JPS632225B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632225B2 JPS632225B2 JP58104462A JP10446283A JPS632225B2 JP S632225 B2 JPS632225 B2 JP S632225B2 JP 58104462 A JP58104462 A JP 58104462A JP 10446283 A JP10446283 A JP 10446283A JP S632225 B2 JPS632225 B2 JP S632225B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- paint
- supply
- engraving
- rolls
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はロール塗布によつて筋状の塗装を連続
塗装できる塗装装置に関するものである。
塗装できる塗装装置に関するものである。
帯状鋼板など、帯状の基材4の表面にその長手
方向に沿う連続した筋状に塗装を行なうにあたつ
ては、第1図に示すような外周に突条1を全周に
亘つて設けた彫刻ロール2を用い、この彫刻ロー
ル2とバツキングロール3との間に通す帯状基材
4に突条1によつて塗料5を塗布するようにして
行なう方法がある。そしてこのものにあつて、第
2図a,bに示すように塗料5はピツクアツプロ
ールで形成される供給ロール6によつて塗料パン
10よりピツクアツプされて彫刻ロール2に供給
され、彫刻ロール2は外周に突条1を有していて
塗料5は突条1にのみ乗ることになるため筋状に
基材4に塗料5を塗布できるものである。しかし
ながらこのものにあつては、塗装装置は2本ロー
ルで形成されていて、供給ロール6から彫刻ロー
ル2に塗料5が供給される際にその供給量が何ら
規制されないため、通常は塗料5は厚みが厚く彫
刻ロール2に供給されることになり、すると第3
図に示すように塗料5は彫刻ロール2に対して突
条1よりはみ出すように供給転写されることにな
り、この状態で彫刻ロール2によつて塗装がなさ
れると塗装した部分と他の部分との境界がシヤー
プに表現できないという問題があつた。さらにこ
のものにあつて、彫刻ロール2に突条1を第4図
のように複数条設けることによつて、基材4には
複数列で筋状の塗装が行なえるが、塗装は一色の
みによつてしか行なえず、多色の塗装を行なおう
とすれば第1図のような装置を複数用いて順次基
材4をこの装置に通していく必要があり、設備コ
ストが高額になるという問題があつた。
方向に沿う連続した筋状に塗装を行なうにあたつ
ては、第1図に示すような外周に突条1を全周に
亘つて設けた彫刻ロール2を用い、この彫刻ロー
ル2とバツキングロール3との間に通す帯状基材
4に突条1によつて塗料5を塗布するようにして
行なう方法がある。そしてこのものにあつて、第
2図a,bに示すように塗料5はピツクアツプロ
ールで形成される供給ロール6によつて塗料パン
10よりピツクアツプされて彫刻ロール2に供給
され、彫刻ロール2は外周に突条1を有していて
塗料5は突条1にのみ乗ることになるため筋状に
基材4に塗料5を塗布できるものである。しかし
ながらこのものにあつては、塗装装置は2本ロー
ルで形成されていて、供給ロール6から彫刻ロー
ル2に塗料5が供給される際にその供給量が何ら
規制されないため、通常は塗料5は厚みが厚く彫
刻ロール2に供給されることになり、すると第3
図に示すように塗料5は彫刻ロール2に対して突
条1よりはみ出すように供給転写されることにな
り、この状態で彫刻ロール2によつて塗装がなさ
れると塗装した部分と他の部分との境界がシヤー
プに表現できないという問題があつた。さらにこ
のものにあつて、彫刻ロール2に突条1を第4図
のように複数条設けることによつて、基材4には
複数列で筋状の塗装が行なえるが、塗装は一色の
みによつてしか行なえず、多色の塗装を行なおう
とすれば第1図のような装置を複数用いて順次基
材4をこの装置に通していく必要があり、設備コ
ストが高額になるという問題があつた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであつ
て、彫刻ロールに供給される塗料の量を規制しつ
つ塗装が行なえて筋状の塗装をその境界をシヤー
プに行なうことができ、しかも、一台の装置で多
色の筋状塗装を行なうことができる塗装装置を提
供することを目的とするものである。
て、彫刻ロールに供給される塗料の量を規制しつ
つ塗装が行なえて筋状の塗装をその境界をシヤー
プに行なうことができ、しかも、一台の装置で多
色の筋状塗装を行なうことができる塗装装置を提
供することを目的とするものである。
しかして本発明に係る塗装装置は、外周に複数
本の突条1が一体に設けられた彫刻ロール2と、
一本の彫刻ロール2の軸方向に離間して形成され
る各突条1に対応して設けられ塗料を各突条1に
供給する複数の供給ロール6と、この各供給ロー
ル6に対応して近接配置され供給ロール6との間
に間隙によつて彫刻ロール2に供給される塗料5
の厚みを規制する複数の規制ロール7と、上記彫
刻ロール2との間に帯状基材4を通すバツキング
ロール3とを具備して成ることを特徴とするもの
で、かかる構成によつて本発明は上記目的を達成
し得たものであり、以下本発明を実施例により詳
述する。
本の突条1が一体に設けられた彫刻ロール2と、
一本の彫刻ロール2の軸方向に離間して形成され
る各突条1に対応して設けられ塗料を各突条1に
供給する複数の供給ロール6と、この各供給ロー
ル6に対応して近接配置され供給ロール6との間
に間隙によつて彫刻ロール2に供給される塗料5
の厚みを規制する複数の規制ロール7と、上記彫
刻ロール2との間に帯状基材4を通すバツキング
ロール3とを具備して成ることを特徴とするもの
で、かかる構成によつて本発明は上記目的を達成
し得たものであり、以下本発明を実施例により詳
述する。
第5図は本発明の一実施例を示すもので、供給
ロール6としてはピツクアツプロールと称される
もので形成してあり、この供給ロール6は複数個
を同一の回転軸8に一体に設けるようにしてあ
る。そしてこの各供給ロール6はそれぞれ独立し
た塗料パン10内の各色の異なる塗料5に浸漬し
てある。彫刻ロール2は外周に複数条の突条1を
軸方向に離間して一体に設けて形成してあり、各
突条1に各供給ロール6がそれぞれ1対1で対応
して接触されるようにしてある。また彫刻ロール
2とバツキングロール3との間には帯状鋼板など
帯状の基材4を通すようにしてある。さらに規制
ロール7はミータリングロールと称されるもので
形成してあり、この規制ロール7は複数個を同一
の回転軸9に一体に設けるようにしてあつて、各
規制ロール7は彫刻ロール2と反対側の上部にお
いて各供給ロール6に1対1で対応して近接配置
してある。しかしてこのものにあつては第6図a
に示すように、塗料パン10内の塗料5は供給ロ
ール6の外周に付着する状態でピツクアツプされ
るが、供給ロール6と規制ロール7との間でその
厚みが規制されて余分なものは塗料パン10内へ
流し戻され、厚すぎない状態で塗料5は彫刻ロー
ル2の突条1に供給されて、第3図のような問題
なく基材4への筋状の塗装を境界がシヤープな状
態で行なうことができる。そしてこのものにあつ
ては、各塗料パン10から塗料5は各供給ロール
6及び彫刻ロール2の各突条1へと独立した経路
で供給されていくため、各塗料パン10の塗料5
を異なる色のものに調製しておくことによつて、
基材4に多色で筋状の塗装が行なえることにな
る。またこのものにあつて、規制ロール7は第6
図aのように供給ロール6と同一方向の回転をす
る他、これと逆向きに回転するようにしてもよい
が、第6図aのように規制ロール7を回転させる
場合には規制ロール7に付着する塗料5をかき取
るドクターブレード13を設ける必要がある。ド
クターブレード13も各規制ロール7に対応して
独立させるようにするのが好ましいもので、第7
図に示すように基体16によつて各ドクターブレ
ード13を一体化するようにするのがよい。第6
図aのものは基材4の進行方向及び供給ロール6
の回転方向に対して彫刻ロール2をリバース回転
させるようにしたが、第6図bのように彫刻ロー
ル2を基材4の進行方向及び供給ロール6の回転
方向に対してナチユラル回転させるようにしても
よい。しかし塗装表面を平滑に仕上げるには第6
図aのようにリバース回転させるようにするのが
よい。第8図aのものは供給ロール6と規制ロー
ル7の上部間に塗料5のバンク14を形成させ
て、バンク14内の塗料5を供給ロール6と規制
ロール7との間にその厚みを規制しつつ通過さ
せ、供給ロール6から彫刻ロール2に塗料5を供
給するようにしたものであり、15は落下する塗
料5の受けパンである。このものにあつては、供
給ロール6や規制ロール7は第5図のように形成
されているのはもちろんである。第8図bのもの
は、第8図aのものが彫刻ロール2を供給ロール
6の回転に対してナチユラルに基材4の進行方向
に対してリバースに回転させるようにしたもので
あるのに対して、彫刻ロール2を供給ロール6に
対してリバースに基材4の進行方向に対してナチ
ユラルに回転させるようにしたものである。これ
ら第8図a,bのものでは、規制ロール7の外周
に付着している塗料5は規制ロール7の回転によ
つてバンク14内に戻ることになるため、ドクタ
ーブレード13を設ける必要はない。上記各実施
例のものにあつて、ポリエステル樹脂系塗料、ア
クリル樹脂系塗料、フツ素樹脂系塗料などの溶剤
型塗料を用いて、乾燥塗膜の膜厚が1〜30μ位の
塗装を行なう場合は、規制ロール7としてゴムラ
イニングロールを用い、規制ロール7が供給ロー
ル6に対して密接させられるようにして塗料5の
供給量が規制されるようにするのがよい。また、
プラスチゾル型塗料などを用いて乾燥塗膜の膜厚
が50〜300μ程度の塗装を行なう場合は、規制ロ
ール7として鉄などの金属ロールを用いることが
できる。さらに、上記各実施例のものでは彫刻ロ
ール2の突条1、供給ロール6、規制ロール7の
順に巾が広くなるようにそれらの寸法を設定する
のがよい。
ロール6としてはピツクアツプロールと称される
もので形成してあり、この供給ロール6は複数個
を同一の回転軸8に一体に設けるようにしてあ
る。そしてこの各供給ロール6はそれぞれ独立し
た塗料パン10内の各色の異なる塗料5に浸漬し
てある。彫刻ロール2は外周に複数条の突条1を
軸方向に離間して一体に設けて形成してあり、各
突条1に各供給ロール6がそれぞれ1対1で対応
して接触されるようにしてある。また彫刻ロール
2とバツキングロール3との間には帯状鋼板など
帯状の基材4を通すようにしてある。さらに規制
ロール7はミータリングロールと称されるもので
形成してあり、この規制ロール7は複数個を同一
の回転軸9に一体に設けるようにしてあつて、各
規制ロール7は彫刻ロール2と反対側の上部にお
いて各供給ロール6に1対1で対応して近接配置
してある。しかしてこのものにあつては第6図a
に示すように、塗料パン10内の塗料5は供給ロ
ール6の外周に付着する状態でピツクアツプされ
るが、供給ロール6と規制ロール7との間でその
厚みが規制されて余分なものは塗料パン10内へ
流し戻され、厚すぎない状態で塗料5は彫刻ロー
ル2の突条1に供給されて、第3図のような問題
なく基材4への筋状の塗装を境界がシヤープな状
態で行なうことができる。そしてこのものにあつ
ては、各塗料パン10から塗料5は各供給ロール
6及び彫刻ロール2の各突条1へと独立した経路
で供給されていくため、各塗料パン10の塗料5
を異なる色のものに調製しておくことによつて、
基材4に多色で筋状の塗装が行なえることにな
る。またこのものにあつて、規制ロール7は第6
図aのように供給ロール6と同一方向の回転をす
る他、これと逆向きに回転するようにしてもよい
が、第6図aのように規制ロール7を回転させる
場合には規制ロール7に付着する塗料5をかき取
るドクターブレード13を設ける必要がある。ド
クターブレード13も各規制ロール7に対応して
独立させるようにするのが好ましいもので、第7
図に示すように基体16によつて各ドクターブレ
ード13を一体化するようにするのがよい。第6
図aのものは基材4の進行方向及び供給ロール6
の回転方向に対して彫刻ロール2をリバース回転
させるようにしたが、第6図bのように彫刻ロー
ル2を基材4の進行方向及び供給ロール6の回転
方向に対してナチユラル回転させるようにしても
よい。しかし塗装表面を平滑に仕上げるには第6
図aのようにリバース回転させるようにするのが
よい。第8図aのものは供給ロール6と規制ロー
ル7の上部間に塗料5のバンク14を形成させ
て、バンク14内の塗料5を供給ロール6と規制
ロール7との間にその厚みを規制しつつ通過さ
せ、供給ロール6から彫刻ロール2に塗料5を供
給するようにしたものであり、15は落下する塗
料5の受けパンである。このものにあつては、供
給ロール6や規制ロール7は第5図のように形成
されているのはもちろんである。第8図bのもの
は、第8図aのものが彫刻ロール2を供給ロール
6の回転に対してナチユラルに基材4の進行方向
に対してリバースに回転させるようにしたもので
あるのに対して、彫刻ロール2を供給ロール6に
対してリバースに基材4の進行方向に対してナチ
ユラルに回転させるようにしたものである。これ
ら第8図a,bのものでは、規制ロール7の外周
に付着している塗料5は規制ロール7の回転によ
つてバンク14内に戻ることになるため、ドクタ
ーブレード13を設ける必要はない。上記各実施
例のものにあつて、ポリエステル樹脂系塗料、ア
クリル樹脂系塗料、フツ素樹脂系塗料などの溶剤
型塗料を用いて、乾燥塗膜の膜厚が1〜30μ位の
塗装を行なう場合は、規制ロール7としてゴムラ
イニングロールを用い、規制ロール7が供給ロー
ル6に対して密接させられるようにして塗料5の
供給量が規制されるようにするのがよい。また、
プラスチゾル型塗料などを用いて乾燥塗膜の膜厚
が50〜300μ程度の塗装を行なう場合は、規制ロ
ール7として鉄などの金属ロールを用いることが
できる。さらに、上記各実施例のものでは彫刻ロ
ール2の突条1、供給ロール6、規制ロール7の
順に巾が広くなるようにそれらの寸法を設定する
のがよい。
第9図のものは規制ロール7としてトランスフ
アーロールと称されるものを用い、規制ロール7
を供給ロール6と彫刻ロール2との間に配設した
もので、このものにあつても、供給ロール6、規
制ロール7ともに複数のものを具備し、複数のも
のを回転軸8,9で一体化して形成してある。そ
してこのものでは第10図aに示すように供給ロ
ール6によつて塗料パン10よりピツクアツプさ
れた塗料5は供給ロール6と規制ロール7との間
を通過する際にその厚みを規制されて規制ロール
7に移り、規制ロール7より彫刻ロール2の突条
1に塗料5が供給されるものである。第10図b
のものは、第10図aのものが彫刻ロール2を規
制ロール7の回転に対してリバースに基材4の進
行方向にナチユラルに回転させるようにしたもの
であるのに対して、彫刻ロール2を規制ロール7
の回転に対してナチユラルに基材3の進行方向に
対してリバースに回転させるようにしたものであ
る。このものにあつて規制ロール7は彫刻ロール
2と供給ロール6の両者に接触させる必要がある
ためにゴムロールを用いるのがよい。また、彫刻
ロール2の突条1、規制ロール7、供給ロール6
の順にその巾寸法が大きくなるように寸法を設定
するのがよい。
アーロールと称されるものを用い、規制ロール7
を供給ロール6と彫刻ロール2との間に配設した
もので、このものにあつても、供給ロール6、規
制ロール7ともに複数のものを具備し、複数のも
のを回転軸8,9で一体化して形成してある。そ
してこのものでは第10図aに示すように供給ロ
ール6によつて塗料パン10よりピツクアツプさ
れた塗料5は供給ロール6と規制ロール7との間
を通過する際にその厚みを規制されて規制ロール
7に移り、規制ロール7より彫刻ロール2の突条
1に塗料5が供給されるものである。第10図b
のものは、第10図aのものが彫刻ロール2を規
制ロール7の回転に対してリバースに基材4の進
行方向にナチユラルに回転させるようにしたもの
であるのに対して、彫刻ロール2を規制ロール7
の回転に対してナチユラルに基材3の進行方向に
対してリバースに回転させるようにしたものであ
る。このものにあつて規制ロール7は彫刻ロール
2と供給ロール6の両者に接触させる必要がある
ためにゴムロールを用いるのがよい。また、彫刻
ロール2の突条1、規制ロール7、供給ロール6
の順にその巾寸法が大きくなるように寸法を設定
するのがよい。
上記各実施例にあつて、彫刻ロール2は凸版の
ゴムロールを用いるのがよい。また、上記筋状の
塗装は、基材4の表面に直接行なうようにしても
よく、あるいは基材4の表面全面に予じめ下塗り
及び上塗りで塗装を施しておいてからこの上に行
なうようにしてもよい。さらにこの筋状の塗装を
施したのちこの上にクリアー塗装を施すようにし
てもよい。また、彫刻ロール2に設ける突条1の
数及びこれに対応する供給ロール6や規制ロール
7の数は任意であり、突条1の数によつて基材4
に施す筋状塗装の本数を任意に決定できる。さら
に上記各実施例では、各供給ロール6や各規制ロ
ール7を回転軸8,9で一体化させるようにした
が、各供給ロール6や各規制ロール7をそれぞれ
別体に構成して各独立した供給ロール6や規制ロ
ール7が各突条1に対応するようにし、各々の供
給ロール6や規制ロール7が独立又は連動駆動さ
れるようにしてもよい。
ゴムロールを用いるのがよい。また、上記筋状の
塗装は、基材4の表面に直接行なうようにしても
よく、あるいは基材4の表面全面に予じめ下塗り
及び上塗りで塗装を施しておいてからこの上に行
なうようにしてもよい。さらにこの筋状の塗装を
施したのちこの上にクリアー塗装を施すようにし
てもよい。また、彫刻ロール2に設ける突条1の
数及びこれに対応する供給ロール6や規制ロール
7の数は任意であり、突条1の数によつて基材4
に施す筋状塗装の本数を任意に決定できる。さら
に上記各実施例では、各供給ロール6や各規制ロ
ール7を回転軸8,9で一体化させるようにした
が、各供給ロール6や各規制ロール7をそれぞれ
別体に構成して各独立した供給ロール6や規制ロ
ール7が各突条1に対応するようにし、各々の供
給ロール6や規制ロール7が独立又は連動駆動さ
れるようにしてもよい。
上述のように本発明は、供給ロールに近接配置
され供給ロールとの間に間〓によつて彫刻ロール
へ供給される塗料の厚みを規制する規制ロールを
具備したので、規制ロールによつて過剰の量、厚
みで塗料が彫刻ロールに供給されることを防止で
き、過剰に塗料が供給される場合の第3図のよう
な問題がなく、シヤープな境界で筋状の塗装を行
なうことができるものである。しかも彫刻ロール
に複数条の突条を設けると共に各突条に対応して
複数の供給ロールと規制ロールとを具備したの
で、塗料は各規制ロールと供給ロールとの間でそ
の厚みを期制された状態で独立した経路で彫刻ロ
ールの各突条に供給されることになり、異なる色
の塗料を各突条に独立して供給することが可能に
なつて、多色の筋状塗装を一台の装置によつて基
材に施すことができるものである。さらに、一本
の彫刻ロールに軸方向に離間して複数本の突条を
一体に形成しているから、供給ロールが各突条に
対して独立して設けられていることとあいまつ
て、帯状基材に塗布形成された各筋をそれぞれ異
なる色に仕上げることが可能であるとともに、突
条間の間隔を一定にして塗布形成される筋間の間
隔を確実に規制できるという利点を有する。
され供給ロールとの間に間〓によつて彫刻ロール
へ供給される塗料の厚みを規制する規制ロールを
具備したので、規制ロールによつて過剰の量、厚
みで塗料が彫刻ロールに供給されることを防止で
き、過剰に塗料が供給される場合の第3図のよう
な問題がなく、シヤープな境界で筋状の塗装を行
なうことができるものである。しかも彫刻ロール
に複数条の突条を設けると共に各突条に対応して
複数の供給ロールと規制ロールとを具備したの
で、塗料は各規制ロールと供給ロールとの間でそ
の厚みを期制された状態で独立した経路で彫刻ロ
ールの各突条に供給されることになり、異なる色
の塗料を各突条に独立して供給することが可能に
なつて、多色の筋状塗装を一台の装置によつて基
材に施すことができるものである。さらに、一本
の彫刻ロールに軸方向に離間して複数本の突条を
一体に形成しているから、供給ロールが各突条に
対して独立して設けられていることとあいまつ
て、帯状基材に塗布形成された各筋をそれぞれ異
なる色に仕上げることが可能であるとともに、突
条間の間隔を一定にして塗布形成される筋間の間
隔を確実に規制できるという利点を有する。
第1図は従来例の一部の斜視図、第2図a,b
は同上の正面図、第3図は同上の問題点を示す断
面図、第4図は他の従来例の一部の斜視図、第5
図a,bは本発明の一実施例の正面図と側面図、
第6図a,bは同上の正面図、第7図は同上に用
いるドクターブレードの斜視図、第8図a,bは
同上の他の実施例の正面図、第9図は同上のさら
に他の実施例の斜視図、第10図a,bは同上の
正面図である。 1は突条、2は彫刻ロール、3はバツキングロ
ール、4は帯状基材、5は塗料、6は供給ロー
ル、7は規制ロール、8,9は回転軸である。
は同上の正面図、第3図は同上の問題点を示す断
面図、第4図は他の従来例の一部の斜視図、第5
図a,bは本発明の一実施例の正面図と側面図、
第6図a,bは同上の正面図、第7図は同上に用
いるドクターブレードの斜視図、第8図a,bは
同上の他の実施例の正面図、第9図は同上のさら
に他の実施例の斜視図、第10図a,bは同上の
正面図である。 1は突条、2は彫刻ロール、3はバツキングロ
ール、4は帯状基材、5は塗料、6は供給ロー
ル、7は規制ロール、8,9は回転軸である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外周に複数本の突条が一体に設けられた彫刻
ロールと、一本の彫刻ロールの軸方向に離間して
形成される各突条に対応して設けられ塗料を各突
条に供給する複数の供給ロールと、この各供給ロ
ールに対応して近接配置され供給ロールとの間に
間隙によつて彫刻ロールに供給される塗料の厚み
を規制する複数の規制ロールと、上記彫刻ロール
との間に帯状基材を通すバツキングロールとを具
備して成ることを特徴とする塗装装置。 2 複数の供給ロールは同一の回転軸に一体に設
けられており、複数の規制ロールは同一の回転軸
に一体に設けられていることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10446283A JPS59228969A (ja) | 1983-06-11 | 1983-06-11 | 塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10446283A JPS59228969A (ja) | 1983-06-11 | 1983-06-11 | 塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59228969A JPS59228969A (ja) | 1984-12-22 |
JPS632225B2 true JPS632225B2 (ja) | 1988-01-18 |
Family
ID=14381251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10446283A Granted JPS59228969A (ja) | 1983-06-11 | 1983-06-11 | 塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59228969A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0653241B2 (ja) * | 1989-03-10 | 1994-07-20 | ワシ中越ボード株式会社 | ロールコーター及びこれを用いた塗装方法 |
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1983
- 1983-06-11 JP JP10446283A patent/JPS59228969A/ja active Granted
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---|---|
JPS59228969A (ja) | 1984-12-22 |
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