JPS63235726A - 双安定ばね座金を有する自動車用のクラッチスラスト軸受 - Google Patents

双安定ばね座金を有する自動車用のクラッチスラスト軸受

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JPS63235726A
JPS63235726A JP62307356A JP30735687A JPS63235726A JP S63235726 A JPS63235726 A JP S63235726A JP 62307356 A JP62307356 A JP 62307356A JP 30735687 A JP30735687 A JP 30735687A JP S63235726 A JPS63235726 A JP S63235726A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は全体的に、例えば自動車の装備のために使用さ
れるタイプのクラッチスラスト軸受に関するものである
周知のように、この種のクラッチスラスト軸受は、概ね
、一方では運動要素を含み、これは実際にはクラッチフ
ォークである制御装置の作用の下におかれるものである
。また、他方では伝動要素を含み、これは、直接的また
は間接的に、運動要素に軸線方向において支承される。
この伝動要素はまた、運動要素の作用の下にあり、クラ
ッチの連動遮断器に作用するものである。
本発明は、より具体的には、伝動要素を運動要素に対し
軸線方向に支承させるべく、軸線方向に作用する双安定
ばね座金、すなわち、折返しにより、凹状ならびに凸状
という、2つの別々の形状のうちのいずれかを安定した
態様でとることのできる双安定ばね座金が使用される場
合を対象としている。上記凹状ならびに凸状の2つの形
状の一方は待機形状、他方は機能形状であり、またこれ
らの形状は、所定の同一の軸線方向から見た場合につい
て言うものである。
(従来の技術) 上記のタイプのクラッチスラスト軸受は、1983年4
月15日に出願番号第8306198号として出願され
、公告番号第2.544.429号として公告されたフ
ランス特許出願に記載されている。
全体的に、上記特許願にふいて使用されるばね座金は、
機能形状をなして、その周縁部の一方にて、伝動要素上
に軸線方向に支承され、かつその周縁部の他方に沿って
少な(とも1つの舌を有し、この舌をもって運動要素上
に支承される。
考察された諸実施形態のうちの少なくとも幾つかのもの
においては、この舌は、それが属しているばね座金とと
もに全体として1つの二面体をなしている。
例えば、この舌は実質的に真っ直ぐであり、その末端の
縁部により運動要素の肩に支承される。
そして、これがばね座金とともに作る二面体の凹部は、
その際、このばね座金が機能形状において伝動要素に軸
線方向に支承される側とは反対側に向けられている。
変形例では、この舌はその末端において直角の折曲部を
具備し、運動要素に対して係合する。そして、これがば
ね座金とともに作る二面体の凹部は、その際、このばね
座金が機能形状をなす際に伝動要素に軸線方向に支承さ
れる方の側と同じ側に向けられている。
いずれにせよ、軸線方向に作用する双安定ばね座金をこ
のように使用することにより、主として、全体の結合が
容易になるという利点が得られる。
すなわち、軸線方向に作用するばね座金は、それが当初
から所属する伝動要素に包摂された状態で待機形状をな
しており、この伝動要素と運動要素との間で軸線方向の
係合が行われるにすぎない。
そして、この軸線方向の係合の終結時において、このば
ね座金は自ら機能形状に移行し、1つ以上の舌は運動要
素に支承されるか、或はこれと係合する。
従って、上述の構成は満足を与えて来たし、また現在も
なお満足を与えろるものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来技術には、舌をばね座金に接続する
根元領域において、ばね座金の1つ以上の舌に無視しえ
ない大きさの力学的作用が加えられるという難点がある
実際、全体の組立てに際して、これらの舌とばね座金に
よって作られる二面体の角度は、何回かその大きさを変
える。
例えば、支承されて介在する真っ直ぐな舌の場合には、
待機形状の、当初の段階においては、この角度は90°
をかなり越え実際には180°に近いが、伝動要素と運
動要素との間における係合の第1段階においては、90
″以下まで戻される。
次いで、この組立ての終結時においては、ばね座金が機
能形状に移行する際に、再び90°以上になる。
上記の力学的作用により、不慮の破壊が引き起こされる
恐れがある。
本発明の目的は、全体的に要約すれば、伝動要素と運動
要素を単に軸線方向に係合させることにより全体を組立
てるという利点を失うことなく、上記の問題点を回避す
るような装置を提供することである。
(発明の概要) より具体的には、本発明は、主として自動車用の以下の
ようなりラッチスラスト軸受を提供することを目的とす
る。すなわち、このスラスト軸受は、全体的に、一方で
は例えばクラッチフォークのような制御装置の作用の下
におかれる運動要素を有し、他方ではこの運動要素に対
し、直接的もしくは間接的に軸線方向に支承される伝動
要素を有するタイプのものであって、上記伝動要素は上
記運動要素の作用の下にあり、かつクラッチの連動遮断
器に対して作用する。このクラッチスラスト軸受はばね
座金を含むが、これは前記伝動要素を前記運動要素に対
して支承させると同時に、伝動要素を運動要素と軸線方
向に向かい合った状態に維持するためのものである。こ
れは、軸線方向に作用する皿ばねタイプのばね座金であ
って、折返しにより、凹状ならびに凸状という2つの別
々の形状のいずれかを安定した態様でとることができ、
これらの2つの形状のうちの一方は待機形状、他方は機
能形状である。このばね座金はまた、機能形状において
、その一方の周縁部を介して伝動要素に軸線方向に支承
されるものであり、また、その他方の周縁部に沿って少
なくとも1つの舌を有し、この舌をもって運動要素に支
承される。また、この舌は、全体的に見て、ばね座金と
ともに1つの二面体を形成する。このクラッチスラスト
軸受けは、全体的に次の点をその特徴とする。すなわち
、ばね座金が有している1つ以上の舌と協働すべく運動
要素は周囲に1つの溝を有し、この溝の一方の側壁は、
ばね座金が待機形状をなす際に、1つ以上の舌の支承部
をなす。それに対し、この溝の他方の側壁は、ばね座金
が機能形状をなす際に、その1つ以上の舌の支承部を与
える。
運動要素が上記のように溝を有していることにより、本
発明の次のような補完的な特徴が生ずる。
すなわち、ばね座金と1つ以上の舌とによって形成され
る二面体の角度は、実質的に常に同じであり続けること
ができるという利点である。特に、このばね座金の2つ
の形状のどちらに対しても同じであり続けることができ
るということである。
換言すれば、ばね座金が待機形状から機能形状に移行す
るに際して、ばね座金の向きが変わるにすぎないという
ことである。すなわち、ばね座金は、以下に示すように
、例えば凹状から凸状へ或はその逆に変化する。しかし
ながら、このばね座金と1つ以上の舌によって構成され
る全体については形状の上の変化は実質的には何ら生じ
ない。
したがって、上記舌の根元部分はもはや力学的作用を受
けることはなくなり、損傷を免れた状態におかれること
になる。
本発明の種々の特徴及び利点は、添付の概略図を参照し
て行われる以下の実施例の説明によって更に明らかにさ
れる。
(実施例) 図示のように、本発明によるクラッチスラスト軸受は、
全体的に、運動要素10を含み、これは、例えば、クラ
ッチフォーク等の制御装置(図示せず)の作用の下にお
かれるものであって、図では部分的にしか示していない
。本発明によるクラッチスラスト軸受は、また、伝動要
素11を含み、これは、直接的もしくは間接的に運動要
素10に支承されると同時にその作用の下におかれ、ク
ラッチの連動遮断器(図示せず)に作用するものであり
、該連動遮断器は、例えばダイヤフラムの突起部から構
成される。
“運動要素10は、軸線方向には、支持および案内用装
置(図示せず)に係合するための、公知のスリーブ12
を、そして横方向には、スリーブ12の表面より突出し
てそのまわりに環状に延び、伝動要素11を支承するた
めのフランジ13を含む。
第1図乃至第4図に示す実施例では、スリーブ12の外
面は、後述する理由により、その長手方向における、少
なくともフランジ13とは反対の側の末端部より該フラ
ンジへ至る部分において、全体としてこの方向に拡がっ
た円錐台状の形状をなしている。
いずれに、せよ、運動要素10はプラスチックを成形し
て作ることができる。
同じくそれ自体としては既知の態様で、伝動要素11は
玉軸受より構成され、その一方のレースは、運動要素1
0の軸線方向に支承され、他方のレースは、制御すべき
クラッチの連動遮断器に作用する。
第1図乃至第6図に示す実施例では、この玉軸受の外レ
ース14が、運動要素10に支承される。
より正確に言えば、この外レース14が運動要素10の
フランジ13に支承され、その目的のため、外レース1
4自身、全体軸線の方に半径方向に向けられた垂直端部
15を横方向に有している。
同時に、これらの実施例では、伝動要素11を構成する
玉軸受の内レース16がクラッチの連動遮断器に作用す
る。
その目的のため図示した実施例では、外レース16自身
は、その自由端において横方向に、半径方向に全体軸線
とは反対の方向に向けられた垂直端部19を有している
上記自由端は、変形例では、丸味を帯びた形状を有し、
かつ/または半径方向に全体軸線に向けられている。
いずれにせよ、図示した実施例では、伝動要素11を構
成する玉軸受の外レース14における垂直端部15と、
運動要素10における横方向のフランジ13との接触に
より、伝動要素11と運動要素10との間の軸線方向の
支承は直接的になされる。
自動公比し式のクラッチスラスト軸受の場合には、実際
上、伝動要素11の垂直端部15の内周縁部と、運動要
素10の隆起部分17との間には遊びがある。該隆起部
分17は、運動要素10のフランジ13の内周において
、該7ランジ13をスリーブ12に接続する形で、スリ
ーブ12の表面から半径方向に突出したものである。
上記の構成は周知のものであり、本発明の対象をなすも
のではないので、ここではこれ以上詳述しない。
第1図乃至第4図に示す実施例では、伝動要素11を構
成する玉軸受において外レース14の垂直端部15に向
けられた内レース16の縁部は、後述する理由により、
全体軸線の側において、少なくとも部分的に面取りした
斜面18を有している。
自動公比し式クラッチスラスト軸受の場合には、伝動要
素11を運動要素10に軸線方向に支承するために、ま
た、より正確にはこの軸線方向の支承を弾性的に制御す
るために、同じくそれ自体としては既知の態様で、軸線
方向に作用する、皿ばねタイプのばね座金20が設けら
れる。
前述のフランス特許出願第8306198号に記載され
た構成によれば、このばね座金は、双安定性のばね座金
である。すなわち、これは、折返しにより、一方は待機
形状であり、他方は機能形状である凹伏ならびに凸状と
いう2つの別々の形状のどちらかを、安定した態様でと
ることができ、機能形状では、その周縁部のいずれか一
方が伝動要素11に軸線方向に支承される。このばね座
金は、他方の周縁部に沿って一体に作られた少なくとも
1つの舌21を有し、この舌により運動要素10に支承
される。
このばね座金20の凹状及び凸状の区別は、軸線方向に
同じ向きに見た上でのことでなければならないのは言う
までもない。
例えば伝動要素11の垂直端部15から軸線方向に運動
要素10のフランジ13の方へ見た場合には、ばね座金
20は、待機形状では、第3図に示す凹状であり、機能
形状では第2図に示す凸状である。
このばね座金20は全体として円錐台状であって、その
内周縁を通る、全体軸線に関する横方向面に対してあた
かもこの面の一方の側から他方の側へ揺動するかのよう
に、凹状ならびに凸状という2つの安定形状の一方から
他方への移行が行われる。
第1図乃至第4図に比較的詳細に示した実施例では、ば
ね座金20は、機能形状をとる際に、その外周縁、すな
わち径の大きい方の周縁部により、伝動要素11の垂直
端部15に支承される。そして、運動要素10に支承さ
れるように、その内周縁、すなわち径の小さい方の周縁
部に沿って1つ以上の舌21を有している。
実際には、互いに90°の角度をなして円周上に規則的
に分散配置された4つの舌21が、ばね座金20の内周
縁に沿って設けられる。
同じく実際には、これらの舌21は、付は根領域30か
ら末端31まで真っ直ぐになっている。
全体的に見て、舌21の各々は、ばね座金20とともに
、いずれも角度がVである二面体を作っている。
本発明によれば、運動要素10は、上記のようにばね座
金20の舌21と協働するために周りに溝23を有し、
この溝の一方の側壁は、後述するように、ばね座金20
が待機形状をなす際に上記舌21のための支承部をなし
、また、他方の側壁は、ばね座金20が機能形状をなす
際に上記舌21の支承部を与える。
実際には、溝23の側壁のうち、ばね座金20が待機形
状をとる際にその舌21の支承部をなす方は、軸線方向
に伝動要素11へ向けられた側壁、すなわち軸線方向に
おいて運動要素10のフランジ13に対して伝動要素1
1が延びている方に向けられた側壁24である。そして
、ばね座金20が機能形状をとる際にその舌21の支承
部を与える方の側壁は、軸線方向において上記とは反対
の方、すなわち伝動要素11とは反対の方へ向けられた
側壁25である。
第1図乃至第7図に示す実施例では、運動要素10の上
記溝23は、該要素におけるフランジ13の近傍に延び
ている。
第1図乃至第4図に示す実施例では、この溝23は運動
要素10のスリーブ12の外面に設けられ、該要素の軸
線のまわりに環状に連続して延びている。
実際には、この溝23は、伝動要素11の垂直端部15
に対し実質的に直角に、半径方向に延びている。
軸線方向において伝動要素11に向けられている方の側
壁24は真っ直ぐであって、運動要素10のフランジ1
3に対して、軸線方向に伝動要素11の方へずらしであ
る。
実際には、この側壁24は、フランジ13の付は根に設
けられた隆起部17を構成している。
該側壁24の周縁に沿って作られる円周の半径をR1と
する。
第1図乃至第4図に比較的詳細に示した実施例では、運
動要素10の溝23の他方の側壁、すなわちばね座金2
0が機能形状をとる際にその舌21の支承部を与える方
の側壁25は、全体軸線に対して傾斜しており、該軸線
から離れるに従って運動要素10のフランジ13から遠
ざかる。
該側壁250周縁に沿って作られる円周の半径をR2と
する。
第1図乃至第4図に比較的詳細に示した実施例では、こ
の半径R2は前述の半径R1よりも小さい。また、ばね
座金20が第4A図に示すように待機形状をとる際に、
その舌21の自由端31、すなわち係合端は、その半径
R3が前記R1とR2との間の半径R3の円周沿いに位
置決めされる。
換言すれば、この実施例では、軸線方向に伝動要素11
に向けられた方の運動要素IOの溝23の側壁24は、
ばね座金20が待機形状をとる際に、その舌21の自由
端31よりも半径方向に外側に延びているのに対し、他
方の側壁25は、上記自由端よりも半径方向の内側に延
びるにとどまる。
実際には、ばね座金の舌21の自由端31が位置決めさ
れる円周の半径R3は、運動要素10の溝23における
側壁250周縁の半径R2と実質的に等しくてよい。
図示した実施例では、ばね座金20は、第4A図に示す
ように、最初から伝動要素11に装着されており、その
際軸線方向において、伝動要素11を構成する玉軸受の
外レース14の垂直端部15と、竣工軸受の内レース1
6の対応する縁部との間に位置決めされる。容易に理解
されるように、前記縁部の斜面18は、この個所におい
てばね座金20のための広い空間を与えるものである。
その際、ばね座金20は凹状の待機形状をとり、例えば
図示するように、伝動要素11を構成する玉軸受の内レ
ース16に支承される。
ばね座金が上記待機形状をとる際には、その舌21は、
運動要素10の方向に延びている。そしてその際、ばね
座金20は、その寸法に応じて、伝動要素11を構成す
る玉軸受の垂直端部15にその舌21をもって支承され
るか、或はこの種の玉軸受が内部に通常具備するデフレ
クタ15′と接触することにより、心出しされた状態に
ある。
伝動要素11と運動要素10の軸線方向の係合に際して
、後者のスリーブ12の外面がテーパ状であることによ
り、係合し易くなっている。例えば第4A図の矢印F1
で示すように伝動要素11を運゛動要素10に軸線方向
に係合させる場合には、伝動要素11は、上述の幾何学
的配置により、ばね座金20の舌21の自由端31を介
して、運動要310に軸線方向に接触する。その際、第
4B図に示すように、前記舌21は、伝動要素11の垂
直端部15が運動要素10のフランジ13に接触する前
に、前記自由端31によって運動要素の溝23の軸線方
向に伝動要素11の方に向けられた側壁24に支承され
る。
上記のように、伝動要素11を運動要素10に軸線方向
に係合させると、第4B図の矢印F2で示すように、ば
ね座金20の舌21へ向けられた反力が生ずる。ばね座
金20はその外周縁によって伝動要素の内レース16の
縁部に東予された状態にあり、一方その舌は運動要素1
0の溝23の側壁24に支承されているため、前記反力
は、舌21を介してばね座金20の内周縁に伝えられる
そして、これが一定の行程に対応した一定の大きさを越
えると、このばね座金20の形状は、凹状の待機形状か
ら第1図に示す凸状の機能形状に、急激に移行する。
しかしながら、それと同時に、ばね座金20の舌21は
、第4B図の矢印F3に従って、全体軸線の方向へ揺動
する。その結果、ばね座金20は舌21をもって運動要
素10の溝23の側壁25に支承される。一方、その外
周縁によって伝動要素11の垂直端部15に軸線方向に
支承され、かつこの垂直端部15を運動要素10のフラ
ンジ13に対して軸線方向に押しつける。
実際には、ばね座金20が、待機形状から機能形状へ移
行するに際して、その舌21とともに形成する全体は、
実質的に同一の形状を保持し続けるが、これは、運動要
素10に溝23が設けられていることと、この溝23の
形状が適切であることによるものである。同時に、舌2
1の自由端31は、その際軸線方向において、この溝2
3の側壁24と25との間に位置決めされ、かつ側壁2
4、すなわち半径方向においてより外側へ延びている方
の側壁の周縁よ警も半径方向に内側にあることにより、
これらの舌21は、ある意味で、この溝23内に既に前
もって係合させられていると言える。
従って、舌21とばね座金20によって形成される二面
体の角度Vは、本発明に従って運動要素10が有する溝
23のため、実質的に常に同一であり続けることができ
る。特に、この角度は、ばね座金20の待機形状および
機能形状の両方に対して実質的に同一であり続けること
ができる。
第5図及び第6図に示す変形例では、ばね座金20の舌
21の各々は少なくとも1つのエルボ29を有している
。そして、ばね座金20は、待機形状をなす際に、この
エルボ29によって、伝動要素11の円筒状支承面28
に支承される。
実際には、この円筒状支承面28は、伝動要素11の垂
直端部15の縁部により形成される。
図示した実施例では、舌21の各々は、蚕体的にS字状
をなし、凹部の向きが互いに反対の2つのエルボ27.
29を、ばね座金20から連続した形で有している。そ
して、舌21は、これらのうち第2のエルボ、すなわち
ばね座金20から遠い方のエルボ29によって、待機形
状において伝動要素11の円筒状支承面28に支承され
る。
同時に、この実施例では、運動要素10の溝23のばね
座金20の舌21に支承部を与える方の側壁25は、全
体軸線に対して実質的に垂直で真っ直ぐになっている。
従って、この実施例では、この溝23の側壁24.25
は両方とも真っ直ぐである。
全体として見た場合、舌21は、そのエルボを除けば、
先に述べた場合と同様に、ばね座金20とともに角度が
Vの二面体を形成する。この二面体は、例えば、舌の付
は根部分30と自由端31とを結んだ直線を基準にして
想定したものである。
これも上述の場合と同様に、第6図に示すようにばね座
金20が待機形状をとる際には、その舌21は、運動要
素10の方向へ延びており、舌21の各々はその際、全
体として見た場合、事実上全体的に軸線方向へ延びてい
る。
上記待機形状をとる際、ばね座金20は、その舌21に
よって心出しされた状態にあり、これらの舌21は、そ
の際、上述のように、そのエルボ29によって、伝動要
素11の円筒状支承面28に支承される。
伝動要素11と運動要素10の結合は、上述の場合と同
様に行われ、この結合の終了時においては、ばね座金2
0の形状が変化した後に、ばね座金の舌21は運動要素
10の溝23の側壁25に支承されるが、その際、舌と
ばね座金20によって形成される二面体の角度Vに実質
的な変化が生じることはない。
第7図に示す変形例では、伝動要素11を構成する玉軸
受の外レース14が、クラッチの連動遮断器に作用する
。そしてその内レース16は、運動要素10のフランジ
13に支承されるように、同じく半径方向ではあるが全
体軸線とは逆の方向に垂直端部15を有している。
この場合、ばね座金20の舌21を支承するた−めの運
動要素10の溝23は、運動要素のフランジ13が有す
る冠状部35の内面に設けられ、この冠状部35はフラ
ンジ13の外周縁部から軸線方向に突出し、運動要素1
0のスリーブ12と平行に、該スリーブと同方向に延び
ている。
同時に、ばね座金20はそめ内周縁が伝動要素11に、
より正確には該要素の垂直端部15に支承される。そし
て、その外周縁に、同上に規則的に分散配置された少な
くとも1つの実際には少なくとも2つの舌21を有して
いる。
例えば、先の場合と同じく、4つの舌21が、ばね座金
20の外周縁に設けられる。
ばね座金20が図示しない待機形状をとる際には、運動
要素10の溝23の軸線方向に伝動要素11に向けられ
た方の側壁24は、ばね座金20の舌21の自由端31
よりも半径方向において内側の位置まで延びている。一
方、他方の側壁25は、前記自由端31よりも半径方向
において外側の位置までしか延びていない。
その他の点では、この実施例は、先に述べたものと同じ
タイプの構成となっている。
特に、ばね座金20と舌21によって形成される二面体
の角度Vは、先の場合と同じく、このばね座金20がと
る2つの形状の両方に対し、実質的に同じであり続ける
第8図及び第9図に示す実施例では、運動要素10が有
する溝23は、再び該要素のスリーブ12の外面に設け
られる。ただし、この場合は、フランジ13の近傍にで
はなく、その反対に、このスリーブの該フランジとは反
対側の伝動要素11の側の自由端の近傍に設けられ、ば
ね座金20はフランジ13とは反対の側で伝動要素11
に支承される。
図示のように、この場合、伝動要素11を構成する玉軸
受の内レース16が運動要素10のフランジ13に支承
され、また、クラッチの連動遮断器への作用は、その目
的のためにしかるべく延長および/または形状適合させ
られたこの玉軸受の外レース14によって行なわれる。
しかしながら、先の場合と同じように、この逆の構成を
採ることができるのは言うまでもない。
いずれにせよ、溝23の軸線方向においてフランジ13
に近い方の、モして又、ばね座金20が待機形状をとる
際にその舌21の支承部をなす方の側壁24は、先の場
合と同じく、フランジ13に関して軸線方向に、伝動要
素11がある方に向けられている。
先の場合と同じく、この側壁は真っ直ぐである。
同時にまた、溝23の軸線方向にフランジ13から遠い
方の、モして又、ばね座金20が機能形状をとる際にそ
の舌21に支承部を与える方の側壁25は、もう一方の
側壁とは軸線方向に反対の方に、従ってまた伝動要素1
1とは反対の方に向けられている。
図示の実施例では、この側壁は全体軸線に対して傾斜し
ている。そして、この実施例のばね座金20の舌21は
、第1図乃至第4図及び第7図を参照して説明した実施
例の場合と同様に真っ直ぐに延び、ばね座金20ととも
に二面体をなしている。
図示の実施例では、伝動要素11を構成する玉軸受の内
レース16はほぼ円筒状であり、ばね座金20は、単に
、運動要素10のフランジ13とは反対の側の内レース
16の縁部で支承される。
図示の実施例では、この玉軸受の外レース14もまた、
はぼ円筒状である。
ここで注目されるのは、このように構成された実施例で
は、製造が極めて簡単であるという利点があることであ
る。
その組立てに際しては、例えば第9図に示すように運動
要素10を垂直に立てて置き、これと軸線方向に係合さ
せるべく、まず伝動要素11をフランジ13に当たるま
でかぶせ、次いで伝動要素11を構成する玉軸受とは独
立した状態にあるばね座金20を、スリーブ12の溝2
3の真っ直ぐな方の側壁24にその舌21が支承される
までかぶせることができる。
そうして、例えば第9図の破線で概略的に示すようなブ
ツシュ状の工具35を用いて、ばね座金20の形状に急
激な変化を生じさせればよい。
この形状の変化の終了時において、ばね座金20は、伝
動要素11を構成する玉軸受の内レース16の当該縁部
に支承される。一方、その舌21は、先の場合と同じ(
、運動要素10の溝23の傾斜した方の側壁25に支承
されることになる。
第10図に示す変形例では、伝動要素11を構成する玉
軸受の外レース14には、クラッチの連動遮断器に作用
する方の端部に、多少とも特定の形状が与えられている
外レース14にこのような鉤形の湾曲部分36が設けで
あることにより、全体の組立てに際してばね座金20の
形状の急激な変化が保証されるという利点が得られる。
かかる場合には、このばね座金20は、第1図乃至第7
図に示す実施例の場合と同様に、当該玉軸受に前もって
装着される。
ここで注目されるのは、説明および図示された実施例の
すべてにおいて、ばね座金20と舌21、によって形成
された二面体の凹部は、このばね座金20が機能形状を
とる際に伝動要素11に軸線方向に支承される方の側と
同じ側に向けられているということである。
また、すべての場合において、ばね座金20の舌21は
、運動要素10に支承される際に、その末端部によって
ではなくその面の一方によって支承される。
言うまでもなく、本発明は、説明および図示された実施
例に限定されることなく、実施および/または各要素の
組合せにおけるあらゆる変形を包括する。
特に、本発明による運動要素の溝は、必ずしも・円形に
連続して延びていなければならないということはない。
一方、この溝は円形に不連続に延びていてもよく、その
際、運動要素とばね座金との間には心出し手段が設けら
れ、ばね座金の舌は溝の対応する区画に直角に正しく位
置決めされる。
また、ばね座金の舌のある側とは反対の側の周縁部に切
り込みを設けてもよく、さらには、同様に周上に分散配
置した舌を設けてもよい。
最後に、第1図乃至第7図に示す実施例では、このばね
座金は、必ずしもあらかじめ伝動要素に装着されるわけ
ではない。特に、運動要素のスリーブと伝動要素を構成
する玉軸受の内レースとの間に十分な環状の空間がある
場合には、伝動要素が運動要素に既に係合し、運動要素
のフランジに既に当接していても、ばね座金は、工具を
用いて軸線方向に押し込むことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるクラッチスラスト軸受の軸線方向
部分断面図、第2図は本発明によるクラッチスラスト軸
受が有する軸線方向に作用するばね座金を機能形状にお
いて示した斜視図、第3図は軸線方向に作用するばね座
金を待機形状において示した第2図と同様の斜視図、第
4A図及び第4B図は本発明によるクラッチスラスト軸
受の組立てにおける2つの連続した段階を示した第1図
と同様の軸線方向部分断面図、第5図は一変形例を示す
第1図と同様の軸線方向部分断面図、第6図は第5図の
変形例についての第4A図と同様の断面図、第7図及び
第8図はそれぞれ別の2つの変形例についての第1図と
同様の軸線方向部分断面図、第9図は第8図に示す変形
例における組立ての態様を示した軸線方向部分断面図、
第10図は別の一変形例についての第8図と同様の軸線
方向部分断面図である。 10・・ 運動要素、11  伝動要素、12スリーフ
、13・  フランジ、14 ・ 外レース、15− 
垂直端部、16・−・・−内レース、17・・・隆起部
、18・・・・傾斜面、19・・・・・垂直端部、20
 ・ばね座金、21・・−舌、23・ −溝、24.2
5 −側壁、27− エルボ、28・−・ ・支承面、
29−・ ・エルボ、30− ・付は根、31、・、自
由端、35・−・ 工具。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主として自動車用のクラッチスラスト軸受であっ
    て、全体的に、運動要素10と、伝動要素11と、軸線
    方向に作用する皿ばね状のばね座金20とからなり、前
    記運動要素10は、クラッチフォーク等の制御装置の作
    用の下におかれ、前記伝動要素11は、前記運動要素1
    0に直接的もしくは間接的に軸線方向に支承されると同
    時に前記運動要素の作用の下において、クラッチの連動
    遮断器に作用し、前記ばね座金20は、前記伝動要素1
    1を前記運動要素10に軸線方向に支承させると同時に
    両者を軸線方向に向かい合った状態に保持すべく設けら
    れ、折り返しによって、一方は待機形状、他方は機能形
    状である、凹形状及び凸形状のいずれかを安定した態様
    でとることができ、また、機能形状においてはその周縁
    部の一方によって伝動要素11に支承され、また、その
    周縁部の他方に沿って少なくとも1つの舌21を有し、
    この舌21によって運動要素10に支承され、前記舌2
    1は、全体的に見て、前記ばね座金20とともに二面体
    をなしているクラッチスラスト軸受において、ばね座金
    20が有する1つ以上の舌21と協働すべく運動要素1
    0は周囲に溝23を有し、この溝23の一方の側壁24
    はばね座金20が待機形状をとる際に前記1つ以上の舌
    21のための支承部を構成し、他方の側壁25はばね座
    金20が機能形状をとる際に前記1つ以上の舌21に支
    承部を与え、その結果、前記1つ以上の舌21とばね座
    金20によって形成される二面体の角度Vは、前記2つ
    の形状の両方に対して実質的に同一であり続けることが
    できることを特徴とするクラッチスラスト軸受。
  2. (2)ばね座金20が待機形状をとる際、1つ以上の舌
    21の末端部31は、運動要素10の溝23の側壁24
    、25のそれぞれの周縁に沿って作られる円周の半径R
    1とR2の間の大きさの半径R3を有する円周に沿って
    位置決めされることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項に記載のクラッチスラスト軸受。
  3. (3)ばね座金20の1つ以上の舌21の末端部31が
    位置決めされる円周の半径R3は、運動要素10の溝2
    3の、伝動要素11とは反対の側に向けられた側壁25
    の周縁に沿って作られる円周の半径R2とほぼ等しいこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(2)項に記載のクラ
    ッチスラスト軸受。
  4. (4)外周縁が伝動要素11に支承されるばね座金20
    はその内周縁に少なくとも1つの舌21を有し、前記ば
    ね座金20が待機形状をとる際に、運動要素10の溝2
    3の、軸線方向に伝動要素11の方へ向けられた側壁2
    4は前記舌21の末端部31よりも半径方向に外側に延
    びているのに対し、他方の側壁25は前記末端部31よ
    りも半径方向に内側に延びるにとどまることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項又は第3項のいずれかに記載の
    クラッチスラスト軸受。
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FR8617046 1986-12-05

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