JPS63226312A - 手引きカ−テン等のモ−タ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は横に引くカーテン又はアコーデオンドアを電動
と手動のいずれによっても開閉することができ゛る装置
の改良に関する。

［従来の技術］ モータでカーテン等を開閉することができるだけでなく
２手引でカーテン等を開閉することができる゛従来の装
置は、カーテン開閉用の紐が掛けられた駆動車とモータ
を電磁クラッチを介して連結し、モータ通電時は電磁ク
ラッチが入って駆動車とモータを結合し、モータ停止時
は電磁クラッチが切れて駆動車とモータを分離させる方
式であったか。したがって、モータ停止時はモータの抵
抗を受けずにカーテン等を手引きで軽く開閉することが
できた。

［発明が解決しようとする問題点］ モータと駆動車を連結する電磁クラッチは、高価な上に
小型化することが難しいという問題があった。

本発明は上記問題を解決するためになされたものであり
、その目的とするところは、モータと駆動車を連結する
装置であってコストが安く小型化の可能なものを提供す
ることにある。

゛［問題点を解決するための手段］ 前記目的を達成するため、本発明の特徴とする手段は、
第１図に示すように、モータの減速された出力軸に太陽
ギヤ２０を固定し、同じ出力軸にアーム２５を少なくと
も回動自在に取付け、そのアームに遊星ギヤ３０を回動
自在に取付け、カーテン等の開閉用の紐４４の駆動車４
２に従動ギヤ４０を一体に固定し、遊星ギヤを公転させ
る抵抗を遊星ギヤの自転抵抗よりも小さく設定し、モー
タの制御回路にモータ停止信号が入力するとモータを回
転していた方向と逆の方向に微小時間回転した後に停止
させる停止時微小反転回路を設けたことにある。

［作用］ 第２図に矢印で示すように、始め、モータ１０がＡ方向
に回転すると、その出力軸に固定された太陽ギヤ２０は
遊星ギヤ３０が従動ギヤ４０にかみ合うまでアーム２５
を同じＡ方向に回転させる０次に、太陽ギヤ２０の回転
は遊星ギヤ３０を介して従動ギヤ４０に伝達されるから
、駆動車４２が回転し、カーテン等は一方向に走行する
。モータ１０を停止させると、停止時微小反転回路によ
って、第３図に示すように、モータはわずかの間Ｂ方向
に回転した後に停止するから、遊星ギヤ３０は従動ギヤ
４０から外れる。したがって、モータ１０の停止中、駆
動車４２はモータｌＯとは関係がないから、手引きで軽
くカーテン等を開閉することができる。

［実施例］ 本発明の装置を図面に示す実施例に基づいて説明する。

第１図に示すように、カーテン５０を開閉するモータｌ
Ｏは減速機１２を備え、その出力軸１４には太陽ギヤ２
０が固定される。モータ１０はボックス１１に内設され
、そのボックスは壁面等に固定される。同じく出力軸１
４にはアーム２５が回動可能に取付けられ、そのアーム
には太陽ギヤ２０とかみ合う遊星ギヤ３０が回動自在に
軸受けされる。モータ１０の上方においてボックス１１
に駆動車４２が回動自在に軸受けされ、その駆動車に従
動ギヤ４０が一体に固定される。従動ギヤ４０と太陽ギ
ヤ２０の軸心は同一垂直面にあり、従動ギヤ４０と太陽
ギヤ２０の軸心間の距離は太陽ギヤ２０と遊星ギヤ３０
の軸心間の距離の二倍よりも小さいから、遊星ギヤ３０
が一方に公転すると従動ギヤ４０に一方の側からかみ合
い、逆に公転すると従動ギヤ４０に反対の側からかみ合
う。

駆動車４２にはカーテン開閉用の紐４４が掛けられ、そ
の紐４４は垂直な案内車４６を回してレール４５の一端
から内部に出入する。紐４４はレール４５の他端の水平
な張力束４８を回り、その張力束によって張力が付与さ
れる。レール４５には多数のランナ４７が走行自在に取
付けられ、そのランナにカーテン５０が吊下げられる。

先頭のランナ４７ａに紐４４が止着され、紐４４が一方
に走行するとカーテン５ｏは開き、逆に走行するとカー
テン５０は閉じる。

レール４５の両端部にはリミットスイッチＬＬ。

Ｌ２が設けられ、スイッチボックス１３には開スイッチ
０、停止スイッチＳ、閉スイッチＣが設けられる。

第２図に示すように、開スイッチＯを押すと。

モータ１０と共に太陽ギヤ２０も回転するが、遊星ギヤ
３０の自転抵抗はアーム２５の回転抵抗よりも大きいた
め、遊星ギヤ３０は自転せずにＡ方向に公転する。鎖線
で示すように、遊星ギヤ３０が公転して従動ギヤ４０に
かみ合うと、アーム２５はもはや回転できないから、遊
星ギヤ３０が自転して従動ギヤ４ｏを回転させる。その
結果、紐４４がカーテン５０を開く方向に走行する。途
中で停止スイッチＳを押したり、カーテン５０が開き限
度に達してリミットスイッチＬ１が作動すると、第７図
に示すように、モータの制御回路は停止時微小反転回路
を含むから、モータ１０は一度停止後、再び極くわずか
の時ｎＪＩ　Ｂ方向に回転して停止する。その結果、第
３図に示すように、遊星ギヤ３０と従動ギヤ４ｏのかみ
合いは外れる。又、閉スイッチＣを押すと、ｗ４４図に
示すように、遊星ギヤ３０は太陽ギヤ２ｏの周囲をＢ方
向に公転して従動ギヤ４０とかみ合い、駆動車４２は開
スイッチを押したときとは逆の方向に回転させるから、
カーテンは閉じる。途中で停止スイッチＳを押したり、
カーテンが閉限度に達して第１図のリミットスイッチＬ
２が作動すると、モータｌＯは停止後、再びＡ方向にわ
ずかの間回転して停止するから、第４図の鎖線で示すよ
うに、遊星ギヤ３０と従動ギヤ４０のかみ合いは外れる
。″“このように、モータｌＯの停止中、駆動車４２と
モータ１０の間の回転伝達路は切れているから、“モー
タ１０の回転抵抗を受けることなく、手引きでカーテン
５０を軽く開閉することができる。

第５図及び第６図に示すように、ソレノイド１Ｂを使用
したときは、停止スイッチが押されるか、又はリミット
スイッチが作動したときに、ソレノイド１Ｂを励磁する
停止時微小反転回路を設ける。

ソレノイドＩＢは太陽ギヤ２０と従動ギヤ４ｏの軸心の
間に配置され、励磁するとアーム２５を外側に押してモ
ータＩＯを少し逆転させ、遊星ギヤ３ｏと従動ギヤ４０
のかみ合いを外す。

第８図に示すように、制御回路にみによってモータ１０
の停止時にモータｌＯを微小時間逆転させることも可能
である。又、カーテンが開閉限度に達したり、何かに引
掛って抵抗が大きくなるとモータ１０が停止するように
しておけば、リミットスイッチを設ける必要はない、こ
のときのモータの停止は、ホール集積回路ＩＣを備えた
モータ停止検出回路Ｄ３により検出される。モータ１０
はコンデンサーモータであり、モータ主駆動回路Ｄ１と
副駆動回路Ｄ２により駆動される。主駆動回路Ｄ１は開
スイッチ０と閉スイッチＣの操作を記憶する一組のフリ
ップフロップＦｌと、開スイッチＯが押されたときにモ
゛−タｌＯをカーテンが開く方向に回転するように電流
を供給し閉スイッチが押されたときに逆転するように電
流を供給するソリッドステートリレー５ＳＲＩを備え、
停止スイッチＳの操作又はモータ停止検出回路Ｄ３のモ
ータ停止の信号によってフリップフロップＦ１はリセッ
トされてモータ１０の回転を停止させる。８駆動回路Ｄ
２も開スイッチＯと閉スイッチＣの操作を記憶する一組
のフリップフロップＦ２を備えるが、それが制御するソ
リッドステートリレー５ＳＲ２は主駆動回路Ｄ１とは逆
の方向にモータｌＯを回転するように配線される。副駆
動回路Ｄ２のソリッドステートリレー５ＳＲ２はパルス
発生回路ＰＧからパルスが発生してくる間だけ作動する
ように設定される。パルス発生回路ＰＧは単安定マルチ
バイブレータＭＹを含み、停止スイッチＳが押されるか
又はモータ停止検出回路Ｄ３がモータ１０の停止を検出
すると所定の微小時間パルスを発生して副駆動回路Ｄ２
に入力し、ソリッドステートリレー５ＳＲ２を作動させ
る。

このように、第８図の制御回路を使用すれば、機械的な
機構も、リミットスイッチも不要になり、停止スイッチ
を押したり、カーテンが開閉限度に達したり、又は何か
に引掛って動けなくなると、モータはそれまで回転して
いた方向とは逆の方向にわずかに回転して停止するから
、第１図の従動ギヤ４０と遊星ギヤ３０のかみ合いが外
れる。し、　　たがって、モータｌＯの停止後　、カー
テン５ｏを手で軽く操作することができる。

なお、実施例としてカーテン用の装置のみを示したが、
同じ横引きのアコーデオンドアにもそのまま適用しうる
ことはいうまでもない。

［発明の効果］ 上記の通り、本発明の装置はモータとカーテンやアコー
デオンドアを開閉する紐の駆動車を遊星歯車機構を介し
て連結する簡単な構造であるから、従来の電磁クラッチ
を介して結合する装置に比べると、安価な上に、小型化
、特に軸方向の長さを短縮することができるという優れ
た効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の装置を備えたカーテンの要
部を一部切欠いて示す斜視図、第２図ないし第４図は第
１図のギヤリングを示す図、 第５図はソレノイドを用いた実施例の装置の側面図、 第６図は第５図のＶＩ−ＶＩ線に沿う断面図である。 第７図は第１図の制御回路のブロック図、第８図は別の
実施例の制御回路図である。 図において、１０はモータ、１１はボックス、１４は出
力軸、２０は太陽ギヤ、２５はアーム、３０は遊星ギヤ
、４０は従動ギヤ、４２は駆動車、４４は紐、４５はレ
ール、５０はカーテン、Ｃは閉スイッチ、Ｄｉは主駆動
回路、Ｄ２は副駆動回路、Ｄ３はモータ停止検出回路、
ＰＧはパルス発生回路をそれぞれ示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）レールにその長手方向に移動自在に取付けられたラ
   ンナと、前記ランナに吊下げられたカーテン等と、前記
   レール内を走行自在に張設されて前記ランナに止着され
   た紐と、前記紐を走行させる駆動車と、前記駆動車を回
   転駆動するモータと、前記モータの制御回路からなる装
   置であって、前記モータの出力軸と前記駆動車の軸心は
   同一平面に配置され、前記出力軸に太陽ギヤが固定され
   、同じく前記出力軸にアームが回動可能に取付けられ、
   前記アームに前記太陽ギヤとかみ合う遊星ギヤが回転自
   在に軸受けされ、前記駆動軸に前記遊星ギヤとかみ合う
   従動ギヤが一体に固定され、前記太陽ギヤと前記遊星ギ
   ヤの軸心間の距離は前記太陽ギヤと前記従動ギヤの軸心
   間の距離の半分よりも長く設定され、前記アームの回転
   抵抗は前記遊星ギヤの自転抵抗よりも小さく設定され、
   一前記制御回路は開スイッチと閉スイッチと停止スイッ
   チを含み、前記モータの回転中に前記停止スイッチが押
   されるか、又は開閉限度に達して回転を停止すると、前
   記モータを停止直後に回転していた方向とは逆の方向に
   微小時間再び回転させる停止時微小反転回路が設けられ
   たことを特徴とする手引きカーテン等のモータ装置。 ２）制御回路は開スイッチと閉スイッチの操作を記憶し
   てモータをいずれか一方に回転させ、停止スイッチが押
   されると前記モータの回転を停止させる主駆動回路を含
   み、停止時微小反転回路は前記モータの停止を検出する
   モータ停止検出回路と、前記停止スイッチの操作又は前
   記モータ停止検出回路のモータ停止の信号を受けると微
   小時間パルスを発生するパルス発生回路と、前記開スイ
   ッチと前記閉スイッチの操作を記憶し、前記パルス発生
   回路のパルスの入力中作動して前記モータを前記主駆動
   回路とは逆の方向に回転させる副駆動回路からなること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の手引きカーテ
   ン等のモータ装置。 ３）停止時微小反転回路は駆動車と太陽ギヤの軸心の間
   に配置されたソレノイドを含み、前記ソレノイドはモー
   タ停止時にアームを外側に押圧して遊星ギヤと従動ギヤ
   のかみ合いを外すことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の手引きカーテン等のモータ装置。