JP2933564B2 - 制振遮音板及びその製造方法 - Google Patents

制振遮音板及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、騒音や振動を防止
するために建物の床や壁等に使用される、制振遮音板に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅の集合化や生活の高度化に伴
い静かな環境への要求が高まり、各種の制振遮音材が開
発されている。このような制振遮音材としては、例えば
アスファルト、ゴムを粘結剤とし、鉄粉やスラグ等を骨
材としたもの、アスファルトや樹脂で固めたものやさら
に補強材として石綿、グラスウール、ロックウール等を
混入したものが提案されている。(例えば、特開昭60
−79065号公報、特開昭63−13738号公報) しかしながら、これらの制振遮音材は原材料及び成形加
工等のコストが高い、得られる制振遮音効果も必ずしも
十分なものではない、施工に特別な装置や技術を必要と
する等の欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれら従来技
術の欠点を解消し、製造コストが安く、制振、遮音効果
に優れるとともに施工が簡単な制振遮音板を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、不織布層
(イ)上に、制振遮音シート層(ロ)、紙層(ハ)、接
着剤層(ニ)、架橋ポリオレフィン発泡樹脂層(ホ)を
順次積層した積層材料により制振遮音板を構成する。本
発明では、不織布層(イ)と紙層(ハ)の間に、制振遮
音シート層(ロ)を構成するアスファルト混合物を溶融
状態で押し出し積層した後に、紙層(ハ)表面に水性接
着剤(ニ)を塗布し、架橋ポリオレフィン発泡樹脂層
(ホ)を接着することによって、制振遮音板を製造す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
てさらに詳細に説明する。本発明の制振遮音板を構成す
る不織布層(イ)としては特に制限はなく、例えばポリ
エステル等の合成繊維からなる不織布等種々のものを使
用することができる。
【0006】本発明の制振遮音板を構成する制振遮音シ
ート層(ロ)としては、アスファルト100重量部に熱
可塑性ポリマー0〜100重量部、無機充填剤100〜
2000重量部を添加後均一に混合して得られたものを
使用する。熱可塑性ポリマーを添加する場合には、アス
ファルトとポリマーをあらかじめ混合したものに無機充
填剤を加えるようにしてもよい。使用されるアスファル
トとしては特に制限はなく、一般にアスファルトと呼ば
れるもの、例えば天然アスファルト、ならびにストレー
トアスファルト、ブローンアスファルト等の石油アスフ
ァルトが使用される。これらのアスファルトは単独で又
は2種以上の混合物として使用することができる。
【0007】熱可塑性ポリマーとしては、ポリオレフィ
ン、ポリ塩化ビニル、ナイロン、エチレン・酢酸ビニル
共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・
アクリル酸メチル共重合体、エチレン・アクリル酸エチ
ル共重合体、スチレン・ブタジエン共重合体、天然ゴ
ム、天然ロジン、変性ロジン等を使用することができる
が、特にスチレン・ブタジエンブロック共重合体を使用
することが好ましい。
【0008】無機充填剤としては、鉄、銅、鉛、錫、亜
鉛、ニッケル、ステンレス鋼等の金属粉体、酸化鉄、三
二酸化鉄、四三酸化鉄、フェライト、酸化鉛、酸化錫、
酸化亜鉛、酸化銅、酸化アルミニウム等の金属酸化物、
硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸鉛、硫酸アルミニ
ウム、亜硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸鉛、炭
酸バリウム、水酸化マグネシウム等の金属塩類、製鋼ス
ラグ、マイカ、クレー、タルク、亜鉛華、ウォラストナ
イト、けい藻土、けい砂、軽石粉等を使用することがで
き、これらは単独で又は2種以上を混合して使用するこ
とができる。
【0009】好ましい無機充填剤としては、鉄粉、各種
酸化鉄粉末、製鋼スラグ粉末、炭酸カルシウム、重炭酸
カルシウム等が挙げられ、これらは粒径0.5mm以
下、特に0.2mm以下の粉末として使用することが特
に好ましい。このように微粉末化された無機充填剤を使
用することにより、制振遮音板を製造する際の成形加工
性を改善し、アスファルト基材中に多量の無機充填剤を
均一に分散配合することができ、制振遮音シート層
(ロ)の面密度を大きくすることが可能となるととも
に、制振遮音シート層(ロ)の感熱安定性を大きく向上
させることができる。制振遮音シート層(ロ)の面密度
は、制振遮音板の制振遮音効果と密接な関係を有し、面
密度が大きいほど制振遮音効果は優れたものとなるが、
アスファルト基材中に無機充填剤を多量に配合すること
はきわめて困難であり、従来のアスファルト基材を使用
する制振遮音シート層では面密度の大きいものを得るこ
とはできなかった。本発明では、上記微粉末状の無機充
填剤を使用することによって、面密度が2.0kg/m
2/mm以上、好ましくは2.5kg/m2/mm以上、
さらに好ましくは2.8kg/m2/mm以上のものを
得ることが可能となり、優れた制振遮音効果を有する制
振遮音板を実現したものである。無機充填剤は、アスフ
ァルト100重量部に対して100〜2000重量部添
加されるが、無機充填剤の量が100重量部より少ない
場合には充分な制振、遮音効果が得られず、また、20
00重量部を超える場合には全体がもろくなり、制振遮
音板としての施工性が低下する。
【0010】本発明の制振遮音板を構成する紙層(ハ)
としては特に制限はなく、例えばクラフト紙、板紙、高
質量の特殊紙にアスファルトを含浸させたアスファルト
フェルト等が挙げられる。本発明では、加熱溶融状態の
アスファルト混合物を不織布層(イ)と紙層(ハ)の間
に押し出し積層することにより、直接制振遮音シート層
(ロ)を形成する。アスファルトに無機充填剤を添加し
たシートは、無機充填剤の添加量が多くなると全体がも
ろくなり、成形加工性や施工性がきわめて悪くなるが、
本発明ではこの制振遮音シート層(ロ)を、不織布層
(イ)と紙層(ハ)の間にサンドイッチ状に挟むことに
よって、制振遮音板の成形加工性や施工性を著しく改善
することが可能になった。
【0011】制振遮音シート層(ロ)をサンドイッチ状
に挟む材料として、二枚の不織布や他の繊維シート類を
使用することも考えられるが、これらの材料に比較して
紙はその値段が安く、またその表面に接着剤を均一に塗
布することができるので、次に架橋ポリオレフィン発泡
樹脂層(ホ)を接着するのに使用する接着剤の量を少な
くすることができ、接着剤の乾燥時間を短くすることが
可能となるとともに、接着強度も大きくなる。したがっ
て、制振遮音板の製造コストを大巾に下げるとともに層
間剥離の生じない制振遮音板を得ることができる。
【0012】本発明の制振遮音板の接着剤層(ニ)とし
ては、通常の酢酸ビニル樹脂系接着剤、アクリル樹脂系
接着剤等の水性接着剤が使用され、特にアクリルエマル
ション系の水性接着剤を使用することが好ましい。本発
明の制振遮音板の架橋ポリオレフィン発泡樹脂層(ホ)
としては、発泡倍率5〜40倍、なかでも10〜30
倍、の独立気泡を有する低密度架橋ポリエチレン発泡樹
脂を使用することが特に好ましい。
【0013】本発明の制振遮音板は、表面に架橋ポリオ
レフィン発泡樹脂層(ホ)を有するために柔らかく弾力
性に富み、騒音の発生自体を防止することができる。特
に、高倍率に発泡した独立気泡を有する架橋ポリエチレ
ン発泡樹脂を使用した場合には、該樹脂層は耐久性、復
元性に富むものとなる。また、独立した気泡により空気
層が形成され、制振遮音板の表面に設置される床材等と
制振遮音シート層との間にこの空気層による間隙が生じ
るので、空間音伝達上インピーダンス差を設けることが
可能となり、遮音シートの透過損失値を効果的に引き出
す役目を果たす。さらに、この空気層は良好な断熱効果
をも発揮する。
【0014】また、最近住宅の床材としてひんぱんに用
いられるようになったスリット入りフローリング材の下
に、本発明の制振遮音板を使用した場合には、遮音板表
面に軟質の架橋ポリオレフィン発泡樹脂層(ホ)が存在
するために、荷重を受けたフローリング材が曲がること
によって衝撃エネルギーを吸収することが可能となり、
優れた制振遮音効果を発揮する。従来の制振遮音板で
は、制振遮音層の面密度が高いものは一様に表面が固
く、スリット入りフローリング材の下に施工する際に良
好な制振、遮音効果を得るには、遮音板の上に柔軟なシ
ートを敷いてから施工することが必要であった。このよ
うな方法を採ると、施工現場での工程が増え作業、資材
等の管理が煩雑になるとともに、仕上がりにばらつきが
生じる等の問題があったが、本発明の制振遮音板を使用
することにより、このような問題を解消することが可能
となった。
【0015】さらに、架橋ポリオレフィン発泡樹脂層
(ホ)はカッターナイフ等で簡単に切断、加工すること
ができるので、施工が容易であり、例えば本発明の制振
遮音板を建物の床に施工する際に、壁際では遮音板の架
橋ポリオレフィン発泡樹脂層(ホ)のみを切り取り、壁
用のシートをこの切り取った部分に巻き込むように貼着
することにより、壁と床の間の隙間をなくすことがで
き、遮音性を改善することができる。また、制振遮音板
自体も、カッターナイフ等で簡単に切断、加工すること
ができるものであり、良好な施工性を有する。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
するが、本発明は実施例により限定されるものではな
い。 (実施例)図1は、本発明の制振遮音板の1例を表す模
式断面図であり、また図2は、本発明の制振遮音板の製
造に使用する装置の1例である。図1、2において符号
1は制振遮音板、符号2はポリエステル不織布、符号3
は制振遮音シート層、符号4は紙層、符号5は接着剤
層、符号6は架橋ポリエチレン発泡シート層を表す。ま
た、符号11は制振遮音板の製造装置、符号12はポリ
エステル不織布2の供給ロール、符号13は制振遮音層
13を構成するアスファルト混合物の加熱混合ホッパ
ー、符号14は紙層4の供給ロール、符号15は接着剤
層5の塗布装置、符号16は架橋ポリエチレン発泡シー
ト層6の供給ロールを表す。そして、符号17、18は
押さえロール、符号19は金属ベルト、符号20は金属
ベルトの保持ロールを表す。
【0017】この例では、アスファルト20重量部、粒
径0.5mm以下の酸化鉄粉70重量部、200メッシ
ュ以下の炭酸カルシウム粉末10重量部を均一に混合し
て厚さ4mm、面密度2.8kg/m2 /mmの制振遮
音シート層3を構成した。ポリエステル不織布2として
は面密度50g/m2 のものを使用し、紙層3としては
面密度80g/m2 のクラフト紙を使用した。また、架
橋ポリエチレン発泡シート層6としては、20倍に発泡
した独立気泡を有する厚さ2mmの架橋ポリエチレンシ
ートを使用した。それぞれの供給ロール12、14から
供給されるポリエステル不織布2とクラフト紙4の間
に、ホッパー13で約120℃に加熱され溶融状態のア
スファルト混合物を押し出し、押さえロール17により
積層した後に、クラフト紙4の表面に塗布装置15によ
り通常の水性アクリル系接着剤5を塗布した。接着剤層
5は金属ベルト19上を移動する間に積層体の余熱によ
り乾燥され、その表面に供給ロール16から供給される
架橋ポリエチレン発泡シート6を押さえロール18によ
り積層して、厚さ6mm、の制振遮音板1を得た。
【0018】(対照例)比較のために、架橋ポリエチレ
ン発泡シート層6及び接着剤層5を設けず、制振遮音シ
ート層3の厚さを6mmとしたほかは、上記本発明の制
振遮音板1と同じ層構成を有する対照制振遮音板1’を
実施例と同様にして製造した。
【0019】本発明の制振遮音板1及び対照制振遮音板
1’の制振遮音効果をつぎのようにして測定した。図3
はこの制振遮音板を在来木軸工法による木造住宅の二階
の床に適用した例を示す模式断面図である。図3におい
て、符号21は上記制振遮音板、符号22は木質フロー
リング材、符号23はパーチクルボード、符号24は根
太を表す。また、符号26はグラスウール断熱材、符号
27は強化石膏ボードからなる一階の天井材、符号28
は野縁を表す。そして符号25は部材21〜24からな
る二階の床部材と部材26〜28からなる一階の天井部
材の間の空間を表す。このような構成を有する建築物に
おいて、JIS1418に準拠した測定方法に基づいて
軽量床衝撃音遮断性能を測定した結果を図4に示す。
【0020】図4において、横軸はオクターブバンド中
心周波数(Hz)を、縦軸は床衝撃音レベル(dB)を
表す。図4中、実線Aは制振遮音板を使用しない場合の
測定結果、実線Bは対照制振遮音板1’を使用した場合
の測定結果、そして点線Cは本発明の制振遮音板1を使
用した場合の測定結果を表す。この結果から、対照制振
板1’を使用した場合にはL−65の線以下にあり等級
L−65と判定され、制振遮音板を使用しない場合(等
級L−75)に比較してある程度の制振遮音効果がみら
れるが、本発明の制振遮音板1を使用した場合にはL−
60の線以下にあり等級L−60と判定され、一段と改
善された制振遮音効果を奏するとともに、制振遮音板を
軽量化することができるものである。
【0021】
【発明の効果】本発明では、不織布層上(イ)に、制振
遮音シート層(ロ)、紙層(ハ)、接着剤層(ニ)、架
橋ポリオレフィン発泡樹脂層(ホ)を順次積層した積層
材料により制振遮音板を構成し、制振遮音シート層
(ロ)として、アスファルト100重量部に熱可塑性ポ
リマー0〜100重量部、無機充填剤100〜2000
重量部を添加後均一に混合して得られたものを使用す
る。このような構成をとることによって、本発明の制振
遮音板は遮音性、吸音性に優れるのみならず、良好な断
熱効果をも発揮する。また、制振遮音シート層(ロ)を
構成する際に特定の層構成と工程をとることにより、面
密度の大きい、従来の制振遮音板よりも一段と改善され
た性能を有する制振遮音板を、連続した工程で安価に得
ることができる。本発明の制振遮音板及びその製造方法
は、製造コストを大巾に下げるとともに、簡単に施工す
ることができる制振遮音板を提供するものであり、きわ
めて実用的価値が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制振遮音板の1例を表す模式断面図で
ある。
【図2】本発明の制振遮音板の製造に使用する装置の1
例を表す模式断面図である。
【図3】本発明の制振遮音板を在来木軸工法による木造
住宅の二階の床に適用した例を示す模式断面図である。
【図4】本発明の制振遮音板の軽量床衝撃音遮断性能を
測定した結果を示す図である。
【符号の説明】
1、21 制振遮音板 2 不織布層 3 制振遮音シート層 4 紙層 5 接着剤層 6 架橋ポリオレフィン発泡樹脂層 11 制振遮音板の製造装置 12 ポリエステル不織布の供給ロール 13 アスファルト混合物の加熱混合ホッパー 14 紙層の供給ロール 15 接着剤層の塗布装置 16 架橋ポリエチレン発泡シート層の供給ロー
ル 17、18 押さえロール 19 金属ベルト 20 金属ベルトの保持ロール 22 木質フローリング材 23 パーチクルボード 24 根太 25 空間 26 グラスウール断熱材 27 天井材 28 野縁
フロントページの続き (72)発明者 山本 三郎 香川県善通寺市金蔵寺町180番地 七王 工業株式会社内 (72)発明者 石井 偉永 東京都葛飾区堀切7丁目25番13号 石井 商事株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−266487(JP,A) 特開 平4−285259(JP,A) 実開 昭55−10820(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/86 E04B 1/82 E04F 15/18 601 B32B 7/02 101 B32B 11/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)不織布層上に、(ロ)制振遮音シ
    ート層、(ハ)紙層、(ニ)接着剤層、(ホ)架橋ポリ
    オレフィン発泡樹脂層を順次積層した積層材料からなる
    制振遮音板。
  2. 【請求項2】 (ロ)制振遮音シート層が、アスファル
    ト100重量部に熱可塑性ポリマー0〜100重量部、
    無機充填剤100〜2000重量部を添加後均一に混合
    して得られたものであることを特徴とする請求項1に記
    載の制振遮音板。
  3. 【請求項3】 無機充填剤が、0.5mm以下の粒径を
    有する、金属、金属酸化物及び金属塩から成る群から選
    ばれた1種又は2種以上のものであることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の制振遮音板。
  4. 【請求項4】 (ロ)制振遮音シート層の面密度が2.
    5kg/m2/mm以上であることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の制振遮音板。
  5. 【請求項5】 (ホ)架橋ポリオレフィン発泡樹脂層が
    発泡倍率5〜40倍の低密度独立気泡架橋ポリエチレン
    発泡樹脂層であることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の制振遮音板。
  6. 【請求項6】 (イ)不織布層と(ハ)紙層の間に、
    (ロ)制振遮音シート層を構成するアスファルト混合物
    を溶融状態で押し出し積層した後に、(ハ)紙層表面に
    (ニ)水性接着剤を塗布し、(ホ)架橋ポリオレフィン
    発泡樹脂層を接着することを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1項に記載の制振遮音板の製造方法。
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