JPS6324006B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6324006B2
JPS6324006B2 JP55002961A JP296180A JPS6324006B2 JP S6324006 B2 JPS6324006 B2 JP S6324006B2 JP 55002961 A JP55002961 A JP 55002961A JP 296180 A JP296180 A JP 296180A JP S6324006 B2 JPS6324006 B2 JP S6324006B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyurethane resin
foamed
polyols
resin molded
dialkanolamine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55002961A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5699221A (en
Inventor
Mitsuaki Ikebe
Osamu Okada
Masabumi Nakamura
Tsutomu Shintani
Shuichi Kanekawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumika Covestro Urethane Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Sumitomo Bayer Urethane Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd, Sumitomo Bayer Urethane Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP296180A priority Critical patent/JPS5699221A/ja
Publication of JPS5699221A publication Critical patent/JPS5699221A/ja
Publication of JPS6324006B2 publication Critical patent/JPS6324006B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は非発泡又は低発泡のポリウレタン樹脂
成形品の改良された製造方法に関し、更に詳しく
は、従来公知のポリエーテルポリオールあるいは
これらポリエーテルポリオールとポリマーポリオ
ールの混合物等のポリオール類と有機ポリイソシ
アネートを架橋剤、触媒および必要に応じてその
他の助剤類の存在下で反応させて非発泡又は低発
泡ポリウレタン樹脂成形品を製造する方法におい
て、架橋剤の一部としてエポキシ樹脂のジアルカ
ノールアミンアダクトをポリオール類100重量部
に対し1乃至20重量部用いることを特徴とするポ
リウレタン樹脂成形品の製造方法である。 非発泡又は低発泡ポリウレタン樹脂成形品は近
年、車輌等のバンバー材や内装材として広く使用
されている。高硬度ポリウレタン樹脂成形品を得
るためには、ポリオール類と有機ポリイソシアネ
ートとの反応においてエチレングリコール等の低
分子量の架橋剤を多量に使用することが知られて
いるが、他方これら架橋剤の量を増加させれば生
成したポリウレタン樹脂の破断強度あるいは成形
性が極端に悪くなる。本発明者らはこれら問題点
を解決すべく鋭意研究を行つた結果、非発泡又は
低発泡ポリウレタン樹脂成形品製造時に、架橋剤
の一部としてエポキシ樹脂のジアルカノールアミ
ンアダクトを使用することにより、成形性および
物性面において著しく改良されたポリウレタン樹
脂成形品が得られることを見出した。 すなわち、従来エポキシ樹脂のジアルカノール
アミンアダクトをイソシアネート併用エポキシ樹
脂塗料に使用することは公知であるが、本発明者
らは反応系の全く異なるポリウレタン樹脂成形品
の物性および成形性の改良に極めて有用であるこ
とを見出し、本発明に至つた。 すなわち本発明は、ポリオール類および有機ポ
リイソシアネートを架橋剤存在下に反応させて、
非発泡又は低発泡ポリウレタン樹脂成形品を製造
する方法において、架橋剤の一部としてエポキシ
樹脂のジアルカノールアミンアダクトをポリオー
ル類100重量部に対し1乃至20重量部用いること
を特徴とするポリウレタン樹脂成形品の製造方法
である。 本発明で用いられるポリエーテルポリオールと
しては、エチレングリコール、グリセリン等の多
官能性水酸基含有化合物またはジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン等のアミノ基含有化合
物にエチレンオキシド、プロピレンオキシド等の
アルキレンオキシド類を付加した2〜6個の水酸
基を含有し、平均分子量1000〜12000好ましくは
2000〜7000を有するポリエーテルポリオールが主
に使用されるが、前記ポリエーテルポリオールに
ステレン、アクリロニトリル等の重合性モノマー
をグラフトあるいはブロツク重合させた、あるい
はこれら重合性モノマーの重合体を分散あるいは
ブレンドしたポリマーポリオールとの混合物も使
用される。また、架橋剤としてはトリエタノール
アミン等のアミノアルコール類、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール等のグリコール類、
多官能アミン類、多官能アミン類にエチレンオキ
シドやプロピレンオキシド化合物を付加させたポ
リオール、その他多官能活性水素含有物等が使用
されるが、好ましくはエチレングリコール、プロ
ピレングリコールがあげられる。 有機ポリイソシアネートとしてはトリレンジイ
ソシアネート(以下TDIと呼ぶ)、ジフエニルメ
タンジイソシアネート(以下MDIと呼ぶ)、キシ
リレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソ
シアネート、フエニレンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート、水添TDI、水添MDI、
アニリンとホルムアルデヒドの縮合物をホスゲン
化して作られるポリメチレンポリフエニルポリイ
ソシアネート(以下クルードMDIと呼ぶ)など
の他、これらポリイソシアネート類を多官能性水
酸基含有化合物と反応させたりあるいはカルボジ
イミド化により変性したいわゆる変性ポリイソシ
アネート、プレポリマー化した上記イソシアネー
ト等が用いられるが、特に好ましいポリイソシア
ネートとしては変性MDIがあげられる。 本発明で架橋剤の一部として使用されるエポキ
シ樹脂のジアルカノールアミンアダクトはエポキ
シ樹脂とジアルカノールアミンを例えばプラスチ
ツク、Vol22、No.10、(1971年)に記載されるよ
うな公知の方法を用いて反応させることにより容
易に得ることができる。 ここでエポキシ樹脂としては、例えばビスフエ
ノールA、ビスフエノールF、ハロゲン化ビスフ
エノールA、カテコール、レゾルシノール、ハイ
ドロキノン、イソプロペニルフエノールダイマ
ー、ジフエニロールスルホン、ジオキシジフエニ
ル、ジオキシナフタリン、多核ノボラツク樹脂等
の多価フエノールのポリグリシジエーテル、エチ
レングリコール、グリセリン、トリメチロールプ
ロパン、ポリプロピレングリコール等の多価アル
コールのポリグリシジルエーテル、フタル酸、テ
レフタル酸、アジピン酸、重合脂肪酸等のポリカ
ルボン酸のポリグリシジルエステル、アミノフエ
ノール、P,P′−メチレンジアニリン等の窒素含
有化合物のポリグリシジルエーテル等従来公知の
エポキシ樹脂が挙げられるが、なかでも前記多価
フエノール、とりわけカテコール、レゾルシノー
ル、ハイドロキノン等のポリグリシジルエーテル
が好ましい。 また、ジアルカノールアミンとしてはジエタノ
ールアミンおよびジイソプロパノールアミンが好
ましい。エポキシ樹脂のジアルカノールアミンア
ダクトは単独あるいは二種以上の混合物として用
いても有効で、該アダルトは原料ポリオール類に
あらかじめ加えておいてもよいし、ポリオール類
とポリイソシアネートとの反応時に同時に加えて
もよく、特にその添加方法に限定されるものでは
ない。 エポキシ樹脂のジアルカノールアミンアダクト
の使用量は特に制限されないが、一般に使用量が
増加すれば得られるポリウレタン樹脂の硬度ある
いは曲げモジユラスが増加する傾向にあるため、
得られるフオームの他の物性値等を考慮して通常
ポリオール類100重量部に対し1乃至20重量部好
ましくは1乃至10重量部が望ましい。 本発明において非発泡又は低発泡ポリウレタン
樹脂成形品の製造は、通常前記ポリオール類、有
機ポリイソシアネート、架橋剤およびエポキシ樹
脂のジアルカノールアミンアダクトを、触媒の存
在下に反応させるが水あるいは非反応型発泡剤、
その他助剤を併用することができる。 反応触媒としてはトリエチレンジアミン、トリ
エチルアミン、ジメチルエタノールアミンなどの
3級アミンやスタナスオクテートやジブチルチン
ジラウレート、オクタン酸鉄などの金属化合物が
用いられる。 又、必要に応じて加える発泡剤としては水、モ
ノフルオロトリクロロメタン、メチレンクロリド
等が一般に用いられる。その他の助剤としては変
色防止剤、流れ性改良剤、着色剤等種々使用され
る。これらは必要に応じてその必要量を原料ポリ
オール類に加えるかあるいは有機ポリイソシアネ
ートとの反応時に加えてもよい。 以下、本発明を実施例により説明する。 実施例 1 グリセリンにプロピレンオキシドとエチレンオ
キシドを付加させた分子量約7000、OH価24mg
KOH/gの三官能ポリオール90g、エチレング
リコール20g、ハイドロキノンジグリシジルエー
テルのジエタノールアミンアダクト(以下化合物
Aと呼ぶ)5gおよび触媒としてトリエチレンジ
アミン0.6gをラボミキサー(約2000r.p.m)で十
分撹拌混合したポリオール組成物115.6gに26.5
%のイソシアネート含量を有する変性MDI117.1
gを加え(−OH/−NCO=1:1.05)、ラボミ
キサー(約2000r.p.m)で約10秒間撹拌後温度60
℃の金属製モールド中に注入する。 室温下10分間放置し、生成したポリウレタン樹
脂シートを脱形し、室温で1週間放置後シートの
物性測定を行つた。結果を表1に示す。 実施例 2 実施例1で使用した化合物A5gの代りにレゾ
ルシノールジグリシジルエーテルのジエタノール
アミンアダクト(以下化合物Bと呼ぶ)5gを使
用したこと以外は実施例1とすべて同様に行つ
た。 結果を表1に示す。 実施例 3 実施例1で使用した化合物A5gの代りにビス
フエノールAジグリシジルエーテルのジエタノー
ルアミンアダクト(以下化合物Cと呼ぶ)5gを
使用したこと以外は実施例1とすべて同様に行な
つた。 結果を表1に示す。 比較例 1 実施例1で使用した化合物Aを加えずにエチレ
ングリール5gを追加し、エチレングリコールを
合計25g使用したこと以外は実施例1とすべて同
様に行つた。 結果を表1に示す。 比較例 2 実施例1で使用した化合物Aを加えないこと以
外は実施例1とすべて同様に行つた。 結果を表1に示す。 比較例 3 エチレングリコールを加えない以外は実施例1
と同様に行つた。 結果を表1に示す。 比較例 4 エチレングリコールを加えず、化合物Aの量を
25gとした以外は実施例1と同様に行つた。 結果を表1に示す。
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリオール類および有機ポリイソシアネート
    を架橋剤存在下に反応させて、非発泡又は低発泡
    ポリウレタン樹脂成形品を製造する方法におい
    て、架橋剤の一部としてエポキシ樹脂のジアルカ
    ノールアミンアダクトをポリオール類100重量部
    に対し1乃至20重量部用いることを特徴とするポ
    リウレタン樹脂成形品の製造方法。
JP296180A 1980-01-14 1980-01-14 Preparation of polyurethane resin molded product Granted JPS5699221A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP296180A JPS5699221A (en) 1980-01-14 1980-01-14 Preparation of polyurethane resin molded product

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP296180A JPS5699221A (en) 1980-01-14 1980-01-14 Preparation of polyurethane resin molded product

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5699221A JPS5699221A (en) 1981-08-10
JPS6324006B2 true JPS6324006B2 (ja) 1988-05-19

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ID=11543956

Family Applications (1)

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JP296180A Granted JPS5699221A (en) 1980-01-14 1980-01-14 Preparation of polyurethane resin molded product

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JP (1) JPS5699221A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214691A (en) * 1975-07-25 1977-02-03 Mitsuboshi Belting Ltd Process for preparing polyurethane

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214691A (en) * 1975-07-25 1977-02-03 Mitsuboshi Belting Ltd Process for preparing polyurethane

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5699221A (en) 1981-08-10

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