JP2730890B2 - 主および補助回路を有する電気的遮断器の引入れおよび引出し機構 - Google Patents
主および補助回路を有する電気的遮断器の引入れおよび引出し機構Info
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、端子を有する主回路と、固定コネクタおよ
び相互作用する可動コネクタと関連した補助回路とを備
えた、引抜き可能な多極の電気的遮断器のための可逆引
入れおよび引出し機構に関し、遮断器は、前方開口、二
つの対向した側壁および各極の主端子のための固定後方
支持パネルを有するハウジングの形の固定シャシー内に
可動な機械的支持体に取りつけられており、遮断器の機
械的支持体はシャシーの側壁に対称的に固定されていて
長手方向の引入れ方向に平行に延びている一対のすべり
板により案内され、前記機構は、遮断器の主および補助
回路が接続される第一の“引入れ”位置と、主回路が切
られて補助回路が接続される第二の“試験”位置と、主
および補助回路が切られる第三の“引出し”位置とを占
めることができる運転伝達系を有している。 (従来の技術とその問題点) 前述した種類の引出し遮断器の従来技術によれば、補
助回路コネクタの一つは、主回路端子が通る同じ壁上の
遮断器に固定され、相互作用するコネクタが接続支持パ
ネルにしっかりと取りつけられている。補助回路コネク
タの接続と分離が遮断器の移動方向で行なわれる。運転
伝達系は作動装置と遮断器の可動な機械的支持体の間に
形成されたリンクにより構成されている。引入れおよび
引出し機構の作用中に、遮断器は、長手方向の引入れ方
向に沿ってずらされた三つの別々の位置を占める。遮断
器の各位置は、主および補助回路の引入れ、試験または
引出し位置のうちの一つに対応する。これらの三つの位
置の存在は、引入れ工程および反対の引出し工程の増大
のもととなり、かつシャシーが大きな寸法を有すること
になる。 加えて、大抵の引出し遮断器は、接続支持パネルを備
えた固定シャシーと、遮断器にしっかりと結合された転
動部品が走行できる一対の引っ込められるレールとを有
する。遮断器は、一般に補助金属フレームにより支持さ
れ、その対向する側壁が転動部品を支持しており、ラッ
キング機構が作用されたときに全組立体が固定シャシー
の内側を移動することができる。この補助金属フレーム
の存在が遮断器案内兼錠止手段の取付けを複雑にし、か
つ装置の価格と重量を増加させることになる。 本発明の目的は、シャシーの寸法を減少させるために
引出し遮断器の工程を減少させることである。 本発明の第二の目的は、引出し遮断器の支持兼錠止装
置を単純化することである。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 本発明による機構は、補助回路接続装置の固定コネク
タが遮断器にしっかりと結合されていることと、可逆引
入れおよび引出し機構の運転伝達系が、第二位置と第三
位置の間隔に対応する作用段階中に作動する接続装置の
可動コネクタの駆動装置と作動装置の間に設けられた第
一の機械的リンクと、第二位置と第一位置の間隔に対応
する他の作用段階中に作動する遮断器の可動な機械的支
持体の連結装置と作動装置の間に設けられた第二の機械
的リンクとを有し、第二の機械的リンクが遮断されたと
きに第一の機械的リンクが活動し、かつこの逆になるこ
とにより、遮断器が静止したままでいるときに補助回路
の固定コネクタおよび可動コネクタを接続したりまたは
分離したりすることができるように組立体が配置されて
いることを特徴とする。引入れ機構により、遮断器を引
入れ位置、試験位置および引出し位置の間を移動させる
ことができ、かつ遮断器が動いていないときに可動コネ
クタの駆動装置を作用させることができる。 接続装置の固定コネクタを、遮断器を収容する絶縁ケ
ースの上部または下部水平面の一方に位置させるのが有
利である。駆動装置は、第一の機械的リンクが作られ
て、第二の機械的リンクが遮断されるときに可動コネク
タの垂直な並進運動が引き起こすように配置され、前記
運動は遮断器の主回路の長手方向引入れまたは引出し方
向に対し垂直である。 遮断器は、シャシーの対称なすべり板をすべることが
できる一対のレールからなる単純化された機械的支持体
の上に載っており、第二の機械的リンクの連結装置が、
各レールにしっかりと結合されたフランジに固定されて
いる。引入れ位置では、遮断器がすべり板により確実に
錠止される。 補足的接続装置の固定コネクタは、遮断器に組込まれ
た電子的トリップレリーズに、および測定、監視および
指示するための種々の電気的補助装置に電気的に接続さ
れている。引入れ位置で、および試験位置で、可動コネ
クタが固定コネクタにつながって、情報を捕えて指令を
電気的補助部とトリップレリーズへ送ることができる。 主および補助回路の種々の状態が、盾形をした固定板
の前面に設けられた位置指示器により指示される。 可動な機械的遮断器支持体は、シャシーの対向する側
壁に固定された対応するすべり板を長手方向にすべるよ
うに取りつけられた一対の対称なレールを有し、遮断器
が、各レールの相互作用装置に位置した少なくとも一つ
のラッチ装置を有し、また前記支持体は、引入れおよび
引出し位置ですべり板に遮断器の機械的な錠止を確保す
るためにレール保持手段と共に作動する錠止装置を備え
た錠止系を有し、この錠止系、シャシーのスピンドルに
枢着された作動レバーにしっかりと結合され、また前記
支持体は、錠止装置と保持手段を解錠することにより錠
止系の係止を解くことができる、前記作動レバーと引抜
きを握りの間の第一の機械的リンクを有する。 この種の機械的支持体はどんな補助的金属フレームも
必要としない。遮断器は、成形された絶縁ケース型であ
って、簡単に二つのレールの上に配置され、そのとき組
立体が、固定シャシーの対応するすべり板をすべること
ができる。 錠止系の解錠は、第一の機械的リンクが構成されたと
きに引抜き握りを手で引っ込めることにより引入れ位置
でおよび引出し位置で行なわれる。 機械的支持体を引入れ位置から引出し位置へ移動させ
たときに遮断器の強制的な引はずしを確保するために第
二の機械的リンクが作動装置伝達系と前記作動レバーの
間に配置されている。 レール保持手段は、互いに対して長手方向にずらされ
た主ラッチと補助溝からなり、遮断器が引入れ位置に到
達したときに可動支持体の第一の確実な二方向錠止と、
遮断器が引き抜かれないように防止するが遮断器を引き
入れることができる引出し位置での前記支持体の第二の
一方向錠止とをそれぞれ形成する。 各レールの後端は、シャシーの側壁により支持された
スピンドルに枢着された一対の作動あごを有する、絶縁
シャッタの作用装置と共に作動するように斜めに切るの
が有利である。 複数の補助安全装置がシャシーの盾形固定板に配置さ
れていて、作動装置がハンドルにより作用されないよう
に防止することができる主錠止ボルトと共に作動する。 ハンドルはいくつかの部分が関節でつながれていて、
盾形固定板のオリフィスと長手方向に整合された固定ス
リーブに貯蔵することができる。 (実施例) 以下、本発明を実施例について図面により詳細に説明
する。 図面において、電流開閉装置が、機械的支持体12に取
りつけられた引出し多極遮断器10を有し、機械的支持体
12は、平行六面体のハウジングの形の固定シャシー14の
内側を並進運動可能である。特に4000アンペアまでの高
い定格の遮断器が絶縁材料製のケース16に収容されてお
り(第10図)、このケース16は、前面13の近くに位置し
た前方区画室11と、異なる極を収容する後方区画室15と
に小分けされている。前方区画室11は、エネルギー貯蔵
ばね系(図示省略)のチャージレバー20を有する作動装
置18と、障害電流、特に過負荷、短絡または接地事故が
起こったときに自動的な引はずしを生じさせる電子的ト
リップレリーズ17と、電気的測定送信および監視補助部
19、特に遮断器の引はずしまたは遮断器の状態、不足電
圧MNおよび/または分岐トリップMX電圧トリップレリー
ズなどを指示する補助接点を収容する(第7図)。後方
区画室15の各極は、一方の接点が固定されていて他方が
可動である接点22,24を遮断する系と、アークシュート2
6と、ケース16の後面31から突出する一対の主端子28,30
とからなる(第10図)。遮断器10の内部配置と作動は、
本出願人により1985年10月31日に出願されたフランス特
許出願第8,516,345号、第8,516,346号および第8,516,34
7号各号の明細書に詳細に論じられている。 シャシー14の後方パネルが絶縁接続支持体32(第1,3,
5および9図)として配置されており、この支持体32
を、断路接点38,40を備えた固定端子パッド34,36が貫通
している。遮断器10の引入れ位置(第5図)では、主端
子28,30が断路接点38,40と係合して、回路網の導体に流
れる電流を運ぶ。接続支持パネル32の構造は、本出願人
により1985年6月5日に出願されたフランス特許出願第
8,508,597号に詳細に記載されている。主端子28,30に加
えて、遮断器10は、全体的参照符号42により示された補
助的接続装置を有し、この装置は、一方では補助部19と
トリップレリーズ17との間、他方では外部の遠隔制御手
段と監視手段との間に電気的リンクを構成したりまたは
遮断したりすることができる。接続装置42(第10図)
は、配線導体45(第7図)により種々の電気的補助部19
に接続された第一の固定コネクタ44と、電子的トリップ
レリーズ17に接続された第二の固定コネクタ46とを備え
ている。ケース16の上部壁47に遮断器10の前方区画室11
のレベルに位置した二つの固定コネクタ44,46は、一束
の外側電気接続部と関連した可動コネクタ48,50につな
ぐことにより協働する。遮断器10の固定コネクタ44,46
が雄−接点型であるのに対し、可動コネクタ48,50は反
対の雌−接点型であり、またはこの逆でも良い。 ハウジングを形成する金属シャシー14は、引出し開閉
装置を挿入したりまたは引き出したりするための前方開
口56を区画する基板51と二つの対向した側壁52,54(第
7,8,9および14図)とを有する。遮断器10を使用してい
るときに開口56をドア58(第9図)により閉鎖すること
ができる。前方開口56と対向して、遮断器10の接続支持
体32がある。遮断器10の可動な機械的支持体12には、シ
ャシー14の対応する側壁52,54に中間高さで固定された
二つの対称的なすべり板64,66をすべることができる一
対のレール60,62が設けられている(第7図、第14
図)。各レール60,62には、フランジまたは腕68,70が固
着されており(第12図、第14図)、その上縁が二つの位
置決め切欠き72(第4図,第6図)を有し、これらの切
欠きは、遮断器10のケース16の対向する側面に配置され
た相互作用する係止部分74と共に作動する(第9図)。
遮断器10はまた、レール60,62が引き抜き位置(第9図
と第12図)にあるときに遮断器10を可動支持フランジ6
8,70の上に取りつける際に使用する一対の把握縁76を有
する。 引入れおよび引出し機構78(第13図)は、シャシー14
の前面からラッキングハンドル84により回転させること
ができる作動ねじと共に作動するクラウンホイール装置
80を有する。クラウンホイール装置80は、その並進運動
に対して横に延びている回転軸88にキーで止められた伝
動ピニオン86を駆動する。横軸88の対向端部には、二つ
の作動カム90,92があり(第8図,第13図)、これらの
作動カムは、一方では、補足的接続装置42の部分を形成
する、可動コネクタ48,50の駆動装置94と協働し、かつ
他方では、遮断器10の可動支持フランジ68,70に固定さ
れた連結手段96(第2図、第4図、第6図、第14図)と
協働するように設計されている。 可動コネクタ48,50の駆動装置94は、シャシー14の中
間平面に対して対称であり、かつ各カム90,92の高さに
中間レバー98を有し、この中間レバーは、対応する側壁
52,54に固着されたスピンドル100に枢着されている(第
2図、第4図、第8図、第14図)。レバー98の一端に溝
102が設けられており、この溝に、各カム90,92と関連し
たピン104が係合することができる(第13図と第14図参
照)。溝102と対向して、各レバー98が、対応する側壁5
2,54に沿って移動できる垂直ロッド108に点106で枢着さ
れている。コネクタ48,50が、駆動装置94の二つの対称
なロッド108に連結された共通の横材110により支持され
ている(第8図)。横材110は軸88に平行に延びてい
て、かつ装置42の雄コネクタ44,46と雌コネクタ48,50を
つなげるかまたは切ったときに垂直な並進運動をするよ
うに作動する。横材110の対向端が、側壁52,54に配置さ
れた孔112内を移動するが、各孔112の高さh(第7図)
は補足的接続装置42の引入れ行程に明らかに対応してい
る。各ロッド108の上部は、スロット116を有する延長部
114を有し、スロット116には横材110の対応する縁が隙
間をもって差込まれている(第2図、第4図)。スロッ
ト116の長さは横材110の深さより大きく、かつ遮断器10
の長手方向引入れまたは引出し行程に対応する孔112の
長さlに明らかに同一である(第14図)。 各可動支持フランジ68,70と引入れおよび引出し機構7
8との連結手段96は、例えば、クラウンホイール80の移
動が起こるときに、対応するカム90,92の切欠き118と協
働するローラをかぶせたスピンドルにより形成されてい
る(第6図、第14図)。 各側壁52,54に設けられた軸受124に枢支されたスピン
ドル122により制限された回転をするように取りつけら
れた錠止装置120(第14図、第16図、第17図)は、遮断
器10が引入れ位置(第11図と第16図)にあるときに、レ
ール60,62の相互作用するラッチ128に係合できる保持ラ
ッチ126を有する。この錠止装置120の保持ラッチ126と
レール60,62のラッチ128とが係合したとき、遮断器がす
べり板64,66に対し確実に錠止される。引抜き握り130
(第14図、第16図)が各レール60,62に結合されてい
て、引抜き握り130を引張り方向に移動したときにラッ
チ126,128の係合を解放する。 第15図には、作動カム90,92の構造を詳細に示してあ
る。切欠き118が回転軸88の横方向軸心に対して偏心し
ている。カム90,92は、軸88の軸心をもった第一の略円
形周縁134を有し、この周縁は、引入れおよび引出し機
構78が引出し位置と試験位置の間を作用可能であるとき
に連結ローラ96との接触により協働する。切欠き118の
内側部分は、試験位置で連結ローラ96のストッパーとし
て作用する第二の直線縁136により区間されている。切
欠き118の第三の作用縁138は、各可動フランジ68,70の
連結ローラ96を試験位置から引込み位置へ駆動すること
ができる。 引出し型電気的開閉装置の引入れおよび引出し機構78
の種々の作動相を第1図〜第9図に示す。 第9図には、シャシー14のレール60,62上に遮断器10
を組立てる作業を示す。可動フランジ68,70とレール60,
62をすべり板64,66からできるだけ遠く(矢印Pの方
向)を移動させてから、係止部分74を位置決め切欠き72
に係合させた後、遮断器10をレール60,62に取りつけ
る。この際作業者はケース16の把持縁76を用いて遮断器
10を取りつける。第7図の右側半分は、引抜き位置で可
動フランジ68,70に遮断器10を取りつける作業を示す。 それから、遮断器10をシャシー14の内側で矢印F(第
9図)の方向に押し戻す。第7図の左側半分は、関連し
たすべり板64,66にレール60,62を挿入する作業を示す。 遮断器10の引出し位置(第1図と第2図)で、主端子
28,30を接続支持パネル32の断路接点38,40から分離す
る。同じことが補足的接続装置42の固定コネクタ44,46
および可動コネクタ48,50に当てはまり、その際横材110
が駆動装置94のロッド108により上方位置(第7図と第
8図)へ上げられる。可動フランジ68,70の連結手段96
のローラを各作動カム90,92の最初の縁134に接して止め
る。伝動ピン104を装置94の各レバー98の溝102に挿入す
る。 遮断器10の引入れ作業はラッキングハンドル84(第13
図)を回転操作することにより行なわれ、それによりク
ラウンホイール装置80が連続的に中間試験位置(第3図
と第4図)に、そしてそれから最後の引入れ位置(第5
図と第6図)に移動される。 ハンドル84を回転して遮断器10を試験位置(第3図と
第4図)に動かすと、作動ねじ82が初期の時計方向回転
をして、クラウンホイール80を前面13に向かって長手方
向に並進運動させる。これによって、カム90,92が反時
計方向に回転し、そしてレバー98が反対に旋回して横材
110の駆動装置94のロッド108を下降させる。横材110に
固着された可動コネクタ48,50が、ハンドル84のこの最
初の作用動中、遮断器10の対応する固定コネクタ44,46
につながる。可動フランジ68,70が並進運動してないの
で、遮断器10の位置が変更されず、第1図と第2図の初
期位置に対応する。各カム90,92の内側に配置された切
欠き118の第二の直線縁136(第15図参照)が連結ローラ
96と接触することになり、その連結ローラも試験位置ま
で静止したままである。 試験位置から、さらにハンドル84を時計方向に作用さ
せると、クラウンホイール装置80が最大に前進し、かつ
カム90,92が反時計方向に回転する。各カム90,92の第三
の縁138が連結手段ローラ96を駆動し、可動フランジ68,
70が遮断器10を並進運動させ、ついには端子28,30が断
路接点38,40に挿入することにより主回路が係合する
(第5図と第6図)。ハンドル84とねじ82が回転するこ
の作動中、各レバー98に配置された溝102からピン104が
解放され、そして静止したままでいる駆動装置94のロッ
ド108との機械的連結を遮断する。固定コネクタ44,46お
よび可動コネクタ48,50が接続位置のままであるが、横
材110がロッド108の直線スロット116内を自由にすべる
ことにより、前記のコネクタが遮断器10により引入れ位
置に向かって並進運動される。 引入れおよび引出し機構78により、遮断器10を引入れ
位置と引出し位置の間を移動させ、かつ可動コネクタ4
8,50の駆動装置94を作用させることができる。 遮断器10は、長手方向の引入れ方向に沿ってずらされ
た二つの別個の位置、すなわち第一の引出し位置(第1
図)と、引入れ位置(第5図)を占める。可動コネクタ
48,50が対応する固定コネクタ44,46に対し係合または離
脱するときに、遮断器10は第二の引出し位置で静止して
いる。引入れ位置(第5図)と試験のある第二の引出し
位置(第3図)において、補足的接続装置42は作動し
て、情報を捕えて遮断器10の電気的補助部19と電子的ト
リップレリーズ17へ指令を送ることができる。 遮断器10を引入れ位置(第5図)から試験のない第二
の引出し位置(第1図)へ引出す操作は、ハンドル84を
反時計方向に回すことにより引入れと逆方向に行なわれ
る。引入れ位置から、遮断器10がカム90,92により試験
のある第二の引出し位置(第3図)へ駆動され、その位
置では接続装置42の可動コネクタ48,50が固定コネクタ4
4,46につながったままである。引出し操作中、ハンドル
84をさらに回転させると、遮断器10を移動させずにコネ
クタ(44〜50)が分離される。 可動コネクタ48,50を支持する横材110のシャシー14の
レール60,62の長手方向に対し垂直方向の可逆垂直並進
運動は、引入れ行程の始めに、または機構78の引出し行
程の終りに行なわれる。前述した例では、接続装置42の
接続と分離がケース16の上部壁で行なわれるが、装置42
の接続を反対の下部壁に配置できるのは明らかである。 回転する位置指示器(第13図)が固定盾形板142の前
面に位置していて、遮断器10の主および補助回路の種々
の状態を指示する。すなわち、“引入れ”位置1は、主
および補助回路が接続される第5図に対応し、“試験”
位置2は、主回路が切られていて、補助回路が接続され
ている第3図に対応する。そのとき、遮断器10を通常に
取り扱うことができ、かつすべての作動順序を検査する
ことができ、“引出し”位置3は、主および補助回路が
分離される第1図に対応する。 回転指示器140は、ロッド146が延びている前方指示器
144を有し、ロッド146は、クラウンホイール装置80に固
着されたナット148と協働する螺旋形ねじを有する。作
動ねじ82をハンドル84により作用させると、クラウンホ
イール80の並進運動が指示器140のロッド146の回転運動
に変換される。 接続装置42の可動コネクタ48,50が接続線150により接
続端子152に接続されており、この接続端子はシャシー1
4のレールの上に固定されていて使用者が近接可能であ
る(第21図と第9図)。各コネクタ48,50は、横材110の
上に弾性保持突起154によりしっかり握持されている。 各引抜き握り130は、対応する可動フランジ68,70の二
つピン158の上を長手方向にすべることができる二つの
長方形の開口156を有する(第14,16および17図)。ラッ
チ126を有する錠止装置120が、同じスピンドル122に枢
着された作動レバー160にリベットで留めることにより
固着されている。戻しばね162が作動レバー160の中間点
164とシャシー14の固定点166の間に取りつけられ、かつ
レバー160と錠止装置120の組立体を、保持ラッチ126と
ラッチ128の係合を生じる位置に向けて反時計方向に付
勢しており、遮断器10が引入れ位置に到達したときに、
保持ラッチ126をレール60,62の相互作用するラッチ128
に自動的に係合させることができる(第16図)。加え
て、各引抜き握り130には解錠傾斜路168が設けられてお
り、この傾斜路は、使用者が戻しばね172に抗して握り1
30に引張力を加えたときに、作動レバー160のピン170と
協働することができる。握り130を引張って移動させる
と、傾斜路168によりピン170が押され、作動レバー160
が旋回してラッチ126,128が解錠位置へ引き離され、遮
断器10を引出し位置へ引出すことができる。なお、ピン
170はレバー160の下方腕部分174に配置されている。 主ラッチ128に加えて、各レール60,62は、長手方向に
ずらされた補助切欠き176(第17図)を有し、この補助
切欠き176は、遮断器10が第2の引出し位置にあるとき
に、錠止装置120の保持ラッチ126と係合する。これによ
り付加的な一方向係止部178が構成され、この係止部178
は、遮断器10をシャシー14から完全に引出す際に、握り
130をさらに引張ることにより解放されなければならな
い。 さて第19図と第20図を参照すると、カム92の旋回によ
り、カム92の上縁がスピンドル184と干渉し、作動レバ
ー160が旋回させられ作動レバー160の上方腕180が、レ
バー160の時計方向旋回中に遮断器10のトリップ棒182を
引はずし位置へ作用させることができる。作動レバー16
0のこのような機械的な作用により、ハンドル84を有す
る機構78が、遮断器10を引入れ位置から引出し位置へ移
動させたときに作動装置18の強制的な最初の引はずしが
引き起こされる。 安全ストッパー186(第14,19,20図)がシャシー14の
側壁54にしっかりと結合され、かつ安全ストッパー186
は作用面188を有し、この作用面が、遮断器をシャシー1
4に挿入したときにトリップ棒182を引はずし位置へ旋回
させる作用を行う。 戻しばね162と関連したこの部分は、引出し位置と引
入れ位置で遮断器10を機械的に係止する機能と、引抜き
握り130または軸88のカム90,92によりラッチ126,128を
解錠する第二の機能と、遮断器10を引抜き方向に強制的
に引きはずす第三の機能とを有する。 さて第18図を参照すると、各レール60,62の後端190が
斜めに切られていて、絶縁シャッタ194の作用装置192と
協働する。遮断器10の引出し位置では、シャッタ194を
閉じることにより、絶縁が確保され、かつ接続支持体32
のパッド34,36との接触が防止される。作用装置192の半
分が第22図に詳細に示されており、かつ一対の作動あご
196,198を有し、これらのあごは、シャシー14の側壁52
により支持されたスピンドル200に枢着されている。戻
しばね202が二つのあご196,198を互いに向き合う方向に
付勢し、絶縁シャッタ194を閉じられる方向に押圧す
る。同様に、作用装置192の他方の対称的な半部もシャ
シー14の側壁54に取付けられている。遮断器10を引入れ
および引出し機構78により、試験のある引出し位置から
引入れ位置へ作用させるときに、各レール60,62の斜め
に切った端部190が作動あご196,198の傾斜路(第18図参
照)に作用して、作動あご196,198を上下に分離させ、
この後に、引入れを行なうことができるように絶縁シャ
ッタ194の自動的な開放を行う。 さて第13,18,23および24図を参照すると、引入れおよ
び引出し機構78の作動を監視するために複数の補助安全
装置がシャシー14の前方盾形板142に位置している。こ
れらの補助装置は、キーロック206による最初の錠止
部、パッドロック208による第二の錠止部、およびドア5
8を開くことによる第三の錠止部210と共に作動する主錠
止プレート204を有する、主錠止プレート204は、戻しば
ね212により付勢されると共に、いくつかの保持切欠き
を有し、かつ第一の錠止位置と第二の解錠位置の間を横
方向に移動させることができる。主錠止プレート204
は、またハンドル84が通るためのオリフィス214を有す
る。錠止プレート204の第二の解錠位置(第13図に示
す)において、オリフィス214が作動ねじ82および盾形
板142のオリフィス216と長手方向に整合していて、ハン
ドル84が通ることができる。三つの錠止装置206,208,21
0のいずれか一つを主錠止プレート204の対応する切欠き
に係合することにより錠止プレート204が第一の錠止位
置に保持されると、ハンドル84が挿入されるのを防ぐよ
うにオリフィス214と216はもはや整合されない(第23図
と第24図参照)。 遮断器10がシャシー14に不十分に押し込まれていると
きには、遮断器の可動支持フランジ70が錠止プレート20
4と干渉して、ハンドル84が挿入されない。 シャシー14の基板51には、三つの部分が関節でつなが
れた、ハンドル84を収納するためのスリーブ220がしっ
かりと固定されている(第13図参照)。スリーブ220が
作動ねじ82に対し平行に延びており、かつ盾形板142に
配置された近接オリフィス222と整合されている。固定
スリーブ220にハンドル84を収納する作業は、ドア58を
開けたりまたは閉じたりするときにシャシー14の前から
行なわれる。
び相互作用する可動コネクタと関連した補助回路とを備
えた、引抜き可能な多極の電気的遮断器のための可逆引
入れおよび引出し機構に関し、遮断器は、前方開口、二
つの対向した側壁および各極の主端子のための固定後方
支持パネルを有するハウジングの形の固定シャシー内に
可動な機械的支持体に取りつけられており、遮断器の機
械的支持体はシャシーの側壁に対称的に固定されていて
長手方向の引入れ方向に平行に延びている一対のすべり
板により案内され、前記機構は、遮断器の主および補助
回路が接続される第一の“引入れ”位置と、主回路が切
られて補助回路が接続される第二の“試験”位置と、主
および補助回路が切られる第三の“引出し”位置とを占
めることができる運転伝達系を有している。 (従来の技術とその問題点) 前述した種類の引出し遮断器の従来技術によれば、補
助回路コネクタの一つは、主回路端子が通る同じ壁上の
遮断器に固定され、相互作用するコネクタが接続支持パ
ネルにしっかりと取りつけられている。補助回路コネク
タの接続と分離が遮断器の移動方向で行なわれる。運転
伝達系は作動装置と遮断器の可動な機械的支持体の間に
形成されたリンクにより構成されている。引入れおよび
引出し機構の作用中に、遮断器は、長手方向の引入れ方
向に沿ってずらされた三つの別々の位置を占める。遮断
器の各位置は、主および補助回路の引入れ、試験または
引出し位置のうちの一つに対応する。これらの三つの位
置の存在は、引入れ工程および反対の引出し工程の増大
のもととなり、かつシャシーが大きな寸法を有すること
になる。 加えて、大抵の引出し遮断器は、接続支持パネルを備
えた固定シャシーと、遮断器にしっかりと結合された転
動部品が走行できる一対の引っ込められるレールとを有
する。遮断器は、一般に補助金属フレームにより支持さ
れ、その対向する側壁が転動部品を支持しており、ラッ
キング機構が作用されたときに全組立体が固定シャシー
の内側を移動することができる。この補助金属フレーム
の存在が遮断器案内兼錠止手段の取付けを複雑にし、か
つ装置の価格と重量を増加させることになる。 本発明の目的は、シャシーの寸法を減少させるために
引出し遮断器の工程を減少させることである。 本発明の第二の目的は、引出し遮断器の支持兼錠止装
置を単純化することである。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 本発明による機構は、補助回路接続装置の固定コネク
タが遮断器にしっかりと結合されていることと、可逆引
入れおよび引出し機構の運転伝達系が、第二位置と第三
位置の間隔に対応する作用段階中に作動する接続装置の
可動コネクタの駆動装置と作動装置の間に設けられた第
一の機械的リンクと、第二位置と第一位置の間隔に対応
する他の作用段階中に作動する遮断器の可動な機械的支
持体の連結装置と作動装置の間に設けられた第二の機械
的リンクとを有し、第二の機械的リンクが遮断されたと
きに第一の機械的リンクが活動し、かつこの逆になるこ
とにより、遮断器が静止したままでいるときに補助回路
の固定コネクタおよび可動コネクタを接続したりまたは
分離したりすることができるように組立体が配置されて
いることを特徴とする。引入れ機構により、遮断器を引
入れ位置、試験位置および引出し位置の間を移動させる
ことができ、かつ遮断器が動いていないときに可動コネ
クタの駆動装置を作用させることができる。 接続装置の固定コネクタを、遮断器を収容する絶縁ケ
ースの上部または下部水平面の一方に位置させるのが有
利である。駆動装置は、第一の機械的リンクが作られ
て、第二の機械的リンクが遮断されるときに可動コネク
タの垂直な並進運動が引き起こすように配置され、前記
運動は遮断器の主回路の長手方向引入れまたは引出し方
向に対し垂直である。 遮断器は、シャシーの対称なすべり板をすべることが
できる一対のレールからなる単純化された機械的支持体
の上に載っており、第二の機械的リンクの連結装置が、
各レールにしっかりと結合されたフランジに固定されて
いる。引入れ位置では、遮断器がすべり板により確実に
錠止される。 補足的接続装置の固定コネクタは、遮断器に組込まれ
た電子的トリップレリーズに、および測定、監視および
指示するための種々の電気的補助装置に電気的に接続さ
れている。引入れ位置で、および試験位置で、可動コネ
クタが固定コネクタにつながって、情報を捕えて指令を
電気的補助部とトリップレリーズへ送ることができる。 主および補助回路の種々の状態が、盾形をした固定板
の前面に設けられた位置指示器により指示される。 可動な機械的遮断器支持体は、シャシーの対向する側
壁に固定された対応するすべり板を長手方向にすべるよ
うに取りつけられた一対の対称なレールを有し、遮断器
が、各レールの相互作用装置に位置した少なくとも一つ
のラッチ装置を有し、また前記支持体は、引入れおよび
引出し位置ですべり板に遮断器の機械的な錠止を確保す
るためにレール保持手段と共に作動する錠止装置を備え
た錠止系を有し、この錠止系、シャシーのスピンドルに
枢着された作動レバーにしっかりと結合され、また前記
支持体は、錠止装置と保持手段を解錠することにより錠
止系の係止を解くことができる、前記作動レバーと引抜
きを握りの間の第一の機械的リンクを有する。 この種の機械的支持体はどんな補助的金属フレームも
必要としない。遮断器は、成形された絶縁ケース型であ
って、簡単に二つのレールの上に配置され、そのとき組
立体が、固定シャシーの対応するすべり板をすべること
ができる。 錠止系の解錠は、第一の機械的リンクが構成されたと
きに引抜き握りを手で引っ込めることにより引入れ位置
でおよび引出し位置で行なわれる。 機械的支持体を引入れ位置から引出し位置へ移動させ
たときに遮断器の強制的な引はずしを確保するために第
二の機械的リンクが作動装置伝達系と前記作動レバーの
間に配置されている。 レール保持手段は、互いに対して長手方向にずらされ
た主ラッチと補助溝からなり、遮断器が引入れ位置に到
達したときに可動支持体の第一の確実な二方向錠止と、
遮断器が引き抜かれないように防止するが遮断器を引き
入れることができる引出し位置での前記支持体の第二の
一方向錠止とをそれぞれ形成する。 各レールの後端は、シャシーの側壁により支持された
スピンドルに枢着された一対の作動あごを有する、絶縁
シャッタの作用装置と共に作動するように斜めに切るの
が有利である。 複数の補助安全装置がシャシーの盾形固定板に配置さ
れていて、作動装置がハンドルにより作用されないよう
に防止することができる主錠止ボルトと共に作動する。 ハンドルはいくつかの部分が関節でつながれていて、
盾形固定板のオリフィスと長手方向に整合された固定ス
リーブに貯蔵することができる。 (実施例) 以下、本発明を実施例について図面により詳細に説明
する。 図面において、電流開閉装置が、機械的支持体12に取
りつけられた引出し多極遮断器10を有し、機械的支持体
12は、平行六面体のハウジングの形の固定シャシー14の
内側を並進運動可能である。特に4000アンペアまでの高
い定格の遮断器が絶縁材料製のケース16に収容されてお
り(第10図)、このケース16は、前面13の近くに位置し
た前方区画室11と、異なる極を収容する後方区画室15と
に小分けされている。前方区画室11は、エネルギー貯蔵
ばね系(図示省略)のチャージレバー20を有する作動装
置18と、障害電流、特に過負荷、短絡または接地事故が
起こったときに自動的な引はずしを生じさせる電子的ト
リップレリーズ17と、電気的測定送信および監視補助部
19、特に遮断器の引はずしまたは遮断器の状態、不足電
圧MNおよび/または分岐トリップMX電圧トリップレリー
ズなどを指示する補助接点を収容する(第7図)。後方
区画室15の各極は、一方の接点が固定されていて他方が
可動である接点22,24を遮断する系と、アークシュート2
6と、ケース16の後面31から突出する一対の主端子28,30
とからなる(第10図)。遮断器10の内部配置と作動は、
本出願人により1985年10月31日に出願されたフランス特
許出願第8,516,345号、第8,516,346号および第8,516,34
7号各号の明細書に詳細に論じられている。 シャシー14の後方パネルが絶縁接続支持体32(第1,3,
5および9図)として配置されており、この支持体32
を、断路接点38,40を備えた固定端子パッド34,36が貫通
している。遮断器10の引入れ位置(第5図)では、主端
子28,30が断路接点38,40と係合して、回路網の導体に流
れる電流を運ぶ。接続支持パネル32の構造は、本出願人
により1985年6月5日に出願されたフランス特許出願第
8,508,597号に詳細に記載されている。主端子28,30に加
えて、遮断器10は、全体的参照符号42により示された補
助的接続装置を有し、この装置は、一方では補助部19と
トリップレリーズ17との間、他方では外部の遠隔制御手
段と監視手段との間に電気的リンクを構成したりまたは
遮断したりすることができる。接続装置42(第10図)
は、配線導体45(第7図)により種々の電気的補助部19
に接続された第一の固定コネクタ44と、電子的トリップ
レリーズ17に接続された第二の固定コネクタ46とを備え
ている。ケース16の上部壁47に遮断器10の前方区画室11
のレベルに位置した二つの固定コネクタ44,46は、一束
の外側電気接続部と関連した可動コネクタ48,50につな
ぐことにより協働する。遮断器10の固定コネクタ44,46
が雄−接点型であるのに対し、可動コネクタ48,50は反
対の雌−接点型であり、またはこの逆でも良い。 ハウジングを形成する金属シャシー14は、引出し開閉
装置を挿入したりまたは引き出したりするための前方開
口56を区画する基板51と二つの対向した側壁52,54(第
7,8,9および14図)とを有する。遮断器10を使用してい
るときに開口56をドア58(第9図)により閉鎖すること
ができる。前方開口56と対向して、遮断器10の接続支持
体32がある。遮断器10の可動な機械的支持体12には、シ
ャシー14の対応する側壁52,54に中間高さで固定された
二つの対称的なすべり板64,66をすべることができる一
対のレール60,62が設けられている(第7図、第14
図)。各レール60,62には、フランジまたは腕68,70が固
着されており(第12図、第14図)、その上縁が二つの位
置決め切欠き72(第4図,第6図)を有し、これらの切
欠きは、遮断器10のケース16の対向する側面に配置され
た相互作用する係止部分74と共に作動する(第9図)。
遮断器10はまた、レール60,62が引き抜き位置(第9図
と第12図)にあるときに遮断器10を可動支持フランジ6
8,70の上に取りつける際に使用する一対の把握縁76を有
する。 引入れおよび引出し機構78(第13図)は、シャシー14
の前面からラッキングハンドル84により回転させること
ができる作動ねじと共に作動するクラウンホイール装置
80を有する。クラウンホイール装置80は、その並進運動
に対して横に延びている回転軸88にキーで止められた伝
動ピニオン86を駆動する。横軸88の対向端部には、二つ
の作動カム90,92があり(第8図,第13図)、これらの
作動カムは、一方では、補足的接続装置42の部分を形成
する、可動コネクタ48,50の駆動装置94と協働し、かつ
他方では、遮断器10の可動支持フランジ68,70に固定さ
れた連結手段96(第2図、第4図、第6図、第14図)と
協働するように設計されている。 可動コネクタ48,50の駆動装置94は、シャシー14の中
間平面に対して対称であり、かつ各カム90,92の高さに
中間レバー98を有し、この中間レバーは、対応する側壁
52,54に固着されたスピンドル100に枢着されている(第
2図、第4図、第8図、第14図)。レバー98の一端に溝
102が設けられており、この溝に、各カム90,92と関連し
たピン104が係合することができる(第13図と第14図参
照)。溝102と対向して、各レバー98が、対応する側壁5
2,54に沿って移動できる垂直ロッド108に点106で枢着さ
れている。コネクタ48,50が、駆動装置94の二つの対称
なロッド108に連結された共通の横材110により支持され
ている(第8図)。横材110は軸88に平行に延びてい
て、かつ装置42の雄コネクタ44,46と雌コネクタ48,50を
つなげるかまたは切ったときに垂直な並進運動をするよ
うに作動する。横材110の対向端が、側壁52,54に配置さ
れた孔112内を移動するが、各孔112の高さh(第7図)
は補足的接続装置42の引入れ行程に明らかに対応してい
る。各ロッド108の上部は、スロット116を有する延長部
114を有し、スロット116には横材110の対応する縁が隙
間をもって差込まれている(第2図、第4図)。スロッ
ト116の長さは横材110の深さより大きく、かつ遮断器10
の長手方向引入れまたは引出し行程に対応する孔112の
長さlに明らかに同一である(第14図)。 各可動支持フランジ68,70と引入れおよび引出し機構7
8との連結手段96は、例えば、クラウンホイール80の移
動が起こるときに、対応するカム90,92の切欠き118と協
働するローラをかぶせたスピンドルにより形成されてい
る(第6図、第14図)。 各側壁52,54に設けられた軸受124に枢支されたスピン
ドル122により制限された回転をするように取りつけら
れた錠止装置120(第14図、第16図、第17図)は、遮断
器10が引入れ位置(第11図と第16図)にあるときに、レ
ール60,62の相互作用するラッチ128に係合できる保持ラ
ッチ126を有する。この錠止装置120の保持ラッチ126と
レール60,62のラッチ128とが係合したとき、遮断器がす
べり板64,66に対し確実に錠止される。引抜き握り130
(第14図、第16図)が各レール60,62に結合されてい
て、引抜き握り130を引張り方向に移動したときにラッ
チ126,128の係合を解放する。 第15図には、作動カム90,92の構造を詳細に示してあ
る。切欠き118が回転軸88の横方向軸心に対して偏心し
ている。カム90,92は、軸88の軸心をもった第一の略円
形周縁134を有し、この周縁は、引入れおよび引出し機
構78が引出し位置と試験位置の間を作用可能であるとき
に連結ローラ96との接触により協働する。切欠き118の
内側部分は、試験位置で連結ローラ96のストッパーとし
て作用する第二の直線縁136により区間されている。切
欠き118の第三の作用縁138は、各可動フランジ68,70の
連結ローラ96を試験位置から引込み位置へ駆動すること
ができる。 引出し型電気的開閉装置の引入れおよび引出し機構78
の種々の作動相を第1図〜第9図に示す。 第9図には、シャシー14のレール60,62上に遮断器10
を組立てる作業を示す。可動フランジ68,70とレール60,
62をすべり板64,66からできるだけ遠く(矢印Pの方
向)を移動させてから、係止部分74を位置決め切欠き72
に係合させた後、遮断器10をレール60,62に取りつけ
る。この際作業者はケース16の把持縁76を用いて遮断器
10を取りつける。第7図の右側半分は、引抜き位置で可
動フランジ68,70に遮断器10を取りつける作業を示す。 それから、遮断器10をシャシー14の内側で矢印F(第
9図)の方向に押し戻す。第7図の左側半分は、関連し
たすべり板64,66にレール60,62を挿入する作業を示す。 遮断器10の引出し位置(第1図と第2図)で、主端子
28,30を接続支持パネル32の断路接点38,40から分離す
る。同じことが補足的接続装置42の固定コネクタ44,46
および可動コネクタ48,50に当てはまり、その際横材110
が駆動装置94のロッド108により上方位置(第7図と第
8図)へ上げられる。可動フランジ68,70の連結手段96
のローラを各作動カム90,92の最初の縁134に接して止め
る。伝動ピン104を装置94の各レバー98の溝102に挿入す
る。 遮断器10の引入れ作業はラッキングハンドル84(第13
図)を回転操作することにより行なわれ、それによりク
ラウンホイール装置80が連続的に中間試験位置(第3図
と第4図)に、そしてそれから最後の引入れ位置(第5
図と第6図)に移動される。 ハンドル84を回転して遮断器10を試験位置(第3図と
第4図)に動かすと、作動ねじ82が初期の時計方向回転
をして、クラウンホイール80を前面13に向かって長手方
向に並進運動させる。これによって、カム90,92が反時
計方向に回転し、そしてレバー98が反対に旋回して横材
110の駆動装置94のロッド108を下降させる。横材110に
固着された可動コネクタ48,50が、ハンドル84のこの最
初の作用動中、遮断器10の対応する固定コネクタ44,46
につながる。可動フランジ68,70が並進運動してないの
で、遮断器10の位置が変更されず、第1図と第2図の初
期位置に対応する。各カム90,92の内側に配置された切
欠き118の第二の直線縁136(第15図参照)が連結ローラ
96と接触することになり、その連結ローラも試験位置ま
で静止したままである。 試験位置から、さらにハンドル84を時計方向に作用さ
せると、クラウンホイール装置80が最大に前進し、かつ
カム90,92が反時計方向に回転する。各カム90,92の第三
の縁138が連結手段ローラ96を駆動し、可動フランジ68,
70が遮断器10を並進運動させ、ついには端子28,30が断
路接点38,40に挿入することにより主回路が係合する
(第5図と第6図)。ハンドル84とねじ82が回転するこ
の作動中、各レバー98に配置された溝102からピン104が
解放され、そして静止したままでいる駆動装置94のロッ
ド108との機械的連結を遮断する。固定コネクタ44,46お
よび可動コネクタ48,50が接続位置のままであるが、横
材110がロッド108の直線スロット116内を自由にすべる
ことにより、前記のコネクタが遮断器10により引入れ位
置に向かって並進運動される。 引入れおよび引出し機構78により、遮断器10を引入れ
位置と引出し位置の間を移動させ、かつ可動コネクタ4
8,50の駆動装置94を作用させることができる。 遮断器10は、長手方向の引入れ方向に沿ってずらされ
た二つの別個の位置、すなわち第一の引出し位置(第1
図)と、引入れ位置(第5図)を占める。可動コネクタ
48,50が対応する固定コネクタ44,46に対し係合または離
脱するときに、遮断器10は第二の引出し位置で静止して
いる。引入れ位置(第5図)と試験のある第二の引出し
位置(第3図)において、補足的接続装置42は作動し
て、情報を捕えて遮断器10の電気的補助部19と電子的ト
リップレリーズ17へ指令を送ることができる。 遮断器10を引入れ位置(第5図)から試験のない第二
の引出し位置(第1図)へ引出す操作は、ハンドル84を
反時計方向に回すことにより引入れと逆方向に行なわれ
る。引入れ位置から、遮断器10がカム90,92により試験
のある第二の引出し位置(第3図)へ駆動され、その位
置では接続装置42の可動コネクタ48,50が固定コネクタ4
4,46につながったままである。引出し操作中、ハンドル
84をさらに回転させると、遮断器10を移動させずにコネ
クタ(44〜50)が分離される。 可動コネクタ48,50を支持する横材110のシャシー14の
レール60,62の長手方向に対し垂直方向の可逆垂直並進
運動は、引入れ行程の始めに、または機構78の引出し行
程の終りに行なわれる。前述した例では、接続装置42の
接続と分離がケース16の上部壁で行なわれるが、装置42
の接続を反対の下部壁に配置できるのは明らかである。 回転する位置指示器(第13図)が固定盾形板142の前
面に位置していて、遮断器10の主および補助回路の種々
の状態を指示する。すなわち、“引入れ”位置1は、主
および補助回路が接続される第5図に対応し、“試験”
位置2は、主回路が切られていて、補助回路が接続され
ている第3図に対応する。そのとき、遮断器10を通常に
取り扱うことができ、かつすべての作動順序を検査する
ことができ、“引出し”位置3は、主および補助回路が
分離される第1図に対応する。 回転指示器140は、ロッド146が延びている前方指示器
144を有し、ロッド146は、クラウンホイール装置80に固
着されたナット148と協働する螺旋形ねじを有する。作
動ねじ82をハンドル84により作用させると、クラウンホ
イール80の並進運動が指示器140のロッド146の回転運動
に変換される。 接続装置42の可動コネクタ48,50が接続線150により接
続端子152に接続されており、この接続端子はシャシー1
4のレールの上に固定されていて使用者が近接可能であ
る(第21図と第9図)。各コネクタ48,50は、横材110の
上に弾性保持突起154によりしっかり握持されている。 各引抜き握り130は、対応する可動フランジ68,70の二
つピン158の上を長手方向にすべることができる二つの
長方形の開口156を有する(第14,16および17図)。ラッ
チ126を有する錠止装置120が、同じスピンドル122に枢
着された作動レバー160にリベットで留めることにより
固着されている。戻しばね162が作動レバー160の中間点
164とシャシー14の固定点166の間に取りつけられ、かつ
レバー160と錠止装置120の組立体を、保持ラッチ126と
ラッチ128の係合を生じる位置に向けて反時計方向に付
勢しており、遮断器10が引入れ位置に到達したときに、
保持ラッチ126をレール60,62の相互作用するラッチ128
に自動的に係合させることができる(第16図)。加え
て、各引抜き握り130には解錠傾斜路168が設けられてお
り、この傾斜路は、使用者が戻しばね172に抗して握り1
30に引張力を加えたときに、作動レバー160のピン170と
協働することができる。握り130を引張って移動させる
と、傾斜路168によりピン170が押され、作動レバー160
が旋回してラッチ126,128が解錠位置へ引き離され、遮
断器10を引出し位置へ引出すことができる。なお、ピン
170はレバー160の下方腕部分174に配置されている。 主ラッチ128に加えて、各レール60,62は、長手方向に
ずらされた補助切欠き176(第17図)を有し、この補助
切欠き176は、遮断器10が第2の引出し位置にあるとき
に、錠止装置120の保持ラッチ126と係合する。これによ
り付加的な一方向係止部178が構成され、この係止部178
は、遮断器10をシャシー14から完全に引出す際に、握り
130をさらに引張ることにより解放されなければならな
い。 さて第19図と第20図を参照すると、カム92の旋回によ
り、カム92の上縁がスピンドル184と干渉し、作動レバ
ー160が旋回させられ作動レバー160の上方腕180が、レ
バー160の時計方向旋回中に遮断器10のトリップ棒182を
引はずし位置へ作用させることができる。作動レバー16
0のこのような機械的な作用により、ハンドル84を有す
る機構78が、遮断器10を引入れ位置から引出し位置へ移
動させたときに作動装置18の強制的な最初の引はずしが
引き起こされる。 安全ストッパー186(第14,19,20図)がシャシー14の
側壁54にしっかりと結合され、かつ安全ストッパー186
は作用面188を有し、この作用面が、遮断器をシャシー1
4に挿入したときにトリップ棒182を引はずし位置へ旋回
させる作用を行う。 戻しばね162と関連したこの部分は、引出し位置と引
入れ位置で遮断器10を機械的に係止する機能と、引抜き
握り130または軸88のカム90,92によりラッチ126,128を
解錠する第二の機能と、遮断器10を引抜き方向に強制的
に引きはずす第三の機能とを有する。 さて第18図を参照すると、各レール60,62の後端190が
斜めに切られていて、絶縁シャッタ194の作用装置192と
協働する。遮断器10の引出し位置では、シャッタ194を
閉じることにより、絶縁が確保され、かつ接続支持体32
のパッド34,36との接触が防止される。作用装置192の半
分が第22図に詳細に示されており、かつ一対の作動あご
196,198を有し、これらのあごは、シャシー14の側壁52
により支持されたスピンドル200に枢着されている。戻
しばね202が二つのあご196,198を互いに向き合う方向に
付勢し、絶縁シャッタ194を閉じられる方向に押圧す
る。同様に、作用装置192の他方の対称的な半部もシャ
シー14の側壁54に取付けられている。遮断器10を引入れ
および引出し機構78により、試験のある引出し位置から
引入れ位置へ作用させるときに、各レール60,62の斜め
に切った端部190が作動あご196,198の傾斜路(第18図参
照)に作用して、作動あご196,198を上下に分離させ、
この後に、引入れを行なうことができるように絶縁シャ
ッタ194の自動的な開放を行う。 さて第13,18,23および24図を参照すると、引入れおよ
び引出し機構78の作動を監視するために複数の補助安全
装置がシャシー14の前方盾形板142に位置している。こ
れらの補助装置は、キーロック206による最初の錠止
部、パッドロック208による第二の錠止部、およびドア5
8を開くことによる第三の錠止部210と共に作動する主錠
止プレート204を有する、主錠止プレート204は、戻しば
ね212により付勢されると共に、いくつかの保持切欠き
を有し、かつ第一の錠止位置と第二の解錠位置の間を横
方向に移動させることができる。主錠止プレート204
は、またハンドル84が通るためのオリフィス214を有す
る。錠止プレート204の第二の解錠位置(第13図に示
す)において、オリフィス214が作動ねじ82および盾形
板142のオリフィス216と長手方向に整合していて、ハン
ドル84が通ることができる。三つの錠止装置206,208,21
0のいずれか一つを主錠止プレート204の対応する切欠き
に係合することにより錠止プレート204が第一の錠止位
置に保持されると、ハンドル84が挿入されるのを防ぐよ
うにオリフィス214と216はもはや整合されない(第23図
と第24図参照)。 遮断器10がシャシー14に不十分に押し込まれていると
きには、遮断器の可動支持フランジ70が錠止プレート20
4と干渉して、ハンドル84が挿入されない。 シャシー14の基板51には、三つの部分が関節でつなが
れた、ハンドル84を収納するためのスリーブ220がしっ
かりと固定されている(第13図参照)。スリーブ220が
作動ねじ82に対し平行に延びており、かつ盾形板142に
配置された近接オリフィス222と整合されている。固定
スリーブ220にハンドル84を収納する作業は、ドア58を
開けたりまたは閉じたりするときにシャシー14の前から
行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は引出し位置にある遮断器の概略側面図、第2図
は第1図による遮断器引出し位置にある引入れ機構の側
面図、第3図と第5図はそれぞれ遮断器の試験位置と引
入れ位置にある、第1図と同様な図、第4図と第6図は
それぞれ遮断器の試験位置と引入れ位置にある、第2図
の機構と同様な図、第7図は遮断器が可動な機械的支持
体に取りつけられた後のシャシーの正面図で、右側の半
分が引抜き位置の遮断器を示し、左側の半分がシャシー
に挿入後の遮断器を示す図、第8図は作動装置と伝達装
置を接続装置の可動コネクタと共に示すシャシーの正面
図で、接続装置が切られた位置に示されている。第9図
は遮断器とシャシーからなる半組立体の分解配列斜視
図、第10図は本発明による接続装置を備えた遮断器の断
面図、第11図と第12図はそれぞれ引入れと引出し位置に
ある遮断器の可動な機械的支持体を示す図、第13図はク
ラウンホイール作用装置を示す引入れ機構の部分の分解
配列斜視図、第14図は可動な遮断器支持体と可動コネク
タの駆動装置を示す、引入れ機構の他の部分の分解配列
斜視図、第15図は第13図による作用装置の作動カムの拡
大詳細図、第16図と第17図はそれぞれ引入れと引出し位
置にある遮断器錠止系の側面図、第18図は遮断器を取り
外した後の固定シャシーとラッキング機構の斜視図、第
19図は遮断器の引出し中に強制的な引外しが行なわれる
ときの作動レバーの側面図、第20図は第19図による装置
の正面図、第21図は使用者が近接できる固定端子と可動
コネクタの電気的接続を示す図、第22図は絶縁シャッタ
作用装置の斜視図、第23図は種々の安全装置と関連した
錠止ボルトを示す、第13図の詳細図、第24図は錠止ボル
トの錠止位置における、第23図の平面図である。 10……遮断器、12……可動な機械的支持体、14……固定
シャシー、17……トリップレリーズ、28,30……端子、3
2……後方支持パネル、42……接続装置、44,46……固定
コネクタ、48,50……可動コネクタ、52,54……側壁、56
……前方開口、60,62……レール、64,66……すべり板、
68,70……可動フランジ、94……可動コネクタの駆動装
置、96……連結装置。
は第1図による遮断器引出し位置にある引入れ機構の側
面図、第3図と第5図はそれぞれ遮断器の試験位置と引
入れ位置にある、第1図と同様な図、第4図と第6図は
それぞれ遮断器の試験位置と引入れ位置にある、第2図
の機構と同様な図、第7図は遮断器が可動な機械的支持
体に取りつけられた後のシャシーの正面図で、右側の半
分が引抜き位置の遮断器を示し、左側の半分がシャシー
に挿入後の遮断器を示す図、第8図は作動装置と伝達装
置を接続装置の可動コネクタと共に示すシャシーの正面
図で、接続装置が切られた位置に示されている。第9図
は遮断器とシャシーからなる半組立体の分解配列斜視
図、第10図は本発明による接続装置を備えた遮断器の断
面図、第11図と第12図はそれぞれ引入れと引出し位置に
ある遮断器の可動な機械的支持体を示す図、第13図はク
ラウンホイール作用装置を示す引入れ機構の部分の分解
配列斜視図、第14図は可動な遮断器支持体と可動コネク
タの駆動装置を示す、引入れ機構の他の部分の分解配列
斜視図、第15図は第13図による作用装置の作動カムの拡
大詳細図、第16図と第17図はそれぞれ引入れと引出し位
置にある遮断器錠止系の側面図、第18図は遮断器を取り
外した後の固定シャシーとラッキング機構の斜視図、第
19図は遮断器の引出し中に強制的な引外しが行なわれる
ときの作動レバーの側面図、第20図は第19図による装置
の正面図、第21図は使用者が近接できる固定端子と可動
コネクタの電気的接続を示す図、第22図は絶縁シャッタ
作用装置の斜視図、第23図は種々の安全装置と関連した
錠止ボルトを示す、第13図の詳細図、第24図は錠止ボル
トの錠止位置における、第23図の平面図である。 10……遮断器、12……可動な機械的支持体、14……固定
シャシー、17……トリップレリーズ、28,30……端子、3
2……後方支持パネル、42……接続装置、44,46……固定
コネクタ、48,50……可動コネクタ、52,54……側壁、56
……前方開口、60,62……レール、64,66……すべり板、
68,70……可動フランジ、94……可動コネクタの駆動装
置、96……連結装置。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.端子(28,30)を有する主回路と、固定コネクタ(4
4,46)および相互作用する可動コネクタ(48,50)を有
する接続装置(42)と関連した補助回路とを備えた、引
抜き可能な電極の電気的遮断器(10)のための可逆引入
れおよび引出し機構(78)であって、遮断器が、前方開
口(56)と、二つの対向する側壁(52,54)および各極
の固定端子(34,36)の接続のための固定後方支持パネ
ル(32)を有するハウジングの形をした固定シャシー
(14)の内側の可動な一対のレール(60,62)および前
記各レール(60,62)に固着されたフランジ(68,70)か
らなる機械的支持体(12)に取りつけられ、前記遮断器
(10)を支持する機械的支持体(12)の前記一対のレー
ル(60,62)は、シャシー(14)の側壁(52,54)に対称
に固定されていて長手方向の引入れ方向に平行に延びて
いる一対のすべり板(64,66)により案内され、前記機
構(78)が、遮断器(10)の主および補助回路が接続さ
れる“引入れ”位置と、主回路が切られて補助回路が接
続される“試験”位置と、主および補助回路が切られる
第一の“引出し”位置とを占めることができる運転伝達
系と関連した作動装置(82,84)を有する可逆引入れお
よび引出し機構において、 補助回路接続装置(42)の固定コネクタ(44,46)が遮
断器(10)にしっかりと結合され、可逆引入れおよび引
出し機構(78)の運動伝達系が、試験位置と第一の引出
し位置の間の作用段階中に作動する接続装置(42)の可
動コネクタ(48,50)の駆動装置(94)と作動装置(82,
84)の間に設けられた可動コネクタ(48,50)移動用第
一の機械的リンクと、試験位置と引入れ位置の間の他の
作用段階中に作動する遮断器(10)を支持する可動な機
械的支持体(12)の連結装置(96)と作動装置(82,8
4)の間に設けられた遮断器(10)移動用第二の機械的
リンクとを有し、第二の機械的リンクが遮断されたとき
に第一の機械的リンクが作動し、かつ第一の機械的リン
クが遮断されたとき第二の機械的リンクが作動し、遮断
器(10)が静止したままでいるときに補助回路の固定コ
ネクタ(44,46)および可動コネクタ(48,50)を接続し
たりまたは分離したりすることができるように組立体が
配置されていることを特徴とする電気的遮断器の引入れ
および引出し機構。 2.遮断器を収容する絶縁ケース(16)の対向する垂直
な側面が、機械的支持体(12)に対応する位置にラッチ
装置(74)を有し、接続装置(42)の固定コネクタ(4
4,46)がケース(16)の上方または下方水平面(47)の
一方に位置し、可動な遮断器(10)を支持する機械的支
持体(12)が、シャシー(14)の対応するすべり板(6
4,66)をすべることができる一対のレール(60,62)を
備え、第二の機械的リンクの連結装置(96)が、各レー
ル(60,62)に固定されたフランジ(68,70)に配置され
ている、特許請求の範囲第1項に記載の可逆引入れおよ
び引出し機構。 3.第一の機械的リンクが作動し第二の機械的リンクが
遮断されているときに駆動装置(94)が可動コネクタ
(48,50)の垂直な並進運動を引き起こすように配置さ
れ、前記運動は、遮断器(10)の主回路の長手方向引入
れまたは引出し方向に対し垂直であり、接続装置(42)
の可動コネクタ(48,50)が、駆動装置(94)の二つの
対称なロッド(108)に連結された横材(110)により支
持され、この横材は、対応する固定コネクタ(44,46)
が位置しているケース(16)の水平面に対し平行に延び
ている、特許請求の範囲第1項に記載の可逆引入れおよ
び引出し機構。 4.可逆引入れおよび引出し機構(78)が、回転軸(8
8)に固着された伝動ピニオン(86)と協働するクラウ
ンホイール装置(80)に連結された作動ねじ(82)と、
可動コネクタ駆動装置(94)および機械的支持体(12)
の連結装置(96)を交互に制御するように前記軸(88)
に固定された少なくとも一つのカム(90,92)とを有
し、前記回転カム(90,92)は、第一の機械的リンクが
構成されるときに駆動装置(94)の中間レバー(98)に
配置された溝(102)に係合できるピン(104)と、第二
の機械的リンクが構成されるときに機械的支持体(12)
の連結装置(96)を駆動するように設計された切欠き
(118)とを有する、特許請求の範囲第1項に記載の可
逆引入れおよび引出し機構。 5.駆動装置(94)の中間レバー(98)が、シャシー
(14)の対応する側壁(52,54)に固着されたスピンド
ル(100)に枢着され、前記溝(102)が中間レバー(9
8)の端部の一方に配置されているのに対し、中間レバ
ー(98)の他端が、横材(110)に連結された垂直なロ
ッド(108)に枢着され、横材(110)が、各ロッド(10
8)の延長部(114)に配置された長手方向スロット(11
6)に隙間をもって挿入されており、第二の機械的リン
クが構成されるときに、スロット(116)が、遮断器(1
0)の引入れまたは引出し工程に対応する長さを有す
る、特許請求の範囲第4項に記載の可逆引入れおよび引
出し機構。 6.接続装置(42)が、遮断器の電子的トリップレリー
ズ(17)と連接された第一の固定コネクタ(46)と、電
気的測定、監視および指示の補助部に連接された第二の
固定コネクタ(44)とを有する、特許請求の範囲第1項
に記載の可逆引入れおよび引出し機構。 7.端子(28,30)を有する主回路と、接続装置(42)
と関連した補助回路とを備え、遮断器(10)の主および
補助回路が接続される“引入れ”位置と、主回路が切ら
れて補助回路が接続される“試験”位置と、主および補
助回路が切られる第一の“引出し”位置とを占めること
ができる、引抜き可能な電気的遮断器(10)のための可
逆引入れおよび引出し機構であって、遮断器が、前方開
口(56)と、二つの対向する側壁(52,54)および各極
の固定端子(34,36)の接続のための固定後方支持パネ
ル(32)を有するハウジングの形の固定シャシー(14)
の内側の可動な機械的支持体(12)に取りつけられ、前
記機構が、引入れと引出し位置で遮断器(10)を錠止す
る手段と協働する可逆引入れおよび引出し機構におい
て、 遮断器(10)を支持する可動な機械的支持体(12)が、 シャシー(14)の対向する側壁(52,54)に固定された
対応するすべり板(64,66)を長手方向にすべるように
取りつけられ、可動フランジ(68,70)を備えた一対の
対称なレール(60,62)と、 遮断器(10)に設けられた少なくとも一つのラッチ装置
(74)が係合する前記可動フランジ(68,70)に設けら
れた位置決め切欠き(72)と、 引入れおよび引出し位置で遮断器(10)の機械的な錠止
を確保するためにレール(60,62)の保持手段(128,17
6)と共に作動する錠止装置(120)を備えた錠止系と、 錠止装置(120)と保持手段(128,176)を解錠すること
により錠止系の係止状態を解くための、作動レバー(16
0)と引抜き握り(130)の間に形成された第一の係合部
(168,170)と、 機械的支持体(12)を引入れ位置から引出し位置へ移動
させたときに遮断器(10)の引外しを確保するために作
動装置(84,82)の伝達系と前記作動レバー(160)の間
に形成された第二の係合部(92,184)とを有し、 前記錠止装置(120)が、シャシー(14)のスピンドル
(122)に枢着された作動レバー(160)にしっかりと結
合されている、 ことを特徴とする電気的遮断器の引入れおよび引出し機
構。 8.作動レバー(160)が、前記錠止装置(120)を錠止
方向に付勢する戻しばね(162)に連結され、レール(6
0,62)は、遮断器(10)が引入れ位置に到達したときに
機械的支持体(12)を錠止すると共に、遮断器(10)が
引き抜かれないように防止するが遮断器を引き入れるこ
とができる引出し位置での前記支持体の一方向係止部
(178)をそれぞれ形成する互いに長手方向にずらされ
た主ラッチ(128)と補助切欠き(176)を有し、作動レ
バー(160)は、第一の係合部が作動したときに引抜き
握り(130)の傾斜路(168)と協働するピン(170)
と、第二の係合部が作動したときに作動装置(84,82)
により駆動されるカム(90,92)と協働するスピンドル
(184)とを有する、特許請求の範囲第7項に記載の引
入れおよび引出し機構。 9.機械的支持体(12)のレール(60,62)が可動フラ
ンジ(68,70)を有し、前記可動フランジ(68,70)に引
抜き握り(130)が並進運動するように取りつけられ、
前記フランジが、前記作動装置(84,82)のカム(90,9
2)と協働できる連結装置(96)を有し、各レール(60,
62)の後端が絶縁シャッタシステム(194)の作用装置
(192)と協働するように斜めに切られており、前記作
用装置(192)は、シャシー(14)の側壁(52,54)によ
り支持されたスピンドル(200)に枢着された一対の作
動あご部(196,198)を有する、特許請求の範囲第8項
に記載の引入れおよび引出し機構。 10.シャシー(14)の前方盾形固定板(142)に配置
された複数の補助安全装置を有し、保持切欠きを有する
錠止プレート(204)を有し、前記錠止プレート(204)
は、作動装置(84,82)が作用されないように防止する
ような仕方で、第一の錠止位置で補助安全装置と係合す
ることにより協働可能であり、前記錠止プレート(20
4)には、プレートの第二の解錠位置で作動ねじ(82)
をハンドル(84)により作用させるために盾形固定板
(142)の第一の相互作用オリフィス(216)と整合させ
ることができる第二オリフィス(214)が設けられ、ま
たいくつかの部分が接合されたハンドル(84)を貯蔵す
るために盾形固定板の第三オリフィス(222)と長手方
向に整合された固定スリーブ(220)を有し、遮断器(1
0)が引抜き位置から引出し位置へシャシー(14)の中
へ不十分に押されたときに機械的支持体(12)のフラン
ジ(68,70)の一つが、錠止プレート(204)と干渉して
ハンドル(84)が作用されないように防止する、特許請
求の範囲第7項に記載の引入れおよび引出し機構。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8601880A FR2594265B1 (fr) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | Mecanisme d'embrochage et de debrochage d'un disjoncteur electrique avec circuits principaux et auxiliaires. |
FR8601881 | 1986-02-10 | ||
FR8601880 | 1986-02-10 | ||
FR8601881A FR2594266B1 (fr) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | Mecanisme d'embrochage et de debrochage d'un disjoncteur electrique a systeme de blocage du support mecanique mobile. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6323504A JPS6323504A (ja) | 1988-01-30 |
JP2730890B2 true JP2730890B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=26225023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62027975A Expired - Lifetime JP2730890B2 (ja) | 1986-02-10 | 1987-02-09 | 主および補助回路を有する電気的遮断器の引入れおよび引出し機構 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4743715A (ja) |
EP (1) | EP0236179B1 (ja) |
JP (1) | JP2730890B2 (ja) |
CN (1) | CN1008960B (ja) |
CA (1) | CA1289607C (ja) |
DE (1) | DE3766385D1 (ja) |
IN (1) | IN169205B (ja) |
SG (1) | SG134492G (ja) |
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DE3834820A1 (de) * | 1988-10-13 | 1990-04-19 | Licentia Gmbh | Hilfsschalteranordnung fuer einen schaltereinschub |
DE3939355A1 (de) * | 1989-11-24 | 1991-05-29 | Siemens Ag | Elektrische schaltanlage mit einem ein- und ausfahrbaren geraetetraeger |
KR940001118B1 (ko) * | 1990-06-21 | 1994-02-14 | 미쯔비시 덴끼 가부시기가이샤 | 인출형 개폐기 |
TW197528B (ja) * | 1991-09-19 | 1993-01-01 | Mitsubishi Electric Machine | |
DE4211421C2 (de) * | 1992-04-01 | 1997-02-06 | Siemens Ag | Niederspannungs-Leistungsschalter mit einer Fahrvorrichtung |
FR2697669B1 (fr) * | 1992-10-29 | 1995-01-06 | Merlin Gerin | Disjoncteur à bloc de débrochage des circuits auxiliaires. |
US5434369A (en) * | 1994-02-14 | 1995-07-18 | Abb Power T & D Company, Inc. | Automated secondary disconnect mechanism for electrical switchgear |
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