JPS63232231A - 有極電磁石装置 - Google Patents

有極電磁石装置

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JPS63232231A
JPS63232231A JP6693887A JP6693887A JPS63232231A JP S63232231 A JPS63232231 A JP S63232231A JP 6693887 A JP6693887 A JP 6693887A JP 6693887 A JP6693887 A JP 6693887A JP S63232231 A JPS63232231 A JP S63232231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
yoke
iron
pieces
auxiliary yoke
Prior art date
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Pending
Application number
JP6693887A
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English (en)
Inventor
川島 克己
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
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Priority to JP6693887A priority Critical patent/JPS63232231A/ja
Publication of JPS63232231A publication Critical patent/JPS63232231A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の分野〉 この発明はリレー等に用いられる有極電磁石装置に関す
るものである。
〈従来技術とその問題点〉 従来のこの種電磁石装置として、第7図(A)。
(B)に示すように左右両側脚部101a、101bを
連結片部101cで連結してなるコ字形の鉄心101の
上記連結片部101cにコイル102を巻回し、中央部
が両端部とは異極に着磁された永久磁石103を上記鉄
心101の両側脚部101a、101b間に架設し、両
端部104a、104b カ上記両側脚部101aj0
1b (7)各上面にそれぞれ対向するようにアマチュ
ア104を配設し、このアマチュア104の中央部に形
成された枢支部105を上記永久磁石103の中央部に
当接させて回動可能に設定したものがある。これは永久
磁石103の磁束φA によりアマチュア104の、た
とえば左端部104aが上記鉄心101の左側脚部10
1aの上面に吸着され、コイル102への通電による励
磁磁束φBにより上記永久磁石103の磁束φ^を打ち
消してアマチュア104を反対側へ回動させてアマチュ
ア104の右端部104bを永久磁石103の磁束φ0
とで上記鉄心1の右側脚部101b上面に吸着させるよ
うにしたものである。
上記従来のものは、コイル102および永久磁石103
の磁束φ4 、φじ、φ0がアマチュア104の中心部
、すなわち枢支部105を通る構成のため、この枢支部
分についての設定条件が煩雑である。
つまり、アマチュア104の回動運動がスムースになさ
れるためには、枢支部105をナイフェツジや回転軸で
構成するのが良いが、この場合は、永久磁石103との
対向面積が小さくなって磁気効率の向上は望めない。ま
た上記枢支部105を通る磁束による吸引力は枢支部1
05を押圧する力として働いてアマチュア104の運動
には寄与せず、動作性の低下の原因ともなる。
〈発明の目的〉 この発明は上記従来のものの問題点を解消するためにな
されたもので、アマチュアの枢支部分を磁束の通路とせ
ずに機械的な枢支機能だけとし、全磁束をワーキングギ
ャップを通すようにして、磁気効率が高く、アマチュア
の運動性にも優れた有極電磁石装置を提供することを目
的としている。
〈発明の構成と効果〉 この発明に係る有極電磁石装置は、段差状に立ち上り形
成された両側部を有する略コ字形鉄心の連結片部にコイ
ルを巻回し、上記鉄心の両側部下面にそれぞれ1対のヨ
ーク片を各先端側が互いに上記両側部間で向い合う状態
で固定し、上下側が互いに異極で着磁された永久磁石を
上記両ヨークの上面間にまたがって配設して、中央突出
部が永久磁石の上面に接合された丁字形補助ヨークをそ
の両端部上面が上記鉄心の両側部上面と同一平面上に位
置するように配設し、上記鉄心の左側部上面および補助
ヨークの左端部上面ならびに鉄心の右側部上面および補
助ヨークの右端部上面にそれぞれ対向して配設された左
右1対の鉄片を非磁性体で連結してアマチュアを構成し
、上記補助ヨークの中央突出部に対向する上記非磁性体
の中央部位で上記アマチュアを回動可能に設定したもの
である。
この発明によれば、鉄心の左右両側部と左右両側の鉄片
との間がワーキングギャップとして作用するほか、左右
両側の鉄片と補助ヨークの両端部との間もワーキングギ
ャップとして作用するため、コイルと永久磁石のすべて
の磁束が吸引力に寄与されて磁気効率の向上が図れ、し
かも1−2両鉄片を連結する非磁性体の中央部分でアマ
チュアを枢支させているから、この枢支部には磁束は流
れず、したがってアマチュアの連動の円滑化を保証する
ことができる。また、中央部が両端部と1よ異なるよう
に6 rbされた永久磁石を用いるもの(こ比゛して青
磁が容易で磁気力も強化できるうえ、シングルスティプ
ル化も容易である。
〈実施例の説明〉 以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図(A)  、 (B)はそれぞれこの発明に係る
有極電磁石装置の一例を示す斜視図である。
同図において、lは略コ字形の鉄心であり、段差状に立
ち上り形成された左右両側部1a、lbを連結片部IC
で連結してなり、上記連結片部lcにはコイル2が巻回
されている。3.4は左右1対のヨーク片であり、各先
端部3a、4aが上記鉄心lの左右両側部1a、lb間
で向い合うように配設され、各基端部3b、4bは段差
状にtち上り形成されて一ヒ記両側部1a、lbの各下
面に固定されている。5は」二下側が異極に着磁された
永久磁石であり、上記ヨーク片3.4の各先端部上面間
にまたがって配設されている26は丁字形の補助ヨーク
であり、この補助ヨーク6の左右両端部6a、6bの各
1−面が上記鉄心1の両側部1a、lbの各上面とそれ
ぞれ回−平ini上になる状態で上記中央突出部6cが
永久磁石5の中央部の上面に接合されている。上記鉄心
lの左側部1aの上面と補助ヨーク6の左端部6aの上
面に対向して左側鉄片7が配設され、#c心1の右側部
1bの」−面と補助ヨーク4の右端部4bの上面に対向
して右側鉄片8が配設されている。9は上記両鉄片7,
8を一体的に連結する樹脂等からなる非磁性体であり、
上記両鉄片7,8とでアマチュア10を構成している。
上記非磁性体9の中央部下面にはナイフェツジ状の枢支
部9aが一体形成されており、この枢支部9aを上記補
助ヨーク4の中央部に当接させることにより、1こ記ア
マチュア10は回動可能に設定されている。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
コイル2に通電しない無励磁状態では、第2図(A)に
示すように永久磁石6の磁束φ^で、たとえば鉄心1の
右側部1b、右側鉄片8、補助ヨーク6の右端部6bお
よび中央突出部6Cを通る磁路が形成される。このため
第2図(B)のように右側鉄片8は上記鉄心1の右側部
1bと補助ヨーク6の右端部6bにそれぞれ吸着される
上記コイル2への通電を開始すると、第3図(A)に示
すように上記永久磁石5の磁束φ八を打ち消す励磁磁束
φBが生起される。このため、上記右側鉄心1の右側部
1bと補助ヨーク6の右端部6bの右側鉄片8に対する
吸着力が消去される一方、上記励磁磁束φBが上記鉄心
lの左側部1aから左側鉄片7から補助ヨーク6の左端
部6aを通ることにより、アマチュア10は第3図(B
)のように枢支部9aを中心にして矢印方向へ回動しは
じめる。
コイル2への通電による励磁状態、つまり動作状態では
、第4図(A)のように励磁磁束φBに加えて、鉄心1
の左側部1a、左側鉄片7.補助ヨーク6の左端部6a
、補助ヨーク6の中央突出部6cを通る永久磁石6の磁
束φCの磁路が形成され、左側鉄片7は第4図(B)の
ように鉄心1の左側部1aと補助ヨーク6の左端部6a
に吸着される。上記コイル2への通電を断っても上記永
久磁石5の磁束φCによって上記の状態に保持される。
ここで、上記アマチュアlOにおける磁路形成分を左右
の2つの鉄片7,8に分けて永久磁石5の磁束φ八 、
φCと励磁磁束φBを枢支部9aを通さずに補助ヨーク
6を通すようにしたから、枢支部9aはナイフェツジ状
であってもここに吸着力は作用しない、したがってアマ
チュア10は補助ヨーク6に対して上記枢支部9aを介
して小さな接触面で支持され、円滑な運動を行なうこと
ができる。換言すれば、アマチュア1oの非磁性部9と
補助ヨーク6との間にテフロンのような′滑性の良いシ
ートを設ける等、運動性の良い枢支構造を積極的に導入
することもできる。
とくに、上記補助ヨーク6を設けたことにより、第5図
に示す鉄心1の左側部1aと左側鉄片7との間の第1の
ワーキングギャップG1ならびに鉄心Jの右側部1bと
右側鉄片8との間の第2のワーキングギャップG2のほ
かに、上記補助ヨーク6の左端部6aと左側鉄片7との
間の填3のワー阜ンダガセ・ソゴ嬬tp I:、1帥知
[11コーク6の右端部6bと右側鉄片8との間の第4
のワーキングギャップG4が追加される。このため上記
永久磁石5の磁束φ^ 、φCや励磁磁束φBを吸引力
として有効利用でき、磁気効率を高めることができる。
ところで、上記鉄心lの両側部1a、lb間に、中央部
が両端部とは異なる極に着磁された永久磁石をまたがっ
て配設したものでも、上記と同様の効果を奏することが
できるが、そのような永久磁石では着磁が難しいうえ、
大形化しないと、磁気力の大きいものが得られない。
しかるに、上記実施例のものでは、永久磁石50着磁が
一方向だけで容易であるうえ、上下面に広い極面をもた
せられるため、磁気力が強化され、吸引力を一層増強さ
せることができる。
第6図はこの発明の他の実施例を示し、永久磁石5を左
右方向の一方に片寄せして配置したものである。この例
では、永久磁石5の左端と左側ヨーク片3の先端との間
の距#旦1に対して、永久磁石5の右端と右側ヨーク片
4の+aとのIIIの距離文2を大に設定しである。こ
のように構成においては、復帰状態での右側鉄片8と鉄
心1の右側部1bおよび補助ヨーク6の右端部6bに対
する吸着力が大となり、シングルスティプル化を容易に
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)  、 (B)はそれぞれこの発明に係る
有極電磁石装置の一例を示す分解斜視図および左側面図
、第2図(A)  、 (B) 、第3図(A)  、
 (B)および第4図(A)  、 (B)はこの発明
の有極電磁石装置の動作説明図、第5図はこの発明の有
極電磁石装置の等価磁路図、第6図はこの発明の他の実
施例である有極電磁石装置をコイルを省略して示す概略
正面図、第7図(A)  、 (B)は従来の有極電磁
石装置の説明図である。 1・・・鉄心、la、lb・・・両側部、IC・・・連
結片部、2・・・コイル、3.4・・・ヨーク片、5・
・・永久磁石、・6・・・補助ヨーク、6a、6b・・
・両端部、6C・・・中央突出部、7,8・・・鉄片、
9・・・非磁性体、10・・・アマチュア。 第4図 @2図 j (B) 第3図 (B)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)段差状に立ち上り形成された左右両側部を連結片
    部で連結してなる略コ字形の鉄心と、上記鉄心の連結片
    部に巻回されたコイルと、各先端側で上記鉄心の両側部
    間で向い合う状態でそれぞれ上記両側部の各下面に固定
    された1対のヨーク片と、上下側が互いに異極に着磁さ
    れて上記1対のヨーク片の各上面間にまたがって配設さ
    れた永久磁石と、上記永久磁石の上面に接合される中央
    突出部を有し、左右両端部上面が上記鉄心の両側部上面
    と同一平面上に設定されたT字形の補助ヨークと、上記
    鉄心の左側部上面および上記補助ヨークの左端部の各上
    面ならびに鉄心の右側部上面および上記補助ヨークの右
    端部の各上面にそれぞれ対向配設された左右1対の鉄片
    と、上記両鉄片を一体的に連結して該両鉄片とでアマチ
    ュアを構成する非磁性体とを備え、上記補助ヨークの中
    央突出部に対向する上記非磁体の中央部位で上記アマチ
    ュアを回動可能に設定したことを特徴とする有極電磁石
    装置。
  2. (2)上記1対のヨーク片上の永久磁石を左右方向の一
    方に片寄せして設定してなる特許請求の範囲第1項記載
    の有極電磁石装置。
JP6693887A 1987-03-20 1987-03-20 有極電磁石装置 Pending JPS63232231A (ja)

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