JPS63223742A - フイルム装填装置 - Google Patents

フイルム装填装置

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Publication number
JPS63223742A
JPS63223742A JP5954787A JP5954787A JPS63223742A JP S63223742 A JPS63223742 A JP S63223742A JP 5954787 A JP5954787 A JP 5954787A JP 5954787 A JP5954787 A JP 5954787A JP S63223742 A JPS63223742 A JP S63223742A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
film package
package
mounting table
magazine
Prior art date
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Pending
Application number
JP5954787A
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English (en)
Inventor
Sadami Yamada
山田 貞美
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPS63223742A publication Critical patent/JPS63223742A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフィルム装填装置に関し、一層詳細には、複数
枚のシートフィルムを収納したフィルム包装体の端部を
切断して後、このフィルム包装体を装置外に引き出ノー
際に、前記切断端部を前記引き出し方向とは逆方向に延
在させる折り返し手段を設け、前記フィルム包装体の引
き出し作業を円滑に達成すると共に、明室内で画像記録
装置等−4シー[・フィルムを容易に装填可能に構成し
たフィルム装填装置に関する。
一般に、人体等の被写体にX線を用いて撮影した放射線
画像フィルムが医療上の診断等を行うために広汎に使用
されている。従来、このようなX線フィルムを利用して
放射線画像を撮影するに際しては、放射線画像撮影装置
内に遮光状態でX線フィルムを装填し、このフィルムの
乳剤面に、直接、X線を照射して前記被写体の画像を記
録している。
ところで、最近、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を用い
て被写体の放射線透過像を得る放射線画像記録再生シス
テムが開発され、広汎に普及しつつある。ここで、蓄積
性蛍光体とは、放射線(X線、α線、β線、T線、電子
線、紫外線等)を照射すると、この放射線エネルギの一
部を蓄積し、後に可視光等の励起光を照射することによ
り蓄積されたエネルギに応じた輝尽発光光を生ずる蛍光
体をいう。
前記の放射波画像記録再生システムはこの蓄積性蛍光体
を利用したもので、人体等の放射線画像情報を、一旦、
蓄積性蛍光体からなる層を有するシートに記録し、この
蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の励起光で走査して輝
尽発光光を生じさせ、得られた輝尽発光光を光電的に睨
み取って画像信号を得、この画像信号に基づき写真感光
材料等の記録材料、CRT等に可視像として出力させる
ものである。
ここで、記録材料に画像を記録させる場合には、画像記
録装置、例えば、画像出力レーザプリンタ装置が好適に
採用されている。この装置は記録材料である写真感光フ
ィルムをマガジン等を介して収納し、このフィルムを吸
着盤等の枚葉機構により1枚ずつ取り出した後1.蓄積
性蛍光体シートから得られた電気信号に基づいて変調さ
れたレーザ光を前記フィルムに照射し、所定の画像を記
録するよう構成されている。そこで、この新たに画像が
記録されたフィルムは自動現像装置内に搬送され、現像
工程を経て後、所定の場所に保管され、必要に応じて医
療診断等に供される。
ところで、前記画像出力レーザプリンタ装置では、前述
した従来の放射線画像撮影装置と同様にフィルムを装置
内に装填する場合に、前記フィルムに外光が照射されて
はならない。露光してしまうからである。従って、一般
的に画像記録装置等にフィルムを装填するに際しては、
暗室内で行わなければならないという不都合がある。
そこで、操作性を向上させるために明室内でのフィルム
の装填が強く望まれ、これを可能にする種々の明室装填
方法が提案されている。実開昭56−7931号にこの
明室装填方法の一例が開示されている。これを第1図に
示す。
すなわち、従来技術に関連して、第1図aは放射線画像
撮影装置等に装填されるマガジン1の断面図を示したも
ので、このマガジン1は本体部2と前記本体部2に開閉
自在に蝶着される蓋体部3を含み、この本体部2と蓋体
部3とにより室4が画成される。前記本体部2と蓋体部
3には夫々挟持用ローラ5a、5bが回転自在に支承さ
れると共に、前記挟持用ローラ5a、5b側から室4内
に外光が照射されることがないように、本体部2並びに
蓋体部3には遮光部材6が設けられている。また、蓋体
部3にフィルム取出用開口部7が形成されており、前記
蓋体部3に設けられ前記開口部7を開閉するシャッタ一
部材8の一端部には屈曲する把手9が形成されている。
そして、このマガジン1内にフィルム包装体10が収納
される。前記フィルム包装体10内には当てボール紙1
1によって保護された状態で複数枚の未露光フィルム1
2が収納されており、前記フィルム包装体10の両端部
10a、10bはマガジン1から外部に露呈している。
明室内において、以上のような構成からなるフィルム包
装体10を装填するには、先ず、このフィルム包装体1
0の一端部10aがシャッタ一部材8の把手9に係合さ
れ、他端部10bは鋏等により切断される。次いで、第
1図すに示すように、マガジン1はX線撮影装置13に
装填され、シャッタ一部材8がマニュアル操作によって
当該マガジン1から引き出される。その結果、フィルム
包装体10は把手9に係着されてマガジン1から引き出
されると共に、このフィルム包装体10が挟持用ローラ
5a、5bにより挟持されるために、前記フィルム包装
体IO内の未露光フイルムエ2は室4内に残留するに至
る。
さらに、この場合、シャッタ一部材8の引き出し操作に
よって開成された開口部7を介してマガジンl内の室4
が装置13内に開放される。
そこで、未露光フィルム12が真空吸引器14によって
吸着されて所定の撮影位置に搬送される。
また、他の従来技術として実公昭第57−25220号
に開示された装置がある。すなわち、第1図Cはマガジ
ンlaの断面図を示したもので、このマガジン1aは本
体部2aと前記本体部2aの一端部に開閉自在に蝶着さ
れる蓋体部3aとを含む。前記本体部2aと蓋体部3a
とにより室4aが画成されると共に、前記本体部2aと
蓋体部3aには夫々挟持用ローラ5c、5dが回転自在
に支承される。また、本体部2aにフィルム取出用開口
部7aが形成されており、前記本体部2aの上部に装着
されるシャッタ一部材8aにより前記開口部7aが開閉
される。
そこで、明室内においてフィルム包装体10を図示しな
い装置に装填する際には、先ず、前記フィルム包装体1
0の他端部Jobを鋏15により切断する(第1図d参
照)、そして、他端部10bを折り曲げた状態で前記他
端部10bを指先で保持してフィルム包装体10内に外
光が照射されないようにしておく。
一方、マガジン1aにおいて、蓋体部3aを予め開動し
ておき、フィルム包装体10を他端部10b側の折り曲
げ端部から室4a内に挿入すると共に、一端部10aを
前記マガジン1aの外方に露呈させる。さらに、蓋体部
3aを閉動して後、前記外部に露呈する一端部10aを
マガジン1aから離間する方向に引張すれば、前記フィ
ルム包装体10は外部に引き出され、このフィルム包装
体10内の未露光フィルム12は挟持用ローラ5c、5
dを介して室4a内に残留するに至る。
そして、マガジン1aを図示しない装置に装填し、シャ
ッタ一部材8aをマニュアル操作によって当富亥マガジ
ン1aから引き出せば、フィルム取出用開口部7aが前
記装置(図示せず)内に開放されることになる。
然しなから、前記の従来技術では、第1図aおよび第1
図Cに示すように、切断された他端部10bがフィルム
包装体10の上方に折曲している。このため、前記フィ
ルム包装体10の一端部10aをマガジン1.1aから
引き出す際に、他端部10b側の折曲部分によってこの
フィルム包装体10が円滑に引き出されない場合が多い
。従って、フィルム包装体10の取り出し作業が煩わし
いものとな名と共に、特に、前記他端部10b側の折曲
部分が破損してマガジン1、la内にその破損部分が残
存する虞が生ずる。このように、マガジン1、la内に
フィルム包装体IOの破損部分が存在すれば、例えば、
前記破損部分が真空吸引器に吸着されて未露光フィルム
12の枚葉作業が阻止される等の不都合を露呈するに至
る。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、複数枚のフィルムを収納した包装体を装着する
ための載置台あるいはマガジンに前記包装体の切断端部
に係合し且つ揺動可能な折り返し手段を設け、包装体の
端部を切断して後、前記折り返し手段を揺動変位させて
前記切断端部を包装体の引き出し方向とは逆方向に延在
させることにより、前記切断端部側に折曲部分を存在さ
せることがなく、従って、前記包装体の引き出し作業を
確実に且つ円滑に行うことを可能にしたフィルム装填装
置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は複数枚のシート
フィルムを積層収納したフィルム包装体を装填するフィ
ルム装填装置であって、前記フィルム包装体を装着する
載置台あるいはマガジンにフィルム包装体の切断端部と
係合する折り返し手段を設け、フィルム包装体を所定の
部位で切断して後、前記折り返し手段の作用下に前記切
断端部をフィルム包装体の引き出し方向とは逆方向に指
向して折り返すよう構成することを特徴とする。
次に、本発明に係るフィルム装填装置について好適な実
施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
第2図において、参照符号30は本発明に係るフィルム
装填装置の本体部を示す、前記本体部30にはフィルム
装填部32が設けられており、前記フィルム装填部32
を構成する載置台34は前記本体部30に対し引き出し
自在に装着されている。
この場合、前記載置台34は長手方向に延在する側壁部
36a、36bと短手方向に延在する側壁部36c、3
6dとからなる筐体であり、後述するフィルム包装体を
収納するための開口部38を形成している。さらに、前
記側壁部36a、36bに夫々ガイド突条40a、40
bを固着し、前記ガイド突条40a、40bは本体部3
0に設けられるガイド溝42a、42bに係合する。ま
た、載置台34には前記載置台34を本体部30から所
定の長さだけ引き出し且つ必要に応じて前記本体部30
から取り出し得るように図示しないストッパ部材を設け
ておく。
次いで、第3図aおよびbに示すように、載置台34の
前面部に相当する側壁部36cの上部に開口部38から
離間する方向に突出して把手44を形成すると共に、前
記開口部38側に膨出する遮光用板体46が設けられる
。載置台34内には側壁部36cに近接して係止用板体
48が立設され、前記係止用板体48と遮光用板体46
との間には前記載置台34の引き出し方向に直交する方
向に延在してローラ50が回転自在に支承されている。
さらに、載置台34内に前記ローラ50と平行して夫々
所定間隔離間する回転体52a、52bが回転自在に配
設され、前記回転体52a、52bの両端部に近接して
ガイドローラ54a乃至54dが設けられる(第2図参
照)、この場合、ガイドローラ54a乃至54dは夫々
の軸線を鉛直方向に指向して回転自在に支承されている
。そして、載置台34内に側壁部36d側に近接してス
トッパ部材56が立設される。このストッパ部材56は
板状を呈し、載置台34の短手方向に所定長さ延在する
と共に、後述する引張手段を挿通させるための開口部5
6aが形成されている。
そこで、載置台34内には前述した回転体52a、52
bを転勤するように移動台66が配設される。
移動台66の底面部と載置台34との間にスプリング6
8を介装し、このスプリング68の引張力を介して前記
移動台66を矢印A方向に引張することが可能である(
第3図aおよびb参照)、また、この移動台66には係
止用板体48側の一端部に夫々鉛直方向上方に延在する
支持体70a、70bを立設し、前記支持体70a、7
0bにローラ72が回転自在に支持される。一方、移動
台66の他端部には鉛直方向下方に突出する係止部76
を形成すると共に、この移動台66と載置台34とに折
り返し手段78が設けられる。
すなわち、前記折り返し手段78はラック部80a、8
0bを含み、前記ラック部80a、80bは移動台66
の両測部外方に突出すると共に前記移動台66の長手方
向に延在して係着される。そして、前記ラック部80a
、80bに載置台34内に支承されるピニオン82a、
82bが噛合しており、前記ピニオン82a、82bに
アーム84a、84bの一端部が固着される。
次いで、前記移動台66の係止部76に引張手段88が
係合する。前記引張手段88は棒体90を含み、前記棒
体90の一端部に前記係止部76に係合する突起92を
形成する。棒体90は載置台34の側壁部36dを貫通
して本体部30内に延在し、その他端部にフランジ部9
4が形成される。さらに、棒体90にスプリング96の
一端部を係着し、このスプリング96の他端部を前記側
壁部36dに係着する。
従って、載置台34を本体部30から引き出す際に、移
動台66は前記スプリング96およびスプリング68の
引張力を介して比較的大きな力で矢印A方向に引張され
る。
さらにまた、第2図において、載置台34には夫々の側
壁部36aと36dとの隅角部に第1のブロック98を
形成し、この第1ブロック9日の端部に近接して第2の
ブロック100が設けられる。
このため、夫々のブロック98と100との間に略三角
形状のカッタ一部材102を収容するための開口部10
4が画成される。なお、前記開口部104にはカッタ一
部材102を案内するための板体105が臨入している
一方、第3図すに示すように、本体部30には載置台3
4の遮光用板体46に係合して前記本体部30内を光密
に保持するための遮光ローラ106が図示しない弾性体
を介して矢印方向に変位自在に配設される。前記遮光ロ
ーラ106から所定間隔離間してローラ108が設けら
れ、前記ローラ108は移動台66に支承されるローラ
72と共働してフィルム包装体(後述する)からフィル
ムを分離させる作用をなす。また、本体部30と載置台
34の把手44との間にフィルム包装体を挿通ずるため
の間隙110が画成される。
そこで、この本体部30の内部には壁面部112が形成
されている。この壁面部112は引張手段88の棒体9
0に設けられたフランジ部94と当接する。そして、こ
の壁面部112に近接してストッパ手段114が設けら
れている。前記ストッパ手段114はロータリソレノイ
ド116を含み、前記ロータリソレノイド116は本体
部30に形成された取付台118に固着される。前記ロ
ータリソレノイド116から延在する駆動軸120にL
字状を呈する係止部材122が係着される。この場合、
前記係止部材122はロータリソレノイド116の駆動
作用下に揺動可能に構成され、その端部を載置台34の
側壁部36dの上部に形成された切欠部124に係合す
る。なお、本体部30丙には吸着盤を含む枚葉機構12
5が配設されている。
さらにまた、当該本体部30に装填されるフィルム包装
体126について説明する。すなわち、第2図に示すよ
うに、フィルム包装体126は複数のシートフィルムF
を積層収納する袋状を呈している。この場合、前記フィ
ルム包装体126の長手方向両端部128a、 128
bを溶着等により密封し、前記両端部128a、 12
8bをシートフィルムFの取出面側に折り返して後、シ
ール130を介して一体的に係着している。なお、第2
図中、破線で示す部分はフィルム包装体126の切断部
分132を示している。
本実施態様のフィルム装填装置は基本的には以上のよう
に構成されるものであり、次にその作用並びに効果につ
いて説明する。
第3図aに示すように、載置台34を本体部30から引
き出すと、引張手段88を構成する棒体90が壁面部1
12から離間し、この棒体90はスプリング96の引張
力を介して載置台34に対し矢印A方向に引張される。
このため、棒体90に形成される突起92が移動台66
の係止部76に係合してこれを矢印A方向に引張する。
従って、移動台66はスプリング96とこの移動台66
に係着されているスプリング68の引張力を介して矢印
A方向に変位し、その端部をストッパ部材56に当接す
る。
次いで、第2図に示すように、載置台34内の移動台6
6にフィルム包装体126を装填する。この場合、スト
ッパ部材56とローラ72との距離をフィルム包装体1
26の長手方向の長さより僅かに小さく選択しておけば
、移動台66に前記フィルム包装体126を収容した際
に、このフィルム包装体126が前記移動台66にしっ
かりと固定されることになる。
そして、載置台34の開口部104に収納されているカ
ッタ一部材102を取り出し、前記カッタ一部材102
をフィルム包装体126の短手方向に沿って移動させ、
前記フィルム包装体126の破線で示す切断部分132
を切断する。
このように、フィルム包装体126を所望の部位で切断
して後、前記フィルム包装体126の端部128b側を
前記切断された端部128aの残余の部分と一体的に把
手44側へと折り返し、S!置台34を本体部30側へ
と変位させる。このため、引張手段88を構成する棒体
90のフランジ部94が本体部30の壁面部1】2に当
接し、前記棒体90はスプリング96の引張力に抗して
載置台34に対し矢印B方向に移動する。この結果、棒
体90の突起92が移動台66の係止部76から離間し
、この移動台6Gにはスプリング68の引張力だけが作
用することになる。
そこで、載置台34を夫々のガイド突条40a140b
とこれに係合するガイド溝42a、42bを介して本体
部30に収納すると共に、ストッパ手段114が駆動さ
れる。すなわち、第3図すに示すように、ロータリソレ
ノイド116の駆動作用下に駆動軸120を向転させて
係止部材122を矢印C方向に揺動する。このため、係
止部材122の端部は載置台34の側壁部36dに形成
される切欠部124に係合して前記載置台34が本体部
30内に固定される。
さらに、この場合、載置台34の把手44上に載設され
るフィルム包装体!26の端部は図示しないスプリング
の弾発力を介してローラ1.06と遮光用板体46によ
り挟持されると共に、本体部3゜と把手44との間隙1
10を介して外部に露呈している。従って、前記外部に
露呈しているフィルム包装体126の端部を矢印B方向
に引張すれば、前記フィルム包装体126を載置する移
動台6Gがスプリング68の引張力に抗L7て矢印B方
向ムこ変位し、係止用板体48に当接して支持される。
その際、第4図および第5図に示すように、移動台66
に設けられるラック部80a、80bが矢印B方向に変
位するため、夫々のラック部80a、80bに噛合する
ピニオン82a、82bが矢印り方向に回動する。この
結果、前記ピニオン80a、80bに一端を係着されて
いるアーム84a、84bが矢印り方向に揺動し、フィ
ルム包装体126の上方に折曲されている切断端部は前
記アーム84a、84bに係合して矢印り方向に折り返
される(第4図および第5図中、二点鎖線参照)。
そして、フィルム包装体126を矢印B方向に引き出せ
ば、夫々のローラ72.10Bを介してこのフィルム包
装体126内に積層収納されているシートフィルムFは
移動台66に残留するに至る。
次いで、枚葉機構125の駆動作用下に移動台66上に
積層載置されている複数枚のシートフィルムFは1枚ず
つ吸着され、図示しない画像記録機構へと搬送されるこ
とになる。
この場合、本実施態様では、移動台66の進退動作に連
動する折り返し手段78を設けるため、フィルム包装体
126の引き出し作業を極めて円滑に行うことが出来る
すなわち、前述したように、フィルム包装体126を移
動台66にR置してその切断部分132をカッタ一部材
102で切断して後、前記フィルム包装体126の端部
128b側は把手44側へと折り返される。一方、第5
図に示すように、フィルム包装体126の装置本体部3
0側の切断端部132aはこのフィルム包装体126の
上部に折曲して載置すると共に、前記フィルム包装体1
26の短手方向両端部から外方に垂下している。
そこで、載置台34を本体部30内に収納して外部に露
呈するフィルム包装体126の端部を矢印B方向に引張
すれば、前述したように、移動台66がフィルム包装体
126と一体的に矢印B方向に変位する。このため、移
動台66に設けられるラック部80a、80bに噛合す
るピニオン82a、82bが矢印り方向に回転し、前記
ピニオン82a、82bに固着されているアーム84a
、84bがこのフィルム包装体126の上部にあって外
方に垂下している切断端部132aに係合し、この切断
端部132aを矢印り方向に折り返す作用をなす。従っ
て、フィルム包装体126の切断端部132aは、第4
図中、二点鎖線で示すように、このフィルム包装体12
6の引き出し方向(矢印B方向)とは逆方向に延在する
に至る。
結果的に、フィルム包装体126を矢印B方向に引き出
す際に、このフィルム包装体126の切断端部132a
が折曲している場合に惹起され易い抵抗や破損等を効果
的に回避し、前記フイルム包装体126を確実に且つ容
易に引き出すことが出来る。特に、フィルム包装体12
6が破損して本体部30内に前記破損部分が残存すると
、枚葉機構125に前記破損部分が吸着されてシートフ
ィルムFの枚葉を行うことが不可能となるが、本実施態
様では、このような欠点の発生を阻止して極めて良好な
フィルム枚葉作業を達成することが可能となる。
なお、この場合、アーム84a、84bをラック部80
a、80bとピニオン82a、82bを介して揺動させ
ているが、前記アーム84a、84bにロータリソレノ
イド等の回転駆動源を係合させ、前記回転駆動源の作用
下に揺動変位させることも可能であることは容易に諒解
されよう。
以上のように、本発明によれば、複数枚のシートフィル
ムを積層収納した包装体を装填するための載置台あるい
はマガジンに前記包装体の切断端部をこの包装体の引き
出し方向とは逆方向に指向して折り返すための折り返し
手段を設けている。このため、包装体を切断して後、前
記包装体を引き出す際に、折り返し手段の作用下にこの
包装体の切断端部を前記引き出し方向とは逆方向に延在
させることにより、この切断端部側に不必要な抵抗が惹
起したり、あるいは前記切断端部側が破損する等の不都
合を回避することが出来る。特に、包装体が破損しその
破損部分が装置本体内に残存して枚葉作業等に干渉する
ことがなく、容易に且つ確実に包装体を取り出すことが
可能となる。結局、包装体の引き出し作業を円滑に行う
ことが出来、極めて作業性のよいフィルム装填装置が得
られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、装置本体に対して着脱自在に装着されるマガジ
ンにも採用することが出来る等、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲において種々の改良並びに設計の変更が可能な
ことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよpbは従来技術に係るフィルム包装体とこ
れを装着するマガジンの一部省略縦断面図、 第1図Cおよびdは他の従来技術に係るマガジンとフィ
ルム包装体の一部省略縦断面図、第2図は本発明に係る
フィルム装填装置とこれに装着されるフィルム包装体の
一部省略斜視図、 第3図aおよびbは本発明に係るフィルム装填装置にフ
ィルム包装体を装填する際の一部省略縦断面図、 第4図は本発明に係るフィルム装填装置を構成する折り
返し手段の一部省略側面図、第5図は第4図に示す折り
返し手段の一部省略斜視図である。 30・・・本体部      34・・・載置台56・
・・ストッパ部材   66・・・移動台78・・・折
り返し手段   80a、80b・・・う・ンク部82
a、82b−・・ピニオン 84a、84b・−・アー
ム88・・・引張手段     114・・・ストッパ
手段126・・・フィルム包装体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数枚のシートフィルムを積層収納したフィルム
    包装体を装填するフィルム装填装置であって、前記フィ
    ルム包装体を装着する載置台あるいはマガジンにフィル
    ム包装体の切断端部と係合する折り返し手段を設け、フ
    ィルム包装体を所定の部位で切断して後、前記折り返し
    手段の作用下に前記切断端部をフィルム包装体の引き出
    し方向とは逆方向に指向して折り返すよう構成すること
    を特徴とするフィルム装填装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、折り
    返し手段は実質的には揺動可能なアーム部材を含み、フ
    ィルム包装体の少なくとも一側部側にこのフィルム包装
    体の引き出し方向に指向して前記アーム部材を配設し、
    前記フィルム包装体を引き出す際に、アーム部材を揺動
    変位させてこれに係合するフィルム包装体の切断端部を
    前記アーム部材の引き出し方向とは逆方向に延在させる
    よう構成してなるフィルム装填装置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の装置において、載置
    台あるいはマガジンにフィルム包装体を装着し且つ進退
    自在な移動台を設けると共に、前記移動台にラックを形
    成し、一方、前記載置台あるいはマガジンにアーム部材
    を揺動自在に配設してこのアーム部材に前記ラックに噛
    合するピニオンを係着し、載置台あるいはマガジンを装
    置本体に収納して後、フィルム包装体を引張して移動台
    を変位させ、前記ラックとピニオンを介してアーム部材
    を揺動させて前記フィルム包装体の切断端部をフィルム
    包装体の引き出し方向とは逆方向に折り返すよう構成し
    てなるフィルム装填装置。
JP5954787A 1987-03-13 1987-03-13 フイルム装填装置 Pending JPS63223742A (ja)

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