JP2000241175A5 - 地図表示装置及び地図表示方法並びに地図表示プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項1】 地図を表示する地図表示手段と、前記表示された地図上の現在地を示すポイントを起点として、目的地の方向を示すパターンを前記地図上に表示する方向表示手段とを備える地図表示装置において、前記地図表示手段により目的地を含み現在地を含まない地図が表示されているとき、前記方向表示手段は前記表示された地図上の目的地を示すポイントを終点として、現在地の方向を示すパターンを前記地図上に表示するようにしたことを特徴とする地図表示装置。
【請求項 前記地図表示手段により、現在地を含み目的地を含まない第1の地図と、目的地を含み現在地を含まない第2の地図とが、同一画面上に表示されているとき、前記方向表示手段は、前記表示された第1の地図上の現在地を示すポイントを起点として、目的地の方向を示すパターンを前記第1の地図上に表示し、かつ前記表示された第2の地図上の目的地を示すポイントを終点として、現在地の方向を示すパターンを前記第2の地図上に表示するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の地図表示装置。
【請求項3】 地図を表示する地図表示手段と、前記表示された地図上の現在地を示すポイントを起点として、目的地の方向を示すパターンを前記地図上に表示する方向表示手段とを備える地図表示装置において、前記地図表示手段により現在地を含み目的地を含まない地図が表示されているとき、前記方向表示手段は、現在地と目的地との距離に基づいた表示形態で前記目的地の方向を示すパターンを表示するようにしたことを特徴とする地図表示装置。
【請求項4】 前記地図表示手段は複数の縮尺の地図を表示可能であって、前記方向表示手段は、前記表示された地図の縮尺および現在地と目的地との距離に基づいた表示形態で前記目的地の方向を示すパターンを表示するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の地図表示装置。
【請求項5】 地図を表示する地図表示手段と、前記表示された地図上の現在地を示すポイントを起点として、目的地の方向を示すパターンを前記地図上に表示する方向表示手段とを備える地図表示装置において、前記方向表示手段は、出発地と目的地との距離および現在地と目的地との距離に基づいた表示形態で前記目的地の方向を示すパターンを表示するようにしたことを特徴とする地図表示装置。
【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の地図表示装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項7】 地図表示手段により地図を表示し、方向表示手段により前記表示された地図上の現在地を示すポイントを起点として、目的地の方向を示すパターンを前記地図上に表示する地図表示方法において、前記地図表示手段により目的地を含み現在地を含まない地図が表示されているとき、前記表示された地図上の目的地を示すポイントを終点として、現在地の方向を示すパターンを前記方向表示手段により前記地図上に表示するようにしたことを特徴とする地図表示方法。
【請求項8】 地図表示手段により地図を表示し、方向表示手段により前記表示された地図上の現在地を示すポイントを起点として、目的地の方向を示すパターンを前記地図上に表示する地図表示方法において、前記地図表示手段により現在地を含み目的地を含まない地図が表示されているとき、現在地と目的地との距離に基づいた表示形態で前記目的地の方向を示すパターンを前記方向表示手段により表示するようにしたことを特徴とする地図表示方法。
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地図表示装置及び地図表示方法並びに地図表示プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では現在地から見た目的地の方向を示しているが、目的地付近が見えないために状況がわからず、使用者に不安を与えるといった問題点があった。
そこで本発明は、上記問題点を解決するため、現在地付近の地図とともに現在地から見た目的地の方を表示し、に目的地の地図とともに現在地からの方向を表示する地図表示装置及び地図表示方法並びに地図表示プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的としている。
また、上記従来技術では現在地から見た目的地の方向を示しているが、目的地までの到着見込時間がわからないといった問題点があり、到着見込時間がわかるものであっても、別に表示領域を設けて到着見込時間を表示していたり、別モードで到着見込時間を表示させなければならない等、一見して到着見込時間を把握できるものはなかった。
そこで本発明は、現在地から見た目的地までの方を示すパターンの表示形態(例えば矢印パターンの長短で目的地までの距離に基づいた到着見込時間の目安を示し、地図の縮尺度合い,目的地への接近度合いによって基準時間単位の長さを最適なものに自動的に変更する地図表示装置及び地図表示方法並びに地図表示プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的としている。
さらに、上記従来技術では現在地から見た目的地の方向は示しているが、目的地までの到達度合いがわからないといった問題点があり、到達度合いがわかるものであっても、別に表示領域を設けて表示したり、別モードで到達度合いを表示させなければならない等、一見して目的地までの到達度合いを把握できるものはなかった。
そこで本発明は、上記問題点を解決するため、目的地に対する方を示すパターンの表示形態(例えば矢印パターンの色の比率)を、到達度合いに応じて変更する地図表示装置及び地図表示方法並びに地図表示プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、地図を表示する地図表示手段と、前記表示された地図上の現在地を示すポイントを起点として、目的地の方向を示すパターンを前記地図上に表示する方向表示手段とを備える地図表示装置において、前記地図表示手段により目的地を含み現在地を含まない地図が表示されているとき、前記方向表示手段は前記表示された地図上の目的地を示すポイントを終点として、現在地の方向を示すパターンを前記地図上に表示するようにしたことを特徴とする地図表示装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の地図表示装置において、前記地図表示手段により、現在地を含み目的地を含まない第1の地図と、目的地を含み現在地を含まない第2の地図とが、同一画面上に表示されているとき、前記方向表示手段は、前記表示された第1の地図上の現在地を示すポイントを起点として、目的地の方向を示すパターンを前記第1の地図上に表示し、かつ前記表示された第2の地図上の目的地を示すポイントを終点として、現在地の方向を示すパターンを前記第2の地図上に表示するようにしたものである。
請求項3の発明は、地図を表示する地図表示手段と、前記表示された地図上の現在地を示すポイントを起点として、目的地の方向を示すパターンを前記地図上に表示する方向表示手段とを備える地図表示装置において、前記地図表示手段により現在地を含み目的地を含まない地図が表示されているとき、前記方向表示手段は、現在地と目的地との距離に基づいた表示形態で前記目的地の方向を示すパターンを表示するようにした地図表示装置である。
請求項4の発明は、請求項3に記載の地図表示装置において、前記地図表示手段は複数の縮尺の地図を表示可能であって、前記方向表示手段は、前記表示された地図の縮尺および現在地と目的地との距離に基づいた表示形態で前記目的地の方向を示すパターンを表示ようにしたものである。
請求項5の発明は、地図を表示する地図表示手段と、前記表示された地図上の現在地を示すポイントを起点として、目的地の方向を示すパターンを前記地図上に表示する方向表示手段とを備える地図表示装置において、前記方向表示手段は、出発地と目的地との距離および現在地と目的地との距離に基づいた表示形態で前記目的地の方向を示すパターンを表示するようにした地図表示装置である。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の地図表示装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
請求項7の発明は、地図表示手段により地図を表示し、方向表示手段により前記表示された地図上の現在地を示すポイントを起点として、目的地の方向を示すパターンを前記地図上に表示する地図表示方法において、前記地図表示手段により目的地を含み現在地を含まない地図が表示されているとき、前記表示された地図上の目的地を示すポイントを終点として、現在地の方向を示すパターンを前記方向表示手段により前記地図上に表示するようにした地図表示方法である。
請求項8の発明は、地図表示手段により地図を表示し、方向表示手段により前記表示された地図上の現在地を示すポイントを起点として、目的地の方向を示すパターンを前記地図上に表示する地図表示方法において、前記地図表示手段により現在地を含み目的地を含まない地図が表示されているとき、現在地と目的地との距離に基づいた表示形態で前記目的地の方向を示すパターンを前記方向表示手段により表示するようにした地図表示方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態を詳述する。
図1は、本発明の地図表示装置の外観を示す斜視図である。
図面において、本体キャビネット部1は、表示部と透明なタブレットを一体とした入出力部2,図示していない赤外線通信部,ペン保持部等を有し、内部には上記入出力部2,赤外線通信部,インターフェース等を制御する制御回路等の必要個所に電源を供給する電源部等を内蔵している。
蓋部3は、本体キャビネット部1の背面にヒンジにて接続されており、入出力部2を覆うように回動できて、持ち運び時に入出力部2を保護する役目をはたしている。
入出力部2は、薄型で文字を表示可能なマトリックス方式からなる液晶表示部と、液晶表示部を覆う大きさを有した透明タブレットからなっている。
図2は、本発明の地図表示装置の回路構成を示すブロック図である。
液晶表示部2−1は、薄型で文字を表示可能なマトリックス方式からなり、透明タブレット部2−2は、液晶表示部2−1を覆う大きさを有し、例えば、透明なシート2枚の内側面に透明電極を設け、通常状態において各々の電極が接触しないように、小さな突起状のスペーサが規則正しく印刷されており、指或いはペンにて押圧指示することにより透明電極が接触し、選択された位置が検出されるようになっている。
また、液晶表示部2−1にて表示された表示内容と透明タブレット部2−2の位置情報の同期を取ることにより使用者が選択した液晶表示部2−1の位置を検出することが可能である。
(実施例1)
次に、本発明の一実施例(以下、「実施例1」という)について、図3乃至図7を用いて説明する。
図3は、実施例1による表示画面を示す図である。
地図表示(ナビゲーション機能を起動し、まず目的地設定モードにおいて、出発地,目的地を設定する。
図3(B)に示すような地図において,二重丸マークが出発地,二重四角マークが目的地になるよう、設定を行う。
目的地設定の詳細については、従来から多くの技術が知られており、ここでは説明を省略する。
出発地の二重丸マークは、走行モードでは現在地として、今現在の位置を示すように装置の移動に合わせて移動する。
設定を行った時点で出発地から目的地に至る最適な経路を算出する。
目的地設定モードを終了し、走行モードを開始すると、図3(A)に示すように、現在地周辺の地図と目的地周辺の地図が2つ表示され、先に算出した最適経路を点線で表示している。
これは、双方の地図が北を上として表示している図である。尚、画面の表示は進行方向が上になるように変化するようになっているが、現在地点では北に向かって進行中であるものとする。
第1の画面には、現在地から目的地に対する方を算出し、現在地の二重丸マークを起点として目的地の方を矢印パターンで示している。
また、第2の画面には目的地から現在地に対する方を算出し、目的地の二重四角マークを終点として現在地から目的地の方を矢印パターンで示している。
図4は、同じく実施例1による表示画面を示す図である。
図4では、現在地周辺の地図は現在南に向かって進行しているため、南を上に表示しており、目的地周辺の地図は北を上として表示している。
ここでは、現在地における進行方向と目的地の方とが全く別の方向を向いているが、点線で表示された最適経路が同時に表示されているため、使用者にとっては、自分が目的地に向かって確かに進んでいることを確認することができる。
図5は、本発明の地図表示装置の表示のための処理を行う回路構成を示す詳細ブロック図である。この回路構成による地図表示装置の各機能の動作を説明する。
まず、地図表示(ナビゲーション機能の目的地設定モードの動作について説明を行う。
ナビゲーション機能において、目的地設定モードでは、使用者の指示に従って目的地設定部19にて目的地を設定し、出発地設定部20にて出発地を設定する。
設定された目的地座標はRAM11の目的地座標メモリ11−4に記憶され、設定された出発地座標は出発地座標メモリ11−5に記憶される。
同時に、RAM11の目的地座標メモリ11−4と出発地座標メモリ11−5の内容と、地図データメモリ11−3の内容に従って最適経路算出部22で出発地から目的地までの最適経路を算出する。
また、表示地図データ作成部29では、最適経路算出部22からの信号により、算出した最適経路を現在地周辺地図に重ね表示し、算出した最適経路を目的地周辺地図に重ね表示する。
次に、方算出部24で現在地から見た目的地の方を算出する。
ここでの方の算出は、緯度,経度で保持している各々の座標を利用して、行うことができる。
現在地矢印パターン作成部28では、現在地を起点とした矢印パターンを生成し、算出した方に基づいて矢印パターンに傾きを加え、矢印パターンを作成し、作成した矢印パターンを現在地周辺地図上に表示する。
算出部24で目的地から見た現在地の方を算出する。
目的地矢印パターン作成部27では、目的地を終点とした矢印パターンを生成し、算出した方に基づいて矢印パターンに傾きを加え、矢印パターンを作成し、作成した矢印パターンを目的地周辺地図上に表示する。
上記動作を走行モードの間繰り返すことで、表示の更新が行われる。
図6は、本発明の地図表示装置における基本の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS1で地図表示(ナビゲーション機能を起動する。
ステップS2では使用者によるモード選択を行い、ステップS3で選択されたモードが何であるかを判断する。選択されたモードが目的地設定モードである場合には、ステップS4で出発地の設定を行う。
次にステップS5で目的地の設定を行う。
この出発地や目的地の設定処理では、郵便番号で設定する,地図上の位置で設定する等、いろいろな方法が考えられるが、ここでは、現在地は、GPS受信部17を用いて得られた緯度と経度のデータを用い、目的地の各地点を設定するための値は緯度と経度のデータを使用する。
ステップS6では設定された出発地と目的地とRAM11の地図データメモリ11−3に記憶された地図データから最適経路を算出する。
最適経路の算出方法については、各種方法が考えられるが、詳細な説明は省略する。
ステップS1−14ではステップS1−5で算出した最適経路を現在地周辺地図に重ね表示し、ステップS1−15では、ステップS1−5で算出した最適経路を目的地周辺地図に重ね表示する。
ステップS1−16では、現在地から見た目的地の方を算出する。
ここでの方の算出は、緯度,経度で保持している各々の座標を利用して、行うことができる。
ステップS1−17では、現在地を起点とした矢印パターンを生成し、ステップS1−16にて算出した方に基づいて矢印パターンに傾きを加え、矢印パターンを作成する。
次のステップS1−18では作成した矢印パターンを現在地周辺地図上に表示する。
ステップS1−19では、目的地から見た現在地の方を算出する。
ステップS1−20では、目的地を終点とした矢印パターンを生成し、ステップS1−19にて算出した方に基づいて矢印パターンに傾きを加え、矢印パターンを作成する。
次のステップS1−21では作成した矢印パターンを目的地周辺地図上に表示して、走行時処理1を終了する。
(実施例2)
次に本発明の他の実施例(以下、「実施例2」という。)について、図5及び図8乃至図11を用いて説明を行う。
図8は実施例2による表示画面を示す図である。
地図表示(ナビゲーション機能において、現在地と目的地との距離から到着見込時間を求め、到着見込時間に応じて目的地向を示す矢印パターンの長さを変化させると使用者は目的地までの距離が一見して容易に把握できる。
図8(A)に示すように、方を示す矢印パターンの長さが進行平均速度から見て、どのくらいの時間になるのかを示す、基準時間単位の長さの指標を地図の上部に表示する。
図8(A)は、現在地から目的地まで約3時間かかる場合の図であり、現在地の二重丸マークを起点として表示されている矢印パターンの長さは、上部の基準時間単位に合わせて3時間の長さとなっている。
使用者が目的地に向かって移動し、距離を詰めると、図8(B)に示すように矢印パターンの長さも短くなる。
ここで、さらに使用者が目的地に近づくと、図9(A)に示すように、基準時間単位の表示が「時間」から「分」に変わり、矢印パターンの長さも基準時間単位に合わせて到着見込時間に応じた長さに変化する。
さらに目的地に近づくと、図9(B)に示すように目的地に対する矢印パターンの長さも短くなり、使用者は目的地に近づいていることを容易に把握することができる。
次に、方算出部24で現在地から見た目的地の方を算出する。
ここでの方の算出は、緯度,経度で保持している各々の座標を利用して、行うことができる。
現在地矢印パターン作成部28では、現在地を起点とした矢印パターンを生成し、算出した方に基づいて矢印パターンに傾きを加え、矢印パターンを作成する。
また、このとき所要時間算出部25で算出した所要時間に基づいて矢印パターンの長さを決定,作成し、作成した矢印パターンを現在地周辺地図上に表示する。
次に、方算出部24により目的地から見た現在地の方を算出する。
目的地矢印パターン作成部27では、目的地を終点とした矢印パターンを生成し、算出した方に基づいて矢印パターンに傾きを加え、矢印パターンを作成する。
また、このとき所要時間算出部25で算出した所要時間に基づいて矢印パターンの長さを決定,作成し、作成した矢印パターンを目的地周辺地図上に表示する。
上記動作を走行モードの間繰り返すことで、表示の更新が行われる。
ステップS2−16では、ステップS2−11,ステップS2−15のいずれかで読み出した基準時間単位を表示する。
ステップS2−17ではステップS2−5で算出した最適経路を現在地周辺地図に重ね表示し、ステップS2−18では、ステップS2−5で算出した最適経路を目的地周辺地図に重ね表示する。
ステップS2−19では、最適経路での距離で目的地までの到着見込時間がどのくらいであるかを算出する。
ステップS2−20では、現在地から見た目的地の方を算出する。
ステップS2−21では、現在地を起点とした矢印パターンを生成し、ステップS2−20にて算出した方に基づいて矢印パターンに傾きを加え、矢印パターンを作成する。
また、このときステップS2−19にて算出した所要時間に基づいて矢印パターンの長さを決定,作成する。
次のステップS2−22では作成した矢印パターンを現在地周辺地図上に表示する。
ステップS2−23では、目的地から見た現在地の方を算出する。
ステップS2−24では、目的地を終点とした矢印パターンを生成し、ステップS2−20にて算出した方に基づいて矢印パターンに傾きを加え、矢印パターンを作成する。
また、このときステップS2−19にて算出した所要時間に基づいて矢印パターンの長さを決定,作成する。
次のステップS2−25では作成した矢印パターンを目的地周辺地図上に表示して、走行時処理2を終了する。
(実施例3)
次に、本発明の別の実施例(以下、「実施例3」という)について、図5,図12及び図13を用いて説明を行う。
図12は、実施例3による表示画面を示す図である。
地図表示(ナビゲーション機能において、目的地までの総距離と現在地と目的地との距離から到達度合いを求め、到達度合いに応じて例えば目的地向を示す矢印パターンの色の比率を変化させると、使用者は目的地までの到達度が一見して容易に把握できる。
図12(A)では、現在地の二重丸マークを起点として目的地向を示す矢印パターンが表示されている。
この矢印パターンの長さを出発地から目的地への総距離とし、現在の進み具合の比率によって矢印パターン内部の色を変えている。
図12(A)では、出発地から目的地へはわずかに進んでいるだけのため、矢印パターン内部の端一部の色が変わっている。
使用者が目的地に向かって移動し、総距離の半分くらい進むと、図12(B)に示すように矢印パターン内部の半分の色が変わる。
これによって、現在地において、目的地までの総距離のうち、どのくらい進んでいるのかが容易に把握できる。
また、表示地図データ作成部29では、最適経路算出部22からの信号により、算出した最適経路を現在地周辺地図に重ね表示し、算出した最適経路を目的地周辺地図に重ね表示する。
到達度算出部26では、算出した現在地から目的地までの距離をRAM11の行程距離メモリ11−6で除算することにより、現在地における到達度合いを算出する。
算出部24では、現在地から見た目的地の方を算出する。
現在地矢印パターン作成部28では、現在地を起点とした矢印パターンを生成し、算出した方に基づいて矢印パターンに傾きを加え、矢印パターンを作成する。
また、このとき算出した到達度合いに基づいて矢印パターンの色変更比率を決定し、色変更比率に基づいて矢印パターンの一部の色を変更し、矢印パターンを作成する。
次に作成した矢印パターンを現在地周辺地図上に表示する。
上記動作を走行モードの間繰り返すことで、表示の更新が行われる。
また、ステップS3−7の判断により、最適経路距離が大きければ、ステップS3−11でRAM11の広域縮尺メモリ11−7から縮尺データを読み出す。
ステップS3−12では読み出した広域縮尺データを用いてRAM11の地図データメモリ11−3から現在地周辺のデータを抽出して表示する。
ステップS3−13では読み出した広域縮尺データを用いてRAM11の地図データメモリ11−3から目的地周辺のデータを抽出して表示し、ステップS3−14に進む。
ステップS3−14では、ステップS3−5で算出した最適経路を現在地周辺地図に重ね表示し、ステップS3−15では、ステップS3−5で算出した最適経路を目的地周辺地図に重ね表示する。
ステップS3−16では、ステップS3−6で算出した現在地から目的地までの距離をRAM11の行程距離メモリ11−6で除算することにより、現在地における到達度合いを算出する。
ステップS3−17では、現在地からみた目的地の方を算出する。
ステップS3−18では、現在地を起点とした矢印パターンを生成し、ステップS3−17にて算出した方に基づいて矢印パターンに傾きを加え、矢印パターンを作成する。
【0055】
【発明の効果】
現在地付近の地図とともに現在地から見た目的地の方を表示し、同時に目的地付近の地図とともに現在地からの接近方を表示することで、自分の向かいたい方が一目でわかり、現在地付近の地図と目的地付近の地図と最適経路とを同時に表示することで、実際の進行方向と、その地点からの目的地方が異なっていても、現在地を起点として方,道順が一見してわかり、目的地の方がわかることで使用者が安心して進むことができる。
また、現在地から見た目的地までの方を示すパターンの表示形態(例えば矢印パターンの長短で目的地までの距離に基づいた到着見込時間の目安を示し、地図の拡縮度合い,目的地への接近度合いによって基準時間単位の長さを最適なものに自動的に変更することで、余計な表示領域を設ける必要がなく、地図表示のための領域を大きく確保したまま、一見して目的地までの到着見込時間を確認することができる。
さらに、目的地に対する方を示すパターンの表示形態(例えば矢印パターンの色の比率)を、到達度合いに応じて変更することで、余計な表示領域を設ける必要がなく、地図表示のための領域を大きく確保したまま、一見して容易に目的地の方と到達度合いを把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の地図表示装置の外観を示す斜視図である。
【図2】
本発明の地図表示装置の回路構成を示すブロック図である。
【図3】
本発明の実施例1による表示画面を示す図である。
【図4】
本発明の実施例1による表示画面図である。
【図5】
本発明の地図表示装置の表示のための処理を行う回路構成を示すブロック図である。
【図6】
本発明の地図表示装置における基本の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】
本発明の実施例1における走行時処理の内容を示すフローチャートである。
【図8】
本発明の実施例2による表示画面を示す図である。
【図9】
本発明の実施例2による表示画面を示す図である。
【図10】
本発明の実施例2における走行時処理の内容を示すフローチャートである。
【図11】
図10に続くフローチャートである。
【図12】
本発明の実施例3による表示画面を示す図である。
【図13】
本発明の実施例3における走行時処理の内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…本体キャビネット部、2…入出力部、3…蓋部、4…タブレット制御部、5…液晶表示回路部、6…コモン回路、7…セグメント回路、8…中央制御部、9…RTC、10…ROM、11…RAM、12…モジュラー部、13…モジュラー制御部、14…本体電源スイッチ、15…プログラムメディア、15′…プログラムメディアアクセス装置、16…GPSアンテナ、17…GPS受信部、18…位置検出部、19…目的地設定部、20…出発地設定部、21…現在地座標バッファ、22…最適経路算出部、23…最適経路距離算出部、24…方算出部、25…所要時間算出部、26…到達度算出部、27…目的地矢印パターン作成部、28…現在地矢印パターン作成部、29…表示地図データ作成部。
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