JPH01105939A - フイルム装填方法およびその装置 - Google Patents

フイルム装填方法およびその装置

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JPH01105939A
JPH01105939A JP26428587A JP26428587A JPH01105939A JP H01105939 A JPH01105939 A JP H01105939A JP 26428587 A JP26428587 A JP 26428587A JP 26428587 A JP26428587 A JP 26428587A JP H01105939 A JPH01105939 A JP H01105939A
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JP
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film
plate
film package
package
mounting table
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JP26428587A
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Sadami Yamada
山田 貞美
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はフィルム装填方法およびその装置に関し、−層
詳細には、所定の位置に係止用ノツチを形成したシート
フィルムを光密に保持するフィルム包装体をその端部を
押板に当接させ且つ前記ノツチに係止部材を係合させて
載置台等に装着し、次いで、フィルム包装体の端部を切
断して遮光状態でこれを引張する際、棒体とシートフィ
ルムとを一体的に押板から離間させて前記フィルム包装
体を取り出し、さらに、前記係止部材と押板とでシート
フィルムを挟持して整列させることにより、フィルム装
填作業を効率的に遂行し且つ装置自体の小型化を達成す
ることを可能にしたフィルム装填方法およびその装置に
関する。
[発明の背景] 最近、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を用いて被写体の
放射線透過像を得る放射線画像記録再生システムが開発
され、広汎に普及しつつある。ここで、蓄積性蛍光体と
は、放射線(X線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線
等)を照射すると、この放射線エネルギの一部を蓄積し
、後に可視光等の励起光を照射することにより蓄積され
たエネルギに応じた輝尽発光光を生ずる蛍光体をいう。
前記の放射線画像記録再生システムはこの蓄積性蛍光体
を利用したもので、人体等の放射線画像情報を、−旦、
蓄積性蛍光体からなる層を有するシートに記録し、この
蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の励起光で走査して輝
尽発光光を生じさせ、得られた輝尽発光光を光電的に読
み取って画像信号を得、この画像信号に基づき写真感光
材料等の記録材料、CRT等に可視像として出力させる
ものである。
ここで、記録材料に画像を記録させる場合には、画像記
録装置、例えば、画像出力レーザプリンタ装置が採用さ
れている。この装置は記録材料である写真感光用フィル
ムをマガジン等を介して収納し、このフィルムを吸着盤
等の枚葉機構により1枚ずつ取り出した後、蓄積性蛍光
体シートから得られた電気信号に基づいて変調されたレ
ーザ光を前記フィルムに照射し、所定の画像を記録する
よう構成されている。そこで、この新たに画像が記録さ
れたフィルムは自動現像装置内に搬送され、現像工程を
経て後、所定の場所に保管され、必要に応じて医療診断
等に供される。
ところで、前記画像出力レーザプリンタ装置では、フィ
ルムを装置内に装填する場合に、前記フィルムに外光が
照射されてはならない。感光してしまうからである。従
って、−船釣に画像記録装置等にフィルムを装填するに
際しては、暗室内で行わなければならないという不都合
がある。
そこで、操作性を向上させるために明室内でのフィルム
の装填が強く望まれ、これを可能にする種々の明室装填
方法が提案されている。実公昭第57−25220号に
この明室装填方法の一例が開示されている。これを第1
図aおよびbに示す。
すなわち、第1図aはマガジン2の断面図を示したもの
で、このマガジン2は本体部4と前記本体部4の一端部
に開閉自在に蝶着される蓋体部6とを含む。前記本体部
4と蓋体部6とにより室8が画成されると共に、前記本
体部4と蓋体部6には夫々挟持用ローラ10a、10b
が回転自在に支承される。また、本体部4にフィルム取
出用開口部12が形成されており、前記本体部4の上部
に装着されるシャッタ一部材14により前記開口部12
が開閉される。
そこで、明室内において複数枚の未露光フィルムFを収
納したフィルム包装体16を図示しない装置に装填する
際には、先ず、前記フィルム包装体重6の他端部16b
を鋏18により切断する(第1図す参照)。そして、他
端部16bを折り曲げた状態で前記他端部16bを指先
で保持してフィルム包装体16内に外光が照射されない
ようにしておく。
一方、マガジン2において、蓋体部6を予め開動してお
き、フィルム包装体16を他端部16b側の折り曲げ端
部から室8内に挿入すると共に、一端部16aを前記マ
ガジン2の外方に露呈させる。さらに、蓋体部6を閉動
して後、前記外部に露呈する一端部16aをマガジン2
から離間する方向に引張すれば、前記フィルム包装体1
6は外部に引き出され、このフィルム包装体16内の未
露光フィルムFは挟持用ローラ10a、10bを介して
室8内に残留するに至る。
そして、マガジン2を図示しない装置に装填し、シャッ
タ一部材14をマニュアル操作によって当該マガジン2
から引き出せば、フィルム取出用開口部12が前記装置
(図示せず)内に開放されることになる。
然しなから、前記の従来技術では、フィルム包装体16
をマガジン20室8内に挿入し、このフィルム包装体1
6の他端部16bを鋏18で切断して後、蓋体部6を閉
動作して外部に露呈する一端部16aを引張してフィル
ム包装体16を前記マガジン2から取り出す。次いで、
このマガジン2を装置に装填してシャッタ一部材14を
操作することによりフィルム取出用開口部12を装置内
に開成している。従って、未露光フィルムFを装置に装
填する作業がかなり煩雑なものとなり、フィルム装填作
業の効率化が達成されないという不都合が指摘される。
そこで、本出願人は前記の欠点に鑑み、フィルムの側縁
に係止用ノツチを形成し、前記フィルムを複数枚積層し
て可撓性の遮光部材内に収容したフィルム包装体を提案
すると共に、この種のフィルム包装体を用いた明室装填
方法について既に特許出願を行っている(特開昭第59
−031942号、同第59−031950号および同
第59−031951号等参照)。
当該方法によれば、フィルム包装体を遮光した装填室内
で垂下させるように保持すると共に、フィルムの係止用
ノツチに係止部材を係合させ、次いで、前記フィルム包
装体の下端を開成して後、係止部材を前記係止用ノツチ
から離間させてフィルムを所定の装填位置に落下供給し
ている。従って、極めて容易に且つ効率的に明室内での
未露光フィルムの装填作用を遂行することが出来るとい
う効果が得られている。
ところで、この場合、装填装置内においてフィルム包装
体を垂下させ、このフィルム包装体内に収容されている
複数枚のフィルムを落下させて装填位置に供給するため
に、前記装填装置自体が大型なものとなる。
さらにまた、画像記録作業に供せられるフィルムは、夫
々の用途によって感光波長領域あるいは感度の異なる種
々のものが使用されている。
従って、フィルム包装体等に特別の工夫がなされていな
ければ、作業者が誤って所定の装置に対し適用外のフィ
ルムが収納されているフィルム包装体を装填してしまう
虞が生ずる。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、フィルム側縁の所定位置に係止用ノツチを形成
し、前記フィルムを複数枚積層して可撓性遮光部材内に
収容したフィルム包装体を用意し、フィルム包装体の端
部を押板に当接させ且つノツチに係止部材を係合させて
前記フィルム包装体を装置本体に収納自在なマガジンあ
るいは載置台等に装着し、遮光部材の端部を切断して後
この遮光部材を装置の外方に引き出す際、前記係止部材
とフィルムとが一体的に押板から離間する方向に移動し
、さらに、前記フィルムを係止部材と押板とで挟持して
配列させることにより、フィルム包装体を適用外の装置
に装填した際にフィルムのノツチが係止部材に係合する
ことがなく、前記フィルム包装体の誤装填を容易に検知
すると共に、フィルム装填作業の効率化を達成すること
が出来、しかも狭小なスペース内でフィルム装填作業を
遂行して装置全体の小型化を可能とすることを目的とす
る。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は側縁の所定の位
置に係止用ノツチを形成したフィルムを積層して収容し
たフィルム包装体をマガジンあるいは載置台等を介して
装置本体に装填するフィルム装填方法であって、フィル
ム包装体の端部を押板に当接させると共に、フィルムの
ノツチを係止部材に係合させて前記フィルム包装体を載
置台等に装着し、前記フィルム包装体の端部側を切断し
て載置台等を装置本体に収納し、あるいは前記載置台等
を装置本体に収納して後前記端部側を切断し、次いで、
フィルム包装体を外方に引張して係止部材とフィルムと
を一体的に所定距離移動させてフィルム包装体の端部を
押板から離間させ、さらに前記フィルム包装体が全て取
り出された後、フィルムと係止部材とを前記とは逆方向
に移動させて前記フィルムを押板に当接させることによ
り整列させることを特徴とする。
さらにまた、本発明は側縁の所定の位置に係止用ノツチ
を形成したフィルムを積層して収容したフィルム包装体
を装填するための装填装置であって、装置本体に収納自
在なマガジンあるいは載置台等を含み、前記載置台等に
フィルム包装体の端部に当接する押板を立設すると共に
、前記フィルム包装体の引き出し方向に進退自在な係止
部材を設け、フィルム包装体の端部を押板に当接させる
際、所望のフィルムに形成されたノツチのみが前記係止
部材に係合するよう当該係止部材の位置を選択して構成
することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係るフィルム装填方法および装填装置に
ついて好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。
先ず、当該フィルム装填方法を実施するためのフィルム
包装体を第2図に示す。
図において、参照符号20はフィルム包装体を示し、前
記フィルム包装体20は、図中、二点鎖線で示す可撓性
の遮光部材22を含む。この場合、前記遮光部材22は
袋状を呈しており、その両端部24a、24bを溶着等
により光密に保持している。
前記遮光部材22内に未露光フィルムFが積層して収容
されており、前記フィルムFの両側縁部には所定の位置
に半円状を呈するノツチ26a、26bが形成される。
前記ノツチ26a、26bの位置はフィルムFの種類に
応じて所定の位置に選択されており、従って、前記フィ
ルムFとは異なる種類のフィルムに対しては異なる位置
に一対のノツチが形成されている。
なお、遮光部材22内にフィルムFを保護すべく当紙を
設けてもよい。その際、当紙には夫々のノツチ26a、
26bに対応する位置に切欠部を設けておく。
次いで、前記フィルム包装体20を装填するフィルム装
填装置について、以下に説明する。
第3図において、参照符号30は本実施態様に係るフィ
ルム装填装置の本体部を示す。前記本体部30にはフィ
ルム装填部32が設けられており、前記フィルム装填部
32を構成する′R置台34はこの本体部30に対し引
き出し自在に装着されている。
前記載置台34は筐体状を呈し、第4図に示すように、
底板部36を含む。前記底板部36の上方にこの底板部
36と平行に載置板38が配設され、この載置板38と
載置台34の側面部とによりフィルム包装体20を収納
するための開口部40が画成される。載置台34の前面
部に相当する側壁部上部に開口部40から離間する方向
に突出して把手42を形成すると共に、この開口部40
側に膨出する遮光用板体44が設けられる。載置台34
内に前記遮光用板体44に近接してこの載置台34の引
き出し方向に直交する方向に延在するように遮光用ロー
ラ46が回転自在に支承される。
そこで、載置台34内にフィルム包装体20に係合する
ホルダ部48が設けられる。すなわち、底板部36の所
定の位置に円柱状を呈する第1のストッパ部材50a、
50bが載置台34の引き出し方向と直交する方向に所
定間隔離間して立設されると共に、夫々の第1ストッパ
部材50a、50bから載置台34の引き出し方向に対
して等間隔離間して第2のストッパ部材52a、52b
が固設される。さらに、第1ストッパ部材50a、50
bと第2ストッパ部材52a、52bとの間に移動板5
4が進退自在に配設される。この場合、移動板54にコ
イルスプリング56の一端が係着され、このコイルスプ
リング56の他端は載置台34の内壁部に固着されてい
る。従って、移動板54は、通常、コイルスプリング5
6の引張力を介して第1ストッパ部材50a、50bに
当接してj立置法めされる。
前記移動板54の上面に所定間隔離間して一対の係止用
棒体58a、58bが立設され、前記棒体58a、58
bは載置板38に形成され載置台34の引き出し方向に
延在する長円状開口部60a、60bを貫通して開口部
40内に所定の長さだけ臨入している。
一方、載置板38には本体部30の内方側に押板62が
立設される。前記押板62は載置台34の引き出し方向
に直交する方向に延在しており、この押板62にフィル
ム包装体20の端部を当接させる際、所定のフィルムF
のノツチ26a、26bのみが棒体58a、58bに係
合するよう前記棒体58a、58bと押板62との位置
関係を調整しておく。なお、載置板38には遮光用ロー
ラ46に近接してローラ64を回転自在に支承している
第4図に示すように、本体部30には載置台34の遮光
用板体44に係合して前記本体部30内を光密に保持す
るための遮光用ローラ66が図示しない弾性体を介して
矢印方向に変位自在に配設される。前記遮光用ローラ6
6から所定間隔離間してローラ68が設けられ、前記ロ
ーラ68は載置板38に支承されるローラ64と協働し
てフィルム包装体20からフィルムFを分離させる作用
をなす。
また、本体部30と載置台34の把手42との間にフィ
ルム包装体20を挿通ずるための間隙70が画成される
一方、本体部30内には吸着板72を含む枚葉機構が配
設されている。なお、本体部30内に載置台34をこの
本体部30に対して保持自在なストッパ手段を設けてお
くと好適である。
本実施態様に係るフィルム装填装置は基本的には以上の
ように構成されるものであり、次に、当該フィルム装填
装置にフィルム包装体を装填する作業について以下に説
明する。
第3図に示すように、載置台34を本体部30から引き
出し、この載置台34の開口部40にフィルム包装体2
0を装着する。その際、遮光部材22の一方の端部24
b側を押板62に当接させると共に、遮光部材22内に
積層収容されているフィルムFのノツチ26a、26b
をホルダ部48を構成する棒体58a、58bに係合さ
せる。
次いで、図示しないカッター手段を介して遮光部材22
の端部24bを切断すれば、この端部24b側が押板6
2に当接しているため、切断開口部からフィルム包装体
20内に外光が照射されることはない。そして、遮光部
材22の他方の端部24aを!I2置台34の把手42
上に配置した状態でこの載置台34を本体部30に収納
し、図示しないストッパ手段を駆動して前記載置台34
をこの本体部30内に固定する。
さらに、この場合、載置台34の把手42上に配設され
る遮光部材22の端縁部は図示しないスプリングの弾発
力を介してローラ66と遮光用板体44とにより挟持さ
れると共に、本体部30と把手42との間隙70を介し
て外部に露呈している。従って、前記外部に露呈してい
る遮光部材22の端部24aを矢印B方向に引張すれば
、フィルム包装体20全体が矢印B方向に移動する。そ
の際、フィルムFのノツチ26a、26bに係合する棒
体58a、58bが移動板54と一体的にコイルスプリ
ング56の引張力に抗して矢印B方向に移動し、前記移
動板54が第2ストッパ部材52a、52bに当接して
保持される。
遮光部材22が本体部30から全て取り出されると、ホ
ルダ部48に矢印B方向に作用していた引張力が解除さ
れ、このため、前記ホルダ部48を構成する移動板54
がコイルスプリング56の引張力を介して矢印C方向に
移動する。従って、移動板54に立設された棒体58a
、58bに係合する複数枚のフィルムFが同様に矢印C
方向に移動することになる。これによって、移動板54
が第1ストッパ部材50a、50bに当接する際に前記
複数枚のフィルムFはホルダ部48を構成する棒体58
a、58bと押板62とに挟持されて整列するに至る。
次いで、載置板38上に積層収容された複数枚のフィル
ムFは枚葉機構の駆動作用下に吸着板72を介して1枚
ずつ吸着され、図示しない画像記録機構へと搬送される
ことになる。
この場合、本実施態様によれば、狭小なスペース内にお
いてフィルムの装填作業を効率的に且つ容易に遂行する
ことが出来ると共に、適用外の装置にフィルムを装填す
ることを阻止することが可能となる。
すなわち、前述したように、フィルム包装体20を載置
台34に装着し、遮光部材22の一方の端部24bを切
断して後、この遮光部材22の他方の端部24aを矢印
B方向に引張すると、棒体58a、58bがフィルムF
のノツチ26a、26bに係合した状態で矢印B方向に
移動する。このため、フィルム包装体20の端部は押板
62から離間し、このフィルム包装体20の取り出し作
業を円滑に遂行することが出来る。
次いで、前記フィルム包装体20が全て取り出されると
移動板54がコイルスプリング56の引張力を介して矢
印C方向に移動して第1ストッパ部材50a、50bに
当接する。これによって、棒体58a、58bとフィル
ムFとが矢印C方向に移動し、このフィルムFは押板6
2に当接して配列されるに至る。
このように、フィルム装填作業は実質的には載置台34
の開口部40内において効果的に遂行されることになり
、前記フィルム装填作業に占有するスペースを可及的に
狭小にし得るという効果が挙げられる。結局、載置台3
4を含むフィルム装填装置全体を容易に小型化すること
が可能となる。
さらに、当該フィルム装填装置を構成する本体部30に
適用外のフィルム包装体を装填しようとすれば、前記適
用外のフィルム包装体に収納されているフィルムは、第
2図に示すフィルムFのノツチ26a、26bとは異な
る位置に一対のノツチを形成しているため、前記適用外
のフィルム包装体の端部を押板62に当接させるように
して載置台34のR置板38上に載設しようとしても、
このフィルム包装体内のフィルムに形成されているノツ
チに棒体58a、58bが係合することがない。従って
、フィルム包装体を装着板38上に載設することが出来
ず、適用外のフィルム包装体であることが確認出来る。
その際、フィルム包装体を切断することなく誤装填が確
認されるため、フィルム包装体の取扱作業が一挙に簡素
化し、しかも効率的なフィルム装填作業を遂行すること
が可能となる利点が得られる。
なお、本実施態様では、載置台34を本体部30から引
き出した状態で遮光部材22の端部24bを切断してい
るが、前記載置台34を本体部30に収納して後、この
本体部30内に設けられる図示しないカッター手段を介
して前記端部24bを切断してもよい。
さらにまた、他の実施態様に係るフィルム装填装置を第
5図に示す。なお、第3図および第4図に示す第1の実
施態様に係るフィルム装填装置と同一の構成要素には同
一の参照数字にaを付してその詳細な説明は省略する。
この場合、載置台34aには前述した載置板を設けてお
らず、フィルム包装体20を直接装着して矢印方向に進
退自在な移動台80が底板部36aに配設される。移動
台80は、例えば、図示しないスプリングの引張力を介
して本体部30aの内方側に引張されており、この移動
台80の上部に棒体82a、82bが立設される。また
、移動台80の矢印方向への移動範囲は第1のストッパ
部材84a、84b並びに第2のストッパ部材86a1
86bにより規制される。
このような構成において、フィルム包装体20を移動台
80に装着すれば、このフィルム包装体20の端部が押
板62aに当接すると共に、フィルムFのノツチ26a
、26bが棒体82a、82bに係合する。そして、フ
ィルム包装体20の端部を切断し、載置台34aを本体
部30aに収納してこのフィルム包装体20を引張すれ
ば、移動台80が前記フィルム包装体20と一体的に移
動し、このフィルム包装体20の端部が押板62aから
離間する。
次いで、フィルム包装体20が全て取り出されると、図
示しないスプリングの引張力を介して移動台80とフィ
ルムFとが一体的に本体部30a内に指向して移動する
。このため、移動台80が第1ストツパ部材84a、8
4bに当接する際に、フィルムFの端部が押板62aに
□当接して位置決めされるに至る。これによって、第3
図および第4図に示す第1の実施態様に係るフィルム装
填装置と同様の効果が得られることは容易に諌止されよ
う。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、所定の位置に係止用ノ
ツチを形成したフィルムを収納するフィルム包装体をそ
の端部を押板に当接させ且つ前記ノツチに係止部材を係
合させて載置台等に装着し、前記包装体の端部を切断し
てこれを装置外に引き出す際、前記係止部材とフィルム
とが一体的に押板から離間変位して当該包装体を全て取
り出し、さらに、係止部材と押板とで前記フィルムを挟
持して位置決めしている。このため、極めて狭小なスペ
ース内でフィルムの装填作業を円滑に且つ確実に遂行す
ることが出来ると共に、フィルム装填装置全体を容易に
小型化することが可能となるという効果が得られる。し
かも、係止部材と押板との位置関係を適用されるフィル
ムに形成されているノツチの位置に対応して選択すれば
、作業者が誤って適用外のフィルムを装置に装填するこ
とを阻止することが出来る。特に、前記フィルム包装体
を切断する以前においてフィルムの誤装填を確認するこ
とが可能となり、フィルム装填作業を効率的に且つ確実
に遂行し得るという利点が挙げられる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、本体部に対し引き出し自在な載置台に代替して
本体部に着脱自在なマガジンを用いることも出来る等、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは従来技術に係るフィルム包装体とこ
れを装着するマガジンの一部省略縦断面図、 第2図は本発明に係るフィルム装填方法を実施するため
のフィルム包装体の一部省略斜視図、第3図は本発明方
法を実施するためのフィルム装填装置の概略斜視図、 第4図は第3図に示すフィルム装填装置の一部省略縦断
面図、 第5図は他の実施態様に係るフィルム装填装置の概略斜
視図である。 20・・・フィルム包装体  22・・・遮光部材26
a、26 b ・・・ノツチ  30a、30 b ・
・・本体部34a、34b・・・載置台  38・・・
載置板48・・・ホルダ部     54・・・移動板
58a、58 b ・・・棒体   62.62a・・
・押板80・・・移動台      82a、82b・
・・棒体FIG、1b

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)側縁の所定の位置に係止用ノッチを形成したフィ
    ルムを積層して収容したフィルム包装体をマガジンある
    いは載置台等を介して装置本体に装填するフィルム装填
    方法であって、フィルム包装体の端部を押板に当接させ
    ると共に、フィルムのノッチを係止部材に係合させて前
    記フィルム包装体を載置台等に装着し、前記フィルム包
    装体の端部側を切断して載置台等を装置本体に収納し、
    あるいは前記載置台等を装置本体に収納して後前記端部
    側を切断し、次いで、フィルム包装体を外方に引張して
    係止部材とフィルムとを一体的に所定距離移動させてフ
    ィルム包装体の端部を押板から離間させ、さらに前記フ
    ィルム包装体が全て取り出された後、フィルムと係止部
    材とを前記とは逆方向に移動させて前記フィルムを押板
    に当接させることにより整列させることを特徴とするフ
    ィルム装填方法。
  2. (2)側縁の所定の位置に係止用ノッチを形成したフィ
    ルムを積層して収容したフィルム包装体を装填するため
    の装填装置であって、装置本体に収納自在なマガジンあ
    るいは載置台等を含み、前記載置台等にフィルム包装体
    の端部に当接する押板を立設すると共に、前記フィルム
    包装体の引き出し方向に進退自在な係止部材を設け、フ
    ィルム包装体の端部を押板に当接させる際、所望のフィ
    ルムに形成されたノッチのみが前記係止部材に係合する
    よう当該係止部材の位置を選択して構成することを特徴
    とするフィルム装填装置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の装置において、載置
    台等を構成する底板の上方にフィルム包装体を装着する
    載置板を設け、前記底板に弾性体を介してフィルム包装
    体の引き出し方向に所定距離だけ進退自在な移動板を配
    設すると共に、前記移動板に載置板に形成される開口部
    を介して前記載置板の上方に露呈しフィルムのノッチに
    係合する係止部材である一対の棒体を立設し、さらに、
    前記底板あるいは載置板に押板を係着して構成してなる
    フィルム装填装置。
  4. (4)特許請求の範囲第2項記載の装置において、載置
    台等に押板を立設すると共に、フィルム包装体を装着し
    且つ弾性体を介してフィルム包装体の引き出し方向に所
    定距離だけ進退自在な移動台を配設し、前記移動台にフ
    ィルムのノッチに係合する係止部材である一対の棒体を
    立設して構成してなるフィルム装填装置
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