JPS63227168A - フアクシミリ接続制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 この発明は、同一の画像を複数の相手先ファクシミリに
送信する回報配信機能を有するファクシミリ接続制御方
式において、送信先のファクシミリの密度形式および圧
縮形式などのオプション構成機能が異なる場合、その都
度対応する画像データに描画し直して送信したのでは迅
速に配信し得ないと共に、全ての形式に合致した画像デ
ータを予めメモリに格納して対応するものを読み出して
送信したので大きなメモリ容量が必要となってしまう問
題を解決するため、まず基本構成機能の相手先にのみ画
像データを送信し、他のオプション構成機能の相手先の
属性を記憶して全ての配信先について実行し、次に、他
の該当するオプション構成機能に対応する画像データを
再描画し、これを該当する全ての送信先に配信すること
により、メモリ容量を小さくして同一画像を複数の相手
先に迅速に配信するようにしている。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、複数の送信先のうち基本構成機能の相手先に
まず送信し、次にオプション構成機能の相手先に送信す
るよう構成したファクシミリ接続制御方式に関するもの
である。

〔従来の技術〕

ファクシミリ装置のＧ−４規格には、画像を構成するド
ツト密度、および圧縮形式について、基本構成機能の他
にオプション構成機能がある。このため、同一画像を複
数の送信先に同報配信する場合、送信先の夫々の基本構
成機能（例えば２０Ｑｄｐｉ（ドツト／インチ））、あ
るいはオプション構成機能（例えば２４０．３００．４
００ｄｐ　ｉ、ＭＨ，ＭＲ，ＭＭＲなど）に合致させて
送信側で適応する画像データをその都度生成して配信し
ていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕 このため、相手先のファクシミリ装置に接続した時、相
手先が送信先で予め準備した画像データを受信できない
場合、送信側で相手先の機能に合致した画像データを再
描画して送信していたのでは、出力時における回線の使
用時間が長くなると共に、次の相手先のファクシミリ装
置への配信が遅くなってしまうという問題点があった。

また、送信側で予め各種の形式の画像データを準備し、
相手先の受信機能に合致した画像データを送信するよう
にしたのでは、画像データを蓄えておくメモリの容量が
多量に必要となると共に、更に該当する画像データをフ
ァイルから読み出して送信を開始するまでに時間を要し
てしまうという問題点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、前記問題点を解決するために、回線を介して
接続した相手先ファクシミリから受信した属性情報が、
基本構成機能のみか、あるいはオプション構成機能かに
基づいて、対応する形式の画像データを送信するよう制
御を行う制御部２と、基本構成機能に対応した画像デー
タをオプション構成機能に対応する画像データに描画し
直す描画部６とを少なくとも設け、接続した相手先ファ
クシミリが基本構成機能の場合には、この基本構成機能
の画像データを送信し、これ以外のオプション構成機能
の場合には、その旨を記憶して全ての配信先について実
行し、次に、オプション機能に対応する画像データに描
画し直したものを該当する全ての相手先ファクシミリに
送信するようにしている。

第１図は本発明の原理構成図を示す。図中ファクシミリ
装置１は、２ないし７から構成されている。

制御部２は、回線を介して接続した相手先ファクシミリ
から受信した属性情報が、基本構成機能のみか、あるい
はオプション構成機能かに基づいて、対応する形式の画
像データを送信するものである。

メモリ３は、送信しようとする画像データを格納するも
のである。

ファイル制御部４は、ファイル８から送信しようとする
基本データを読み出すものである。

インタフェース５−１はメモリ３と描画部６との間の画
像データの授受を行うもの、インタフェース５−２はメ
モリ３とＦＡＸ接続部７との間の画像データの授受を行
うものである。

描画部６は、基本データを所望のドツト密度などの画像
データに変換するための再描画を行うものである。

ＦＡＸ接続部７は、回線を介して相手先のファクシミリ
装置との接続を行うものである。

ファイル８は、同報配信しようとする画像を基本データ
として保持するものである。

〔作用〕

次に動作を説明する。

第１図において、ホストから同一の画像を複数の送信先
に配信するように指令を受けると、ファクシミリ装置１
を構成する制御部２は、まず、ファイル８から送信しよ
うとする基本データ８−１を、ファイル制御部４を介し
てメモリ３に格納する。次に、ＦＡＸ接続部７によって
接続された相手先のＦＡＸから送信されてきた属性を判
別し、この属性が基本構成機能の場合には、メモリ３が
ら基本データ８−１を読み出して順次相手先に送信する
。一方、相手先の属性がオプション構成機能の場合には
、この相手先および相手先の属性をテーブルに登録し、
回線を一旦切断する。同様に、全ての同報配信先につい
て繰り返し実行し、基本構成機能の送信先にのみ基本デ
ータを送信する。

次に、テーブルからオプション構成機能の相手先を読み
出し、基本データＳ−ｔを描画部６に送って当該オプシ
ョン構成機能に合致する画像データに再描画し直す。こ
の再描画した画像データをメモリ３に格納し、これをテ
ーブルに登録されている該当する全ての相手先に順次送
信する。更に、他のオプション構成機能のものがテーブ
ルに登録されている場合には、同様に、再描画し直した
画像データを該当する全ての相手先に順次送信する。

以上のように、まず、基本構成機能で受信し得る相手先
に基本データ壱送信すると共に、オプション構成ｗ１能
で受信し得る相手先には、その相手先および属性をテー
ブルに登録して回線を一旦切断する０次に、テーブルに
登録されたオプション構成機能で受信し得る画像データ
に再描画し直し、これを該当する全ての相手先に順次送
信する。これにより、基本構成機能で受信し得る画像デ
ータからオプション構成機能で受信し得る画像データに
回線を接続したままでその都度再描画するに要する時間
を削減し、かつファイル８中には、１つの基本データの
みを保管すればよく、メモリの容量を削減することが可
能となる。

〔実施例〕

次に、第２図ないし第４図を用いて本発明の１実施例の
構成および動作を詳細に説明するや第２図において、Ｃ
ＦＣ（コンピュータ・ファクシミリ・コミュニケーシッ
ン装置）■−１は、ホストからの指示に基づき、ファイ
ル８中に保管されている所定の文書（１１８−２を読み
出し、これを指定された複数の相手先のＦ　Ａ　Ｘ　（
１１ないしＦＡＸ　＋ｎｌに対して１９　（公衆回線網
など）を介して送信するものである。この送信の際、相
手先のＦＡＸ（１）のドツト密度が２００ｄｐ　ｉかつ
圧縮方式がＭＭＲ，ＦＡＸ＋２１のドツト密度が３００
ｄｐ　ｉかつ圧縮方式がＭＭＲｌおよびＦ　Ａ　Ｘ　（
ｎｌのドツト密度が２００ｄｐｉかつ圧縮方式がＭＭＲ
の場合、には、文書＋１１８−２を夫々のドツト密度お
よび圧縮方式に合致させた画像データにして送信する必
要がある。本実施例は、まず、基本構成機能で受信し得
る基本データのみを、文書（１）としてファイル８に保
管する。そして、送信時に、これを読み出して基本構成
機能（例えばドツト圧縮密度２０Ｑｄｐｉ、圧縮形式Ｍ
ＭＲ）で受信し得る全ての送信先、例えばＦ　Ａ　Ｘ　
ｆｌ）、およＦ　Ａ　Ｘ　（ｎｌに送信する。この時、
基本構成機能以外のオプション構成機能で受信し得る相
手先（例えばＦＡＸ＋２１）の場合には、その送信先お
よび送信先の属性（例えば３００ｄｐ　ｉ　ＭＭＲ）を
テーブルに登録して一旦回線を切断する。次に、テーブ
ルに登録されている未だ送信していない送信先例えばＦ
　Ａ　Ｘ　＋２１の属性（ドツト密度３００ｄｐｉ、圧
縮形式ＭＭＲ）を読み出し、これに適合した画像データ
を文書ｆｌ）　８−２から再描画して生成し、これに該
当するＦ　Ａ　Ｘ　＋２１などの全ての送信先に送信す
る。更に、テーブルに登録されている未だ送信していな
い送信先がある場合には、同様にその属性に合致する画
像データを再描画して生成し、該当する全ての相手先に
送信する。

次に、第３図を用いて、第１図構成の動作を詳細に説明
する。

第３図において、歯巾■は、送信しようとする基本デー
タ８−１　（例えばドア）密度２００ｄｐｉ、圧縮方式
ＭＭＲ）をファイル８から読み出してメモリ３に格納す
る状態を示す。

図中■は、相手先の指定を行う状態を示す、これは、図
中■で読み出した基本データ８−１の送信先を、オペレ
ータがホストを介して指示することを意味している。

図中■は、発信を開始する状態を示す。これは、ＦＡＸ
接続部７が、指定された相手先に対する回線接続を行い
、所定の制御信号を相手先に送信などすることを意味し
ている。

図中■は、相手先のＦＡＸが、基本データをそのまま受
信し得るか否かを判別する状態を示す。

これは、回線接続当初に相手先から送信されてきた制御
信号中から相手先の属性（受信し得るドツト密度、圧縮
形式など）を抽出し、送信しようとする基本データをそ
のまま受信し得るか否かを判別することを意味している
。ＹＥＳの場合には、図中■で基本データを相手先に送
信し、図中■を実行する。Ｎｏの場合には、図中■で相
手先および相手先の属性データを第４図に示すテーブル
に登録し、一旦回線を切断し、再度図中■を実行す図中
■は、全ての相手先に送信終了したか否かを判別する状
態を示す、これは、オペレータから指示された相手先の
全てについて図中■の判断を実行したか否かを判別する
ことを意味している。

ＹＥＳの場合には、図中■を実行する。Ｎｏの場合には
、図中Φ以下を繰り返し実行する。

図中■は、第４図に示すテーブルを参照し、未だ送信し
ていない送信先の属性を読み出す状態を示す。

図中■は、再描画する状態を示す、これは、例えば基本
データの２００ｄｐ　ｉから２４０ｄｐ　ｉの画像デー
タを生成することを意味している。具体的に言えば、２
００ｄｐｉの基本データの水平方向の５本（５ライン）
につき、１本を追加して６本とし、新たな２４０ｄｐ　
ｉの画像データを生成する。

図中［相］は、２４０ｄｐ　ｉの画像データを、テーブ
ルから読み出した該当する相手先に送信する状態を示す
。

図中０は、全ての該当先に送信終了したか否かを判別す
る状態を示す、これは、第４図テーブルに登録された該
当する属性の全ての相手先に送信を終了したか否かを判
別することを意味している。

ＹＥＳの場合には、図中０で、図中■ないし０で実行し
たと同様に、他の相手先の属性（例えば３ＱＱｄｐ　ｉ
、４００ｄｐ　ｉなど）に合致する画像データを生成し
、第４図テーブルに登録されている全ての相手先に送信
する。ＮＯの場合には、図中０を繰り返し実行する。尚
、２００ｄｐ　ｉから３００ｄｐ　ｉの画像データを生
成するには、２ラインにつき１ラインを追加すればよい
、同様に、２００ｄｐ　ｉから４００ｄｐ　ｉの画像デ
ータを生成するには、１ラインにつき１ラインを追加す
ればよい。

以上のように、まず、基本データをそのまま受信し得る
全ての相手先に送信し、受信し得ない送信先およびこれ
の属性をテーブルに登録しておき、次に、テーブルに登
録されている未だ送信されていない相手先の属性に合致
した画像データを生成して全ての相手先に送信すること
を繰り返し実行し、同報配信を行うことにより、画像デ
ータを蓄積するメモリ容量を小さくしかつ迅速に同報配
信を行うことが可能となる。

第４図は、同報配信する相手先の属性を格納するテーブ
ルを示す０図中相手先の欄には、オペレータが同一画像
の送信を指示した相手先のＩＤコード（例えばＡ、Ｂ、
Ｃ・・・）が格納される。

基本データの送信の欄には、基本データを送信したか否
かの情報（ＯＫ／Ｎ０Ｎ）が格納される。

相手先の属性データの欄には、相手先から受信した属性
例えばドツト密度２００，２４０．３００．４００ｄｐ
ｉ、圧縮形式ＭＭＲ，ＭＲ，ＨＲなどが格納される。こ
の属性データテーブル、を参照することにより、オペレ
ータから指示された送信すべき相手先ＩＤ、基本データ
が送信されたか否か、基本データが送信されない場合に
はその相手先の属性などがを必要に応じて読み出すこと
ができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、まず、基本構成
機能の相手先にのみ画像データを送信し、他のオプショ
ン構成機能の相手先の属性データをテーブルに登録して
全ての配信先について実行し、次に、他の該当するオプ
ション構成機能に対応する画像データを再描画し、これ
に該当する全ての送信先に配信することを繰り返す構成
を採用しているため、送信しようとする文書を格納する
メモリの容量を小さくし、かつ同一画像を属性の異なる
複数の相手先に迅速に配信することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理構成図、第２図は本発明の概念説
明図、第３図は本発明の動作説明フローチャート、第４
図は相手先の属性データテーブル例を示す。 図中、１はファクシミリ装置、２は制御部、３はメモリ
、４はファイル制御部、５−１，５−２はインタフェー
ス、６は描画部、７はＦＡＸ接続部、８はファイル、８
−１は基本データを表す。 本発明の見理講灰図 第１　図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 同一の画像を複数の相手先ファクシミリに送信する同報
   配信機能を有するファクシミリ接続制御方式において、 回線を介して接続した相手先ファクシミリから受信した
   属性情報が、基本構成機能のみか、あるいはオプション
   構成機能かに基づいて、対応する形式の画像データを送
   信するよう制御を行う制御部（２）と、 基本構成機能に対応した画像データをオプション構成機
   能に対応する画像データに描画し直す描画部（６）とを
   少なくとも備え、 接続した相手先ファクシミリが基本構成機能の場合には
   、この基本構成機能の画像データを送信し、これ以外の
   オプション構成機能の場合には、その旨を記憶して全て
   の配信先について実行し、次に、オプション機能に対応
   する画像データに描画し直したものを該当する全ての相
   手先ファクシミリに送信するよう構成したことを特徴と
   するファクシミリ接続制御方式。