JPS584514A - カ−テン開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カーテンの開閉装置に関し、特に、多数のカ
ーテンランチとともにカーテンレールに吊設した電動機
構の走行によりカーテンランチを強制的に走行させてカ
ーテンを開閉する装置に関する。

従来、小事務室のカーテンあるいは家庭のカーテン等の
比較的小型のカーテンのためのカーテン開閉装置として
は、カーテンレールに吊設した電動機を走行させてカー
テンランナを走行させ、カーテンの開閉を行わしめるも
のが提案されている。この方式は、電動機構に備えられ
た車輪がカーテンレールの軌条上を転動し電動機構自体
を走行させるものであるからカーテンランナに垂下した
カーテンが軽量の場合にはカーテンの開閉が正常に行わ
れるが、カーテンの重量が大きくなる場合には電動機構
の車輪が空転しカーテンの開閉が行われなくなることが
ある。また、電動機構の車輪の空転を防止するために電
動機構自体の重量を大とする場合には、電動機構が大型
となシ外観を損うばかシでなく全体として大掛シなカー
テン開閉装置となシ、小事務室あるいは家庭等の比較的
小型のカーテンのための開閉装置としては不向きとなる
。また一方、−この方式における電動機構への通電は、
カーテンレールに附設したりミツトスイソｆｆ利用する
とされているから、電動機構の衝突によるリミットスイ
ッチの破損が多発し易く、まして電動機構の重量が犬と
なる場合には、リミットスイッチの故障によりカーテン
の開閉が全く不能となる虞れがあった。にもががゎらず
これらの問題を解決する具体的提案は何んらなされてい
なかったのが実情である。

そこで本発明は、前記した事情に鑑み、電動機構の走行
を正常とすると共に通電上の故障を排除し、小事務室の
カーテンあるいは家庭のカーテン等の比較的小型のカー
テンの開閉を円滑に行うことができるカーテン開閉装置
を提供することを目的とし、さらには舞台の引幕あるい
ハ大会議室のカーテン等の超大型カーランナあってもそ
の開閉を円滑に行うことができるカーテン開閉装置を提
供することをも目的とするものである。

以下、図示した実施例に基いて本発明を説明する。

第１図に示すように本発明に係るカーテン開閉装置は、
カーテンレール１００と、複数個ノカーテｙ　ラフ　ｆ
　２００と、電動機構３００と、カーテン４００とから
なり、カーテンレール１００　Ｋカーテンランチ２００
と共に吊設された電動機構３００を走行させることによ
りカーテンランナ２００　’ｉ定走行せカーテン４００
の開閉をさせるものである。

上記カーテンレール１００は、第２図に示すように下面
の中央長手方向に開口１０１を有しておりかつ内側の底
面に軌条１０２を有している。また当該カーテンレール
１００はその両端にストッパ１０３　ｉ有し、該ストッ
パ１０３の下面には吊環係止部１０４　’に有している
（第１図参照）。上記カーテンレールｌＯＯはその内側
面に断面鳩尾状の突条１０５　’ｉ有するとともに内側
面上下端部に断面凹状の溝１０６　？有し、かつ当該突
条１０５および溝１０６に係合するリードプレートＩｌ
ｌ　？有している。

当該リードプレート１１１は、絶縁性の合成樹脂板を材
料として形成されているもので、第２図に示すように前
記カーテンレール１００に形成されている突状１０５お
よび溝１０６に係合するようにしてカーテンレール１０
０の内側面に取す付けられている。すなわち、当該リー
ドプレート１１１はその上下端を溝１０６に係合しかつ
一側面を突条１０５に係合させるようにし℃カーテンレ
ール１００の一端からカーテンレールの内側面に副って
挿通されている。そしてこのリードプレー　）　１１１
の他側面すなわち、カーテンレール１００内の内空部に
面する側面には第３図に示すように上段に広巾のリード
ライン１１２、下段に細巾のリードライン１１３が貼着
形成されている。このリードライン１１２および１１３
は共に通電用に使用されるもので、伝導性に富む材料で
薄いテープ状に形成されているものである。このリード
ライン１１２は、その一端上縁に当該リードライン１１
２を適宜に切り欠いて形成した絶縁部１１４を有してお
り、またその他端下縁に当該リードライン１１２　’ｉ
適宜に切り欠いて形成した絶縁部１１５を有している。

このリードプレート貝１すなわちリードライン１１２オ
よび１１３には、第４図にも示すよ１うにブラシ１２１
　、１２２および１２３が接触するようになっており、
このブラシ１２１，１２２および１２３は、集電体１２
４に植設されている（第６図参照）。

一方このリードライン１１２および１１３はカーテア　
４００　ノ開成（ＯＰＥＮ）、閉成（ＣＬＯ８Ｅ）オヨ
び停止（ＳＴＯＰ）をコントロールする操作盤１３１に
接続され、当該操作盤１３１は通常の交流電圧を本カー
テン開閉装置の作動に適する電圧に変更する変圧器１４
１に接続されており、当該変圧器１４１よび１２６が内
蔵されており、該ダイオード１２５のである。

上記カーテンランナ２００は、第１図に示すように、カ
ーテンレール１００に複数個吊設されるものであって、
基部２０１の両側から水平に突出する軸２０２の両端部
に車輪２０３を枢着形成してなるものである。上記基部
２０１はカーテンランチ２００同志が相互に衝突あるい
は接触する際に車輪２０３の回転を阻止することがない
ように車輪２０３の直径よシやや大に形成されている。

また当該カーテンランナ２００は、使用時に必要な耐久
力を有しかつ衝突や回転の際に騒肯ヲ発しないように合
成樹脂材で構成されている。なお、上記基部２０１の下
端には吊環係止部２０４が形成されている。

上記電動機構３００は、前記カーテンレール１００に前
記カーテンランチ２００と共に吊設されるもので、基本
的には、第４図乃至第７図に示すように、カーテンレー
ル１００中に位置決められる走行部とカーテンレール１
００の下方に位置決められる動力部とからなるものであ
る。すなわち、動力は、絶縁性の合成樹脂材料からなる
円筒形すなわち回転力は筐体３０１の上端にフランジ３
０３を介してネジ３０４によって固着されている走行部
に伝達されるものである。

上記走行部は、全体に前記カーテンレールｌＯＯに形成
されている開口１０１に遊嵌し得る大きさに形成された
断面１」字状の枠３１１金基部として構成されている。

すなわち、該基部の略中央内部にはウオーム３１２が枠
３１１の底３１３と枠３１１上端の上板３１４との間に
ベアリングを介して軸装されかつ上記底３１３から下方
に向けて突出する軸を前言髪１夕３０２の回転軸に継手
３１５により連結されている。前記基部内にはまた、ウ
オーム３１２の回転に伴い回転するウオーム歯車３１６
が枠３１１に架設された軸３１７によシ支承されている
。該軸３１７の両端は前記枠３１１の外側面に適宜長さ
で突出しており、該突出端部にタイヤ付き車輪３１８が
固着されている。そして、該車輪３１８の片側内面すな
わち、前記枠３１１に隣接する面に平歯車３１９を固着
形成している。前記ウオーム歯車３１６、タイヤ付車輪
３１８および平歯車３１９は、前記ウオーム３１２の回
転に伴ない同時回転するものである。前記平歯車３１９
には、前記枠３１１の側面と、これに隣接する補助板褒
との間に軸装された３箇の中間平歯車３２１，３２２゜
３２３の一方端の平歯車３２１が噛合される。また、他
方端の平歯車３２３には平記乎歯車３１９と同様に構成
された平歯車３２４が噛合する。すなわち、前記タイヤ
付車輪３１８と対向するように中間平歯車３２１．３２
２，３２３を挾んだ位置で前枠３１１に別のタイヤ付車
輪３２５が軸３２６により架設されており、このタイヤ
付車輪３２５の片側内面に上記平歯車３２４が噛合され
ているものである。これにより、ウオーム３１２の回転
によりタイヤ付車輪３１８および３２５が同時に同方向
に同速で回転することとなる。なお、上記各タイヤ付車
輪３１８および３２５は、カーテンレール１００内に装
着された際にその下面がカーテンレール１００の軌条１
０２に常に接触しているように前記枠３１１に架設され
ていること勿論である。

上記タイヤ付車輪３１８および３２５の回転にょシ上記
走行装置はカーテンレール１ｏｏｏａ条１０２上を走行
することが可能となる訳であるが、本発明の実施例にお
いてはさらに確実に走行装置が走行するように以下の配
慮をしている。

すなわち、枠３１１の両端部には、カーテンレール１０
０の内部上面に圧接する車輪３２７および３２８が設け
られている。この車輪３２７および３２８は、枠３１１
の両端部側壁に形成された縦長孔に遊嵌された軸３２９
および３３０の突出両端に形成されているもので、その
軸３２９および３３０は、コイルバネ３３１および３３
２の反発力により常に上方に押し上げられている。また
、このコイルバネ３３１および３３２は枠３１１の底３
１３に固着形成されているケース３３３および３３４に
介装すれているものである。したがって、この圧接車輪
３２７および３２８によって電動機構３００自体の重量
が小さい場合にも常に前記タイヤ付車輪３１８および３
２５ヲカーテンレール１００の軌条１０２　面に押し付
けることとなる。

上記カーテン４００は、前記カーテンランチ２００に形
成されている吊環係止具２０４に吊＊１−介して係止さ
れるが、カーテン４００の上端にはフック４０１ヲ取り
付けておき該フック４０１　を利用してカーテンランチ
２００に係止される。

以上のように構成されたカーテン開閉装置は以下のよう
にして使用される。

すなわち、第１図に示すようにカーテン４００が全開の
状態において操作盤４３１のボタンを開（ＯＰＥＮ）に
操作する。これにより、リードライン１１２、ブラシ１
２１　、ダイオード１２５−１−タ３０２、ブラシ１２
３、およびリードライン１１３の　”電流回路が形成さ
ノ（−夕３０２が作動する。このモータ３０２の作動に
よシ、ウオーム３１２が回転し、該回転によυウオーム
歯車３１６が回転し、該回転に伴ってタイヤ付車輪３１
８が回転する。

該タイヤ付車輪３１８の回転は平歯車３１９の回転を惹
起し、該平歯車３１９および申開平歯車３２１゜３２２
、および３２３さらには平歯車３２４の回転によりタイ
ヤ付車輪３２５が回転する。このタイヤ付車輪３１８お
よび３２５の回転によシミ動機構３００がカーテンレー
ル１００内の軌条１０２上を走行し、該走行によりカー
テンレール１００に嵌装されているカーテンランナ２０
０を順次押し進められてカーテン４００が開放される。

カーテン４００が全開となった時点でブラシ１２１が絶
縁部１１４に達の走行を中止する。これによりカーテン
４００は所望の開成状態を維持する。

次いで、カーテン４００　を閉成しようとする場合には
操作盤１３１のボタンを閉（ＣＬＯ８Ｅ）に操作する。

これによシ、リードライン１１３、ブラシ１２３、擾−
夕３０２、ダイオード１２６、ブラシ１２驚。

４艷−夕３０２の作動により、電動機構３００は帥進を
し隣接する先頭のカーテンランチ２００ヲ押し進めてカ
ーテン４００　＊全閉する。この時点でブラシ１２２は
絶縁部１１５に達し、通電を断つ。これによシ、電動機
構２は走行を停止し、カーテン４００は開成状態を維持
する。

なお、カーテン４００の開成あるいは閉成のために走行
する電動機構３００は、カーテン４００の重量が増大し
タイヤ付車輪３１Ｂおよび３２５が空転することが予想
されても、圧接車輪３２７および３２８がタイヤ付車輪
３１８および３２５ヲカーテンレールｌＯＯの軌条１０
２面に押し付けるようにするので、電動機構３００の走
行に異常を招来することがない。

本発明は、以上のようにカーテンレール中に配設したリ
ードプレートすなわちリードラインとこれに接触するブ
ラシとの構成よシなるとしたから、通電、停止の作動が
リミットスイッチの使用の如くに破損による故障の不安
がなくなシ、また、カーテンレール中を走行する電動機
構の空転が排除されカーテンの開閉装置として好適とな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るカーテン開閉装置をカーテンレー
ルの一部を破断して示す正面図、第２図はカーテンレー
ルをリードプレートと共に第１図中の線■−■で示す断
面図、第３図はリードプレートと共に示す配線図、第４
図はカーテンレールの断面と共に電動機構を示す側面図
、第５図は電動機構の正面図、第６図は電動機構の平面
図、第７図は電動機構の縦断面図である。 １００・・・カーテンレール、１１１・・・リードプレ
ート、１１２，１１３・・・リードライン、１２１，１
２２，１２３・・・ブラシ、１２４・・・集電体、１３
１・・・操作盤、２００・・・カーテンランチ、３００
・・・電動機構、３０２・・・反転モータ、３１８，３
２５・・・タイヤ付車輪、４００・・・カーテン。 第４図 笛６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カーテンレール（１００）に複数のカーテンランチ（２
   ００）とともに電動機構（３００）　全吊設してなり上
   記カーテンランナ（２００）に係止されたカーテン（４
   ００）の開閉全上記カーテンレール（１００）に吊設さ
   れた電動機構（３００）を走行させてカーテンランナ（
   ２００）　ｔ−押し進めることによってなすとするカー
   テン開閉装置において、上記カーテンレール（１００）
   には広巾のリードライン（１１２）とｉ巾ｏリードライ
   ン（１１３）と全形成したリードプレート（Ｉｌｌ）を
   設け、上記電動機＠　（３ｏｏ）には上記広巾のリード
   ライン（１１２）に接触するブラシ（１２１）および（
   １２２）と上記細巾のリードライン（１１３）に接触す
   るブラシ（１２３）とを植設するとともに反転モータ（
   ３０２）に接続する集電体（＋２４）’に設け、かつ、
   上記電動機構（３００）には反転モータ（３０２）の作
   動により回転するタイヤ付車輪（３１８）および（３２
   ５）　ｉ設け、さらに、上記リードライン（１１２）お
   よび（１１３）はカーテン（４００）の開閉のための操
   作盤（１３１）に接続されてなシ、操作盤（１３１）へ
   の通電とともにボタン操作によりリードライン（ｌ１２
   ）、ブラシ（１２１）あるいは（１２２）、集電体（１
   ２４）、反転モータ（３０２λブラシ（１２３）および
   リードライン（１１３）からなる電流回路を形成して上
   記電動機構（３００）　ｉカーテンレール（１００）中
   で走行させてカーテンランナ（３００）　ｉ押し進めこ
   れによりカーテン（４００）の開閉金回とするようにし
   たことを特徴とするカーテン開閉装置。