JPS63238080A - Ll−f28249化合物のモノ−及びジエポキシド誘導体 - Google Patents

Ll−f28249化合物のモノ−及びジエポキシド誘導体

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JPS63238080A JP63049891A JP4989188A JPS63238080A JP S63238080 A JPS63238080 A JP S63238080A JP 63049891 A JP63049891 A JP 63049891A JP 4989188 A JP4989188 A JP 4989188A JP S63238080 A JPS63238080 A JP S63238080A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はLL−F28249と総称される化合物の新規
モノ−及びジエポキシド誘導体に関するものである。こ
れらのLL−F28249抗生成物質は受入れ番号15
773下にNRRLに預託したストレプトマイセス シ
アネオグリセウス(S treptomyces、 c
yaneogriseus)亜種ノンシアノゲウス(n
oncyanogenus)の醗酵によって生じる。こ
の培養物の形態的特性、その製造のための化合物及び方
法は、ここに参考として挙げるヨーロッパ特許明細書第
170.006号中に開示されている。
LL−F28249化合物は5のオレフィン結合を有す
る複雑なマクロリドである。C(14゜15)−オレフ
ィン結合のエポキシ化を伴ない、あるいは伴なわずに行
なうC(26,27)−オレフィン結合の位置選択的エ
ポキシ化が本発明の主題である。これらの七ノー及びジ
エポキシド誘導体は殺外部寄生虫、殺外部寄生虫、殺虫
、殺ダニ及び殺線虫活性を有しており、それ故、温血動
物における感染の予防、抑制又は治療、並びに農作物の
侵襲において有用である。
発明の要約 本発明はIL−F28249σ、βI(lζ、θ及びg
と呼ばれる化合物の新規C(26,27)−エポキシド
及びc (14,15; 26.27)−ジエポキシド
誘導体を提供する。
これらのLL−j28249化合物は次の構造式を有し
ている: LL−F28249a  CH(CH,)2   HC
H,CH。
LL−F28249β  CHs       HCH
s    CH3LL−F28249ε  C1(CH
s)z   HHCH3LL−F28249ζ  CH
2CH3HcH,CH3LL −F28249θ  C
H(CH3)1   HCHs    CHzCHiL
L−F28249(CH(CHs)z   HCHzC
Hs  CH3本発明の化合物は、たとえば、食用飼鳥
類、ウシ、ヒツジ、ブタ、ウサギ、ウマ、イヌ、ネコ及
びヒトのような温血動物及び農作物におけるこれらの病
気の治療、予防又は抑制において有用な駆虫剤、外部寄
生虫駆除薬、殺虫剤、殺ダニ剤及び殺線虫剤である。
これらの病気は多年にわたって確認されており、且つそ
の治療と予防のための方法は既に存在しているけれども
、本発明はこのような病気に対する一層有効な方法の探
求において新規化合物を提供する。たとえば、参考とし
てここに挙げる、1986年9月12日出願のアサト及
びアサトらの米国特許第907.283;907.18
8;907゜281 :907.259;907.18
7及び907.284号はこのような治療のための化合
物を提供している。同じく、参考としてここに挙げる、
上記と同時出願したアサトらの米国特許第及び    
  号もまた、かか る治療のための化合物を提供している。
米国特許第3.950.360号、青水ら、1976年
4月13日は、ストレプトマイセス(StrepLom
yce’s)微生物の培養によって得た、ある種の抗生
物質を開示しており、該化合物は殺虫剤及び殺ダニ剤と
して有用である。更に、以下の米国特許の全系列がスト
レプトマイセス アベルミチリス(avermitil
is)の醗酵によって製造したある種の化合物に関する
ものである(米国特許第4゜171.314号、チャパ
ラら、1979年IO月16日:米国特許第4.199
,569号、チャパラら、■980年4月22日/米国
特許第4゜206.205号、ムロジクら、1980年
6月3日;米国特許第4.310.519号、アルバー
スーショーンベルグ、1982年1月12日;米国特許
第4,333.925号、パースら、1982年6月8
日)。米国特許第4.423.209号、ムロジク、1
983年12月27日は、これらの比較的望ましくない
成分のいくつかを一層好適なものに変えるための方法に
関するものである。最後に、英国特許明細書第2166
436Aは抗生物質を開示しており、ベルギー特許明細
書第904.709Aも同様である。
本発明の化合物又は製薬学的に且つ薬理学的に許容でき
るその塩類は、温血動物のこれらの重大な病気のすぐれ
た且つ有効な治療、予防及び/又は抑制を示す。
それ故、本発明の目的はLL−F28249g。
β、ε、ζ、θ及びgの新規C(26,27)−エポキ
シド及び(14,15;26,27)−ジエポキシド誘
導体を提供することにある。本発明の別の目的はこれら
の誘導体の製造のための方法を提供すること及び予防的
、治療的、薬学的又は殺虫的に有効な量の本発明の化合
物を含有する組成物を提供することによって温血動物及
び農作物における内部−及び外部寄生虫(総称して寄生
虫)、昆虫、線虫、及びダニの感染及び侵襲を予防、治
療又は抑制するための方法を提供することにある。
本発明の他の目的は新規抗寄生虫及び殺虫組成物の製造
のための中間体として有用な化合物を提供することにあ
る。
本発明のこれら及び−その他の目的は以下に記す本発明
の一層詳細な説明によって明白となるであろう。
本発明の化合物の前駆物質として働らくことができるL
 L −F 28249.化合物は次の構造式によって
表わされる。
H LL−F28249α CH(CH3)!  HCHs
   CHstL−F28249β CH,HCH3C
l。
LL −F28249ε CH(CH3)2  HHC
HsLL −F28249ζ CH,CI、   HC
H,CH。
LL−F28249θ CH(CH3)z  HCHI
   CH2CH3LL−F28249tCH(CH3
)!  HCHzCHs  CHj本発明の化合物は次
の構造式によって表わされる: 式中でR3はメチル又はイソプロピルであり;R1は水
素、メチル又はエチルであり:且つC(14゜15)に
おける酸素を伴なう点線の三角形は二重結合又はエポキ
シドのいずれかが存在していることを示している。
R1がイソプロピルであり;R2がメチルであり:且つ
C(14,15)における酸素を伴なう点線の三角形が
二重結合又はエポキシドのいずれかが存在することを示
していることが好ましい。
もっとも好適な構造())の化合物はR1がイソプロピ
ルであり;R2がメチルであり;且つC(14,15)
における酸素を伴なう点線の三角形が二重結合の存在を
示している場合のものである。
23−ヒドロキシに加えて、23位における、たとえば
、エーテル及びエステルのような、別の置換基を有する
ものは、容易に合成することができ、且つ本発明の範囲
内に包含される。
本発明のモノエポキシド及びジエポキシドは適当に保護
したLL−F28249化合物を一150C未満の温度
において酸化剤で飽理することによって製造する。本発
明において有用な酸化剤はC(26,27)の二重結合
及びC(14,15)の二重結合を選択的に酸化するが
、分子中の他の二重結合を酸化することはできないもの
である。
選択性は、たとえば塩化メチレン、クロロホルムなどの
ような不活性溶剤中の酸化の温度を調節することによっ
ても達成することができる。たとえば、m−クロロペル
オキシ安息香酸のような、過酸化物酸化剤は、本発明の
モノエポキシ及びジェポキシ化合物の製造における好適
酸化剤の代表的な例である。
−aに、C(26,27)エポキシドを良好な収率で製
造することを望む場合には、たとえば5〜20%過剰と
いうような、僅かに過剰の酸化剤を使用する。C(14
,15)におけるエポキシ化をも望む場合には、2モル
を僅かに超える量の酸化剤を使用する。
エポキシ化は一般に一20℃未満乃至−78℃の温度で
行なわれ、3〜6時間で完了する。モノエポキシドとジ
エポキシドの分離は、カラム又はプレバラチブ薄層クロ
マトグラフィーのような、標準的なりロマトグラフイ一
方法によって容易に行なうことができる。
本発明の化合物のための出発化合物は上記のLL−F2
8249醗酵生成物を包含する。これらの化合物を先ず
5−及び23−ヒドロキシル基において三置換アルキル
シリル基により誘導体化する。好適な保護基はL−ブチ
ルジメチルシリル基である。反応は、たとえばジメチル
ホルムアミド又はジクロロエチレンのような好適な溶剤
中でイミダゾール及び/又は4−ジメチルアミノピリジ
ンの存在においてLL−F28249化合物を少なくと
も2モル当量の置換しt;ハロゲン化シリル、好ましく
は塩化シリルと反応させることによって行なうことがで
きる。反応は50〜80℃において2〜8時間で完了す
る。
エポキシ化後にシリル誘導体を、たとえばp−トルエン
スルホン酸−水和物のような酸を含有するメタノール又
はメタノールを伴なわない酢酸中で撹拌することにとよ
ってシリル基を除去する。
反応は0°C〜25℃、好ましくは10〜20°C1で
1〜8時間で完了する。脱シリルは含水酢酸中で室温に
おいて行なうこともできる。脱シリルにおける触媒量の
FeCQ、の添加は特に脱シリルを促進する。
本発明の新規化合物はヒトと動物の衛生分野及び農業に
おいて寄生虫駆除剤、殺外部寄生虫剤、殺虫剤、殺線虫
剤及び殺ダニ剤としてすぐれた活性を有している。
一般に嬬虫病と称される病気又−は病気のグループは、
嬬虫として知られる寄生虫による動物宿主の感染による
。嬬虫病は、たとえばブタ、ヒツジ、ウマ、ウシ、ヤギ
、イヌ、ネコ及び食用飼鳥類のような家畜動物において
流布している重大な経済的問題である。虫腸内寄生虫の
中で線虫と呼ばれる寄生虫のグループは種々の動物の種
に広がっており、しばしば重大な感染を生じさせる。前
記の動物に感染する線虫のもっとも一般的な属は、ヘモ
ンクス(Haemonchus)、トリコストロンギル
ス(T richostrongylus) 、オステ
ルタギア(Ostertagia) 、ネマトジルス(
Nematodirus) 、wオペリア(Coope
ria) 、アスカリス(A 3caris)、ブノス
トマム(B unostomum) 、エソ7アゴスト
マム(Oesophagostomum) 、チャペル
シア(Cbabertia)、トリクリス(T ric
huris) 、ストロンギルス(S trongyl
us)、トリコネマ(T richonema)、デイ
クチオカウルス(D 1ctyocaulus)、キャ
ビラリア(Capillaria) 、ヘテラキス(H
eterakis)、トキソカラ(T oxocara
) 、アスカルジア(A 5cardia) 、オキシ
ラリス(□ xyuris)、アンシロスト−? (A
 ncylostoma) 、ランシナリア(U nc
inaria)、トキサスカリス(T oxascar
iS)及びバラスカリス(P arascaris)で
ある。たとえばネマトジルス、コオペリア及びエソ7ア
ゴストマムのような、これらの中のいくつかは主として
腸管を攻撃するのに対して、たとえばヘモンクス及びオ
ステルタギスのような他のものは胃においてもっとも流
布している。たとえばジクチオカウルスのような更に他
のものは肺中で認められる。また、その他の寄生虫はた
とえば心臓及び血管のような体の他の組織及び器官、皮
下及びリンパ組織などの中に存在することができる。嬬
虫病として知られる寄生虫の感染は貧血、栄養不良、虚
弱、体重低下、腸管壁及びその他の組織と器官の激しい
損傷をもたらし、且つ治療せずに放置すると、感染した
宿主の死をもらすことがある。本発明の23−デオキシ
−LL−F28249のモノ−及びジエポキシド誘導体
は、これらの寄生虫に対する予想外に高い活性を有して
いる。加うるに、本発明の化合物はイヌにおけるジロフ
イラリア、誓書動物におけるネマトスピロイデス(Ne
watospiroides) 、シフアジア(S y
phacia) 、アスピクルリス(A 5picul
uris) 、動物及び鳥類のマダニ、ダニ、シラミ、
ノミ、ハエのような節足動物外部寄生虫、ヒツジの外部
寄生虫、ルシリア(L ucillia)種、ウシにお
ける刺す昆虫及びハイポデルマ(Hypoderma)
種のような移動する双翅目幼虫、ウマにおけるガストロ
フィルス(Gastrophilus)及び誓書動物に
おけるクテレプラ(Cuterebra)種に対しても
活性である。
本発明の化合物は更にヒトを侵す寄生虫の治療、予防及
び抑制においても有用である。ヒトの胃腸管の寄生虫の
もっとも一般的な部類は鉤虫、ネカトール、回虫、円虫
、旋毛虫、キャピラリア、鞭虫及び蟻虫である。血液又
は胃腸管以外のその他の組織及び器官中に認められるそ
の他の医学的に重要な寄生虫の部類は、たとえば、プツ
ヒエレリア(W ucherer ia) 、プルギア
(B rugia) 、回旋糸状虫及びロア(L oa
)のような糸状虫及び円虫類と旋毛虫類の腸管外期であ
る。本発明の化合物はヒトに寄生する節足動物、刺す昆
虫及びその他の人に害を与える双翅目害虫に対しても有
効である。
これらの化合物は更に、たとえば、ゴキブリ、ゴキブリ
目種、衣蛾、ヒロズコ蛾種、ヒメマル力ツオブシムシ、
アッタゲヌス(A ttagenus)種のような家り
内害虫及びイエバエ、ムスカ ドメスチ力(Musca
 domestica)に対して活性である。
たとえばトリポリウム(T ribolium)種、ゴ
ミムシダマシ種のような貯蔵穀物の害虫、及びたとえば
、ハダニ(テトラニクス種)、南箪゛虫(southe
rn  army  worm) 、タバコの芽虫、ワ
タミハナゾウムシ、アブラムシ(アシルチオシホン種)
のような農作物の害虫、イナゴのような移動性直翅目及
び植物組織上に生息する幼年期の昆虫のような農作物の
害虫を本発明の化合物によって抑制することかでき、同
様に土壌線虫及びソチハンミョウ種(Meloidog
yne sp、)のような植物寄生虫を抑制することも
できるが、これは農業において重要なことである。
これらの化合物は動物及びヒトに対しては経口的に又は
非経口的に投与することができるのに対して、農業用に
は液体又は固体の形態に配合すればよい。経口投与のた
めには、たとえばカプセル、大割又は錠剤のような単位
用量形態として、又は哺乳動物における駆虫剤として用
いる場合には液体水薬として使用することができる。
動物用の水薬は一般にたとえばベントナイトのような懸
濁剤及び湿潤剤などの賦形剤と組合わせた活性化合物の
、通常は水中における、溶液、懸濁液又は分散液である
。一般に、水薬は消泡剤をも含有している。水薬処方物
は一般に重量で約0゜001〜0.5%の活性化合物を
含有している。
カプセル及び大割は、たとえば澱粉、タルク、ステアリ
ン酸マグネシウム、又はりん酸二カルシウムのような基
剤ビヒクルと混合した活性化合物を包含する。
乾燥した、固体単位用量形態で本発明の誘導体を投与す
ることが望ましい場合には、通常は、望ましい量の活性
化合物を含有するカプセル、大割又は錠剤を用いる。こ
れらの投与形態は活性成分を緊密に且つ均一、細かく粉
砕した、たとえば、澱粉、ラクトース、タルク、ステア
リン酸マグネシウム、植物性樹脂などのような、希釈剤
、充填剤、崩壊剤及び/又は結合剤と混合することにと
よって製造する。このような単位形態処方物は、治療す
べき宿主動物の書類、感染の激しさと種類及び宿主の体
重に依存して、処方物の前重量及び活性成分の含量を広
く変えることができる。
活性化合物を動物飼料中で投与すべき場合には、飼料中
にそれを均一に混合するか又は表面被覆として又は錠剤
の形態とし、次いでそれを最終飼料に添加して使用する
か又は場合によっては飼料と別個に供与することができ
る。あるいはまた、本発明の活性化合物を非経口的に、
たとえば、こぶ胃内、筋肉内、気管内又は皮下注射によ
って、動物に投与することができる。このような場合に
は、活性化合物を液状の基剤ベヒクル中に溶解又は分散
させる。
非経口的投与のためには、好ましくは、たとえば落花生
油、綿実油などのような植物油の許容しうるベヒクルと
活性化合物を混合することが適当である。ツルケタール
(solketal) 、プロピレングリコール、グリ
セリンホルマールを用いる有機調製剤のような、他の非
経口ベヒクル、及び水性の非経口処方物を用いることが
できる。本発明の活性化合物又は化合物類を投与のため
に非経口処方物中に溶解又は懸濁させる。このような処
方物は一般に重量で約0.005〜5%の活性化合物を
含有する。
本発明の化合物は主として嬬虫病の治療、予防又は抑制
に使用されるけれども、これらはその他の寄生虫によっ
て生じる病気の治療においても有用である。たとえば、
マダニ、シラミ、ノミ、ダニ又はその他の家畜及び家禽
における刺す昆虫のような節足動物寄生虫を本発明によ
って抑制することができる。これらの化合物はヒトを含
む他の動物において生じる寄生虫病の治療においても有
効である。最良の結果のために使用すべき最適量は、い
うまでもなく、使用する特定の化合物、治療すべき動物
の種類及び寄生虫の感染又は蔓延の種類と激しさに依存
する。一般に、これらの新規化合物の経口投与において
有用な量は動物の体重1kg当り約0.001mg乃至
10mgであり、このような全用量を一度に又は、たと
えば1〜5日というような、比較的短い期間中、分割し
た用量として与える。好適な本発明の化合物は、−回の
用量として動物の体重1kg当り約0.025mg乃至
3mgの投与によって、これらの動物の寄生虫のすぐれ
た抑制を提供する。必要に応じ、再感染と戦うために繰
返しの治療を行ない、またそれは寄生虫の種類及び使用
する農業技術に依存する。動物に対してこれらの物質を
投与するための方法は、獣医学分野の専門家には公知で
ある。
本明細書に記載の化合物を動物の飼料の成分として、又
は飲料水中に溶解又は懸濁させて投与する場合には、不
活性基剤又は希釈剤中に活性化合物又は化合物類を均一
に分散させである組成物を用意する。不活性基剤とは抗
寄生物剤と反応することかないもの及び動物に対して安
全に投与することができるものを意味する。飼料中で投
与するための基剤は動物飼料の成分であるもの、又は成
分となりうるものであることが好ましい。
適当な組成物は活性化合が比較的多量に存在している飼
料プレミックス又は補足物を包含し、その中で該飼料プ
レミックス又は補足物は動物に直接に給飼するため又は
直接にあるいは中間的な希釈又は混合段階後のいずれか
で飼料に添加するために適している。
このような組成物のために適する典型的な基剤又は希釈
剤は酒造家の乾燥麦芽かす、コーンミール、柑橘類粉、
醗酵かす、粉砕したかき殻、小麦ふすま、精密可溶物、
とうもろこしの細粉、食用豆粉飼料、大豆粉、粉砕した
石灰石などを包含する。たとえば、摩砕、撹拌、ミリン
グ又は回転のような方法によって基剤全体に活性化合物
を緊密に分散させる。重量で約0.005〜2.0%の
活性化合物を含有する組成物が飼料プレミックスとして
特に適当である。
動物に対して直接に給飼する飼料補足物は重量で約0.
0002〜0.3%の活性化合物を含有する。このよう
な補足物は最終飼料に対して寄生虫病の治療、予防及び
抑制のために望ましい活性化合物の濃度を与えるべき量
で動物飼料に添加する。
活性化合物の望ましい濃度は先に記した要因及び使用す
る特定の誘導体に依存して異なるけれども、本発明の化
合物は通常は望ましい抗寄生虫結果を達成するためには
、約0.00001〜0.02%の濃度で使用する。
本発明の化合物は溶液として動物の皮膚にかけることに
よって投与することもできる。一般に、皮膚にかけて投
与するためには活性化合物は、たとえばジメチルスルホ
キシド、プロピレングリコールなどのような、適当な不
活性溶剤又は溶剤の組合わせ中に溶解する。
本発明の化合物は生育している作物又は貯蔵作物に損害
を与える農業害虫と戦うためにも有用である。本発明の
化合物は噴霧剤、散粉剤、乳剤などとして公知の方法に
よって生長又は貯蔵作物に対して使用することによって
、かかる農業害虫からの保護を達成することができる。
本発明を以下の実施例によって例証するが、これらの実
施例は本発明を例証するためのものであって本発明を制
限するものではない。
実施例 1 20mQのジメチルホルムアミド中に、2.0gのLL
−F28249α、3.72gの塩化t−ブチルジメチ
ルシリル及び2.38gのイミダゾールを油浴中で窒素
下に60℃において6時間加熱する。
その混合物を冷却し、5mQのH,Oで反応を停止させ
たのち、100mffのH,0と50m0.の塩水で希
釈する。次いで水性の混合物から2×50mQのE t
、Oを用いて生成物を抽出する。合わせたEt。
0抽出物を2×25−のH,OとlomQの塩水によっ
て洗浄し、Mg5O,上で乾燥する。Et、0の除去は
標題の化合物を与え、それは質量スペクトル及びNMR
スペクトルによって同定される。
実施例2及び3 キシド及び 5m<2のCH,(42中に、1’05.4mgの5.
23−0.0−(ビスーL−ブチルジメチルシリル)−
LL−F28249αを溶解し、その溶液をドライアイ
ス/アセトン浴中で冷却しながら、3ooII112中
の27.8mgのm−クロロペルオキシ安息香酸を加え
る。N2下の1時間の撹拌後に、温度を2時間で一42
°Cに、次いで1時間で一20’Oに上げる。溶液を1
mQの飽和Na、50..1m12の飽和NaHCO,
溶液及び1mffの塩水で洗浄する。Na、SO4上で
乾燥したのち、溶液を蒸発させ、残留物を、5%EtO
Ac/ヘキサン、次いで10%ELOAc/ヘキサンを
用いて、フラッシュ−クロマトグラフィー装置中でシリ
カ上のクロマトグラフィーにかける。両分16〜20は
45mgのモノエポキシドを与え、一方、画分31〜3
6は12゜lmgのエポキシドを与える。
1−のMeOH中で、30.3mgのエポキシドを10
.2mgのp−)ルエンスルホン酸−水和物と共に、N
!下に7.5時間撹拌する。その混合物を1mQの飽和
NaHCO3溶液と5mQのH,Oで希釈したのち、3
X2mQのE twoで抽出する。合わせたE t、o
抽出物を塩水で洗い、MgSO4で乾燥し、濾過したの
ち、蒸発乾固する。残留物をフラッシュ−クロマトグラ
フィー装置上で2%イソプロパツール/CH,Cutを
用いてシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけて、9
.4mgのLL−F28249a−C(26,27)−
エポキシドを与え、それを質量スペクトルとNMRスペ
クトルによって同定する。
同様に、ジエポキシドをp−)ルエンスルホン酸によっ
て処理し、脱保護基したLL−F28249σ−C(1
4,l 5 ; 26.27)−ジエボキシドを取得す
る。
リル)−LL−F28249化合物 実施例1の手順を使用して、次のビス−シリル化生成物
を製造する: CI(CHs)z     H CI 、CI 、      CH5 CH(CH3)!     CHtCHxCH、CB 
LL−F28249−C(26,27)−エポキシド及
び 実施例2の方法を用いて、構造(1)の次のエポキシド
及びジエポキシドを製造する:H υ■ (I) R,R1 Cl1(CI、)、     II cH,CH2O)1m CICl5C)1     C1I□CI+3C1,C
H3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、構造式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) 式中でR_1はメチル又はイソプロピルであり;R_2
    は水素、メチル又はエチルであり;且つC(14、15
    )における酸素を伴なう点線の三角形は二重結合又はエ
    ポキシドのいずれかが存在することを示す、 によって表わされる化合物。 2、R_1はイソプロピルであり;R_2はメチルであ
    り;且つC(14、15)における酸素を伴なう点線の
    三角形は二重結合又はエポキシドのいずれかが存在する
    ことを示している、特許請求の範囲第1項記載の化合物
    。 3、R_1はイソプロピルであり;R_2はメチルであ
    り;且つC(14、15)における酸素を伴なう三角形
    は二重結合が存在することを示している、特許請求の範
    囲第1項記載の化合物。 4、内部−又は外部寄生虫に感染した動物に殺内部−又
    は外部寄生虫的に有効な量の構造式( I )▲数式、化
    学式、表等があります▼ ( I ) 式中でR_1はメチル又はイソプロピルであり;R_2
    は水素、メチル又はエチルであり;且つC(14、15
    )における酸素を伴なう点線の三角形は二重結合又はエ
    ポキシドのいずれかが存在していることを示す、 によって表わされる化合物を経口的、局所的又は非経口
    的に投与することを特徴とする、温血動物における寄生
    虫感染の予防、治療又は抑制のための方法。 5、式中でR_1はイソプロピルであり;R_2はメチ
    ルであり;且つC(14、15)における酸素を伴なう
    点線の三角形は二重結合が存在していることを表わして
    いる、特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、殺虫的に有効な量の構造式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) 式中でR_1はメチル又はイソプロピルであり;R_2
    は水素、メチル又はエチルであり;且つC(14、15
    )における酸素を伴なう点線の三角形は二重結合又はエ
    ポキシドが存在することを示す、 によって表わされる化合物を施用することを特徴とする
    、局所的に又は組織的に植物害虫を抑制し且つ作物、高
    木、低木、貯蔵穀物及び観賞植物を保護するための方法
    。 7、式中でR_1はイソプロピルであり;R_2はメチ
    ルであり;且つC(14、15)における酸素を伴なう
    点線の三角形は二重結合が存在していることを表わして
    いる、特許請求の範囲第6項記載の方法。 8、植物の葉、植物が生育している土壌に対し、又は植
    物の幹中に殺虫的に有効な量の構造式( I )▲数式、
    化学式、表等があります▼ ( I ) 式中でR_1はメチル又はイソプロピルであり;R_2
    は水素、メチル又はエチルであり;且つC(14、15
    )における酸素を伴なう点線の三角形は二重結合又はエ
    ポキシドのいずれかが存在していることを示す、 によって表わされる化合物を施用することを特徴とする
    、植物線虫の抑制のための方法。 9、該化合物においてR_1はイソプロピルであり;R
    _2はメチルであり;且つC(14、15)における酸
    素を伴なう点線の三角形は二重結合が存在していること
    を表わす特許請求の範囲第8項記載の方法。 10、予防的、治療的又は薬物学的に有効な量の構造式
    ( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) 式中でR_1はメチル又はイソプロピルであり;R_2
    は水素、メチル又はエチルであり;且つC(14、15
    )における酸素を伴なう点線の三角形は二重結合又はエ
    ポキシドが存在していることを表わす、 によって表わされる化合物及び不活性基剤から成ること
    を特徴とする、温血動物における寄生虫感染の治療、予
    防又は抑制のための組成物。 11、殺虫的に有効な量の構造式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) 式中でR_1はメチル又はイソプロピルであり;R_2
    は水素、メチル又はエチルであり; C(14、15)における酸素を伴なう点線の三角形は
    二重結合又はエポキシドのいずれかが存在していること
    を表わす、 によって表わされる化合物及び不活性基剤から成ること
    を特徴とする昆虫を抑制するための組成物。
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