JPS63223049A - 導電性シ−ト - Google Patents

導電性シ−ト

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JPS63223049A
JPS63223049A JP5846187A JP5846187A JPS63223049A JP S63223049 A JPS63223049 A JP S63223049A JP 5846187 A JP5846187 A JP 5846187A JP 5846187 A JP5846187 A JP 5846187A JP S63223049 A JPS63223049 A JP S63223049A
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JP
Japan
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weight
carbon
electrically conductive
parts
conductive powder
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Application number
JP5846187A
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JPH0788453B2 (ja
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Masami Kitamura
北村 柾美
Masatake Shimizu
清水 正剛
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Mitsubishi Plastics Inc
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Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カーボンブラック等の炭素系導電性粉末を多
量に含有してなる導電性シートに係り、特に機械的特性
及び耐薬品性に優れた導電性シートに関する。
(従来の技術) 導電物質を混入し、導電性を付与したプラスチックシー
トは種々提案されており、各種電気抵抗値を示すものが
得られている。
発明が解決しようとする問題点) しかしながら、導電性及び酸、アルカリ溶液に対する耐
薬品性がともに優れているものは得られていないのが現
状である。
例えば、黄銅等の金属繊維を混入しなものは導電性は極
めて優れているが、塩酸や硫酸によって腐蝕されやすく
、蓄電池等の電解液中で使用する材料には使用できない
また、カーボンブラック等の炭素系導電性粉末を混入し
たものは、導電性を増すために混入率を大きくすると、
成形加工性が極端に悪くなるため、混入率を下げざるを
得なかった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は特定の樹脂及び組成により炭素系導電性粉末を
多量に混入し、導電性、機械的特性及び耐薬品性に縫れ
、電極材料等に好適に使用できる導電性シートを見出し
たものであり、その要旨とするところは、 塩素化ポリエチレン30〜60重量%と低密度ポリエチ
レン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリ塩
化ビニルよりなる群から選ばれてなる少なくとも一種の
樹脂70〜40重量%からなる樹脂組成物100重量部
に対し、メチルメタアクリル系ポリマーを5〜20重量
部、及び 表面積90On?/g以上で吸油Jt300ml/g以
上の炭素系導電性粉末を15〜60重量部の範囲で添加
してなることを特徴とする導電性シートにある。
本発明における樹脂組成物に使用する塩素化ポリエチレ
ン(以下rCL−PEJという)とは、分子量が4万乃
至20万程度のポリエチレンから後塩素化法によって製
造される樹脂であって、塩素含有率が20〜45重量%
のものが好適に使用できる。
また同様に樹脂組成物に使用する低密度ポリエチレン(
以下rLDPE、という)、高密度ポリエチレン(以下
rHDPE、という)及びポリプロピレン(以下rPP
Jという)は通常市販されているポモポリマーが使用で
き、他のモノマーを少量共重合してなるコポリマーも使
用できる。上記樹脂としてはメルトインデックスが0.
5〜10程度のものが加工性等が良好であり好ましい。
さらにポリ塩化ビニル(以下rpvc、という)は重合
度が600〜1300程度の範囲のホモポリマーや塩化
ビニル主体のコポリマーが好適に使用できる。
本発明の樹脂組成物では上記のCL−PEを30〜60
重量%、及び他の樹脂を70〜40重量%の範囲で混合
する必要がある。
ここで、CL−PEの構成比率が30重量%未満では、
炭素系導電性粉末の添加部数を増加した場合、成形加工
性に劣り、その添加量を減少せざるを得ないなめ、目的
とする導電性が得られなくなり、またCL−PEが60
重量%を越えるものでは、t![特性や耐薬品性に劣る
という問題がある。
上記組成の樹脂組成物に対してはメチルメタアクリル系
ポリマー及び炭素系導電性粉末を添加する必要がある。
メチルメタアクリル系ポリマーとはメチルメタアクリル
を主成分とする共重合体であり、他のモノマーとしては
、メチルアクリレート、エチルアクリレート等のアクリ
ルエステル及びメタアクリルエステル、スチレン、アク
リルニトリル等が使用できる。
このメチルメタアクリル系ポリマーの使用量は上記樹脂
組成物100重量部に対して5〜20重量部の範囲とす
る。5重量部未満では、炭素系導電性粉末の添加量を増
加した場合、成形加工性に劣り、20重量部を越える場
合では耐薬品性が低下するという問題がある。
また炭素系導電性粉末はカーボンブラック、黒鉛等があ
り、カーボンブラックにはファーネスブラック、チャン
ネルブラック、アセチレンブラック等通常のカーボンブ
ラックが使用でき、さらには、導電性が良好なケッチェ
ンブラック(AKZO社商品名)が好適に使用できる。
黒鉛は天然黒鉛、石油コークスを原料とする人違黒鉛が
使用できる。
ここで炭素系導電性粉末は表面積が900d/g以上、
吸油量が300 m l / g以上のものを使用する
必要があり、この範囲以外のものを使用すると良好な導
電性を得るために多量の添加を必要とし成形加工が困難
になるという開門がある。上記表面積は窒素吸着法、吸
油量はDBP吸着法による測定値である。
炭素系導電性粉末の使用量は上述した樹脂組成物100
重量部に対し15〜60重量部の範囲で添加する。添加
部数が15重量部未満では導電性がでにくく、60重量
部を越えるものでは加工性が悪いために製膜が極めて困
難になると同時に機械特性や実用性に劣るという問題が
ある。なお上述した成分以外に安定剤、滑剤、加工助剤
、可塑剤等を性能を低下させない範囲で適宜し使用する
ことができる。
(実 施 例〉 実施例1 (共通配合) 上記の共通配合に対し樹脂組成物の内容を表1に示す内
容とし、各配合物をヘンシェルミキサーで混合した後、
ミキシングロール(20crnφ)を使用し、ロール温
度、150°C〜180°Cの範囲で加熱混練した。つ
いで、得られたロールシートを16う°C″′C積層プ
レスし、厚みが2mn+のサンプルを得た。
得られた各サンプルについて「ロール加工性j、「機械
特性」及びr耐薬品性−の各項目について評価した結果
を表1に示した。
ここで「ロール加工性1は、ロール間隙に配合物を投入
後すみやかにゲル化(溶融)シ、ロールに巻付く時間が
短く加工が容易なものを(O)、ゲル化に時間のかかる
ものを(Δ)、配合物がゲル化せずサンプルが得られな
いものを〈×)とした。
「機械特性jは、得られたサンプルについて脆さがなく
剛性が極めて優れているものを(◎)、剛性が良好なも
の(O)、剛性が弱いものを(Δ)、剛性がなく脆いも
のを(×)とした。
r耐薬品性Jは、塩酸溶液(4N)中に各サンプルを6
0℃×10時間浸漬し、全く変化が見られなかったもの
を(○)、膨潤等の変化が見られたものを(Δ)とした
表1 表1から本発明の樹脂組成物からなるN O1。
3.5,7.8はロール加工性、機械特性及び耐薬品性
の全てに優れていることが判る。
これに対してCL−PEの比率が少ないN。
2及びNO9については特にロール加工性と機械特性に
劣り、逆にCL−PEの比率が大きすぎるN O4及び
NO6については全ての項目に劣ることが判る。
実施例2 (共通配合) 上記の共通配合に対し、メチルメタアクリレート−スチ
レン共重合体(MMA−St)及びカーボンブラック(
カーボンA、B、C)を表2に示す部数で添加して実施
例1と同じ条件で導電性シートを得、その評価を行なっ
た。
表2 ※(4端子法による) カーボンA・・・・・・表面積950rr?/g吸油量
350m1 カーボンB・・・・・・表面積800rm2’/g吸油
量300m l カーボンC・・・・・・表面積500d/g吸油量25
0m1 表2から本発明のメチルメタアクリル系ポリマーと炭素
系導電性粉末を添加してなるNO2゜3及び5について
は、ロール加工性、機械特性、耐薬品性及び導電性(体
積固有抵抗値)の全てに優れていることが判る。
これに対してメチルメタアクリル系ポリマーの添加量が
少ないNOlについては機械特性に劣り、逆に多すぎる
NO4については機械特性及び耐薬品性に劣ることが判
る。また添加する炭素系導電性粉末の表面積及び/又は
吸油量が範囲外であるNO6,7,8,9については導
電性に劣り、本発明の炭素系導電性粉末を使用したもの
で使用量が多過ぎるN0IOについてはロール加工性と
機械特性に劣ることが判る。
(発 明 の 効 果) 上述したように本発明の導電性シートは特に機械特性、
耐薬品性及び導電性に優れているために電極材料等の用
途に好適に使用できるものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  塩素化ポリエチレン30〜60重量%と低密度ポリエ
    チレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリ
    塩化ビニルより選ばれてなる少なくとも一種の樹脂70
    〜40重量%からなる樹脂組成物100重量部に対し、 メチルメタアクリル系ポリマーを5〜20重量部、及び 表面積900m^2/g以上で吸油量300ml/g以
    上の炭素系導電性粉末を15〜60重量部の範囲で添加
    してなることを特徴とする導電性シート。
JP5846187A 1987-03-13 1987-03-13 導電性シ−ト Expired - Fee Related JPH0788453B2 (ja)

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JP5846187A JPH0788453B2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13 導電性シ−ト

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JP5846187A JPH0788453B2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13 導電性シ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63223049A true JPS63223049A (ja) 1988-09-16
JPH0788453B2 JPH0788453B2 (ja) 1995-09-27

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ID=13085064

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JP (1) JPH0788453B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63264655A (ja) * 1987-04-21 1988-11-01 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 導電性シ−ト
JP2012067204A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Sekisui Chem Co Ltd ビニル系樹脂組成物成形体及び耐燃焼性シート
JP2015002042A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 株式会社フジクラ 導電性熱可塑性樹脂組成物、及び、ケーブル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63264655A (ja) * 1987-04-21 1988-11-01 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 導電性シ−ト
JP2012067204A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Sekisui Chem Co Ltd ビニル系樹脂組成物成形体及び耐燃焼性シート
JP2015002042A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 株式会社フジクラ 導電性熱可塑性樹脂組成物、及び、ケーブル

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Publication number Publication date
JPH0788453B2 (ja) 1995-09-27

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