JP2000158314A - 球状凹面研磨装置 - Google Patents

球状凹面研磨装置

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JP2000158314A
JP2000158314A JP34054098A JP34054098A JP2000158314A JP 2000158314 A JP2000158314 A JP 2000158314A JP 34054098 A JP34054098 A JP 34054098A JP 34054098 A JP34054098 A JP 34054098A JP 2000158314 A JP2000158314 A JP 2000158314A
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spherical concave
concave surface
center
polishing
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JP34054098A
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Nobukazu Hosogai
信和 細貝
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Sanshin Co Ltd
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 板状部材の球状凹面を板状部材の球状凹面の
中心軸線を中心とする旋回運動並びに球状凹面の中心を
揺動中心とする揺振運動及び研磨テープの走行並びに球
状凹面の中心を揺動中心とする揺振運動の複合運動によ
り研磨加工することができる。 【解決手段】 球状凹面Mを有する板状部材Wを保持釈
放可能な保持部材をもつ保持機構2と、保持部材を球状
凹面の中心軸線を中心として旋回させる旋回機構3と、
保持部材を球状凹面の中心を揺動中心として揺振運動さ
せる凹面揺振機構4と、研磨テープTを走行させるテー
プ走行機構28を球状凹面の中心を揺動中心として保持
部材の揺動方向と交差する方向に揺振運動させるテープ
揺振機構29とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば眼鏡用凹レン
ズ等の球状凹面を有する光学系板状部材の研磨加工に用
いられる球状凹面研磨装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の板状部材研磨装置として、
板状部材の研磨加工すべき球状凹面に合致する球状凸面
を有する砥石部材又はラップ工具を回転させ、砥石部材
の回転又はラップ工具と球状凹面との間に入れたラップ
剤により研磨加工する構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構造の場合、板状部材の研磨加工すべき球状凹面の表面
粗さの向上等において、未だ満足されていないという制
約があるという不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、
請求項1記載の発明は、球状凹面を有する板状部材を保
持釈放可能な保持部材をもつ保持機構と、該保持部材を
球状凹面の中心軸線を中心として旋回させる旋回機構
と、該保持部材を球状凹面の中心を揺動中心として揺振
運動させる凹面揺振機構と、研磨テープを走行させるテ
ープ走行機構と、該テープ走行機構を上下動作させる上
下動機構と、該研磨テープを球状凹面に圧接させる圧接
機構と、該テープ走行機構を球状凹面の中心を揺動中心
として該保持部材の揺動方向と交差する方向に揺振運動
させるテープ揺振機構とを備えて構成したことを特徴と
する球状凹面研磨装置にある。
【0005】又、請求項2記載の発明は、上記テープ走
行機構の上記保持部材に対しての相対位置を調節可能な
位置調節機構を備えて構成したことを特徴とするもので
あり、又、請求項3記載の発明は、上記テープ走行機構
を研磨テープの走行方向及び該走行方向と交差する方向
に水平揺振運動させる水平揺振機構を備えて構成したこ
とを特徴とするものであり、又、請求項4記載の発明
は、上記保持機構として負圧吸着機構が用いられている
ことを特徴とするものであり、又、請求項5記載の発明
は、上記研磨テープは連続的又は間欠的に走行可能に設
けられていることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図10は本発明の実施の
形態例を示し、1は機台、2は保持機構、3は旋回機
構、4は凹面揺振機構であって、この場合、保持機構2
は負圧吸着機構Kが採用され、保持機構2に研磨加工す
べき球状凹面Mを有する板状部材Wを保持可能な保持部
材5を配設し、保持部材5の底面に複数個の吸引穴5a
を形成し、吸引穴5aに図外の切替弁を介して図外の負
圧発生源を接続し、吸引穴5aの負圧吸着作用により板
状部材Wを吸着保持釈放自在に設けて構成している。
【0007】又、この場合、機台1に揺動筒部材6を軸
受7により揺動自在に横設すると共に揺動筒部材6内に
駆動軸8を軸受9により回転自在に横設し、揺動筒部材
6の先端部に腕筒10a及び腕筒10aにスライド自在
に取り付けた支持筒10b並びに支持筒10bをスライ
ド調節する調節ネジ10cからなる全体としてL状の揺
動腕部材10を半径方向に固定突設し、揺動腕部材10
の先端部に縦軸5bを縦設し、縦軸5bの上端部に上記
保持部材5を旋回自在に縦設し、駆動軸8により歯車機
構11及び縦軸12並びに歯車列13を介して旋回駆動
可能に設け、揺動筒部材6の後端部にクランク板14を
取付けると共に駆動軸8に従動プーリ15を取付け、機
台1に旋回用モータ16及び揺振用モータ17を取付
け、旋回用モータ16の主軸に主動プーリ16aを取付
け、主動プーリ16aと従動プーリ15との間にベルト
18を掛回し、旋回用モータ16により駆動軸8を回転
させて保持部材5を板状部材Wの球状凹面Mの中心軸線
Lを中心として旋回させ、一方、揺振用モータ17の主
軸にクランク板19を取付け、クランク板19とクラン
ク板14との間にロッド20を枢着架設し、揺振用モー
タ17の回転及びクランク板19とクランク板14とロ
ッド20からなる両クランク機構によって揺動筒部材6
を揺動運動させ、揺動腕部材10により保持部材5を板
状部材Wの球状凹面Mの中心Pを中心として左右方向に
揺振運動させるように構成している。
【0008】21は上下動機構であって、この場合機台
1上に支持部材22を配設し、この支持部材22の前面
に左右両側部の案内レール23・23及び摺動部24・
24により上下動部材25を上下動自在に取付け、支持
部材22の上端部に上下動用モータ26を縦設すると共
に支持部材22と上下動部材25との間にボールネジ2
7a及びナット体27bからなるボールネジ機構27を
介装し、上下動用モータ26の正逆回転制御により上下
動部材25を上下動作させるように構成している。
【0009】28はテープ走行機構、29はテープ揺振
機構であって、この場合、上記上下動部材25の下部に
支点軸30を横設し、この支点軸30に揺動部材31を
保持部材5の揺動方向としての前後方向に揺動自在に軸
架し、上下動部材25の上部に揺振用モータ32を取付
け、揺振用モータ32の主軸にクランク板33を取付
け、揺振用モータ32の回転及び連結片31aとクラン
ク板33とロッド34とからなるてこクランク機構によ
り揺動部材31を板状部材Wの球状凹面Mの中心Pを中
心として保持部材5の揺動方向と交差する方向としての
前後方向に揺振運動させるように構成している。
【0010】又、この場合、上記揺動部材31に調節ボ
ルト35及び軸受部36により上下スライド部材37を
上下調節自在に取付け、上下スライド部材37の上部に
取付板37aを取り付けると共に下部に取付板37bを
取付け、上下スライド部材37の中央下部に圧接パッド
38及びバネ機構や空圧機構等を備える圧接機構39を
取付け、取付板37aの一方側部にポリエステルフィル
ム、メタル、クロス等の基材に酸化アルミニュウム、酸
化クロム、シリコンカーバイド、ダイヤモンド等の所定
粒度の研磨粒子をコーティング又は結合してなる研磨テ
ープTを掛回した実巻リール40を軸架すると共に他方
側部に空リール41を軸架し、かつ取付板37aに巻取
用モータ42及び解き用モータ43を取付け、巻取用モ
ータ42により一対の送りロール44・44を送り回転
させると共に一方の送りロール44によりベルト伝導機
構45を介して空リール41を巻取回転させ、解き用モ
ータ43により引出ロール46・46を回転させて研磨
テープTを引出し、実巻リール40から引き出した研磨
テープTを案内ロール47及び圧接パッド38、案内ロ
ール47、送りロール44・44間を介して空リール4
1に掛回し、送りロール44・44及び引出ロール46
・46の回転により研磨テープTを左右方向に連続的又
は間欠的に走行させるように構成している。
【0011】48は位置調節機構、49は水平揺振機構
であって、この場合、上記機台1にブラケット50を立
設し、ブラケット50に左右調節台51を左右方向とし
ての図中上下方向に軸受部50aにより移動自在に設
け、ブラケット50に左右位置調節用モータ52を設
け、左右位置調節用モータ52によりボールネジ機構5
2aを介して左右調節台51を左右移動調節し、左右調
節台51に左右揺振用モータ53を取付け、機台1に左
右揺振台54を軸受部54aにより左右方向に揺振自在
に設け、左右揺振用モータ53の主軸にクランク板53
aを取付け、クランク板53aと左右揺振台54との間
にロッド54bを枢着架設し、かつ、上記左右揺振台5
4にブラケット55を立設し、ブラケット55に前後調
節台56を前後方向としての図中左右方向に軸受部56
aにより移動自在に設け、ブラケット55に前後位置調
節用モータ57を設け、前後位置調節用モータ57によ
りボールネジ機構57aを介して前後調節台56を前後
移動調節し、前後調節台56に前後揺振用モータ58を
取付け、左右揺振台54上に前後揺振台59を軸受部5
9aにより前後方向に揺振自在に設け、前後揺振用モー
タ58の主軸にクランク板58aを取付け、クランク板
58aと前後揺振台59との間にロッド59bを枢着架
設し、前後揺振台59に上記支持部材22を取付け、し
かして、左右位置調節用モータ52及び前後位置調節用
モータ57により支持部材22を左右及び前後に位置調
節すると共に左右揺振用モータ53及び前後揺振用モー
タ58により支持部材22を左右及び前後に揺振運動さ
せ、テープ走行機構28を研磨テープTの走行方向及び
その走行方向と交差する方向に水平揺振運動させるよう
に構成している。
【0012】この実施の形態例は上記構成であるから、
板状部材Wの球状凹面Mの研磨加工に際し、水平揺振機
構19は停止状態にあり、かつ、駆動軸8の軸線Eと板
状部材Wの球状凹面Mの中心Pとが一致するように調節
されており、人為的又は自動的に保持部材5に板状部材
Wを供給し、板状部材Wを負圧吸着機構Kにより吸着保
持し、テープ走行機構28により研磨テープTは走行さ
れ、上下動機構21の上下動用モータ26の駆動により
上下動部材25は下降し、一方、保持部材5は旋回機構
3の旋回用モータ16により旋回すると共に凹面揺振機
構4により軸線Eを軸線として左右方向に揺振運動し、
テープ揺振機構29により研磨テープTは球状凹面Mの
中心Pを揺動中心として保持部材5の揺動方向Qと交差
する方向に揺振運動Dし、上下動機構21によりテープ
走行機構28の研磨テープTが下降し、下降位置にて、
研磨テープTは板状部材Wの球状凹面Mに当接し、圧接
機構39の圧接パッド38は研磨圧力を受け、板状部材
Wの球状凹面Mは研磨テープTにより研磨加工がなさ
れ、そして、研磨加工が完了すると、上下動機構21に
より上下動部材25が上昇し、テープ走行機構28の研
磨テープTは保持部材5に吸着保持された板状部材Wか
ら離反し、その後、保持部材5の吸着が解除されて板状
部材Wは釈放され、板状部材Wは人為的又は自動的に取
り出され、そして、加工すべき新たな板状部材Wが保持
部材5に供給され、以下同様な作動が繰り返されること
になる。
【0013】よって、図9の如く、板状部材Wは旋回機
構3により球状凹面Mの中心軸線Lを中心として旋回運
動Rしつつ凹面揺振機構4により球状凹面Mの中心Pを
揺動中心として揺振運動Qし、かつ、研磨テープTはテ
ープ走行機構28により走行Sしつつテープ揺振機構2
9により球状凹面Mの中心Pを揺動中心として保持部材
5の揺動方向Qと交差する方向に揺振運動Dし、従っ
て、板状部材Wの球状凹面Mを板状部材Wの球状凹面M
の中心軸線Lを中心とする旋回運動R並びに球状凹面M
の中心Pを揺動中心とする揺振運動Q及び研磨テープT
の走行S並びに球状凹面Mの中心Pを揺動中心とする揺
振運動Dの複合運動により研磨加工することができ、そ
れだけ良好な研磨加工及び研磨面を得ることができる。
【0014】又、この場合、上記テープ走行機構28の
上記保持部材5に対しての相対位置を調節可能な位置調
節機構48を備えているので、この場合、左右位置調節
用モータ52及び前後位置調節用モータ58の制御によ
り板状部材Wの球状凹面Mと研磨テープTとの最適な相
対位置に調節することができる。
【0015】又、この場合、上記テープ走行機構28を
研磨テープTの走行方向Sと平行な方向X及び走行方向
Sと交差する方向Yに水平揺振運動させる水平揺振機構
49を備えているので、図10の如く、球状凹面Mをも
つ板状部材Wに代えて、平坦面Fを有する平凸レンズ、
平板ガラス等の板状部材Wを別途製作した保持部材5に
保持させ、凹面揺振機構4及びテープ揺振機構29は停
止状態にあり、人為的又は自動的に保持部材5に板状部
材Wを供給し、板状部材Wを負圧吸着機構Kにより吸着
保持し、板状部材Wは旋回機構3により旋回運動Rし、
テープ走行機構28により研磨テープTは走行しつつ水
平揺振機構49により研磨テープTの走行方向Sと平行
な方向X及び走行方向Sと交差する方向Yに水平揺振運
動し、上下動機構21の上下動用モータ26の駆動によ
り上下動部材25は下降し、一方、保持部材5は旋回機
構3の旋回用モータ16により旋回し、上下動機構21
によりテープ走行機構28の研磨テープTが下降し、下
降位置にて、研磨テープTは板状部材Wの平坦面Fに当
接し、圧接機構39の圧接パッド38は研磨圧力を受
け、板状部材Wの平坦面Fは研磨テープTにより研磨加
工がなされ、そして、研磨加工が完了すると、上下動機
構21により上下動部材25が上昇し、テープ走行機構
28の研磨テープTは保持部材5に吸着保持された板状
部材Wから離反し、その後、保持部材5の吸着が解除さ
れて板状部材Wは釈放され、板状部材Wは人為的又は自
動的に取り出され、そして、加工すべき新たな板状部材
Wが保持部材5に供給され、以下同様な作動が繰り返さ
れることになる。
【0016】よって、図10の如く、平坦面Fを有する
板状部材Wは旋回機構3により旋回運動Rし、テープ走
行機構28により研磨テープTは走行しつつ水平揺振機
構49により研磨テープTの走行方向Sと平行な方向X
及び走行方向Sと交差する方向Yに水平揺振運動し、従
って、板状部材Wの平坦面Fを板状部材Wの旋回運動R
及び研磨テープTの走行S並びに研磨テープTの走行方
向Sと平行な方向X及び走行方向Sと交差する方向Yの
水平揺振運動の複合運動により研磨加工することがで
き、それだけ良好な研磨加工及び研磨面を得ることがで
きる。
【0017】又、この場合、上記保持機構2として負圧
吸着機構が用いられているから、板状部材Wの保持及び
釈放を容易に行うことができると共に構造を簡素化する
ことができ、又、この場合、上記研磨テープTは連続的
又は間欠的に走行可能に設けられているから、各種の板
状部材Wに対しての研磨の融通性を高めることができる
と共に研磨テープTの節約もできて経済性を高めること
ができる。
【0018】尚、本発明は上記実施の形態例に限られる
ものではなく、適宜変更して設計されるものである。
【0019】又、上記実施の形態例においては、乾式研
磨構造となっているが、板状部材Wと研磨テープTとの
間に加工液体や潤滑剤を供給する所謂湿式研磨構造とす
ることもあり、板状部材Wの種類や研磨条件により選択
して設計される。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1記載の発
明にあっては、板状部材は旋回機構により球状凹面の中
心軸線を中心として旋回運動しつつ凹面揺振機構により
球状凹面の中心を揺動中心として揺振運動し、かつ、研
磨テープはテープ走行機構により走行しつつテープ揺振
機構により球状凹面の中心を揺動中心として保持部材の
揺動方向と交差する方向に揺振運動し、従って、板状部
材の球状凹面を板状部材の球状凹面の中心軸線を中心と
する旋回運動並びに球状凹面の中心を揺動中心とする揺
振運動及び研磨テープの走行並びに球状凹面の中心を揺
動中心とする揺振運動の複合運動により研磨加工するこ
とができ、それだけ良好な研磨加工及び研磨面を得るこ
とができる。
【0021】又、請求項2記載の発明にあっては、上記
テープ走行機構の上記保持部材に対しての相対位置を調
節可能な位置調節機構を備えているので、板状部材の球
状凹面と研磨テープとの最適な相対位置に調節すること
ができ、又、請求項3記載の発明にあっては、上記テー
プ走行機構を研磨テープの走行方向と平行な方向及び走
行方向と交差する方向に水平揺振運動させる水平揺振機
構を備えているので、球状凹面をもつ板状部材に代え
て、平坦面をもつ板状部材を保持部材に保持させること
により、板状部材は旋回機構により旋回運動Rし、テー
プ走行機構により研磨テープは送稿し、水平揺振機構に
より研磨テープの走行方向と平行な方向及び走行方向と
交差する方向に水平揺振運動し、従って、板状部材の平
坦面を板状部材の旋回運動及び研磨テープの走行並びに
研磨テープの走行方向と平行な方向及び走行方向と交差
する方向の水平揺振運動の複合運動により研磨加工する
ことができ、それだけ良好な研磨加工及び研磨面を得る
ことができる。
【0022】又、請求項4記載の発明にあっては、上記
保持機構として負圧吸着機構が用いられているから、板
状部材の保持及び釈放を容易に行うことができると共に
構造を簡素化することができ、又、請求項5記載の発明
にあっては、上記研磨テープは連続的又は間欠的に走行
可能に設けられているから、各種の板状部材に対しての
研磨の融通性を高めることができると共に研磨テープの
節約もできて経済性を高めることができる。
【0023】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の全体側面図である。
【図2】本発明の実施の形態例の全体正面図である。
【図3】本発明の実施の形態例の全体平面図である。
【図4】本発明の実施の形態例の部分側面図である。
【図5】本発明の実施の形態例の部分側断面図である。
【図6】本発明の実施の形態例の部分側断面図である。
【図7】本発明の実施の形態例の部分後面図である。
【図8】本発明の実施の形態例の部分拡大断面図であ
る。
【図9】本発明の実施の形態例の加工説明斜視図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態例の加工説明平面図であ
る。
【符号の説明】
W 板状部材 M 球状凹面 2 保持機構 3 旋回機構 4 凹面揺振機構 5 保持部材 21 上下動機構 28 テープ走行機構 29 テープ揺振機構 39 圧接機構 48 位置調節機構 49 水平揺振機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状凹面を有する板状部材を保持釈放可
    能な保持部材をもつ保持機構と、該保持部材を球状凹面
    の中心軸線を中心として旋回させる旋回機構と、該保持
    部材を球状凹面の中心を揺動中心として揺振運動させる
    凹面揺振機構と、研磨テープを走行させるテープ走行機
    構と、該テープ走行機構を上下動作させる上下動機構
    と、該研磨テープを球状凹面に圧接させる圧接機構と、
    該テープ走行機構を球状凹面の中心を揺動中心として該
    保持部材の揺動方向と交差する方向に揺振運動させるテ
    ープ揺振機構とを備えて構成したことを特徴とする球状
    凹面研磨装置。
  2. 【請求項2】 上記テープ走行機構の上記保持部材に対
    しての相対位置を調節可能な位置調節機構を備えて構成
    したことを特徴とする請求項1記載の球状凹面研磨装
    置。
  3. 【請求項3】 上記テープ走行機構を研磨テープの走行
    方向及び該走行方向と交差する方向に水平揺振運動させ
    る水平揺振機構を備えて構成したことを特徴とする請求
    項1又は2記載の球状凹面研磨装置。
  4. 【請求項4】 上記保持機構として負圧吸着機構が用い
    られていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    球状凹面研磨装置。
  5. 【請求項5】 上記研磨テープは連続的又は間欠的に走
    行可能に設けられていることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載の球状凹面研磨装置。
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