JPH08328174A - Pslラジオグラフイーのための走査装置 - Google Patents

Pslラジオグラフイーのための走査装置

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JPH08328174A
JPH08328174A JP8162488A JP16248896A JPH08328174A JP H08328174 A JPH08328174 A JP H08328174A JP 8162488 A JP8162488 A JP 8162488A JP 16248896 A JP16248896 A JP 16248896A JP H08328174 A JPH08328174 A JP H08328174A
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scanning
cassettes
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carriage
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで、PSLカセットのスタックを
装填する走査装置を提供する。 【解決手段】 走査されるカセットの鉛直スタックを支
持するためのロールダウンシャッターと、対向した側辺
において該スタックの底部カセットを支持し、これによ
り、底部支持ローラーシャッターが一時的に取り除かれ
る間、該底部カセットを保持するための横把持器と、横
把持器から底部カセットの支持物を引き継ぎ、カセット
の高さに等しい距離を該カセットをまず下降させ、その
結果、次のカセットが横把持器によって把持及び保持さ
れ、それから、該走査ステーションの走査キャリッジに
おいて該底部カセットをさらに下降させるための鉛直移
送支持カムとを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、光刺激性発光(”PSL”)
ラジオグラフィーにおいて使用される形式のカセットを
走査するためのコンパクトな走査装置に関する。
【0002】
【先行技術の説明】PSLラジオグラフィーにおいて、
PSL X線プレートは、蛍光体、例えば、ユーロピウ
ム活動化バリウムフルオロハライドと、バインダーとを
具備する光刺激性発光材料の層を付着している。蛍光体
は、X線によって励起状態へ付勢され、可視又は赤外光
によって刺激され、基底状態へ戻り、可視光(刺激光と
は波長が異なる)を発するという特性を有する。励起状
態は、刺激光の不在において、少なくとも数時間又は日
の半減期を有する。PSLプレートは、潜在的に、多数
回再使用可能である。技術は、Sonoda他による論
文、Radiology,Vol.148(1983年
9月),pp.833〜838において記載され、そし
て患者のための低X線投与量における画像分解能の改善
の潜在的な利点を提供する。
【0003】公知のPSLシステムにおけるカセット
は、基部とヒンジ付きふたを具備する従来のX線カセッ
トであり、両部品は、封入されたPSLシートの保護の
ための軟らかい裏張りを内側に有する。そうしたカセッ
トを使用するシステムは、かさばり、カセットの開放
は、吸引カップがフィルムを捕捉し、それをカセットか
ら除去するために、内部への十分な接近を得るべきある
最小角度で行われなければならない。さらに、カセッ
ト、ヒンジキャップのロックの操作、そして露光済PS
Lシートの精巧な把持と輸送は、相当量の精密な機械的
把持手段を必要とし、協働するサーボモーターは、シス
テムの制御を複雑にし、付加的な空間を必要とする。記
載された種類のシステムは、EP−A−0 309 8
74において開示される。
【0004】改良されたPSLカセットは、EP−A1
−0 567 175において開示される。このカセッ
トは、平坦な剛性基部板と、基部板の内面に付着された
PSL材料の層を光を通さないように覆うために、基部
板に解放可能に固着された基部用キャップとを具備す
る。PSL材料は平坦な実質的な剛性板において保持さ
れるために、それは、スキャナー輸送システムの部分と
PSL層の間の接触なしに、スキャナーを通って容易に
輸送される。
【0005】そのような改良カセットを走査するための
適切な走査装置は、EP−A1−0567 171にお
いて開示され、装置へのカセットの収容のための収容ス
テーションと、基部板とキャップを相互に分離するため
の手段を含む分離ステーションへカセットを搬送するた
めの輸送手段と、板が走査される走査ステーションを通
って消去ステーションを介したパスに沿って基部板を輸
送するための手段と、板とキャップが再組み立てられる
組み立てステーションとを具備する走査装置を取り扱
い、装置は、キャップと基部板が分離中実質的な平行関
係にあるようにして配置される。開示された装置は、か
なり大きな空間を占有するという不都合を有する。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、コンパクトで、卓上寸
法を有する上記の形式の画像状露光済PSLカセットの
スタックを装填される走査装置を提供することである。
【0007】さらに詳細には、発明は、スタックからカ
セットを一つずつ取り除くための改良機構を備えた走査
装置を提供する。
【0008】
【発明の開示】本発明により、光刺激性発光(PSL)
ラジオグラフィーにおいて使用される形式のカセットを
走査するための走査及び消去ステーションを備えた走査
装置であり、カセットのスタックを収容し、スタックか
らカセットを一つずつ取り除き、装置の入口ポートによ
り該走査及び消去ステーションを通過してそれらを搬送
する走査キャリッジに配属するための収容ステーション
を具備する走査装置において、該収容ステーションが、 − 走査されるカセットの鉛直スタックを支持するため
の底部支持手段と、 − いずれかの側辺において該スタックの底部カセット
を支持し、これにより、底部支持手段が一時的に取り除
かれる間、該底部カセットを保持するための側部把持器
と、 − 側部把持器から底部カセットの支持物を引き継ぎ、
一つのカセットの高さに等しい距離を該カセットをまず
下降させ、次のカセットが側部把持器によって把持及び
保持され、その後、該走査キャリッジにおいて配設され
るまで、該底部カセットをさらに下降させるための鉛直
移送支持手段とを具備することを特徴とする。
【0009】発明の適切な実施態様は、次の如くであ
る。
【0010】底部支持手段は、水平面において巻戻しの
ために配置されたローラーシャッターによって形成さ
れ、該シャッターは、旋回可能に相互連結された複数の
剛性スレート板を具備する。
【0011】走査装置は、該底部支持物がカセットの該
スタックのために設けられた領域においてシャッターの
スレート板の側端部を案内するための2つのレールを具
備し、該レールは、限定下方変位に対して配置され、こ
れにより、該側部把持器によって支持されたシートのス
タックからわずかに移動し、ローラーシャッターの妨害
のない回収を可能にする。
【0012】鉛直移送支持手段は、3つの異なる角度位
置を取るように制御されるカムの2つの離間した行を具
備するカム機構によって形成され、これにより、支持さ
れたカセットのための3つの異なるレベルを決定する。
【0013】発明は、以下に、添付の図面を参照して、
実施例により記載される。
【0014】
【実施例】本発明による走査装置の一つの実施態様が、
図1に示される。装置10は、一般に、基部11に取り
付けたハウジング12を具備し、画像状露光済カセット
のスタックの収容のためのカセット収容ステーション1
3を有する。このステーションは、底部において、装置
のカセット入口ポートを形成する矩形開口14を備え
る。光を通さないローラーシャッター15は、このポー
トを閉じる。装置の基部は、処理済カセットの収容と、
そしてまた、ステーション13において積み重ねたカセ
ットをしばしば迂回する装置においてカセットを導入す
るためのプラットフォーム16をその右側に有する。こ
のプラットフォームの入口ポートは、光を通さないカー
テン17又は同等物によって閉じられる。制御パネル8
は、装置の動作のための通常の制御設備を具備する。
【0015】図2は、次の要素を示す図1による装置の
概略縦断面図である。
【0016】刺激光照射手段(不図示)、例えば、ヘリ
ウムーネオンレーザー源の放射ビームを偏向させるため
のガルバノメーター鏡19、集束装置20、平面反射鏡
21、走査される蛍光体層によって発せられた光を収容
する光案内23、及び光案内の出力端において光を収容
し、照射される光強度に比例する電気信号を生成する光
電子増倍管24を具備する走査ユニット18、蛍光灯の
如く消去光源22、消去放射線への露光により続く再使
用を可能にするために蛍光体層における残留像を消去す
るためのタングステンランプ又は同等物を具備する消去
ユニット25、プーリ27、28と29の上に案内され
たエンドレスベルト26、プーリ27は、モーター30
によって往復動作で駆動可能であり、ベルト26は、適
切には平ゴムベルト又は同等物であるエンドレスベルト
26、エンドレスベルトに結合され、走査及び消去ユニ
ットを通過してカセットを移動させるために配置された
走査キャリッジ31、装置の入口ポートを閉じ、走査さ
れるカセットのスタック35を支持するためにロール3
4において巻装された破線で示されたローラーシャッタ
ー15、スタックからカセットを一つずつ取り去るため
の機構を具備する矩形36により破線で示されたカセッ
ト移送ステーションである。
【0017】図3は、カセットのスタック35を支持
し、装置の入口を閉じるローラーシャッター15を示す
図2の線3−3における概略横断面図である。シャッタ
ーは、カセットの支持物を設けるために、シャッターを
ロール34から水平面へ巻戻させるたわみ材料の条片の
形式におけるヒンジによって相互連結された複数の剛性
スレート片37を具備する。シャッターの水平位置は、
スレート片の対応する横端部を案内する図示の案内38
の如く、2つのU形状案内によって制御される。閉じた
シャッターの頂面のすぐ上に、完全開位置から、カセッ
トの周囲底凹部に掛合する隆起44、45によって、カ
セットのスタックの最下側カセット33を捕捉する位置
まで、移動するために、技術において公知な手段によっ
て相互連結される2つの把持器バー42と43が設けら
れる。バーは、カセットの位置におけるセンタリング効
果を有する如く対称的に移動する。操作者は、閉じたシ
ャッターにおいて様々なカセットサイズを混在させてお
き、そしてまた、収容ステーション13においてカセッ
トの正確な横又は縦位置について悩む必要はないことが
理解される。カセットの横位置決めは、以下に記載され
た如く行われる。その縦位置は、後述される。
【0018】図3におけるインサート40は、U形状案
内38の横断面図を示し、シャッター15は、シャッタ
ー上にあるカセットの重量の下で下方脚38aに載上す
る。2つの案内は、定置して取り付けられないが、これ
に反して、わずかに下方に変位可能である。そのような
下方変位は、案内を定置バーに結合し、こうして、ピン
及び斜スロット相互連結部によって案内の限定された上
方及び下方揺動を許容する小さな接合腕の如く、技術に
おいて公知な手段によって行われ、定置バーは、わずか
に縦に変位等される時、案内の下方及び上方移動を生じ
させる。案内の下方位置は、破線41において示され、
その目的は、後述される。
【0019】図4は、その開位置においてローラーシャ
ッター15を示す図2の線3−3における図であり、カ
セットのスタックは、スタック35の底部カセット33
に掛合する閉把持器42、43によって支持される。
【0020】図3と図4はまた、走査キャリッジ31を
示す。キャリッジの頂部は、キャリッジの長さにわた
り、その移動方向に平行に走っている矩形溝46を有
し、平ベルト26がキャリッジの頂面とほぼ同一高さに
あるような深さを有する。キャリッジは、後述されるカ
ム51、52を有するカム機構のフレームを同様に構成
する2つの横に離間した水平バー47、48によって支
持される。摩擦軸受け49、50は、バーにおいてキャ
リッジを案内する。
【0021】図5は、装置の入口ポートの概略平面図で
ある。把持器42と43は、ハッチ線46で示された最
大カセットサイズに対応して実線で示され、そしてハッ
チ線47で示された最小カセットサイズに対応して、破
線で示された。
【0022】図6a〜図6cは、横把持器42、43か
ら底部カセット33の支持物を引き継ぎ、シャッターが
閉じられ、次のカセットが横把持器によって把持及び保
持される如くカセットの高さに等しい距離を該カセット
をまず下降させ、それから、走査キャリッジ31におい
て配設されるまで、該底部カセットをさらに下降させる
ための鉛直移送支持手段を構成する図2において破線3
6で示されたカム機構の様々な位置の概略図である。
【0023】図6aは、上昇位置においてカムを示す。
バー47、48の各々は、旋回点53において旋回可能
な3つのカム51を具備する。カムは、腕54によって
相互リンクされ、腕54はまた、モーター58によって
駆動されたクランク57と相互連結棒56を通して結合
される。
【0024】止め具59は、装置のカバーの一部であ
り、カセットを下降させるために、カムが反時計回りに
旋回される時、カセットの順方向シフトを制限する鉛直
板である。
【0025】図6bは、カセットが、その厚さに等しい
距離を下降される中間位置においてカム51を示し、そ
して図6cは、カセットがキャリッジ31において配設
された最下位置においてカムを示す。
【0026】図7a〜図7eは、ベルト部材の様々な動
作位置を示すベルト26とキャリッジ31の概略縦断面
図である。ベルト26は、遠位関係にある2つのキャリ
ヤ60と62をその外面に据え付けてある。走査キャリ
ッジ31は、その前縁の近くにキャリヤ手段63を有す
る。
【0027】キャリヤ60は、その長さがベルトの幅よ
りも大きなバーの形状を有し、その結果、それは、その
後端部に対して突き当たることによりカセットを適正に
回転指向させる。
【0028】キャリヤ62は、後述される結合機構を通
過する如く、ベルトの縁の近くに配設された2つの横に
離間されたピンによって形成される。
【0029】キャリヤ手段63は、同様に、ベルト結合
機構64の前方において、キャリッジの頂面において設
けた2つの横に離間したピン63a、63bによって形
成される。この機構は、一般に一点鎖線で示された矩形
64内に位置し、キャリッジをベルトに確実に結合させ
る。この機構は、図8a、図8b、図9aと図9bにお
いて詳細に示される。
【0030】ベルト結合機構64の前面図である図8a
と図8bを参照すると、ブラケット70が、ブラケット
の外側脚部73、74を通過するボルト71、72を用
いて走査キャリッジ33の前方側に取り付けられる。中
央脚部75は、結合機構の上側あごを形成し、平坦な締
め付け表面76を有する。図9aを参照せよ。ヨーク7
8は、脚部73と74における対応するボアを通過する
2つのボルト80、81を用いてブラケットに可動に連
結され、脚部のボアにおいて着座し、ボア内で自由に可
動なボルトの頭部を押す圧縮バネ82、83によってブ
ラケットの方に押圧される。ヨーク78において取り付
けたあご84は、ぎざぎざ付き頂面85を有し、機構の
閉位置において脚部75の締め付け表面76に対してベ
ルト26を付勢する(図8aと図9aを参照)。ヨーク
78は、強磁性であり、キャリッジの変位中、ヨーク7
8が磁石の上を通過する時、ブラケット87の頂部に据
え付けた永久磁石86によって磁気的に誘引される(図
8bと図9bを参照)。ブラケット87は、装置の底壁
において取り付けられ、そしてローラー29は、ブラケ
ット内で回転可能にジャーナルされる。
【0031】図9aと図9bは、結合機構64の概略側
面図である。図9aは、磁石86から遠位の位置におけ
るヨーク78を示し、これにより、締め付けあごは、閉
じているが、図9bは、磁石86がヨーク78を誘引す
る一致位置を示し、これにより、ジグザグ線85によっ
て示された如くクランプを開放させ、85がベルトに掛
合する図9aとは異なり、ベルト26から遠位の位置を
取る。
【0032】2つのあご位置は、両図において拡大して
別々に示された。
【0033】図10aと図10bは、前述の装置におい
て使用されるために適するPSLカセットの一つの実施
態様を示す。区分9は、図10aの拡大詳細図である。
このカセットの主な特徴は、そのカバーが、基部から完
全に除去可能であり、これにより、その基部の頂部に付
着されたPSL層を露出させることである。図面を参照
すると、90は、カセット基部であり、91は、そのた
めの光を通さないカバーである。図10bにおける切欠
き部分を参照すると、基部は、PSL層93が設けられ
た剛性底板92を具備する。PSL材料は、基部におい
て直接に被覆されるが、適切には、ポリエチレンテレフ
タレートシートの如くたわみ支持物に被覆され、その
後、基部に接着される。基部は、4つの矩形凹部94を
有し、連動パッチ、例えば、3Mにより製造される商標
Dual Lockの下で販売されるパッチの一部分9
5が嵌合わされる。協働する連動パッチ96は、カバー
91の対応する部位において嵌合わされる。カセットの
開放は、カセットの外側において接近可能な凹部94の
溝に掛合する平坦な葉の形式における指状物の対を用い
て行われる。一つのそのような溝は、図10bにおいて
番号97により示される。2対の指状物99、100と
101、102が、図10aにおいて示される。内側指
状物100、101は、一方のフレームに嵌合わされ、
外側指状物99、102は、上方に移動する他方のフレ
ーム(不図示)に嵌合わされる。全部で4つの指状物の
中で、外側指状物はカバーを引き上げ、内側指状物は、
カセット基部を走査キャリッジにおける部位において保
持する。開放機構は、それ自体、発明の一部をなさず、
このため、もはや詳細には記載されない。適切なカセッ
トとそれらのロック機構についてのさらに多くの詳細
は、同時係属出願EP 0567 175 A1におい
て見いだされる。
【0034】上記の装置の動作が、図1、図6a〜図6
c、図7a〜図7e、及び図11a〜図11fを参照し
て以後説明される。
【0035】図1と図11aを参照すると、操作者は、
画像状露光済カセットのスタックを、閉じたローラーシ
ャッター15の上に置いた。このスタック、さらに詳細
には最下側カセットの正確な位置決めは、支持バー4
2、43が完全開位置にあるために、決定的ではない。
カム51、52は、最下方位置にある。
【0036】図11bは、走査サイクルの開始を示す。
支持バー42、43は、相互に接近され、これにより、
図4において詳細に示された如く最下側カセット33を
把持し、そのようにしてカセットの完全スタックを支持
する。ローラーシャッター15は、開放され、そしてカ
ム機構36は、カム51、52を、図6aに示された上
昇位置へ回転させるように動作する。シャッターの開放
は、スレート板をカセット33の底面に対してこすらせ
ることは明らかである。その理由のために、すでに記載
された如く、シャッターのための案内38(図3を参
照)は、好ましくは、例えば、2〜5mmの距離を、わ
ずかに下方に変位可能であり、その結果、シャッターの
最初の開放動作から、カセットと後者の摩擦接触は回避
される。図11cは、いったんカム51、52が、支持
バー42、43からカセット33の支持物を引き継いだ
ならば、後者は開放され、カムは、図6bにおいて、中
間位置へ旋回され、これにより、支持カセットは、カセ
ットの厚さに対応する高さに下降されることを示す。
【0037】図11dは、次の支持バー42、43が閉
じられ、これにより、下から2番目のカセットと、結果
として、全スタックが支持されることを示す。
【0038】図11eは、カム51、52が、図6cに
示された最下方位置へ揺動されたことを示し、これによ
り、カセット33は、キャリッジ31において配設され
る。この動作はまた、図7aにおいて矢印によって概略
的に示される。ローラーシャッター15は、閉じられ、
その結果、入口ポート14は、光を通さないように閉じ
られる。
【0039】図7bは、ベルト26が、順方向に回転さ
れ、その結果、キャリッジ60は、カセット33の後端
部に掛合し、カセットの前端部がキャリッジのキャリヤ
63に触るまで、矢印によって示された如くキャリッジ
31の上を前方にそれをすべらせる。その瞬間から、ベ
ルトの継続した回転は、カセットの媒介により、キャリ
ッジを前方に移動させる。キャリッジは、さらに、磁石
86がヨーク78を誘引することができなくなる位置に
達するまで、小距離、例えば、1〜2cm、前進され、
その結果、キャリッジとベルトの結合は閉じられる。装
置は、この点にいて、ベルト駆動が、一時的に止めら
れ、その結果、カセットは底部からカバーを引き上げる
ことにより開放されるようにして配置される。この見地
は、本発明の一部をなさず、このため、さらには説明さ
れない。
【0040】図7cは、走査及び消去ステーションの通
過中のカセット移動を示す。カセットが、それぞれ、キ
ャリッジのキャリヤ60と63とベルトの間に確実に把
持されるために、ベルトは、良好に制御された一様速度
において該ステーションを通ってカセットを前進させる
ことができる。
【0041】図7dは、走査の終了後の装置からのカセ
ットの回収を示す。ベルト26の回転は、逆転され、そ
の結果、キャリッジは、後方に移動され、引き上げられ
たカバーが保持された位置に達する。ベルトの回転は、
暫時的に停止され、カバーは基部に戻され、次に、ベル
トの回転が再開される。キャリッジの前方側における結
合機構は、磁石86の到達範囲内に入る時、結合ベルト
キャリッジは開放され、これにより、キャリッジは、も
はや駆動されない。ベルト26の継続した回転は、キャ
リヤ62を、休止しているキャリッジの結合ブラケット
の脚部の間を通過させ、そしてその瞬間から、キャリヤ
は、カセットの前方側に掛合し、最終的にプラットフォ
ーム16において収容されるまで、キャリッジから後方
にそれをすべらせる。
【0042】カセットが取り去られた時、ベルトは、図
7aにおいて示された部分を取るまで、順方向において
回転され、その後、次のカセットが、その上に置かれ
る。
【0043】図7eは、前述のカセット除去機構が、緊
急カセット103を優先するために迂回される状況を示
す。そのようなカセットは、プラットフォーム16に載
置され、出口ポート17を通って導入される。ベルト2
6の順方向回転は、カセットとベルトの摩擦により、カ
セットを装置に進入させる。ある瞬間において、キャリ
ヤ60は、カセットの後端部に掛合し、その瞬間から、
カセット操作が、図7b〜図7dを参照して記載された
如く進行する。
【0044】本発明は、記載された実施態様に限定され
ない。キャリッジへのベルトの結合は、記載された永久
磁石配置以外の手段によって行われ、こうして、適切な
制御手段によって作動されるレバーを用いた電磁結合又
は純機械結合が使用される。キャリッジは、カセットか
ら識別情報を導出するための適切な開口又は設備を有す
る。例えば、キャリッジは、カセットの底壁における接
触ボードに接触するための接触指状物を有し、カセット
識別及び露光データをロードされたチップと連結され
た。
【0045】プラットフォーム16は、走査カセットを
順次収容するためのスタッカー機構によって置き換えら
れる。
【0046】前述の走査及び消去ステーションを通して
カセットを搬送するための輸送機構は、同一日に提出さ
れた”Scanning apparatus for
PSL radiography with a s
canning carriage and bel
t”と題する同時係属出願の主題を形成する。
【0047】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
【0048】1.光刺激性発光(PSL)ラジオグラフ
ィーにおいて使用される形式のカセットを走査及び消去
するための走査(18)及び消去(25)ステーション
を備えた走査装置であり、カセットのスタック(35)
を収容し、スタックからカセットを一つずつ取り除き、
装置の入口ポート(14)により該走査及び消去ステー
ションを通過してそれらを搬送する走査キャリッジに配
属するための収容ステーション(13)を具備する走査
装置において、該収容ステーションが、 − 走査されるカセットの鉛直スタック(35)を支持
するための底部支持手段(15)と、 − いずれかの側辺において該スタックの底部カセット
(33)を支持し、これにより、底部支持手段が一時的
に取り除かれる間、該底部カセットを保持するための側
部把持器(42、43)と、 − 側部把持器から底部カセットの支持物を引き継ぎ、
一つのカセットの高さに等しい距離を該カセットをまず
下降させて、次のカセットが側部把持器によって把持及
び保持され、その後、該走査キャリッジ(31)におい
て配設されるまで、該底部カセットをさらに下降させる
ための鉛直移送支持手段(51、52)とを具備するこ
とを特徴とする走査装置。
【0049】2.該底部支持手段(15)が、水平面に
おける巻戻しのために配置されたローラーシャッターに
よって形成される上記1に記載の走査装置。
【0050】3.該カーテンが、旋回可能に相互連結さ
れた複数の剛性スレート板(37)を具備する上記2に
記載の走査装置。
【0051】4.該底部支持物がカセットの該スタック
のために設けられた領域において該スレート板の側端部
を案内するための2つのレール(38)を具備する上記
2又は3に記載の走査装置。
【0052】5.該2つのレール(38)が、限定下方
変位(41)に対して配置され、これにより、該側部把
持器によって支持されたシートのスタックからわずかに
移動し、ロールダウンシャッター(15)の妨害のない
回収を可能にする上記4に記載の走査装置。
【0053】6.該ロールダウンシャッター(15)
が、光を通さず、底部カセットが、該鉛直移送支持手段
によってさらに下降された後、該入口ポート(14)を
光を通さないように閉じるために配置される上記2〜5
のいずれか一つに記載の走査装置。
【0054】7.該鉛直移送支持手段が、3つの異なる
角度位置を取るように制御されるカム(51、52)の
2つの離間した行を具備するカム機構によって形成さ
れ、載上するカセットのための3つの異なるレベルを決
定する上記1〜6のいずれか一つに記載の走査装置。
【0055】8.各行が、3つのカムを具備する上記7
に記載の走査装置。
【0056】9.該カセットが、平坦な実質的に剛性の
基部板(90)と、基部板に解放可能に固着される基部
板のためのキャップ(91)とを具備し、基部板の面に
付着されたPSL材料の層を光を通さないように覆う上
記1〜8のいずれか一つに記載の走査装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による走査装置の一つの実施態様の斜視
図である。
【図2】図1による走査装置の概略縦断面図である。
【図3】カセットのスタックを支持し、装置の入口を閉
じるローラーシャッターを示す、図2の線3−3におけ
る概略横断面図である。
【図4】スタックの底部カセットの把持と開放されたシ
ャッターを示す、図2の線3−3における概略横断面図
である。
【図5】装置の入口ポートの平面図である。
【図6】底部カセットを支持するための上昇位置におけ
るカム機構の詳細図(a)、中間位置における図6aの
カム機構の詳細図(b)、及び下降位置における図6a
のカム機構の詳細図(c)である。
【図7】休止位置におけるカセット輸送機構の概略図
(a)、カセット把持位置におけるカセット輸送機構の
概略図(b)、ベルトがキャリッジと結合された、カセ
ット輸送機構の概略図(c)、復帰移動中のカセット輸
送機構の概略図(d)、及びスタッカー機構を迂回する
カセット輸送機構の概略図(e)である。
【図8】閉位置におけるベルト結合機構の前面図
(a)、及び開位置におけるベルト結合機構の前面図
(b)である。
【図9】閉位置におけるベルト結合機構の概略側面図
(a)、及び開位置におけるこの機構の概略側面図
(b)である。
【図10】側面図(a)、及び図1〜図9による走査装
置において使用されるカセットの一つの実施態様の頂面
図(b)である。
【図11】走査キャリッジにおいて装填準備のできたカ
セットのスタックからのカセットの除去の異なるフェー
ズを示す概略図である。
【符号の説明】 13 収容ステーション 14 入口ポート 15 底部支持手段 18 走査ステーション 25 消去ステーション 31 走査キヤリッジ 35 鉛直スタック 42 側部把持器 43 側部把持器 51 鉛直移送支持手段 52 鉛直移送支持手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光刺激性発光(PSL)ラジオグラフィ
    ーにおいて使用される形式のカセットを走査及び消去す
    るための走査及び消去ステーションを備えた走査装置で
    あり、カセットのスタックを収容し、スタックからカセ
    ットを一つずつ取り除き、装置の入口ポートにより該走
    査及び消去ステーションを通過してそれらを搬送する走
    査キャリッジに配属するための収容ステーションを具備
    する走査装置において、該収容ステーションが、 − 走査されるカセットの鉛直スタックを支持するため
    の底部支持手段と、 − いずれかの側辺において該スタックの底部カセット
    を支持し、これにより、底部支持手段が一時的に取り除
    かれる間、該底部カセットを保持するための側部把持器
    と、 − 側部把持器から底部カセットの支持物を引き継ぎ、
    一つのカセットの高さに等しい距離を該カセットをまず
    下降させて、次のカセットが側部把持器によって把持及
    び保持され、その後、該走査キャリッジにおいて配設さ
    れるまで、該底部カセットをさらに下降させるための鉛
    直移送支持手段とを具備することを特徴とする走査装
    置。
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