粒状のもの
を固定することが難かしい。このために細長いネ
ツト状の袋に粉粒状の肥料を詰め込んだものなど
が既に開発されているが、この場合、１個所にど
うしても肥料が片寄つてしまつて均一に施肥でき
ない欠点がある。また、分割するために袋を切断
しようとすれば内容物がでてしまうので、袋を所
望の長さに切断できない。
また、天然繊維の不織布に水溶性肥料を浸透さ
せるか粉末肥料を糊付したもの（実開昭51−
77369号公報参照）や、柔軟かつ軽量なる板状基
体に肥料粒子を水溶性接着剤を用いて層状に付着
してなる板状肥料を法面に敷設して法面の緑化を
図るもの（実公昭46−33081号公報参照）などが
知られているが、いずれも２〜３年といつた長期
にわたる肥効を期待したものではなく、追肥が必
要となる。また、いずれも植物生育前の法面に均
等に敷きつめて行くには多く労力を要し、しかも
ネツト等の法面展張物の敷設前の作業となるため
作業途中の降雨や法面の崩壊の影響を受ける恐れ
がある。
せるか粉末肥料を糊付したもの（実開昭51−
77369号公報参照）や、柔軟かつ軽量なる板状基
体に肥料粒子を水溶性接着剤を用いて層状に付着
してなる板状肥料を法面に敷設して法面の緑化を
図るもの（実公昭46−33081号公報参照）などが
知られているが、いずれも２〜３年といつた長期
にわたる肥効を期待したものではなく、追肥が必
要となる。また、いずれも植物生育前の法面に均
等に敷きつめて行くには多く労力を要し、しかも
ネツト等の法面展張物の敷設前の作業となるため
作業途中の降雨や法面の崩壊の影響を受ける恐れ
がある。
この考案は、上述したような従来技術における
欠点を解消するものであり、予め一塊の大粒塊状
に成形した緩効性の固形肥料複数個を所定間隔を
おいて透水性を有する帯状の包材内に個別に封入
固定して帯状連結肥料となし、この帯状連結肥料
複数条を所定間隔をおいて法面に展張されるネツ
トに取付けることにより、緩効性の固形肥料とネ
ツトとを一体化し、長期にわたつてしかも法面全
体にわたつて均一な肥効を有し、かつ法面展張物
としてのネツトと固形肥料の設置が同時に行な
え、設置作業が極めて容易な連結肥料を付設した
法面保護用ネツトを得ることを目的としたもので
ある。
欠点を解消するものであり、予め一塊の大粒塊状
に成形した緩効性の固形肥料複数個を所定間隔を
おいて透水性を有する帯状の包材内に個別に封入
固定して帯状連結肥料となし、この帯状連結肥料
複数条を所定間隔をおいて法面に展張されるネツ
トに取付けることにより、緩効性の固形肥料とネ
ツトとを一体化し、長期にわたつてしかも法面全
体にわたつて均一な肥効を有し、かつ法面展張物
としてのネツトと固形肥料の設置が同時に行な
え、設置作業が極めて容易な連結肥料を付設した
法面保護用ネツトを得ることを目的としたもので
ある。
以下、この考案を図示した実施例に基づいて説
明すると、第１図に示すように一塊として大粒の
塊状に成形した固形肥料１を透水性を有する帯状
の包材２でもつて適宜間隔に個別に封入した状態
で連結する。このように連結した帯状連結肥料
を、さらに、第３図〜第６図に示すように法面に
展張されるネツト３に平行に複数条所定間隔をお
いて取付ける。
明すると、第１図に示すように一塊として大粒の
塊状に成形した固形肥料１を透水性を有する帯状
の包材２でもつて適宜間隔に個別に封入した状態
で連結する。このように連結した帯状連結肥料
を、さらに、第３図〜第６図に示すように法面に
展張されるネツト３に平行に複数条所定間隔をお
いて取付ける。
この考案に用いる固形肥料は特に規定しない
が、例えばイソブチリデンジウレアを主成分とし
た大粒成形肥料（特開昭54−97262号）等が適す
る。その形状は、通常一塊の球状、たどん状ない
しは円盤状などで１個当り５〜50ｇ、好ましくは
10〜30ｇである。
が、例えばイソブチリデンジウレアを主成分とし
た大粒成形肥料（特開昭54−97262号）等が適す
る。その形状は、通常一塊の球状、たどん状ない
しは円盤状などで１個当り５〜50ｇ、好ましくは
10〜30ｇである。
また、包材２としては耐水バルブ、合成樹脂、
合成繊維などからなる孔あきフイルム、不織布、
織布など耐水性と透水性のある材料を用いるのが
一般的であるが、包装作業の能率をあげるために
自動包装機にかけ易いポリエチレンなどの不織
布、孔あきフイルムなどが好ましい。固形肥料１
同志の間隔は一般的には３〜10cmが好ましく、中
間で切断可能のように固形肥料１の両側は少なく
とも接合されていることが好ましい。
合成繊維などからなる孔あきフイルム、不織布、
織布など耐水性と透水性のある材料を用いるのが
一般的であるが、包装作業の能率をあげるために
自動包装機にかけ易いポリエチレンなどの不織
布、孔あきフイルムなどが好ましい。固形肥料１
同志の間隔は一般的には３〜10cmが好ましく、中
間で切断可能のように固形肥料１の両側は少なく
とも接合されていることが好ましい。
また、帯状に連結された肥料を取付けるネツト
は法面に展張し易いように数ｍ以上の長尺のもの
を用いるのが一般的である。このネツトは連結肥
料を取り付けた状態において、運搬時は巻いてお
き、法面において広げ、展張することができる。
は法面に展張し易いように数ｍ以上の長尺のもの
を用いるのが一般的である。このネツトは連結肥
料を取り付けた状態において、運搬時は巻いてお
き、法面において広げ、展張することができる。
この考案は以上の構成からなり、帯状連結肥料
と法面展張物としてのネツトとが一体化されてい
るので、ネツトの敷設と同時に固形肥料が法面全
体にわたつて均等に固定される。従つて、法面展
張物の敷設に先立つて肥料を敷設する場合のよう
に、雨水や法面崩壊等によつて敷設した肥料が流
されるといつた恐れがない。しかも固形肥料は大
粒の塊状に成形された緩効性の肥料であるため、
透水性の包材を通して徐々に溶出し、長期にわた
りその肥効が維持される。またネツト全体にわた
つて整然と均一に配置されているため効率が良
く、敷設前のネツトへの帯状連結肥料の取付けも
簡単である。さらに、帯状連結肥料を取付けたネ
ツトの運搬は巻いた状態で行なうことができ、法
面において巻いた状態のネツトを広げて展張でき
るので便利である。
と法面展張物としてのネツトとが一体化されてい
るので、ネツトの敷設と同時に固形肥料が法面全
体にわたつて均等に固定される。従つて、法面展
張物の敷設に先立つて肥料を敷設する場合のよう
に、雨水や法面崩壊等によつて敷設した肥料が流
されるといつた恐れがない。しかも固形肥料は大
粒の塊状に成形された緩効性の肥料であるため、
透水性の包材を通して徐々に溶出し、長期にわた
りその肥効が維持される。またネツト全体にわた
つて整然と均一に配置されているため効率が良
く、敷設前のネツトへの帯状連結肥料の取付けも
簡単である。さらに、帯状連結肥料を取付けたネ
ツトの運搬は巻いた状態で行なうことができ、法
面において巻いた状態のネツトを広げて展張でき
るので便利である。
第１図は帯状に連結された連結肥料の側断面
図、第２図はその平面図、第３図は連結肥料をネ
ツトに付設した状況を示す平面図、第４図は同じ
く背面図、第５図は同じく正面図、第６図は側面
図である。 １……固形肥料、２……包材、３……ネツト。
図、第２図はその平面図、第３図は連結肥料をネ
ツトに付設した状況を示す平面図、第４図は同じ
く背面図、第５図は同じく正面図、第６図は側面
図である。 １……固形肥料、２……包材、３……ネツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 予め一塊の大粒塊状に成形した緩効性の固形
肥料複数個を所定間隔をおいて透水性を有する
帯状の包材内に個別に封入固定して帯状連結肥
料となし、この帯状連結肥料複数条を所定間隔
をおいて法面に展張されるネツトに取付けてあ
ることを特徴とする法面保護用ネツト。 (2) 各固形肥料はイソブチリデンジウレアを主成
分として一塊の球状、たどん状、または円盤状
に成形したものである実用新案登録請求の範囲
第１項記載の法面保護用ネツト。 (3) 各固形肥料は10ｇ〜30ｇの重量である実用新
案登録請求の範囲第２項記載の法面保護用ネツ
ト。 (4) 包材はポリエチレン製の不織布からなる実用
新案登録請求の範囲第１項、第２項、または第
３項記載の法面保護用ネツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14651879U JPS6324103Y2 (ja) | 1979-10-23 | 1979-10-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14651879U JPS6324103Y2 (ja) | 1979-10-23 | 1979-10-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5665943U JPS5665943U (ja) | 1981-06-02 |
| JPS6324103Y2 true JPS6324103Y2 (ja) | 1988-07-01 |
Family
ID=29377677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14651879U Expired JPS6324103Y2 (ja) | 1979-10-23 | 1979-10-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6324103Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH031458Y2 (ja) * | 1984-12-22 | 1991-01-17 |
-
1979
- 1979-10-23 JP JP14651879U patent/JPS6324103Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5665943U (ja) | 1981-06-02 |
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