JPS637620Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS637620Y2 JPS637620Y2 JP1445280U JP1445280U JPS637620Y2 JP S637620 Y2 JPS637620 Y2 JP S637620Y2 JP 1445280 U JP1445280 U JP 1445280U JP 1445280 U JP1445280 U JP 1445280U JP S637620 Y2 JPS637620 Y2 JP S637620Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- unevenness
- sound insulation
- moisture
- sound
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、屋根下地材、壁下地材などとして用
いるシート状建築材に関し更に詳しくは、多数の
空気室1を有する断熱シート2の両面に遮音シー
ト3を貼着し、両遮音シート3の外面にそれぞれ
防湿シート4を貼着し、防湿シート4の外面に凹
凸9を設けて成るシート状建築材に係るものであ
る。
いるシート状建築材に関し更に詳しくは、多数の
空気室1を有する断熱シート2の両面に遮音シー
ト3を貼着し、両遮音シート3の外面にそれぞれ
防湿シート4を貼着し、防湿シート4の外面に凹
凸9を設けて成るシート状建築材に係るものであ
る。
従来から屋根下地や壁下地として断熱材を施工
したものが知られているが、この従来例にあつて
は断熱性がよいのみで、遮音、防水性がなく、特
に水分によつて断熱材が劣化して断熱能力が低下
するという欠点があり、また断熱材の施工もしに
くいという欠点があつた。
したものが知られているが、この従来例にあつて
は断熱性がよいのみで、遮音、防水性がなく、特
に水分によつて断熱材が劣化して断熱能力が低下
するという欠点があり、また断熱材の施工もしに
くいという欠点があつた。
本考案は上記の点に鑑みて考案したものであつ
て、その目的とするところは、両外面に防湿シー
トを設けることで防水効果が大となり、断熱シー
トの両面に遮音シートを貼着することで、断熱性
及び遮音性がよく、防湿シートの外面に凹凸を設
けることで、凹凸に沿つて雨水を流下させること
ができると共に凹凸によつて壁外装材などとの間
に空気層を形成できていつそう断熱性が向上し、
また全体がシートであるためロール巻きが可能で
施工がしやすいシート状建築材を提供するにあ
る。
て、その目的とするところは、両外面に防湿シー
トを設けることで防水効果が大となり、断熱シー
トの両面に遮音シートを貼着することで、断熱性
及び遮音性がよく、防湿シートの外面に凹凸を設
けることで、凹凸に沿つて雨水を流下させること
ができると共に凹凸によつて壁外装材などとの間
に空気層を形成できていつそう断熱性が向上し、
また全体がシートであるためロール巻きが可能で
施工がしやすいシート状建築材を提供するにあ
る。
本考案を以下実施例により詳述する。図中Aは
本考案に係るシート状建築材であつて、ハニカム
状の多数の空気室1を有する断熱シート2の両面
に遮音シート3を貼着し、更に両遮音シート3の
外面にアスフアルトシートや塩化ビニルシート等
の防水シート4を貼着してシート状建築材Aが形
成してあり、このシート状建築材Aは可撓性を有
していてロール巻きが可能となるようになつてい
る。防水シート4の外面部には上下方向の全長に
わたつて凹凸9が設けてあり、この凹凸9の形状
は特に限定はないが、縦縞の凹凸9としておくと
雨水を凹凸9に沿つて下方にスムーズに流下させ
ることができるものである。ここで遮音シート3
は軟質塩化ビニルと合成ゴムを基材とし、これに
鉄系のような金属粉よりなる充填剤を充填した高
密度の軟質シートであり、高密度のシートである
ため高い遮音性を示し、また軟質のシートである
ためコインシデンス効果(ある特定の周波数で空
気中の音速と材料中の曲げ振動速度が一致して共
振現象が生じ、透過損失の大巾な低下を招くこ
と)による遮音性の低下が可聴周波数範囲に現わ
れることがなく、また高分子材料を使つているの
でシート内部のエネルギーロスにより質量法則を
上回る遮音性を示し、更に軟質(粘弾性)のシー
トであるため制振効果があり、また鉄系のような
金属粉よりなる充填剤を充填することで高い難燃
性を有しているものである。なおこの遮音シート
3の厚みは0.6mm〜2.0mm程度のものである。上記
のような遮音シート3は例えば商品名サンダム
(日本ゼオン株式会社製)が用いられる。上記の
構成のシート状建築材Aは例えば屋根下地材や壁
下地材として用いられるものであり、第2図の実
施例では屋根下地材として用いた例が示してあ
り、第3図の実施例では壁下地材として用いた例
が示してある。第2図中5は野地板、6は屋根材
であり、第3図中7は壁外装材、8は壁内装材で
ある。ここで施工に当つては断熱シート2を中心
に左右対称な構造となつているので、両外面のう
ちいずれの面を屋外側としてもいいものであつ
て、施工の際どちらを屋外側とし、どちらを屋内
側とするかを選ぶ必要がなく施工性が向上するこ
ととなる。図中10はシート状建築材Aを施工し
たとき、シート状建築材Aの外面の凹凸9と壁外
装材7との間に形成される空気層である。なお断
熱シート2としては上記の実施例のものにのみ限
定されず、グラスウールマツトやロツクウールマ
ツト、あるいは塩化ビニールなどの合成樹脂波板
であつてもよい。この場合も断熱シート2には多
数の空気室1が存在するものである。
本考案に係るシート状建築材であつて、ハニカム
状の多数の空気室1を有する断熱シート2の両面
に遮音シート3を貼着し、更に両遮音シート3の
外面にアスフアルトシートや塩化ビニルシート等
の防水シート4を貼着してシート状建築材Aが形
成してあり、このシート状建築材Aは可撓性を有
していてロール巻きが可能となるようになつてい
る。防水シート4の外面部には上下方向の全長に
わたつて凹凸9が設けてあり、この凹凸9の形状
は特に限定はないが、縦縞の凹凸9としておくと
雨水を凹凸9に沿つて下方にスムーズに流下させ
ることができるものである。ここで遮音シート3
は軟質塩化ビニルと合成ゴムを基材とし、これに
鉄系のような金属粉よりなる充填剤を充填した高
密度の軟質シートであり、高密度のシートである
ため高い遮音性を示し、また軟質のシートである
ためコインシデンス効果(ある特定の周波数で空
気中の音速と材料中の曲げ振動速度が一致して共
振現象が生じ、透過損失の大巾な低下を招くこ
と)による遮音性の低下が可聴周波数範囲に現わ
れることがなく、また高分子材料を使つているの
でシート内部のエネルギーロスにより質量法則を
上回る遮音性を示し、更に軟質(粘弾性)のシー
トであるため制振効果があり、また鉄系のような
金属粉よりなる充填剤を充填することで高い難燃
性を有しているものである。なおこの遮音シート
3の厚みは0.6mm〜2.0mm程度のものである。上記
のような遮音シート3は例えば商品名サンダム
(日本ゼオン株式会社製)が用いられる。上記の
構成のシート状建築材Aは例えば屋根下地材や壁
下地材として用いられるものであり、第2図の実
施例では屋根下地材として用いた例が示してあ
り、第3図の実施例では壁下地材として用いた例
が示してある。第2図中5は野地板、6は屋根材
であり、第3図中7は壁外装材、8は壁内装材で
ある。ここで施工に当つては断熱シート2を中心
に左右対称な構造となつているので、両外面のう
ちいずれの面を屋外側としてもいいものであつ
て、施工の際どちらを屋外側とし、どちらを屋内
側とするかを選ぶ必要がなく施工性が向上するこ
ととなる。図中10はシート状建築材Aを施工し
たとき、シート状建築材Aの外面の凹凸9と壁外
装材7との間に形成される空気層である。なお断
熱シート2としては上記の実施例のものにのみ限
定されず、グラスウールマツトやロツクウールマ
ツト、あるいは塩化ビニールなどの合成樹脂波板
であつてもよい。この場合も断熱シート2には多
数の空気室1が存在するものである。
かくして本考案にあつては、叙上のように多数
の空気室を有する断熱シートが芯材となつている
ので断熱性がすぐれているのはもちろん、断熱シ
ートの両面に遮音シートを貼着してあるので、屋
内側、屋外側からの音を2重に遮音できて遮音効
果が大となり、更に両遮音シートの外面にそれぞ
れ防湿シートが貼着してあるので、屋内側及び屋
外側の両方において防水、防湿機能がよく、更に
胴縁や壁外装材などとのなじみがよいものであ
り、しかも防湿シートの外面に凹凸を設けてある
ので、凹凸を縦縞状としておくと浸入して来た雨
水を凹凸にそつてスムーズに排水できるものであ
り、また凹凸により外装材などとの間に空気層が
形成され、いつそう断熱性が向上するという利点
がある。しかも全体がシートであるためロール巻
きが可能となつて施工が簡単となり、また断熱シ
ートを中心に両側に対称な構造となつているの
で、施工の際どちらを屋外側としてもどちらを屋
内側としても同じ仕上りとなり、屋内側、屋外側
を選択する必要がなくていつそう施工が簡単にで
きるものである。
の空気室を有する断熱シートが芯材となつている
ので断熱性がすぐれているのはもちろん、断熱シ
ートの両面に遮音シートを貼着してあるので、屋
内側、屋外側からの音を2重に遮音できて遮音効
果が大となり、更に両遮音シートの外面にそれぞ
れ防湿シートが貼着してあるので、屋内側及び屋
外側の両方において防水、防湿機能がよく、更に
胴縁や壁外装材などとのなじみがよいものであ
り、しかも防湿シートの外面に凹凸を設けてある
ので、凹凸を縦縞状としておくと浸入して来た雨
水を凹凸にそつてスムーズに排水できるものであ
り、また凹凸により外装材などとの間に空気層が
形成され、いつそう断熱性が向上するという利点
がある。しかも全体がシートであるためロール巻
きが可能となつて施工が簡単となり、また断熱シ
ートを中心に両側に対称な構造となつているの
で、施工の際どちらを屋外側としてもどちらを屋
内側としても同じ仕上りとなり、屋内側、屋外側
を選択する必要がなくていつそう施工が簡単にで
きるものである。
第1図は本考案のシート状建築材の断面図、第
2図は本考案の他の実施例の断面図、第3図は本
考案の更に他の実施例の断面図であつて、1は空
気室、2は断熱シート、3は遮音シート、4は防
湿シート、9は凹凸である。
2図は本考案の他の実施例の断面図、第3図は本
考案の更に他の実施例の断面図であつて、1は空
気室、2は断熱シート、3は遮音シート、4は防
湿シート、9は凹凸である。
Claims (1)
- 多数の空気室を有する断熱シートの両面に遮音
シートを貼着し、両遮音シートの外面にそれぞれ
防湿シートを貼着し、防湿シートの外面に凹凸を
設けて成るシート状建築材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1445280U JPS637620Y2 (ja) | 1980-02-07 | 1980-02-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1445280U JPS637620Y2 (ja) | 1980-02-07 | 1980-02-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56116517U JPS56116517U (ja) | 1981-09-07 |
JPS637620Y2 true JPS637620Y2 (ja) | 1988-03-04 |
Family
ID=29610946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1445280U Expired JPS637620Y2 (ja) | 1980-02-07 | 1980-02-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS637620Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006114808A1 (ja) * | 2005-03-31 | 2006-11-02 | Daiwa House Industry Co., Ltd. | 外壁パネル及び外壁パネルを使用した建物外壁立設方法 |
JP2014156905A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-28 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corp | 機器の被覆構造、および蒸気タービン |
-
1980
- 1980-02-07 JP JP1445280U patent/JPS637620Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006114808A1 (ja) * | 2005-03-31 | 2006-11-02 | Daiwa House Industry Co., Ltd. | 外壁パネル及び外壁パネルを使用した建物外壁立設方法 |
JP2014156905A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-28 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corp | 機器の被覆構造、および蒸気タービン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56116517U (ja) | 1981-09-07 |
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