JPS63221346A - 感光性印刷版の表面処理方法 - Google Patents

感光性印刷版の表面処理方法

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JPS63221346A
JPS63221346A JP5559987A JP5559987A JPS63221346A JP S63221346 A JPS63221346 A JP S63221346A JP 5559987 A JP5559987 A JP 5559987A JP 5559987 A JP5559987 A JP 5559987A JP S63221346 A JPS63221346 A JP S63221346A
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JP
Japan
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printing plate
coating liquid
photosensitive
plate
brush
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JP5559987A
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Inventor
Kenji Iwase
健二 岩瀬
Teruo Ezaka
江坂 照男
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Okamoto Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Okamoto Chemical Industry Co Ltd
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明は感光性印刷版の表面処理方法に関する。
b、従来の技術 一般に、感光性印刷版から印刷版、例えば平版印刷版を
作成するには、感光性印刷版の感光層の表面にフィルム
原板を当てがって露光し、この感光層を現像液で処理し
て、画線部と非画線部とを形成し印刷版となしている。
その際、フィルム原板を感光層に密着しないで露光する
と、形成される画像がボケたりするため、感光層とフィ
ルム原板を完全に密着させる必要があった。そこで通常
、ゴムシートとガラスの間に、重ね合わせた感光性印刷
版とフィルム原板を挟み、ゴムシートとガラスの間を真
空にして感光層とフィルム原板を密着させる方法、いわ
ゆる真空密着法が用いられている。
しかし、従来の感光性印刷版は、その表面が平滑である
ため、真空密着法によると、フィルム原板と感光層との
間に残存する空気がその密着部の周辺部から徐々に脱気
されるため、該密着部中央付近の空気の除去が困難とな
り、これを除去して感光層の全面にフィルム原板を完全
に密着させるには、長時間を要した。
そこでこの問題を解決するために、例えば、次のような
試みがなされていた。
(1)  現像時に除去可能な種層に二酸化珪素、酸化
亜鉛、高分子重合体粒子等のマント剤を含有させた層を
、感光性印刷版の感光層の表面に形設する(特開昭50
−125805号公報)。
(2)現像液に溶解して除去可能な塗布部分と非塗布部
分が混在した微少パターンを、感光性印刷の表面上に形
設する (特公昭57−6582号公報)。
(3)  感光層表面にタルク、R粉、二酸化珪素。
種々の高分子重合体などの固体粉末をパウダリングする
方法。
(4)  固体粉末を感光層表面にパウダリングして熱
によって固着する方法(特開昭55−12974号公報
)。
(5)  感光性印刷版の表面に、樹脂を溶解又は分散
させた水性液をスプレーし、乾燥して、該表面に該樹脂
よりなる塗布部分と非塗布部分とからなる微少パターン
を設ける(特公昭61−28986号公報)。
C8発明が解決しようとする問題点 しかし、上記+11及び(2)の感光性印刷版は、現像
時に、感光層表面に形成した樹脂層または塗布層が現像
液に溶解するため、現像液の溶解力が減少し、現像液の
疲労が激しい、その結果、疲労した現像液で現像した場
合、上記樹脂層又は塗布層が完全には溶解除去されない
ため、現像後の非画線部において、残存したものが汚れ
の原因となり、また画線部に残存したものはインキの着
肉性を悪くする等の欠点があった。
上記(3)の方法は、真空密着法において著しい効果を
もたらすが、固体粉末が感光層上に単に乗っているに過
ぎないため、取扱い中に固体粉末が脱落する等によって
所期の真空密着性が得られないことがあった。
また(4)の方法は、熱融着の際に、感光層が熱のため
悪影響を受けたり、マット剤が熱融着される際に熱ロー
ラーによってつぶされて平坦になりやすい欠点があり、
真空密着に要する時間の短縮化においてさほどの効果が
得られなかワた。
さらに、水性液をスプレーする方法(5)は、水性液を
スプレーした時に、印刷版上に付着した水滴以外で空気
中に露状に飛散した水滴が凝集して大きな水滴となり、
再度印刷版上に乗って大きなシミを作ることがあり、こ
のシミが現像を遅らしてポジ製版の場合にはその遅れた
部分が残像として残り、印刷時に汚れとなった。また、
水性液に使用する樹脂分は、高粘性のものは細かくスプ
レーするのが難しく、使用する樹脂も制限されてしまう
、さらに水性液にマット剤等を含ませてスプレーする場
合には、樹脂分とマット剤がバラバラに飛散し、その結
果、マット剤が印刷版上に乗っても付着せずに離脱しや
すく、真空密着時間を短縮させる効果が薄らぐ等の欠点
があった。また、スプレーノズルにゴミ等が目ずまりし
て作動しない事故が生じ、スプレーする時に噴霧液がま
わりに広く拡がり作業環境上非衛生である等の欠点があ
った。
また、スプレーの方法として、静電スプレー塗布方法も
あるが、これは塗布スピードが早(できず非能率的であ
り、絶縁装置や高電圧をかける装置等を用いなければな
らず、安全で簡素な方法とは言えないものであった。 
本発明は、上記欠点を改善し、真空密着時間の短い感光
性印刷版の表面処理方法を提供するものである。
c、゛  問題を解決するための手段 即ち、本発明は、感光層の表面にブラシによって塗布液
を、それが点在するように飛散させ、次いで乾燥させる
ことを特徴とする感光性印刷版の表面処理方法を提供す
るものである。
本発明は特に糊剤を介して固体粉末(マット剤)を悪光
性印刷版上に付着せしめる方法(特開昭61−1944
46号公報)に応用して著しい効果がある。
本発明に用いる塗布液は、水、有機溶剤を含んだ水、あ
るいは有機溶剤中に糊剤と固体粉末(マット剤)を溶解
又は分散させて混合したものである。
糊剤としてはアラビアガム、カゼイン、ポリビニールア
ルコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸、ポリア
クリル酸ソーダ、デキストリン、アルギン酸、アルギン
酸ソーダ、ゼラチン。
ポリエチレンオキサイド、ポリアクリルアミド。
ナイロン、ポリビニルメチールエーテル、エポキシ樹脂
、フェノール樹脂、ポリビニルブチラール。
シェラツク、ポリ酢酸ビニル等があり、これらを単独も
しくは二種以上併用することができる。
上記固体粉末としては、二酸化ケイ素、酸化亜鉛、アル
ミナ、ガラス粒子、澱粉、コーンスターチ、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル、塩ビー酢ビ共重合体樹脂、シリカ
ゲル、タルク等を挙げることができ、これらを単独、或
いは二種以上併用することができる。
感光層を現像する際、現像液に溶解しない固体粉末が好
ましい。
固体粉末の大きさは、平均粒径1〜50μが好ましく、
特に5〜25μが好ましい、また固体粉末の感光層表面
に占める割合は0.1〜20%が好ましく、特に0.2
〜5%が好ましい。
ブラシによって塗布液を飛散させてこれを感光性印刷版
上に点在させるには、例えば、第1図に示すように、塗
布液3をバット8中に入れ、塗布液3にブラシ2を任意
の深さに浸し、ブラシ2を回転させて塗布液3を飛び散
らし、その飛び散った塗布液4に感光性印刷版1をあて
、感光性印刷版上に塗布液を点在するように付着させる
。また第1図と第2図に示すように、上記の回転してい
るブラシ2に邪魔板5或いはローラ6を当てて塗布液を
飛散させる。また、第3図に示すように、回転している
ブラシ2に細かいスクリーン目を持ったスクリーン板7
を当て、それによって塗布液を飛び散らすかして塗布液
を感光性印刷版上に散布させる。
使用するブラシの径、ブラシの毛の硬度、質。
ブラシの回転速度などは、適宜選ぶことができる。
本発明のブラシによって飛散させて感光性印刷版上に点
在させる方法は、以上のものに限られることなく他の方
法を用いることも可能である。例えばスクリーン板を回
転しているブラシと感光性印刷版の間に介入させてスク
リーン目を通して塗布液を散布させることもできる。
本発明によると、特にスプレー塗布方法と比較して、空
気中に飛び敗る量を少なく抑えることができ、再凝縮し
て大きな液溜りになることもなく、シミになることも防
げる。また、スプレーの様にエアー等を使用しないので
広範囲に飛び散ることもなく、作業上安全で、しかも簡
単な装置で済む。
使用する塗布液の溶剤も感光層の種類によって、水を主
成分とした水性液や、を機溶剤を含んだものや、感光層
を溶解させない溶剤等を任意に選択できる。また、2種
の塗布液をダブルに使用し、塗布回数を2回以上行なう
ことも可能である。
本発明によると糊剤と固体粉末がバラバラになるらす、
−丸となって感光性印刷版上に付着するので固体粉末が
印刷版上から離脱することなく、印刷版の表面は適度に
粗面化し、真空密着時間を短縮できる。これはスプレー
法によると、スプレ一時に空気圧が印刷版面にか−り、
糊剤と固体粉末がバラバラになるおそれがあるが、本発
明方法によれば、そのような圧力がかからないので、糊
剤と固体粉末がバラバラにならず済むためとも考えられ
る。
固体粉末と糊剤の両者の比率は1:20〜t:o、os
の割合が好ましく、特にtrio〜1:0.15の範囲
が好ましい。
本発明の方法によって感光性印刷版の表面に点在させる
塗布液の塗布量は、乾燥後重量で0.03〜1.0g/
n?とくに0.05〜0.5g/ rdが適当である。
さらに該塗布液中に界面活性剤を加えることもできる。
使用できる界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤
、非イオン界面活性剤2両性界面活性剤等があり、その
濃度は該塗布液中で10重量%以下が好ましく特に0.
05〜3重量%が好ましい。
本発明の方法は、上述したように調製した塗布液をバッ
ト中にプールし、そこにブラシを塗布液に接する様に沈
み込ませ、ブラシを手動或いはモーターより回転させて
、塗布液を感光層を有する印刷版に向かって飛び散らせ
る。ブラシを回転するときに、ブラシに邪魔板、例えば
金属や木の棒や板を回転ブラシを当てて塗布液を飛散さ
せると、より細かな霜ができ、これが印刷版上に付着し
、乾燥すると印刷版上には小さな凸部が全面的に点在し
て形成される。
これらの邪魔板の代わりにローラーを同じ位置に設置し
ても良い。あるいはすでに述べたように、スクリーン板
に回転ブラシを当てるか、あるいはスクリーン目を通し
て塗布液を飛び散らせてもよい。
スクリーン目の粗さは10〜250 メツシュの間が良
く、感光層表面上に点在させる塗布液の大きさによって
選んで使用する。
本発明に用いられるブラシは、ナイロン、塩化ビニル、
ポリプロピレン等の化学繊維、馬毛、豚毛、羊毛のよう
な純毛、あるいはワイヤー、ステンレス製等の金属毛を
円筒状の筒に植込んだもの、あるいは上述のような毛を
束ねたものをロールにはめ込んだブラシロール状のもの
、数本の毛を束ねて、その中心を縮りこんで円形ブラシ
状にしたものなどを用いることができる。
本発明の感光性印刷版の支持体は、従来知られている寸
度的に安定な板状物が使用される1例えば紙、プラスチ
ックフィルム (紙にプラスチックをラミネート或いは
接着剤で接着したものを含む)。
アルミニウム、亜鉛、錫等の金属板(合金類及び紙又は
プラスチックフィルムに金属を蒸着又はラミネートした
もの、接着剤で接着させたものなどを含む)等が挙げら
れる。
また支持体は必要に応じて表面処理される0版式が平版
印刷版の場合には、支持体の表面に親水化処理が施され
る。アルミニウムの如き金属を用いた場合、支持体の表
面は、粗面化処理、陽極酸化処理、不感脂化処理等の処
理を施す、これら処理方法を単独、又は二種以上併用し
て行なう場合もある。一方、材質がプラスチックの場合
には、支持体表面に化学的処理、放電処理、活性プラズ
マ処理及び下引き層を設けるなどの処理を行う。
上記支持体上に設けられる感光性物質は、例えば芳香族
ジアゾニウム塩とホルムアルデヒドとの縮合物で代表さ
れるジアゾ樹脂の有機スルホン酸との反応生成物である
ジアゾ樹脂有機塩、又はヘキサフルオロ燐酸塩や、ホウ
フッ化水素塩との反応生成物であるジアゾ樹脂無機塩と
種々の高分子化合物からなる感光性組成物がある。また
従来公知の0−ナフトキノンジアジド化合物のスルホン
酸エステル化合物を感光性成分とし、これにフェノール
・ホルムアルデヒド樹脂や、クレゾール・ホルムアルデ
ヒド樹脂の如く、アルカリ司溶性樹脂を混合させた感光
性組成物を用いることもできる。他の感光性物質として
は、アジド感光物や、分子中に不飽和二重結合を有し、
活性光線の照射により二量化反応を起して不溶化する感
光性樹脂等が有用である。
本発明の感光性印刷版の感光層は、支持体上に単一の感
光層のみを設けたものに限定されず、該感光層上にさら
に保護その他の目的のために、少なくとも1つの樹脂層
を設けたものであっても良い。
本発明によって得られた感光性印刷版は、平版印刷版、
凸版印刷版、凹版印刷版等の印刷版の作成に使用するこ
とができ、特に平版印刷版の作成に好適に使用すること
がきる。
e、 実施例 次に本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
実施例1 材質JIS1050 、厚み0.24鶴、幅1003鶴
のアルミコイルをバーミストン−水懸濁液を研磨剤とし
て、回転ナイロンブラシでその表面を粗面化した。水洗
後、10%苛性ソーダ水溶液を70℃に温めた溶液中に
浸漬して、アルミニウム表面をエツチングした0次いで
水洗後、50%硝酸溶液に30秒浸漬し、水洗後、10
%硫酸水溶液中で陽極酸化皮膜重量が3.0g/ffr
となるように、直流電流を用いて陽極酸化処理し、水洗
して乾燥した。このアルミニウム板に下記組成への溶液
を塗布して乾燥した。
クレゾール・ホルムアルデヒド4111   8.0g
エチレングリコールモノエチルエーテル 100g乾燥
後のアルミコイルに、乾燥後の重量で0.2g/rrf
となるように、下記組成りの溶液を邪魔板を付けた回転
ブラシ(第1図)で飛散させ、感光層表面上に点在する
様に塗布した。
水                     IE水
溶性ポリアクリル酸樹脂  30g 平均粒子径20μの澱粉    3g 回転ブラシは、アルミコイルの回転速度の約173の速
度で回転させた。使用したブラシはナイロン製の円形ブ
ラシで直径にして10cmのものを用いた。
塗布後、熱風乾燥させた。このとき、比較のために溶液
を塗布しない部分も同時に製造した0次いで規定のサイ
ズにカットして感光性印刷版とした。
こうして得られた感光性印刷版を用いて真空密着に要す
る時間を測定したことろ、本発明による塗布液を塗布し
た印刷版は30〜40秒であったが、塗布液を塗布しな
かったものは90〜120秒要した。
なお使用した感光性印刷版の大きさは800mx100
30、フィルム原板は600 mx700 fiであっ
た。
これより、本発明の感光性印刷版を使用することにより
、フィルム原画との密着に必要とする時間が著しく短縮
されることがわかる。
各々の感光性印刷版を3に一高圧水銀灯、距離1−から
1分間露光し、ケイ酸ソーダ、ケイ酸カリウム、ケイ酸
カリ、水からなる現像液で現像した。
現像によって形成された画像部上及び非画像部上には、
糊剤である水溶性ポリアクリル酸梼脂及び固体粉末であ
る澱粉は残存していなかった。各印刷版はいずれも同等
の印刷性を示し、塗布液を散布して糊剤及び固体粉末を
設けたことにより、印刷性能に与える影響は全く見られ
なかった。
実施例2 実施例1と同じように、組成Aの溶液を感光性印刷版上
に塗布し、下記組成Cの溶液を乾燥後の重量で0.25
g/ rr+となる様に実施例1で用いた回転ブラシに
よって散布し点在せしめた。
水                        
       IE平均粒子径10μの二酸化ケイ素 
    10gこの感光性印刷版を用いたときのフィル
ム原画との密着に要した時間は45〜60秒であった。
この感光性印刷版から実施例1の場合と同様にして印刷
版を作成し、印刷性能を調べたところ実施例1と同様な
る結果が得られた。
実施例3 実施例1と同様な材質のアルミニウム板に、バーミスト
ンを水に懸濁した液を流しながらナイロンブラシで表面
を研磨して砂目室てを行なった。
次いで、24℃5容量%水酸化ナトリウム浴で、電解電
圧13Vで1分間交流アルカリ電解研磨し、水洗後、4
5℃1.6容量%硝酸浴で電流密度60A/d nfで
10秒間交流電解し、水洗後、70℃20重量%苛性ソ
ーダでエチングし、水洗後、30℃10容量%の硫酸浴
で4 A/d n(の電流密度で60秒間直流陽極酸化
した。これを水洗後、5容量%ケイ酸ナトリウム液(7
0℃)に20秒間浸漬して封孔処理を行なった。
このアルミニウム板に下記組成りの溶液を塗布し乾燥し
た。
共重合体(1)              3gジア
ゾ樹脂塩(n )           0.3gエチ
レングリコールモノメチルエーテル100gシュウ酸 
             0.05g但し、上記共重
合体(1)は、重量比で2−ヒドロキシ−フェノキシプ
ロピルメタクリレート/メチルメタクリレート/メタク
リル酸/ヒドロキシプロピルメタクリレート/アクリロ
ニトリル−20/20/3.5/30/10の組成から
なる共重合体である。
ジアゾ樹脂塩(n)はp−ジアゾジフェニルアミンとバ
ラホルムアルデヒドの縮合物の2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノンスルホン酸との反応生成物を使用
した。
このようにして得られた感光性印刷版に、下記組成已に
よる溶液を実施例1で用いた回転ブラシによって飛散さ
せた。
水                        
   1xアルギン酸ソーダ         Log
平均粒径20μのコーンスターチ   20gこの実施
例においては、100メツシユのスクリーン板を、感光
性印刷版より5c11の距離を隔てて回転ブラシとの中
間に設置し、この目を通して上記の塗布液を当てた。こ
の感光性印刷版を用いたときのフィルム原画との密着に
要した時間は40〜50秒であった。上記本発明の処方
を施す前の感光性印刷版の真空密着に要する時間は80
〜100秒であった。使用した印刷版及びフィルム原画
は実施例1と同じ大きさのものを用いた。
次いで実施例1と同様に露光し、下記組成Fの現像液で
現像した。
ケイ酸カリウム10%溶液       20gフェニ
ルエタノール         5gドデシルベンゼン
スルホン酸カリウム 2g硫酸カリウム       
     0.2g水               
          272.8g現像によって形成さ
れた画線部上及び非画線部上には、アルギン酸ソーダの
皮膜及びコーンスターチは残存していなかった。この印
刷版は本発明の処方を施さなかった印刷版と比較して、
現像工程及び印刷上における性能上の差はなかった。
実施例4 実施例1と同様な材質のアルミニウム板に、600メツ
シユのパーミストンの水懸濁液を流しながら、ナイロン
ブラシで表面を砂目室てしたのち、良く水洗した。70
℃10重量%苛性ソーダ液を10秒間かけ流し、表面を
エツチングしたのち、流水で水洗後、10容量%硝酸5
0℃中に5秒間浸漬してデスマットし水洗した0次いで
45℃2%硝―水溶液中で電流密度2OA/d d 、
電解時間10秒間交流電解研磨し、水洗後10重量%苛
性ソーダ60℃で5秒間浸漬したのち、再度、10容量
%硝酸50℃中で中和洗浄し、水洗後30℃10容量%
硫酸水溶液中で、電流密度4A/Ciで60秒間陽極酸
化処理し、水洗して乾燥した。
このアルミニウム板に下記組成Gの溶液を塗布し、乾燥
した。
タレゾールノボランク樹脂      8.0gオイル
ブルー1603          0.1gクリスタ
ルバイオレフト       0.1gエチレングリコ
ールモノエチルエーテル100g乾燥し終えたアルミコ
イルに、下記組成Hの溶液を乾燥後の重量で0.15g
/ rdになるように、第2図のような回転ブラシで飛
散させて感光層表面上に点在させた。
水                        
   11ポリアクリル酸ソーダ       15g
酢酸ビニルエマルジョン      10g水不溶性澱
粉(平均粒径20μ)    10g塗布後、熱風乾燥
させた。このとき比較のために、上記の塗布液を塗布し
ない印刷版も同様に製造した。その後、実施例1と同様
に規定サイズにカットし、真空密着に要する時間を測定
した0本発明による表面塗布液を塗布した印刷版は、3
0〜40秒であった。一方、塗布液を塗布しなかった印
刷版は90〜120秒要した。使用した版の大きさ及び
フィルムの大きさは実施例1と同じものを使用した。
その後、実施例1と同様に露光し現像した。現像し終え
たm線部上には、酢酸ビニルエマルジョンと見られる点
線状の塗布模様が残ったが、特に印刷上における着肉不
良及び耐刷不足を来すようなことはなかった。
f、 発明の効果 本発明によれば、簡単な装置によって、従来の欠点をも
たない、真空密着時間の短い感光性印、刷版を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明による感光性印刷版の表面処理方法を図
解したものであり、第1図は邪魔材として平板を用いた
場合の概念的側面図、第2図は邪魔材としてローラーを
用いた場合、第3図は邪魔材としてスクリーン板を用い
た場合の概念的側面図である。 l・・・感光層を育する感光性印刷版、2・・・ブラシ
、      3・・・表面塗布液、4・・・飛散した
表面塗布液、5・・・邪魔板、6・・・ローラー、  
    7・・・スクリーン板、8・・・バット。 特許出願人  岡本化学工業株式会社 (ほか2名) 第1図 第2図 第3図 手 続 主甫 正 書岨発) 昭和62年 4月17 日 特許庁長官  黒 1)明 雄  殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第55599号 2、発明の名称 感光性印刷版の表面処理方法 3、補正をする者 名称 岡本化学工業株式会社 (ばか2名) 補正の内容 (1)  明細書の第4頁第12行の「露状」を「jl
状」に補正する。 (2)  同第10頁第10行の「霜」を「霧」に補正
す1(3)  同第11頁第13行の「錫等の」を「銅
等の」4補正する。 (4)  同第15頁第16行の「ケイ酸カリ」を「カ
ヤ1カリ」に補正する。 −以上一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 感光層の表面に塗布液をそれが点在するようにブラシに
    よって飛散させ、次いで乾燥させることを特徴とする感
    光性印刷版の表面処理方法。
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JPS515106A (en) * 1974-07-01 1976-01-16 Polychrome Corp Ofusetsutoinsatsupureetosakuseisochi
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JPS5734558A (en) * 1980-08-11 1982-02-24 Fuji Photo Film Co Ltd Photosensitive printing plate
JPS59219751A (ja) * 1983-05-27 1984-12-11 Fuji Photo Film Co Ltd 記録材料のマツト化方法

Patent Citations (4)

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