JPS63226220A - 果物の品質改良方法 - Google Patents

果物の品質改良方法

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JPS63226220A
JPS63226220A JP62060061A JP6006187A JPS63226220A JP S63226220 A JPS63226220 A JP S63226220A JP 62060061 A JP62060061 A JP 62060061A JP 6006187 A JP6006187 A JP 6006187A JP S63226220 A JPS63226220 A JP S63226220A
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acid
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隆文 石井
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G7/00Botany in general
    • A01G7/06Treatment of growing trees or plants, e.g. for preventing decay of wood, for tingeing flowers or wood, for prolonging the life of plants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/02Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/04Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms with one hetero atom
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はアルギン酸オリゴ糖を施用することによって果
物の粘度などを改善し、より美味しい果物を生産する方
法に関するものである。
[従来の技術とその問題点コ 現在我国の果物の生産量は、温州ミカンを筆頭に年間6
00万トンが生産、出荷されており、農業生産のなかで
も重要な位置を占めている。このように、果物の生産・
消費が発展した理由の1つは果物の1美味しさ」にあり
、美味しい果物を生産することが重要な課題である。
果物の美味さは、品種開蓋が大きく、従来から美味しい
果物を栽培する目的で果物の品種改良が精力的に行われ
てきた。しかしながら品種改良には多大の努力と長期間
を要するうえ、一定の栽培条件下では「美味しい」果物
ができる品種であっても、その「美味しさ」の発現には
一定の栽培条件が必要であり、日照時間1日長、気温、
降雨量などが多種多様な値を示す我国の気候風土の中に
あっては全国的規模で「美味しい」果物を生産すること
は困難である。一般に果物の「美味さ」は粘度によって
左右されることが多く、官能検査からの「美味さ」と糖
度の関係は温州ミカンでは粘度が11.0以上、リンゴ
では12.5以上、カキでは16.0以上を要するなど
各種の果物についてそれぞれ必要とされる糖度が設定さ
れている。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、品種や気候風土に影響されることなく、
容易に果物の粘度を向上させることのできる物質につい
て広く検索した結果、アルギン酸を分解して得られる分
解物またはその生成分であるアルギン酸オリゴ糖にその
作用があることを見出し、本発明を完成させたのである
すなわち本発明は、アルギン酸オリゴ糖を施用すること
を特徴とする果物の品質改良法を提供するものである。
本発明に係るアルギン酸オリゴ糖とは以下のように定義
される。アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、ポリエチ
レングリコールアルギン酸およびアルギン酸を含有する
昆布などの藻類、微生物起源の多糖体などをアルギン酸
リアーゼなどの酵素で分解するか、または塩酸などの酸
で加水分解して得られる組成物またはその主成分である
オリゴ糖で、オリゴ糖の構成糖成分はグルロン酸および
マンヌロン酸が生成分である。その重合度が2〜20ま
てのグルロン酸のみ、マンヌロン酸のみ、またはグルロ
ン酸とマンヌロン酸の組合せで構成されるオリゴ糖類お
よびグルロン酸、マンヌロン酸から成る組成物、さらに
またこれらの組成物をp111〜4,100〜130℃
の条件下で15分〜180分加熱して得られる組成物を
いう。
このような組成物は、例えは以下のごとくして調製され
る。
原料とするアルギン酸としては、市販のアルギン酸、ア
ルギン酸ソーダなどやアルギン酸を含有する昆布、カシ
メ、レソニア、ドルベリアなどの海藻類およびシュード
モナスなどの微生物の生産するアルギン酸様多糖質など
アルギン酸を含有する原料は全て利用できる。
アルギン酸を分解する手段としては、塩酸、硫酸などの
酸で加水分解する方法とアルギン酸リアーゼなどの酵素
て分解する手法が応用できる。
酸で加水分解する場合は、例えばアルギン酸ソーダ5部
に100部の水を加え、アルギン酸を溶解した後、3部
の濃塩酸を添加して90〜100℃、2〜4時間加水分
解を行った後、濾過し、炉液を苛性ソーダで中和し、濃
縮することによってアルギン酸オリゴ糖を調製すること
ができる。また、アルギン酸リアーゼで分解する場合は
、アルギン酸ソーダ5部に水を100部加えてアルギン
酸を溶解後、酵素の至適作用pHにpl(を調整し、酵
素をアルギン酸ソーダ1g当り100〜4000単位添
加して、酵素の作用至適温度で24〜48時間反応させ
ることによってアルギン酸オリゴ糖を調製することがで
きる。
アルギン酸リアーゼとしてアワビの消化管酵素(商品名
:アバロンアセトンパウダー、Merck 社製)を用
いる場合は、至適作用pHは7〜8、至適作用温度は2
0〜35℃である。
アルギン酸リアーゼの酵素活性はpH7,0,30℃で
0.2%アルギン酸ソーダ溶液に酵素を作用させたとき
、30分間に230部mの吸光度を0.01上昇させる
酵素力を1単位として表示した。
また、海藻類から直接オリゴ糖を得る場合は、例えば乾
燥昆布40部に水を1300部加え、pHを11とした
後、ホモゲナイザーで磨砕し、60℃で3時間処理し、
その後pHを5.5とした後、セルラーゼ(商品名:メ
イセラーゼ、明治製菓(財)製)を対固型分0.5%添
加し、40℃て20時間反応後、pHを70とし、アル
ギン酸リアーゼを固型分1g当り1000単位添加して
30℃て48時間反応させることにより昆布より直接ア
ルギン酸オリゴ糖を製造することができる。
上記のごとくして得られた分解物中のアルギン酸オリゴ
糖の含有量は、分解原料によって種々の値をとるが、例
えばアルギン酸ナトリウムを原料とした酵素分解法で調
製した場合は、固型物中40〜100%に達する。また
、昆布などの海藻類を原料とした場合は固型物中lO〜
25%である。
このようにして得られたアルギン酸オリゴ糖を、ミカン
などの樹木に50〜500γ/mρ濃度の液として、樹
木1本当り5〜30j2を散布することにより、収穫物
の粘度を向上させ、嗜好性の高い果物を得ることができ
る。
[実施例] 次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例1 アルギン酸ナトリウムを水に溶解して3%w/vの溶液
となし、これにアルギン酸リアーゼ(アバロンアセトン
パウダー)と4ooou/gアルギン酸の割合で添加し
、po 7.0.40℃て48時間反応させてオリゴ糖
を調製した後、pllを3.0に調整し、120℃で2
時間加熱処理を行った。加熱処理後、反応液のpl(を
7.0に中和し、アルギン酸オリゴ粘を得た。このよう
にして得られたアルギン酸オリゴ糖を107/mi’、
 50 γ/mf4.200y/mp。
500 y /+nl!、 1000 y /mj!の
濃度とし、それぞれの濃度のアルギン酸オリゴ糖をミカ
ン(温州ミカン)の樹木1本当り10ftの割合て発育
期から完熟期の間に2回散布し完熟させた後、ミカンを
無作為に収穫し、その粘度を常法により測定し、アルギ
ン酸オリゴ糖を散布しないミカンとの比較を行った。こ
の結果を第1表に示す(n=20)。
第  1  表 (n −20) 第1表から明らかなように、アルギン酸オリゴ糖の散布
濃度50〜500γ/mρで糖度の上昇が認められた。
温州ミカンにおいて「美味しい」と評価されるために必
要とされる粘度は11.0以上であり、対照のミカンは
糖度が10.2であり甘味が不足する。これに対しアル
ギン酸オリゴ糖濃度50〜500γ7mp散布区で得ら
れたミカンの糖度は11.2〜12.4であり糖度も十
分な上に、官能的にも美味なミカンであった。
実施例2 アルギン酸ナトリウム0.5%、ペプトン0.5%、酵
母エキス0.25%、 MgSO4・7H200,64
%。
NaCRO,96%、海水20%を含む培地(以下、L
B培地と称する。)を準備し、これを2001!の三角
フラスコに30mji分注して120℃、15分間殺菌
した後、アルテロモナス・エスピーL B 102株を
1白金耳植菌し、25℃、 240rpmで20時間培
養したものをf酵母とした。
Sfl容ジャーファーメンタ−にLB培地3f!、を仕
込み、120℃、15分間殺菌した後、上記種母20m
j’を植菌し、25℃、 240rpmで24時間培養
した。
この培養液を10,000rpmで30分間遠心分1l
lt)A理を行い、菌体を除去した上清液を得た。この
上清液を分子量1万カツトのホローファイバーを用いて
精製し、酵素液250m1+を得た。本酵素中のアルギ
ン酸リアーゼ活性は980 U /mA’であった。
次に、昆布240gを1 cm角に細断し、1%Na、
CQ、溶液4ftを添加して90℃で1時間加熱処理を
実施した後、これを磨砕し、2.2%HC1’溶液2℃
を添加して中和し、pH5,5とした。この液中にセル
ラーゼ製剤(メイセラーゼ、明治製菓■製)18gを添
加して40℃で6時間反応させた。
反応終了後、p)17.0に調整し、上記のごとくして
得られたアルギン酸リアーゼを6万単位添加して40℃
で48時間反応させてアルギン酸オリゴ糖を調製した。
このようにして得られたアルギン酸オリゴ糖を200γ
/mRの濃度に溶解し、その溶液H士をミカン(温州ミ
カン)の樹木1本当りl0JZの割合で散布した。散布
方法はミカンの発育期から完熟期にかけて2回実施した
。ミカンの完熟後、ミカンを無作為に収穫し、その粘度
をアルギン酸オリゴ糖無添加区(対照区)の粘度と比較
した。この結果を第2表に示す(n=20)。
第  2  表 表から明らかなように、アルギン酸オリゴ糖散布区のミ
カンの粘度は対照区に比較して約2夏上昇し、さらに官
能評価も高かった。
[発明の効果] 本発明の方法に従ってアルギン酸オリゴ糖を果樹に施用
することにより、気候風土の影響を受けることなく果物
の品質改良を手軽に行え、より美味しい果物を生産する
ことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルギン酸オリゴ糖を施用することを特徴とする果物の
    品質改良方法。
JP62060061A 1987-03-17 1987-03-17 果物の品質改良方法 Granted JPS63226220A (ja)

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JP62060061A JPS63226220A (ja) 1987-03-17 1987-03-17 果物の品質改良方法
US07/168,764 US4993185A (en) 1987-03-17 1988-03-16 Process for improving quality of fruit
ES8800806A ES2009245A6 (es) 1987-03-17 1988-03-17 Un procedimiento para mejorar la calidad de la fruta.

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JP62060061A JPS63226220A (ja) 1987-03-17 1987-03-17 果物の品質改良方法

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JPS63226220A true JPS63226220A (ja) 1988-09-20
JPH0433409B2 JPH0433409B2 (ja) 1992-06-03

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ID=13131193

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US4993185A (en) 1991-02-19
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