JPH07208836A - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
- Publication number
- JPH07208836A JPH07208836A JP6014796A JP1479694A JPH07208836A JP H07208836 A JPH07208836 A JP H07208836A JP 6014796 A JP6014796 A JP 6014796A JP 1479694 A JP1479694 A JP 1479694A JP H07208836 A JPH07208836 A JP H07208836A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- tube
- fin
- diameter
- inlet side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 非共沸混合冷媒が封入された冷凍装置におい
て、フィンアンドチューブ型蒸発器20の冷媒入口側20A
のフィン22への着霜を抑制する。 【構成】 フィンアンドチューブ型蒸発器20の冷媒入口
側20A のチューブ21の径d1を冷媒出口側20B のチューブ
径d2より小径とした。
て、フィンアンドチューブ型蒸発器20の冷媒入口側20A
のフィン22への着霜を抑制する。 【構成】 フィンアンドチューブ型蒸発器20の冷媒入口
側20A のチューブ21の径d1を冷媒出口側20B のチューブ
径d2より小径とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非共沸混合冷媒が封入さ
れた空気調和機、冷凍機、冷蔵庫等の冷凍装置に関す
る。
れた空気調和機、冷凍機、冷蔵庫等の冷凍装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍装置の冷媒回路が図2に示さ
れ、図3にはこの冷凍装置の冷媒回路内に封入されてい
る非共沸混合冷媒のモリエル線図が示されている。冷凍
装置の運転時、圧縮機1から吐出されたガス冷媒はaの
状態で凝縮器2に入り、これを流過する過程で凝縮線イ
に沿って凝縮液化してbの状態の液冷媒となる。
れ、図3にはこの冷凍装置の冷媒回路内に封入されてい
る非共沸混合冷媒のモリエル線図が示されている。冷凍
装置の運転時、圧縮機1から吐出されたガス冷媒はaの
状態で凝縮器2に入り、これを流過する過程で凝縮線イ
に沿って凝縮液化してbの状態の液冷媒となる。
【0003】この液冷媒は絞り機構3で絞られて膨張線
ロに沿って断熱膨張することによってcの状態の気液二
相の冷媒となる。この気液二相の冷媒はcの状態で蒸発
器4に入り、これを流過する過程で庫内空気と熱交換す
ることによって蒸発線ハに沿って蒸発気化してdの状態
のガス冷媒となる。
ロに沿って断熱膨張することによってcの状態の気液二
相の冷媒となる。この気液二相の冷媒はcの状態で蒸発
器4に入り、これを流過する過程で庫内空気と熱交換す
ることによって蒸発線ハに沿って蒸発気化してdの状態
のガス冷媒となる。
【0004】このガス冷媒は圧縮機1に吸入され、圧縮
機1で圧縮線ニに沿って圧縮されることによりaの状態
で吐出される。なお、図3において、ホは飽和蒸気線、
ヘは臨界点、トは飽和液線、チ及びリは等温線である。
機1で圧縮線ニに沿って圧縮されることによりaの状態
で吐出される。なお、図3において、ホは飽和蒸気線、
ヘは臨界点、トは飽和液線、チ及びリは等温線である。
【0005】非共沸混合冷媒は沸点が互いに異なる2種
以上の冷媒を混合してなり、気液二相の状態では一定圧
力下でも乾き度に応じて冷媒の温度が変化する。従っ
て、蒸発器4の入口における冷媒の状態cは等温線リ上
にあるが、冷媒の蒸発が進むのに伴って乾き度が増大
し、これに応じて冷媒の温度が上昇するので、蒸発器5
の出口における冷媒の状態dは等温線リより高温の等温
線チ上に位置する。
以上の冷媒を混合してなり、気液二相の状態では一定圧
力下でも乾き度に応じて冷媒の温度が変化する。従っ
て、蒸発器4の入口における冷媒の状態cは等温線リ上
にあるが、冷媒の蒸発が進むのに伴って乾き度が増大
し、これに応じて冷媒の温度が上昇するので、蒸発器5
の出口における冷媒の状態dは等温線リより高温の等温
線チ上に位置する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍装置に
おいてフィンアンドチューブ型蒸発器を用いた場合に
は、庫内空気温度が低下すると、この空気中の水分が蒸
発器4のフィンの表面に霜となって付着する。そして、
冷媒回路内に非共沸混合冷媒が封入されているときは、
蒸発器4の冷媒入口側の温度が出口側のそれに比し低く
なるので、冷媒入口付近の着霜量が極端に大きくなると
いう不具合があった。
おいてフィンアンドチューブ型蒸発器を用いた場合に
は、庫内空気温度が低下すると、この空気中の水分が蒸
発器4のフィンの表面に霜となって付着する。そして、
冷媒回路内に非共沸混合冷媒が封入されているときは、
蒸発器4の冷媒入口側の温度が出口側のそれに比し低く
なるので、冷媒入口付近の着霜量が極端に大きくなると
いう不具合があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、圧縮機、凝縮器、絞り機構、フィンアンドチュ
ーブ型蒸発器等からなる冷媒回路内に非共沸混合冷媒を
封入してなる冷凍装置において、上記フィンアンドチュ
ーブ型蒸発器の冷媒入口側のチューブ径を冷媒出口側の
チューブ径より小径としたことを特徴とする冷凍装置に
ある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、圧縮機、凝縮器、絞り機構、フィンアンドチュ
ーブ型蒸発器等からなる冷媒回路内に非共沸混合冷媒を
封入してなる冷凍装置において、上記フィンアンドチュ
ーブ型蒸発器の冷媒入口側のチューブ径を冷媒出口側の
チューブ径より小径としたことを特徴とする冷凍装置に
ある。
【0008】
【作用】本発明においては、非共沸混合冷媒はフィンア
ンドチューブ型蒸発器のチューブを流過する過程で次第
に蒸発するが、冷媒入口側のチューブ径が冷媒出口側の
チューブ径より小さいので、冷媒入口側のチューブから
フィンへの伝熱量が少なくなり冷媒入口側の着霜速度が
小さくなる。
ンドチューブ型蒸発器のチューブを流過する過程で次第
に蒸発するが、冷媒入口側のチューブ径が冷媒出口側の
チューブ径より小さいので、冷媒入口側のチューブから
フィンへの伝熱量が少なくなり冷媒入口側の着霜速度が
小さくなる。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。図
1に示すように、フィンアンドチューブ型蒸発器20のチ
ューブ21の径は冷媒入口側20A のそれd1を冷媒出口側20
B のそれd2より小径とされている。なお、22はフィン、
6、7はフアンである。
1に示すように、フィンアンドチューブ型蒸発器20のチ
ューブ21の径は冷媒入口側20A のそれd1を冷媒出口側20
B のそれd2より小径とされている。なお、22はフィン、
6、7はフアンである。
【0010】しかして、冷媒入口側20A のチューブ21の
径d1は小さいので、チューブ21からフィン22への伝熱量
は冷媒出口側20B のそれより少なくなり、従って、冷媒
入口側20のフィン22への着霜を遅くすることができる。
径d1は小さいので、チューブ21からフィン22への伝熱量
は冷媒出口側20B のそれより少なくなり、従って、冷媒
入口側20のフィン22への着霜を遅くすることができる。
【0011】上記実施例においては、チューブ径の異な
る2種のチューブ21を備えているが、径が異なる3種以
上のチューブを用いることができ、また、チューブ21の
径を冷媒入口側から冷媒出口側に向かって次第に増大す
るようにすることもできる。
る2種のチューブ21を備えているが、径が異なる3種以
上のチューブを用いることができ、また、チューブ21の
径を冷媒入口側から冷媒出口側に向かって次第に増大す
るようにすることもできる。
【0012】
【発明の効果】本発明においては、フィンアンドチュー
ブ型蒸発器の冷媒入口側のチューブ径を冷媒出口側のチ
ューブ径より小径とされているので、冷媒入口側のチュ
ーブからフィンの伝熱量が少なくなり従って、冷媒入口
側のフィン22への着霜速度を遅くすることができる。
ブ型蒸発器の冷媒入口側のチューブ径を冷媒出口側のチ
ューブ径より小径とされているので、冷媒入口側のチュ
ーブからフィンの伝熱量が少なくなり従って、冷媒入口
側のフィン22への着霜速度を遅くすることができる。
【図1】本発明の1実施例を示す冷媒回路図である。
【図2】従来の冷凍装置の冷媒回路図である。
【図3】非共沸混合冷媒を用いた冷凍サイクルのモリエ
ル線図である。
ル線図である。
1 圧縮機 2 凝縮器 3 絞り機構 20 蒸発器 20A 冷媒入口側 20B 冷媒出口側 21 チューブ 22 フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F25B 1/00 395 A 39/00 Q
Claims (1)
- 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、絞り機構、フィンアン
ドチューブ型蒸発器等からなる冷媒回路内に非共沸混合
冷媒を封入してなる冷凍装置において、上記フィンアン
ドチューブ型蒸発器の冷媒入口側のチューブ径を冷媒出
口側のチューブ径より小径としたことを特徴とする冷凍
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6014796A JPH07208836A (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6014796A JPH07208836A (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 冷凍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07208836A true JPH07208836A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11871023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6014796A Pending JPH07208836A (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07208836A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10339511A (ja) * | 1997-06-09 | 1998-12-22 | Yoriyuki Oguri | ヒートポンプ式冷暖房機 |
CN103791604A (zh) * | 2012-10-31 | 2014-05-14 | 大金工业株式会社 | 空气热交换器 |
-
1994
- 1994-01-13 JP JP6014796A patent/JPH07208836A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10339511A (ja) * | 1997-06-09 | 1998-12-22 | Yoriyuki Oguri | ヒートポンプ式冷暖房機 |
CN103791604A (zh) * | 2012-10-31 | 2014-05-14 | 大金工业株式会社 | 空气热交换器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010626 |