JPS63223739A - フイルム装填装置 - Google Patents

フイルム装填装置

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JPS63223739A
JPS63223739A JP5954487A JP5954487A JPS63223739A JP S63223739 A JPS63223739 A JP S63223739A JP 5954487 A JP5954487 A JP 5954487A JP 5954487 A JP5954487 A JP 5954487A JP S63223739 A JPS63223739 A JP S63223739A
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film
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Sadami Yamada
山田 貞美
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフィルム装填装置に関し、一層詳細には、複数
枚のシートフィルムを収納したフィルム包装体を進退自
在な移動台に載置し、このフィルム包装体に遮光部材を
当接させて良好に遮光した状態で前記フィルム包装体の
切断を行うと共に、前記フィルム包装体を引き出す際に
移動台と遮光部材とを相対的に離間変位させてフィルム
包装体の引き出し作業を円滑に遂行し、明室内でシート
フィルムを画像記録装置等へ容易に且つ光密な状態で装
填可能に構成し、たフィルム装填装置に関する。
一般に、人体等の被写体にX線を用いて撮影した放射線
画像フィルムが医療上の診断等を行う際に広汎に使用さ
れている。従来、このようなX線フィルムを利用して放
射線画像を撮影するに際しては、放射線画像撮影装置内
に遮光状態でX線フィルムを装填し、このフィルムの乳
剤面に、直接、X線を照射して前記被写体の画像を記録
している。
ところで、最近、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を用い
て被写体の放射線透過像を得る放射線画像記録再生シス
テムが開発され、広汎に普及しつつある。ここで、蓄積
性蛍光体とは、放射線(X線、α線、β線、γ線、電子
線、紫外線等)を照射すると、この放射線エネルギの一
部を蓄積し、後に可視光等の励起光を照射することによ
り蓄積されたエネルギに応じた輝尽発光光を生ずる蛍光
体をいう。
前記の放射線画像記録再生システムはこの蓄積性蛍光体
を利用したもので、人体等の放射線画像情報を、一旦、
蓄積性蛍光体からなる層を有するシートに記録し、この
蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の励起光で走査して輝
尽発光光を生じさせ、得られた輝尽発光光を光電的に読
み取って画像信号を得、この画像信号に基づき写真感光
材料等の記録材料、CRT等に可視像とU7て出力させ
るものである。
ここで、記録材料に画像を記録させる場合には、画像記
録装置、例えば、画像出力レーザプリンタ装置を採用し
ている。この装置ば記録材料である写真感光フィルムを
マガジン等を介して収納し、このフィルムを吸着盤等の
枚葉機構により1枚ずつ取り出した後、蓄積性蛍光体シ
ートから得られた電気信号に基づいて変調されたレーザ
光を前記フィルムに照射し、所定の画像を記録するよう
構成されている。そこで、この新たに画像が記録された
フィルムは自動現像装置内に搬送され、現像工程を経て
後、所定の場所に保管され、必要に応じて医療診断等に
供される。
ところで、前記画像出力レーザプリンタ装置では、前述
した従来の放射線画像フィルムと同様にフィルムを装置
内に装填する場合に、前記フィルムに外光が照射されて
はならない。露光してしまうからである。従って、一般
的に画像記録装置等にフィルムを装填するに際しては、
暗室内で行わなければならないという不都合がある。
そこで、操作性を向上させるために明室内でのフィルム
の装填が強く望まれ、これを可能にする種々の明室装填
方法が提案されている。実開昭56−7931号にこの
明室装填方法の一例が開示されている。これを第1図a
、bに示す。
すなわち、従来技術に関連して、第1図aは放射線画像
撮影装置等に装填されるマガジン1の断面図を示したも
ので、このマガジンIは本体部2と前記本体部2に開閉
自在に蝶着される蓋体部3を含み、この本体部2と蓋体
部3とにより室4が画成される。前記本体部2と蓋体部
3には夫々挟持用ローラ5a、5bが回転自在に支承さ
れると共に、前記挟持用ローラ5a、5b側から室4内
に外光が照射されることがないように本体部2並びに蓋
体部3には遮光部材6が設けられている。また、蓋体部
3にフィルム取出用開口部7が形成されており、前記蓋
体部3に設けられ前記開口部7を開閉するシャッタ一部
材8の一端部には屈曲する把手9が形成されている。
そして、このマガジンI内にフィルム包装体10が収納
される。前記フィルム包装体IO内には当てボール紙1
1によって保護された状態で複数枚の未露光フィルム1
2が収納されており、前記フィルム包装体10の両端部
10a、10bはマガジン1から外部に露呈している。
明室内において、以上のような構成からなるフィルム包
装体10を装填するには、先ず、このフィルム包装体1
0の一端部10aがシャッタ一部材8の把手9に係合さ
れ、他端部10bは鋏等により切断される0次いで、第
1図すに示すように、マガジン1はX線撮影装置13に
装填され、シャッタ一部材8がマニュアル操作によって
当該マガジントから引き出される。その結果、フィルム
包装体10は把手9に係着されてマガジン1から引き出
されると共に、このフィルム包装体10が挟持用ローラ
5a、5bにより挟持されるために、前記フィルム包装
体10内の未露光フィルム12は室4内に残留するに至
る。
さらに、この場合、シャッタ一部材8の引き出し操作に
よって開成された開口部7を介してマガジンI内の室4
が装置13内に開放される。
そこで、未露光フィルム12が真空吸引器14によって
吸着されて所定の撮影位置に搬送される。
然しなから、前記の従来技術では、フィルム包装体10
をマガジン1に収納してその両端部10a、10bを外
部に露呈させて後、シャッタ一部材8を前記マガジン1
に挿入して前記端部10bを切断し、前記マガジン1を
装置13に装填して前記シャッタ一部材8をこれに係合
する端部10aと一体的に引き出す作業を行っている。
このため、装置13への未露光フィルム12の装填作業
が煩雑で且つ相当に時間のかかるものとなる欠点が指摘
される。
さらにまた、シャッタ一部材8の操作は作業者自身の手
指等により行われている。従って、シャッタ一部材8が
マガジン1に確実に挿入されない場合も生じ易く、この
ような状態でフィルム包装体10の端部10bを切断す
れば、その切断部分から前記フィルム包装体10内に外
光が照射され、積層されている複数枚の未露光フィルム
12が露光してしまうという欠点が指摘される。
また、他の従来技術として実公昭第57−25220号
に開示された装置がある。すなわち、第1図Cはマガジ
ン1aの断面図を示したもので、このマガジンlaは本
体部2aと前記本体部2aの一端部に開閉自在に蝶着さ
れる蓋体部3aとを含む、前記本体部2aと蓋体部3a
とにより室4aが画成されると共に、前記本体部2aと
蓋体部3aには夫々挟持用ローラ5c、5dが回転自在
に支承される。また、本体部2aにフィルム取出用開口
部7aが形成されており、前記本体部2aの上部に装着
されるシャッタ一部材8aにより前記開口部7aが開閉
される。
そこで、明室内においてフィルム包装体10を図示しな
い装置に装填する際には、先ず、前記フィルム包装体1
0の他端部10bを鋏15により切断する(第1図d参
照)。そして、他端部10bを折り曲げた状態で前記他
端部10bを指先で保持してフィルム包装体10内に外
光が照射されないようにしておく。
一方、マガジン1aにおいて、蓋体部3aを予め開動し
ておき、フィルム包装体10を他端部10b側の折り曲
げ端部から室4a内に挿入すると共に、一端部10aを
前記マガジン1aの外方に露呈させる。さらに、蓋体部
3aを閉動して後、前記外部に露呈する一端部10aを
マガジン1aから離間する方向に引張すれば、前記フィ
ルム包装体10は外部に引き出され、このフィルム包装
体lO内の未露光フィルム12は挟持用ローラ5c、5
dを介して室4a内に残留するに至る。
そして、マガジン1aを図示しない装置に装填し、シャ
ッタ一部材8aをマニュアル操作によって当該マガジン
1aから引き出せば、フィルム取出用開口部7aが前記
装置(図示せず)内に開放されることになる。
然しなから、前記の従来技術では、フィルム包装体10
の他端部10bを鋏15で切断して後、この他端部10
bを作業者が指先で閉塞保持した状態でマガジン1aの
室4a内に挿入し、さらに、蓋体部3aを閉動作して外
部に露呈する一端部10aを引張してフィルム包装体1
oを前記マガジン1aから取り出す。次いで、このマガ
ジンlaを装置に装填してシャッタ一部材8aを操作す
ることによりフィルム取出用開口部7aを装置内に開成
している。
従って、第1図aおよびbに示す従来技術と同様に未露
光フィルム12を装置に装填する作業がかなり煩雑なも
のとなる欠点が指摘される。
しかも、作業者は切断した他端部10bを指先で保持し
て本体部2aの一端部側からフィルム包装体lOを室4
a内に装填している。このため、未露光フィルム12を
完全に外部から遮光することが困難となり、特に、前記
切断された他端部10bをマガジンla内に挿入すべく
作業者がその指先を前記他端部10bから解放する際に
、この他端部10bからフィルム包装体10内に外光が
照射されるという虞が指摘される。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、複数枚のフィルムを収納した包装体を装着する
進退自在な移動台を設けると共に、前記包装体に当接す
る遮光部材を配設し、包装体の端部を切断する際に前記
遮光部材を前記包装体に圧接させてその切断端部からの
外光の照射を阻止し、さらに包装体を引き出す際には前
記移動台と遮光部材とを離間変位させて前記包装体の引
き出し作業を良好に行うよう構成し、これによってフィ
ルムを光密に保持して容易に且つ確実に明室内における
フィルム装填を可能にしたフィルム装填装置を提供する
ことを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は複数枚のシート
フィルムを積層収納したフィルム包装体を装填するフィ
ルム装填装置であって、前記フィルム包装体を装着する
載置台あるいはマガジンにフィルム包装体を収納する受
台を設けると共に、前記受台はフィルム包装体の引き出
し方向に対して進退自在に構成し、さらに前記フィルム
包装体に圧接自在な遮光部材を配設し、明室内でフィル
ム包装体の端部を切断する際に前記フィルム包装体の端
部に遮光部材を圧接させて前記切断部分からフィルム包
装体の内部に外光が照射することを阻止し、さらに前記
受台と遮光部材とを相対的に離間させて前記遮光部材が
フィルム包装体の引き出し作業に干渉することを回避す
るよう構成することを特徴とする。
次に、本発明に係るフィルム装填装置について好適な実
施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
第2図において、参照符号30は本発明に係るフィルム
装填装置の本体部を示す。前記本体部30にはフィルム
装填部32が設けられており、前記フィルム装填部32
を構成する載置台34は前記本体部30に対し引き出し
自在に装着されている。
この場合、前記載置台34は長手方向に延在する側壁部
36a、36bと短手方向に延在する側壁部36c、3
6dとからなる筐体であり、後述するフィルム包装体を
収納するための開口部38を形成している。さらに、前
記側壁部36a、36bに夫々ガイド突条40a、40
bを固着し、前記ガイド突条40a、40bは本体部3
oに設けられるガイド溝42a、42bに係合する。ま
た、載置台34には前記載置台34を本体部30から所
定の長さだけ引き出し且つ必要に応じて前記本体部3o
がら取り出し得るように図示しないストッパ部材を設け
ておく。
次いで、第3図aおよびbに示すように、載置台34の
前面部に相当する側壁部36cの上部に開口部38から
離間する方向に突出する把手44を形成すると共に、前
記開口部38側に膨出する遮光用板体46が設けられる
。載置台34内に側壁部36c、に近接して係止用板体
48が立設され、前記係止用板体48と遮光用板体46
との間には前記載置台34の引き出し方向に直交する方
向に延在してローラ50が回転自在に支承されている。
さらに、載置台34内に前記ローラ50と平行して夫々
所定間隔離間して回転体52a、52bが回転自在に配
設され、前記回転体52a、52bの両端部に近接して
ガイドローラ54a乃至54dが設けられる(第2図参
照)。この場合、ガイドローラ54a乃至54dは夫々
の軸線を鉛直方向に指向して回転自在に支承されている
一方、側壁部36d側に近接して係止手段56が配設さ
れる。前記係止手段56は遮光部材58を含み、この遮
光部材58は載置台34内に支持される支点ピン60を
介して揺動自在に構成される。第4図に示すように、前
記遮光部材58は板状を呈しており、その一端部を前記
支点ピン60に外嵌し、その途上において略90°屈曲
して鉛直方向上方に延在して後、さらに水平方向に指向
して傾斜している。そして、遮光部材58の鉛直方向に
延在する部分に取付板62を介して回転体64が支承さ
れている。
そこで、載置台34内には前述した回転体52a、52
bを転勤するように移動台66が配設される。
移動台66の底面部と載置台34との間にスプリング6
8を介装し、このスプリング68の引張力を介して前記
移動台66を矢印A方向に引張することが可能である(
第3図aおよびb参照)、また、この移動台66には係
止用板体48側の一端部に夫々鉛直方向上方に延在する
支持体70a、70bを立設し、前記支持体70a、7
0bにローラ72が回転自在に支持される。一方、移動
台66の他端部には遮光部材58の回転体64に係合す
る突起部74を外方に膨出形成すると共に、この他端部
に鉛直方向下方に突出する係止部76を設けてお((第
3図a、b並びに第4図参照)。
次いで、前記移動台66の係止部76に引張手段78が
係合する。前記引張手段78は棒体80を含み、前記棒
体80の一端部に前記係止部フロに係合する突起82を
形成する。棒体80は載置台34の側壁部36dを貫通
して本体部30内に延在し、その他端部にフランジ部8
4が形成される。さらに、棒体80にスプリング86の
一端部を係着し、このスプリング86の他端部を前記側
壁部36dに係着する。
従って、載置台34を本体部30から引き出す際に、移
動台66は前記スプリング86およびスプリング68の
引張力を介して比較的大きな力で矢印A方向に引張され
る。
さらにまた、第2図において、載置台34には夫々の側
壁部36aと36dとの隅角部に第1のブロック88を
形成し、この第1ブロツク88の端部に近接して第2の
ブロック90が設けられる。このため、夫々のブロック
88と90との間に略三角形状のカッタ一部材92を収
容するための開口部94が画成される。なお、前記開口
部94にはカッタ一部材92を案内するための板体95
が臨入している。
一方、第3図すに示すように、本体部3oには載置台3
4の遮光用板体46に係合して前記本体部30内を光密
に保持するための遮光ローラ96が図示しない弾性体を
介して矢印方向に変位自在に配設される。前記遮光ロー
ラ96から所定間隔離間してローラ98が設けられ、前
記ローラ98は移動台66に支承されるローラ72と共
働してフィルム包装体(後述する)からフィルムを分離
させる作用をなす、また、本体部30と載置台34の把
手44との間にフィルム包装体を挿通するための間隙1
00が画成される。
そこで、この本体部30の内部には壁面部102が形成
されている。この壁面部102は引張手段78の棒体8
0に設けられたフランジ部84を当接する。ぞして、こ
の壁面部102に近接してストッパ手段104が設けら
れている。前記ス]・ツバ手段104はロータリソレノ
イド106を含み、前記ロータリソレノイド10Gは本
体部30に形成された取付台108に固着される。前記
ロータリソレノイド106から延在する駆動軸110に
L字状を呈する係止部材112が係着される。この場合
、前記係止部材112はロー・タリソレノイド106の
駆動作用下に揺動可能に構成され、その端部を載置台3
4の側壁部36dの上部に形成された切欠部114に係
合する。なお、本体部30内には吸着盤を含む枚葉機構
115が配設されている。
さらにまた、当該本体部30に装填されるフィルム包装
体116について説明する。すなわち、第2図に示すよ
うに、フィルム包装体116は複数のシートフィルムF
を積層収納する袋状を呈している。この場合、前記“フ
ィルム包装体116の長手方向両端部118a、11.
8bを溶着等により密封し、前記両端部118a、11
81)をシートフィルムFの取出面側に折り返して後、
シール120を介して一体的に係着している。なお、第
2図中1、破線で示す部分はフィルム包装体116の切
断部分122を示している。
本実施態様のフィルム装填装置は基本的には以上のよう
に構成されるものであり、次にその作用並びに効果に・
ついて説明する。
第3図aに示すように、載置台34を本体部30から引
き出すと、引張手段78を構成する棒体80が壁面部】
02から離間し、この棒体80はスプリング86の引張
力を介して載置台34に対し矢印入方向に引張される。
このため、棒体80に形成される突起82が移動台66
の係止部76に係合してこれを矢印A方向に引張する。
従って、移動台66はスプリング86とこの移動台66
に係着されているスプリング68の引張力を介して矢印
A方向に変位し、その端部を係止手段56の遮光部材5
8に当接する。
次いで、第2同に示すように、載置台34内の移動台6
6にフィルム包装体116を装填する。この場合、遮光
部材58とローラ72との距離をフィルム包装体116
の長手方向の長さより僅かに小さく選択しておけば、移
動台66に前記フィルム包装体116を収容した際に、
このフィルム包装体116が前記移動台66にしっかり
と固定されることになる。
そして、載置台34の開口部94に収納されているカッ
タ一部材92を取り出し、前記カッタ一部材92をフィ
ルム包装体116の短手方向に沿って移動させ、前記フ
ィルム包装体116の破線で示す切断部分122を切断
する。
このように、フィルム包装体116を所望の部位で切断
して後、カッタ一部材92を再び開[]部94に配置す
ると共に、前記フィルム包装体11Gの端部118b側
を前記切断された端部118aの残余の部分と一体的に
把手44側へと折り返し、載置台34を本体部30側へ
と変位させる。このため、引張手段78を構成する棒体
80のフランジ部84が本体部30の壁面部102に当
接し、前記棒体80はスプリング86の引張力に抗して
載置台34に対し矢印B方向に移動する。この結果、棒
体80の突起82が移動台66の係止部76から離間し
、この移動台66にはスプリング6日の引張力だけが作
用することになる。
そこで、載置台34を夫々のガイド突条40a、40b
とこれに係合するガイド溝42a、42bを介して本体
部30に収納すると共に、ストッパ手段104が駆動さ
れる。すなわち、第3図すに示すように、ロータリソレ
ノイド106の駆動作用下に駆動軸110を回転させて
係止部材112を矢印C方向に揺動する。このため、係
止部材112の端部は載置台34の側壁部36dに形成
された切欠部114に係合して前記載置台34が本体部
30内に固定される。
さらに、この場合、a!置台34の把手44上に載設さ
れるフィルム包装体116の端部は、図示しないスプリ
ングの弾発力を介してローラ96と遮光用板体46によ
り挟持されると共に、本体部3゜と把手44との間隙1
00を介して外部に露呈している。従って、前記外部に
露呈しているフィルム包装体116の端部を矢印B方向
に引張すれば、前記フィルム包装体116を載置する移
動台6Gがスプリング68の引張力に抗して矢印B方向
に変位し、係止用板体48に当接して支持される。
その際、第4図に示すように、移動台66に設けられる
突起部74が矢印B方向に変位して回転体64が前記突
起部74から離脱するため、遮光部材5gは支点ピン6
0を中心にして鉛直方向下方に揺動する。結果的に、移
動台66の矢印B方向への変位動作と遮光部材58の駆
動作用下に前記遮光部材58はフィルム包装体116か
ら完全に離間することになる。そして、フィルム包装体
116を矢印B方向に引き出せば、夫々のローラ72.
98を介してこのフィルム包装体116内に積層収納さ
れているシートフィルムFは移動台66に残留するに至
る。
前記フィルム包装体116がローラ54a乃至54dに
案内されて全て外部に導出されると、移動台66がスプ
リング68の引張力を介して矢印A方向に変位すると共
に、回転体64が突起部74に係合して遮光部材58が
、第4図中、実線に示す位置に至る。この結果、移動台
66に載置されたシートフィルムFの端部が遮光部材5
8に当接して位置決めされる。
次いで、枚葉機構115の駆動作用下に移動台66上に
積層載置されている複数枚のシートフィルムFは1枚ず
つ吸着され、図示しない画像記録機構へと搬送されるこ
とになる。
この場合、本実節JIQ様では、!!21台34に進退
自在な移動台66を配設すると共に、前記移動台66に
装着されるフィルム包装体116の端部に圧接する遮光
部材58を設けるため、明室内でシートフィルムFを本
体部30に対し確実に装填することが出来る。
すなわち、載置台34を本体部30から引き出すと、移
動台66にはこれに係着されるスプリング68と引張手
段78を構成する棒体80に係着されるスプリング86
とを介して矢印A方向に比較的大きな引張力が作用する
。このため、載置台34にフィルム包装体116を装着
すれば、このフィルム包装体116はその長手方向両端
部をローラ72と遮光部材58とによりしっかりと挟持
されることになる。従って、カッタ一部材92を介して
前記フィルム包装体116の切断部分122を切断する
際に、この切断部分122からフィルム包装体116内
に外光が照射することはない、この結果、例えば、従来
のマガジンで前述したように、作業者がシャッタ一部材
を操作する場合に惹起され易い遮光不良を回避し、シー
トフィルムFを光密に保持した状態で前記フィルム包装
体116の切断部分122を切断することが出来るとい
う効果が得られる。
一方、載置台34を本体部30に収納すると、棒体80
のフランジ部84が壁面部102に当接して引張手段7
8による移動台66への矢印A方向の引張作用が解除さ
れる。従って、移動台66にはスプリング68の引張力
だけが作用し、フィルム包装体116の外部に露呈する
端部を矢印B方向に引張すれば、このフィルム包装体1
16が装着されている移動台66は比較的小さな引張力
で容易に矢印B方向に変位する。このため、フィルム包
装体116は遮光部材58から離間することになり、前
記遮光部材58に係止されることなく前記フィルム包装
体116を円滑に外方に引き出すことが可能となる。
なお、この場合、揺動可能な遮光部材58に代替して固
定型の遮光部材を採用することも出来る。
すなわち、第5図に示すように、載置台34内に、直接
、遮光部材58aが立設されており、この遮光部材58
aの下部には棒体80を挿通させるための開口部59が
形成される。従って、載置台34を本体部30から引き
出した際には、第3図aおよびbと同様に、夫々のスプ
リング68.86の引張力を介して移動台66が固定型
の遮光部材58aに当接し、この移動台66に装着され
るフィルム包装体116の端部は前記遮光部材58aに
押圧されて好適な遮光状態を確保する。一方、載置台3
4を本体部30内に収納してフィルム包装体116を引
き出す際には、移動台66が前記フィルム包装体116
と一体的に矢印B方向に変位して遮光部材58aからこ
のフィルム包装体116が離間する。結局、フィルム包
装体116は遮光部材58aに妨げられることなく円滑
に引き出すことが出来る。
さらにまた、本発明に係るフィルム装填装置の他の実施
態様を第6図aおよびbに示す。なお、第1の実施態様
と同一の構成要素には同一の参照数字にaを付してその
詳細な説明は省略する。
この場合、載置台34a内にはガイド手段130が設け
られる。すなわち、前記ガイド手段130は棒体132
を含み、この棒体132の一端は載置台34aに立設さ
れる支持板体134に保持される。
前記棒体132の他端は載置台34aの後部壁面を貫通
して本体部30a内に臨入すると共に、前記他端にフラ
ンジ部136を形成する。棒体132には所定の長さに
亘りラック138を形成し、さらにこの棒体132と載
置台34aの後部壁面とにスプリング140を介装して
おく。
一方、ラック138にビニオン142が噛合する。
前記ビニオン142には載置台34aに揺動自在に支承
される第1のアーム3.44が係着され、この第1アー
ム144に対応し揺動自在に支持される第2のアーム1
46と前記第】アーム144との間に角柱体状の遮光部
材148と押さえ部材150とが一体的に橋架される。
この場合、第1アーム144と第2アーム146とは移
動台66aの両測部外方に位置しており、前記遮光部材
148と押さえ部材1150との間には比較的幅狭で載
置台34aの短手方向に延在する間隙152が画成され
ている。
なお、載置台34a内にス斗ツバビン154が設けられ
ており、このストッパピン154に第2アーム146が
係合して遮光部材148と押さえ部材150の位置決め
を行う。その際、遮光部材148は押さえ部材150よ
り鉛直方向下方に突出して配置される。
このような構成において、第6図aに示すように、載置
台34aを本体部30aから引き出すと、ガイド手段1
30をi成する棒体132が壁面部102aから離間し
、前記棒体132はスプリング140の引張力を介して
矢印六方向に変位する。このため、棒体132に設げら
れるラック138に噛合するビニオン142が矢印E方
向に回転する。従って、前記ビニオン142に係着され
る第1アーム144が第2アーム146と一体的に矢印
E方向に揺動し、夫々のアーム144.146に橋架さ
れる遮光部材148と押さえ部材150とが同様に矢印
E方向に揺動してストッパピン154を介して位置決め
される。
次いで、移動台66aにフィルム包装体116aを載置
すると、このフィルム包装体116aの図示しない切断
部分がガイド手段130を構成する遮光部材148と押
さえ部材150との間の間隙152に位置するに至る。
そこで、カッタ一部材(図示せず)を前記間隙152に
挿入してこの間隙152に沿って移動させれば、フィル
ム包装体116aが所望の部分から切断される。その際
、前記フィルム包装体116aには遮光部材148が当
接するため、前記切断開口部からフィルム包装体116
a内に外光が照射することを効果的に阻止することが出
来る。
フィルム包装体116aを所定の部分から切断し、この
フィルム包装体116aの端部を把手44a側に折り返
して後、載置台34aを本体部30a内に収納する。従
って、ガイド手段130を構成する棒体132のフラン
ジ部136が壁面部102aに当接し、ラック138が
載置台34aに対し矢印B方向に変位する。この結果、
前記ラック138に噛合するビニオン142が矢印り方
向に回転し、第1アーム144および第2アーム146
が同様に矢印り方向に揺動して位置決めされる。
このように、本体部30aに載置台34aを収納すると
、ガイド手段130を構成する遮光部材148と押さえ
部材150とはフィルム包装体116aから離間変位す
る。このため、前述したように、本体部30aから外方
に露呈しているフィルム包装体116aの端部を矢印B
方向に引張する際に、前記ガイド手段130がこのフィ
ルム包装体116aの引張作業に干渉することがない、
結果的に、フィルム包装体116aを極めて円滑に本体
部30aから引き出すことが可能となる。
以上のように、本発明によれば、複数枚のシートフィル
ムを積層収納した包装体を装着する受台を載置台あるい
はマガジンに対し移動自在に構成すると共に、前記包装
体を切断する際にこの包装体に当接して切断部分の遮光
を行う遮光部材を設けている。このため、弾性体を介し
て前記移動型受台を遮光部材側へと押圧することにより
、前記遮光部材の閉塞作用下に包装体の切断部分からこ
の包装体内へ外光が照射することを阻止することが出来
る。特に、明室内において包装体を装填する際に、前記
包装体の切断部分からの外光の照射を効果的に回避し、
極めて容易に且つ確実に前記包装体の装填作業を行うこ
とが可能となる。さらに、包装体を外部に引き出す際に
は、移動受台と遮光部材とを相対的に離間させて包装体
の引き出し作業を円滑に行うことが出来るという利点が
得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施B様に限定されるものではなく、
装置本体に対し着脱自在に装着されるマガジンにも採用
することが出来る等、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の改良並びに設計の変更が可能なことは勿論
である。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは従来技術に係るフィルム包装体とこ
れを装着するマガジンの一部省略縦断面図、 第1図Cおよびdは他の従来技術に係るマガジンとフィ
ルム包装体の一部省略縦断面図、第2図は本発明に係る
フィルム装填装置とこれに装着されるフィルム包装体の
一部省略斜視図、 第3図aおよびbは本発明に係るフィルム装填装置にフ
ィルム包装体を装填する際の一部省略縦断面図、 第4図は本発明に係るフィルム装填装置を構成する係止
手段の説明図、 第5図は第4図に示す係止手段の別異の構成を示す説明
図、 第6図aおよびbは他の実施態様に係るフィルム装填装
置にフィルム包装体を装填する際の一部省略縦断面図で
ある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数枚のシートフィルムを積層収納したフィルム
    包装体を装填するフィルム装填装置であって、前記フィ
    ルム包装体を装着する載置台あるいはマガジンにフィル
    ム包装体を収納する受台を設けると共に、前記受台はフ
    ィルム包装体の引き出し方向に対して進退自在に構成し
    、さらに前記フィルム包装体に圧接自在な遮光部材を配
    設し、明室内でフィルム包装体の端部を切断する際に前
    記フィルム包装体の端部に遮光部材を圧接させて前記切
    断部分からフィルム包装体の内部に外光が照射すること
    を阻止し、さらに前記受台と遮光部材とを相対的に離間
    させて前記遮光部材がフィルム包装体の引き出し作業に
    干渉することを回避するよう構成することを特徴とする
    フィルム装填装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、載置
    台あるいはマガジン内に遮光部材を設けると共に、受台
    を弾性体の引張力を介してフィルム包装体の引き出し方
    向とは逆方向に引張して前記遮光部材に当接させ、さら
    に前記受台に装置本体と共働する引張手段を係合させ、
    受台にフィルム包装体を装着して前記弾性体および引張
    手段を介して前記受台上のフィルム包装体の端部を遮光
    部材に押圧しこのフィルム包装体を切断する際に前記遮
    光部材を介して前記切断部分の遮光を行い、一方、前記
    載置台あるいはマガジンを装置内に収納する際に前記引
    張手段による受台への引張作用を解除し、フィルム包装
    体を引張して前記受台を変位させて前記フィルム包装体
    から遮光部材を離間させるよう構成してなるフィルム装
    填装置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の装置において、引張
    手段は一端を受台に係合すると共に他端を装置内に臨入
    する棒体を含み、前記棒体は弾性体の作用下にフィルム
    包装体の引き出し方向とは逆方向に押圧され、載置台を
    装置本体から引き出す際、あるいはマガジンを装置本体
    から取り出す際には前記受台はこれに係着される弾性体
    と前記棒体に係合する弾性体とを介して遮光部材に押圧
    され、一方、前記載置台あるいはマガジンを装置本体内
    に収納する際には棒体が前記装置本体内に係合して受台
    から離脱し、前記受台にはこれに係着されている弾性体
    だけが作用するよう構成してなるフィルム装填装置。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の装置において、載置
    台あるいはマガジン内に装置本体と共働して揺動変位す
    るガイド手段を設け、受台にフィルム包装体を装着して
    前記ガイド手段を構成する遮光部材を前記フィルム包装
    体に対しその切断方向に延在して当接させ、遮光部材に
    沿ってフィルム包装体を切断する際に前記遮光部材を介
    して前記切断部分を遮光し、さらに前記載置台あるいは
    マガジンを装置本体に収納する際に前記装置本体とガイ
    ド手段とが共働して前記遮光部材をフィルム包装体から
    離間する方向に揺動させるよう構成してなるフィルム装
    填装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5893930U (ja) * 1981-12-19 1983-06-25 コニカ株式会社 写真用シ−トフイルム供給マガジン

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5893930U (ja) * 1981-12-19 1983-06-25 コニカ株式会社 写真用シ−トフイルム供給マガジン

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