JPS6286358A - シ−トフイルムの包装体および装填装置 - Google Patents

シ−トフイルムの包装体および装填装置

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JPS6286358A
JPS6286358A JP60227449A JP22744985A JPS6286358A JP S6286358 A JPS6286358 A JP S6286358A JP 60227449 A JP60227449 A JP 60227449A JP 22744985 A JP22744985 A JP 22744985A JP S6286358 A JPS6286358 A JP S6286358A
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JP
Japan
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package
light shielding
upper box
lower box
light
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Application number
JP60227449A
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English (en)
Inventor
Masaaki Konno
紺野 雅章
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6286358A publication Critical patent/JPS6286358A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C3/00Packages of films for inserting into cameras, e.g. roll-films, film-packs; Wrapping materials for light-sensitive plates, films or papers, e.g. materials characterised by the use of special dyes, printing inks, adhesives

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシートフィルムの包装体および装填装置に関し
、一層詳細には、多数枚の写真感光材料等のシートフィ
ルムが収納された包装体をケーシング内に挿入し、遮光
されたケーシング内で前記包装体を開成し、当該包装体
内のフィルムの送出を可能にするシートフィルムの包装
体および装填装置に関する。
一般に、人体等の被写体をX!laを用いてフィルムに
画像を記録する方法が医療上の診断等に供されるために
広汎に使用されている。この場合、X線撮影装置内に遮
光状態でX線フィルムを装填し、このフィルムの感光乳
剤面に直接X線を照射して被写体の画像を記録している
ところで、近年、蓄積性螢光体(輝尽性螢光体)を用い
て被写体の放射線透過像を得る放射線画像記録再生シス
テムが開発され、特に前記のような医療分野で急速に普
及しつつある。ここで、蓄積性螢光体とは、放射線(X
線、α線、β線、T線、電子線、紫外線等)を照射する
と、この放射線エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等
の励起光を照射することにより蓄積されたエネルギに応
じて輝尽発光する螢光体をいう。
前記の放射線画像記録再生システムはこの蓄積性螢光体
を利用したもので、人体等の放射線画像情報を一旦蓄積
性螢光体からなる層を有するシートに記録し、この蓄積
性螢光体シートをレーザ光等の励起光で走査して輝尽発
光光を生じさせ、得られた輝尽発光光を光電的に読み出
して画像信号を得、この画像信号に基づき写真感光材料
等の記録材料、CRT等に可視像として出力させるもの
である。
ここで、記録材料に画像を記録させる場合には、画像記
録装置、例えば、画像出力レーザブリンク装置が採用さ
れている。この装置は記録材料である感光性シートフィ
ルムをマガジン等を介して収納し、このフィルムを吸着
力等を利用する枚葉機構により1枚ずつ取り出して後、
蓄積性螢光体シートから得られた電気信号に基づいて前
記フィルムにレーザ光を照射して所定の画像を記録する
。このようにレーザ光によって放射線画像が描出された
フィルムは自動現像装置に搬送され現像工程を経て露光
された後、所定の場所に集積され、直接医療用の診断に
供され、あるいはその診断のために保管されることにな
る。
ところで、前記画像出力レーザプリンタ装置では、前述
した従来のX線撮影装置と同様に、フィルムを装置内に
装填する際に前記フィルムに外光が照射されてはならな
いが、作業性を向上させるために明室内でのフィルムの
装填が強く望まれるようになり、従来よりこれを可能に
する種々の明室装填方法が提案されている。その−例と
して、シートフィルムを遮光袋内に封大した包装体をマ
ガジンに収納し、前記遮光袋の両端部をマガジンより露
出させ、そのいずれか一方の端部をカッター等で切除す
るようにしたものがある。この場合、遮光袋は切除され
ていない他方の端部側から抜き取られ、フィルムそのも
のがマガジン内に残存するように構成されている。
然しなから、遮光袋をマガジン内より抜き取る際、前記
遮光袋の開口部あるいはマガジンの隙間から光が侵入し
、フィルムが外光に晒される虞れがあり、遮光に関し相
当な注意を要し、且つ取り扱いに慎重さが要求される。
また、専用のマガジンが必要とされ、遮光袋の抜き取り
時にマガジンを破損しないようにしなりればならないた
め、マガジン自体に所要の強度を確保する必要があり、
この結果、マガジンの軽量化および製造コストの低減化
に一定の限度がある。
一方、装置内に遮光袋の一端部を切除するための切除機
構および切除後の遮光袋からフィルムを取り出すための
遮光袋抜脱機構を設け、光密な装置内における操作によ
って好適なフィルムの装填工程を達成するように構成す
ることも考えられるが、この場合、機構が極めて複雑と
なり且つ大規模となる欠点を露呈する。
また、他の例として、遮光袋の一端部が予め開封され単
に折り曲げただけのものも案出されているが、この場合
、包装体のマガジンへの収納前に遮光袋を誤って開封し
てしまい、実際には使用に供せないという虞れが存在し
ている。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、遮光状態でシートフィルムが収納された開閉自
在な箱型の包装体を予め遮光されているケーシング内へ
挿入した後、当該包装体を開成して包装体内のフィルム
を次段の画像記録装置側へ送出可能な状態にするように
構成することによって、簡単な構成で安価な包装体自体
にマガジンの機能を持たせることにより専用のマガジン
を不要とすることが出来ると共に、従来のような遮光袋
の使用を避け、その結果、遮光袋を使用した場合の光の
侵入および遮光袋を開封してフィルムを取り出すための
機構の複雑さ等の問題点を解消し、光密な状態でのフィ
ルムの装填を簡便且つ確実に行うことが可能なシートフ
ィルムの包装体および装填装置を提供することを目的と
する。
前記の目的を達成するために、本発明は分離された上箱
部材と下箱部材とを嵌脱自在に形成し、前記上箱部材と
下箱部材の夫々の内側部に遮光部材を配設し、前記上箱
部付蓋しくは下箱部材のいずれか一方に未露光シートフ
ィルムを積層収納し、前記上箱部材と下箱部材とを互い
に嵌合して前記二つの遮光部材を密接的に当接させ、前
記未露光シートフィルムに対する外光の入射を阻止する
ようにシートフィルム包装体を構成することを特徴とす
る。
さらにまた、本発明のシートフィルムの装填装置はケー
シングにシートフィルムを収納した上箱部材と下箱部材
とからなるシートフィルムの包装体を挿入するための開
口部を設け、前記開口部近傍に当該開口部を閉塞する遮
光手段を配設し、前記ケーシングの内部に前記包装体が
挿入された際、前記上箱部材に係合して当該上箱部材を
固定する係止部材を含む上箱固定機構を設け、さらに、
前記包装体の下箱部材を保持し且つ前記下箱部材と一体
的に変位する下箱移動機構を設け前記包装体を開閉可能
としたことを特徴とする。
次に、本発明に係るシートフィルムの包装体および装填
装置について好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照
しながら以下詳細に説明する。
第1図aXbおよび第2図において、参照符号10はシ
ート状の未露光フィルムを遮光状態で収納する包装体の
第1の例を示し、この包装体10は上箱12)下箱14
、遮光部材16および18(第2図参照)からなる。こ
こで、包装体1oにおいて、参照符号Aで示す面部を正
面とし、以下同様に参照符号Bは背面を、参照符号C,
Dは側面を示すものとする。この場合、図から容易に諒
解されるように、上箱12および下箱14は直方体状の
箱の一つの面部を取り除いた形状を呈し、上箱12は下
箱14に外嵌すると共に、その嵌脱は自在である。なお
、上箱12および下箱14は特に高い剛性を必要としな
いため、比較的廉価な部材、例えば、厚紙等で構成して
おくと好適である。下箱14には内側面部を囲繞する遮
光部材16を内装する。この場合、遮光部材16の側壁
部と下箱14の内側面部とが所定間隔離間して間隙を画
成するように構成しておく。一方、上箱12にも遮光部
材16と同様な構成の遮光部材18(第2図参照)を内
装する。なお、遮光部材16.18は光を透過せず、し
かも湿気等の水分を通さないビニール等の部材を用いて
形成しておく。上箱12と下箱14が嵌合した場合、す
なわち、包装体10が閉成された場合は、第2図に示す
ように、遮光部材18の側壁部が遮光部材16の側壁部
と下箱14の内側面部との間隙に遊嵌すると共に、遮光
部材1Gの側壁部が遮光部材1Bに密接し、包装体10
の内部にフィルム収納室20が画成される。
従って、この場合、フィルム収納室20は遮光および防
湿がなされた状態にある。なお、フィルム収納室20に
フィルムが積層されている場合、作業者の不注意によっ
て包装体10を開成することがないように、正面A側お
よび背面B側、または、側面C,D側の部位に接着テー
プを貼着し、上箱12と下箱14とを係着しておくこと
が望ましい。
一方、第3図に示すケーシング22にはフィルムの搬送
装置および画像記録装置(図示せず)等が内装されるも
のであり、ケーシング22の所定の部位に長方形の開口
部24が形成される。すなわち、フィルムを装填する際
には、前記開口部24を介してフィルムが収納された包
装体1oをケーシング22内へ挿入する。そこで、開口
部24の内側に傾斜して配設される包装体受容機構26
について次に説明する。
第4図並びに第5図に示す包装体受容機構26は、下箱
移動機構2B、排出部材30.遮光手段32および上箱
固定機構34からなる。
下箱移動機構28を構成するガイド部材36は概略的に
長方形の形状を呈し且っ切欠部38が画成された底面部
40と、底面部40の対向する二つの端辺部分に立設さ
れた側壁部42および44を含む。
前記側壁部42の外側面部の両端部近傍には係止軸46
a、46bを突設し、側壁部44の外側面部にも同様に
係止軸48a、48bを突設してお(。さらに、前記切
欠部38が画成される底面部40の端辺部分には係止部
50a乃至50dを垂設し、一方、側壁部42に近接し
て配設される側板52は係止軸46aが貫通するL型の
長孔54と係止軸46bが貫通ずる長孔56とを有する
。この場合、前記長孔54および56はガイド部材36
に対して傾斜するように構成しておく。なお、側壁部4
4に近接して配設される側板58は前記側板52と同様
な形状であり、係止軸48aが貫通するL型の長孔60
、および係止軸48bが貫通する長孔62を有する。側
板52および58は係止軸46a、46b、48a、4
8bを介してガイド部材36を係合すると共にケーシン
グ22(第3図参照)内の所定の位置に傾斜して固定さ
れる。さらにまた、下箱移動機構28の構成要素として
ガイド部材36に接続される図示しないガイド部材駆動
装置を含む。このガイド部材駆動装置は係止軸46a、
46b、48a、48bと長孔54.56.60.62
との嵌合作用下にガイド部材36を所定方向に変位させ
るための機構である。なお、当該包装体受容機構26の
当初の設定状態においては、係止軸46aが長孔54内
の位置E(第4図参照)に位置し、以下同様に、係止軸
46bを長孔56内の位置Hに、係止軸48aを長孔6
0内の位置Jに、係止軸48bを長孔62内の位置Mに
位置決めする。
排出部材30はロッド64と前記ロンドロ4に固着され
た係止板66とからなる。前記ロッド64は図示しない
排出部材駆動装置に接続されると共に、前記切欠部38
の下側に配設され、係止板66が切欠部38に沿って変
位可能なように構成する。なお、後述するガイド部材3
6の変位を阻害しないように、排出部材30はガイド部
材36の変位に追従するように構成しておく。
遮光手段32は遮光板68.70およびアーム72.7
4を含む。前記遮光板68は略長方形状を呈し、その長
尺な端辺部分に長軸76を嵌着し、遮光板68の比較的
短尺な端辺部分には前記長軸76と平行に短軸78を固
着する。長軸76の両端部はケーシング22の開口部2
4(第3図参照)の内側近傍において軸支される。また
、アーム72の一端部には切欠部80が形成され、この
切欠部80に前記短軸78を係合させると共に、アーム
72を側板52に沿って配設する。さらに、アーム72
の他端部にはスプリング82が固着されており、このス
プリング82の一端部をケーシング22内の所定部位に
固着しておく。
一方、遮光板70は前記遮光板68と同様な構成であり
、長軸84および短軸86を有する。この場合、遮光板
70は前記遮光板68の上下左右を逆にした状態で遮光
板68と密接するように配設され、長軸84の両端部は
所定部位に軸支される。さらにまた、アーム74は前記
アーム72と同様に構成されており、その一端部に切欠
部88を画成しておく。アーム74は側板58に沿って
配設されると共に、切欠部88には短軸86が係合する
。さらに、アーム74の他端部にはスプリング90が固
着され、このスプリング90の一端部はケーシング22
内の所定部位に固着される。なお、遮光板68.70に
何等かの力が作用していない場合は、遮光板6日、70
が前記開口部24を閉塞しているように構成しておく。
上箱固定機構34は第1の係止部材92および第2の係
止部材94を含む。第1係止部材92は折曲形成された
爪部96.98を有する。この場合、爪部96が下箱移
動機構28の係止部5Qa、50b間に嵌合し、爪部9
8が係止部50c、50a間に嵌合するように第1係止
部材92をケーシング22内の所定部位に固定する。一
方、第2係止部材94を構成する軸100に凹部101
a、 1.01bを所定間隔離間して刻設し、前記凹部
101a、101bには折曲形成された爪部102を有
する板材104と、前記爪部102と同様な爪部106
を有する板材108とが固着される。この場合、軸10
0には図示しない回転駆動装置を接続して軸100を回
動自在に構成すると共に、第2係止部材94をガイド部
材36の上側に配設する。なお、当該包装体受容機構2
6の当初の設定状態においては、第5図に示すように、
板材104.108が傾斜して爪部162.106が上
方に位置するようにしておく。
本発明に係るシートフィルムの包装体および装填装置は
基本的には以上のように構成されるものであり、次に、
その作用並びに効果について説明する。
先ず、シートフィルムを収納した包装体10に開放防止
用の接着テープが貼着されている場合はその接着テープ
を剥離して包装体10を開放可能な状態にし、第6図a
に示すように、包装体10を開口部24からガイド部材
36側に挿入する。
その際、当初開口部24を閉塞していた遮光板68.7
0は包装体10によってガイド部材36側に押され、短
軸78.86(第4図参照)の係合作用下にアーム72
.74がその長手方向に変位すると共に、スプリング8
2.90が収縮する。このようにして遮光板68.70
が開き、包装体10は傾斜したガイド部材36上を滑動
して遮光板68.70の部位を通過し、その際、収縮さ
れていたスプリング82.90の伸長作用に伴って遮光
板68.70が重畳するように閉成し、ケーシング22
は完全な光密状態となる。ガイド部材36上を滑動した
包装体10は係止部50a乃至50d(第4図参照)に
当接して停止し、この結果、包装体10はガイド部材3
6上に位置決めされる。この場合、第1係止部材92の
爪部96.98は上箱12の正面A側下部に近接してい
る。
そこで、図示しない回転駆動装置によって第2係止部材
94を第6図aに示す矢印P方向に回動させ、爪部10
2.106を上箱12の背面B側下部に係合させる(第
6図す参照)。この結果、上箱12は第1係止部材92
と第2係止部材94とによって固定される。
次に、図示しないガイド部材駆動装置によって係止軸4
6a 、 46b 、 48a 、 48bと長孔54
.56.60.62(第4図参照)との係合作用下にガ
イド部材36を変位させる。すなわち、先ず、第4図に
示す長孔54内の位置Eにある係止軸46aを位置Fま
で移動させると共に、長孔60内の位iJにある係止軸
48aを位置Kまで移動させる。これによって下箱14
の正面A側部位が上箱12から離脱する。次いで、係止
軸46aが位iFから位置Gまで、係止軸46bが位置
Hから位1W−Iまで、係止軸48aが位置Kから位M
r−まで、係止軸48bが位置Mから位置Nまで同時に
移動するようにガイド部材36を変位させる。この結果
、ガイド部材36上に係止された下箱14全体は第6図
Cに示すように上箱12から離脱し、包装体10が開成
するに至る。すなわち、上箱12を固定した後、下箱1
4を前記」二相12に対して離間変位させることによっ
て包装体10が開放されることになる。
そして、第6図Cに簡略化して示す吸着装置110が下
箱14内のフィルム側に挿入される。この吸着装置11
0の所定の動作により前記フィルムは1枚ずつ図示しな
い搬送経路へ送出される。
そこで、最終的に包装体10内からのフィルムの送出が
完了した際には、前記吸着装置110を当初の位置へ復
帰させる。
次いで、前記ガイド部材駆動装置によってガイド部材3
6を前述とは逆の動作過程により原位置に復帰させる。
この結果、下箱14は上箱12に嵌合して包装体10が
閉じ、第6図すに示す状態と同様になる。
すなわち、前記上箱固定機構34および下箱移動機構2
8は包装体10を開閉する開閉手段に相当する。
その次に、前記回転駆動装置によって第2係止部材94
を第6図すに示す矢印Q方向に回転させ、上箱12の固
定を解除する。
そこで、図示しない排出部材駆動装置によって排出部材
30を開口部24側に変位させる。その際、係止板66
が切欠部38(第5図参照)に沿って変位すると共に、
係止板66に当接する包装体10が開口部24側に移動
する。この結果、包装体10が遮光板68.70を押圧
し、これに伴ってスプリング82.90が伸長し、遮光
板68.70が開成して包装体10が開口部24の外側
方向に排出されるに至る(第6図d参照)。
すなわち、排出部材30と排出部材駆動装置とはガイド
部材36上にある包装体10を開口部24側に送出する
排出手段に相当する。
この後、作業者は包装体10を開口部24から引き抜け
ばよい。その際、遮光板68.70がスプリング82.
90の収縮作用によって閉成されることは容易に諒解さ
れよう。
ところで、第6図すに示すように、上箱12を固定する
場合、その固定動作の動力源である回転駆動装置はマニ
ュアル操作による始動スイッチによって駆動するよう構
成することも可能であるが、包装体10が係止部50a
乃至50dに当接したことを検知するりミツトスイッチ
、または、光学的センサを用いたスイッチを用い、その
スイッチからの検知信号を利用して前記回転駆動装置を
自動的に駆動するように構成してもよい。
この場合、開口部24を介しての包装体10の挿入に続
いて上箱12の固定が自動的に行われるため、作業がよ
り一層簡略化され好適である。さらに、前記回転駆動装
置による上箱12の固定動作の完了をリミットスイッチ
等を用いて検知し、この検知信号をガイド部材駆動装置
に導入することによって、上箱12の固定に続くマガジ
ン10の開放を自動的に開始出来ることは容易に諒解さ
れよう。また、ガイド部材36の動きをリミットスイッ
チ等を用いて検知し、この検知信号を吸着装W110側
に導入することによって包装体10の開放に続くフィル
ムの送出を自動的に開始することが可能である。
さらにまた、吸着装置110の所定の動作によって包装
体10内のフィルムが全て搬送経路側に送出された後は
、吸着装置110が動作してもフィルムが前記搬送経路
に供給されることはない。
そこで、前記搬送経路にフィルムの通過を検知するセン
サを設け、このセンサによってフィルムの送出完了を検
知すると共に、その検知信号を利用することにより、吸
着装置110を当初の位置に復帰させることが可能であ
る。しかも、吸着装置110の帰還を検知するスイッチ
を設け、このスイッチにガイド部材駆動装置を連動させ
るよう構成すれば、包装体10の閉塞を自動的に実行さ
セることも出来る。また、ガイド部材36の動きを適当
なスイッチによって検知することにより、包装体10の
閉塞に続く第2係止部材94の矢印Q方向への回転変位
を自動的に開始することが可能であり、さらに、第2係
止部材94の回転変位の完了を検知することによって排
出部材駆動装置による包装体10の排出を自動的に行う
よう構成することが出来ることは勿論である。
すなわち、このように開]]部24からの包装体10の
挿入に続く全ての動作を自動的に継続して実行するよう
構成することが可能であり、この場合、作業者は包装体
10を単に開口部24からケーシング22内のガイド部
材36側へ挿入するだけの作業を行えばフィルムの装填
は自動的に完了する。
なお、包装体10内のフィルムが全て終わらない途中で
、他のサイズ等のフィルムを使用したいような場合にお
いても、前述した包装体の排出動作を行うことにより、
中のフィルムは遮光された状態で包装体10をケーシン
グ22内から取り出すことが可能であるので、包装体1
0内にフィルムが残っていても残りのフィルムを無駄に
することなく自由に他の種類のフィルムに途中で交換す
ることが出来る。
次に、第7図に本発明に係る包装体の第2の例を示す。
なお、第7図において、前記と同一の参照符号は前記と
同一の構成要素を示すものとする。
第7図の包装体112は水平方向に層を画成するような
複数の側壁部を有する遮光部材114および116が用
いられている。この場合、図示するように遮光部材11
4および116の複数の側壁部が交互に遊嵌する状態と
なり、所謂、ラビリンス構造が形成されるため、光およ
び湿気等の侵入が好適に阻止され、より完全な遮光およ
び防湿効果が得られる。
本発明によれば、以上のようにフィルムを収納する包装
体の構成材料として紙等の低価格の部材を用いることが
出来るため、包装体自体が廉価となり、また、当該包装
体は好適な遮光および防湿効果が得られるため、フィル
ムの保存にも適し、しかも、当該包装体はマガジンとし
ての機能を有しており極めて容易に開閉出来る構成であ
るため、遮光されたケーシング内に包装体のまま装填し
ケーシング内で包装体内のフィルムを不都合なく簡単に
取り出すことが可能である。従って、従来のような光の
侵入および遮光袋と専用マガジンを用いた場合の機構の
複雑さ等の問題点が一掃され、さらに、フィルムを装填
する際の操作を容易に自動化出来、この結果、フィルム
装填作業が極めて簡便になるという種々の効果が得られ
る。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明に係るシートフィルムの包装体の第1
の例を示す斜視図、第1図すは第1図aの包装体を開い
た状態の斜視図、第2図は第1図aに示す包装体の縦断
面図、第3図は第1図aの包装体が挿入されるケーシン
グの一部省略斜視図、第4図は本発明に係る包装体受容
機構の一部省略分解斜視図、第5図は第4図に示す包装
体受容機構の当初の設定状態を示す斜視図、第6図a乃
至Cは本発明のシートフィルムの包装体および装填装置
の動作の説明に供する概略縦断面図、第7図は本発明に
係るシートフィルムの包装体の第2の例を示す縦断面図
である。 10・・・シートフィルム包装体 12・・・上箱14
・・・下箱         16.18・・・遮光部
材26・・・包装体受容機構    28・・・下箱移
動機構30・・・排出部材       32・・・遮
光手段34・・・上箱固定機構     36・・・ガ
イド部材46a、46b、48a、48b−係止軸52
.58・・・側板       68.70・・・遮光
板92.94・・・係止部材 112・・・包装体       114.116・・
・遮光部材FIG、3 手続補正盲動式) 昭和61年 1月29日 特許庁長官  学賞 道]Ii’E  殴2)発明の名
称    シートフィルムの包装体および装填装置3、
補正をする者 事件との関係   特許出願人 住 所      神奈川県南足柄市中沼210番地名
 称     (520)  富士写真フィルム株式会
社4、代理人

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分離された上箱部材と下箱部材とを嵌脱自在に形
    成し、前記上箱部材と下箱部材の夫々の内側部に遮光部
    材を配設し、前記上箱部材若しくは下箱部材のいずれか
    一方に未露光シートフィルムを積層収納し、前記上箱部
    材と下箱部材とを互いに嵌合して前記二つの遮光部材を
    密接的に当接させ、前記未露光シートフィルムに対する
    外光の入射を阻止するよう構成することを特徴とするシ
    ートフィルムの包装体。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の包装体において、上
    箱部材とその遮光部材の側壁部との間に第1の空間部を
    画成し、一方、下箱部材とその遮光部材の側壁部との間
    に第2の空間部を画成し、前記第1空間部に下箱部材を
    構成する側壁部が嵌入し且つ第2空間部に上箱部材側の
    遮光部材の側壁部が嵌入し、その際、前記二つの遮光部
    材が互いに光密に当接するよう構成してなるシートフィ
    ルムの包装体。
  3. (3)特許請求の範囲第1項および第2項記載の包装体
    において、上箱および下箱に内装される遮光部材は層を
    画成するように離間して形成された複数の側壁部を有し
    、夫々の遮光部材の側壁部が交互に噛合するよう構成し
    てなるシートフィルムの包装体。
  4. (4)ケーシングにシートフィルムを積層収納した上箱
    部材と下箱部材とからなるシートフィルムの包装体を挿
    入するための開口部を設け、前記開口部近傍に当該開口
    部を閉塞する遮光手段を配設し、前記ケーシングの内部
    に前記包装体が挿入された際、前記上箱部材に係合して
    当該上箱部材を固定する係止部材を含む上箱固定機構を
    設け、さらに、前記包装体の下箱部材を保持し且つ前記
    下箱部材と一体的に変位する下箱移動機構を設け前記包
    装体を開閉可能としたことを特徴とするシートフィルム
    の装填装置。
  5. (5)特許請求の範囲第4項記載の装置において、上箱
    固定機構はケーシング内に挿入された前記包装体の上箱
    部材の一端部に係合する固定された第1の係止部材と、
    回転駆動装置によって変位し且つ前記上箱部材の他端部
    に係合する第2の係止部材とから構成されてなるシート
    フィルムの装填装置。
  6. (6)特許請求の範囲第4項または第5項記載の装置に
    おいて、下箱移動機構は下箱部材を位置決めするガイド
    部材を含み、前記ガイド部材に複数の係止軸を突設し、
    一方、前記ガイド部材に近接して配設される側板に前記
    係止軸が係合する長孔を穿設し、前記側板を固定すると
    共に前記係止軸を長孔の内部で変位させることにより前
    記ガイド部材を移動させて下箱部材を上箱部材と嵌脱さ
    せるよう構成してなるシートフィルムの装填装置。
  7. (7)特許請求の範囲第4項乃至第6項のいずれかに記
    載の装置において、遮光手段は互いに一部が重畳してケ
    ーシングの開口部を閉塞する第1の遮光板と第2の遮光
    板とからなり、前記第1並びに第2の遮光板は弾性部材
    を介して常時前記開口部を閉塞するように構成されてな
    るシートフィルムの装填装置。
JP60227449A 1985-10-12 1985-10-12 シ−トフイルムの包装体および装填装置 Pending JPS6286358A (ja)

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