JPS6323367A - シヨツトキ−ゲ−ト電界効果トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents
シヨツトキ−ゲ−ト電界効果トランジスタおよびその製造方法Info
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- JPS6323367A JPS6323367A JP16728686A JP16728686A JPS6323367A JP S6323367 A JPS6323367 A JP S6323367A JP 16728686 A JP16728686 A JP 16728686A JP 16728686 A JP16728686 A JP 16728686A JP S6323367 A JPS6323367 A JP S6323367A
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Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
叉1」J夏U1分I−
本発明はショットキーゲート電界効果トランジスタ並び
にその製造方法に関するものである。更に詳しくは、雑
音特性等において優れたショットキーゲート電界効果ト
ランジスタ並びにこれを高い歩留りで製造する方法に関
する。
にその製造方法に関するものである。更に詳しくは、雑
音特性等において優れたショットキーゲート電界効果ト
ランジスタ並びにこれを高い歩留りで製造する方法に関
する。
【股へ皮阪
電界効果トランジスタは半導体基板にオーミック接続さ
れたソースおよびドレインと呼ばれる2つの電極と、ゲ
ートと呼ばれる制御電極とを有する半導体素子であり、
古典的なバイポーラトランジスタに代って今日広く使用
されるようになってきた。上記電極の中でソースおよび
ドレインは真空管におけるカソードおよびアノードに夫
々対応し、一方ゲートはグリッドに相当する機能を果た
し、ソース・トレイン間にこれらを電気的に接続するよ
うに設けられたチャンネルと呼ばれる導電層の抵抗を、
ゲートに印加された電圧により制御し、ドレイン・ソー
ス間の電流が制御できるようになっている。
れたソースおよびドレインと呼ばれる2つの電極と、ゲ
ートと呼ばれる制御電極とを有する半導体素子であり、
古典的なバイポーラトランジスタに代って今日広く使用
されるようになってきた。上記電極の中でソースおよび
ドレインは真空管におけるカソードおよびアノードに夫
々対応し、一方ゲートはグリッドに相当する機能を果た
し、ソース・トレイン間にこれらを電気的に接続するよ
うに設けられたチャンネルと呼ばれる導電層の抵抗を、
ゲートに印加された電圧により制御し、ドレイン・ソー
ス間の電流が制御できるようになっている。
この電界効果型トランジスタはバイポーラトランジスタ
と比較して、高入力インピーダンスが得られ、低周波雑
音が少なく、入力電圧と出力電流との関係が2乗特性に
近く、高次の高周波ひずみの発生が少なく、また同時に
2つの信号が入力された場合の混変調ひずみも小さく、
電流の温度依存性が負であるために高い温度安定性を有
し、更に多数キャリヤ素子であるために特性の変動が小
さい、などの各種の利点を有している。
と比較して、高入力インピーダンスが得られ、低周波雑
音が少なく、入力電圧と出力電流との関係が2乗特性に
近く、高次の高周波ひずみの発生が少なく、また同時に
2つの信号が入力された場合の混変調ひずみも小さく、
電流の温度依存性が負であるために高い温度安定性を有
し、更に多数キャリヤ素子であるために特性の変動が小
さい、などの各種の利点を有している。
このような電界効果トランジスタには、ゲートにpn接
合を用いた接合型電界効果トランジスタ(JFET)お
よび絶縁膜を挾んだ絶縁ゲート電界効果トランジスタ(
IGFET)などが知られており、後者では絶縁膜とし
て酸化膜を使用することが一般的であることから、MO
S (Metal−Oxide−S emicondu
cLor) F E Tと呼ばれている。これらはチャ
ンネルの形式によってp型あるいはn型に分類され、ま
た動作モードの形式にはデプレッションモードまたはエ
ンハンスメントモードがあり、後者ではドレイン電極と
ゲートバイアスの極性が同じであるという特徴を有し、
また絶縁ゲート構造との関連により前段出力と直結され
た集積回路が可能となる。更に、ソース・トレイン電極
が同一平面上に形成できるので集積回路化の場合には素
子間の分離が不要となるなどの特徴もある。
合を用いた接合型電界効果トランジスタ(JFET)お
よび絶縁膜を挾んだ絶縁ゲート電界効果トランジスタ(
IGFET)などが知られており、後者では絶縁膜とし
て酸化膜を使用することが一般的であることから、MO
S (Metal−Oxide−S emicondu
cLor) F E Tと呼ばれている。これらはチャ
ンネルの形式によってp型あるいはn型に分類され、ま
た動作モードの形式にはデプレッションモードまたはエ
ンハンスメントモードがあり、後者ではドレイン電極と
ゲートバイアスの極性が同じであるという特徴を有し、
また絶縁ゲート構造との関連により前段出力と直結され
た集積回路が可能となる。更に、ソース・トレイン電極
が同一平面上に形成できるので集積回路化の場合には素
子間の分離が不要となるなどの特徴もある。
従って、MOS F ET等の絶縁ゲートFETを構成
要素とする集積回路は構造が著しく簡単であり、製造工
程もそれに応じて簡単化される。
要素とする集積回路は構造が著しく簡単であり、製造工
程もそれに応じて簡単化される。
ところで、ショットキーゲート電界効果トランジスタは
上記接合型FETの1変形であり、接合型PETの電極
がpn接合であるのに対して金属・半導体の接触により
形成されるショットキー接合で構成されるものであり、
MES(MeLal Sem1−conductor)
F E Tとも呼ばれている。そこで本発明では以下
これをMESFETと略記するものとする。
上記接合型FETの1変形であり、接合型PETの電極
がpn接合であるのに対して金属・半導体の接触により
形成されるショットキー接合で構成されるものであり、
MES(MeLal Sem1−conductor)
F E Tとも呼ばれている。そこで本発明では以下
これをMESFETと略記するものとする。
このMESFETで使用される半導体材料としてはSi
の他G a A s、InPなどの■−V族化合物半導
体が利用され、マイクロ波などの超高周波、高性能素子
において、特に有用であるとされている。
の他G a A s、InPなどの■−V族化合物半導
体が利用され、マイクロ波などの超高周波、高性能素子
において、特に有用であるとされている。
従来提案されているMESFETの構造は、添付第2図
に示すようなものである。即ち、半絶縁性半導体基板1
とその上に配置された動作層2と、動作層2上に設けら
れたゲート電9i3と、該ゲー)−ti3の両側におい
て動作M2とオーミック接続されたソース電極4および
ドレイン電極5とで構成される。
に示すようなものである。即ち、半絶縁性半導体基板1
とその上に配置された動作層2と、動作層2上に設けら
れたゲート電9i3と、該ゲー)−ti3の両側におい
て動作M2とオーミック接続されたソース電極4および
ドレイン電極5とで構成される。
しかしながら、第2図に示したような構造を有する従来
のMESFETはゲー1−3とソース4との間、あるい
はゲート3とドレイン4との間の抵抗値が大きいために
、充分に大きな相互コンダクタンス(gm)の値が得ら
れず、また大きなゲート・ソース間直列抵抗のために雑
音特性が劣化するなどといった重大な欠点を有していた
。特に、ピンチオフ電圧(V p)の絶対値が小さい場
合あるいはノーマリオフ型即ちエンハンスメンI・型M
ESFETでは以下の式(■): ただし、V b i : ビルトイン電圧。
のMESFETはゲー1−3とソース4との間、あるい
はゲート3とドレイン4との間の抵抗値が大きいために
、充分に大きな相互コンダクタンス(gm)の値が得ら
れず、また大きなゲート・ソース間直列抵抗のために雑
音特性が劣化するなどといった重大な欠点を有していた
。特に、ピンチオフ電圧(V p)の絶対値が小さい場
合あるいはノーマリオフ型即ちエンハンスメンI・型M
ESFETでは以下の式(■): ただし、V b i : ビルトイン電圧。
ε :半導体結晶の誘電率;
q :電荷素置;
Nd:キャリャ濃度;
a :動作層の厚さ
で示されるように、キャリヤ濃度Ndあるいは動作層の
厚さaを小さな値としなければならないために、ゲート
・ソース間の直列抵抗はより大きな値となり、極めて重
大な問題となっていた。
厚さaを小さな値としなければならないために、ゲート
・ソース間の直列抵抗はより大きな値となり、極めて重
大な問題となっていた。
そこで、このような欠点を解決するための1方策として
、第3図に示すように、ゲート・ソース間並びにゲーl
〜・ドl/イン間の動作層領域に高濃度不純物原子を注
入し、ゲート・ソース間の直列抵抗を下げる方法が提案
されている。
、第3図に示すように、ゲート・ソース間並びにゲーl
〜・ドl/イン間の動作層領域に高濃度不純物原子を注
入し、ゲート・ソース間の直列抵抗を下げる方法が提案
されている。
第3図において、ゲート電i3と高濃度動作層領域10
とを分離し、かつゲー1〜・ソースまたはゲート・ドレ
イン、間の絶縁性を確保するためにSiN膜11および
S i OzpIA12が設けられている。特にSiN
膜は半絶縁性半導体基板1にイオン注入により形成した
動作層2および動作pHOをアニールにより活性化する
際の保護膜としても機能するものである。
とを分離し、かつゲー1〜・ソースまたはゲート・ドレ
イン、間の絶縁性を確保するためにSiN膜11および
S i OzpIA12が設けられている。特にSiN
膜は半絶縁性半導体基板1にイオン注入により形成した
動作層2および動作pHOをアニールにより活性化する
際の保護膜としても機能するものである。
この従来のMESFETは、例えばまず半絶縁性基板1
上に動作層領域に相当する部分に開口を有するパターン
を形成し、これをマスクとして第1回目のイオン注入を
行い第1の動作層2分形成し、次いで絶縁膜11を形成
する。次いで、ゲート領域にT字型のレジストパターン
を形成し、これをマスクとしてイオン注入を行い動作層
10を形成する。蒸着法、スパッタ法などにより第2の
絶縁膜12を形成し、リフトオフによりレジストを除き
アニール処理してイオン注入領域の活性化並びに結晶性
の回復処理を行い、レジストマスクを形成し、ソース電
11fii4ならびにドレイン電極5領域の第1の絶縁
膜11および第2の絶縁膜12を除去した後、オーミッ
ク金属を蒸着して、上記領域にソース電極4ならびにト
レイン電極5を形成する9次いで第2の絶縁膜12によ
り覆われていない部分の第1の絶縁膜11をエツチング
により除去して、ゲート電極3を形成することにより、
第3図に示すような構成のMESFETが得られる。
上に動作層領域に相当する部分に開口を有するパターン
を形成し、これをマスクとして第1回目のイオン注入を
行い第1の動作層2分形成し、次いで絶縁膜11を形成
する。次いで、ゲート領域にT字型のレジストパターン
を形成し、これをマスクとしてイオン注入を行い動作層
10を形成する。蒸着法、スパッタ法などにより第2の
絶縁膜12を形成し、リフトオフによりレジストを除き
アニール処理してイオン注入領域の活性化並びに結晶性
の回復処理を行い、レジストマスクを形成し、ソース電
11fii4ならびにドレイン電極5領域の第1の絶縁
膜11および第2の絶縁膜12を除去した後、オーミッ
ク金属を蒸着して、上記領域にソース電極4ならびにト
レイン電極5を形成する9次いで第2の絶縁膜12によ
り覆われていない部分の第1の絶縁膜11をエツチング
により除去して、ゲート電極3を形成することにより、
第3図に示すような構成のMESFETが得られる。
しかしながら、第3図に示すような構成とした場合には
、製造プロセスにおける位置合せ精度が±0.3〜0.
5μlと比較的低く、そのためにゲート・オーミック電
極間圧M1〜1.5μl程度とする必要があり、結果的
に直列抵抗を高周波動作に充分な程度まで下げることが
できないことになる。その上、ゲート・ソース間並びに
ゲート・ドレイン間距離は位置合せの際の誤差に基き大
きくばらつき、ゲート・ソース間抵抗のばらつきを引起
こすために、素子の製造歩留りはそれ程溝足なものとは
いえなかった。
、製造プロセスにおける位置合せ精度が±0.3〜0.
5μlと比較的低く、そのためにゲート・オーミック電
極間圧M1〜1.5μl程度とする必要があり、結果的
に直列抵抗を高周波動作に充分な程度まで下げることが
できないことになる。その上、ゲート・ソース間並びに
ゲート・ドレイン間距離は位置合せの際の誤差に基き大
きくばらつき、ゲート・ソース間抵抗のばらつきを引起
こすために、素子の製造歩留りはそれ程溝足なものとは
いえなかった。
日が ゛しようと る1題
以上述べたように、ME S F E Tは古典的なバ
イポーラトランジスタと比較して各種の優れた利点を有
することから、最近広く利用されるようになってきたい
わゆる電界効果トランジスタの中でも、マイクロ波など
の高周波、高性能素子において有用であるとされ、また
より高周波動作性を改善するためにGaAsを代表とす
る[−V族化合物半導体などの利用が検討され、広範な
研究がなされている。
イポーラトランジスタと比較して各種の優れた利点を有
することから、最近広く利用されるようになってきたい
わゆる電界効果トランジスタの中でも、マイクロ波など
の高周波、高性能素子において有用であるとされ、また
より高周波動作性を改善するためにGaAsを代表とす
る[−V族化合物半導体などの利用が検討され、広範な
研究がなされている。
しかしながら、従来提案されているMESFETの構造
(第2図および第3図参照)では、既に述べたような各
種の欠点があり、これを実用化するには更に改良を加え
、より満足できる特性のものとする必要がある。
(第2図および第3図参照)では、既に述べたような各
種の欠点があり、これを実用化するには更に改良を加え
、より満足できる特性のものとする必要がある。
そこで、本発明の目的は、上記の如き従来のMESF、
ETの呈する諸欠点を克服し、実用化するのに充分な程
度まで素子特性の改良されたMESFETを提供するこ
とである。
ETの呈する諸欠点を克服し、実用化するのに充分な程
度まで素子特性の改良されたMESFETを提供するこ
とである。
本発明のもう一つの目的は、上記のような優れた特性を
有するMESFETを高い歩留りで、量産し得るMES
FETの製造方法を提供することにある。
有するMESFETを高い歩留りで、量産し得るMES
FETの製造方法を提供することにある。
さらに本発明の別の目的は、上記各目的を達成する際に
製造が容易0、特にソース並びにドレイン電極の形成が
容易なM E S F E T及びその製造方法を提供
することである。
製造が容易0、特にソース並びにドレイン電極の形成が
容易なM E S F E T及びその製造方法を提供
することである。
g題5.を解決するための
本発明者等は、MESFETの上記の如き現状に鑑みて
、その上記諸欠点を解決すべく種々検討研究した結果、
オーミック電極をゲート電極に対して自己整合的に形成
することが上記目的を達成する上で極めて有効であるこ
とを知り、本発明を完成するに至った。
、その上記諸欠点を解決すべく種々検討研究した結果、
オーミック電極をゲート電極に対して自己整合的に形成
することが上記目的を達成する上で極めて有効であるこ
とを知り、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明のショットキーゲート電界効果トランジス
タは、半絶縁性半導体基板、該半導体基板表面上に形成
された動作層および該動作層上に形成されたソース電極
、ゲート電極並びにドレイン電極を備えたショットキー
ゲート電界効果トランジスタであって、上記動作層は少
なくとも2つの部分、即ち第1の動作層と該第1の動作
層に接してその両側に形成されかつ該第1の動作層より
も大きい単位面積当りの不純物量を有する第2の動作層
とからなり、前記ゲート電極は前記第1の動作層と直接
接する部分、絶縁膜を介して前記第1及び各第2の動作
層と接する部分、及び空隙を介して前記各第2の動作層
表面上に張出しているオーバーハング部分を含み、さら
に前記ゲート電極の前記ソース並びにドレイン電極間の
両端面は該ゲート電極側の前記ソースおよびトレイン電
極の各端面を前記半絶縁性半導体基板上方へ延長した垂
直面又はその近傍に形成されており、また前記ソース及
びドレイン電極は前記ゲート電極のオーバーハング部分
と接触しない厚さに形成されている、構造を備えている
。
タは、半絶縁性半導体基板、該半導体基板表面上に形成
された動作層および該動作層上に形成されたソース電極
、ゲート電極並びにドレイン電極を備えたショットキー
ゲート電界効果トランジスタであって、上記動作層は少
なくとも2つの部分、即ち第1の動作層と該第1の動作
層に接してその両側に形成されかつ該第1の動作層より
も大きい単位面積当りの不純物量を有する第2の動作層
とからなり、前記ゲート電極は前記第1の動作層と直接
接する部分、絶縁膜を介して前記第1及び各第2の動作
層と接する部分、及び空隙を介して前記各第2の動作層
表面上に張出しているオーバーハング部分を含み、さら
に前記ゲート電極の前記ソース並びにドレイン電極間の
両端面は該ゲート電極側の前記ソースおよびトレイン電
極の各端面を前記半絶縁性半導体基板上方へ延長した垂
直面又はその近傍に形成されており、また前記ソース及
びドレイン電極は前記ゲート電極のオーバーハング部分
と接触しない厚さに形成されている、構造を備えている
。
また、本発明のMESFETの製造方法は、形成された
ゲート電極をマスクとして絶縁膜をエンチングして第2
の動作層上にソース並びにドレイン電極形成用の開口部
を形成すると共に、さらに前記ゲート電極と前記第2の
動作層間に存在する前記絶縁膜の一部を除去して空隙部
を形成する工程と、 前記絶縁膜の厚さより1い厚さでオーミック金属を蒸着
し、前記ゲート電極に対して自己整合的にソースおよび
ドレイン電極を形成する工程、を含んでいる。
ゲート電極をマスクとして絶縁膜をエンチングして第2
の動作層上にソース並びにドレイン電極形成用の開口部
を形成すると共に、さらに前記ゲート電極と前記第2の
動作層間に存在する前記絶縁膜の一部を除去して空隙部
を形成する工程と、 前記絶縁膜の厚さより1い厚さでオーミック金属を蒸着
し、前記ゲート電極に対して自己整合的にソースおよび
ドレイン電極を形成する工程、を含んでいる。
及1蝕
本発明のMESFETの構成は、例えば添付第1図(c
l)を参照することにより最も良く理解することができ
る。即ち、半絶縁性半導体基板ZO1例えばCr、Oを
ドーピングしたQaAs、FeをドーピングしたInP
などのように各種不純物をドーピングして半絶縁性1ヒ
した各種半導体基板と、この半絶縁性半導体基板表面上
に形成された第1の動作fgJ21と、この第1の動作
層21の両側に形成されかつ該第1の動作層よりも高不
純物濃度を有する第2の動作層22と、第2の動作層2
2と、第1の動作層21上に設けられたゲート電極23
、例えばTi/ P I−/ A uなどと、第2の動
作層22上にオーミック接続されたソース電極24およ
びドレイン電極25、例えばAu−Ge合金などで構成
される。この態様ではゲート電極23は第1動作層21
と接すると共に、その両側において、絶縁層26および
27を介して第2の動作層22上および空隙283介し
て第2の動作層22上に張り出しているオーバーハング
部分23aを含む、構成となっている。さらにゲート電
極23のソース並びにドレイン電極側の両端面、即ちオ
ーバーハング部分23aの端面ばグー1〜電極23側の
ソース電極24の端面並びにドレイン電極25の端面を
半絶縁性半導体基板20の上方に延長した垂直面又はそ
の近傍に形成されている。さらに、ソース電極24並び
にドレイン電極25はゲート電極23のオーバーハング
部分23aと接触しない厚さで形成されている。
l)を参照することにより最も良く理解することができ
る。即ち、半絶縁性半導体基板ZO1例えばCr、Oを
ドーピングしたQaAs、FeをドーピングしたInP
などのように各種不純物をドーピングして半絶縁性1ヒ
した各種半導体基板と、この半絶縁性半導体基板表面上
に形成された第1の動作fgJ21と、この第1の動作
層21の両側に形成されかつ該第1の動作層よりも高不
純物濃度を有する第2の動作層22と、第2の動作層2
2と、第1の動作層21上に設けられたゲート電極23
、例えばTi/ P I−/ A uなどと、第2の動
作層22上にオーミック接続されたソース電極24およ
びドレイン電極25、例えばAu−Ge合金などで構成
される。この態様ではゲート電極23は第1動作層21
と接すると共に、その両側において、絶縁層26および
27を介して第2の動作層22上および空隙283介し
て第2の動作層22上に張り出しているオーバーハング
部分23aを含む、構成となっている。さらにゲート電
極23のソース並びにドレイン電極側の両端面、即ちオ
ーバーハング部分23aの端面ばグー1〜電極23側の
ソース電極24の端面並びにドレイン電極25の端面を
半絶縁性半導体基板20の上方に延長した垂直面又はそ
の近傍に形成されている。さらに、ソース電極24並び
にドレイン電極25はゲート電極23のオーバーハング
部分23aと接触しない厚さで形成されている。
上述のようなM E S F E Tを製造するための
本発明の方法は、例えば第1図(a)〜(d)に示すよ
うな工程に従って実施できる。まず、半絶縁性半導体基
板20上に、例えば各種エピタキシャル成長法(ハライ
ド系気相成長法、有機金属エピタキシャル成長法(OM
CV D )、分子線エピタキシャル成長法(M B
E )などの他、イオン注入法(これはエピタキシャ
ル層の形成後該層に対して行うこともできる)などを利
用して第1の動作層21を形成する。更に多層構造レジ
スト29をマスクとして用いて、イオンを高濃度で注入
して、第1の動作層21の両側に第2の動作層22を形
成する。これらの動作層の形成は、また、まず基板20
の全体に第1の動作層21として比較的低不純物濃度の
エピタキシャル層を形成し、次いで、レジストマスクを
用いて第2の動作層を形成すべき領域に更に高濃度でド
ーピングすることによって実施することもできる。
本発明の方法は、例えば第1図(a)〜(d)に示すよ
うな工程に従って実施できる。まず、半絶縁性半導体基
板20上に、例えば各種エピタキシャル成長法(ハライ
ド系気相成長法、有機金属エピタキシャル成長法(OM
CV D )、分子線エピタキシャル成長法(M B
E )などの他、イオン注入法(これはエピタキシャ
ル層の形成後該層に対して行うこともできる)などを利
用して第1の動作層21を形成する。更に多層構造レジ
スト29をマスクとして用いて、イオンを高濃度で注入
して、第1の動作層21の両側に第2の動作層22を形
成する。これらの動作層の形成は、また、まず基板20
の全体に第1の動作層21として比較的低不純物濃度の
エピタキシャル層を形成し、次いで、レジストマスクを
用いて第2の動作層を形成すべき領域に更に高濃度でド
ーピングすることによって実施することもできる。
ここで、イオン注入法を利用する場合には、イオン注入
操作に付される半導(*結晶(基板)は、その注入領域
における結晶性が著しく乱され、特に高濃度イオン注入
される第2の動作層では殆ど非晶質状態となってしまう
ので、この非晶質状態を回復させる処理を行うか、予め
保護膜(例えばS;N 、S io 2.5iNO等の
非晶質膜)を適用シタ後、イオン注入操作することによ
り非晶質化あるいは更に化合物半導体にあっては高蒸気
圧成分の蒸発を防止することができる。かくして、不純
物ドーピングされた動作層は活性化熱処理(−最に80
0〜9001ir”C)した後完成される(第1図(a
)参照)。
操作に付される半導(*結晶(基板)は、その注入領域
における結晶性が著しく乱され、特に高濃度イオン注入
される第2の動作層では殆ど非晶質状態となってしまう
ので、この非晶質状態を回復させる処理を行うか、予め
保護膜(例えばS;N 、S io 2.5iNO等の
非晶質膜)を適用シタ後、イオン注入操作することによ
り非晶質化あるいは更に化合物半導体にあっては高蒸気
圧成分の蒸発を防止することができる。かくして、不純
物ドーピングされた動作層は活性化熱処理(−最に80
0〜9001ir”C)した後完成される(第1図(a
)参照)。
また、活性層をまずエピタキシャル成長法で形成し、次
いでイオン注入法を利用して高濃度動作層を形成する場
合、不純物のCrなどが基板から拡散することによって
基板・活性層界面に多数のヒステリシスを生じるなど、
いわゆるルーピング現象を生ずる可能性があるので通常
、高純度・高抵抗バッファ層を1〜5μ度成長させた後
活性層の成長を行う。
いでイオン注入法を利用して高濃度動作層を形成する場
合、不純物のCrなどが基板から拡散することによって
基板・活性層界面に多数のヒステリシスを生じるなど、
いわゆるルーピング現象を生ずる可能性があるので通常
、高純度・高抵抗バッファ層を1〜5μ度成長させた後
活性層の成長を行う。
第1図(a)の操作において、基板上にはSiN膜26
を形成した例を示したが、上記の如く他の膜であっても
よく、表面劣化の防止を実現し得るものであれば、材質
、厚さ等に制限はない。また、上記の如き結晶性の回復
処理を施す場合には、この保護膜は不要である。このよ
うな構成のいずれも本発明の範囲に含まれ、図示のもの
に制限されない。
を形成した例を示したが、上記の如く他の膜であっても
よく、表面劣化の防止を実現し得るものであれば、材質
、厚さ等に制限はない。また、上記の如き結晶性の回復
処理を施す場合には、この保護膜は不要である。このよ
うな構成のいずれも本発明の範囲に含まれ、図示のもの
に制限されない。
次いで第1図(b)に従って、第1図(a)に示した状
態にある中間製品に例えばスパッタ法などにより第2層
目の5i02等の絶縁膜27を形成し、リフI〜オフに
よりレジスト29を除くことにより、ショッI・キー接
合用の開口部を形成し、更にこの絶縁膜27をマスクと
して該開口部の第1の絶縁膜26を除去し、第1の動作
層を露出させる。ここで、絶縁膜26がSiNである場
合には、プラズマエツチング装置を用い、CF、等のエ
ツチングガスを用いたドライエツチングなどにより上記
操作を実施できる。また、SiN以外の保護膜を用いた
場合にも公知の方法に従って同様に処理できる。
態にある中間製品に例えばスパッタ法などにより第2層
目の5i02等の絶縁膜27を形成し、リフI〜オフに
よりレジスト29を除くことにより、ショッI・キー接
合用の開口部を形成し、更にこの絶縁膜27をマスクと
して該開口部の第1の絶縁膜26を除去し、第1の動作
層を露出させる。ここで、絶縁膜26がSiNである場
合には、プラズマエツチング装置を用い、CF、等のエ
ツチングガスを用いたドライエツチングなどにより上記
操作を実施できる。また、SiN以外の保護膜を用いた
場合にも公知の方法に従って同様に処理できる。
かくして形成した開口部を含む領域に蒸着法、スパッタ
リング法、イオンブレーティング法等の成膜法に従って
ゲート電極用金属膜を堆積し、次いでリフ1〜オフ法、
フォトエツチング法等によりゲートT、& 23を形成
する。このゲート金属材料としては、Ti/PL/Au
、P し/Pd/Ni、Pd/Ni/Rh、N i/’
Au、R1+/ Auなど良好なショットキー接な性を
有する従来公知の任意の材¥:)から適宜選択して使用
することができる。
リング法、イオンブレーティング法等の成膜法に従って
ゲート電極用金属膜を堆積し、次いでリフ1〜オフ法、
フォトエツチング法等によりゲートT、& 23を形成
する。このゲート金属材料としては、Ti/PL/Au
、P し/Pd/Ni、Pd/Ni/Rh、N i/’
Au、R1+/ Auなど良好なショットキー接な性を
有する従来公知の任意の材¥:)から適宜選択して使用
することができる。
かくして、ゲート電極23を形成した後、フォトリング
ラフイーにより、レジスト層30を形成する。
ラフイーにより、レジスト層30を形成する。
これは以下で述べるソース・ドレイン電極形成用の開口
部を形成する際のマスクの一部を構成するものであり、
ゲート電極に隣接する端部とは反対側においてソース・
ドレイン形成領域を画成する機能を果たす、また、基板
20上に形成される各素子間の絶縁距離を保障する役割
3も演する。従って、このレジストとしては以下の絶縁
膜のエツチングに対して耐性を有する材料、例えば0F
PR800などから運ぶことが鼾ましい。
部を形成する際のマスクの一部を構成するものであり、
ゲート電極に隣接する端部とは反対側においてソース・
ドレイン形成領域を画成する機能を果たす、また、基板
20上に形成される各素子間の絶縁距離を保障する役割
3も演する。従って、このレジストとしては以下の絶縁
膜のエツチングに対して耐性を有する材料、例えば0F
PR800などから運ぶことが鼾ましい。
更に、第1図(c)に示すように、上記のようにして形
成したゲート電極23並びにレジスト層30をマスクと
して、例えば反応性イオンエツチング技術などによって
絶縁膜27および26(存在する場合)を除去し、高濃
度動作層く第2の動作層)22を露出させ、ソース・ト
レイン電極形成用の開口部を設ける。この時、ゲート電
極23と各第2の動作層2こめ間に存在する絶縁11i
26,27の一部をエツチングにより除去し、ゲート@
、極下をアンダーカットして空隙28を形成する。この
アンダーカットの存在により、リフトオフによるソース
並びにトレイン電極の形成が容易となる0次いで該開口
部にオーミック金属を蒸着、スパッタリング、イオンブ
レーティング等の各種の方法に従って堆積し、リフトオ
フした後合金化し、ゲート電極23に自己整合的にソー
ス電極24並びにドレイン電8i25を形成する。この
ソース電極24並びにドレイン電極25の厚さは絶縁膜
z7および26(存在する場合〉の厚さよりも薄く、ゲ
ート電極23と接触しない厚さにする必要がある。一方
、ゲート電極23の上にも前3己オーミツク金属を堆積
してゲート電極を完成する。前記オーミンク金属として
は、例えばAu−Ge系、Au−Ge/Ni系、Ni−
Ge系、Au−Cr系、Au−Pt−Cr系などを挙げ
るこができる。
成したゲート電極23並びにレジスト層30をマスクと
して、例えば反応性イオンエツチング技術などによって
絶縁膜27および26(存在する場合)を除去し、高濃
度動作層く第2の動作層)22を露出させ、ソース・ト
レイン電極形成用の開口部を設ける。この時、ゲート電
極23と各第2の動作層2こめ間に存在する絶縁11i
26,27の一部をエツチングにより除去し、ゲート@
、極下をアンダーカットして空隙28を形成する。この
アンダーカットの存在により、リフトオフによるソース
並びにトレイン電極の形成が容易となる0次いで該開口
部にオーミック金属を蒸着、スパッタリング、イオンブ
レーティング等の各種の方法に従って堆積し、リフトオ
フした後合金化し、ゲート電極23に自己整合的にソー
ス電極24並びにドレイン電8i25を形成する。この
ソース電極24並びにドレイン電極25の厚さは絶縁膜
z7および26(存在する場合〉の厚さよりも薄く、ゲ
ート電極23と接触しない厚さにする必要がある。一方
、ゲート電極23の上にも前3己オーミツク金属を堆積
してゲート電極を完成する。前記オーミンク金属として
は、例えばAu−Ge系、Au−Ge/Ni系、Ni−
Ge系、Au−Cr系、Au−Pt−Cr系などを挙げ
るこができる。
なお、前記実施例において、ME S F ETの構造
及びM E S F E Tの製造方法は単一ゲートの
場合について説明したが、複数のゲートを有する場合に
も付加的な工程を加えることにより同様に実施できる。
及びM E S F E Tの製造方法は単一ゲートの
場合について説明したが、複数のゲートを有する場合に
も付加的な工程を加えることにより同様に実施できる。
1良涯
第1図に示したような構成に従って、本発明によるME
SFETを作製した。まず、半絶縁性基板として半絶縁
性のGaAs基板を用い、その上に保護膜としてSiN
膜を1.000人の厚さで蒸着し、この保護膜を介して
第1の動作層をイオン注入法に従って形成した。
SFETを作製した。まず、半絶縁性基板として半絶縁
性のGaAs基板を用い、その上に保護膜としてSiN
膜を1.000人の厚さで蒸着し、この保護膜を介して
第1の動作層をイオン注入法に従って形成した。
注入イオン:Si
注入濃度 :2 X 10 ”/cz2次いで゛、フォ
トリソグラフィーによって多層構造を有するレジスト膜
(OF P R800、SiNおよびOF P R80
0)をゲート電極形成領域、Eに形成し、その両側にイ
オン注入を行って高濃度でイオン注入された第2の動作
層を形成する。
トリソグラフィーによって多層構造を有するレジスト膜
(OF P R800、SiNおよびOF P R80
0)をゲート電極形成領域、Eに形成し、その両側にイ
オン注入を行って高濃度でイオン注入された第2の動作
層を形成する。
注入イオン:Si
注入濃度 :2 X 10 ”/cx”上記レジストを
マスクとしてスパッタ法によりSi○、膜を2,000
人の厚さで形成し、リフトオフ法によりショットキー接
合用開口部を第1の動作層上に形成し、アニール処理3
施し、次いで5I02絶縁膜をマスクとして動作層上に
形成した開口部のSiN膜をエツチングガスとしてCF
、を用いてプラズマエツチング装置により、除去して第
1の動作層を露出させ、しかる後に開口部を含む領域に
T i/ P t/ A uを蒸着し、リフトオフ法に
よりゲート電極分形成した。
マスクとしてスパッタ法によりSi○、膜を2,000
人の厚さで形成し、リフトオフ法によりショットキー接
合用開口部を第1の動作層上に形成し、アニール処理3
施し、次いで5I02絶縁膜をマスクとして動作層上に
形成した開口部のSiN膜をエツチングガスとしてCF
、を用いてプラズマエツチング装置により、除去して第
1の動作層を露出させ、しかる後に開口部を含む領域に
T i/ P t/ A uを蒸着し、リフトオフ法に
よりゲート電極分形成した。
次いで、別途レジスト膜(OFPR800)を用いてゲ
ート電極と隣接する部分以外のソース・ドレイン電極端
部を画成するようにフォトリソグラフィー法に従ってレ
ジストパターンを形成する。
ート電極と隣接する部分以外のソース・ドレイン電極端
部を画成するようにフォトリソグラフィー法に従ってレ
ジストパターンを形成する。
更に、かくして得たゲート電極並びにレジスト膜をマス
クとして、反応性イオンエツチングにより絶縁膜のエツ
チングを行い、ソース並びにドレイン電極用の開口部と
、ゲート電極と第2の動作層との間の該絶縁膜の一部を
除去して空隙を形成する。ここではエツチングガスとし
てCF、+02系ガスを使用し、ガス圧2 X 10−
2Torrの下でエツチングを行った。
クとして、反応性イオンエツチングにより絶縁膜のエツ
チングを行い、ソース並びにドレイン電極用の開口部と
、ゲート電極と第2の動作層との間の該絶縁膜の一部を
除去して空隙を形成する。ここではエツチングガスとし
てCF、+02系ガスを使用し、ガス圧2 X 10−
2Torrの下でエツチングを行った。
最後に、オーミック金属としてAu−Ge/Niを蒸着
し、リフトオフして前記開口部に該オーミック金属より
薄い厚さでソース電極およびドレイン電極パターンを形
成した陵、オーミック金属の合金化を行うことによって
、ゲート電極と自己整合的にオーミック電極即ちソース
電極、ドレイン電極を形成し、本発明によるMESFE
Tを得た。
し、リフトオフして前記開口部に該オーミック金属より
薄い厚さでソース電極およびドレイン電極パターンを形
成した陵、オーミック金属の合金化を行うことによって
、ゲート電極と自己整合的にオーミック電極即ちソース
電極、ドレイン電極を形成し、本発明によるMESFE
Tを得た。
かくして得られたMESFETはゲート電極オーミック
電極間の間隔を十分に小さくすることができ、またゲー
ト ソース間並びにゲーl〜・トレイン間直列抵抗を大
幅に低減し、高周波特性の向上を図ることができた。
電極間の間隔を十分に小さくすることができ、またゲー
ト ソース間並びにゲーl〜・トレイン間直列抵抗を大
幅に低減し、高周波特性の向上を図ることができた。
11へ肱1
以上詳しく説明したように、MESFETを本発明の第
1[21(d)に示すような構成とすることにより、従
来のM E S F E Tで問題となっていた、ゲー
ト・ソース間あるいはゲーI・・ドレイン間の抵抗値の
大きなことに基く相互コンダクタンスgmが小さいとい
う問題、ゲー1〜・ソース間の直列抵抗が大きいことに
よる雑音特性の劣イヒなどを有利に解決することができ
た。更に本発明のMESFETのゲート電極は空隙を介
して各第2の動作層表面上に張出しているオーバーハン
グ部分を含んだ構造であるので、製造が容易であり歩留
りの向上を図ることができる。
1[21(d)に示すような構成とすることにより、従
来のM E S F E Tで問題となっていた、ゲー
ト・ソース間あるいはゲーI・・ドレイン間の抵抗値の
大きなことに基く相互コンダクタンスgmが小さいとい
う問題、ゲー1〜・ソース間の直列抵抗が大きいことに
よる雑音特性の劣イヒなどを有利に解決することができ
た。更に本発明のMESFETのゲート電極は空隙を介
して各第2の動作層表面上に張出しているオーバーハン
グ部分を含んだ構造であるので、製造が容易であり歩留
りの向上を図ることができる。
また、本発明のMESFET−の製造方法によれば、ゲ
ート電極をまず形成し、このゲート電極パターンをマス
クとして使用する自己整合的なソース・ドレイン電極の
形成に基き、従来法にみられた製造プロセス上の位置合
せの精度が低く、そのためゲート・オーミック;径間距
M1−大きくせざるを得す、高周波動作に十分な直列抵
抗が得られないという重大な問題をほぼ解決することが
できた。また、自己整合的に電極形成を行っているので
位置合せ誤差が小さく、その結果ゲート・ソース間抵抗
のバラツキも小さいために、著しく改善された素子製造
歩留りを達成することができる。
ート電極をまず形成し、このゲート電極パターンをマス
クとして使用する自己整合的なソース・ドレイン電極の
形成に基き、従来法にみられた製造プロセス上の位置合
せの精度が低く、そのためゲート・オーミック;径間距
M1−大きくせざるを得す、高周波動作に十分な直列抵
抗が得られないという重大な問題をほぼ解決することが
できた。また、自己整合的に電極形成を行っているので
位置合せ誤差が小さく、その結果ゲート・ソース間抵抗
のバラツキも小さいために、著しく改善された素子製造
歩留りを達成することができる。
さらに、ゲート電極と第2の動作層間に存在する絶縁膜
の一部を除去して空隙を形成する工程を含んでいるので
、リフトオフによるソース並びにドレイン電極の形成が
容易となり、製造技術の向上を図ることができる。
の一部を除去して空隙を形成する工程を含んでいるので
、リフトオフによるソース並びにドレイン電極の形成が
容易となり、製造技術の向上を図ることができる。
第1図(a) N(d)は本発明のMESFETの製造
方法を説明するための各工程を模式的に示した断面図で
あり、 第2図は従来のMESFETの構成を説明するための模
式的な断面図であり、 第3図は別の従来の製造方法により得られたMESFE
Tの構成並びにその有する欠点を説明するだめの模式的
な断面図である。 〔主な参照番号〕 1.20・・・半絶縁性半導体基板 2.21・・・動作層 3.23・・・ゲート電
極4.24・・・ソース電極 5,25・・・ドレイ
ン電極10.22・・・高濃度動作層 11.26・S
iN膜12.27・・・S i O2膜 23a・・・オーバーハング部分 28・・空隙29・
・・多層構造レジスl−30・・・レジスト特許出願人
日本電信電話株式会社 同 住友電気工業株式会社 ゴ7−コ二“□ 1子;シ・・、′ 代理人 弁理士 湯 浅 恭 二2、・、二1(外
5名) 第1図 28212!jz
方法を説明するための各工程を模式的に示した断面図で
あり、 第2図は従来のMESFETの構成を説明するための模
式的な断面図であり、 第3図は別の従来の製造方法により得られたMESFE
Tの構成並びにその有する欠点を説明するだめの模式的
な断面図である。 〔主な参照番号〕 1.20・・・半絶縁性半導体基板 2.21・・・動作層 3.23・・・ゲート電
極4.24・・・ソース電極 5,25・・・ドレイ
ン電極10.22・・・高濃度動作層 11.26・S
iN膜12.27・・・S i O2膜 23a・・・オーバーハング部分 28・・空隙29・
・・多層構造レジスl−30・・・レジスト特許出願人
日本電信電話株式会社 同 住友電気工業株式会社 ゴ7−コ二“□ 1子;シ・・、′ 代理人 弁理士 湯 浅 恭 二2、・、二1(外
5名) 第1図 28212!jz
Claims (6)
- (1)半絶縁性半導体基板表面上に形成された少なくと
も2つの部分、すなわち第1の動作層と該第1の動作層
に接してその両側に形成されかつ該第1の動作層よりも
大きい単位面積当りの不純物量を有する第2の動作層と
、 前記各第2の動作層上に夫々形成されたソース電極及び
ドレイン電極と、 前記第1の動作層と直接接する部分、絶縁膜を介して前
記第1及び各第2の動作層と接する部分、及び空隙を介
して前記各第2の動作層表面上に張出しているオーバー
ハング部分を含み、前記第1の動作層上に形成されたゲ
ート電極と、を備え、前記ゲート電極の前記ソース並び
にドレイン電極側の両端面は該ゲート電極側の前記ソー
ス並びにドレイン電極の各端面を前記半絶縁性半導体基
板上方に延長した垂直面又はその近傍に形成されており
、さらに前記ソース並びにドレイン電極は前記ゲート電
極のオーバーハング部分と接触しない厚さで形成されて
いる、ショットキーゲート電界効果トランジスタ。 - (2)半絶縁性半導体基板、その表面上に形成された第
1の動作層および該第1の動作層の両側に設けられ、そ
れよりも高不純物濃度の第2の動作層、第2の動作層上
にオーミック接続されたソース電極およびドレイン電極
ならびに第1の動作層と接すると共に絶縁膜を介して、
第2の動作層と接しているゲート電極とで構成されたシ
ョットキーゲート電界効果トランジスタの製造方法であ
って、 形成されたゲート電極をマスクとして前記絶縁膜をエッ
チングし、前記第2の動作層上に前記ソース並びにドレ
イン電極形成用の開口部を形成すると共に、さらに前記
ゲート電極と前記第2の動作層間に存在する前記絶縁膜
の一部を除去して空隙を形成する工程と、 前記絶縁膜の厚さより薄い厚さでオーミック金属を蒸着
し、前記開口部に上記ゲート電極に対して自己整合的に
ソースおよびドレイン電極を形成する工程を含むことを
特徴とする上記ショットキーゲート電界効果トランジス
タの製造方法。 - (3)上記第1の動作層および第2の動作層の形成をイ
オン注入法により行うことを特徴とする特許請求の範囲
第2項記載の方法。 - (4)上記第1の動作層の形成を、気相エピタキシャル
成長法により行うことを特徴とする特許請求の範囲第2
項記載の方法。 - (5)上記第1の動作層のゲート電極形成領域の両側に
イオン注入することにより第2の動作層を形成すること
を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の方法。 - (6)上記ゲート電極材料がTi/Pt/Au、Pt/
Pd/Ni、Pd/Ni/Rh、Ni/AuまたはRh
/Auであることを特徴とする特許請求の範囲第2〜第
5項のいずれか1項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16728686A JPS6323367A (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | シヨツトキ−ゲ−ト電界効果トランジスタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16728686A JPS6323367A (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | シヨツトキ−ゲ−ト電界効果トランジスタおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6323367A true JPS6323367A (ja) | 1988-01-30 |
Family
ID=15846939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16728686A Pending JPS6323367A (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | シヨツトキ−ゲ−ト電界効果トランジスタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6323367A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6730586B2 (en) | 2001-03-30 | 2004-05-04 | Fujitsu Quantum Devices Limited | Semiconductor device having an overhanging structure and method for fabricating the same |
-
1986
- 1986-07-16 JP JP16728686A patent/JPS6323367A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6730586B2 (en) | 2001-03-30 | 2004-05-04 | Fujitsu Quantum Devices Limited | Semiconductor device having an overhanging structure and method for fabricating the same |
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