JPS63223737A - フイルム装填装置 - Google Patents

フイルム装填装置

Info

Publication number
JPS63223737A
JPS63223737A JP5954387A JP5954387A JPS63223737A JP S63223737 A JPS63223737 A JP S63223737A JP 5954387 A JP5954387 A JP 5954387A JP 5954387 A JP5954387 A JP 5954387A JP S63223737 A JPS63223737 A JP S63223737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
film package
stopper member
package
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5954387A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadami Yamada
山田 貞美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP5954387A priority Critical patent/JPS63223737A/ja
Publication of JPS63223737A publication Critical patent/JPS63223737A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフィルム装填装置に関し、一層詳細には、複数
枚のシートフィルムを収納したフィルム包装体の端部を
切断する際に、このフィルム包装体に当接して前記切断
端部の遮光を行うと共に、前記フィルム包装体から離間
変位してフィルム包装体の引き出し作業を円滑に達成す
る係止手段を設け、明室内で画像記録装置等へシートフ
ィルムを容易に且つ光密な状態で装填可能に構成したフ
ィルム装填装置に関する。
一般に、人体等の被写体にX線を用いて撮影した放射線
画像フィルムが医摩上の診断等を行う際に広汎に使用さ
れている。従来、このようなX線フィルムを利用して放
射線画像を撮影するに際しては、放射線画像撮影装置内
に遮光状態でX線フィルムを装填し、このフィルムの乳
剤面に、直接、X線を照射して前記被写体の画像を記録
している。
ところで、最近、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を用い
て被写体の放射線透過像を得る放射線画像記録再生シス
テムが開発され、広汎に普及しつつある。ここで、蓄積
性蛍光体とは、放射線(X線、α線、β線、γ線、電子
線、紫外線等)を照射すると、この放射線エネルギの一
部を蓄積し、後に可視光等の励起光を照射することによ
り蓄積されたエネルギに応じた輝尽発光光を生ずる蛍光
体をいう。
前記の放射線画像記録再生システムはこの蓄積性蛍光体
を利用したもので、人体等の放射線画像情報を、一旦、
蓄積性蛍光体からなる層を有するシートに記録し、この
蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の励起光で走査して輝
尽発光光を生じさせ、得られた輝尽発光光を光電的に読
み取って画像信号を得、この画像信号に基づき写真感光
材料等の記録材料、CRT等に可視像として出力させる
ものである。
ここで、記録材料に画像を記録させる場合には、画像記
録装置、例えば、画像出力レーザプリンタ装置を採用し
ている。この装置は記録材料である写真感光フィルムを
マガジン等を介して収納し、このフィルムを吸着盤等の
枚葉機構により1枚ずつ取り出した後、蓄積性蛍光体シ
ートから得られた電気信号に基づいて変調されたレーザ
光を前記フィルムに照射し、所定の画像を記録するよう
構成されている。そこで、この新たに画像が記録された
フィルムは自動現像装置内に搬送され、現像工程を経て
後、所定の場所に保管され、必要に応じて医療診断等に
供される。
ところで、前記画像出力レーザプリンタ装置では、前述
した従来の放射線画像撮影装置と同様にフィルムを装置
内に装填する場合に、前記フィルムに外光が照射されて
はならない。露光してしまうからである。従って、一般
的に画像記録装置等にフィルムを装填するに際しては、
暗室内で行わなければならないという不都合がある。
そこで、操作性を向上させるために明室内でのフィルム
の装填が強く望まれ、これを可能にする種々の明室装填
方法が提案されている。実開昭56−7931号にこの
明室装填方法の一例が開示されている。これを第1図に
示す。
すなわち、従来技術に関連して、第1図aは放射線画像
撮影装置等に装填されるマガジン1の断面図を示したも
ので、このマガジン1は本体部2と前記本体部2に開閉
自在に蝶着される蓋体部3を含み、この本体部2と蓋体
部3とにより室4が画成される。前記本体部2と蓋体部
3には夫々挟持用ローラ5a、5bが回転自在に支承さ
れると共に、前記挟持用ローラ5a、5h側から室4内
に外光が照射されることがないように本体部2並びに蓋
体部3には遮光部材6が設けられている。また、蓋体部
3にフィルム取出用開口部7が形成されており、前記蓋
体部3に設けられ前記開口部7を開閉するシャッタ一部
材8の一端部には屈曲する把手9が形成されている。
そして、このマガジン1内にフィルム包装体10が収納
される。前記フィルム包装体10内には当てボール紙1
1によって保護された状態で複数枚の未露光フィルム1
2が収納されており、前記フィルム包装体10の両端部
10a、10bはマガジン1から外部に露呈している。
明室内において、以上のような構成からなるフィルム包
装体10を装填しようとするには、先ず、このフィルム
包装体10の一端部10aがシャッタ一部材8の把手9
に係合され、他端部10bは鋏等により切断される。次
いで、第1図すに示すように、マガジン1はX線撮影装
置13に装填され、シャッタ一部材8がマニュアル操作
によって当該マガジン1から引き出される。その結果、
フィルム包装体10は把手9に係着されてマガジンlか
ら引き出されると共に、このフィルム包装体10が挟持
用ローラ5a、5bにより挟持されるために、前記フィ
ルム包装体10内の未露光フィルム12は室4内に残留
するに至る。
さらに、この場合、シャッタ一部材8の引き出し操作に
よって開成された開口部7を介してマガジンI内の室4
が装置13内に開放される。そこで、未露光フィルム1
2が真空吸引器14によって吸着されて所定の撮影位置
に搬送される。
然しなから、前記の従来技術では、未露光フィルム12
を装置13に装填する作業が相当に煩雑で且つ時間のか
かるものとなってしまう。すなわち、フィルム包装体1
0をマガジンlに収納してその両端部10a、10bを
外部に露呈させて後、シャッタ一部材8を前記マガジン
1に挿入して前記端部10bを切断し、前記マガジン1
を装置13に装着すると共に、前記シャッタ一部材8を
端部10aと一体的に引き出す作業が必要となる。
結果的に、フィルム装填作業の効率化が達成されないと
いう不都合が惹起する。
さらにまた、シャッタ一部材8の操作は作業者自身の手
指等により行われている。従って、シャッタ一部材8が
マガジン1に確実に挿入されない場合も生じ易(、この
ような状態でフィルム包装体10の他端部10bを切断
すれば、その切断部分から前記フィルム包装体10内に
外光が照射されて積層されている複数枚の未露光フィル
ム12が露光してしまうという欠点が指摘される。
また、他の従来技術として実公昭節57−25220号
に開示された装置がある。すなわち、第1図Cはマガジ
ン1aの断面図を示したもので、このマガジン1aは本
体部2aと前記本体部2aの一端部に開閉自在に蝶着さ
れる蓋体部3aとを含む。前記本体部2aと蓋体部3a
とにより室4aが画成されると共に、前記本体部2aと
蓋体部3aには夫々挟持用ローラ5c、5dが回転自在
に支承される。また、本体部2aにフィルム取出用開口
部7aが形成されており、前記本体部2aの上部に装着
されるシャッタ一部材8aにより前記開口部7aが開閉
される。
そこで、明室内においてフィルム包装体10を図示しな
い装置に装填する際には、先ず、前記フィルム包装体1
0の他端部10bを鋏15により切断する(第1図d参
照)。そして、他端部10bを折り曲げた状態で前記他
端部10bを指先で保持してフィルム包装体10内に外
光が照射されないようにしておく。
一方、マガジンlaにおいて、蓋体部3aを予め開動し
ておき、フィルム包装体1oを他端部10b側の折り曲
げ端部から室4a内に挿入すると共に、一端部10aを
前記マガジン1aの外方に露呈させる。さらに、蓋体部
3aを閉動して後、前記外部に露呈する一端部10aを
マガジンlaから離間する方向に引張すれば、前記フィ
ルム包装体10は外部に引き出され、このフィルム包装
体10内の未露光フィルム12は挟持用ローラ5c、5
dを介して室4a内に残留するに至る。
そして、マガジン1aを図示しない装置に装填し、シャ
ッタ一部材8aをマニュアル操作によって当該マガジン
1aから引き出せば、フィルム取出用開口部7aが前記
装置(図示せず)内に開放されることになる。
然しなから、前記の従来技術では、フィルム包装体10
の他端部10bを鋏15で切断して後、この他端部10
bを作業者が指先で閉塞保持した状態でマガジン1aの
室4a内に挿入し、さらに、蓋体部3aを閉動作して外
部に露呈する一端部10aを引張してフィルム包装体1
0を前記マガジン1aから取り出す。次いで、このマガ
ジン1aを装置に装填してシャッタ一部材8aを操作す
ることによりフィルム取出用開口部7aを装置内に開成
している。
従って、第1図aおよびbに示す従来技術と同様に未露
光フィルム12を装置に装填する作業がかなり煩雑なも
のとなる欠点が指摘される。
しかも、作業者は切断した他端部10bを指先で保持し
て本体部2aの一端部側からフィルム包装体10を室4
a内に装填している。このため、未露光フィルム12を
完全に外部から遮光することが困難となり、特に、前記
切断された他端部10bをマガジン1a内に挿入すべく
作業者がその指先を前記他端部10bから解放する際に
、この他端部10bからフィルム包装体10内に外光が
照射されるという虞が指摘される。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、複数枚のフィルムを収納した包装体を装着する
ための載置台等に前記包装体の切断端部側に圧接する揺
動可能な係止手段を設け、包装体の端部を切断する際に
前記係止手段が前記包装体に圧接してその切断端部から
の外光の照射を阻止し、さらに包装体を引き出す際には
前記係止手段を揺動変位させて包装体から離間させ、こ
れによって前記包装体の引き出し作業を良好に行うこと
が出来、しかも簡単な構造でフィルムを光密に保持して
容易に且つ確実に明室内におけるフィルムの装填を可能
にしたフィルム装填装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は複数枚のシート
フィルムを積層収納したフィルム包装体を装填するフィ
ルム装填装置であって、前記フィルム包装体を装着する
載置台あるいはマガジンにフィルム包装体に圧接自在な
ストッパ部材を含む係止手段を設け、フィルム包装体の
端部を切断する際にストッパ部材を前記フィルム包装体
の端部に圧接させて前記切断部分からフィルム包装体の
内部に外光が射出することを阻止し、さらに前記ストッ
パ部材をフィルム包装体から離間変位させて前記フィル
ム包装体を引張し、前記シートフィルムを装置内部に開
放するよう構成することを特徴とする。
次に、本発明に係るフィルム装填装置について好適な実
施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
第2図において、参照符号30は本発明に係るフィルム
装填装置の本体部を示す。前記本体部30にはフィルム
装填部32が設けられており、前記フィルム装填部32
を構成する載置台34は前記本体部30に対し引き出し
自在に装着されている。
この場合、前記載置台34は長手方向に延在する側壁部
36a、36bと短手方向に延在する側壁部36c、3
6dとからなる筐体であり、後述するフィルム包装体を
収納するための開口部38を形成している。さらに、前
記側壁部36a、36bに夫々ガイド突条40a、40
bを固着し、前記ガイド突条40a、40bは本体部3
0に設けられるガイド溝42a、42bに係合する。ま
た、載置台34には前記載1台34を本体部30から所
定の長さだけ引き出し且つ必要に応じて前記本体部30
から取り出し得るように図示しないストッパ部材を設け
ておく。
次いで、第3図aおよびbに示すように、載置台34の
前面部に相当する側壁部36cの上部に開口部38から
離間する方向に突出する把手44を形成すると共に、前
記開口部38側に膨出する遮光用板体46が設けられる
。載置台34内に側壁部36cに近接して係止用板体4
8が立設され、前記係止用板体48と遮光用板体46と
の間には前記載置台34の引き出し方向に直交する方向
に延在してローラ50が回転自在に支承されている。さ
らに、載置台34内に前記ローラ50と平行して夫々所
定間隔離間して回転体52a、52bが回転自在に配設
され、前記回転体52a、52bの両端部に接近してガ
イドローラ54a乃至54dが設けられる(第2図参照
)。この場合、ガイドローラ54a乃至54dは夫々の
軸線を鉛直方向に指向して回転自在に支承されている。
一方、側壁部36d側に近接して係止手段56が配設さ
れる。前記係止手段56はストッパ部材58を含み、こ
のストッパ部材58は載置台34内に支持される支点ビ
ン60を介して揺動自在に構成される。第4図に示すよ
うに、前記ストッパ部材58は板状を呈しており、その
一端部を前記支点ピン60に外嵌し、その途上において
略90°屈曲して鉛直方向上方に延在して後、さらに水
平方向に指向して傾斜している。そして、ストッパ部材
58の鉛直方向に延在する部分に取付板62を介して回
転体64が支承されている。
そこで、載置台34内には前述した回転体52a、52
bに載置して移動台66が変位自在に配設される。移動
台66の底面部と載置台34との間にスプリング68を
介装し、このスプリング6日の引張力を介して前記移動
台66を矢印A方向に引張することが可能である(第3
図aおよびb参照)。
また、この移動台66には係止用板体48側の一端部に
夫々鉛直方向上方に延在する支持体70a、70bを立
設し、前記支持体70a、70bにローラ72が回転自
在に支持される。一方、移動台66の他端部にはストッ
パ部材58の回転体64に係合する突起部74を外方に
膨出形成すると共に、この他端部に鉛直方向下方に突出
する係止部76を設ける(第3図a、b並びに第4図参
照)。
次いで、前記移動台66の係止部76に引張手段78が
係合する。前記引張手段78は棒体80を含み、前記棒
体80の一端部に前記係止部76に係合する突起82を
形成する。棒体80は載置台34の側壁部36dを貫通
して本体部30内に延在し、その他端部にフランジ部8
4が形成される。さらに、棒体80にスプリング86の
一端部を係着し、このスプリング86の他端部を前記側
壁部36dに係着する。
従って、載置台34を本体部30から引き出す際に、移
動台66は前記スプリング86およびスプリング68の
引張力を介して比較的大きな力で矢印A方向に引張され
る。
さらにまた、第2図において、載置台34には夫々の側
壁部36aと36dとの隅角部に筐体88を形成し、こ
の筺体88の端部に近接してブロック体90が設けられ
る。このため、ブロック体90と筐体88との間に略三
角形状のカッタ一部材92を収容するための開口部94
が画成される。なお、前記開口部94にはカッタ一部材
92を案内するための板体95が臨入している。
一方、第3図すに示すように、本体部30には載置台3
4の遮光用板体46に係合して前記本体部30内を光密
に保持するための遮光ローラ96が図示しない弾性体を
介して矢印方向に変位自在に配設される。前記遮光ロー
ラ96から所定間隔離間してローラ98が設けられ、前
記ローラ98は移動台66に支承されるローラ72と共
働してフィルム包装体(後述する)からフィルムを分離
させる作用をなす、また、本体部30と載置台34の把
手44との間にフィルム包装体を挿通ずるための間隙1
00が画成される。
そこで、この本体部30の内部には引張手段7日の棒体
80に設けられたフランジ部84が当接する壁面部10
2が形成されると共に、この壁面部102に近接してス
トッパ手段104が設けられている。
前記ストッパ手段104はロータリソレノイド106を
含み、前記ロータリソレノイド106は本体部30に形
成される取付台108に固着される。前記ロータリソレ
ノイド106から延在する駆動軸110にL字状を呈す
る係止部材112が係着される。
この場合、前記係止部材112はロータリソレノイド1
06の駆動作用下に揺動可能に構成され、その端部を載
置台34の側壁部36dの上部に形成された切欠部11
4に係合する。
なお、本体部30内には吸着盤を含む枚葉機構115が
配設されている。
さらにまた、当該本体部30に装填されるフィルム包装
体116について説明する。すなわち、第2図に示すよ
うに、フィルム包装体116は複数のシートフィルムF
を積層収納する袋状を呈している。この場合、前記フィ
ルム包装体116の長手方向両端部118a、118b
を溶着等により密封し、前記両端部118a、118b
をシー1−フィルムFの取出面側に折り返して後、シー
ル120を介して一体的に係着している。なお、第2図
中、破線に示す部分はフィルム包装体116の切断部分
122を示している。
本実施態様のフィルム装填装置は基本的には以上のよう
に構成されるものであり、次にその作用並びに効果につ
いて説明する。
第3図aに示すように、載置台34を本体部30から引
き出すと、引張手段78を構成する棒体80が壁面部1
02から離間し、この棒体80はスプリング86の引張
力を介して載置台34に対し矢印A方向に引張される。
このため、棒体80に形成される突起82が移動台66
の係止部76に係合してこれを矢印A方向に引張する。
従って、移動台66はスプリング86とこの移動台66
に係着されるスプリング68の引張力を介して矢印A方
向に変位し、その端部を係止手段56のストッパ部材5
8に当接する。
次いで、第2図に示すように、載置台34内の移動台6
6にフィルム包装体116を装填する。この場合、スト
ッパ部材58とローラ72との距離をフィルム包装体1
16の長手方向の長さより僅かに小さく選択しておけば
、移動台66に前記フィルム包装体116を収容した際
に、このフィルム包装体116が前記移動台66にしっ
かりと固定されることになる。
そして、載置台34の開口部94に収納されているカッ
タ一部材92を取り出し、前記カッタ一部材92をフィ
ルム包装体116の短手方向に沿って移動させ、前記フ
ィルム包装体116の破線に示す切断部分122を切断
する。
このように、フィルム包装体116を所望の部分で切断
して後、前記フィルム包装体116の端部118b側を
前記切断された端部118aの残余の部分と一体的に把
手44側へと折り返し載置台34を本体部30側へと変
位させる。このため、引張手段78を構成する棒体80
のフランジ部84が本体部30の壁面部102に当接し
、前記棒体80はスプリング86の引張力に抗して載置
台34に対し矢印B方向に移動する。この結果、棒体8
0の突起82が移動台66の係止部76から離間し、こ
の移動台66にはスプリング68の引張力だけが作用す
ることになる。
そこで、載置台34を夫々のガイド突条40a、40b
とこれに係合するガイド溝42a、42bを介して本体
部30に収納すると共に、ストッパ手段104が駆動さ
れる。すなわち、第3図すに示すように、ロータリソレ
ノイド106の駆動作用下に駆動軸110を回転させて
係止部材112を矢印C方向に揺動する。このため、係
止部材112の端部は載置台34の側壁部36dに形成
される切欠部114に係合して前記載置台34が本体部
30内に固定される。
さらに、この場合、載置台34の把手44上に載設され
るフィルム包装体116の端部は、図示しないスプリン
グの弾発力を介してローラ96と遮光用板体46により
挟持されると共に、本体部30と把手44との間隙lO
Oを介して外部に露呈している。従って、前記外部に露
呈しているフィルム包装体116の端部を矢印B方向に
引張すれば、前記フィルム包装体116を載置する移動
台66がスプリング68の引張力に抗して矢印B方向に
変位し、係止用板体48に当接して支持される。その際
、第4図に示すように、移動台66に設けられる突起部
74が矢印B方向に変位して回転体64が前記突起部7
4から離脱するため、ストッパ部材58は支点ビン60
を中心にして鉛直方向下方に揺動してフィルム包装体1
16への押圧作用を解除する(第4図中、二点鎖線参照
)。そして、フィルム包装体116を矢印B方向に引き
出せば、夫々のローラ72.98を介してこのフィルム
包装体116内に積層収納されているシートフィルムF
は移動台66に残留するに至る。
前記フィルム包装体116がローラ54a乃至54dに
案内されて全て外部に導出されると、移動台66がスプ
リング68の引張力を介して矢印A方向に変位すると共
に、回転体64が突起部74に保合してストッパ部材5
8が、第4図中、実線に示す位置に至る。この結果、移
動台66に載置するシートフィルムFの端部がストッパ
部材58に当接して位置決めされる。
次いで、枚葉機構115の駆動作用下に移動台66上に
積層載置されている複数枚のシートフィルムFは1枚ず
つ吸着され、図示しない画像記録機構へと搬送されるこ
とになる。
この場合、本実施態様では、載置台34に係止手段56
を設けるため、明室内においてシートフィルムFを本体
部30に容易に装填することが出来る。
すなわち、載置台34を本体部30から引き出して移動
台66にフィルム包装体116を収納する際、前記移動
台66に設けられる突起部74に回転体64が係合して
ストッパ部材58は鉛直方向に指向して位置決めされる
(第3図a参照)。このため、フィルム包装体116の
切断部分122側の端部は前記ストッパ部材58に押圧
保持されることになる。
そこで、カッタ一部材92で切断部分122を切断する
と、前述したように、フィルム包装体116の端部がス
トッパ部材58により押圧されているため、前記切断部
分122の開口部からこのフィルム包装体116内に外
光が照射することがない、従って、例えば、従来のマガ
ジンで前述したように、遮光用のシャタ一部材を使用す
ることなく、明室内においてシートフィルムFを光密に
保持した状態でフィルム包装体116の切断部分122
を切断することが出来るという効果が得られる。
さらにまた、載置台34を本体部30に収納した後、フ
ィルム包装体116を前記本体部30の外部に引張する
際、第3図すに示すように、移動台66の矢印B方向へ
の変位によって回転体64が突起部74から離脱する。
このため、ストッパ部材58が支点ビン60を中心にし
て揺動し、前記ストッパ部材58によるフィルム包装体
116への押圧作用が解除される。この結果、フィルム
包装体116を円滑に外方に引き出すことが可能となり
、例えば、このフィルム包装体116がストッパ部材5
8に係止されて破損し、本体部30内に前記フィルム包
装体116の破損部分が残存するという不都合を回避す
る利点が挙げられる。
次いで、本発明に係るフィルム装填装置の他の実施態様
を第5図に示す、なお、前述した第1の実施態様と同一
の構成要素には同一の参照数字にaを付してその詳細な
説明は省略する。
この場合、載置台34a内には前述した移動台66に代
替して固定型の包装体用受台126が設けられており、
この受台126の本体部30a側の端部に係止手段56
aが装着される。前記係止手段56aはロータリソレノ
イド128を含み、このロータリソレノイド128の図
示しない回転駆動軸は支点ピン60aに連結されている
。さらに、ストッパ部材58aと受台126との間にス
プリング130が介装され、前記スプリング130の引
張力を介して前記ストッパ部材58aは受台126側に
押圧される。また、フィルム包装体116aを引き出す
際に、これを挟持するローラ72aあるいはローラ98
aが回転したことを検出してロータリンレノイド128
を駆動するための信号を得る図示しない検知センサを設
けておく、なお、!11台34aと本体部30aの壁面
部102aとの間に載置台押出用スプリング132を介
装しておけば、ストッパ手段104aの作用下に係止部
材112aを載置台34aから離間する際に、前記載置
台34aがこのスプリング132の弾発力を介して外方
に押し出される。
このような構成において、前述した第1の実施態様と同
様に、フィルム包装体116aが本体部30aに装填さ
れる。すなわち、載置台34aを本体部30aから引き
出して後、この載置台34aに設けられる受台126に
フィルム包装体116aを収納する。その際、フィルム
包装体116aの端部はスプリング130の引張力を介
してストッパ部材58aにより押圧されている。このた
め、フィルム包装体116aを切断する際に、その切断
開口部から前記フィルム包装体116a内に外光が照射
するという不都合を生ずることがない。
次いで、載置台34aを本体部30aに収納し、フィル
ム包装体116aを外部に引張すると、夫々のローラ7
2a、93Bが回転し、図示しない検知センサが前記ロ
ーラ72aあるいは98aの回転を検出してロータリン
17ノイド128に駆動信号を送給する。従って、前記
ロータリソレノイド128が駆動して図示しない回転駆
動軸を介して支点ビン60aが矢印り方向に回転し、こ
の支点ビン60aに係着するストッパ部材58aが同様
に矢印り方向に揺動する。結局、ストッパ部材58aが
フィルム包装体116aから離間して前記フィルム包装
体116aの引き出し作業を極めて良好に行うことが出
来る。
なお、第2の実施態様においても引き出し式の載置台3
4aを用いて説明したが、従来技術で前述したマガジン
に同様な構成からなる係止手段56あるいは56aを設
けることが可能なことは容易に諒解されよう。
以上のように、本発明によれば、複数枚のシートフィル
ムを積層収納した包装体を装填するだめの載置台あるい
はマガジンに前記包装体に圧接自在なストッパ部材を設
け”Cいる。このため、包装体を切断する際には、スト
ッパ部材をこの包装体に圧接させることにより前記切断
部分から包装体内への外光の照射を阻止することが出来
る。特に、従来のように、作業者自身がシャッタ一部材
を取/)扱う場合に惹起され易い遮光不良等を回避し、
容易に且つ確実に包装体内を光密な状態で保持すること
が可能となる。
さらに、包装体を外部に引き出す際に、ストッパ部材を
前記包装体から離間させることによりこの包装体の引き
出し作業を極めて円滑に行うことが出来る。結局、明室
内においてフィルムの装填作業を簡単に行・うことが可
能となり、極めて作業性のよいフィルム装填装置を提供
することが出来るという効果が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは従来技術に係るフィルム包装体とこ
れを装着するマガジンの一部省略縦断面図、 第1図Cおよびdは他の従来技術に係るマガジンとフィ
ルム包装体の一部省略縦断面図、第2図は本発明に係る
フィルム装填装置とこれに装着されるフィルム包装体の
一部省略斜視図、 第3図aおよびbは本発明に係るフィルム装填装置にフ
ィルム包装体を装填する際の一部省略縦断面図、 第4図は本発明に係るフィルム装填装置を構成する係止
手段の説明図、 第5図は他の実施態様に係るフィルム装填装置の一部省
略縦断面図である。 30.30a・・・本体部    32・・・フィルム
装填部34.34a・・・載置台    38・・・開
口部56.56a・・・係止手段 58.58a・・・ストッパ部材 60.60a・・・
支点ビン64・・・回転体       66・・・移
動台74・・・突起部       78・・・引張手
段104.104a・・・ストッパ手段 116.116a・・・フィルム包装体126・・・受

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数枚のシートフィルムを積層収納したフィルム
    包装体を装填するフィルム装填装置であって、前記フィ
    ルム包装体を装着する載置台あるいはマガジンにフィル
    ム包装体に圧接自在なストッパ部材を含む係止手段を設
    け、フィルム包装体の端部を切断する際にストッパ部材
    を前記フィルム包装体の端部に圧接させて前記切断部分
    からフィルム包装体の内部に外光が射出することを阻止
    し、さらに前記ストッパ部材をフィルム包装体から離間
    変位させて前記フィルム包装体を引張し、前記シートフ
    ィルムを装置内部に開放するよう構成することを特徴と
    するフィルム装填装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、装置
    本体に対し引き出し自在な載置台、あるいは装置本体に
    対し着脱自在なマガジンに弾性体を介して変位自在な移
    動台を設けると共に、前記移動台に揺動自在なストッパ
    部材を係合し、移動台にフィルム包装体を装着する際に
    は前記弾性体の作用下に前記フィルム包装体にストッパ
    部材を圧接させ、一方、フィルム包装体を引張する際に
    は前記移動台を変位させてこれに係合するストッパ部材
    を揺動させて前記ストッパ部材をフィルム包装体から離
    間させるよう構成してなるフィルム装填装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の装置において、装置
    本体に対し引き出し自在な載置台、あるいは装置本体に
    対し着脱自在なマガジンに回転駆動源に連結されるスト
    ッパ部材を設けると共に、前記ストッパ部材に弾性体を
    係合し、前記載置台あるいはマガジンにフィルム包装体
    を装着する際にはストッパ部材で前記フィルム包装体を
    押圧し、一方、フィルム包装体を引張する際には前記回
    転駆動源の駆動作用下にストッパ部材を揺動させて前記
    ストッパ部材をフィルム包装体から離間させるよう構成
    してなるフィルム装填装置。
JP5954387A 1987-03-13 1987-03-13 フイルム装填装置 Pending JPS63223737A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5954387A JPS63223737A (ja) 1987-03-13 1987-03-13 フイルム装填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5954387A JPS63223737A (ja) 1987-03-13 1987-03-13 フイルム装填装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63223737A true JPS63223737A (ja) 1988-09-19

Family

ID=13116280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5954387A Pending JPS63223737A (ja) 1987-03-13 1987-03-13 フイルム装填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63223737A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0442543B1 (en) Device for loading sheet films
US5008694A (en) Film package and device for loading films
JPS6375744A (ja) シ−トフイルム用包装体
JPH0658508B2 (ja) シ−トフイルム用包装体
JPS63223737A (ja) フイルム装填装置
JP2617927B2 (ja) フイルム包装体およびその装填方法
JPS63223741A (ja) フイルム装填装置
JP2528295B2 (ja) フイルム装填装置
JPS63223739A (ja) フイルム装填装置
EP0536813B1 (en) Film package
JPH0619017A (ja) カセッテ
JPH01105939A (ja) フイルム装填方法およびその装置
JP2537472B2 (ja) フイルム装填装置
JPS63223743A (ja) フイルム装填装置
JP2529551B2 (ja) フイルム装填装置
JPS63223742A (ja) フイルム装填装置
JPS6392530A (ja) フイルム装填装置
JPH05281636A (ja) カセッテ
JP2786341B2 (ja) カセッテ
JPS63223740A (ja) フイルム装填装置
JPS62205340A (ja) シ−トフイルム用包装体
JP2952441B2 (ja) カセッテからの画像記録媒体搬出装置
JP2742511B2 (ja) 感光材料装填用マガジン
JPH01102545A (ja) フイルム包装体
JPH0619020A (ja) カセッテ