JP2863129B2 - オーバーヘッドコンベア装置 - Google Patents

オーバーヘッドコンベア装置

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JP2863129B2 JP10676296A JP10676296A JP2863129B2 JP 2863129 B2 JP2863129 B2 JP 2863129B2 JP 10676296 A JP10676296 A JP 10676296A JP 10676296 A JP10676296 A JP 10676296A JP 2863129 B2 JP2863129 B2 JP 2863129B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トロリコンベアの
ようなオーバーヘッド式コンベア装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばトロリコンベア等のオーバ
ーヘッド式コンベア装置において、例えば図5に示すよ
うに、不図示のトロリから下方に懸吊されるハンガ51
から左右方向に張出アーム52、52を張出させ、この
張出アーム52、52の先端にローラ53、53を取付
けてガイドレール54、54に係合させ、搬送姿勢を安
定させるようにしたコンベア装置が知られている。この
際、ハンガ51の左右方向の振れと、吊り下げ軸を中心
とするハンガ51の回転を防止するため、例えばガイド
レール54、54の断面形状をL字型とし、図5の鎖線
に示すように、ローラ53、53の上面と外側面を同時
に規制するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
コンベア装置において、特に左右の張出アーム52、5
2が前後方向にも一対設けられているような場合であっ
て、図4に示すような湾曲した搬路を走行するような場
合、ローラ53とガイドレール54の係合に無理が生じ
て抵抗力が増え、搬路のカーブが激しくなると、図5の
実線に示すように脱輪する虞れがあった。そしてこのよ
うに脱輪した場合にはコンベアの走行を停止させて正常
にセットし直す必要があり、設備稼働の中断を招いてい
た。
【0004】そこで、このようなコンベア装置におい
て、特に湾曲する搬路でも円滑に搬送出来るような手段
が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、請求項1において、オーバーヘッドコンベア
のハンガから搬路の左右方向にアームを張出させ、この
アームの先端に取付けたローラをガイドレールに係合さ
せて搬送姿勢を安定させるようにしたオーバーヘッドコ
ンベア装置において、ガイドレールを、搬路の直線部で
断面L字型にしてローラの上面と外側面を規制するよう
にし、搬路の曲線部で平板状にしてローラの上面を規制
するようにした。
【0006】そして、搬路の直線部では、ローラの上面
と外側面を規制してハンガの振れ防止と回転防止を図
り、搬路の曲線部ではローラの上面だけを規制してハン
ガの振れ防止を図る。このため、曲線部でローラに無理
な力が加わらず、脱輪のような事態を避けることが出来
る。
【0007】また請求項2では、左右に張出すアームは
前後方向に複数設けられたものとした。そしてローラが
ガイドレールから脱輪するような事態は、特にアームが
前後方向に複数設けられている場合に顕著であり、本案
のガイドレールの構成は、特にこのような場合に有効で
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は本オーバーヘ
ッドコンベア装置の要部を示す斜視図、図2は直線部の
ガイドレールの形態を示す部分的正面図、図3は曲線部
のガイドレールの形態を示す部分的正面図である。
【0009】本発明のオーバーヘッドコンベア装置は、
図1に示すように、トロリレール1に沿って走行自在な
フリートロリ2と、このフリートロリ2から下方に懸吊
されるハンガ3と、このハンガ3の途中から左右両側に
張出す前後一対の張出アーム4、…を備えており、フリ
ートロリ2の上方には、不図示の牽引用パワーチェーン
が設けられている。そして、このパワ−チェーンは必要
な時にフリートロリ2を牽引するようにされている。
【0010】そして、張出アーム4、…の先端には、そ
れぞれローラ5、…が取付けられており、このローラ
5、…の上方には左右一対のガイドレール6、6が設け
られている。また、ハンガ3の下方には、部品トレー
7、7が設けられており、この部品トレー7、7に搬送
物を載せて搬送することが出来るようにされている。
【0011】このようなコンベア装置において、各ロー
ラ5、…の上面をガイドレール6に当接させれば、ハン
ガ3の左右の振れを防止出来、また、ローラ5、…の側
面を規制すれば懸吊軸まわりのハンガ3の回転を防止出
来るため、搬路の直線部では図2に示すように、ガイド
レール6を断面L字型にして上面部6aでローラ5の上
面を規制し、垂下部6bで外側面を規制するようにして
いる。
【0012】ところで、このようなコンベアが搬路の湾
曲部にさしかかると、ローラ5、…の外側面とガイドレ
ール6の垂下部6bとの接触抵抗が大きくなり、係合に
無理が生じる。そして時によっては脱輪する事態も有り
得る。
【0013】そこで本ガイドレール6は、搬路の曲線部
では図3に示すように左右方向に幅広の上面部6aのみ
とし、垂下部6bをなくしている。そして、図1に示す
ように、搬路の直線部から曲線部にさしかかるの境目で
は、上面部6aの幅の広がりに合せて垂下部6bを斜め
方向に延出させ、曲線部から直線部にさしかかるの境目
では、上面部6aの幅の狭まりに合せて垂下部6bを斜
め方向に延出させている。
【0014】以上のようなオーバーヘッドコンベア装置
において、搬路の直線部においてはローラ5、…の上面
と外側面がガイドレール6の上面部6aと垂下部6bに
よって規制されて、ハンガ3の姿勢が傾いたり向きが変
化するのを防止することが出来、搬路の曲線部ではロー
ラ5、…が垂下部6bによって強制されることなくスム
ーズな動きが可能となって脱輪等のトラブルが発生しな
い。
【0015】また、このような搬路の曲線部から直線部
に移行する際は、ローラ5、…の外側面が傾斜した垂下
部6bに規制されて徐々に元の状態に復元し、ハンガ3
は安定した姿勢で移動する。従って、設備稼働が中断す
るような不具合がなく、作業が円滑に行われる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、ハンガから搬路
の左右方向に張出すアームの先端にローラを取付け、こ
のローラをガイドレールによって規制するようにしたオ
ーバーヘッドコンベア装置において、ガイドレールの形
状を搬路の直線部で断面L字型にしてローラの上面と外
側面を規制するようにし、搬路の曲線部で平板状にして
ローラの上面を規制するようにしたため、曲線部でロー
ラに無理な力が加わらず、脱輪のような事態を避けるこ
とが出来る。このため、設備の稼働が停止する事態がな
くなり、生産性の向上に資する。そしてこのようなガイ
ドレールの構成は、アームがハンガの前後方向に複数設
けられているような場合に特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本オーバーヘッドコンベア装置の要部を示す斜
視図
【図2】直線部のガイドレールの形態を示す部分的正面
【図3】曲線部のガイドレールの形態を示す部分的正面
【図4】搬路の曲線部における不具合状態を示す説明図
【図5】ローラがガイドレールから脱輪した状態を示す
説明図
【符号の説明】
3…ハンガ、4…張出アーム、5…ローラ、6…ガイド
レール。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 9/00 B65G 17/20 B65G 35/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーバーヘッドコンベアのハンガから搬
    路の左右方向にアームを張出させ、このアームの先端に
    取付けたローラをガイドレールに係合させて搬送姿勢を
    安定させるようにしたオーバーヘッドコンベア装置にお
    いて、前記ガイドレールを、搬路の直線部で断面L字型
    にして前記ローラの上面と外側面を規制するようにし、
    搬路の曲線部で平板状にして該ローラの上面を規制する
    ようにしたことを特徴とするオーバーヘッドコンベア装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオーバーヘッドコンベ
    ア装置において、前記左右に張出すアームは前後方向に
    複数設けられることを特徴とするオーバーヘッドコンベ
    ア装置。
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CN103896003B (zh) * 2013-04-12 2015-11-18 上海市机电设计研究院有限公司 用于小型燃油发动机装配的同步配送吊具
EP3533733B1 (en) * 2018-02-28 2022-12-14 Franke Technology and Trademark Ltd Conveyor system for the transport of packaged food products

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