JPS63231210A

JPS63231210A - 位置表示装置

Info

Publication number: JPS63231210A
Application number: JP6500987A
Authority: JP
Inventors: Yoshimasa Kaikawa; 貝川　義昌; Kanji Ozawa; 小沢　寛治; Tetsuji Shono; 庄野　哲司; Takaharu Ichikawa; 市川　隆治; Tatsuhiko Watabe; 渡部　龍彦; Akira Mihashi; 三橋　昭; Hidemasa Takahama; 高浜　秀正; Takeshi Ono; 武之小野
Original assignee: SHIPBUILD RES ASSOC JAPAN; IHI Corp; Hitachi Zosen Corp; Mitsubishi Heavy Industries Ltd; Sumitomo Heavy Industries Ltd; NKK Corp; Nippon Kokan Ltd
Current assignee: SHIPBUILD RES ASSOC JAPAN; IHI Corp; Hitachi Zosen Corp; Mitsubishi Heavy Industries Ltd; JFE Engineering Corp; Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date: 1987-03-19
Filing date: 1987-03-19
Publication date: 1988-09-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は船舶等の航行位置データを表示する位置表示装
置に関する。

（従来の技術）従来の船舶、航空機等で使用する位置表示装置には２通
りの位置表示手段があり、その１つは自身の航行位置を
ディジタル的な緯度および経度で表示するもの、他の１
つは磁気テープ（カセットテープ）等に地図または海図
をディジタル化して記憶するとともに、そのディジタル
化した地図または海図データを磁気テープ等から読出し
てＣ’ＲＴデンスプレイ上に表示し、かつ、この表示地
図または海図上に測位装置で得られた自身の位置データ
を重ね合すように表示するものがある。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、従来のディジタル化した電子海図、電子地図あ
るいはディジタル海図、ディジタル地図はせいぜい海岸
線とか極く限られた局地的な部分が対象されており、詳
細な位置を判断することができない。

また、地図または海図の保有する情報量はあまりにも膨
大なものであり、これをディジタル化するためには次の
ような問題点がある。

■、地図または海図のディジタルデータ化は専ら人為的
な作業によるところが多く、膨大なコストを伴う。

■、ディジタルデータ量の膨大化に伴ってメモリ容量を
大きくしなければならず、カセットテーブ等では全く対
応できない。

■、また、船舶、航空機等では撮動および動揺を伴うの
で、磁気ディスクあるいは固定ディスク等を採用するの
が難しい。

■、ＣＲＴディスプレイのメモリ容量の関係から地図ま
たは海図のような詳細な表示は不可能である。

本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、メモリを用
いることなく乗組員あるいは搭乗者に対し自身の位置を
地図または海図上に具体的、がっ、明確に表示し得、迅
速に航行位置を認識・理解し得るようにする位置表示装
置を提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段）本発明による位置表示装置は、前記ＣＲＴディスプレイ
の前面に地図または海図等を印刷した透明な地図シート
を設置するとともに、測位装置から入力された自身の航
行位置データを前記ＣＲＴディスプレイに点として表示
するものである。

（作用）従って、本発明は、以上のような手段とすることにより
、地図または海図等を印刷した地図シートをＣＲＴディ
スプレイの前面に設置したので、膨大な地図または海図
等のディジタルデータを記憶することなくＣＲＴディス
プレイ上に地図等を現出させることができ、この状態で
測位装置から入力された航行位置をＣＲＴディスプレイ
に点として表示すれば、位置データと地図シートの地図
等が重なり合ってＣＲＴディスプレイ上に地図等を表示
したと同様な役割を果たすことができる。

（実施例）以下、本発明の一実施例について第１０図ないし第５図
を参照して説明する。第１図は本発明装置の本体側を模
式的に示す外観図、第２図は地図または海図等を印刷し
た透明な地図シートを示す図、第３図は本体側の一例を
示す電気的なハード構成図、第４図は本装置の正面図、
第５図は本装置の動作を説明するフローチャートである
。

すなわち、本装置は、例えば船舶等の船位を測定する測
位装置１１と、この測位装置１１から入力された例えば
船舶等の位置データ１２を表示するＣＲＴディスプレイ
１３を備えた装置本体１４と、地図または海図等の地形
を印刷した透明な地図シート１５とから構成されている
。

前記測位装置１１は、従来から周知の様に方向探知機、
デツカ、ロラン等を用いた衛星航法を含む他力航法と、
レーダ等を用いた自刃航法とがあり、これらの航法を用
いることにより例えば船舶の船位を正確に求めることが
できる。

次に、前記装置本体１４は、ＣＲＴディスプレイ１３の
各角部外側に位置して前記地図シート１５を固定するた
めの例えばマジックファスナ１６、・・・が取付けられ
、また前記ＣＲＴディスプレイ１３の下側に位置して装
置本体面部に拡大／縮小キー１７および移動キー１８が
配置されている。この拡大／縮小キー１７は、測位装置
１１から入力された位置データの表示縮尺を前記地図シ
ート１５の縮尺に合致させるために調整する機能を有す
る。移動キー１８は同じく測位袋［１１から入力された
位置データの表示位置を地図シート１５の地図または海
図の所定位置に合致させるために上下左右に移動させる
機能を有する。

一方、装置本体１４は、電気的には例えば第３図に示す
ようなハード構成により実現できる。図中、２１は所定
のプログラムに基づいて演算制御処理を実行するＣＰＬ
Ｉであって、これからアドレス・データ等のバス２２お
よび制御ライン２３が導出されている。これらのバス２
２および制御ライン２３にはプログラムデータや固定デ
ータ等を記憶するプログラムメモリ２４、前記ＣＲＴデ
ィスプレイ１３の画像ドツト数に相当するビット数のエ
リアを持つ画像メモリ２５、この画像メモリ２５に格納
された位置データを表示するために変換したデータを記
憶する表示メモリ２６および測位装置１１からの位置信
号をディジタル化し、かつ、そのディジタル位置データ
を一時的に保持する機能をもった入力ボート２７等が接
続されている。また、本体＠置１４は、前記拡大／縮小
キー１７および移動キー１８を含んで必要な信号を入力
するキー装置２８を有し、このキー装！２８から入力さ
れたキー信号はキー信号入力回路２９で所定の信号に変
換されてバス２２へ与えられる。

３０は表示制御回路である。

前記地図シート１５はＣＲＴディスプレイ１３上の船位
データが外部から点として明瞭に見える程度に薄い透明
な材質のものが使用され、かつ、裏側の角部に前記マジ
ックファスナ１６へ張着するためのファスナ１９．・・
・が取付けられている。

次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。

先ず、予め所定の縮尺で地図または海図等を印刷した地
図シート１５を裏側のファスナ１９、・・・を介して前
記ファスナ１６に張着しＣＲＴディスプレイ１３の前面
に設置する。

この状態において電源の投入またはキー装置２８の所定
のキーから動作開始信号が入力されると、ＣＰＵ２１は
例えば第５図に示すような処理動作を行う。すなわち、
ＣＰＵ２１上令を受けるとステップＳ１に示す如くイニシャライズ処
理を行い、画像メモリ２５および表示メモリ２６の不必
要なデータをクリアする。しかる後、ＣＰＵ２１は、ス
テップＳ２に示すように測位装置１１から例えば船舶の
位置データが入力されているか否かを判断し、入力され
ている場合にはそのデータをＩ１０ボート２７から読出
して画像メモリ２５に格納すると同時にＣＲＴディスプ
レイ１３の表示に適する様に変換して表示メモリ２６に
格納する（ステップ８３）。この表示メモリ２６に格納
された位置データ１２は表示制御回路３０を介して例え
ば第４図に示すようにＣＲＴディスプレイ１３上に表示
される（ステップ８４）。

その後、ＣＰＵ２１は、キー装置２８の拡大／縮小キー
１７から前記地図シート１５の縮尺に基づいて拡大また
は縮小信号が入力されたか否かを判断しくステップＳ５
）、入力されている場合には予めＲＯＭ２４その他のメ
モリ（図示せず）に格納されている縮尺またはキー装置
２８の所定キーからの縮尺信号に基づいて前記画像メモ
リ２５の位置データ１２を拡大または縮小し、そのデー
タを表示メモリ２６に格納する（ステップ８６）。

この表示メモリ２６の位置データはＣＲＴディスプレイ
１３に表示される（ステップ８７）。

以上のようにして位置データを所定の縮尺とした後、あ
るいは前記ステップＳ５において縮尺キー信号が入力さ
れていないと判断された場合、ステップＳ８に移行して
移動キー１８のキー信号が入力されたか否かを判断する
。移動キー１８のキー信号が入力されている場合、その
キー信号の押し時間またはキー装置２８の所定キーから
入力される移動距離信号に基づいて画像メモリ２５の位
置データ１２を上下左右に移動させた後、その移動後の
データ１２を表示メモリ２６へ格納しくステップＳ９）
、ＣＲＴディスプレイ１３に表示させる（ステップ８１
０）。その結果、ＣＲＴディスプレイ１３上の位置デー
タ１２は地図シート１５の地図または海図の縮尺に合致
し、かつ、地図または海図の位置に合致することにより
、該地図または海図上に重ね合わさった状態で外部から
観察することができる。

従って、以上のような実施例の構成によれば、ＣＲＴデ
ィスプレイ１３の前面に具体的かつ詳細に表現された透
明の地図シート１５が固定され、これにＣＲＴディスプ
レイ１３上の位置データ１２が地図シート１５を介して
外部より観察できるようにしたので、地図または海図と
位置データ１２とが完全に重なって見え、よって自身が
どの位置にいるのか具体的、かつ、一目瞭然に判断でき
る。しかも、地図等は磁気テープ等に記憶しないので、
人容愚のメモリが不要となり、かつ、地固作成のための
コストが大幅に低減化できる。また、ＣＰＵ２１上にお
ける地図等の表示用のソフトウェアが不要となり、デー
タ処理上の簡素化および所要とするデータを迅速に表示
できる。

なお、上記実施例はマジックファスナ１６゜１９を用い
て地図シート１５をＣＲＴディスプレイ１３の前面に固
定したが、眼精疲労防止用フィルタに取付ける方法、ス
リット付き枠に挿入する方法、二重ガラスの間に挟み込
む方法、薄い透明な地図シート１５を直接ＣＲＴディス
プレイ１３の面部に張り付ける方法等その他種々の方法
がある。また、透明のシートに地図等を印刷したが、ガ
ラスに印刷してもよく、あるいはＣＲＴディスプレイ１
３に直接地図等を印刷してもよく、この場合も一種の地
図シートと考えることができる。

また、船舶でなく、航空機であっても同様に適用できる
。その他、本発明はその要旨を逸鋭しない範囲で種々変
形して実施できる。

（発明の効果）以上詳記したように本発明によれば、地図表示用データ
を記憶する特別に大容量のメモリを持つことなくＣＲＴ
ディスプレイに地図等を現出させることができ、しかも
、乗組員あるいは搭乗者に対し自身の位置を地図または
海図上に具体的、かつ、明確に表示し得、かつ、迅速に
航行位置を認識・理解し得る位置表示装置を提供できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明に係わる位置表示装置の一
実施例を説明するために示したもので、第１図は本発明
装置の本体側を模式的に示す外観図、第２図は地図また
は海図等を印刷した透明な地図シートを示す図、第３図
は本体側の一例を示す電気的なハード構成図、第４図は
本装置の正面図、第５図は本装置の動作を説明するフロ
ーチャートである。１１・・・測位装置、１２・・・位置データ、１３・・
・ＣＲＴディスプレイ、１４・・・装置本体、１５・・
・地図シート、１６．１９・・・ファスナ、１７・・・
拡大／縮小キー、１８・・・移動キー、２１・・・ＣＰ
Ｌ、Ｉ、　２５・・・画像メモリ、２６・・・表示メモ
リ、２８・・・キー装置。出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

船舶、航空機等の航行位置データをＣＲＴディスプレイ
に表示する位置表示装置において、前記ＣＲＴディスプ
レイの前面に地図または海図等を印刷した透明な地図シ
ートを設置するとともに、測位装置から入力された自身
の航行位置データを前記ＣＲＴディスプレイに点として
表示することを特徴とする位置表示装置。