JPS63236632A - 複合制振防音材 - Google Patents

複合制振防音材

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Publication number
JPS63236632A
JPS63236632A JP7007387A JP7007387A JPS63236632A JP S63236632 A JPS63236632 A JP S63236632A JP 7007387 A JP7007387 A JP 7007387A JP 7007387 A JP7007387 A JP 7007387A JP S63236632 A JPS63236632 A JP S63236632A
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JP
Japan
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damping
insulating material
sheet
vibration damping
composite vibration
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Application number
JP7007387A
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English (en)
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JPH0441909B2 (ja
Inventor
修 鬼頭
茂樹 鈴木
照夫 鈴木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は、車両等の床面に敷設施工される複合制振防
音材に関するものである。
(従来の技術) この種、従来技術として特開昭58−183330号公
報に開示のものがある。このものは、多孔質でクッショ
ン性を有するシートを中央にして、これを熱FlIS型
制振シートを上、下に配置し、これらの重ね代を仮止め
手段にて接合した複合型の制振防音材である。そして、
車両床面に合致する所定の形状に成形したもとで、床面
に熱融着させるのである。この防音材は制振防音効果が
良好であり、また施工も容易であるため、現在のところ
、多方面で活用されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、床面に熱融着される下層の制振シートも、上層
のシートも共に瀝青系材料が用いられているために耐寒
性に乏しく、クッション性を損いやすい。したがって、
制振層の上に配置される力ーベットによっては、低温時
の荷重によって多孔質シートの層が沈み込み、上層シー
トが変形して亀裂が生じるという問題を生むことになる
そこで、本発明は従来の制振シートの耐寒性を改善して
、低温時の特性の向上を図ることを目的とする。
(問題点を解決するための1段) 上記の目的を達成するために、本発明はクッション性を
有する多孔質シートを挟んで、熱融着性材料からなるH
i11振シートが上下両層に配置され、かつ両層が前記
多孔質シートを包み込んだ状態で仮止め手段にて接合さ
れたものにおいて、I:層側の制振シートはスチレン系
熱可塑性エラストマーを5〜30重ハ%含むものを使用
したのである。
(発明の作用効采) この複合制、振防音材は車両の床鋼板に載置したもとで
、加熱炉を通過させ上下両制振シートの融着温度にて加
熱すると、両制振シートは多孔質シートを包み込んで繋
ぎ合せられ、同時に車両の床鋼板の形状に倣って接着さ
れる。
そして、かかる複合制振防音材においては、上層の制振
シートが瀝青材に熱可塑性エラストマーを加えて配合し
ており、冷間時におけるクッション性が保有され、とビ
割れが未然に回避される。
また、床鋼板に対してのなじみ性も良好であり、複雑な
形状にもよく追従し、適用範囲が広い。
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
(実施例1) 実施例1の制振防音材1は、多孔質シート2と、これを
挟んで上下に配置される制振シート3.4とからなる。
多孔質シート2は、厚さ4mm、比重0.06〜0.0
8のレジンフェルトが使用されており、良好なりッショ
ン性を有する。
下層の制振シート4は、重量化でアスファルト材40%
 、無機材料(マイカ、タルク、炭酸カルシウム等) 
SOW 、合成ゴム(ブチルゴム等)10%を混合し、
密度1.5g/cm3 、厚さ4+amのものが使用さ
れる。そして、車両の床面の複雑な形状に倣わせるため
に、約100℃程度で軟化し、床鋼板5への融着温度が
約140℃に調整されたものが用いである。
上層の制振シート3は下層の制振シート4の組成に加え
、スチレン系熱可塑性エラストマーを重n比で9%含ん
でおり、この分だけアスファルト材の組成が調整されて
いる。残りの組成は下層の制振シート4と同様であり、
厚さ、融着温度について同様な特性となっている。
しかして、下層の制振シート4にこれより小さい多孔質
シート2を重ね、この上からさらに多孔質シート2より
大きい上層の制振シート3を被せ、上下両シート3.4
の重ね代を接着剤あるいはタッカ等を用いて仮止めして
複合制振防音材1とされる。
本例の制振防音材1は車両の床鋼板5上に下層の制振シ
ート4が対向するようにしてセツティングされ、約14
0℃前後の炉内に入れられて、所定時間放置される。こ
のことによって、上下の両シート3.4は軟化溶融し相
互の重ね代において接合されるとともに、床鋼板5の形
状に倣って接着する。
こうして炉内から取出された後、常温に戻したものを、
寒冷下における鋼球落下試験、踏みつけ試験、および床
鋼板5への接着状況(なじみ性試験)について、比較例
1.2との比較において検査したところ、いずれら良好
な結果が得られた。
(比較例1について:第3図参照) なお、比較例1は多孔質シート2として厚さ41m11
目付400Q/ mとしたレジンフェルトを用いている
。また、上下両シート3,4としては従来使用されてい
る組成と同じ制振材のもの、すなわち瀝青質を主成分と
して、無機・有機m帷及びゴム、石粉などを配合したシ
ート(日本セキソーKK製造、商品名セキツーダンパー
DAS)であって、上層側シート3は2nun 、下層
側シート4は3mmの厚さにしたものを使用した。
(比較例2について:第4図参照) 比較例2は、上記の比較例1における上層側シート3と
多孔質シート2との間に、アスファルトを含浸させた厚
さ2IIllIのルーフインク材6を介在させたものを
使用した。
(検査方法) ■鋼球落下試験 実施例1のサンプルを140℃で30分間加熱した後に
放冷し、次に一30℃で1時間冷却する。こうしたもの
を、30mm間隔毎に高ざiommの凹凸のあるパネル
上に載せる。そして、サンプル上にカーペットを敷いた
ちとで、200gの鋼球をパネルの山の部分および谷の
部分に落下させ、パネルに割れの生じる距離をそれぞれ
求める。200cm以上を合格とする。
■踏みつけ試験 実施例1のサンプルをフラットな面に載置し、カーペッ
トをこの上に敷く。そして、試験者が革靴にて10回踏
付け、上層シートの割れの有無を調べる。
■なじみ性試験 床鋼板(ミッション部分)に対し、140℃の融着温度
にて30分間焼付け、目視により床鋼板に対するなじみ
具合を調べる。
試験の結果は、表1に示す通りであり、本例の制振防音
材が寒冷時における割れに対して強く、同時に床鋼板の
形状に対するなじみの良さが確認された。
(実施例2) 実施例1における上層シート3に加えられた熱可塑性エ
ラストマーとして、スチレン−ポリブタジェン系のもの
を用い、その配合率を13%として調整したものである
。他については実施例1と同様である。
(実施例3) 実施例1における上層シート3に加えられた熱可塑性エ
ラストマーとして、スチレン−イソプレン系のもの用い
、その配合率を22%として調整したものであり、他は
実施例1と同様である。
実施例2.実施例3についても、同様に前記の各試験を
行なっており、その結果は表1に示す通りであり、いず
れについても良好なものであることが確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1の複合制振防音材の断面図、第2図は
同床鋼板に融着させた状態を示す断面図、第3図は比較
例1の複合制振防音材の断面図、第4図は比較例2の複
合制振防音材の断面図である。 1・・・複合制振防音材 2・・・多孔質シート 3.4・・・制振シート 5・・・床鋼板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クッション性を有する多孔質シートを挟んで、融
    着温度が約120℃前後の熱融着性材料からなる制振シ
    ートが上下両層に配置され、かつ前記多孔質シートを包
    み込んだ状態で両層が仮止め手段にて接合されたものに
    おいて、上層側の制振シートはスチレン系熱可塑性エラ
    ストマーを5〜30重量%含むことを特徴とする複合制
    振防音材。
  2. (2)前記スチレン系エラストマーは、ポリスチレンと
    ポリブタジエンまたはポリイソプレンまたはポリオレフ
    ィンのいずれかのソフトセグメントとのブロック共重合
    体であることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記
    載の複合制振防音材。
JP7007387A 1987-03-24 1987-03-24 複合制振防音材 Granted JPS63236632A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7007387A JPS63236632A (ja) 1987-03-24 1987-03-24 複合制振防音材

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JP7007387A JPS63236632A (ja) 1987-03-24 1987-03-24 複合制振防音材

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Publication Number Publication Date
JPS63236632A true JPS63236632A (ja) 1988-10-03
JPH0441909B2 JPH0441909B2 (ja) 1992-07-09

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