JPS632286Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632286Y2 JPS632286Y2 JP14951884U JP14951884U JPS632286Y2 JP S632286 Y2 JPS632286 Y2 JP S632286Y2 JP 14951884 U JP14951884 U JP 14951884U JP 14951884 U JP14951884 U JP 14951884U JP S632286 Y2 JPS632286 Y2 JP S632286Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- vibrating horn
- sandpaper
- tip
- horn
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- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 18
- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims description 18
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、金属製缶胴等のサイドシームの溶
接を確実にするために、サイドシームを研摩する
金属板の表面研摩装置に関するものである。
接を確実にするために、サイドシームを研摩する
金属板の表面研摩装置に関するものである。
(従来の技術)
金属製缶胴の製造方法は種々あるが、一枚の金
属板を円筒形等に成形し、この筒体のサイドシー
ム(接合部)をラツプウエルドにより溶接するこ
とが広く適用されている。すなわち缶胴の製造工
程ではサイドシーム部の金属板表面の酸化被膜等
を除去することで良好な溶接が得られることか
ら、第3図に示すように缶胴1の移送中にサイド
シーム1a,1aを回転する砥石車2で研摩する
ことが一般に行なわれている。
属板を円筒形等に成形し、この筒体のサイドシー
ム(接合部)をラツプウエルドにより溶接するこ
とが広く適用されている。すなわち缶胴の製造工
程ではサイドシーム部の金属板表面の酸化被膜等
を除去することで良好な溶接が得られることか
ら、第3図に示すように缶胴1の移送中にサイド
シーム1a,1aを回転する砥石車2で研摩する
ことが一般に行なわれている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記のような砥石車2を用いた研摩において
は、砥石車が高速回転するものであるから、金属
板の研摩粉や砥石の粉塵が飛散し、これがサイド
シームに付着して溶接の障害を引きおこしたり、
研摩作業の環境を低下させる問題点があつた。
は、砥石車が高速回転するものであるから、金属
板の研摩粉や砥石の粉塵が飛散し、これがサイド
シームに付着して溶接の障害を引きおこしたり、
研摩作業の環境を低下させる問題点があつた。
また、砥石車は長時間の使用によりこれ自体が
摩耗し、したがつて摩耗による砥石車の圧接力の
低下及び目詰まりによる研摩性能の低下は以後の
金属板の研摩状態に変化を生じこの補正のために
行う砥石車の交換及び圧接力の調整は製造ライン
の大幅な能力低下を招く憂いがあつた。
摩耗し、したがつて摩耗による砥石車の圧接力の
低下及び目詰まりによる研摩性能の低下は以後の
金属板の研摩状態に変化を生じこの補正のために
行う砥石車の交換及び圧接力の調整は製造ライン
の大幅な能力低下を招く憂いがあつた。
この考案は、上記のような従来の問題点を解決
するために提供するもので、金属板の研摩粉や砥
石の粉塵の飛散を防止してサイドシームの溶接障
害を解消し、かつ研摩作業条件即ち砥石の表面状
態及び圧接力を一定に保ち製品品質を安定させる
ことが可能となり又、経済的で安価にできる金属
板の表面研摩装置を得ることにある。
するために提供するもので、金属板の研摩粉や砥
石の粉塵の飛散を防止してサイドシームの溶接障
害を解消し、かつ研摩作業条件即ち砥石の表面状
態及び圧接力を一定に保ち製品品質を安定させる
ことが可能となり又、経済的で安価にできる金属
板の表面研摩装置を得ることにある。
(問題点を解決するための手段)
この考案による研摩装置は、一端が揺動自在に
支承され、外端に弧面状の尖端部を有している振
動ホーンと、この振動ホーンを支承部を支点とし
て所定振幅巾で振動する偏心ロツドと、巻取りロ
ールに巻装されたサンドペーパリボンが上記ホー
ンの尖端部をターンし、このペーパリボンが所定
量ずつ移送されるリボン送りローラと、尖端部の
サンドペーパリボンと間隙を隔てて対向する受け
ロールを有し、リボンと受けロール間に挟入した
金属板のサイドシームを振動ホーンの振動方向と
直交する方向に移動し該サイドシームを研摩する
搬送手段とからできている。
支承され、外端に弧面状の尖端部を有している振
動ホーンと、この振動ホーンを支承部を支点とし
て所定振幅巾で振動する偏心ロツドと、巻取りロ
ールに巻装されたサンドペーパリボンが上記ホー
ンの尖端部をターンし、このペーパリボンが所定
量ずつ移送されるリボン送りローラと、尖端部の
サンドペーパリボンと間隙を隔てて対向する受け
ロールを有し、リボンと受けロール間に挟入した
金属板のサイドシームを振動ホーンの振動方向と
直交する方向に移動し該サイドシームを研摩する
搬送手段とからできている。
(作 用)
上記の研摩装置の作用は、振動ホーンの尖端部
のサンドペーパリボンと受けロールとの間に金属
板のサイドシームを挟入し移送することによつ
て、サイドシームは振動ホーンの振動動作により
その振幅巾にわたつて移動するサンドペーパリボ
ンによつて研摩することができる。
のサンドペーパリボンと受けロールとの間に金属
板のサイドシームを挟入し移送することによつ
て、サイドシームは振動ホーンの振動動作により
その振幅巾にわたつて移動するサンドペーパリボ
ンによつて研摩することができる。
(実施例)
第1図はこの考案の一実施例を示すもので、3
は機枠フレーム4に一端をピン5で左右に揺動自
在に支承した振動ホーンで、振動ホーン3の外端
(下端)には弧面状の尖端部6を有している。振
動ホーン3の途中にはピン7で偏心ロツド8の一
端(左端)が連結され、ロツド8の他端は駆動軸
9に結合した偏心輪10に支承してある。これに
より駆動軸9の回転によつて偏心ロツド8が左右
に往復運動し、振動ホーン3がピン5を支点とし
て所定振幅巾で振動することができる。
は機枠フレーム4に一端をピン5で左右に揺動自
在に支承した振動ホーンで、振動ホーン3の外端
(下端)には弧面状の尖端部6を有している。振
動ホーン3の途中にはピン7で偏心ロツド8の一
端(左端)が連結され、ロツド8の他端は駆動軸
9に結合した偏心輪10に支承してある。これに
より駆動軸9の回転によつて偏心ロツド8が左右
に往復運動し、振動ホーン3がピン5を支点とし
て所定振幅巾で振動することができる。
11は機枠フレーム4に取付けた巻取りロール
で、この巻取りロール11に所定幅のサンドペー
パリボン12が巻装されている。サンドペーパリ
ボン12はサンド面を外方にしてテンシヨンロー
ラ13およびバツクアツプローラ14を掛回して
上記振動ホーン3の尖端部6をターンし、さらに
リボン送りローラ15とバツクアツプローラ16
を掛回し、ガイドプレート17から箱体18内へ
収容されている。すなわち、サンドペーパリボン
12はリボン送りローラ15の回転駆動により微
動で巻取りロール11から引き出され上記箱体1
8内へ貯えられる。
で、この巻取りロール11に所定幅のサンドペー
パリボン12が巻装されている。サンドペーパリ
ボン12はサンド面を外方にしてテンシヨンロー
ラ13およびバツクアツプローラ14を掛回して
上記振動ホーン3の尖端部6をターンし、さらに
リボン送りローラ15とバツクアツプローラ16
を掛回し、ガイドプレート17から箱体18内へ
収容されている。すなわち、サンドペーパリボン
12はリボン送りローラ15の回転駆動により微
動で巻取りロール11から引き出され上記箱体1
8内へ貯えられる。
一方、振動ホーン3の尖端部6をターンするサ
ンドペーパリボン12の下方には間隙を隔てて金
属製又は弾性ゴム製等の受けロール19がフレー
ム4に軸20で回転自在に支承されている。21
は金属板からなる缶胴Pの搬送手段で、22は左
右1対のコンベアプレート、23は駆動部であ
る。
ンドペーパリボン12の下方には間隙を隔てて金
属製又は弾性ゴム製等の受けロール19がフレー
ム4に軸20で回転自在に支承されている。21
は金属板からなる缶胴Pの搬送手段で、22は左
右1対のコンベアプレート、23は駆動部であ
る。
次にこの考案の動作について説明する。まず、
予めリボン送りローラ15を駆動してサンドペー
パリボン12を移動動作すると同時に、駆動軸9
を回転して偏心ロツド8を介して振動ホーン3を
振幅操作する或いは高周波又は電磁動作による振
動力を与える。かくして搬送手段21上に缶胴P
を載せながらサイドシームPaを振動ホーン3の
尖端部6のペーパリボン12と受けロール19間
に挟入すると、缶胴Pは振動ホーン3の振動方向
と直交する方向にゆつくりと移送されながらサイ
ドシームPaの上面が振動するサンドペーパリボ
ン12によつて研摩され、缶胴Pの通過によつて
第2図に示すようにサイドシームPa全長に研摩
面が加工される。なお、缶胴Pの片方のサイドシ
ームの研摩は、缶胴を反転して再び研摩処理する
か、あるいは上記と同様の装置を備えて同時に両
サイドシームを研摩することも可能である。ま
た、サイドシームへの研摩圧力は、振動ホーン3
の上下調節や、受けロール19の弾性率の強度に
より常に研摩に必要な圧力を保つことができる。
予めリボン送りローラ15を駆動してサンドペー
パリボン12を移動動作すると同時に、駆動軸9
を回転して偏心ロツド8を介して振動ホーン3を
振幅操作する或いは高周波又は電磁動作による振
動力を与える。かくして搬送手段21上に缶胴P
を載せながらサイドシームPaを振動ホーン3の
尖端部6のペーパリボン12と受けロール19間
に挟入すると、缶胴Pは振動ホーン3の振動方向
と直交する方向にゆつくりと移送されながらサイ
ドシームPaの上面が振動するサンドペーパリボ
ン12によつて研摩され、缶胴Pの通過によつて
第2図に示すようにサイドシームPa全長に研摩
面が加工される。なお、缶胴Pの片方のサイドシ
ームの研摩は、缶胴を反転して再び研摩処理する
か、あるいは上記と同様の装置を備えて同時に両
サイドシームを研摩することも可能である。ま
た、サイドシームへの研摩圧力は、振動ホーン3
の上下調節や、受けロール19の弾性率の強度に
より常に研摩に必要な圧力を保つことができる。
この考案の実施例では、缶胴のサイドシームの
研摩について説明したが、その他、缶胴以外の金
属板の溶接面の研摩に広く適用可能である。又上
記振動ホーンの振動は高周波又は電磁作用等電気
的にこれを行つても良い。
研摩について説明したが、その他、缶胴以外の金
属板の溶接面の研摩に広く適用可能である。又上
記振動ホーンの振動は高周波又は電磁作用等電気
的にこれを行つても良い。
(考案の効果)
以上説明したようにこの考案によれば、金属板
の溶接面を所定振幅巾で振動する振動ホーンの尖
端部に掛け回したサンドペーパリボンで研摩する
ようにしたので、研摩部周辺の全面カバーが小範
囲であるため完全に該部合をカバーしかつ内部に
負圧を持たせる事により金属板の研摩粉やペーパ
リボンの粉塵の飛散が防止でき、これにより溶接
面へのこれら粉塵が付着することもなく溶接障害
を解消し、かつ研摩作業の環境も向上する。ま
た、サンドペーパリボンは常に新たなものが自動
供給されるため、研摩状態は一定に保つことがで
き、しかも従来の砥石の場合に比べて製作コスト
を大幅に低減できて経済的である等の効果があ
る。
の溶接面を所定振幅巾で振動する振動ホーンの尖
端部に掛け回したサンドペーパリボンで研摩する
ようにしたので、研摩部周辺の全面カバーが小範
囲であるため完全に該部合をカバーしかつ内部に
負圧を持たせる事により金属板の研摩粉やペーパ
リボンの粉塵の飛散が防止でき、これにより溶接
面へのこれら粉塵が付着することもなく溶接障害
を解消し、かつ研摩作業の環境も向上する。ま
た、サンドペーパリボンは常に新たなものが自動
供給されるため、研摩状態は一定に保つことがで
き、しかも従来の砥石の場合に比べて製作コスト
を大幅に低減できて経済的である等の効果があ
る。
第1図はこの考案の一実施例を示す全体の断面
図、第2図は研摩面を示す缶胴の平面図、第3図
は従来の研摩方法を説明する側面図である。 3……振動ホーン、4……機枠フレーム、6…
…尖端部、8……偏心ロツド、10……偏心輪、
11……巻取りロール、12……サウンドペーパ
リボン、13……テンシヨンローラ、15……リ
ボン送りローラ、19……受けロール、21……
搬送手段、P……缶胴、Pa……サイドシーム。
図、第2図は研摩面を示す缶胴の平面図、第3図
は従来の研摩方法を説明する側面図である。 3……振動ホーン、4……機枠フレーム、6…
…尖端部、8……偏心ロツド、10……偏心輪、
11……巻取りロール、12……サウンドペーパ
リボン、13……テンシヨンローラ、15……リ
ボン送りローラ、19……受けロール、21……
搬送手段、P……缶胴、Pa……サイドシーム。
Claims (1)
- 機枠フレームに一端部が揺動自在に支承され、
外端に弧面状の尖端部を有している振動ホーン
と、この振動ホーンを前記支承部を支点として前
記外端を所定振幅巾で振動させる駆動部と、巻取
りロールに巻装されたサンドペーパリボンがテン
シヨンローラを介して上記振動ホーンの尖端部を
ターンし、該ペーパリボンを所定量ずつ移送させ
るリボン送りローラと、振動ホーンの尖端部のサ
ンドペーパリボンと間隙を隔てて対向する受けロ
ールを有し、上記リボンと受けロール間に挟入し
た金属板のサイドシーム縁部を振動ホーンの振動
方向と直交する方向に移動しサイドシーム部を研
摩する搬送手段とを備えたことを特徴とする金属
板の表面研摩装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14951884U JPS632286Y2 (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14951884U JPS632286Y2 (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6164950U JPS6164950U (ja) | 1986-05-02 |
JPS632286Y2 true JPS632286Y2 (ja) | 1988-01-20 |
Family
ID=30707694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14951884U Expired JPS632286Y2 (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS632286Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2857816B2 (ja) * | 1992-05-29 | 1999-02-17 | 株式会社サンシン | ウエハー材縁端面研磨装置 |
JP2857817B2 (ja) * | 1992-05-29 | 1999-02-17 | 株式会社サンシン | ガラス基板角縁面研磨装置 |
-
1984
- 1984-10-04 JP JP14951884U patent/JPS632286Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6164950U (ja) | 1986-05-02 |
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