JPS63231123A - 空気調和機の熱交換装置 - Google Patents
空気調和機の熱交換装置Info
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- JPS63231123A JPS63231123A JP62061195A JP6119587A JPS63231123A JP S63231123 A JPS63231123 A JP S63231123A JP 62061195 A JP62061195 A JP 62061195A JP 6119587 A JP6119587 A JP 6119587A JP S63231123 A JPS63231123 A JP S63231123A
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- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims abstract description 113
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 29
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 8
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、空気調和機の熱交換装置に係り、特に1例え
ば天井埋込みカセット形空気調和機など複数の面の空気
吸出口を有するものに好適な、空気調和機の熱交換装置
に関するものである。
ば天井埋込みカセット形空気調和機など複数の面の空気
吸出口を有するものに好適な、空気調和機の熱交換装置
に関するものである。
[従来の技術]
まず、従来の空気調和機の熱交換装置について第5図な
いし第9図を参照して説明する。
いし第9図を参照して説明する。
ここに第5図は、一般的な従来の天井埋込みカセット形
空気調和機の吹出しユニットの略示縦断面図、第6図お
よび第9図は、第5図のT矢視平面図、第7図は、第6
図のP、S矢視図、第8図は、第6図に示す各空気吹出
面の温度分布図であ 。
空気調和機の吹出しユニットの略示縦断面図、第6図お
よび第9図は、第5図のT矢視平面図、第7図は、第6
図のP、S矢視図、第8図は、第6図に示す各空気吹出
面の温度分布図であ 。
る。
第5図において、1は外郭ケース、2は、送風装置に係
るファンモータ、3は、送風装置に係るファン、4は、
空気の吸込口に係る吸込ベルマウス、5は、熱交換器か
ら生じる結露水を受ける水受は皿、6a、6bは、ファ
ン3を囲むように配設された熱交換器である。
るファンモータ、3は、送風装置に係るファン、4は、
空気の吸込口に係る吸込ベルマウス、5は、熱交換器か
ら生じる結露水を受ける水受は皿、6a、6bは、ファ
ン3を囲むように配設された熱交換器である。
すなわち、天井埋込みカセット形空気調和機の吹出しユ
ニットは、ユニット中央部にファン3を儲え、ファン3
を囲む空気吹出し側に複数(ここでは2個)に分割され
た熱交換器6 a H6bを配設し、これらの熱交換器
6a、6bの下部に水受は皿5を設け、この水受は皿5
で、空気の吸込口と複数の面を有する吹出口とを仕切る
とともに、空気通路のガイドとして機能する外郭ケース
1を取付けて成るものである。
ニットは、ユニット中央部にファン3を儲え、ファン3
を囲む空気吹出し側に複数(ここでは2個)に分割され
た熱交換器6 a H6bを配設し、これらの熱交換器
6a、6bの下部に水受は皿5を設け、この水受は皿5
で、空気の吸込口と複数の面を有する吹出口とを仕切る
とともに、空気通路のガイドとして機能する外郭ケース
1を取付けて成るものである。
熱交換器の冷媒通路構成については、従来、例えば実開
昭61−668号公報記載のV形の熱交換要素のように
複数の熱交換器を有する場合、例足ば、実開昭61−1
322号公報第1図記載のように、熱交換器1の入口配
管2側で分配管21゜22によって冷媒通路(伝熱管)
が分流し、出口配管12側では複数の熱交換器から冷媒
通路(伝熱管)が合流するようになっていた。
昭61−668号公報記載のV形の熱交換要素のように
複数の熱交換器を有する場合、例足ば、実開昭61−1
322号公報第1図記載のように、熱交換器1の入口配
管2側で分配管21゜22によって冷媒通路(伝熱管)
が分流し、出口配管12側では複数の熱交換器から冷媒
通路(伝熱管)が合流するようになっていた。
同様に、第5図ないし第9図で示す従来の吹出しユニッ
トにおける熱交換装置においても、複数の熱交換器に対
する冷媒通路の分流9合流手段が施されている。
トにおける熱交換装置においても、複数の熱交換器に対
する冷媒通路の分流9合流手段が施されている。
第6,7図に示す従来例では、複数の熱交換器6a、6
bにおける冷媒通路の配列が直例的になされているもの
である。
bにおける冷媒通路の配列が直例的になされているもの
である。
第6,7図において、7は、熱交換器6a、6b間の冷
媒通路を結ぶ連絡管、8は、冷凍サイクルの冷媒配管に
接続するガスへラダーで、このガスヘッダー8は、ガス
冷媒が熱交換器6aに流入するためのものである。9は
、冷凍サイクルの冷媒配管に接続する液へラダーで、こ
の液ヘツダー〇は、液冷媒が熱交換器6bから流出する
ためのものである。第6,7図では、冷媒の流れは冷媒
通路に矢印で示すように流れ、熱交換器は凝縮器として
作用している例である。
媒通路を結ぶ連絡管、8は、冷凍サイクルの冷媒配管に
接続するガスへラダーで、このガスヘッダー8は、ガス
冷媒が熱交換器6aに流入するためのものである。9は
、冷凍サイクルの冷媒配管に接続する液へラダーで、こ
の液ヘツダー〇は、液冷媒が熱交換器6bから流出する
ためのものである。第6,7図では、冷媒の流れは冷媒
通路に矢印で示すように流れ、熱交換器は凝縮器として
作用している例である。
1oは減圧管、11は、冷媒通路に係る伝熱管、12は
、冷媒通路の折り返し部を形成すべく伝熱管11に接続
されるペンドパイプを示す。
、冷媒通路の折り返し部を形成すべく伝熱管11に接続
されるペンドパイプを示す。
冷媒通路は、ガスヘッダー8から第7図に示すPa、P
b、Pc、Pd、Peのように複数に枝分れしており、
熱交換器部は多数のフィンプレートを貫通するクロスフ
ィンチューブ式熱交換器を形成するものである。
b、Pc、Pd、Peのように複数に枝分れしており、
熱交換器部は多数のフィンプレートを貫通するクロスフ
ィンチューブ式熱交換器を形成するものである。
ガスヘッダー8から熱交換器6aに流入した冷媒ガスは
、流通空気と熱交換して凝縮するものであり、熱交換器
6aから連絡管7を経て熱交換器6bに流入し、液冷媒
となって液ヘツダー9へ流出する。より詳しくいえば、
冷媒は、熱交換器6a、6bを流通する間に、過熱ガス
冷媒域、気液二相冷媒域、過冷却液冷媒域と変化して流
通空気に放熱するものである。
、流通空気と熱交換して凝縮するものであり、熱交換器
6aから連絡管7を経て熱交換器6bに流入し、液冷媒
となって液ヘツダー9へ流出する。より詳しくいえば、
冷媒は、熱交換器6a、6bを流通する間に、過熱ガス
冷媒域、気液二相冷媒域、過冷却液冷媒域と変化して流
通空気に放熱するものである。
このように、第6,7図の例では、冷媒通路は。
冷媒流入側の熱交換器6aと冷媒流出側の熱交換器6b
との間を直列的に配列されて熱交換作用を行っている。
との間を直列的に配列されて熱交換作用を行っている。
しかし、複数の熱交換器部々の熱交換器通過後の温度を
均一化するような伝熱管の配列については配慮されてい
なかった。
均一化するような伝熱管の配列については配慮されてい
なかった。
[発明が解決しようとする問題点コ
上記従来技術において、複数の熱交換器部々の熱交換通
過後の温度を均一化するような伝熱管の配列について配
慮されておらず、第6図の場合、複数の空気吹出口(A
、B、C,Dの4面)での各吹出空気温度が、第8図に
示すにように大きく異なるため、複数面の空気吹出口を
設けて快適性を向上するという空気調和の本来の目的が
十分に達成されていなかった。
過後の温度を均一化するような伝熱管の配列について配
慮されておらず、第6図の場合、複数の空気吹出口(A
、B、C,Dの4面)での各吹出空気温度が、第8図に
示すにように大きく異なるため、複数面の空気吹出口を
設けて快適性を向上するという空気調和の本来の目的が
十分に達成されていなかった。
また、吹出空気温度を均一化したいために、第9図のよ
うに、冷媒通路の配列を並列的にした例もある。
うに、冷媒通路の配列を並列的にした例もある。
すなわち、第9図に示すように、ガスヘッダー8から分
配管13a、13bを介して並列に熱交換器6a、6b
にガス冷媒が流入し、熱交換器6a、6bから合流管1
4a、14bを介して1(シヘッダ−9へ液冷媒が流出
するようになっている。
配管13a、13bを介して並列に熱交換器6a、6b
にガス冷媒が流入し、熱交換器6a、6bから合流管1
4a、14bを介して1(シヘッダ−9へ液冷媒が流出
するようになっている。
この場合は、複数の熱交換器6a、Gbに同一量の冷媒
を分流、集合する必要があるため、部品点数の増加によ
りコストが増大し、かつ、小さい空間において配管のロ
ー付け、まとめ作業を行うことが非常に困難であると共
に、熱交換器への分流特性として、個々の熱交換器の熱
負荷は多少なり異なるため、同一冷媒量を分流すること
は困難であり、複数の空気吹出口からの空気吹出空気温
度は、第6図の直列方式より改良されるが十分ではなか
った。
を分流、集合する必要があるため、部品点数の増加によ
りコストが増大し、かつ、小さい空間において配管のロ
ー付け、まとめ作業を行うことが非常に困難であると共
に、熱交換器への分流特性として、個々の熱交換器の熱
負荷は多少なり異なるため、同一冷媒量を分流すること
は困難であり、複数の空気吹出口からの空気吹出空気温
度は、第6図の直列方式より改良されるが十分ではなか
った。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになさ
れたもので、複数の空気吹出口の吹出空気温度を均一化
して空調の快適性を向上しうる空気調和機の熱交換装置
の提供を、その目的とするものである。
れたもので、複数の空気吹出口の吹出空気温度を均一化
して空調の快適性を向上しうる空気調和機の熱交換装置
の提供を、その目的とするものである。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明に係る空気調和機の
熱交換装置の構成は、送風装置を囲む空気吹出側に、単
数あるいは複数の冷媒通路によって形成されるクロスフ
ィンチューブ式熱交換器を複数に分割して配設し、空気
の吸込口と複数の面を有する空気吹出口とを仕切るよう
にした空気調和機の熱交換装置において、前記複数の熱
交換器の少なくとも一つの熱交換器に、冷凍サイクルの
冷媒配管に接続すべき上記冷媒通路の流入側、流出側接
続部を有し、当該熱交換器と他の熱交換器とを通して冷
媒通路が直列に配列されるように、前記複数の熱交換器
間に、冷媒の往路、復路となるべき連絡管を接続するよ
うにしたものである。
熱交換装置の構成は、送風装置を囲む空気吹出側に、単
数あるいは複数の冷媒通路によって形成されるクロスフ
ィンチューブ式熱交換器を複数に分割して配設し、空気
の吸込口と複数の面を有する空気吹出口とを仕切るよう
にした空気調和機の熱交換装置において、前記複数の熱
交換器の少なくとも一つの熱交換器に、冷凍サイクルの
冷媒配管に接続すべき上記冷媒通路の流入側、流出側接
続部を有し、当該熱交換器と他の熱交換器とを通して冷
媒通路が直列に配列されるように、前記複数の熱交換器
間に、冷媒の往路、復路となるべき連絡管を接続するよ
うにしたものである。
[作用コ
上記技術手段による働きを1本発明を開発した考え方に
従って説明する。
従って説明する。
冷凍サイクルを構成する利用側熱交換器における伝熱管
の単位長さ当りの熱交換量は、熱交換器が凝縮器として
作用する場合、気液二相冷媒域と過熱ガス冷媒域とほぼ
同等であるのに対し、過冷却液冷媒域はその50%程度
である。
の単位長さ当りの熱交換量は、熱交換器が凝縮器として
作用する場合、気液二相冷媒域と過熱ガス冷媒域とほぼ
同等であるのに対し、過冷却液冷媒域はその50%程度
である。
また、通常の冷凍サイクル設計では、凝縮器内部の複数
の冷媒通路(伝熱管)それぞれにおいて。
の冷媒通路(伝熱管)それぞれにおいて。
前記各冷媒域が一つの冷媒通路長さに対する割合は。
過熱ガス冷媒域=11〜15%
気液二相冷媒域=75〜85%
過冷却液冷媒域: 4〜14%
である。
このため、過熱ガス冷媒域と気液二相冷媒域とを加えた
熱交換量Q。、と過冷却液冷媒域での熱交換量QLとを
比較すると、 Q、、: QL弁95〜98:5〜2 程度となる。この熱交換量の小さい過冷却液冷媒域を複
数の熱交換器に均等に分配しない限り、均等な吹出空気
温度は得られない。
熱交換量Q。、と過冷却液冷媒域での熱交換量QLとを
比較すると、 Q、、: QL弁95〜98:5〜2 程度となる。この熱交換量の小さい過冷却液冷媒域を複
数の熱交換器に均等に分配しない限り、均等な吹出空気
温度は得られない。
一方、熱交換器が蒸発器として作用する場合、熱交換器
内部の冷媒通路には気液二相冷媒域と過熱ガス冷媒域が
存在し、この際の一つの冷媒通路に占める各冷媒状態で
の割合は、 気液二相冷媒域=99〜85% 過熱ガス冷媒、チ曵: 1〜15% である。
内部の冷媒通路には気液二相冷媒域と過熱ガス冷媒域が
存在し、この際の一つの冷媒通路に占める各冷媒状態で
の割合は、 気液二相冷媒域=99〜85% 過熱ガス冷媒、チ曵: 1〜15% である。
また、過熱ガス冷媒域の単位長さ当りの熱交換量は、気
液二相冷媒域の20〜30%程度である。
液二相冷媒域の20〜30%程度である。
このため、一つの冷媒通路において過熱ガス冷媒域の熱
交換量Q。と気液二相冷媒域の熱交換量Q5が一つの冷
媒通路の全熱交換量に占める割合は。
交換量Q。と気液二相冷媒域の熱交換量Q5が一つの冷
媒通路の全熱交換量に占める割合は。
Q5:Qo=100〜95:0〜5
程度となる。このため、凝縮器での過冷却冷媒域の均等
分配同様、過熱ガス冷媒域を複数の熱交換器に均当に分
配する必要がある。
分配同様、過熱ガス冷媒域を複数の熱交換器に均当に分
配する必要がある。
このような考え方に従って、上記技術手段によれば、複
数の熱交換器の冷媒通路となる伝熱管を直列に接続し、
かつ、蒸発器では過熱ガス冷媒域、凝縮器では過冷却液
冷媒域を複数の熱交換器に分配することによって、複数
の空気吹出口の吹出室′A、温度をほぼ均一化すること
が可能となる。
数の熱交換器の冷媒通路となる伝熱管を直列に接続し、
かつ、蒸発器では過熱ガス冷媒域、凝縮器では過冷却液
冷媒域を複数の熱交換器に分配することによって、複数
の空気吹出口の吹出室′A、温度をほぼ均一化すること
が可能となる。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第4図を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は1本発明の一実施例に係る天井埋込みカセット
形空気調和機の吹出しユニットの平面図、第2図は、第
1図のP、S矢視図、第3図は、第1図のQ、R矢視図
、第4図は、第1図に示す各空気吹出面の温度分布図で
ある。
形空気調和機の吹出しユニットの平面図、第2図は、第
1図のP、S矢視図、第3図は、第1図のQ、R矢視図
、第4図は、第1図に示す各空気吹出面の温度分布図で
ある。
各図において、先に説明した従来技術と同等部分は同一
符号をもって示し、その説明を省略する。
符号をもって示し、その説明を省略する。
また、第1図は、先に説明した第5図のT矢視平面図に
相当するので、吹出しユニットの構成については、その
説明を省略する。
相当するので、吹出しユニットの構成については、その
説明を省略する。
第1図ないし第3図は、熱交換器が凝縮器として作用す
る場合を示している。
る場合を示している。
6−1.6−2は、複数(2組)の熱交換器で、クロス
フィンチューブ式熱交換器であり、従来技術同様、ファ
ン3を囲むように配設されている。
フィンチューブ式熱交換器であり、従来技術同様、ファ
ン3を囲むように配設されている。
7a、7bは、熱交換器6−4.6−2を通して冷媒通
路すなわち伝熱管11が直列に配列されるように、これ
ら熱交換器6−1.6−2間に設けられた連絡管で、こ
れら連絡管7a、7bは、冷媒の往路、復路となるもの
である。
路すなわち伝熱管11が直列に配列されるように、これ
ら熱交換器6−1.6−2間に設けられた連絡管で、こ
れら連絡管7a、7bは、冷媒の往路、復路となるもの
である。
冷媒通路は、冷凍サイクルの冷媒配管に接続するガスヘ
ッダー8から、第2図に示す冷媒通路11−1.11−
2.11−3.11−4.’ 11−5のように複数に
枝分れして、クロスフィンチューブ式熱交換器の伝熱管
11となっている。伝熱管11の接続および連絡の状態
は、第2,3図に詳細に示してあり、特に第2図には、
冷媒通路11−1に係る伝熱管11の冷媒の流れを矢印
を付して示した。
ッダー8から、第2図に示す冷媒通路11−1.11−
2.11−3.11−4.’ 11−5のように複数に
枝分れして、クロスフィンチューブ式熱交換器の伝熱管
11となっている。伝熱管11の接続および連絡の状態
は、第2,3図に詳細に示してあり、特に第2図には、
冷媒通路11−1に係る伝熱管11の冷媒の流れを矢印
を付して示した。
熱交換器が凝縮器として作用する場合、ガスヘッダー8
のガス冷媒は、熱交換器6−1の伝熱管11内で過熱ガ
ス冷媒域から気液二相冷媒域の冷媒となり、この気液二
相冷媒域の状態で熱交換器6−1から6−2へ流通する
ように連絡管7aを通過する。熱交換器6−2へ流入し
た気液二相冷媒域の冷媒は過冷却液冷媒域の状態となっ
たのち、連絡管7bを通過して熱交換器6−1へ戻り、
この液冷媒は液ヘッダ−9から冷凍サイクルの冷pjk
配管へ流れる。
のガス冷媒は、熱交換器6−1の伝熱管11内で過熱ガ
ス冷媒域から気液二相冷媒域の冷媒となり、この気液二
相冷媒域の状態で熱交換器6−1から6−2へ流通する
ように連絡管7aを通過する。熱交換器6−2へ流入し
た気液二相冷媒域の冷媒は過冷却液冷媒域の状態となっ
たのち、連絡管7bを通過して熱交換器6−1へ戻り、
この液冷媒は液ヘッダ−9から冷凍サイクルの冷pjk
配管へ流れる。
これによって熱交換器6−1.6−2には、過冷却液冷
媒域がほぼ均等に分配され、空気吹出口の各面A、B、
C,Dから均等な吹出空気温度が得られることになる。
媒域がほぼ均等に分配され、空気吹出口の各面A、B、
C,Dから均等な吹出空気温度が得られることになる。
次に、詳細は図示していないが、熱交換器が蒸発器とし
て作用する際には、前述と同一の熱交換器で°比較する
場合、前述の凝縮器として作用する場合と冷媒流れ方向
が逆となるため、凝縮器として作用するときに、過冷却
液冷媒域が複数の熱交換器にほぼ均等に分配されたのと
同様、過熱ガス冷媒域が複数の熱交換器にほぼ均等に分
配されるように、冷媒の往路、復路となるべき連絡管を
介して、複数の熱交換器の冷媒通路(伝熱管)を直列に
配列されるようにすれば、複数の空気吹出口の吹出空気
温度を均一化することが可能となる。
て作用する際には、前述と同一の熱交換器で°比較する
場合、前述の凝縮器として作用する場合と冷媒流れ方向
が逆となるため、凝縮器として作用するときに、過冷却
液冷媒域が複数の熱交換器にほぼ均等に分配されたのと
同様、過熱ガス冷媒域が複数の熱交換器にほぼ均等に分
配されるように、冷媒の往路、復路となるべき連絡管を
介して、複数の熱交換器の冷媒通路(伝熱管)を直列に
配列されるようにすれば、複数の空気吹出口の吹出空気
温度を均一化することが可能となる。
本実施例によれば、 ′M1.数の熱交換器6−1.6
−2を有し、かつ、複数の空気吸出口を有する場合でも
第4図に示すように、A、B、C,Dの各吹出面におけ
る吹出空気温度をほぼ均一にできるので、例えば吹出空
気温度をほぼ均一にできるので、例えば吹出しユニット
を室内天井の中心部に据付けても、室内は吹出しユニッ
トを中心に均当な温度分布、温度勾配を有し、かつ、吹
出空気温度が均一化されるため空調の快適性が向上する
効果がある。
−2を有し、かつ、複数の空気吸出口を有する場合でも
第4図に示すように、A、B、C,Dの各吹出面におけ
る吹出空気温度をほぼ均一にできるので、例えば吹出空
気温度をほぼ均一にできるので、例えば吹出しユニット
を室内天井の中心部に据付けても、室内は吹出しユニッ
トを中心に均当な温度分布、温度勾配を有し、かつ、吹
出空気温度が均一化されるため空調の快適性が向上する
効果がある。
なお、前述の実施例では、冷媒通路は11−1〜11−
5の5パスに枝分れしている例を説明したが、冷媒の通
路数は一つの冷媒通路当りの圧力降下により選択するも
のであるため、5パス以外の単数、l数いずれの場合に
も、同様に冷媒通路ごとに連絡管を設けて冷媒通路が複
数の熱交換器を通して直列に配列されるようにすればよ
い。
5の5パスに枝分れしている例を説明したが、冷媒の通
路数は一つの冷媒通路当りの圧力降下により選択するも
のであるため、5パス以外の単数、l数いずれの場合に
も、同様に冷媒通路ごとに連絡管を設けて冷媒通路が複
数の熱交換器を通して直列に配列されるようにすればよ
い。
また、前述の実施例ならびに従来技術の説明では、天井
埋込みカセット形空気調和機の吹出しユニットを対象に
して説明したが1本発明は言うまでもなく、これに限定
されるものではない。
埋込みカセット形空気調和機の吹出しユニットを対象に
して説明したが1本発明は言うまでもなく、これに限定
されるものではない。
[発明の効果コ
以上述べたように、本発明によれば、複数の空気吹出口
の吹出空気温度を均一化して空調の快適性を向上しうる
空気調和機の熱交換装置を提供することができる。
の吹出空気温度を均一化して空調の快適性を向上しうる
空気調和機の熱交換装置を提供することができる。
第1図は、本発明の一実施例に係る天井埋込みカセット
形空気調和機の吹出しユニットの平面図、第2図は、第
1図のP、S矢視図、第3図は、第1図のQ、R矢視図
、第4図は、第1図に示す各空気吹出面の温度分布図、
第5図は、一般的な従来の天井埋込みカセット形空気調
和機の吹出しユニットの略示縦断面図、第6図および第
9図は、第5図のT矢視平面図、第7図は、第6図のP
。 S矢視図、第8図は、第6図に示す各空気吹出面の温度
分布図である。 3・・・ファン、6−1.6−2・・・熱交換器、7a
。 7b・・・連絡管、8・・ガスへラダー、9・・液へラ
ダー、11・・・伝熱管、11−1.11−2.11−
3、 l 1−4.11−5・・・冷媒通路、12・・
・ベントパイプ。
形空気調和機の吹出しユニットの平面図、第2図は、第
1図のP、S矢視図、第3図は、第1図のQ、R矢視図
、第4図は、第1図に示す各空気吹出面の温度分布図、
第5図は、一般的な従来の天井埋込みカセット形空気調
和機の吹出しユニットの略示縦断面図、第6図および第
9図は、第5図のT矢視平面図、第7図は、第6図のP
。 S矢視図、第8図は、第6図に示す各空気吹出面の温度
分布図である。 3・・・ファン、6−1.6−2・・・熱交換器、7a
。 7b・・・連絡管、8・・ガスへラダー、9・・液へラ
ダー、11・・・伝熱管、11−1.11−2.11−
3、 l 1−4.11−5・・・冷媒通路、12・・
・ベントパイプ。
Claims (1)
- 1、送風装置を囲む空気吹出側に、単数あるいは複数の
冷媒通路によって形成されるクロスフィンチューブ式熱
交換器を複数に分割して配設し、空気の吸込口と複数の
面を有する空気吹出口とを仕切るようにした空気調和機
の熱交換装置において、前記複数の熱交換器の少なくと
も一つの熱交換器に、冷凍サイクルの冷媒配管に接続す
べき上記冷媒通路の流入側、流出側接続部を有し、当該
熱交換器と他の熱交換器とを通して冷媒通路が直列に配
列されるように、前記複数の熱交換器間に、冷媒の往路
、復路となるべき連絡管を接続するようにしたことを特
徴とする空気調和機の熱交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62061195A JPS63231123A (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 空気調和機の熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62061195A JPS63231123A (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 空気調和機の熱交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63231123A true JPS63231123A (ja) | 1988-09-27 |
JPH0443167B2 JPH0443167B2 (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=13164146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62061195A Granted JPS63231123A (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 空気調和機の熱交換装置 |
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JP (1) | JPS63231123A (ja) |
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- 1987-03-18 JP JP62061195A patent/JPS63231123A/ja active Granted
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