JPS6323995A - リンス助剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、機械による食器洗い作業のリンス段階で使用
するためのリンス助剤（ｒｉｎｓｅ　ａｉｄ）に関する
。

機械による食器洗いの場合、通常洗浄すべき物品はまず
主洗浄段階で洗浄され、次に１回もしくは複数回のリン
ス段階でリンスされ、この段階で付着している洗剤成分
又は残存している汚れが除去される。

リンス段階では、物品をより均一に乾燥させ且つ乾燥時
の外観（ｖｉｓｕａｌ　ａｐｐｅａｒａｎｃｅ）を良（
するリンス助剤を添加するのが一般的である。

前記したリンス助剤を使用しない場合には、機械洗浄後
の物品の外観は乾燥工程でスポットが形成されるために
しばしば好ましくない。

声−ロツバ特許出願ＮＱ　Ｏ１３９３３０には、所定間
の層状クレーを含むリンス助剤を使用するとリンスされ
た物品にスポットが形成されにくくなることが提案され
ている。

新規な知見によれば、リンス助剤組成物中にコロイドシ
リカ又はアルミナのようなコロイドを配合すると乾燥工
程中のスポット形成がかなり抑制された。

更に、リンス助剤中にコロイドシリカ又はアルミナのよ
うな非プレート状粒子のコロイドを使用するとリンスさ
れた物品の乾燥時間が驚くほど短縮されることも知見さ
れた。

乾燥時間の短縮は、殿械による食器洗い作業、特に産業
的、生産業的または事業所（ｉｎｓｔｉｔｕ−ｔｉｏｎ
ａｌ）での機械による食器洗い作業において非常に有用
である。

乾燥時間の短縮に加えて上記したタイプのコロイドを配
合することにより慣用のノニオン界面活性剤成分を省略
し得るために、（ノニオン界面活性剤の曇り点以下の温
度に低下させると生ずる）過起泡（ｏｖｅｒ−ｒｏａｍ
）の問題に直面することなくリンス工程の温度を低下さ
せることができ、従ってエネルギーも節約され得る。

完全に［Ｊされた（ｆｕｌｌ　ｆｏｒｍｕｌａｔｅｄ）
液体洗剤組成物にコロイドシリカを配合することは公知
である。

ＦＰ　Ｏ１１０４７２には、水性液体洗剤組成物中にシ
リカを腐食防止剤として使用する旨が記載されている。

ｔｌｓ　３３５４０８８では、非晶質シリカがエアゾー
ルタイプの水性窓拭クレンザ−に流速遅延剤として使用
されている。

ＵＳ　３７３Ｂ　２５９及ヒＵＳ　３９１９１０１ニハ
、シリカをカーペット洗浄組成物中に使用する旨が記載
されてりる。

本発明者らの認識によれば、コロイドシリカまたはアル
ミナのような非プレート状コロイドをスポット防止剤（
ａｎｔｉ−ｓｐｏ℃Ｈｎｇ　ａｇｅｎｔ）または乾燥時
間短縮剤としてリンス助剤中に配合する旨を開示もしく
は示唆した文献は今までない。

本発明により提供される優れたスポット防止特性及び乾
燥特性を有する水性リンス助剤組成物の特徴は、水性媒
体中に有効量の非プレート状コロイドを含むことにある
。

本発明によれば、機械による食器洗い作業におけるスポ
ット形成量を少なくし且つ乾燥時間を短縮する方法も提
供される。前記方法の特徴は食器用リンス液に非プレー
ト状コロイドを添加することにある。

本明細書において、非プレート状コロイドには一次元の
サイズが他の二次元のサイズより有意に小さいという特
徴を持たない粒子形状のコロイド全てが包含される。特
にほぼ球状のコロイドが好ましい。前記した好ましいコ
ロイドとしては、シリカ、アルミナ、チタニア等が例示
される。

本発明の組成物及び方法に使用するのに適した好ましい
コロイドは、コロイド溶液形成粒子として典型的なサイ
ズである比較的低い平均素粒子サイズ（ａｖｅｒａｇｅ
　ｅｌｅｍｅｎｔａｒｙ　ｐａｒｔｉｃｌｅ　５ｉｚｅ
）、即ち約０．００１〜１−もしくは５声を有する。有
効性の点で、上記した下限範囲、特に０．００２〜０．
０５１ｉＩＲが好ましい。

本発明で使用するのに最も好ましいタイプのコロイドは
コロイドシリカである。

適当なシリカは市販されており、各種グレートのコロイ
ドシリカが商品名Ｌｕｄｏｘ　（ＬｕｄｏｘはＤＩＪ　
ＰＯｎｔ　Ｃｏｍｐａｎｙの登録商標である）、商品名
５ｙｔｏｎ　　（５ｙｔｏｎはＨｏｎ５ａｎｔｏ　Ｃｏ
ｍｐａｎｙの登録商標であ、る）〜、または商品名Ａｃ
ｒｏｓｉｌ　　（ＡｅｒｏｓｉｌはＤｅｇｕｓｓａの登
録商標である）で市販されている。

Ｌｕｄｏｘは沈降性シリカであり、Ａｅｒｏｓｉｌはフ
レーム加水分解シリカ（ｆｌａｍｅ　ｈｙｄｒｏｌｙｓ
ｅｄ　５ｉｌｉｃａ）である。

コロイドをそのままリンス液に添加しても、コロイド分
散液の形態もしくはコロイドと更に慣用の適当なリンス
助剤成分を含む適当な形態のリンス助剤組成物の形態で
添加してもよい。

リンス液中のコロイド吊は、リンス液１１当り約０．５
〜１５０Ｉ１ｇのコロイドを含むような爪である。

本発明のリンス助剤組成物は０．２〜２５重量％の吊の
コロイドを含む。０．５〜１０ｆｆｉ　ｆｆｉ％の量が
好ましく、１〜５重量％の闇が最も好ましい。

リンス助剤組成物が任意に酸化合物、特にクエン酸、ア
ジピン酸、グルタル酸またはコハク酸のような有機酸を
含んでいてもよい。酸化合物の配合ｍは最高５０重量％
、好ましくは５〜３０重量％である。

本発明のコロイド含有リンス助剤を使用すると、従来の
リンス助剤組成物にクエン酸のような酸を添加した場合
と同等のスポット形成（ｓｐｏｔｔｉｎｏ）低下率がク
エン酸を含有させなくとも達成され得る。

前記した有機酸を含有せずに同等の効果を達成し得るこ
とは紅汎的に有利である。

本発明組成物に配合するのに適した慣用成分は、ブチル
化ヒドロキシトルエン、アルコール等のハイドロトロー
プ剤、ノニオン界面活性剤のような湿潤剤、香料、殺菌
剤、腐食防止剤及び着色剤である。

本発明のリンス助剤に短鎖（例えばＣ−Ｃ３）の水溶性
アルコールを添加することが特に好ましい。コロイドゾ
ルを成る種の従来のリンス助剤と組合わせると沈澱物を
形成することがあると知見されていた。この現象は、例
えば前のリンス助剤がディスペンサーにまだ残存してい
るときに異種のリンス助剤をディスペンサーに再充填し
た場合にみられる。アルコールの配合量は最高４０重量
％、好ましくは１０〜３０重量％、最も好ましくは２０
〜３０重量％である。

リンス助剤を酵素系もしくは非酵素系の慣用の主洗浄剤
（ｍａｉｎ−ｗａｓｈ　ｐｒｏｄｕｃｔｓ）と組合せて
使用してもよい。前記洗浄剤は例えば粉末、液体もしく
は錠剤等の任意の形態のものでよい。

リンス助剤が非プレート状コロイドの二次元凝集列（ｔ
ｗｏ−ｄｉｍｅｎｓｉｏｎａｌ　ａｇｇｒｅｇａｔｅｄ
　ａｒｒａｙｓ）を含んでいてもよいと理解されたい。

前記凝集物の製造方法はＵＳ特許２８０１９０２及びヨ
ーロッパ出願８７３０３５２７．３（Ｕｎｉｌｅｖｅｒ
）に記載されている。前記列は通常コンパクトな単一層
の形態にある。この挙動を示す最も好ましいコロイドが
シリカゾルである。

以下、実施例を参照しながら更に説明する。

実施例 下記実施例に示す実験では、標準汚れを付着させたガラ
ス製品を使用してスポット（ｓｐｏｔ）及び曇り（ｆｉ
ｌｌｌ）の形成度を調べた。

次の市販の食８洗い別を用いて実験を行なった。

（１）　　ドイツの旧ｅｌｅ　＆　Ｃｉｅから市販され
ている旧ａｌｅ　Ｇ　５６０ ■　イタリーのＩｎｄｕｓｔｒｉｅ　２ａｎｕｓｓｉ　
Ｓｐ＾から市販されているＺａｎｕｓｓｉ　ｌ　８２ ■　ドイツのＢｏｓｃｈ−３ｉｅｍｅｎｓ　Ｈａｕｓｇ
ｅｒＬｉｔｅ　Ｇｍｂｌｌから市販されているＢｏｓｃ
ｈ　Ｈ５００洗浄ブロクラムでは、ドイツ硬度的９°の
水道水を使用し、下記表に示す組成を有する食器洗い鍬
用主洗浄剤を３ｇ／ｌの濃度で使用した。必要に応じ、
リンス助剤を１回（約１０１り当り３＃ｔｉ！の（６）
最終リンス液に添加した。

主洗浄段階及びリンス段階後、乾燥させたガラス製品の
スポット及び賢り形成度を肉眼で以下の基準で評価した
。

１＝スポツトなし ２＝１〜５スポツト ３＝　６〜１０スポツト ４＝１１〜２０スポツト ５−スポット２０以上 １＝曇りなし ２＝僅かに至り ３＝中程度の曇り ４＝ひどい曇り 実施例１ コロイドシリカ水性分散液からなる各種リンス助剤を添
加したときのスポット及び曇り形成度をコロイドシリカ
の濃度を変化させて調べた。

実験は全てタイプ１の食器洗い機、タイプＡの主洗浄剤
を用いて２種の最終リンス温度で実施した。

次の結果が得られた。

（１）　Ｌｕｄｏｘ　３Ｍ　（ＲＴＨ）は平均粒子１ナ
イズ７ｎｍのＤｕＰＯｎｔｌコ［Ｉイドシリカである（
Ｓｉ０２として３０重量％；対イオン−ナトリウム）。

（２）　Ｌｕｄｏｘ　ＴＨ（ＲＴＨ）は平均粒子サイズ
２２ｎｍのＤｕＰｏｎｔ！！１　］　０イドシリカであ
る（Ｓ　ｉ　０２として５０ｍ　Ｆ１％；対イオン−ナ
トリウム）。

（３）　Ｌｕｄｏｘ　ＡＨ（ＲＴＨ）は平均粒子サイズ
１２ｒ＋ｍの０ｕＰＯｎｔ［コロイドシリカである（Ｓ
ｉＯ２として３０重壜％；対イオン＝ナトリウム）。

１ｉＪｌユ タイプ２の食器洗い機、タイプＢの主洗浄剤を用いて４
０℃及び６０℃の最終リンス温度でプログラムサイクル
を１回もしくは４回繰返した後の本発明リンス助剤組成
物のスポット及び曇り形成度を調べた。リンス助剤の組
成は次の通りである。

叉１１１旦 タイプ３の食器洗い機、タイプＣ又はＤの主洗浄剤を用
いて５５℃の最終リンス温度で、実施例２で使用したリ
ンス助剤組成物のスポット及び曇り形成度を調べた。

次の結果が得られた。

実施例４ スウェーデンのＥｌｅｃｔｒｏｌｕｘ−１１ａｓｃａｔ
ｏｒから市販されテイル産業用Ｅｌｅｃｔｒｏｌｕｘ　
０４８−ｌｆｊ式食式次３洗、ドイツ硬度８°の水道水
を用いて、６０℃で通常通り洗浄したガラス製品を最終
リンス侵の乾燥時間を調べた。

実施例２のリンス助剤を下記に示す組成を有する３種の
従来のリンス助剤と比較した。

リンス助剤を０．２９　／　Ｉの濃度で添加した。

実験は３種の最終リンス温度で実施した。

乾燥時間は熱容量、従って個々のガラス製品の厚さに依
存するので、乾燥時間は範囲で示した。

次の結果が得られた。

実施例５ 実施例４と同様の比較実験で各種リンス助剤の起泡性を
調べた。起泡性は、水槽からの泡の高さで示した。

次の結果が得られた。

実施例６ 別の比較実験で、リンス助剤の種類ににるガラスの外観
の違いを調べた。タイプ３の食器洗い橢でタイプへの主
洗浄剤を用いて１回もしくは４回洗浄侵比較した。２柊
リンス温度は６５℃とした。

次の結果が得られた。

実施例７ 本発明のリンス助剤を従来のリンス助剤１と混合したと
きの安定性を調べた。この実験は前のリンス助剤が残っ
ているディスペンサーに別のリンス助剤を添加した時の
安定性を調べるための実験である。前のリンス助剤の少
なくとも１／３が消費されたディスペンサー中に２５＠
吊％のイソプロパツールを添加したＬｕｄｏｘベースの
リンス助剤を添加しても、フロキュレーション（ｆｌｏ
ｃｃｕｌａ口ｏｎ）はほとんど（〈５％）認められなか
った。

実施例８ フランス硬度２６°の硬水、タイプ１の食器洗い機、タ
イプＢの主洗浄剤を用いて、６５℃の８終すンス温度に
おいて各秤量のクエン酸を含むＬＬｌｄＯＸＳＨリンス
助剤のスポット及び曇り形成度を調べた。

４サイクル後のビルド−アップ（ｂｕｉ　１ｄ−ｕｐ）
を評価した。

実施例９ タイプ１の食器洗い傭、タイプＣの主洗浄剤を用いてク
エン酸含有もしくは非含有Ｌｕｄｏｘベースのリンス助
剤のスポット及び曇り形成度を調べた。

最終リンス温度は４０℃又は６０℃とした。１回もしく
は４回洗浄後評価した。従来のリンス助剤１と比較した
。

Ｘｌ」（改 リンス助剤の性能を各種コロイドを用いて調べた。主洗
浄剤Ｂを２り／１用いて６０℃で洗浄後６５℃でリンス
した。コロイドの使用量は全表面積で示した。

ＬＱｐａｎｄｉｎ及び八ｃｒｏｓｉｌはＤｃｇｕｓｓａ
の製品である。

前者はアルミナであり、後者はシリカ（Ｓｉ　ｌ　１Ｃ
ａｓｉｌｉｃａｓ）である。ＤｉｓｐｅｒｓａｌはＣｏ
ｎｄｅａの製品で、アルミナである。Ｌｕｄｏｘ　ＳＨ
はＤｕ　Ｐｏｎｔの製品で、シリカである。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）水性媒体中に非プレート状コロイドを含む水性リ
   ンス液に使用するのに適したリンス助剤組成物。
2. （２）非プレート状コロイドがシリカ、アルミナ又はチ
   タニアである特許請求の範囲第１項に記載の組成物。
3. （３）更に１０〜３０重量％のＣ＿１〜Ｃ＿３アルコー
   ルを含む液体である特許請求の範囲第１項に記載の組成
   物。
4. （４）更にクエン酸、ハイドロトロープ及び／又は湿潤
   剤を含む特許請求の範囲第１項に記載の組成物。