JPS6323504A - 主および補助回路を有する電気的遮断器の引入れおよび引出し機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、端子を有する主回路と、固定コネクタおよび
相互作用する可動コネクタと関連した補助回路とを備え
た、引抜き可能な多極の電気的遮断器のための可逆引入
れおよび引出し機構に関し、遮断器は、前方開口、二つ
の対向した側壁および多極の主端子のための固定後方支
持パネルを有するハウジングの形の固定シャシ−内に可
動な機械的支持体に取りつけられており、遮断器の機械
的支持体は、シャシ−の側壁に対称的に固定されていて
長手方向の引入れ方向に平行に延びている一対のすべり
板により案内され、前記機構は、遮断器の主および補助
回路が接続される第一の“引入れ“位置と、主回路が切
られて補助回路が接続される第二の“試験”位置と、主
および補助回路が切られる第三の“引出し“位置とを占
めることができる運動伝達系と関連した作動装置を有す
る。

（従来の技術とその問題点） 前述した種類の引出し遮断器の技術状態によれば、補助
回路コネクタの一つは、主回路端子が通る同じ壁−にの
遮断器に固定され、相互作用するコネクタが接続支持パ
ネルにしっかりと取りつけられている。補助回路コネク
タの接続と分離が遮断器の移動方向に行なわれる。運動
伝達系が作動装置と遮断器の可動な機械的支持体の間に
永久的なデスモドロミックリンクを形成する。機構の作
用中に、遮断器は、長手方向の引入れ方向に沿ってずら
された三つの別々の位置を占める。遮断器の各位置は、
主および補助回路の引入れ、試験または引出し位置のう
ちの一つに対応する。これらの三つの位置の存在は、引
入れ行程および反対の引出し行程の増大のもととなり、
かつシャシ−が大きな寸法を有することになる。

加えて、大抵の引出し遮断器は、接続支持パネルを備え
た固定シャシ−と、遮断器にしっかりと結合された転動
部品が走行できる一対の引っ込められるレールとを有す
る。遮断器は、一般に補助金属フレームにより支持され
、その対向する側壁が転動部品を支持しており、ラッキ
ング機構が作用されたときに全組立体が固定シャシ−の
内側を移動することができる。この補助金属フレームの
存在が遮断器案内兼錠止手段の取付けを複雑にし、かつ
装置の価格と重量を増加させることになる。

本発明の目的は、シャシ−の寸法を減少させるために引
出し遮断器の行程を減少させることである。

本発明の第二の目的は、引出し遮断器の支持兼錠止装置
を単純化することである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明による機構は、補助回路接続装置の固定コネクタ
が遮断器にしっかりと結合されていることと、可逆機構
の運動伝達系が、第二位置と第三位置の間に設けられた
間隔に対応する作用相中接続装置の可動コネクタの駆動
装置と作動装置の間の第一の機械的リンクと、第二位置
と第一位置の間に設けられた間隔に対応する他の作用相
中遮断器の可動な機械的支持体の連結装置と作動装置の
間の第二の機械的リンクとを有し、第二の機械的リンク
が遮断されたときに第一の機械的リンクが活動し、かつ
この逆になることにより、遮断器が静止したままでいる
ときに補助回路の固定および可動コネクタを接続したり
または分離したりすることができるように組立体が配置
されていることを特徴とする。引入れ機構により、遮断
器を引入れと試験位置のある引出しの間を移動させるこ
とができ、かつ遮断器が動いてないときに可動コネクタ
の駆動装置を作用させることができる。

接続装置の固定コネクタを、遮断器を収容する絶縁ケー
スの上部または下部水平面の一方に位置させるのが有利
である。駆動装置は、第一の機械的リンクが作られて、
第二の機械的リンクが遮断されるときに可動コネクタの
垂直な並進運動を引き起こすように配置され、前記運動
は遮断器の主回路の長手方向引入れまたは引出し方向に
対し垂直である。

遮断器は、シャシ−の対称なすべり板をすべることかで
きる一対のレールからなる単純化された機械的支持体の
上に載っており、第二の機械的リンクの連結装置が、各
レールにしっかりと結合されたフランジに固定されてい
る。引入れ位置では、遮断器がすべり板により確実に錠
止される。

補足的接続装置の固定コネクタは、遮断器に組込まれた
電子的トリップレリーズに、および測定、監視および指
示するための種々の電気的補助装置に電気的に接続され
ている。引入れ位置で、および試験位置で、可動コネク
タが固定コネクタにつながって、情報を捕えて指令を電
気的補助部とトリップレリーズへ送ることができる。

主および補助回路の種々の状態が、固定盾形板の前面に
位置した位置指示器により指示される。

可動な機械的遮断器支持体は、シャシ−の対向する側壁
に固定された対応するすべり板を長手方向にすべるよう
に取りつけられた一対の対称なレールを有し、遮断器が
、各レールの相互作用装置に位置した少なくとも一つの
ラッチ装置を有し、また前記支持体は、引入れおよび引
出し位置ですベリ板に遮断器の機械的な錠止を確保する
ためにレール保持手段と共に作動する錠止装置を備えた
錠ｆに系を有し、この錠止系、シャシ−のスピンドルに
枢着された作動レバーにしっかりと結合され、また前記
支持体は、錠止装置と保持手段を解錠することにより錠
１１−系の係市を解くことができる、前記作動レバーと
引抜きを握りの間の第一の機械的リンクを有する。

この種の機械的支持体はどんな補助的金属フレームも必
要としない。遮断器は、成形された絶縁ケース型であっ
て、簡単に二つのレールの」二に配置され、そのとき組
立体が、固定シャシ−の対応するすべり板をすべること
ができる。

錠止系の解錠は、第一の機械的リンクが作られたときに
引抜き握りを手で引っ込めることにより引入れ位置でお
よび引出し位置で行なわれる。

機械的支持体を引入れ位置から引出し位置へ移動させた
ときに遮断器の強制的な引はすしを確保するために第二
の機械的リンクが作動装置伝達系と前記作動レバーの間
に配置されている。

レール保持手段は、互いに対して長手方向にずらされた
主ラツチと補助溝からなり、遮断器が引入れ位置に到達
したときに可動支持体の第一の確実な二方向錠止と、遮
断器が引き抜かれないように防止するが遮断器を引き入
れることができる引出し位置での前記支持体の第二の一
方向錠止とをそれぞれ形成する。

各レールの後端は、シャシ−の側壁により支持されたス
ピンドルに枢着された一対の作動ジョーを有する、絶縁
シャッタの作用装置と共に作動するように斜めに切るの
が有利である。

複数の補助安全装置がシャシ−の盾形板に配置されてい
て、作動装置がハンドルにより作用されないように防止
することができる主錠止ボルトと共に作動する。

ハンドルはいくつかの部分が関節でつながれていて、盾
形板のオリフィスと長手方向に整合された固定スリーブ
に貯蔵することができる。

（実施例） 以下、本発明を実施例について図面により詳細に説明す
る。

図面において、低電圧で引っ込むことができる電気的開
閉装置が、機械的支持体１２に取りつけられた引出し多
極遮断器１０を有し、機械的支持体１２は、平行六面体
のハウジングの形の固定シャシ−１４の内側を並進運動
可能である。特に４０００アンペアまでの高い定格の遮
断器（第７図と第１０図）が絶縁材料製のケース１６に
収容されており、このケースは、前面１３の近くに位置
した前方区画室１１と、異なる極を収容する後方区画室
１５とに小分けされている。前方区画室１１は、エネル
ギー貯蔵ばね系（図示省略）のチャージレバー２０を有
する作動装置１８と、障害電流、特に過負荷、短絡また
は接地事故が起こったときに自動的な引はずしを生じさ
せる電子的トリップレリーズ１７と、電気的測定送信お
よび監視補助部１９、特に遮断器の引はずしまたは状態
、不足電圧ＭＮおよび／または分岐トリップＭＸ電圧ト
リップレリーズなどを指示する補助接点を収容する。後
方区画室１５の多極は、一方の接点が＝　１６　＝ 固定されていて他方が可動である接点２２．　２４を遮
断する系と、アークシュート２６と、ケース１６の後面
３１から突出する一対の主端子２８゜３０とからなる。

遮断器１０の内部配置と作動は、本出願人により１９８
５年１０月３１日に出願されたフランス特許出願第８，
５１６，３４５号、第８．５］、６，３４６号および 第８，５１６，３４７号各号の明細書に詳細に論じられ
ている。

シャシ−１４の後方パネルが絶縁接続支持体３２（第１
．３．５および９図）として配置されており、この支持
体を、断路接点３８．４０を備えた固定端子パッド３４
．３６が通っている。遮断器１０の引入れ位置（第５図
）では、主端子２８．３０が断路接点３８．４０と係合
して、回路網の活動導体に流れる電流を運ぶ。接続支持
パネル３２の構造は、本出願人により１９８５年６月５
日に出願されたフランス特許出願 第８．５０８．５９７号に詳細に記載されている。

主端子２８．３０に加えて、遮断器１０は、全体的参照
符号４２により示された補足的接続装置を有し、この装
置は、補助部］つと一方ではトリップレリーズ１７のｌ
Ｕｆ、他方では外部の遠隔制御兼監視手段の間に電気的
リンクを作ったりまたは遮断したりすることができる。

接続部Ｈ４２（第７図）は、配線導体４５により種々の
電気的補助部１９に接続された第一の固定コネクタ４４
と、電子的トリップレリーズ１７に接続された第二の固
定コネクタ４６とを備えている。ケース１６の上部壁４
７に遮断器１０の前方区画室１１のレベルに位置した二
つの固定コネクタ４４．４６は、ケース１６を分解せず
に近接可能であり、かつ−束の外側電気接続部と関連し
た可動コネクタ４８゜５０につなぐことにより協働する
。遮断器１ｏの固定コネクタ４４．４６が雄−接点型で
あるのに対し、可動コネクタ４８．５０は反対の雌−接
点型であり、またはこの逆でも良い。

ハウジングを形成する金属シャシ−１４は、引出し開閉
装置を挿入したりまたは引っ込めたりするための前方開
口５６を区画する基板５１と二つの対向した側壁５２．
　５４　（第７．８．９および１４図）とを有する。遮
断器１０を使用しているときに開口５６をドア５８によ
りなくすことができる。前方開口５６と対向して、遮断
器１０の接続支持パネル３２がある。遮断器］０の可動
な機構支持体１２には、シャシ−１４の対応する側壁５
２．５４に中間高さで固定された二つの対称的なずベリ
板６４．６６をすべることができる一対のレール６０．
６２が設けられている。各レール６０．６２には、フラ
ンジまたは腕６８．７０が固着されており、その」−縁
が二つの位置決め切欠き７２を有し、これらの切欠きは
、遮断器１０のケース１６の対向する側面に配置された
相互作用する係１１一部分７４と共に作動する。遮断器
１０はまた、レール６０．６２が引き抜き位置（第９図
と第１２図）にあるときに遮断器１０を可動フランジ６
８．７０のにに取りつけることができる一対の把握縁７
６を有する。

ラッキング機構７８（第２．４，６．８および１３図）
は、シャシ−１４の前面からラッキング−１９＝ ハンドル８４により回転させることができる作動ねじと
其に作動するクラウンホイール装置８０を有する。クラ
ウンホイール装置８０は、その並進運動に対して横に延
びている回転軸８８にキーで１にめられた伝動ピニオン
８６を駆動する。横軸８８の対向端部には、二つの作動
カム９０．９２があり、これらの作動カムは、一方では
、補足的接続装置４２の部分を形成する、可動コネクタ
４８．５０の駆動装置９４と協働し、かつ他方では、遮
断器１０の可動支持フランジ６８．７０に固定された連
結手段９６と協働するように設計されている。

可動コネクタ４８．５０の駆動装置９４は、シャシ−１
０の中間平面に対して対称であり、かつ各カム９０．９
２の高さに中間レバー９８を有し、この中間レバーは、
対応する側壁５２．５４に固着されたスピンドル１．　
ＯＯに枢着されている。レバー９８の一端に溝１０２が
設けられており、この溝に、各カム９０．９２と関連し
たピン１０４が係合することができる（第１３図と第１
４図参照）。溝１０２と対向して、各レバー９８が、対
応する側壁５２．５４に沿って移動できる垂直ロッド１
０８に点１０６で枢着されている。コネクタ４８．５０
が、駆動装置９４の二つの対称なロッド］０８に連結さ
れた共通の横材１１０により支持されている。横材］１
０は軸８８に平行に延びていて、かつ装置４２の雄コネ
クタ４４．４６と雌コネクタ４８．５０をつなげるかま
たは切ったときに垂直な並進運動するように作動する。

横材１１０の対向端が、側壁５２．５４に配置された孔
１１２内を移動するが、番孔１１２の高さｈ（第７図）
は補足的接続装置４２の引入れ行程に明らかに対応して
いる。各ロッド］０８の上部は、スロット１１６を有す
る延長部１１４を有し、スロット１１６には横材１１０
の対応する縁が隙間をもって差込まれている。スロット
１１６の長さは横材１１．０の深さより大きく、かつ遮
断器１０の長手方向引入れまたは引出し行程に対応する
孔１１２の長さ１に明らかに同一である（第１４図）。

各可動フランジ６８．７０と機構７８との連結手段９６
は、例えば、クラウンホイール８０の移動が起こるとき
に、対応するカム９０．９２の切欠き］１８と協働する
ローラをかぶせたスピンドルにより形成されている。

各側壁５２．５４の軸受］２４内のスピンドル１２２−
１−に制限された回転をするように取りつけられた錠止
装ｗ１２０は、遮断器］０が引入れ位置（第１１図と第
１４図）にあるときに、レール６０．６２の相互作用す
るラッチに係合できる保持ラッチ１２６を有する。その
とき、遮断器がすべり板６４．６６により確実に錠止さ
れる。引抜き握り１３０（第１４図）が各レール６０．
　６２に結合されていて、開閉ユニットを引っ込めたと
きにラッチを解錠する。

第１５図には、作動カム９０．９２の構造を詳細に示し
である。切欠き１１８が回転軸８８の横方向軸心に対し
て偏心している。カム９０．　９２は、軸８８の軸心を
もった第一の円形周縁１３４を有し、この周縁は、ラッ
キング機構７８か引出し位置と試験位置の間を作用可能
であるときに連結ローラ９６との接触により協働する。

切欠き１１８の内側部分は、試験位置で連結ローラ９６
のストッパーとして作用する第二の直線縁１３６により
区画されている。切欠き１１８の第三の作用縁１３８は
、各可動フランジ６８．７０の連結ローラ９６を試験位
置から引込み位置へ駆動することができる。

引出し型電気的開閉装置のラッキング機構７８の種々の
作動相を第１図〜第９図に示す。

第９図には、シャシ−１４のレール６０．６２上に遮断
器］０を組立てる作業を示す。可動フランジ６８．７０
とレール６０．６２を側板６４゜６６からできるだけ遠
く　（矢印Ｐの方向）移動させてから、係止部分７４を
位置決め切欠き７２に係合させた後遮断器１０をレール
６０．６２に取りつける。作業者はケース１６の握持縁
７６を用いて遮断器１０を取りつける。第７図の右側半
分は、引抜き位置で可動フランジ６８．７０に遮断器１
０を取りつける作業を示す。

それから、遮断器１０をシャシ−１４の内側で矢印Ｆの
方向に押し戻す。第７図の左側半分は、関連したすべり
板６４．６６にレール６０．６２を挿入する作業を示す
。

遮断器１０の引出し位置（第１図と第２図）で、主端子
２８．３０を接続支持パネル３２の断路接点３８．４０
から分離する。同じことが補足的接続装置４２の固定コ
ネクタ４４．４６および可動コネクタ４８．５０に当て
はまり、その際横材１１０が駆動装置９４のロッド１０
８により上方位置（第７図と第８図）へにげられる。可
動フランジ６８．７０の連結手段９６のローラを各作動
カム９０．９２の最初の縁１３４に接して止める。

伝動ピン１０４を装置９４の各レバー９８の溝１０２に
挿入する。

遮断器１０の引入れ作業はラッキングハンドル８４の二
つの一方向作用相で行なわれ、それによりクラウンホイ
ール装置８０が連続的に中間試験位置（第３図と第４図
）にそしてそれから最後の引入れ位置（第５図と第６図
）にもたらされる。

ハンドル８４を試験位置（第３図と第４図）へ動かすと
、作動ねじ８２が初期の時計方向回転をして、クラウン
ホイール８０を前面１３に向かって長手方向に並進運動
させる。これによって、カム９６．９２が反時計方向に
回転し、そしてレバー９８が反対に旋回して横材１１０
の駆動装置９４のロッド１０８を下降させる。横材１１
０に固着された可動コネクタ４８．５０が、ハンドル８
４のこの最初の作用相中、遮断器１０の対応する雄コネ
クタ４４．４６につながる。可動フランジ６８．７０が
並進運動してないので、遮断器１０の位置が変更されず
、第１図と第２図の初期位置に対応する。各カム９０．
９２の内側に配置された切欠き１１８の第二の直線縁１
３６が連結ローラ９６と接触することになり、その連結
ローラも試験位置まで静止したままである。

試験位置から、さらにハンドル８４を時計方向に作用さ
せると、クラウンホイール装置８０が最大に前進し、か
つカム９０．９２が反時計方向に回転する。各カム９０
．９２の第三の縁１３８が連結手段ローラ９６を駆動し
、可動フランジ６８゜７０が遮断器１０を並進運動させ
、ついには端子２８．３０が断路接点３８．４０に挿入
することにより主回路が係合する（第５図と第６図）。

ハンドル８４とねじ８２が回転するこの第二作用用中、
各レバー９８に配置された溝１０２からピン１０４が解
放され、そして静止したままでいる駆動装置９４のロッ
ド１０８との機械的連結を遮断する。固定コネクタ４４
．４６および可動コネクタ４８．５０が接続位置のまま
であるが、横材１１０がロッド１０８の直線スロット１
１６内を自由にすべることにより、前記のコネクタが遮
断器１０により引入れ位置に向かって並進運動される。

ラッキング機構７８により、遮断器１０を引入れ位置と
引出し位置の間を移動させ、かつ可動コネクタ４８．５
０の駆動装置９４を作用させることができる。

遮断器１０は、長手方向の引入れ方向に沿ってずらされ
た二つの別個の位置、すなわち第一〇引入れ位置（第５
図）と、試験のあるまたはない第二の引出し位置（第３
図と第１図）を占める。可動コネクタ４８．５０が対応
する固定コネクタ４４．４６に対し係合または離脱する
ときに、遮断器１０は第二位置で静市している。第一の
引入れ位置（第５図）と試験のある第二の引出し位置（
第３図）において、補足的接続位置４２は活動して、情
報を捕えて遮断器１０の電気的補助部１９と電子的トリ
ップレリーズ１７へ指令を送ることができる。

遮断器１０を第一の引入れ位置（第５図）から試験のな
い第二の引出し位置（第１歯）へ引っ込める操作は、ハ
ンドル８４を反時計方向に回すことにより引入れと逆方
向に行なわれる。第一の引込み相で、遮断器１０がカム
９０．９２により試験のある引出し位置へ駆動され、そ
の位置では接続装置４２の可動コネクタ４８．５０が固
定コネクタ４４．４６につながったままである。第二の
引込み相中ハンドル８４をさらに回転させると、遮断器
１０を移動させずにコネクタ（４４〜５０）−２７＝ か分離される。

可動コネクタ４８．５０を支持する横材１．１．０の可
逆垂直並進運動が、引入れ行程の始めにまたは機構７８
の引出し行程の終りに行なわれ、かつシャシ−１４のレ
ール６０．６２の長手方向に対し垂直方向にわたる。前
述１．た例では、接続装置４２の接続と分離がケース１
６の−に１部壁で行なわれるが、装置４２の接続を反対
の下部壁に配置できるのは明らかである。

回転する位置指示器（第１３図）が固定盾形板〕４２の
前面に位置していて、遮断器１０の主および補助回路の
種々の状態を指示する。すなわち、“引入れ”位置１は
、主および補助回路が接続される第５図に対応し、“試
験″位置２は、主回路が切られていて、補助回路が接続
されている第３図に対応する。そのとき、遮断器１０を
通常に取り扱かうことができ、かつすべての作動順序を
検査することができ、“引出し”位置３は、主および補
助回路が分離される第１図に対応する。

回転指示器１４０は、ロッド］４６が延びている前方指
示器１４４を有し、ロッド１４６は、クラウンホイール
装置８０に固着されたナツト１４８と協働する螺旋形ね
じを有する。作動ねじ８２をハンドル８４により作用さ
せると、クラウンホイール８０の並進運動が指示器１４
０のロッド］４６の回転運動に変換される。

接続装置４２の可動コネクタ４８．５０が接続線１５０
により接続端子１５２に接続されており、この接続端子
はシャシ−１４のレールの上に固定されていて使用者が
近接可能である（第２１図と第９図）。各コネクタ４８
．５０は、横材１１０の」二に弾性保持突起１５４によ
りしっかり握持されている。

各引抜き握り１３０は、対応する可動フランジ６８．７
０の二つのピン１５８の上を長手方向にすべることがで
きる二つの長方形の開口１５６を有する（第１．４．１
６および１７図）。ラッチ１２６を有する錠止装置１２
０が、同じスピンドル１２２に枢着された作動レバー］
６０にリベットで留めることにより固着されている。戻
しばね］６２が作動レバー１６０の点］６４とシャシ−
〕４の固定点１６６の間に取りつけられ、かつレバー１
６０と錠止装置１２０の組立体を活動位置に向かって反
時計方向に付勢しており、遮断器１０か引入れ位置に到
達したときに、保持ラッチ］２６をレール６０．６２の
相互作用するラッチ］２８に自動的に係合させることが
できる（第１６図）。加えて、各引抜き握り１３０には
解錠傾斜路１６８が設けられており、この傾斜路は、使
用者が戻しばね１７２に抗して握り１３０に引張力を加
えたときに作動レバー１６０のピン１７０と協働するこ
とができる。握り１３０を並進させると、作動レバー１
６０が旋回してラッチ１２６．１２８が解錠位置へ引き
離され、遮断器１０を引抜き位置へ引っ込めることがで
きる。ピン１．７０はレバー１６０の下方腕１７４に配
置されている。

主ラツチ］２８に加えて、各レール６０．６２は、長手
方向にずらされた補助切欠き１７６（第１７図）を有し
、この補助切欠きは、遮断器１０が引抜き位置にあると
きに、錠止装置１２０の第−係ＩＩ−歯１２６と係合す
ることにより協働する。

これが付加的な一方向係止部１７８になり、この係１］
一部は、遮断器１０をシャシ−１４から引き抜けるよう
にするために握り１３０により解放しなければならない
。

さて第１９図と第２０図を参照すると、作動レバー１６
０の上方腕１８０が、レバー１６０の時計方向旋回中に
遮断器１０のトリップ棒１８２を引はずし位置へ作用さ
せることができる。レバー１６０のこのような機械的な
作用により、ハンドル８４を有する機構７８が遮断器１
０を引入れ位置から引出し位置へ移動させたときに作動
装置１８の強制的な最初の引はずしが引き起こされる。

作動レバー１６０の旋回がカム９２の回転申付なわれ、
カムの一１二縁が、レバー１６０を駆動するスピンドル
１８４と干渉する。

安全ストッパー１８６（第１４．１．９．２０図）がシ
ャシ−］４の側壁５４にしっかりと結合され、かつ長方
形の作用面１８８を有し、この作用面は、遮断器をシャ
シ−１４に挿入したときにトリップ棒１８２を引はずし
位置へ旋回させるように設計されている。これが、閉じ
た遮断器１０を機構７８により引出し位置から引入れ位
置へ並進運動させたときに、引入れ方向の強制的な第二
の引はずしになる。

これに代わる実施例によれば、作動レバー１６０と錠止
装置１２０を、スピンドル１２２に枢着された単独部分
により均等な仕方で達成することができる。戻しばね１
６２と関連したこの部分は、引出し位置と引入れ位置で
遮断器１０を機械的に係１卜する機能と、引抜き握り１
３０または軸８８のカム９０．９２によりラッチ１２６
゜１２８を解錠する第二の機能と、遮断器１０を引抜き
方向に強制的に引きはずす第三の機能とを有する。

さて第１８図を参照すると、各レール６０゜６２の後端
１９０が斜めに切られていて、絶縁シャッタ１９４の作
用装置１９２と協働する。遮断器１０の引出し位置では
、シャッタ１９４を閉じることにより、絶縁が確保され
、かつ接続支持体３２のパッド３４．３６との接触が防
止される。

作用装置１９２の半分が第２２図に詳細に示されており
、かつ一対の作動ジョー１９６，１９８を有し、これら
のジョーは、シャシ−１４の側壁５２により支持された
スピンドル２００に枢着されている。戻しばね２０２が
二つのジョー１９６゜１９８を互いに向かつて付勢し、
かつ遮断器１０の引出し方向に閉じられるように絶縁シ
ャッタ１９４を押圧する。作用装置１９２の他方の対称
的な半部はシャシ−１４の側壁５４と関連している。遮
断器１０をラッキング機構７４により、試験のある引出
し位置から引入れ位置へ作用させるときに、各レール６
０．６２の斜めに切った端部１９０が作動ジョー１．９
６，１９８の傾斜路（第１６．１８図参照）に作用して
、これらを分離させ、この後に、引入れを行なうことが
できるように絶縁シャッタ１９４の自動的な開放が続く
。

さて第１３．１８．２３および２４図を参照すると、ラ
ッキング機構７４が作動を監視するために複数の補助安
全装置がシャシ−１４の前方盾形板１４２に位置してい
る。これらの補助装置は、キーロック２０６による最初
の錠止部、パッドロック２０８による第二の錠止部、お
よびドア５８を開くことによる第三〇錠止部２１０と共
に作動する主錠止ボルト２０４を有する。主錠止ボルト
２０４は、戻しばね２１２と共に錠止フランジにより形
成されている。そのフランジはいくつかの保持切欠きを
有し、かつ第一の錠止位置と第二の解錠位置の間を横に
移動させることができる。錠１１−ボルト２０４のフラ
ンジは、またハンドル８４が通るためのオリフィス２１
４を有する。鍵音１−ボルト２０４の第二の解錠位置（
第１３図に示す）において、オリフィス２１４が作動ね
じ８２および盾形板１４２のオリフィス２１６と長手方
向に整合していて、ハンドル８４が通ることができる。

三つの錠止装置２０６，２０８，２１０のいずれか一つ
をフランジの対応する切欠きに係合させることにより錠
止ボルト２０４が第一の錠止位置に保持されると、はハ
ンドル８４が挿入されるのを防ぐようにオリフィス２］
４と２１６はもはや整合されてない（第２３図と第２４
図参照）。

遮断器１０が引抜き位置から引出し位置へシャシ−１４
に不十分に押し込まれたときに、遮断器の可動支持フラ
ンジ７０が錠止ボルト２０４と干渉して、ハンドル８４
が挿入されないように防１１−する。

シャシ−１４の基板５１には、三つの部分が関節でつな
がれた、ハンドル８４を貯蔵するためのスリーブ２２０
がしっかりと固定されている（第１３図参照）。スリー
ブ２２０が作動ねじ８２に対し平行に延びており、かつ
盾形板１４２に配置された近接オリフィス２２２と整合
されている。

固定スリーブ２２０にハンドル８４を貯蔵する作業は、
ドア５８を開けたりまたは閉じたりするときにシャシ−
１４の前から行なわれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は引出し位置にある遮断器の概略側面図、第２図
は第１図による遮断器引出し位置にある引入れ機構の側
面図、第３図と第５図はそれぞれ遮断器の試験位置と引
入れ位置にある、第１図と同様な図、第４図と第６図は
それぞれ遮断器の試験位置と引入れ位置にある、第２図
の機構と同様な図、第７図は遮断器か可動な機械的支持
体に取りつけられた後のシャシ−の正面図で、右側の半
分が引抜き位置の遮断器を示し、左側の半分がシャシ−
に挿入後の遮断器を示す図、第８図は作動装置と伝達装
置を接続装置の可動コネクタと共に示すンヤシーの正面
図で、接続装置が切られた位置に示されている。第９図
は遮断器とシャシ−からなる半組立体の分解配列斜視図
、第１０図は本発明による接続装置を備えた遮断器の断
面図、第１１図と第１２図はそれぞれ引入れと引出し位
置にある遮断器の可動な機械的支持体を示す図、第１３
図はクラウンホイール作用装置を示す引入れ機構の部分
の分解配列斜視図、第１４図は可動な遮断器支持体と可
動コネクタの駆動装置を示す、引入れ機構の他の部分の
分解配列斜視図、第１−５図は第１３図による作用装置
の作動カムの拡大群細図、第１−６図と第１７図はそれ
ぞれ引入れと引出し位置にある遮断器錠止系の側面図、
第１８図は遮断器を取り外した後の固定シャシ−とラッ
キング機構の斜視図、第１９図は遮断器の引出し中に強
制的な引外しが行なわれるときの作動レバーの側面図、
第２０図は第１９図による装置の正面図、第２１図は使
用者が近接できる固定端子と可動コネクタの電気的接続
を示す図、第２２図は絶縁シャッタ作用装置の斜視図、
第２３図は種々の安全装置と関連した錠止ボルトを示す
、第１３図の詳細図、第２４図は錠止ボルトの錠止位置
における、第２３図の平面図である。 １０・・・遮断器、１２・・・可動な機械的支持体、］
４・・・固定シャシ−１］７・・・トリップレリーズ、
２８．３０・・・端子、３２・・・後方支持パネル、４
２・・・接続装置、４．４．４６・・・固定コネクタ、
４８゜５０・・・可動コネクタ、５２．５４・・・側壁
、５６・・・前方開口、６０．６２・・・レール、６４
．６６・・・すべり板、６８．７０・・・可動フランジ
、９４・・・可動コネクタの駆動装置、９６・・・連結
装置。 ＦＩＧ、　６ ＦＩＧ、　８ ＦＩＧ、９ ＦＩＧ、１０ ＦＩＧ、１１ ＦＩＧ、　１２ ＦＩＧ、１４ ＦＩＧ、　（６ ＦＩＧ、　１７ ＦＩＧ、２０ ＦＩＧ、　　２１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、端子を有する主回路と、固定コネクタおよび相互作
   用する可動コネクタを有する接続装置と関連した補助回
   路とを備えた、引抜き可能な多極の電気的遮断器のため
   の可逆引入れおよび引出し機構であって、遮断器が、前
   方開口、二つの対向する側壁および各極の主端子の接続
   のための固定後方支持パネルを有するハウジングの形の
   固定シャシーの内側の可動な機械的支持体に取りつけら
   れ、遮断器の機械的支持体は、シャシーの側壁に対称に
   固定されていて長手方向の引入れ方向に平行に延びてい
   る一対のすべり板により案内され、前記機構が、遮断器
   の主および補助回路が接続される第一の“引入れ”位置
   と、主回路が切られて補助回路が接続される第二の“試
   験”位置と、主および補助回路が切られる第三の“引出
   し”位置とを占めることができる運動伝達系と関連した
   作動装置を有する可逆引入れおよび引出し機構において
   、補助回路接続装置の固定コレクタが遮断器にしっかり
   と結合され、可逆機構の運動伝達系が、第二位置と第三
   位置の間に設けられた間隔に対応する作用相中接続装置
   の可動コネクタの駆動装置と作動装置の間の第一の機械
   的リンクと、第二位置と第一位置の間に設けられた間隔
   に対応する他の作用相遮断器の可動な機械的支持体の連
   結装置と作動装置の間の第二の機械的リンクとを有し、
   第二の機械的リンクが遮断されたときに第一の機械的リ
   ンクが活動し、かつこの逆になることにより、遮断器が
   静止したままでいるときに補助回路の固定および可動コ
   ネクタを接続したりまたは分離したりすることができる
   ように組立体が配置されていることを特徴とする機構。 ２、遮断器を収容する絶縁ケースの対向する垂直な側面
   が、機械的支持体に位置するラッチ装置を有し、接続装
   置の固定コネクタがケースの上方または下方水平面の一
   方に位置し、可動な遮断器の機械的支持体が、シャシー
   の対応するすべり板をすべることができる一対のレール
   を備え、第二の機械的リンクの連結装置が、各レールに
   固定されたフランジに配置されている、特許請求の範囲
   第１項に記載の可逆引入れおよび引出し機構。 ３、第一の機械的リンクが作られて第二の機械的リンク
   が遮断されるときに駆動装置が可動コネクタの垂直な並
   進運動を引き起こすように配置され、前記運動は、遮断
   器の主回路の長手方向引入れまたは引出し方向に対し垂
   直であり、接続装置の可動コネクタが、駆動装置の二つ
   の対称なロッドに連結された横材により支持され、この
   横材は、対応する固定コネクタが位置しているケースの
   水平面に対し平行に延びている、特許請求の範囲第１項
   に記載の可逆引入れおよび引出し機構。 ４、可逆機構作動装置が、回転軸にキーで止められた伝
   動ピニオンと協働するクラウンホィール装置と関連した
   作動ねじと、可動コネクタ駆動装置および機械的支持体
   連結装置を交互に制御するように前記軸に固定された少
   なくとも一つのカムとを有し、前記回転カムは、第一の
   機械的リンクが作られるときに駆動装置の中間レバーに
   配置された溝に係合できるピンと、第二の機械的リンク
   が作られるときに機械的支持体連結装置を駆動するよう
   に設計された切欠きとを有する、特許請求の範囲第１項
   に記載の可逆引入れおよび引出し機構。 ５、駆動装置の中間レバーが、シャシーの対応する側壁
   にしっかりと結合されたスピンドルに枢着され、前記溝
   がその端部の一方に配置されているのに対し、他端が、
   横材に連結された垂直なロッドに枢着され、横材が、各
   ロッドの延長部に配置された長手方向スロットに隙間を
   もって挿入されており、第二の機械的リンクが作られる
   ときに、スロットが、遮断器引入れまたは引出し行程に
   対応する長さを有する、特許請求の範囲第１項に記載の
   可逆引入れおよび引出し機構。 ６、接続装置が、遮断器の電子的トリップレリーズと連
   接された第一の固定コネクタと、電気的測定、監視およ
   び指示の補助部に連接された第二の固定コネクタとを有
   する、特許請求の範囲第１項に記載の可逆引入れおよび
   引出し機構。 ７、端子を有する主回路と、接続装置と関連した補助回
   路とを備え、遮断器の主および補助回路が接続される第
   一の“引入れ”装置と、主回路が切られて補助回路が接
   続される第二の“試験”位置と、主および補助回路が切
   られる第三の“引出し”装置とを占めることができる、
   引抜き可能な電気的遮断器のための可逆引入れおよび引
   出し機構であって、遮断器が、前方開口、二つの対向す
   る側壁および各極の主端子の接続のための固定後方支持
   パネルを有するハウジングの形の固定シャシーの内側の
   可動な機械的支持体に取りつけられ、前記機構が、引入
   れと引出し位置で遮断器を錠止する手段と協働する可逆
   引入れおよび引出し機構において、可動な遮断器の機械
   的支持体が、シャシーの対向する側壁に固定された対応
   するすべり板を長手方向にすべるように取りつけられた
   一対の対称なレールを有し、遮断器が、各レールの相互
   作用装置に位置した少なくとも一つのラッチ装置を有し
   、また前記機械的支持体が、引入れおよび引出し位置で
   すべり板に遮断器の機械的な錠止を確保するためにレー
   ル保持手段と共に作動する錠止装置を備えた錠止系を有
   し、前記錠止装置が、シャシーのスピンドルに枢着され
   た作動レバーにしっかりと結合されており、また前記機
   械的支持体が、錠止装置と保持手段を解錠することによ
   り錠止系の係止を解くことができる、前記作動レバーと
   引抜き握りの間の第一の機械的リンクと、機械的支持体
   を引入れ位置から引出し位置へ移動させたときに遮断器
   の強制的な引外しを確保するために作動装置伝達系と前
   記作動レバーの間に配置された第二の機械的リンクとを
   有することを特徴とする機構。 ８、作動レバーが、前記錠止装置を錠止方向に付勢する
   戻しばねと関連しており、レール保持手段は、遮断器が
   引入れ位置に到達したときに可動支持体の第一の確実な
   二方向錠止と、遮断器が引き抜かれないように防止する
   が遮断器を引き入れることができる引出し位置での前記
   支持体の第二の一方向係止とをそれぞれ形成するために
   互いに長手方向にずらされた主ラッチと補助切欠きを有
   し、作動レバーは、第一の機械的リンクが作られたとき
   に引抜き握りの傾斜路と協働するピンと、第二の機械的
   リンクが作られたときに作動装置のカムが駆動すること
   ができるスピンドルとを有する、特許請求の範囲第７項
   に記載の引入れおよび引出し機構。 ９、各支持機構のレールがフランジを有し、その上に引
   抜き握りが並進運動するように取りつけられ、前記フラ
   ンジが、前記作動装置のカムと協働できる連結装置を有
   し、各レールの後端が絶縁シャッタ系の作用装置と協働
   するように斜めに切られており、前記装置は、シャシー
   の側壁により支持されたスピンドルに枢着された一対の
   作動ジョーを有する、特許請求の範囲第８項に記載の引
   入れおよび引出し機構。 １０、シャシーの前方盾形板に配置された複数の補助安
   全装置を有し、保持切欠きを有する可動フランジを備え
   た錠止ボルトを有し、前記可動フランジは、作動装置が
   作用されないように防止するような仕方で、第一の錠止
   位置で前記補助装置と係合することにより協働可能であ
   り、またクラウンホィールとねじ作動装置を作用させる
   ハンドルが通るための第一のオリフィスを有し、前記錠
   止ボルトには、フランジの第二の解錠位置で作動ねじを
   ハンドルにより作用させるために盾形板の第一の相互作
   用オリフィスと整合させることができる第二オリフィス
   が設けられ、またいくつかの部分が関節でつながれたハ
   ンドルを貯蔵するために盾形板の第三オリフィスと長手
   方向に整合された固定スリーブを有し、遮断器が引抜き
   位置から引出し位置へシャシーの中へ不十分に押された
   ときに支持機構のフランジの一つが、錠止ボルトと干渉
   してハンドルが作用されないように防止する、特許請求
   の範囲第７項に記載の引入れおよび引出し機構。