JPS6324058Y2 - - Google Patents

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JPS6324058Y2
JPS6324058Y2 JP13954682U JP13954682U JPS6324058Y2 JP S6324058 Y2 JPS6324058 Y2 JP S6324058Y2 JP 13954682 U JP13954682 U JP 13954682U JP 13954682 U JP13954682 U JP 13954682U JP S6324058 Y2 JPS6324058 Y2 JP S6324058Y2
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JP
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cart
endless chain
trolley
automatic
work
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JP13954682U
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JPS5942755U (ja
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車体を載置した台車を搬送する台車
搬送装置に関する。
自動車等を製造する製造ラインにおいては、車
体を台車に載置してトウコンベアによつて搬送す
る方式が多く採用される。このトウコンベアは、
チエーンに取り付けたプツシヤーに台車側に設け
たフツクを係止し、チエーンを走行せしめて台車
を搬送していくものである(例えば実開昭57−
18512号公報参照)。
かかる製造ラインにおいて、近年、作業の合理
化のために作業用自動機(ロボツト)を使用する
ことが実現されつつあるが、作業用自動機の場合
は手作業の場合に比べて台車に載置された車体と
自動機との位置関係を正確に設定することが要求
される。すなわち、車体内側の塗装、ドアサツシ
ユ内側の黒塗り塗装、車体のシーリング作業等を
自動機で行なう場合、上記位置関係が狂うと自動
機が車体と干渉したり、車体の所定の場所に塗装
されなくなるなどの問題が生じる。
これに対し、上記トウコンベアにおいては、チ
エーン側に設けた一対のプツシヤーの隙間に台車
側のフツクを介在させるという構造がとられてい
るため、上記隙間分だけ台車が前後動く、つま
り、ガタが生じることになり、車体を作業用自動
機に対して正確に位置決めすることができない。
そこで、従来、作業用自動機を配設した作業ライ
ンにおいて台車の下面にスプリングで上方へ付勢
したブレーキ板を押し付けて上記ガタを防止して
いるが、作業用自動機で塗装を行なう場合、塗料
がブレーキ板に付着して台車とブレーキ板との摩
擦抵抗が増大し、これにより、トウコンベアの受
ける抵抗が大きくなりすぎてトウコンベアの走行
がギクシヤクしたものになつて円滑に行なわれな
くなるため、作業用自動機と車体との位置関係が
狂つてしまうとともに、台車の摩耗も生じるとい
う不具合があつた。
本考案は、かかる点に鑑み、作業用自動機を配
設した作業ラインに、エンドレスチエーンを搬送
される台車の下側で台車搬送方向に沿つて走行可
能に配置し、該エンドレスチエーンに台車と係合
する係合部材を設け、このエンドレスチエーンの
自重等を利用して台車の搬送に抵抗を与えること
により、上記従来のガタ付きを防止するととも
に、塗料等の付着によつても上記抵抗が変化しな
いようにするものである。
以下、本考案の構成を実施例につき図面に基づ
いて説明する。
第1図および第2図において、1は車体2を台
車3の台車枠4に載置して搬送するトウコンベ
ア、5は該トウコンベア1の両側に作業用自動機
6,6を配設した作業ライン、7はトウコンベア
1と平行にこの作業ライン5上に設けたエンドレ
スチエーン、8は台車3が乗る台車用レール、9
は作業用自動機6が乗る自動機用レールであり、
上記作業用自動機6は搬送される車体2に対して
ドアサツシユの黒塗り塗装等を行なうものであ
る。
トウコンベア1は、第3図に拡大して示す如く
上レール10、下レール11およびその下方に配
したチエーン12を備える。チエーン12には前
後に相対する一対のプツシヤー13a,13bが
回動可能に支持されている。プツシヤー13a,
13bの支持部にはローラ14が取り付けられ、
該ローラ14は下レール11に転動自在に係合し
ている。
台車3の台車枠4の下には車輪15が装着さ
れ、該車輪15が上記台車用レール8の上を転動
するようになつている。台車枠4の前端からはロ
ツド16が前方へ突設され、ロツド16の先端部
にはトウコンベア1の上レール10に転動自在に
係合するローラ17と、プツシヤー13a,13
bに係合するフツク18とが設けられている。
エンドレスチエーン7は、搬送される台車3の
下側で台車3の搬送方向に沿つて走行可能に設け
られている。このエンドレスチエーン7には台車
3の台車枠4に係合する係合部材19が所定間隔
をおいて設けられている。
上記エンドレスチエーン7の支持構造は第4図
乃至第6図に具体的に示されている。すなわち、
同図において、21,21はエンドレスチエーン
7の長手方向に配した支持板で、両端部は上縁が
端へ向けて下降傾斜し、中間部は両支持板21,
21の上端に上板22が固定されている。この支
持板21,21の両端部にはスプロケツト23,
23が支軸24,24で回転自在に支持され、両
スプロケツト23,23にエンドレスチエーン7
が懸回されている。また、両支持板21,21の
下部にはスペーサ25が介設され、さらに、スペ
ーサ25の下方に位置して両支持板21,21の
内側にテフロン(登録商標)製の支持部材26,
26が所定間隔をおいて固定されている。
上記エンドレスチエーン7の係合部材19は、
スラツトプレート27およびアングル部材28を
介してリンクプレート29に取り付けられてい
る。このエンドレスチエーン7は台車3と係合す
る上側においては、前記上板22の上面に固定し
たガイドレール30にローラ31を接触せしめて
支持され、また、下側、つまり、リターン側では
前記支持部材26にスラツトプレート27の両側
部を摺接して支持されている。
次に、上記実施例の作動を説明すれば、台車用
レール8,8の上をフツク18とプツシヤー13
a,13bとの係合によつてトウコンベア1で牽
引搬送される台車3は、作業ライン5へくるとエ
ンドレスチエーン7の係合部材19に台車枠4の
前端が係合し、搬送方向への移動に対して抵抗を
受ける。すなわち、エンドレスチエーン7はその
自重やスプロケツト23が回転する際の抵抗等が
あるため、台車3に対して一定の抵抗、つまり、
ブレーキ力を与える。上記台車3は、このブレー
キ力により上記フツク18が一対のプツシヤー1
3a,13bのうち後側のプツシヤー13bに係
合した状態で前後方向へガタ付くことなく搬送さ
れることになる。つまり、台車3はトウコンベア
1上で正確に位置決めされることになる。一方、
作業用自動機6は、台車3に載置した車体2が作
業ライン5の上にくると、トウコンベア1と同期
して自動機用レール9の上を台車搬送方向へ移動
する。従つて、トウコンベア1で牽引された台車
3上の車体2と作業用自動機6とは、同期して互
いの位置関係に変動を生じることなく作業ライン
5上を移動することになり、作業用自動機6によ
る作業時に該作業用自動機6と車体2との干渉は
生じることがなく、精度の高い作業が行なわれ
る。
作業用自動機6による塗装作業では、塗料が係
合部材19に付着することがあるが、この係合部
材19は台車枠4と単に係合するだけであるから
上記ブレーキ力には何ら変化はない。
なお、上記実施例では、係合部材19が台車枠
4の前端に直接係合するようにしたが、台車枠4
より下方へ別途突起を突出せしめ、該突起に係合
部材を係合させるようにしてもよい。
以上のように、本考案によれば、作業用自動機
を配設した作業ラインに、トウコンベアで搬送さ
れる台車が係合するエンドレスチエーンを設ける
という簡単な構造で、台車に一定のブレーキ力を
与えることができ、台車上の車体と作業用自動機
との位置関係を狂わすことなく精度の高い作業を
行なわしめることができるとともに、従来のよう
な塗料等の付着によるブレーキ力の変動が生じな
いため、トウコンベアの走行も安定するという優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図は台
車搬送装置の概略を示す平面図、第2図は作業用
自動機を省略して台車搬送装置の概略を示す側面
図、第3図は第2図の一部を拡大して詳細に示す
側面図、第4図はエンドレスチエーンの支持構造
を示す側面図、第5図は第4図のA−A線におけ
る一部省略した断面図、第6図は第4図のB−B
線における一部省略した断面図である。 1……トウコンベア、2……車体、3……台
車、4……台車枠、5……作業ライン、6……作
業用自動機、7……エンドレスチエーン、13
a,13b……プツシヤー、18……フツク、1
9……係合部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体を台車の台車枠上に載置し、該台車に設け
    たフツクと係合するプツシヤーを備えたトウコン
    ベアによつて該台車を作業用自動機が配設された
    作業ライン上に搬送する装置において、上記作業
    ラインにエンドレスチエーンが台車の下側を台車
    搬送方向に沿つて走行可能に配置され、該エンド
    レスチエーンに前記台車枠と係合する係合部材が
    設けられ、エンドレスチエーンにて台車の搬送に
    抵抗を与えることを特徴とする台車搬送装置。
JP13954682U 1982-09-14 1982-09-14 台車搬送装置 Granted JPS5942755U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13954682U JPS5942755U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 台車搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13954682U JPS5942755U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 台車搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5942755U JPS5942755U (ja) 1984-03-21
JPS6324058Y2 true JPS6324058Y2 (ja) 1988-07-01

Family

ID=30312733

Family Applications (1)

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JP13954682U Granted JPS5942755U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 台車搬送装置

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JPS5942755U (ja) 1984-03-21

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