JPH08128128A - 遮音構成材 - Google Patents

遮音構成材

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JPH08128128A
JPH08128128A JP6290507A JP29050794A JPH08128128A JP H08128128 A JPH08128128 A JP H08128128A JP 6290507 A JP6290507 A JP 6290507A JP 29050794 A JP29050794 A JP 29050794A JP H08128128 A JPH08128128 A JP H08128128A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 石油系アスファルト100重量部、熱可塑性
エラストマー2〜10重量部、鉱物粒100〜400重
量部、鉄粉100〜800重量部および界面活性剤
0.1〜1重量部からなる混合物を、フェルト紙または
不織布からなるシートでサンドイッチして板状に成型し
てなることを特徴とする床衝撃音緩和のための遮音構成
材。 【効果】 床面の靴音などの軽量床衝撃音と、階上で子
供などが飛び跳ねた時に階下に伝わる音などの重量床衝
撃音のいずれも良好に遮音できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄筋コンクリート製建築
あるいは木造建築のビル、マンション、一般住宅の上の
階の床から階下に伝わる床衝撃音の緩和に対して効力を
有する遮音構成材を提供するもので、床の軽量衝撃音の
みならず重量衝撃音についても、緩和する性能が高く、
かつ、施工が容易で、経済性の高い遮音床構成用の部材
を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】ビル、マンション、一般住宅の床は、そ
の構造の違いもあるが、共に階下へ伝わる騒音が問題と
なっている。上階の床を靴をはいた人が歩くコツコツと
いう音や、比較的軽量な物体が階上の床に落下した音な
どの軽量床衝撃音と、上階で子供などが飛び跳ねた時に
階下に伝わる音などの重量床衝撃音とがある。これらの
床衝撃音を階下へ騒音として伝えないために、様々な床
の構造あるいは様々な床構成材の組み合わせにより対策
が採られている。例えば木造住宅建築では、梁の上に
「押し引き」という木材を909mm間隔で置き、これと
交差して「根太(ネダ)」という木材を303mm間隔で
組んで床の基礎を形成し、この上にコンパネなどの床下
地を貼り、この上にたたみ、カーペット、フローリング
などを仕上げ材として床を造っているが、この床下地板
と仕上げ材の間に、ゴムシート、ポリ塩化ビニル(塩
ビ)シートなどのシート、あるいは発泡ポリウレタンや
発泡ゴムなどのチップを固めて板状としたもの、さらに
は細かい木質の繊維を板状に固めたインシュレーション
ボードなどを一種類あるいは二種類以上組み合わせたも
のを一面に施し、階下に伝わる衝撃音を和らげている。
【0003】マンションなどのコンクリート造りの建築
では、階下と階上はコンクリート製の版すなわちスラブ
で仕切られているが、ここに床材を施す際に前記同様の
遮音構成材が中間層として施されている。しかしなが
ら、これらの遮音構成材では、軽量床衝撃音は効果的に
遮音できるが、重量床衝撃音については、一定レベルま
での遮音は出来るが、それ以上の効果を上げることが難
題となっている。そのような状況からもこの課題を解決
しようと様々な検討が行われている。音の伝達は固体中
よりも気体中の方が緩慢なため、床材の一定面積毎に脚
を立てて、床全体を空に浮かせ5cm程度の空間をスラブ
との間にあけるいわゆる2重床の構造も採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような床衝撃音を
遮断することは、現在のビル、マンション、住宅建築で
は、大きく重要視されるようになって来ている。そのよ
うな中で、軽量床衝撃音は比較的簡単な構造および比較
的低コストで高いレベルまで目的を達成できるが、重量
床衝撃音は軽量床衝撃音とは異質の音であるため、軽量
衝撃音の遮音効果が高くとも、同時に重量衝撃音の遮音
までも高いレベルまで達成できるとは限らず、重量衝撃
音の遮音は、より高レベルの遮音技術となっている。そ
のために、各種の遮音構成材の複合化を行ったり、前述
の2重床などの、より複雑な構造をとることが余儀なく
されている。
【0005】このために、床材を占めるこれらの遮音構
成材のコストは高く、さらに施工の複雑さも重なって全
体のコストは高くなっていた。このような状況から、重
量床衝撃音の遮音効果が高く、同時に軽量床衝撃音も遮
音でき、かつ、簡単な構造で経済的な遮音構成材が必要
とされている。本発明は、これらの課題を解決するため
のものである。
【0006】近年、マンションや一般住宅の床に従来多
く使われていたカーペット貼りが、汚れやダニの問題か
ら敬遠され、木質のフローリングなどの材料を使う方向
へ移行して来たことが、床騒音の遮音を求める傾向に拍
車をかけている。フローリングなどの木質床材料はより
高級感のある材料であるが、カーペットに比べて階下に
音がひびき易く、安易にこれらの材料に変更すれば床騒
音に悩まされるという現状になっている。本発明はこの
ような時代の要求をも解決する。
【0007】
【課題を解決するための手段】音を伝えなくする方法と
しては「吸音」と「遮音」の方法があることは良く知ら
れている。吸音は、音のエネルギーを吸収させることで
あり、音の通路に音を吸収する材料を置き、これに当た
った音が熱になって消滅する。これらの吸音材料として
は空気が通過できる多数の孔や間隙を持った材料などが
効果的で、例えば、グラスウール、連続気泡のウレタン
フォーム、繊維板、あるいは板状材料に多数の孔やスリ
ットを空けたものなどが用いられる。
【0008】これらに対して、遮音は音の伝わるのを遮
ることであり、ひとつの材料を通過する音のレベルは透
過損失という音のレベルで表され、この透過損失が大き
い材料ほど音を遮る。この遮音性能には質量則が成り立
つことが理論付けられており、質量の大きいものが遮音
効果が高い。但し、音の種類によってはこの質量則だけ
にとらわれないものもあり、材料の曲げ振動に対する抵
抗や、ある程度の弾性も必要であることが判っている。
【0009】本発明者らは、従来、コンクリート構造物
の目地板として製造、使用されてきた板状材料を構成す
る主体のアスファルトを、特定のポリマーで改質し特有
の粘弾性をもたせたものが遮音面での曲げ振動に対する
抵抗を持つことができ、かつ質量の高い材料をうまく板
状に成形できるバインダーとして有効であることを見出
した。さらに、このような製造形態で板状製品を造るこ
とができれば、質量の比較的大きな材料であれば何で
も、わずかの前処理を施すだけで、改質アスファルトと
混合して製品を成形できるため、廃棄物として生じる物
質の廃棄物リサイクルの手法としても応用できるもので
あることを見いだすに至った。
【0010】本発明の遮音構成材は、石油系アスファル
ト100重量部、熱可塑性エラストマー2〜10重量
部、鉱物粒100〜400重量部、鉄粉100〜800
重量部および界面活性剤 0.1〜1重量部からなる加
熱溶融混合物を、フェルト紙または不織布からなるシー
トでサンドイッチして板状に成型してなることを特徴と
するものである。
【0011】以下、本発明を詳細に説明する。従来、コ
ンクリート構造物の目地に目地板として使用されてきた
アスファルト混合物製の板状成形品は、アスファルトと
木質あるいはゴムの粉粒ならびに炭酸カルシウムやセメ
ントなどの充填材を加熱下で混合し、表裏をシートなど
の被覆材で覆って板状に成形し、冷却して製品と成して
いる。この場合の製品の密度は1.1〜1.2g/cm3
であり、遮音材としての性能には不十分である。
【0012】本発明者らは鋭意研究の結果、以下の手法
により、それぞれの遮音性能の特異的な向上を得た。ま
ず、石油系アスファルトを用い、これを加熱溶融し、質
量の大きな混合材料すなわち、鉱物粒、金属粉粒を加
え、混合する際にアスファルト100重量部に対して、
鉱物粒100〜400重量部、金属粉粒100〜800
重量部とし、これに界面活性剤0.1〜1重量部を添加
し混合することで、質量の大きな混合材料をより多く混
合することができ、さらに比較的少量のアスファルトで
も連結バインダーとしての効力を発揮でき、製品の強
度、取扱い性能を飛躍的に向上させることができること
を見いだした。
【0013】次に、上記の手法で製造した混合物は製品
密度2.2〜3.2g/cm3 が期待でき、遮音上の質量
則からみて、遮音効果が期待できるものであるが、混合
物自体が低温下では硬く、曲げ振動に対する抵抗性が不
十分であることから、前記アスファルトに熱可塑性エラ
ストマー、例えばスチレン−ブタジエン共重合体を2〜
10%(重量比)添加、改質することで混合物に若干の
弾力を持たせ、曲げ振動に対して振動しにくくできるこ
とを見いだした。これらの混合物は加熱した混合釜で混
合し、これをフェルト紙(アスファルト含浸を行った
紙)やポリエステルなどの不織布などで両面サンドイッ
チして一定厚みの板に成形して製品とする。上記におい
て、成分となる質量を有する混合材料は粉体、または粒
状であれば自由に混合でき、製品としての品質を大きく
左右しないため、リサイクルに適す製造方式とすること
ができる特徴も有する。
【0014】本発明において、石油系アスファルトとし
ては通常市販されている石油系アスファルトを使用する
ことができ、特にブロンアスファルトが好ましく市販の
ものを使用することができる。質量の大きな混合材料と
しては、重質鉱物粒、金属粉粒が用いられ、遮音効果が
或る程度質量に依存することから、所定の製品密度を得
るために適度の比重を有するものが使用される。重質鉱
物粒としては、例えば、硅砂、ガラス粉末、重質炭酸カ
ルシウム、酸化チタン等の重質充填材が挙げられる。金
属粉粒としては、主として鉄粉が用いられる。鉄粉粒は
必要に応じ多孔質鉄粉粒が用いられる。
【0015】熱可塑性エラストマーは、混合性の向上
と、製品に若干の弾力性、耐曲げ振動性を付与するため
に用いられ、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン
−ブタジエン共重合体、またはスチレン−イソプレン共
重合体のイソプレン相に水素添加を施した相を持つ飽和
型熱可塑性エラストマー(SEP)が使用され、これら
は1種または2種以上を合わせて使用することができ
る。界面活性材剤はアスファルトと他の物質との混合性
を向上させるために使用され、カチオン界面活性剤が使
用されるが、特にアスファルト剥離防止効果を与えるカ
チオン界面活性剤が好ましい。
【0016】上記各成分を加熱溶融して混合した混合物
を板状体に成形するために使用されるシートとしては、
適度の強度と耐熱性を有し上記混合物が表面に滲み出な
いようなシートであれば、プラスチックシート、紙、不
織布、織布等が使用できるが、表面での吸音性等の点で
フェルト紙(アスファルト含浸を行ったクラフト紙等)
や不織布の使用が好ましい。本発明の遮音構成材は、遮
音すべき音質や施工すべき建築物によって異なることか
ら特に限定されないが、通常3〜15mm程度の厚さに成
形される。大きさも同様に特に限定されないが、通常建
材として使用されている合板等の大きさやプラスタイ
ル、置き敷きカーペット等の大きさとすると有利であ
る。本発明の遮音構成材は、使用に際しては必要に応じ
て2枚以上重ねて使用してもよく、また、適当な間隔を
設けて敷きならべることもできる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。 実施例 市販の10/20ブローンアスファルト270重量部を
200℃に加熱溶融し、これにスチレン−ブタジエン共
重合体からなる熱可塑性エラストマー(商品名ソルプレ
ンT−475 旭化成製) 8重量部を溶融混合し、均
一に混練する。このアスファルトを容量3トンの加熱混
合釜に移し、硅砂850重量部、鉄砂820重量部、な
らびにカチオン系界面活性剤(アスファルト剥離防止
剤) 2重量部を投入、混練して均一な混合物を造り、
次の工程で、大型の金属製ロールを通して、成形する。
この成形時にアスファルト含浸したクラフト紙すなわち
フェルト紙で表裏をサンドイッチして、その後冷却し、
厚さ8ミリ、1枚の形状が1辺910mmの正方形板状の
遮音構成材を製造した。この遮音構成材の製品密度は
2.35g/cm3 となり、遮音性能向上の為の目標値を
得た。さらに、製品の1/2圧縮強度は133 kgf/cm
2 、曲げ強度は37.6 kgf/cm2 であり、かつ0℃で
の低温耐衝撃性も使用上充分な耐衝撃性を有する。ま
た、製品は高温下に長時間放置してもダレや軟化を生じ
ず、寸法の安定性も良好であった。
【0018】試験例 次に、実施例にて得られた遮音構成材の遮音性能を試験
した結果を示す。遮音性能の測定に関しては、JIS
A1418の床衝撃音レベルの測定方法に従い、かつ、
測定場所としては、JIS A1416に適合する音源
用残響室と受音用残響室の双方を備えた実験設備を用い
て行った。遮音性能を比較する試験供試体は、図1に示
すように一般木造建築の2階床面を想定した天井〜床構
造を残響室間に設置し、床面にそれぞれ、軽量衝撃音発
生装置、重量衝撃音発生装置を置き、受音用残響室で、
騒音計を用いて測定を行った。
【0019】図1において、1は2階の床面を構成する
フローリング材、2はコンポーネントパネル、3は根太
(ネダ)(45×45mm)、4は押し引き(120×1
20mm)、5は吊り木(30×35mm)、6は野縁受け
(45×45mm)、7は野縁(45×40mm)、8は1
階の天井板を示す。図2は図1の天井〜床構造に本発明
の遮音構成材9を適用した例を示す。また、図3はビル
等のコンクリート建築物に本発明の遮音構成材9を適用
した例を示す図で、10は1階と2階の間に設けられる
コンクリートスラブを示す。
【0020】試験は本発明の遮音構成材9を床のフロー
リング材1の下面に施した図2の床構造と、本発明の遮
音構成材を用いない図1の床構造、並びに図2の床構造
において本発明の遮音構成材9の代わりに厚み3ミリの
塩ビシートをフローリングの下面に施したものの3者の
遮音等級を比較した。この結果を表1に示す。
【0021】
【0022】表1のの結果からわかるように、本発明の
遮音構成材を用いた床構造は、本発明の遮音構成材を用
いない図1の床構造より、軽量床衝撃音での改善値(1
5)ならびに重量床衝撃音での改善値(10)を示し、
軽量床衝撃音の緩和の性能も高く、且つ、重量床衝撃音
の緩和は極めて高いことを示している。これは従来、良
く使用されている遮音構成材のひとつである塩ビシート
を用いた場合の重量床衝撃音の改善値が(0)に留まっ
ていることからも容易に理解できる。
【0023】なお、本発明の遮音構成材を形成するアス
ファルト混合物の配合は、本発明により、その自由度が
大きく拡がった。すなわち、アスファルト中に熱可塑性
エラストマーを配合することで遮音上必要とされる質量
則に則った面密度増加のみならず、遮音材の曲げ振動に
対する抵抗性も可変でき、それにより遮音性能が高まっ
た。さらに、本配合中にカチオン系界面活性剤を配合し
たことで重質充填材の混合量が増大できた。このように
して本発明によれば、配合により、その遮音材の遮音性
能がある程度自由にコントロールできる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明は床騒音で近年問
題となっている重量床衝撃音を効果的に遮音できる構成
材を提供し、かつ、このような遮音構成材であれば、原
料として安価に入手できるアスファルトと鉱物粒、金属
粒などの材料を使用でき、また、工場にて大量一貫生産
できる物であることから、製品価格も抑えられる。ま
た、混合釜で大量に混合できる製法のため、鉱物粒、金
属粒などの廃棄物の処理・有効再生利用方法としても社
会に貢献できる。また、近年、ダニ発生や汚れの問題
で、ジュウタン・カーペット貼りよりも好まれている
が、一方では床騒音の問題で悩まされているフローリン
グ張りの床に効果的な材料を提供できるものである。並
びに、従来は床騒音を効果的に解決するためには、より
複雑な床構造、より高価な床構造を余儀なくされていた
が、本発明の構成材は単に敷き詰めるだけでよく、施工
が簡単で、材料コスト、施工コストともに経済的である
など多くの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遮音構成材を用いない一般木造住宅の
床構造例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の遮音構成材を用いた一般木造住宅の床
構造例を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の遮音構成材を用いたビル、マンション
建築の床構造例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 フローリング 2 コンポーネントパネル 3 根太(ネダ) 4 押し引き 5 吊り木 6 野縁受け 7 野縁 8 天井板 9 本発明の遮音構成材 10 コンクリートスラブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10K 11/16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石油系アスファルト100重量部、熱可
    塑性エラストマー2〜10重量部、鉱物粒100〜40
    0重量部、鉄粉100〜800重量部および界面活性剤
    0.1〜1重量部からなる混合物を、フェルト紙また
    は不織布からなるシートでサンドイッチして板状に成型
    してなることを特徴とする床衝撃音緩和のための遮音構
    成材。
  2. 【請求項2】 熱可塑性エラストマーが、スチレン−イ
    ソプレン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、お
    よびスチレン−イソプレン共重合体のイソプレン相に水
    素添加を施した相を持つ飽和型熱可塑性エラストマー
    (SEP)よりなる群から選ばれた少なくとも1種から
    なることを特徴とする請求項1記載の遮音構成材。
  3. 【請求項3】 界面活性剤がアスファルト剥離防止効果
    を与えるカチオン界面活性剤であることを特徴とする請
    求項1記載の遮音構成材。
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WO2018139516A1 (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 太陽化学株式会社 吸音材

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