JPS607160Y2 - シ−ト状建築材 - Google Patents

シ−ト状建築材

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Publication number
JPS607160Y2
JPS607160Y2 JP1445480U JP1445480U JPS607160Y2 JP S607160 Y2 JPS607160 Y2 JP S607160Y2 JP 1445480 U JP1445480 U JP 1445480U JP 1445480 U JP1445480 U JP 1445480U JP S607160 Y2 JPS607160 Y2 JP S607160Y2
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JP
Japan
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sheet
sound insulation
sound
insulation
soft
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JP1445480U
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JPS56115224U (ja
Inventor
圭司 浦久保
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、屋根下地材、壁下地材などとして用いるシー
ト状建築材に関し、更に、詳しくは、軟質合成樹脂と合
皮ゴムとを基材とし金属粉よりなる充填剤を充填した高
密度の軟質シートにより遮音シート3を形成し、多数の
空気室1を有する断熱シート2の両面に上記遮音シート
3を貼着し、両遮音シート3の外面にそれぞれ防湿シー
ト4を貼着して戊るシート状建築材に係るものである。
従来から屋根下地や壁下地として断熱材を施工したもの
が知られているが、この従来例にあっては断熱性がよい
ので、遮音、防水性がなく、特に水分によって断熱材が
劣化して断熱能力が低下するという欠点があり、また断
熱材の施工もしにくいという欠点があった。
又、空気室を有する紙心材の両面に不織布を介して金属
板を貼着した防・耐火板は特開昭52−109571号
公報に開始されており、この金属板により遮音性を奏す
ることができるとしても、斯る防・耐火板では遮音性を
高めるために金属板の厚みを厚くするとロール状に巻き
とれず、施工しにくく、運機や在庫のうえでもかさ張っ
て邪魔になるという問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて考案したものであって、その
目的とするところは、両外面に防湿シートを設けること
で防水効果が大となり、断熱シートの両面に遮音シート
を貼着することで、断熱性及び遮音性がよく、また全体
がシートであるためロール巻きが可能で施工がしやすい
シート状建築材を提供するにある。
本考案を以下実施例により詳述する。
図中Aは本考案に係るシート状建築材であって、ハニカ
ム状の多数の空気室1を有する断熱シート2の両面に遮
音シート3を貼着し、更に両遮音シート3の外面にアス
ファルトシートや塩化ビニルシート等の防水シート4を
貼着してシート状建築材Aが形成してあり、このシート
状建築材Aは可撓性を有していてロール巻きが可能とな
るようになっている。
ここで遮音シート3は軟質塩化ビニルと合皮ゴムを基材
とし、これに鉄系のような金属粉よりなる充填剤を充填
した高密度の軟質シートであり、高密度のシートである
ため高い遮音性を示し、また軟質のシートであるためコ
インシデンス効果(ある特定の周波数で空気中の音速と
材料中の曲げ振動速度が一致して共振現象が生じ、透過
損失の大巾な低下を招くこと)による遮音性の低下が可
聴周波数範囲に現われることがなく、また高分子材料を
使っているのでシート内部のエネルギー内部のエネルギ
ーロスにより質量法則を上回る遮音性を示し、更に軟質
(粘弾性)のシートてあるため制振効果があり、また鉄
系のような金属粉よりなる充填剤を充填することで高い
難燃性を有しであるものである。
なおこの遮音シート3の厚みは0.6TrrIft〜2
.oTrrIfL程度のものである。
上記のような遮音シート3は例えば商品名サンダム(日
本ゼオン株式会社製)が用いられる。
上記の構成のシート状建築材Aは例えば屋根下地材や壁
下地材として用いられるものであり、第2図の実施例で
は屋根下地材として用いた例が示してあり、第3図の実
施例では壁下地材として用いた例が示しである。
第2図中5は野地板、6は屋根材であり、第3図中7は
壁外装材、8は壁内装材である。
ここで施工に当っては断熱シート2を中心に左右対称な
構造となっているので、両外面のうちいずれの面を屋外
側としてもいいものであって、施工の際どちらを屋外側
と腰どちらを屋内側とするかを選ぶ必要がなく施工性が
向上することとなる。
なお断熱シート2としては上記の実施例のものにのみ限
定されず、グラスウールマットやロックウールマット、
あるいは塩化ビニルなどの合成樹脂波板であってもよい
この場合も断熱シート2には多数の空気室1が存在する
ものである。
かくして本考案にあつは、叙述のように多数の空気室を
有する断熱シートが芯材となっているので断熱性がすぐ
れているのはもちろん、断熱シートの両面に遮音シート
が貼着しであるので、屋内側、屋外側からの音を2重に
遮音できて遮音効果が大となり、更に両遮音シートの外
面にそれぞれ防湿シートが貼着しであるので、屋内側及
び屋外側の両方において防水、防湿機能がよく、更に胴
縁や壁外装材などのなじみがよいものである。
しかも遮音シートが軟質合成樹脂と合皮ゴムとを基材と
し金属粉よりなる充填剤を充填した高密度の軟質シート
により形成されているため、遮音性に優れていると共に
ロール巻きが可能であり、遮音層の遮音性を高めてもロ
ール巻きの防げとならず、コンパクトに巻くことができ
て施工し易く、運搬や在庫にも都合が良いという効果が
ある。
また断熱シートを中心に両側に対称な構造となっている
ので、施工の際どちらを屋外側とてもどちらを屋内側と
して同じ仕上りとなり、屋内側、屋内側を選択する必要
がなくていっそう施工が簡単にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシート状建築材の断面図、第2図は同
上の一施工例を示す断面図、第3図は同上の他の施工例
を示す断面図であって、1は空気室、2は断熱シート、
3は遮音シート、4は防湿シートである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軟質合成樹脂と合皮ゴムを基材とし金属粉よりなる充填
    剤を充填した高密度の軟質シートにより遮音シートを形
    成し、多数の空気室を有する断熱シートの両面に上記遮
    音シートを貼着し、両遮音シートの外面にそれぞれ防湿
    シートを貼着して成るシート状建築材。
JP1445480U 1980-02-07 1980-02-07 シ−ト状建築材 Expired JPS607160Y2 (ja)

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JP1445480U JPS607160Y2 (ja) 1980-02-07 1980-02-07 シ−ト状建築材

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JPS56115224U JPS56115224U (ja) 1981-09-04
JPS607160Y2 true JPS607160Y2 (ja) 1985-03-09

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