JPS63233740A - 床下薬剤散布装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は床下に薬剤を散布する装置に関するものである
。

「従来の技術」 従来、床下に殺虫剤等の薬剤を散布するため家屋の布コ
ンクリート基礎に開設した床下通風窓から床下に向って
長い薬剤散布用ノズルを挿入した。

しかし散布される薬剤はノズルの先端附近に留まり、床
下への充分な散布は困難であった。又ノズル噴霧用空気
圧縮機を用いる必要があり、そのため騒音を発し静粛運
転を行い難い欠陥があった。

ｒ発明が解決しようとする問題点」 本発明は布コンクリート基礎によって囲繞される床下に
広い面積に亘って薬剤を散布し得るばかりでなく騒音の
少い散布装置を得ようとするものである。

ｒ問題点を解決するための手段」 本発明は床下通風窓遮蔽板の内側に２個の送風機を並設
し、これらの送風機の通風孔を上記遮蔽板に穿設し、か
つ上記゛両送風機の中間部にラッパ状回転体の開口部を
内側に向けて設け、同回転体の内部に薬剤を供給する装
置を設けてなる床下薬剤散布装置によって構成される。

「作用ｊ 従って上記遮蔽板１によって床下通［１窓８を閉鎖し、
２個の送風機２．２を動作させて外気を床下に強制送風
する。又ラッパ状回転体４を中心線の回りに高速回転し
、同回転体４の内部に薬剤５を供給すると同薬剤５け同
回転体４の外周縁からラッパ状に飛散し、両側の送風機
２．２による送風域に乗せられて拡散して床下に散布さ
れる。

「実施例」 家屋の床下は布コンクリート基礎７によって囲繞され、
長方形通風窓８が北側や南側又は東西に形成される。北
側の通風窓８を長方形遮蔽板１で閉鎖する。この遮蔽板
１の内側には上記通風窓８内に挿入する長方形機態９を
設け、内側を開口し、仕切板１０．１０で中央及び左右
の３室１１．１１．１２に区画する。右左の室１１．１
１の外側に接する遮蔽板１には通風孔３を穿設し、同室
１１．１１の内部にそれぞれ送風機２を設ける。中央室
１２内には正逆回動電動機１３を設け、その出力軸にラ
ッパ状回転体４のボス部を接続し、同回転体４の開口部
を内側に向ける。このようにした回転体４の内部には薬
剤供給ノズル６の先端を開口して薬剤供給装置６を形成
するものである。

尚図中１４で示すものは薬剤容器、１５は液面覗き窓、
１６は薬剤輸送管、１７祉電磁弁、１８は湿度センサー
、工９は電源コード、２０ζよシーナンサ一部、２１は
取付用ボルト孔、２２け配線である。

各部の動作を次に述べる〇 （１）２０日（４８０Ｈ）毎に薬剤散布部を起動させる
。

（２）Ｎ剤散布部は１０〜２０分の動作とし１この間に
約２００ＣＣの散布を行う。

（３）　　５１剤散布の２分前より換気ファン（送風機
２）は内側に向って送風し、薬剤５の散布面積が拡大す
る。

（４）散布終了後３０分（薬剤の落ちつき沈下）後、他
の条件に拘わらず回転を休止する。

（５）上記動作時以外は湿度センサー１８の出力に従っ
て床下の空気を積極的に外部に吐出す方向に送風機２を
逆転し東南側の床下通風窓８から流入する湿乾気が床下
に入るようにする（この時の湿度６０％を目安として湿
度センサー１８からの信号によって送風機２を動作させ
る）。

（６）　　上記１（５）の条件下でも２時間の連続動作
、１時間の休止時間という条件を優先させるＯ「効果」 本発明は上述のように構成したので家屋の布コンクリー
ト基礎７によって囲繞される床下に広い面積にわたって
静粛に薬剤５を散布し得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の床下薬剤散布装置を示す斜視図、第２
図は同装置の使用状態の側面図、第３図は第２図の縦断
側面図、第４図は同装置の複数台使用状態図である。 １・・床下通風窓遮蔽板、２・・送風機、３・・通風孔
、４・・ラッパ状回転体、５・・薬剤、６・・供給袋Ｍ
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）床下通風窓遮蔽板の内側に２個の送風機を並設し
   、これらの送風機の通風孔を上記遮蔽板に穿設し、かつ
   上記両送風機の中間部にラッパ状回転体の開口部を内側
   に向けて設け、同回転体の内部に薬剤を供給する装置を
   設けてなる床下薬剤散布装置。