JP5772787B2 - 空気熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、冷媒と空気との熱交換をする空気熱交換器に関する。
エネルギー消費を削減するとともに空気熱交換器の性能を向上させ、さらには冷媒が温室効果ガスである場合にはその冷媒の使用量を削減する目的で、空気熱交換器の伝熱管径が細く設計されることがある。このように伝熱管径を細くする場合に冷媒圧力損失を抑制するために冷媒密度の小さいガス側のパス数を多くすると、管内流速の低下により熱伝達率が低下し、また冷媒偏流も生じやすく、空気熱交換器を効率よく使うことが難しくなる。
そこで、空気熱交換器を効率よく使うため、特許文献1(特開2001−174047号公報)や特許文献2(特開2010−216718号公報)に記載されているように、圧力損失の小さい液側の伝熱管が細径化され、圧力損失の大きいガス側に液側よりも太い径の伝熱管が用いられる。
しかし、従来のように液側の伝熱管とガス側の伝熱管について互いに異なる伝熱管径でかつ互いに異なるパス数とするためには、ガス側の径の太い伝熱管と液側の径の細い伝熱管を接続する配管が必要になる。例えば、特許文献1に記載されているように、この合流と分流のための配管部分に絞り装置を設けて再熱除湿を行なうものがある。異なるパス数を接続するために冷媒の合流と分流を行うこのような配管は高価で、空気熱交換器が高価なものとなっている。
本発明の課題は、冷媒の使用量が削減できるとともに熱交換能力が高くかつ安価な空気熱交換器を提供することである。
本発明の第1観点に係る空気熱交換器は、冷媒と空気との熱交換をするために、蒸発器として用いる場合に冷媒が流入し、凝縮器として用いる場合に冷媒が流出する液管と、蒸発器として用いる場合に冷媒が流出し、凝縮器として用いる場合に冷媒が流入するガス管との間に配置される空気熱交換器であって、液管の側に配置される2N本の第1冷媒流路からなる第1伝熱管群と、ガス管の側に配置されるN本の第2冷媒流路からなる第2伝熱管群と、液管から流入した冷媒を第1伝熱管群の2Nの第1冷媒流路に分配するために、2Nに分岐される少なくとも一つの第1分流部と、第1伝熱管群の2N本の第1冷媒流路と、第2伝熱管群のN本の第2冷媒流路を接続する、N個の第1合流部と、第2伝熱管群のN本の第2冷媒流路を合流させてガス管に接続する、少なくとも一つの第2合流部とを備え、第1伝熱管群を流れる第1冷媒流路の数は、第2伝熱管群を流れる第2冷媒流路の数の2倍であり、2つの第1伝熱管群の第1冷媒流路がともに1つの第2伝熱管群の第2冷媒流路に連結され、第2冷媒流路の伝熱管径を第1冷媒流路の伝熱管径で除した値が1.35より大きくかつ2.25より小さい値であるものである。
これにより、第2冷媒流路の伝熱管径を第1冷媒流路の伝熱管径で除した値が1.35より大きくかつ2.25より小さい値であれば、冷房と暖房の平均の熱交換能力を高く保つことができ、しかも2つの第1冷媒流路と1つの第2冷媒流路との接続が容易であることからコストの削減が図れる。
また、第1合流部によって、安価に2つの第1冷媒流路を1つの第2冷媒流路に接続することができる。
本発明の第2観点に係る空気熱交換器は、第1観点に係る空気熱交換器において、第1伝熱管群と第2伝熱管群は、第2冷媒流路の伝熱管径を第1冷媒流路の伝熱管径で除した値が1.5より大きくかつ2.0より小さい値であるものである。
これにより、空気熱交換器の冷房と暖房の平均の熱交換能力を高く保つ効果が顕著になる。
本発明の第3観点に係る空気熱交換器は、第1観点又は第2観点に係る空気熱交換器において、第1伝熱管群及び第2伝熱管群は、熱交換のための冷媒としてR32又はR32の混合冷媒が複数の第1冷媒流路及び複数の第2冷媒流路に流されるものである。
これにより、R32又はR32の混合冷媒を冷媒として用いるので、地球温暖化への影響が少なくなる。
本発明の第観点に係る空気熱交換器は、第1観点から第観点のいずれかに係る空気熱交換器において、逆V字状に組み合わされている複数の第1フィンと複数の第2フィンとをさらに備え、複数の第1フィンは、第1伝熱管群に取り付けられ、複数の第2フィンは、第2伝熱管群に取り付けられているものである。
これにより、複数の第1フィンと複数の第2フィンとが逆V字状であるため少ないスペースで空気熱交換器を配置することができる。また、液冷媒が比較的多く流れる第1伝熱管群とガス冷媒が比較的多く流れる第2伝熱管群との熱交換を行なう第1フィンと第2フィンの設置箇所を区別することができるので熱交換のための設定が容易になる。
本発明の第1観点に係る空気熱交換器では、第1冷媒流路の伝熱管径を細くして冷媒の使用量が削減できるとともに、熱交換能力の高いものが安価で提供できる。また、2つの第1冷媒流路と1つの第2冷媒流路の低コストでの接続を実現できる。
本発明の第2観点に係る空気熱交換器では、熱交換能力の高いものを安価で提供できる効果が顕著になる。
本発明の第3観点に係る空気熱交換器では、地球温暖化への影響の少ない冷媒で比較的高い効率を得ることができる。
本発明の第観点に係る空気熱交換器では、冷媒の使用量が少なく、熱交換能力の高く、かつ安価な空気熱交換器のコンパクト化が容易になる。
一実施形態に係る空気熱交換器が適用される空気調和機の回路図。 室内機の断面図。 空気熱交換器の構成を説明するための模式図。 空気熱交換器の具体的な構成の一例を説明するための模式図。 空気熱交換器の具体的な構成の他の例を説明するための模式図。 第1冷媒流路の伝熱管径と第2冷媒流路伝熱管径との比と熱交換能力の関係を示すグラフ。
(1)空気調和機の冷媒回路
図1に示されているように、本発明の一実施形態に係る空気熱交換器20は、空気調和機10に適用することができる。空気調和機10は、室内の壁面などに取り付けられる室内機11と、室外に設置される室外機13とを備えている。これら室内機11と室外機13との間は、冷媒配管12,14、伝送線(図示せず)及び通信線(図示せず)などを集合した集合連絡配管(図示せず)によって接続されている。
空気熱交換器20は、送風ファン18などとともに室内機11に設けられている。一方、室外機13には、圧縮機131、四路切換弁132、アキュームレータ133、室外熱交換器134、電動膨張弁135、フィルタ136、液閉鎖弁137、ガス閉鎖弁138及び送風ファン139などが設けられている。
冷媒配管12,14によって、室内機11の空気熱交換器20の液側出入口19aが室外機13の液閉鎖弁137に接続され、空気熱交換器20のガス側出入口19bが室外機13のガス閉鎖弁138に接続されている。液閉鎖弁137からフィルタ136及び電動膨張弁135を介して室外熱交換器134の液側出入口134aまで室外機13の内部の冷媒配管によって接続されている。この室外熱交換器134のガス側出入口134bが四路切換弁132の第2ポートに接続されている。そして、四路切換弁132の第4ポートがガス閉鎖弁138に接続されている。
また、四路切換弁132の第1ポートには、圧縮機131の吐出口が接続されており、第3ポートには、アキュームレータ133を介して圧縮機131の吸入口が接続されている。この四路切換弁132は、空気調和機10において暖房を行なう場合には、第1ポートから第2ポートに冷媒が流れるとともに第4ポートから第3ポートに冷媒が流ながれる、実線で示されている接続に切り換えられる。一方、冷房を行う場合には、第1ポートから第4ポートに冷媒が流れるとともに第2ポートから第3ポートに冷媒が流れる、点線で示されている接続に四路切換弁132が切り換えられる。
上述のように、室内機11と室外機13とが冷媒配管12,14によって接続されることにより冷媒回路が構成される。この冷媒回路において、暖房時には、圧縮機131から四路切換弁132の第1ポート及び第2ポート、室外熱交換器134、電動膨張弁135、フィルタ136、液閉鎖弁137、空気熱交換器20、ガス閉鎖弁138、四路切換弁132の第4ポート及び第3ポート、並びにアキュームレータ133を順に経て再び圧縮機131に冷媒が戻る。また、冷房時の冷媒回路においては、圧縮機131から四路切換弁132の第1ポート及び第4ポート、ガス閉鎖弁138、空気熱交換器20、液閉鎖弁137、フィルタ136、電動膨張弁135、室外熱交換器134、四路切換弁132の第2ポート及び第3ポート、並びにアキュームレータ133を順に経て再び圧縮機131に冷媒が戻る。
この冷媒回路で用いられる冷媒は、R32の単一冷媒又はR32の混合冷媒である。ここでR32の混合冷媒とは、R410AなどのR32を50重量%以上含む冷媒である。
(2)室内機の構成の概要
図2に示されているように、室内機11は、主に、送風ファン18と、空気熱交換器20と、ケーシング50と、エアフィルタ61と、風向調節羽根62,63,64とを備えている。
空気熱交換器20は、空気熱交換器20の長手方向に互いに平行に並んだ板状の多数の第1フィン21と、長手方向に互いに平行に並んだ板状の多数の第2フィン22とを有している。側面視において、前面側の第1フィン21と後面側の第2フィン22とは、互いに逆V字状に組み合わされている。第1フィン21と第2フィン22には、第1伝熱管群31と第2伝熱管群32が第1フィン21と第2フィン22に対してそれぞれ垂直に延びるように取り付けられている。これら第1伝熱管群31と第2伝熱管群32が延びる方向が室内機11の長手方向である。
前面側の第1フィン21と後面側の第2フィン22に挟まれる領域に送風ファン18が配置されている。送風ファン18は、クロスフローファンであり、空気熱交換器20の第1伝熱管群31と第2伝熱管群32が延びる方向に長く延びている。この送風ファン18の長さは、ほぼ空気熱交換器20の長さと同じである。
ケーシング50は、上述の送風ファン18と空気熱交換器20との周囲を囲っている。室内機11の天面にある開口部は、室内空気を吸込むための吸込口51である。また、室内機11の底面には、吸込んだ室内空気を吹出すための吹出口52が設けられている。吹出口52には、気流の水平方向と垂直方向の向きを調節するための風向調節羽根62,63,64が設けられている。
ケーシング50の吸込口51から吸込まれる室内空気は、エアフィルタ61で塵埃が除去され、空気熱交換器20の第1フィン21と第2フィン22及び第1伝熱管群31と第2伝熱管群32の間を下方に通り抜ける。このとき、第1フィン21と第2フィン22及び第1伝熱管群31と第2伝熱管群32により、ケーシング50の吸込口51から吸込まれる室内空気が熱交換される。送風ファン18は、ケーシング50の吸込口51から空気熱交換器20を通り抜けて下方に向かうように室内空気を送風する。そして、送風ファン18によって送風される空気は、吹出口52から吹出される。吹出口52から吹出される空気は、空気熱交換器20によって温度や湿度が調整されている調和空気であり、風向調節羽根62,63,64によって吹き出される方向が調節される。
(3)空気熱交換器の構成
(3−1)空気熱交換器の一般的な構成
図3には、空気熱交換器20と、空気熱交換器20に接続されている冷媒配管12,14の一般的な構成が模式的に示されている。図3に示されている矢印は、冷房時における冷媒の流れを表している。冷媒配管12は、主に液冷媒が流れる液管であり、冷媒配管14は、主にガス冷媒が流れるガス管である。空気熱交換器20は、第1分流器41(第1分流部の一例)と、Nの第1冷媒流路からなる第1伝熱管群31と、液側熱交換部25と、N個の第2分流器と、Nの第2冷媒流路からなる第2伝熱管群32と、ガス側熱交換部26と、第3分流器43(第3分流部の一例)とを備えている。
第1分流器41の一方の1つの出入口には、冷媒配管12に流れる、主に液冷媒からなる冷媒が流れ、第1分流器41の他方の2N個の各出入口には、第1伝熱管群31の2Nの第1冷媒流路がそれぞれ接続される。1個の第2分流器42の一方の2つの出入口には、2つの第1冷媒流路が接続され、第2分流器42の他方の1つの出入口には、1つの第2冷媒流路が接続される。第3分流器43の一方のN個の出入口には、第2伝熱管群32のNの第2冷媒流路がそれぞれ接続され、第3分流器43の他方の1つの出入口には、冷媒配管14に流れる、主にガス冷媒からなる冷媒が流れる。
液側熱交換部25は、主に第1伝熱管群31と多数の第1フィン21(図2参照)で構成され、主に液冷媒を多く含む冷媒と空気との間で熱交換が行なわれる部分である。また、ガス側熱交換部26は、主に第2伝熱管群32と多数の第2フィン22(図2参照)で構成され、主にガス冷媒を多く含む冷媒と空気との間で熱交換が行なわれる部分である。
(3−2)空気熱交換器の具体的な構成
(3−2−1)6つの第1冷媒流路と3つの第2冷媒流路の組合せ
図4には、6つの第1冷媒流路31a,31b,31c,31d,31e,31fと3つの第2冷媒流路32a,32b,32cで構成されている空気熱交換器20Aが示されている。つまり、第1伝熱管群31Aが6つの第1冷媒流路31a〜31fからなり、第2伝熱管群32Aが3つの第2冷媒流路32a〜32cからなる。なお、図4において、破線の部分は冷媒の流れをUターンするためのU字管を示すものである。
以下においては、冷房時の冷媒の流れに沿って空気熱交換器20Aの構成を説明する。冷媒配管12から供給される液冷媒LRは、液側出入口19aの配管19cを通って第1分流器41aの一方の出入口に供給される。第1分流器41aでは、他方の6つの出入口に接続されている6つの第1冷媒流路31a〜31fに冷媒が分流される。
第1冷媒流路31a〜31fの伝熱管径は互いに同じである。また、第1フィン21Aは、上部後側の第1フィン21aと、上部前側の第1フィン21bと、下部後側の第1フィン21cと、下部前側の第1フィン21dとを含んでいる。
第1冷媒流路31aは、下部前側の第1フィン21dから下部後側の第1フィン21cを経由して第2分流器42aの一方の第1出入口に接続され、第1冷媒流路31bは、上部前側の第1フィン21bから上部後側の第1フィン21aを経由して第2分流器42aの一方の第2出入口に接続されている。第1冷媒流路31cは、下部前側の第1フィン21dから下部後側の第1フィン21cを経由して第2分流器42bの一方の第1出入口に接続され、第1冷媒流路31dは、上部前側の第1フィン21bから上部後側の第1フィン21aを経由して第2分流器42bの一方の第2出入口に接続されている。第1冷媒流路31eは、下部前側の第1フィン21dから上部前側の第1フィン21bを経て上部後側の第1フィン21aを経由して第2分流器42cの一方の第1出入口に接続され、第1冷媒流路31fは、上部前側の第1フィン21bから上部後側の第1フィン21aを経て下部後側の第1フィン21cを経由して第2分流器42cの一方の第2出入口に接続されている。
第2冷媒流路32a〜32cの伝熱管径は互いに同じである。また、第2フィン22Aは、前側の第2フィン22aと後側の第2フィン22bを含んでいる。
第1冷媒流路31a,31bを通って第2分流器42aで合流する冷媒は、第2分流器42aの他方の1つの出入口に接続されている第2冷媒流路32aに流れる。第1冷媒流路31c,31dを通って第2分流器42bで合流する冷媒は、第2分流器42bの他方の1つの出入口に接続されている第2冷媒流路32bに流れる。第1冷媒流路31e,31fを通って第2分流器42cで合流する冷媒は、第2分流器42cの他方の1つの出入口に接続されている第2冷媒流路32cに流れる。
第2冷媒流路32a,32b,32cは、それぞれ異なるルートで後側の第2フィン22bから前側の第2フィン22aを経由して、第3分流器43aの一方の3つの出入口にそれぞれ接続されている。
3つの第2冷媒流路32a,32b,32cを通って第3分流器43aで合流したガス冷媒GRは、第3分流器43aの他方の出入口から冷媒配管14に供給される。
上部の第1フィン21a,21bと下部の第1フィン21c,21dとが側面視において折れ曲がるように配置されているが、第1フィン21a,21b,21c,21dと第2フィン22a,22bとは、側面視において、逆V字状に組み合わされている。これら第1フィン21a〜21dと第1冷媒流路31a〜31fとが組み合わされているところが液側熱交換部25であり、第2フィン22a,22bと第2冷媒流路32a〜32cとが組み合わされているところがガス側熱交換部26である。送風ファン18で送風される室内空気は、液側熱交換部25とガス側熱交換部26に分かれて通過し、分かれた空気のそれぞれが液側熱交換部25とガス側熱交換部26で並行して熱交換される。
なお、図4に示されている空気熱交換器20Aでは、第1分流器41aに接続されている液側出入口19aの配管19cが下部補助フィン23b及び上部補助フィン23aを通ることによって熱交換が補助されている。
(3−2−2)4つの第1冷媒流路と2つの第2冷媒流路の組合せ
図5には、4つの第1冷媒流路31g,31h,31i,31jと2つの第2冷媒流路32d,32eで構成されている空気熱交換器20Bが示されている。つまり、第1伝熱管群31Bが4つの第1冷媒流路31g〜31jからなり、第2伝熱管群32Bが2つの第2冷媒流路32d,32eからなる。なお、図5において、破線の部分は冷媒の流れをUターンするためのU字管を示すものである。
以下においては、冷房時の冷媒の流れに沿って空気熱交換器20Bの構成を説明する。冷媒配管12から供給される液冷媒LRは、液側出入口19aの配管19cを通って分流器41b1の一方の出入口に供給される。この空気熱交換器20Bの第1分流器41bは、3つの分流器41b1,41b2,41b3で構成されている。分流器41b1の他方の2つの出入口は、分流器41b2,41b3の一方の出入口に接続されており、この分流器41b1で2つに分流された冷媒が分流器41b2,41b3に流れる。そして、分流器41b2,41b3でそれぞれ2つに分流され、分流器41b2の他方の2つの出入口に接続されている2つの第1冷媒流路31g,31iと分流器41b3の他方の2つの出入口に接続されている2つの第1冷媒流路31h,31jに流れる。最終的に、第1分流器41bで4つに分流された冷媒は、4つの第1冷媒流路31g〜31jに流れる。
第1冷媒流路31g〜31jの伝熱管径は互いに同じである。また、第1フィン21Bは、上部後側の第1フィン21aと、下部後側の第1フィン21cとを含んでいる。第1フィン21Bは、上部前側の第1フィン21bと下部前側の第1フィン21dを含まない点で図4の第1フィン21Aとは異なっている。
第1冷媒流路31gは、下部の第1フィン21cから上部の第1フィン21aを経由して第2分流器42dの一方の第1出入口に接続され、第1冷媒流路31hは、上部の第1フィン21aを経由して第2分流器42dの一方の第2出入口に接続されている。第1冷媒流路31iは、上部の第1フィン21aから下部の第1フィン21cを経由して第2分流器42eの一方の第1出入口に接続され、第1冷媒流路31jも、上部の第1フィン21aから下部の第1フィン21cを経由して第2分流器42eの一方の第2出入口に接続されている。
第2冷媒流路32d,32eの伝熱管径は互いに同じである。また、第2フィン22Bは、第2フィン22aを含んでいる。第2フィン22Bは、第2フィン22bを含まない点で図4の第2フィン22Aとは異なっている。
第1冷媒流路31g,31hを通って第2分流器42dで合流する冷媒は、第2分流器42dの他方の1つの出入口に接続されている第2冷媒流路32dに流れる。第1冷媒流路31i,31jを通って第2分流器42eで合流する冷媒は、第2分流器42eの他方の1つの出入口に接続されている第2冷媒流路32eに流れる。
第2冷媒流路32d,32eは、それぞれ異なるルートで第2フィン22aを経由して、第3分流器43bの一方の2つの出入口にそれぞれ接続されている。
2つの第2冷媒流路32d,32eを通って第3分流器43bで合流したガス冷媒GRは、第3分流器43bの他方の出入口から冷媒配管14に供給される。
上部の第1フィン21aと下部の第1フィン21cとが側面視において折れ曲がるように配置されているが、第1フィン21a,21cと第2フィン22aとは、側面視において、逆V字状に組み合わされている。これら第1フィン21a,21cと第1冷媒流路31g〜31jとが組み合わされているところが液側熱交換部25であり、第2フィン22aと第2冷媒流路32d,32eとが組み合わされているところがガス側熱交換部26である。送風ファン18で送風される室内空気は、液側熱交換部25とガス側熱交換部26に分かれて通過し、分かれた空気のそれぞれが液側熱交換部25とガス側熱交換部26で並行して熱交換される。
なお、図5に示されている空気熱交換器20Aでは、第1分流器41aに接続されている液側出入口19aの配管19cが下部補助フィン23b及び上部補助フィン23aを通ることによって熱交換が補助されている。
(4)第1冷媒流路と第2冷媒流路の伝熱管径
図6は、横軸がガス側管径D2と液側管径D1との比(D2/D1)で、縦軸が熱交換能力であるグラフである。このグラフにおいて、○を通る曲線は、ガス側管径D2が6.35mmで液側管径D1が4mmのときの熱交換能力を基準(100%)として、空気熱交換器20が凝縮器として使われたときの熱交換能力と伝熱管径の比との関係を示している。また、△を通る曲線は、上述の基準で、空気熱交換器20が蒸発器として使われたときの熱交換能力と伝熱管径の比との関係を示している。さらに、■を通る曲線は、上述の基準で、空気熱交換器20が冷房時の熱交換能力と暖房時の熱交換能力の平均と伝熱管径の比との関係を示している。
空気熱交換器20が室内機11で用いられたときに、空気熱交換器20が凝縮器として働くのは暖房時である。また、空気熱交換器20が室内機11で用いられたときに、空気熱交換器20が蒸発器として働くのは冷房時である。また、空気熱交換器20において、液側管径D1は第1冷媒流路31a〜31jの伝熱管径に相当し、ガス側管径D2は第2冷媒流路32a〜32eの伝熱管径に相当する。
冷房及び暖房の両方に用いられる空気熱交換器20は、冷房時においても暖房時においても同じように高い熱交換能力が求められる。そのため、ここでは、冷房時の熱交換能力と暖房時の熱交換能力の平均のピークの値から1%以内であれば冷房時及び暖房時のいずれにおいても高い熱交換能力が発揮できると考えて、伝熱管径の比(D2/D1)が1.35から2.25の範囲にある第1伝熱管群31,31A,31Bの第1冷媒流路31a〜31jと第2伝熱管群32,32A,32Bの第2冷媒流路32a〜32eを選択するものとしている。冷房時の熱交換能力と暖房時の熱交換能力の平均がピークになるのは、伝熱管径の比がD20/D10のときである。
さらに好ましいのは、第2伝熱管群32,32A,32Bの第2冷媒流路32a〜32eの伝熱管径D2を第1伝熱管群31,31A,31Bの第1冷媒流路31a〜31jの伝熱管径D1で除した値(D2/D1)が1.5よりも大きくかつ2.0よりも小さな値になるように設定されている空気熱交換器20である。例えば、第1冷媒流路31a〜31jの伝熱管径D1が4mmであり、第2冷媒流路32a〜32eの伝熱管径D2が6.35mmに設定されている空気熱交換器20は、この条件を満たす。
(5)特徴
(5−1)
上述のように、図3に示されている空気熱交換器20は、第1冷媒流路31a〜31jが細いので冷媒の使用量が削減されており、しかも第2伝熱管群32,32A,32Bの第2冷媒流路32a〜32eの伝熱管径D2を第1伝熱管群31,31A,31Bの第1冷媒流路31a〜31jの伝熱管径D1で除した値が、1.35より大きくかつ2.25より小さい値に設定されているから、冷房と暖房の平均の熱交換能力が高く保たれている。また、第1伝熱管群31,31A,31Bを流れる第1冷媒流路の数(2N)が第2伝熱管群32,32A,32Bを流れる第2冷媒流路の数(N)の2倍であるから、これらの接続が容易になり、コストが削減できる。
さらに、第2伝熱管群32,32A,32Bの第2冷媒流路32a〜32eの伝熱管径D2を第1伝熱管群31,31A,31Bの第1冷媒流路31a〜31jの伝熱管径D1で除した値が1.5より大きくかつ2.0より小さい値であることが好ましい。冷房と暖房の平均の熱交換能力を高く保つ効果が顕著になるからである。
(5−2)
空気熱交換器20は、熱交換のための冷媒としてR32又はR32の混合冷媒が第1冷媒流路31a〜31j及び第2冷媒流路32a〜32eに流されるものである。このように、R32又はR32の混合冷媒を冷媒として用いるので、地球温暖化への影響が少なく、かつ比較的高い熱交換効率を得ることができる。
(5−3)
第2分流器42(第2分流部の一例)は、第1冷媒流路31a〜31jのうちの2つと第2冷媒流路32a〜32eのうちの1つとを接続するものであるから安価である。このような第2分流器42を用いることで空気熱交換器20を安価に構成できる。
(5−4)
図4及び図5に示されているように、第1フィン21A,21Bと第2フィン22A,22Bは、逆V字状に組み合わされている。そのため、図2に示されているような室内機11において、少ないスペースで空気熱交換器20A,20Bが配置される。また、液冷媒が比較的多く流れる第1伝熱管群31とガス冷媒が比較的多く流れる第2伝熱管群32との熱交換を行なう第1フィン21A,21Bと第2フィン22A,22Bの設置箇所を区別することで熱交換のための設定が容易になる。その結果、冷媒の使用量が少なく、熱交換能力の高く、かつ安価な空気熱交換器のコンパクト化が容易になる。
(6)変形例
(6−1)変形例1A
上記実施形態では、第2冷媒流路32a〜32eの伝熱管径D2を第1冷媒流路31a〜31jの伝熱管径D1で除した値が、1.5より大きくかつ2.0より小さい値に設定される場合として、第1冷媒流路31a〜31jの伝熱管径D1が4mmで、第2冷媒流路32a〜32eの伝熱管径D2が6.35mmである場合を例に上げた。それ以外に、例えば、第1冷媒流路31a〜31jの伝熱管径D1が4mmで、第2冷媒流路32a〜32eの伝熱管径D2が7mmである場合もこの条件を満たす。
また、第2冷媒流路32a〜32eの伝熱管径D2を第1冷媒流路31a〜31jの伝熱管径D1で除した値が、1.35より大きくかつ2.25より小さい値に設定される場合としては、例えば、伝熱管径D1が5mmで、伝熱管径D2が7mmである場合がある。
(6−2)変形例1B
上記の図4及び図5に示されている具体例では、第1分流器41a,41bに接続されている配管19cが補助フィン23a,23bを通って熱交換が行われる構成について説明したが、第1分流器41a,41bに接続される配管19cで熱交換が行われないように構成することも可能である。
10 空気調和機
11 室内機
12,14 冷媒配管
20,20A,20B 空気熱交換器
21,21A,21B 第1フィン
22,22A,22B 第2フィン
31 第1伝熱管群
31a〜31j 第1冷媒流路
32 第2伝熱管群
32a〜32e 第2冷媒流路
41,41a,41b 第1分流器
42,42a〜42e 第2分流器
43,43a,43b 第3分流器
特開2001−174047号公報 特開2010−216718号公報

Claims (4)

  1. 冷媒と空気との熱交換をするために、蒸発器として用いる場合に冷媒が流入し、凝縮器として用いる場合に冷媒が流出する液管と、蒸発器として用いる場合に冷媒が流出し、凝縮器として用いる場合に冷媒が流入するガス管との間に配置される空気熱交換器(20,20A,20B)であって、
    前記液管の側に配置される2N本の第1冷媒流路(31a〜31j)からなる第1伝熱管群(31)と、
    前記ガス管の側に配置されるN本の第2冷媒流路(32a〜32e)からなる第2伝熱管群(32)と、
    前記液管から流入した冷媒を前記第1伝熱管群の2N本の前記第1冷媒流路に分配するために、2Nに分岐される少なくとも一つの第1分流部(41,41a,41b)と、
    前記第1伝熱管群の2N本の前記第1冷媒流路と、前記第2伝熱管群のN本の前記第2冷媒流路を接続する、N個の第1合流部(42,42a〜42e)と、
    前記第2伝熱管群のN本の前記第2冷媒流路を合流させて前記ガス管に接続する、少なくとも一つの第2合流部(43,43a,43b)と
    を備え、
    前記第1伝熱管群を流れる前記第1冷媒流路の数は、前記第2伝熱管群を流れる前記第2冷媒流路の数の2倍であり、2つの前記第1伝熱管群の前記第1冷媒流路がともに1つの前記第2伝熱管群の前記第2冷媒流路に連結され、前記第2冷媒流路の伝熱管径を前記第1冷媒流路の伝熱管径で除した値が1.35より大きくかつ2.25より小さい値である、空気熱交換器。
  2. 前記第1伝熱管群と前記第2伝熱管群は、前記第2冷媒流路の伝熱管径を前記第1冷媒流路の伝熱管径で除した値が1.5より大きくかつ2.0より小さい値である、
    請求項1に記載の空気熱交換器。
  3. 前記第1伝熱管群及び前記第2伝熱管群は、熱交換のための冷媒としてR32又はR32の混合冷媒が複数の前記第1冷媒流路及び複数の前記第2冷媒流路に流される、
    請求項1又は請求項2に記載の空気熱交換器。
  4. 逆V字状に組み合わされている複数の第1フィン(21,21A,21B)と複数の第2フィン(22,22A,22B)とをさらに備え、
    複数の前記第1フィンは、前記第1伝熱管群に取り付けられ、
    複数の前記第2フィンは、前記第2伝熱管群に取り付けられている、
    請求項1からのいずれか一項に記載の空気熱交換器。
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