JPS6322804B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6322804B2 JPS6322804B2 JP59122412A JP12241284A JPS6322804B2 JP S6322804 B2 JPS6322804 B2 JP S6322804B2 JP 59122412 A JP59122412 A JP 59122412A JP 12241284 A JP12241284 A JP 12241284A JP S6322804 B2 JPS6322804 B2 JP S6322804B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- iron
- fan motor
- iron base
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 64
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- JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N barium titanate Chemical compound [Ba+2].[Ba+2].[O-][Ti]([O-])([O-])[O-] JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
- Irons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はアイロンベースを備えたアイロン兼用
ドライヤに関するものである。
ドライヤに関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来この種のアイロン兼用ドライヤは、例えば
実公昭48−21008号公報で示されるように、ドラ
イヤ用とアイロン用に各々ヒータを設け、フアン
の回転方向を切替えることによりドライヤとアイ
ロンに使い分けるもの、或いは、実公昭44−
13170号公報で示されるように、ヒータを包囲す
る外かくの一部を平担面とし、送風を停止させる
ことによつてヒータを赤熱させ、その過熱によつ
て前記平担面を加熱してアイロンベースとして使
用するものがあつた。
実公昭48−21008号公報で示されるように、ドラ
イヤ用とアイロン用に各々ヒータを設け、フアン
の回転方向を切替えることによりドライヤとアイ
ロンに使い分けるもの、或いは、実公昭44−
13170号公報で示されるように、ヒータを包囲す
る外かくの一部を平担面とし、送風を停止させる
ことによつてヒータを赤熱させ、その過熱によつ
て前記平担面を加熱してアイロンベースとして使
用するものがあつた。
しかしながら、これらはいづれも通風路内に中
空状にヒータを配置したものでありドライヤを主
体としたものとなつている。すなわち、アイロン
かけ作業では単に熱風を与えるだけでは衣服のし
わを伸すことはできず、過度の圧力と水分が必要
であることは周知のとおりである。そして適度の
水分を含んだ衣服をプレスした場合アイロンベー
スは急速に熱がうばわれ温度が低下する。したが
つて良好なアイロンがけをするためにはアイロン
がけに必要な温度に維持されなければならず、前
記のようにヒータが中空状にあつてアイロンのベ
ース部分より離れた構成では、衣服をプレスした
ときに温度が急速に低下しその後もアイロンがけ
に必要な温度に保つことができず、アイロンとし
ての機能を十分に発揮することができない欠点が
あつた。加えて、ニクロム線を中空で赤熱させる
構成ではヒータの寿命も短かく耐久性に劣るとと
もに、アイロンかけ作業時に発生する糸くず等が
赤熱したヒータ部分に入れ込む等の問題もあつ
た。
空状にヒータを配置したものでありドライヤを主
体としたものとなつている。すなわち、アイロン
かけ作業では単に熱風を与えるだけでは衣服のし
わを伸すことはできず、過度の圧力と水分が必要
であることは周知のとおりである。そして適度の
水分を含んだ衣服をプレスした場合アイロンベー
スは急速に熱がうばわれ温度が低下する。したが
つて良好なアイロンがけをするためにはアイロン
がけに必要な温度に維持されなければならず、前
記のようにヒータが中空状にあつてアイロンのベ
ース部分より離れた構成では、衣服をプレスした
ときに温度が急速に低下しその後もアイロンがけ
に必要な温度に保つことができず、アイロンとし
ての機能を十分に発揮することができない欠点が
あつた。加えて、ニクロム線を中空で赤熱させる
構成ではヒータの寿命も短かく耐久性に劣るとと
もに、アイロンかけ作業時に発生する糸くず等が
赤熱したヒータ部分に入れ込む等の問題もあつ
た。
発明の目的
本発明は以上のような従来の欠点を解決し、ア
イロンとドライヤの各々の機能が十分に発揮され
るようにしたアイロン兼用ドライヤを提供するも
のである。
イロンとドライヤの各々の機能が十分に発揮され
るようにしたアイロン兼用ドライヤを提供するも
のである。
発明の構成
本発明は上記目的を達成すべく、アイロンベー
スと、空気流入口および送入口を有する本体と、
ヒータと、このヒータの通電加熱と無関係に回転
停止可能なフアンモータとを備え、上記ヒータは
正の抵抗温度係数を有するとともに、前記アイロ
ンベースに接触させて取付けたことにより、アイ
機能を向上させたものである。
スと、空気流入口および送入口を有する本体と、
ヒータと、このヒータの通電加熱と無関係に回転
停止可能なフアンモータとを備え、上記ヒータは
正の抵抗温度係数を有するとともに、前記アイロ
ンベースに接触させて取付けたことにより、アイ
機能を向上させたものである。
実施例の説明
以下本発明の一実施例を添附図面とともに説明
する。
する。
第1〜3図において、1は平板状のアイロンベ
ース2を円弧状のカバー3で覆つて構成した本体
で上記カバー3の一方側上方、すなわち、アイロ
ンベース2と反対方向には把手4が突設してあ
る。
ース2を円弧状のカバー3で覆つて構成した本体
で上記カバー3の一方側上方、すなわち、アイロ
ンベース2と反対方向には把手4が突設してあ
る。
本体1は平板状のアイロンベース2と円弧状の
カバー3とでその主体部が半円状に設定してあ
り、かつその内部には通風路5が形成してある。
6,7はこの通風路5の前後に対応してカバー3
に穿設した空気流入口と送風口、8はフアンモー
タ、9は上記送風路5に設けた半円筒状のヒータ
もしくは断面が半円状のハニカムヒータにして、
チタン酸バリウム系焼結体または結晶性樹脂と導
電性粉体の混合物などからなり、正の抵抗温度係
数を有するものである。そして、このヒータ9の
平面部はアイロンベース2と密着している。10
は先端にプラグ11を有する電源コード、12は
フアンモータ8を回転停止させるスイツチを示
す。
カバー3とでその主体部が半円状に設定してあ
り、かつその内部には通風路5が形成してある。
6,7はこの通風路5の前後に対応してカバー3
に穿設した空気流入口と送風口、8はフアンモー
タ、9は上記送風路5に設けた半円筒状のヒータ
もしくは断面が半円状のハニカムヒータにして、
チタン酸バリウム系焼結体または結晶性樹脂と導
電性粉体の混合物などからなり、正の抵抗温度係
数を有するものである。そして、このヒータ9の
平面部はアイロンベース2と密着している。10
は先端にプラグ11を有する電源コード、12は
フアンモータ8を回転停止させるスイツチを示
す。
上記の構成において、今、ヘアードライヤとし
て使用するときにはヒータ9に通電し、フアンモ
ータ8を駆動する。上記フアンモータ8の駆動に
より空気流入口6を介して流入した空気は通風路
5を通るときヒータ9と接触して温風に変換され
送風口7より吐出されるものである。
て使用するときにはヒータ9に通電し、フアンモ
ータ8を駆動する。上記フアンモータ8の駆動に
より空気流入口6を介して流入した空気は通風路
5を通るときヒータ9と接触して温風に変換され
送風口7より吐出されるものである。
次にアイロンとして使用するときにはフアンモ
ータ8を停止すればよい。ここで、ヒータ9の熱
はアイロンベース2に直接伝導され、一般的なア
イロン掛けに必要な温度に加熱することができる
ものである。
ータ8を停止すればよい。ここで、ヒータ9の熱
はアイロンベース2に直接伝導され、一般的なア
イロン掛けに必要な温度に加熱することができる
ものである。
ところで、ヒータ9は正の抵抗温度係数を有
し、第4図aのように温度―抵抗特性からなる。
し、第4図aのように温度―抵抗特性からなる。
そして、フアンモータ8作動時には第5図に示
す発熱曲線bと放熱線cとの交点温度T1で、ま
たフアンモータ8停止時には放熱線c′との交点温
度T2でそれぞれ安定するものである。アイロン
としての機能を充分に発揮させるためには、ヒー
タ9の立上がり点は150〜220℃が好ましい。
す発熱曲線bと放熱線cとの交点温度T1で、ま
たフアンモータ8停止時には放熱線c′との交点温
度T2でそれぞれ安定するものである。アイロン
としての機能を充分に発揮させるためには、ヒー
タ9の立上がり点は150〜220℃が好ましい。
上記ヒータ9として正の抵抗温度係数を有する
ものを用いれば、例えばヘアードライヤとして使
用しているとき、フアンモータ8が不用意に停止
してもヒータ9の温度はT2以上とはならず、こ
れにより安全性を高めることができ、またアイロ
ンとして使用する場合はスイツチ12によりフア
ンモータ8を停止させたり緩やかに回転させ制御
することにより第5図で示したT1―T2間のT2寄
りで発熱量を制御することができるので、アイロ
ンベース2の温度を制御することができる。
ものを用いれば、例えばヘアードライヤとして使
用しているとき、フアンモータ8が不用意に停止
してもヒータ9の温度はT2以上とはならず、こ
れにより安全性を高めることができ、またアイロ
ンとして使用する場合はスイツチ12によりフア
ンモータ8を停止させたり緩やかに回転させ制御
することにより第5図で示したT1―T2間のT2寄
りで発熱量を制御することができるので、アイロ
ンベース2の温度を制御することができる。
発明の効果
以上のように本発明は正の抵抗温度係数を有す
るヒータをアイロンベースに接触させて取付けた
ことにより、アイロンがけ時に必要な熱を直接ア
イロンベースに伝達し、効率よく加熱することが
できるため、アイロンがけによつて急速にかけ面
の温度が低下することもなく良好なアイロンがけ
が行える。特に正の抵抗温度係数を有するヒータ
は任意の発熱量のもの選択してアイロンベースの
温度を一定に維持する効果があり、サーモスタツ
トや温度ヒユーズ等を付加することなく安全に使
用することができる。したがつて、安価にしてか
ら構成も簡素化され、この種の兼用機器として旅
行等に携帯されるものにおいて小型化するための
効果は頗る大である。加えて、フアンモータを停
止して使用する場合でもヒータが赤熱することも
なく安全であり振動,騒音のない良好なアイロン
がけが行える効果もある。
るヒータをアイロンベースに接触させて取付けた
ことにより、アイロンがけ時に必要な熱を直接ア
イロンベースに伝達し、効率よく加熱することが
できるため、アイロンがけによつて急速にかけ面
の温度が低下することもなく良好なアイロンがけ
が行える。特に正の抵抗温度係数を有するヒータ
は任意の発熱量のもの選択してアイロンベースの
温度を一定に維持する効果があり、サーモスタツ
トや温度ヒユーズ等を付加することなく安全に使
用することができる。したがつて、安価にしてか
ら構成も簡素化され、この種の兼用機器として旅
行等に携帯されるものにおいて小型化するための
効果は頗る大である。加えて、フアンモータを停
止して使用する場合でもヒータが赤熱することも
なく安全であり振動,騒音のない良好なアイロン
がけが行える効果もある。
第1図は本発明の実施例を示すアイロン兼用ヘ
アードライヤの斜視図、第2図は側断面図、第3
図は第2図のA―A′正断面図、第4図はヒータ
の特性図、第5図は動作説明図である。 1……本体、2……アイロンベース、4……把
手、5……通風路、6……空気流入口、7……送
風口、8……フアンモータ、9……ヒータ。
アードライヤの斜視図、第2図は側断面図、第3
図は第2図のA―A′正断面図、第4図はヒータ
の特性図、第5図は動作説明図である。 1……本体、2……アイロンベース、4……把
手、5……通風路、6……空気流入口、7……送
風口、8……フアンモータ、9……ヒータ。
Claims (1)
- 1 空気流入口及び送風口並びに通風路の外壁の
一部をアイロンベースとする本体と、この通風路
内部でアイロンベースと熱的結合させた正の抵抗
温度係数を有するヒータと、このヒータを送風冷
却するフアンモータと、前記ヒータの通電とは独
立してフアンモータの回転を制御する回転制御手
段とにより構成されたアイロン兼用ドライヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12241284A JPS6090504A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | アイロン兼用ドライヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12241284A JPS6090504A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | アイロン兼用ドライヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6090504A JPS6090504A (ja) | 1985-05-21 |
JPS6322804B2 true JPS6322804B2 (ja) | 1988-05-13 |
Family
ID=14835166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12241284A Granted JPS6090504A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | アイロン兼用ドライヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6090504A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50149449A (ja) * | 1974-05-20 | 1975-11-29 |
-
1984
- 1984-06-14 JP JP12241284A patent/JPS6090504A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50149449A (ja) * | 1974-05-20 | 1975-11-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6090504A (ja) | 1985-05-21 |
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