JPS63232860A - プラスチツク材料粉砕機 - Google Patents
プラスチツク材料粉砕機Info
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- JPS63232860A JPS63232860A JP6828187A JP6828187A JPS63232860A JP S63232860 A JPS63232860 A JP S63232860A JP 6828187 A JP6828187 A JP 6828187A JP 6828187 A JP6828187 A JP 6828187A JP S63232860 A JPS63232860 A JP S63232860A
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- rotary blade
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Links
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Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、スプルー、ランナーおよび不良成形品等のプ
ラスチック材料を粉砕する粉砕機に関する。
ラスチック材料を粉砕する粉砕機に関する。
[従来の技術]
従来汎用されているプラスチック材料粉砕機として、実
公昭60−12593号公報等に記載された第7図に示
す粉砕機がある。この粉砕機1aは、その周囲に2〜4
枚の切刃°2を持つ回転する回転刃3と、粉砕機本体4
に固定させて備えた固定刃5と、粉砕機本体4下部に備
えた上記の回転刃3の下部周囲を覆うスクリーン6とか
らなり、粉砕機1a上方からプラスチック材料(以下、
単に材料と言う。)を投入すると、該材料が回転する回
転刃3周囲の切刃2と固定刃5とで剪断粉砕されて、そ
の粉砕された粉砕粒が回転刃の下部周囲を覆うスクリー
ン6中を通ってその下方へと落下排出される。
公昭60−12593号公報等に記載された第7図に示
す粉砕機がある。この粉砕機1aは、その周囲に2〜4
枚の切刃°2を持つ回転する回転刃3と、粉砕機本体4
に固定させて備えた固定刃5と、粉砕機本体4下部に備
えた上記の回転刃3の下部周囲を覆うスクリーン6とか
らなり、粉砕機1a上方からプラスチック材料(以下、
単に材料と言う。)を投入すると、該材料が回転する回
転刃3周囲の切刃2と固定刃5とで剪断粉砕されて、そ
の粉砕された粉砕粒が回転刃の下部周囲を覆うスクリー
ン6中を通ってその下方へと落下排出される。
また、従来公知のプラスチック材料粉砕機として、実開
昭60−17245号公報等に記載された第8図に示す
粉砕機がある。この粉砕機1bは、互いに逆方向に回転
する平行な2本の回転軸7a。
昭60−17245号公報等に記載された第8図に示す
粉砕機がある。この粉砕機1bは、互いに逆方向に回転
する平行な2本の回転軸7a。
7bの周囲に複数枚の材料引き込み刃8を持つ回転刃3
とカラー9とを交互に密着させて嵌着して、その各回転
軸周囲の各回転刃3をその一部を交互に重ね合わせるよ
うにして互いに噛み合わせると共に、その隣合う各回転
刃3間に該各回軽力間に挟み込まれる粉砕粒を各回転刃
3外方に掻き取るスクレーパ10を備え、さらに、2本
の各回転軸7a、7b周囲の各回転刃3の下部周面に亙
って該下部周面を覆うスクリーン6を備えてなり、材料
を、互いに内方に向けて回転する各回転刃中に投入する
と、該材料が2本の各回転軸7a、7b周囲の各回転刃
3周囲の材料引き込み刃8で各回転刃を交互に噛み合わ
せた箇所11内部に引き込まれて、その隣合う各回転刃
3周縁で横方向に剪断粉砕され、その粉砕された材料が
各回転刃を交互に噛み合わせた箇所11内部を通って各
回転刃の下方のスクリーン6上へと落下し、その内の所
定大きさ以下に粉砕された粉砕粒がスクリーン6中の網
目内部を通ってその下方へと排出される。
とカラー9とを交互に密着させて嵌着して、その各回転
軸周囲の各回転刃3をその一部を交互に重ね合わせるよ
うにして互いに噛み合わせると共に、その隣合う各回転
刃3間に該各回軽力間に挟み込まれる粉砕粒を各回転刃
3外方に掻き取るスクレーパ10を備え、さらに、2本
の各回転軸7a、7b周囲の各回転刃3の下部周面に亙
って該下部周面を覆うスクリーン6を備えてなり、材料
を、互いに内方に向けて回転する各回転刃中に投入する
と、該材料が2本の各回転軸7a、7b周囲の各回転刃
3周囲の材料引き込み刃8で各回転刃を交互に噛み合わ
せた箇所11内部に引き込まれて、その隣合う各回転刃
3周縁で横方向に剪断粉砕され、その粉砕された材料が
各回転刃を交互に噛み合わせた箇所11内部を通って各
回転刃の下方のスクリーン6上へと落下し、その内の所
定大きさ以下に粉砕された粉砕粒がスクリーン6中の網
目内部を通ってその下方へと排出される。
[発明が解決しようとする問題点コ
しかしながら、上述従来の各粉砕機1a、lbは、材料
を専ら回転刃3と固定刃5、または隣合う回転刃2同士
で主として接線方向にのみ剪断粉砕する構造をしていて
、回転刃3を大きなトルクで高速回転させなければなら
ないため、回転刃3を回転させるモータ(図示せず。)
等に大掛かりな高馬力モータ等を用いねばならなかった
と共に、回転刃3の慣性力を高めるためのフライホイー
ル(図示せず。)等を必要とした。
を専ら回転刃3と固定刃5、または隣合う回転刃2同士
で主として接線方向にのみ剪断粉砕する構造をしていて
、回転刃3を大きなトルクで高速回転させなければなら
ないため、回転刃3を回転させるモータ(図示せず。)
等に大掛かりな高馬力モータ等を用いねばならなかった
と共に、回転刃3の慣性力を高めるためのフライホイー
ル(図示せず。)等を必要とした。
また、材料が、回転刃3と固定刃5、または回転刃3同
士で一度に細かく剪断粉砕されずに、その多くがスクリ
ーン6上面に残って、回転刃周囲の切刃2や材料引き込
み刃8に引っ掛かる等して回転刃3により再び粉砕機上
方へと持ち上げられて繰り返し回転刃3と固定刃5、ま
たは回転刃3同士で細かく粉砕された後、初めてスクリ
ーン6中を通ってその下方へと落下する構造のため、動
力損失が高かった。
士で一度に細かく剪断粉砕されずに、その多くがスクリ
ーン6上面に残って、回転刃周囲の切刃2や材料引き込
み刃8に引っ掛かる等して回転刃3により再び粉砕機上
方へと持ち上げられて繰り返し回転刃3と固定刃5、ま
たは回転刃3同士で細かく粉砕された後、初めてスクリ
ーン6中を通ってその下方へと落下する構造のため、動
力損失が高かった。
また加えて、上述のように回転刃3を大掛かりな高馬力
モータ等を用いて高速回転させて材料を粉砕する構造の
ため、粉砕機1a、lbが大型となると共に、材料粉砕
時の騒音と振動が大きく、かつ、粉砕された材料が、回
転刃3の回転力を強く受けて、粉砕機1a、lb周囲に
飛び散ったと共に、粉砕されようとする材料が、回転刃
3の回転力を強く受けて、回転刃3上方へと押し戻され
、材料を効率良く粉砕できなかった。
モータ等を用いて高速回転させて材料を粉砕する構造の
ため、粉砕機1a、lbが大型となると共に、材料粉砕
時の騒音と振動が大きく、かつ、粉砕された材料が、回
転刃3の回転力を強く受けて、粉砕機1a、lb周囲に
飛び散ったと共に、粉砕されようとする材料が、回転刃
3の回転力を強く受けて、回転刃3上方へと押し戻され
、材料を効率良く粉砕できなかった。
さらに、スクリーン6中を通過し得ずにスクリーン6上
面に残った材料が、回転刃3周面やスクリーン6上面と
こすれ合って、けたたましい騒音を発すると共に、多く
の材料が粉状等に過粉砕されてしまい、粉砕材の歩留ま
りが悪かった。また、上記のこすれ合いによる摩擦熱で
、熱可塑性プラスチック材等の材料が軟化して粉砕不可
能となることがあり、そうした場合には、粉砕機1a、
1bを水や空気で強制冷却しなければならなかった。
面に残った材料が、回転刃3周面やスクリーン6上面と
こすれ合って、けたたましい騒音を発すると共に、多く
の材料が粉状等に過粉砕されてしまい、粉砕材の歩留ま
りが悪かった。また、上記のこすれ合いによる摩擦熱で
、熱可塑性プラスチック材等の材料が軟化して粉砕不可
能となることがあり、そうした場合には、粉砕機1a、
1bを水や空気で強制冷却しなければならなかった。
また、粉砕機1a、1bの稼働を終了した時点において
は、スクリーン6中の各網目内部に粉砕された材料の一
部がつまった状態で残り、次に同じ粉砕機1a、lbを
用いて粉砕する材料の色や材質が異なる場合は、上記の
スクリーン6中に残った材料が新たに粉砕する材料中に
混入するのを防ぐために、スクリーン6を粉砕機1a、
lb外部に取り外して清掃する必要があり、粉砕作業に
手数が掛かった。
は、スクリーン6中の各網目内部に粉砕された材料の一
部がつまった状態で残り、次に同じ粉砕機1a、lbを
用いて粉砕する材料の色や材質が異なる場合は、上記の
スクリーン6中に残った材料が新たに粉砕する材料中に
混入するのを防ぐために、スクリーン6を粉砕機1a、
lb外部に取り外して清掃する必要があり、粉砕作業に
手数が掛かった。
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもの
で、その目的は、材料を手数を要せずに一度で効率良く
迅速に細かく粉砕でき、しかも小型の低馬力モータ等で
駆動可能な、騒音や振動が小さく動力損失の少ないプラ
スチック材料粉砕機を提供することにある。
で、その目的は、材料を手数を要せずに一度で効率良く
迅速に細かく粉砕でき、しかも小型の低馬力モータ等で
駆動可能な、騒音や振動が小さく動力損失の少ないプラ
スチック材料粉砕機を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明の一方の粉砕機10
0aは、第1図および第2図にその構成例を示したよう
に、互いに逆方向に回転する平行な2本の回転軸7i、
7bを設けて、該各回転軸の周囲に各回転軸と共に回転
する複数枚の回転刃3をその隣合う各回転刃間にカラー
9を介在させて備えると共に、各回転軸7a、7b周囲
の各回転刃3をその一部を交互に重ね合わせるようにし
て互いに噛み合わせてなるプラスチック材料粉砕機にお
いて、上記の交互に噛み合わせた隣合う各回転刃3の側
面間を互いに密接させると共に、各回転刃3の周面に所
定間隔毎に粉砕粒を抱持する窪み部12を設けて、該6
窪み部12と各回転刃3の周面との境界部分に鋭利な切
刃2を形成し、かつ、各回転刃3の周面の一部を該各回
転刃に対向する各カラー9の周面に摺接させると共に、
各回転軸周囲の各回転刃間内空間13に、該冬空間内部
に挟み込まれるプラスチック材料をその外部に掻き出す
スクレーパ14を備えたことを特徴とする。
0aは、第1図および第2図にその構成例を示したよう
に、互いに逆方向に回転する平行な2本の回転軸7i、
7bを設けて、該各回転軸の周囲に各回転軸と共に回転
する複数枚の回転刃3をその隣合う各回転刃間にカラー
9を介在させて備えると共に、各回転軸7a、7b周囲
の各回転刃3をその一部を交互に重ね合わせるようにし
て互いに噛み合わせてなるプラスチック材料粉砕機にお
いて、上記の交互に噛み合わせた隣合う各回転刃3の側
面間を互いに密接させると共に、各回転刃3の周面に所
定間隔毎に粉砕粒を抱持する窪み部12を設けて、該6
窪み部12と各回転刃3の周面との境界部分に鋭利な切
刃2を形成し、かつ、各回転刃3の周面の一部を該各回
転刃に対向する各カラー9の周面に摺接させると共に、
各回転軸周囲の各回転刃間内空間13に、該冬空間内部
に挟み込まれるプラスチック材料をその外部に掻き出す
スクレーパ14を備えたことを特徴とする。
また、本発明の他方の粉砕機100bは、第3図ないし
第5図にその構成例を示したように、互いに逆方向に回
転する平行な2本の回転軸7a。
第5図にその構成例を示したように、互いに逆方向に回
転する平行な2本の回転軸7a。
7bを設けて、該各回転軸の周囲に各回転軸7a。
7bと共に回転する複数枚の大径の回転刃3をその隣合
う各回転刃3間に小径のカラー9を介在させて備えると
共に、各回転軸7a、7b周囲の各回転刃3をその一部
を交互に重ね合わせるようにして互いに噛み合わせてな
るプラスチック材料粉砕機において、上記の交互に噛み
合わせた隣合う各回転刃3の側面間を互いに密接させる
と共に、各回転刃3の周面に所定間隔毎に粉砕粒を抱持
する窪み部12を設けて、該6窪み部12と各回転刃3
の周面との境界部分に鋭利な切刃2を形成し、かつ、各
回転刃3の周面の一部を該各回転刃に対向する各カラー
9の周面に摺接させると共に、各回転軸周囲の各回転刃
間内空間13に、該冬空間内部に挟み込まれるプラスチ
ック材料をその外部に掻き出すスクレーパ14を備え、
さらに、上記の各回転刃3を交互に噛み合わせた箇所1
1上方に沿って、粉砕するプラスチック材料を上記の各
回転刃3の周面に押し付ける、揺動する押さえ板16を
備えたことを特徴とする。
う各回転刃3間に小径のカラー9を介在させて備えると
共に、各回転軸7a、7b周囲の各回転刃3をその一部
を交互に重ね合わせるようにして互いに噛み合わせてな
るプラスチック材料粉砕機において、上記の交互に噛み
合わせた隣合う各回転刃3の側面間を互いに密接させる
と共に、各回転刃3の周面に所定間隔毎に粉砕粒を抱持
する窪み部12を設けて、該6窪み部12と各回転刃3
の周面との境界部分に鋭利な切刃2を形成し、かつ、各
回転刃3の周面の一部を該各回転刃に対向する各カラー
9の周面に摺接させると共に、各回転軸周囲の各回転刃
間内空間13に、該冬空間内部に挟み込まれるプラスチ
ック材料をその外部に掻き出すスクレーパ14を備え、
さらに、上記の各回転刃3を交互に噛み合わせた箇所1
1上方に沿って、粉砕するプラスチック材料を上記の各
回転刃3の周面に押し付ける、揺動する押さえ板16を
備えたことを特徴とする。
[作用]
本発明の一方の粉砕機100aにおいて、互いに逆方向
に内側へと回転する2本の各回転軸7a。
に内側へと回転する2本の各回転軸7a。
7b上方から粉砕する材料Aを、回転軸7a、7bと共
に回転する各回転刃3中に投入する。すると、材料Aが
、各回転軸7a、7b周囲の回転する各回転刃3の回転
力を受けて、各回転刃3を交互に噛み合わせた箇所11
内方へと引き込まれて、第6a図および第6b図に示し
たように、まずその隣合う各回転刃3周縁で横方向に所
定長さに剪断され、次に各回転刃3周面と該各回転刃に
摺接する各カラー9周面との間に挟み込まれて各回転刃
3の窪み部端縁の切刃2で窪み部12内部の容積とほぼ
同じ大きさに小さく押し切られ、この小さく押し切られ
た粉砕粒Bが、各回転刃の窪み部12内部に抱持されつ
つ、各回転刃3が下方へと回転するのに伴って、各回転
刃3周面の一部が接する該各回転刃に対向する各カラー
9との摺接箇所を通り抜けた後、各回転刃の窪み部12
内部に抱持された粉砕粒Bが、重力作用を受けて、各回
転刃3の下方へと落下する。
に回転する各回転刃3中に投入する。すると、材料Aが
、各回転軸7a、7b周囲の回転する各回転刃3の回転
力を受けて、各回転刃3を交互に噛み合わせた箇所11
内方へと引き込まれて、第6a図および第6b図に示し
たように、まずその隣合う各回転刃3周縁で横方向に所
定長さに剪断され、次に各回転刃3周面と該各回転刃に
摺接する各カラー9周面との間に挟み込まれて各回転刃
3の窪み部端縁の切刃2で窪み部12内部の容積とほぼ
同じ大きさに小さく押し切られ、この小さく押し切られ
た粉砕粒Bが、各回転刃の窪み部12内部に抱持されつ
つ、各回転刃3が下方へと回転するのに伴って、各回転
刃3周面の一部が接する該各回転刃に対向する各カラー
9との摺接箇所を通り抜けた後、各回転刃の窪み部12
内部に抱持された粉砕粒Bが、重力作用を受けて、各回
転刃3の下方へと落下する。
また、本発明の他方の粉砕機100bにおいて、2本の
各回転軸7a、7b上方から、粉砕する材料Aを、上記
の各回転軸7a、7bと共に互いに逆方向に内側へと回
転する各回転刃3内方に向けて投入する。すると、各回
転刃3を交互に噛み合わせた箇所11上方に沿って備え
た揺動する押さえ板16が、押さえ板左右の各回転刃3
上面に投入した材料Aを、該材料が各回転刃3の回転力
を受けてその上方へと躍り出ようとするのを抑えて、左
右の各回転刃3の周面に交互に押し付ける。その後は、
上述の一方の粉砕機20aと同じ作用により、材料Aが
細か(粉砕されて、粉砕粒Bとなって、各回転刃3の下
方へと落下する。
各回転軸7a、7b上方から、粉砕する材料Aを、上記
の各回転軸7a、7bと共に互いに逆方向に内側へと回
転する各回転刃3内方に向けて投入する。すると、各回
転刃3を交互に噛み合わせた箇所11上方に沿って備え
た揺動する押さえ板16が、押さえ板左右の各回転刃3
上面に投入した材料Aを、該材料が各回転刃3の回転力
を受けてその上方へと躍り出ようとするのを抑えて、左
右の各回転刃3の周面に交互に押し付ける。その後は、
上述の一方の粉砕機20aと同じ作用により、材料Aが
細か(粉砕されて、粉砕粒Bとなって、各回転刃3の下
方へと落下する。
[実施例コ
次に、本発明の詳細な説明する。第1図および第2図は
本発明の一方の粉砕機100aの好適な実施例を示し、
第1図は該粉砕機の正面断面図、第2図は該粉砕機の平
面断面図である。以下、図中の実施例を説明する。その
上部に材料投入口17を有し、その下部に左右にガイド
板I8を備えた材料排出口19を有する粉砕機本体4を
設けて、該本体内空間20に、平行な2本の回転軸7a
。
本発明の一方の粉砕機100aの好適な実施例を示し、
第1図は該粉砕機の正面断面図、第2図は該粉砕機の平
面断面図である。以下、図中の実施例を説明する。その
上部に材料投入口17を有し、その下部に左右にガイド
板I8を備えた材料排出口19を有する粉砕機本体4を
設けて、該本体内空間20に、平行な2本の回転軸7a
。
7bをベアリング21を介して回転自在に架設して、そ
の一方の回転軸7bの一方の端部を粉砕機本体4中を貫
通させてその外方へと突出させる。
の一方の回転軸7bの一方の端部を粉砕機本体4中を貫
通させてその外方へと突出させる。
そして、その突出させた回転軸7b端部を、粉砕機本体
外側面に備えた低速ギアモータ22の出力軸23に連結
する。また、上記の各回転軸7a。
外側面に備えた低速ギアモータ22の出力軸23に連結
する。また、上記の各回転軸7a。
7bの他方の端部を粉砕機本体4中を貫通させてその外
方へと突出させ、その突出させた各回転軸7a、7b端
部に平歯車24.a、24bを嵌着して、該各軍歯車の
一部を相互に噛み合わせる。さらに、粉砕機本体内空間
20の2本の各回転軸7a、7b周囲に、複数枚の大径
円盤状の回転刃3と小径円盤状のカラー9とを交互に密
着させてキー25を用いて一体に嵌着し、各回転軸7a
、7b周囲に嵌着した各回転刃3をその先端の一部を交
互に重ね合わせるようにして互いに噛み合わせると共に
、°その噛み合わせた隣合う各回転刃3の側面間を互い
に密接させる。また、上記の各回転刃3の一部の周面を
該各回転刃に対向する各カラー9の周面に摺接させる。
方へと突出させ、その突出させた各回転軸7a、7b端
部に平歯車24.a、24bを嵌着して、該各軍歯車の
一部を相互に噛み合わせる。さらに、粉砕機本体内空間
20の2本の各回転軸7a、7b周囲に、複数枚の大径
円盤状の回転刃3と小径円盤状のカラー9とを交互に密
着させてキー25を用いて一体に嵌着し、各回転軸7a
、7b周囲に嵌着した各回転刃3をその先端の一部を交
互に重ね合わせるようにして互いに噛み合わせると共に
、°その噛み合わせた隣合う各回転刃3の側面間を互い
に密接させる。また、上記の各回転刃3の一部の周面を
該各回転刃に対向する各カラー9の周面に摺接させる。
さらに、上記の各回転刃3の周面に所定間隔毎に、得よ
うとする粉砕粒Bの大きさに合わせて断面半円状等の窪
み部12を各回転刃3の軸線方向に横断刻設して、上記
の各窪み部12と各回転刃3との境界部分、即ち各窪み
部12端縁に沿って、鋭利な切刃2を形成する。また、
上記の2本の各回転軸7a、7b周囲の各回転刃間内空
間13に、斜め上方から後端を粉砕機本体4内壁に固定
させたスクレーパ14を突入させて、その鋭利なV字状
に形成した先端14aを、上記の各回転刃3内方間13
奥方の各カラー9周面に摺接させる。第1図および第2
図に示した粉砕機100aは以上の構成からなる。
うとする粉砕粒Bの大きさに合わせて断面半円状等の窪
み部12を各回転刃3の軸線方向に横断刻設して、上記
の各窪み部12と各回転刃3との境界部分、即ち各窪み
部12端縁に沿って、鋭利な切刃2を形成する。また、
上記の2本の各回転軸7a、7b周囲の各回転刃間内空
間13に、斜め上方から後端を粉砕機本体4内壁に固定
させたスクレーパ14を突入させて、その鋭利なV字状
に形成した先端14aを、上記の各回転刃3内方間13
奥方の各カラー9周面に摺接させる。第1図および第2
図に示した粉砕機100aは以上の構成からなる。
次に、その作用を説明する。ギアモータ22を作動させ
て、該モータに連結した粉砕機本体内空間20に架設し
た一方の回転軸7bを所定方向に低速回転させる。する
と、該一方の回転軸7bに平歯車24a、24bを介し
て連結した同じ粉砕機本体内空間20に架設した他方の
回転軸7aが上記の一方の回転軸7bと逆方向に低速回
転する。
て、該モータに連結した粉砕機本体内空間20に架設し
た一方の回転軸7bを所定方向に低速回転させる。する
と、該一方の回転軸7bに平歯車24a、24bを介し
て連結した同じ粉砕機本体内空間20に架設した他方の
回転軸7aが上記の一方の回転軸7bと逆方向に低速回
転する。
次に、上記の2本の各回転軸7a、7bと共に互いに逆
方向に回転する左右の各回転刃3の上方から、粉砕すべ
き、スプルー、ランナー等の材料Aを、粉砕機本体内空
間20上部のその左右にスクレーパを兼ねた案内板x4
bを持つ材料投入口17に投入する。すると、該材料A
が、その上方から見て、互いに逆方向に内側へと回転す
る左右の各回転刃3の回転力を受けて、各回転刃の交互
に噛み合わせた箇所11内方へと引き込まれて、第6a
図に示した上うに、まず隣合う各回転刃3の周縁で横方
向に回転刃の厚さ分Hの長さに剪断され、次に、この剪
断された材料Aが、第6b図に示したように、各回転刃
3周面と該各回転刃周面が摺接する各カラー9周面との
間に挟み込まれて各回転刃3周面の各切刃2で各窪み部
12内部の容積の大きさ、即ち縦方向にWの長さに小さ
く押し切られて、次々と各回転刃3周面の各窪み部12
内部に抱持され、その窪み部12内部に抱持された粉砕
粒Bが、下方へと回転する各回転刃3と共に、各回転刃
3の一部の周面が摺接する各カラー9周面との摺接箇所
を通り抜けて、粉砕機本体内空間20下部へと移動した
後、6窪み部12内部に抱持された各粉砕粒Bが、重力
作用を受けて粉砕機本体内空間下部の材料排出口I9を
通り抜けてその下方へと落下排出される。また、各回転
軸周囲の各回転刃内空間X3に挟み込まれた粉砕粒Bは
、該粉砕粒が各回転刃3と共に回転して、各回転刃内空
間13のスクレーバ14が存在する箇所に到達すると、
スクレーパ14により各回転刃内空間13からその外部
へと掻き出されて、粉砕機本体内空間20を、重力作用
を受けて、材料排出口19を通ってその下方へと落下排
出されるまた、第3図ないし第5図は本発明の他方の粉
砕機100bの好適な実施例を示し、第3図は該粉砕機
の正面断面図、第4図は該粉砕機の正面図第5図は該粉
砕機の平面図である。以下、図中の実施例を説明する。
方向に回転する左右の各回転刃3の上方から、粉砕すべ
き、スプルー、ランナー等の材料Aを、粉砕機本体内空
間20上部のその左右にスクレーパを兼ねた案内板x4
bを持つ材料投入口17に投入する。すると、該材料A
が、その上方から見て、互いに逆方向に内側へと回転す
る左右の各回転刃3の回転力を受けて、各回転刃の交互
に噛み合わせた箇所11内方へと引き込まれて、第6a
図に示した上うに、まず隣合う各回転刃3の周縁で横方
向に回転刃の厚さ分Hの長さに剪断され、次に、この剪
断された材料Aが、第6b図に示したように、各回転刃
3周面と該各回転刃周面が摺接する各カラー9周面との
間に挟み込まれて各回転刃3周面の各切刃2で各窪み部
12内部の容積の大きさ、即ち縦方向にWの長さに小さ
く押し切られて、次々と各回転刃3周面の各窪み部12
内部に抱持され、その窪み部12内部に抱持された粉砕
粒Bが、下方へと回転する各回転刃3と共に、各回転刃
3の一部の周面が摺接する各カラー9周面との摺接箇所
を通り抜けて、粉砕機本体内空間20下部へと移動した
後、6窪み部12内部に抱持された各粉砕粒Bが、重力
作用を受けて粉砕機本体内空間下部の材料排出口I9を
通り抜けてその下方へと落下排出される。また、各回転
軸周囲の各回転刃内空間X3に挟み込まれた粉砕粒Bは
、該粉砕粒が各回転刃3と共に回転して、各回転刃内空
間13のスクレーバ14が存在する箇所に到達すると、
スクレーパ14により各回転刃内空間13からその外部
へと掻き出されて、粉砕機本体内空間20を、重力作用
を受けて、材料排出口19を通ってその下方へと落下排
出されるまた、第3図ないし第5図は本発明の他方の粉
砕機100bの好適な実施例を示し、第3図は該粉砕機
の正面断面図、第4図は該粉砕機の正面図第5図は該粉
砕機の平面図である。以下、図中の実施例を説明する。
図中の粉砕機100bは、2本の各回転軸7a、7b周
囲に備えた各回転刃3を交互に噛み合わせた箇所11上
方の粉砕機本体内空間20上部に沿って、粉砕する材料
へを左右の各回転軸周囲の各回転刃3周面に交互に押し
付ける方形状の押さえ板16を設けて、その一方の、
長手方向側縁部26を、軸15を介して、粉砕機本体
内空間20上部に亙って回動自在に枢着する。
囲に備えた各回転刃3を交互に噛み合わせた箇所11上
方の粉砕機本体内空間20上部に沿って、粉砕する材料
へを左右の各回転軸周囲の各回転刃3周面に交互に押し
付ける方形状の押さえ板16を設けて、その一方の、
長手方向側縁部26を、軸15を介して、粉砕機本体
内空間20上部に亙って回動自在に枢着する。
また、上記の粉砕機本体内空間20に軸15を介して回
動自在に架設した押さえ板16を、軸15を中心に所定
角度左右に揺動させる揺動機構を備える。揺動機構は、
例えば第4図に示したような構造とする。即ち、上記の
軸15周囲に押さえ板16を一体に固着させると共に、
該軸の一方の端部を粉砕機本体4側面外方へと突出させ
て、その、 突出させた軸+5端部周囲に、2本の棒
状のリンク27a、、27bの内端間を軸28を介して
回動自在に枢着したリンク機構29の一方のリンク2、
71外端を嵌着する。また、上記のリンク機構の他方
のリンク27b外端を、粉砕機本体4側面外方に突出し
た回転軸7b端部に嵌着した一方の平歯車24bの外側
面に、軸30を介して、回動自在に枢着する。第3図な
いし第5図に示した粉砕機100bは以上の構成からな
り、他の部分は既述の第1図および第2図に示した粉砕
機100aと同一であり、既述の粉砕機!00aと同一
部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
動自在に架設した押さえ板16を、軸15を中心に所定
角度左右に揺動させる揺動機構を備える。揺動機構は、
例えば第4図に示したような構造とする。即ち、上記の
軸15周囲に押さえ板16を一体に固着させると共に、
該軸の一方の端部を粉砕機本体4側面外方へと突出させ
て、その、 突出させた軸+5端部周囲に、2本の棒
状のリンク27a、、27bの内端間を軸28を介して
回動自在に枢着したリンク機構29の一方のリンク2、
71外端を嵌着する。また、上記のリンク機構の他方
のリンク27b外端を、粉砕機本体4側面外方に突出し
た回転軸7b端部に嵌着した一方の平歯車24bの外側
面に、軸30を介して、回動自在に枢着する。第3図な
いし第5図に示した粉砕機100bは以上の構成からな
り、他の部分は既述の第1図および第2図に示した粉砕
機100aと同一であり、既述の粉砕機!00aと同一
部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
次に、その作用を説明する。粉砕機本体4外側面に備え
たギアモータ22を作動させる。すると、該モータの出
力軸23に連結した回転軸7bが回転し、それに伴って
、該回転軸端部に嵌着した平歯車24bが回転し、該歯
車の外側面に軸3oを介して枢着したリンク機構29の
リンク27a。
たギアモータ22を作動させる。すると、該モータの出
力軸23に連結した回転軸7bが回転し、それに伴って
、該回転軸端部に嵌着した平歯車24bが回転し、該歯
車の外側面に軸3oを介して枢着したリンク機構29の
リンク27a。
27bがクランク運動を起こし、それに伴って、該リン
ク機構の一方のリンク27a外端を嵌着した軸15が左
右に所定角度回動運動して、該軸に嵌着した押さえ板1
6が軸15を中心に左右に揺動する。次に、材料Aを材
料投入口17を通して粉砕機本体内空間で回転する各回
転刃3中に投入する。すると、上記の揺動する押さえ板
16が、押さえ板左右の各回転刃3上面に投入した材料
Aを、該材料が各回転刃3の回転力を受けてその上方へ
と躍り出ようとするのを抑えて、左右の各回転刃3の周
面に交互に押し付ける。その後は、既述の一方の粉砕機
100aと同様な作用により、粉砕機内上部空間の材料
投入口17に投入した材料Aが、粉砕機本体内空間20
で回転する各回転刃3によって、各回転刃周面の窪み部
12内部の容積の大きさとほぼ同じ大きさの粉砕粒Bに
細かく粉砕されて材料排出口19を通って粉砕機10b
下方へと落下排出される。
ク機構の一方のリンク27a外端を嵌着した軸15が左
右に所定角度回動運動して、該軸に嵌着した押さえ板1
6が軸15を中心に左右に揺動する。次に、材料Aを材
料投入口17を通して粉砕機本体内空間で回転する各回
転刃3中に投入する。すると、上記の揺動する押さえ板
16が、押さえ板左右の各回転刃3上面に投入した材料
Aを、該材料が各回転刃3の回転力を受けてその上方へ
と躍り出ようとするのを抑えて、左右の各回転刃3の周
面に交互に押し付ける。その後は、既述の一方の粉砕機
100aと同様な作用により、粉砕機内上部空間の材料
投入口17に投入した材料Aが、粉砕機本体内空間20
で回転する各回転刃3によって、各回転刃周面の窪み部
12内部の容積の大きさとほぼ同じ大きさの粉砕粒Bに
細かく粉砕されて材料排出口19を通って粉砕機10b
下方へと落下排出される。
なお、上述各実施例において、各回転刃3間に介在させ
る各カラー9は、各回転軸7a、7b周囲に回転自在に
嵌挿しても良い。
る各カラー9は、各回転軸7a、7b周囲に回転自在に
嵌挿しても良い。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明の粉砕機においては、まず
粉砕しよとする材料を、その隣合う各回転刃の周縁で各
回転刃の厚さとほぼ同じ長さに主として接線方向に剪断
し、次にこの剪断した材料を、各回転刃の周面と各カラ
ーの周面との間に挟み込むようにして各回転刃周面の6
窪み部端縁の切刃で主として法線方向に押し切り、該6
窪み部内部の容積とほぼ同じ大きさに粉砕するようにし
た。従って、従来の材料を、回転刃と固定刃、または回
転刃同士で主として接線方向のみに剪断する粉砕機に比
べて、各回転刃を低速で回転させるだけで材料を確実に
一度で細かく粉砕できる。そのため、回転刃の回転数を
少なく抑えて、騒音や振動の少ない粉砕機を構成できる
。
粉砕しよとする材料を、その隣合う各回転刃の周縁で各
回転刃の厚さとほぼ同じ長さに主として接線方向に剪断
し、次にこの剪断した材料を、各回転刃の周面と各カラ
ーの周面との間に挟み込むようにして各回転刃周面の6
窪み部端縁の切刃で主として法線方向に押し切り、該6
窪み部内部の容積とほぼ同じ大きさに粉砕するようにし
た。従って、従来の材料を、回転刃と固定刃、または回
転刃同士で主として接線方向のみに剪断する粉砕機に比
べて、各回転刃を低速で回転させるだけで材料を確実に
一度で細かく粉砕できる。そのため、回転刃の回転数を
少なく抑えて、騒音や振動の少ない粉砕機を構成できる
。
また、本発明の粉砕機においては、各回転刃を交互に噛
み合わせた箇所に位置する隣合う各回転刃の側面間を互
いに密接させると共に、各回転刃の周面の一部を該各回
転刃に対向する各カラーの周面に摺接させた。従って、
材料が粉砕されて通過する各回転刃を交互に噛み合わせ
た箇所には、材料が切断粉砕されずに通過する空隙部が
ない。
み合わせた箇所に位置する隣合う各回転刃の側面間を互
いに密接させると共に、各回転刃の周面の一部を該各回
転刃に対向する各カラーの周面に摺接させた。従って、
材料が粉砕されて通過する各回転刃を交互に噛み合わせ
た箇所には、材料が切断粉砕されずに通過する空隙部が
ない。
そのた峠、各回転刃上方に投入した材料の総てが、各回
転刃を交互に噛み合わせた箇所を通過する際に、各回転
刃の周面と各カラーとの間で一度に確実に各回転刃の周
面に備えた窪み部内部の容積とほぼ同じ大きさに細かく
粉砕される。従って、本発明の粉砕機を用いれば、材料
を極めて迅速かつ的確に一度に目的とする大きさの粉砕
粒に粉砕できる。
転刃を交互に噛み合わせた箇所を通過する際に、各回転
刃の周面と各カラーとの間で一度に確実に各回転刃の周
面に備えた窪み部内部の容積とほぼ同じ大きさに細かく
粉砕される。従って、本発明の粉砕機を用いれば、材料
を極めて迅速かつ的確に一度に目的とする大きさの粉砕
粒に粉砕できる。
また、上述のように、本発明の粉砕機では、粉砕機上方
から投入した材料の総てが一度で確実に細かく粉砕でき
るため、各回転刃の下部周面に該下部周面を覆う、細か
く粉砕された粉砕粒のみを粉砕機本体下方へと落下させ
るスクリーンが不要となる。そのため、本発明の粉砕機
では、従来の粉砕機のようにスクリーン上面に残った材
料が、各回転刃の周面やスクリーンの上面とこすれ合っ
てけたたましい騒音を発することがないと共に、上記の
こすれ合いによる摩擦熱で熱可塑性プラスチック材等の
材料が軟化して該材料が粉砕不可能となることがない。
から投入した材料の総てが一度で確実に細かく粉砕でき
るため、各回転刃の下部周面に該下部周面を覆う、細か
く粉砕された粉砕粒のみを粉砕機本体下方へと落下させ
るスクリーンが不要となる。そのため、本発明の粉砕機
では、従来の粉砕機のようにスクリーン上面に残った材
料が、各回転刃の周面やスクリーンの上面とこすれ合っ
てけたたましい騒音を発することがないと共に、上記の
こすれ合いによる摩擦熱で熱可塑性プラスチック材等の
材料が軟化して該材料が粉砕不可能となることがない。
また加えて、本発明の粉砕機においてはスクリーンが無
いため、粉砕機の稼働を終了した時点において、スクリ
ーン中の網目内部に粉砕粒が残り、該粉砕粒が同じ粉砕
機を用いて粉砕する異なる色や材質の粉砕粒中に混入す
ることがない。
いため、粉砕機の稼働を終了した時点において、スクリ
ーン中の網目内部に粉砕粒が残り、該粉砕粒が同じ粉砕
機を用いて粉砕する異なる色や材質の粉砕粒中に混入す
ることがない。
さらに、粉砕機本体内空間上部に押さえ板を備えた本発
明の粉砕機にあっては、押さえ板が各回転刃上方に投入
した材料を、各回転刃の周面に確実に押し付けるため、
材料が、各回転刃の回転力を強く受けて、各回転刃上方
へと押し戻されることがなく、材料を効率良く粉砕でき
る。また、押さえ板が左右に揺動するため、押さえ板上
面に材料が引っ掛かることがない。さらに、各回転刃で
切断粉砕されてその上方へと飛び散る材料が、上記の押
さえ板に押さえ込まれて、粉砕機外部へと飛散すること
がない。
明の粉砕機にあっては、押さえ板が各回転刃上方に投入
した材料を、各回転刃の周面に確実に押し付けるため、
材料が、各回転刃の回転力を強く受けて、各回転刃上方
へと押し戻されることがなく、材料を効率良く粉砕でき
る。また、押さえ板が左右に揺動するため、押さえ板上
面に材料が引っ掛かることがない。さらに、各回転刃で
切断粉砕されてその上方へと飛び散る材料が、上記の押
さえ板に押さえ込まれて、粉砕機外部へと飛散すること
がない。
第1図と第2図はそれぞれ本発明の一方の粉砕機の正面
断面図と平面断面図、第3図と第4図と第5図はそれぞ
れ本発明の他方の粉砕機の正面断面図と正面図と平面図
、第6a図と第6b図はそれぞれ本発明の粉砕機を用い
てのプラスチック材料の粉砕状態説明図、第7図と第8
図はそれぞれ従来の粉砕機の正面断面図である。 2・・切刃、 3・・回転刃、7a、7b
・・回転軸、 9・・カラー、100a、100b”粉
砕機、 12・・窪みL 14・・スクレーパ、15
・・軸、 16・・押さえ板。
断面図と平面断面図、第3図と第4図と第5図はそれぞ
れ本発明の他方の粉砕機の正面断面図と正面図と平面図
、第6a図と第6b図はそれぞれ本発明の粉砕機を用い
てのプラスチック材料の粉砕状態説明図、第7図と第8
図はそれぞれ従来の粉砕機の正面断面図である。 2・・切刃、 3・・回転刃、7a、7b
・・回転軸、 9・・カラー、100a、100b”粉
砕機、 12・・窪みL 14・・スクレーパ、15
・・軸、 16・・押さえ板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、互いに逆方向に回転する平行な2本の回転軸を設け
て、該各回転軸の周囲に各回転軸と共に回転する複数枚
の大径の回転刃をその隣合う各回転刃間に小径のカラー
を介在させて備えると共に、各回転軸周囲の各回転刃を
その一部を交互に重ね合わせるようにして互いに噛み合
わせてなるプラスチック材料粉砕機において、上記の交
互に噛み合わせた隣合う各回転刃の側面間を互いに密接
させると共に、各回転刃の周面に所定間隔毎に粉砕粒を
抱持する窪み部を設けて、該各窪み部と各回転刃の周面
との境界部分に切刃を形成し、かつ、各回転刃の周面の
一部を該各回転刃に対向する各カラーの周面に摺接させ
ると共に、各回転軸周囲の各回転刃間内空間に、該各空
間内部に挟み込まれるプラスチック材料をその外部に掻
き出すスクレーパを備えたことを特徴とするプラスチッ
ク材料粉砕機。 2、互いに逆方向に回転する平行な2本の回転軸を設け
て、該各回転軸の周囲に各回転軸と共に回転する複数枚
の大径の回転刃をその隣合う各回転刃間に小径のカラー
を介在させて備えると共に、各回転軸周囲の各回転刃を
その一部を交互に重ね合わせるようにして互いに噛み合
わせてなるプラスチック材料粉砕機において、上記の交
互に噛み合わせた隣合う各回転刃の側面間を互いに密接
させると共に、各回転刃の周面に所定間隔毎に粉砕粒を
抱持する窪み部を設けて、該各窪み部と各回転刃の周面
との境界部分に切刃を形成し、かつ、各回転刃の周面の
一部を該各回転刃に対向する各カラーの周面に摺接させ
ると共に、各回転軸周囲の各回転刃間内空間に、該各空
間内部に挟み込まれるプラスチック材料をその外方に掻
き出すスクレーパを備え、さらに、上記の各回転刃を交
互に噛み合わせた箇所上方に沿って、プラスチック材料
を上記の各回転刃の周面に押し付ける、揺動する押さえ
板を備えたことを特徴とするプラスチック材料粉砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6828187A JPS63232860A (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | プラスチツク材料粉砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6828187A JPS63232860A (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | プラスチツク材料粉砕機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63232860A true JPS63232860A (ja) | 1988-09-28 |
Family
ID=13369223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6828187A Pending JPS63232860A (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | プラスチツク材料粉砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63232860A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5285707A (en) * | 1991-10-11 | 1994-02-15 | Allegheny Paper Shredders, Inc. | Tire cutting machine |
JP2011502791A (ja) * | 2007-11-07 | 2011-01-27 | トムラ・システムズ・エイ・エス・エイ | 品物を解体する装置と方法 |
-
1987
- 1987-03-23 JP JP6828187A patent/JPS63232860A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5285707A (en) * | 1991-10-11 | 1994-02-15 | Allegheny Paper Shredders, Inc. | Tire cutting machine |
JP2011502791A (ja) * | 2007-11-07 | 2011-01-27 | トムラ・システムズ・エイ・エス・エイ | 品物を解体する装置と方法 |
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