JPS63221053A - 電極ヘツドの製造方法 - Google Patents
電極ヘツドの製造方法Info
- Publication number
- JPS63221053A JPS63221053A JP5452987A JP5452987A JPS63221053A JP S63221053 A JPS63221053 A JP S63221053A JP 5452987 A JP5452987 A JP 5452987A JP 5452987 A JP5452987 A JP 5452987A JP S63221053 A JPS63221053 A JP S63221053A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- pitch
- insulating material
- needles
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 16
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims abstract description 34
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 19
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 17
- 229910052582 BN Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- PZNSFCLAULLKQX-UHFFFAOYSA-N Boron nitride Chemical compound N#B PZNSFCLAULLKQX-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 238000005530 etching Methods 0.000 abstract description 8
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 abstract description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/385—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective supply of electric current or selective application of magnetism to a printing or impression-transfer material
- B41J2/39—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective supply of electric current or selective application of magnetism to a printing or impression-transfer material using multi-stylus heads
- B41J2/395—Structure of multi-stylus heads
Landscapes
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電気信号の画像情報や文字情報等を可視像にし
て記録するプリンタ等に用いられる通電転写記録の電極
ヘッドの製造方法に関するものである。
て記録するプリンタ等に用いられる通電転写記録の電極
ヘッドの製造方法に関するものである。
従来の技術
近年、電子計算機やパーソナルコンピュータが高性能化
し、その端末装置であるプリンタも高性能なものが要求
されている。通電転写記録は、その記録方式の1つで印
字速度が優れている。
し、その端末装置であるプリンタも高性能なものが要求
されている。通電転写記録は、その記録方式の1つで印
字速度が優れている。
以下図面を参照しながら従来の通電転写記録方式の電極
ヘッドについて説明する。第6図は通電転写記録の原理
図、第7図は従来の電極ヘッドの斜視図である。第6図
において、8は記録シートであり、抵抗層9、導電層1
0、インク層1)の3層から成る。14は紙である。1
は複数の電極針で、2が絶縁材で電極針1を固定してい
るもので、これらより電極ヘッド7はできている。第7
図に示す。電極針1は各々駆動回路12に接続されてお
り、記録シート8の抵抗層9に接触させて信号電圧が印
加される。また、駆動回路12には帰路電極13が接続
されていて、記録シート8の抵抗層9に接触している。
ヘッドについて説明する。第6図は通電転写記録の原理
図、第7図は従来の電極ヘッドの斜視図である。第6図
において、8は記録シートであり、抵抗層9、導電層1
0、インク層1)の3層から成る。14は紙である。1
は複数の電極針で、2が絶縁材で電極針1を固定してい
るもので、これらより電極ヘッド7はできている。第7
図に示す。電極針1は各々駆動回路12に接続されてお
り、記録シート8の抵抗層9に接触させて信号電圧が印
加される。また、駆動回路12には帰路電極13が接続
されていて、記録シート8の抵抗層9に接触している。
駆動回路12から電極針1に信号電圧を印加すると、電
極針1直下の抵抗層9が発熱し、さらに下のインク1J
1)が溶融して紙14に転写される。第7図に示される
電極ヘッドの従来の製造方法について説明する。電極ヘ
ッドは従来、例えば特開昭58−65675に示されて
いるように、まず、ローラに電極となるワイアを巻回し
、これの一部を絶縁材料であって固定材となる樹脂で固
め、ローラからワイア部をはずして、それを成形し直し
て電極ヘッドを製造していた。
極針1直下の抵抗層9が発熱し、さらに下のインク1J
1)が溶融して紙14に転写される。第7図に示される
電極ヘッドの従来の製造方法について説明する。電極ヘ
ッドは従来、例えば特開昭58−65675に示されて
いるように、まず、ローラに電極となるワイアを巻回し
、これの一部を絶縁材料であって固定材となる樹脂で固
め、ローラからワイア部をはずして、それを成形し直し
て電極ヘッドを製造していた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記のような方法では、以下に述べるよう
な理由により、ヘッドの解像度が低く、精度も悪かった
。つまり、ドツト密度が8〜10本/1mとなると、ワ
イア径を0.IH以下、ピンチも0.1 ms程にせね
ばならず、ワイア間の絶縁、ピッチ精度等において問題
が生じた。たとえば、ワイアを精度よ(並べて絶縁性の
樹脂を流し込んで固めようとすると、樹脂を流し込む時
にワイアが動きやすいし、ワイア間に樹脂が十分流入し
絶縁が保たれるかどうか難しい。また、ローラ上からワ
イアをはずしたり、ワイアが真直になるようにして成形
し直すという作業は手間がかかって難しい。
な理由により、ヘッドの解像度が低く、精度も悪かった
。つまり、ドツト密度が8〜10本/1mとなると、ワ
イア径を0.IH以下、ピンチも0.1 ms程にせね
ばならず、ワイア間の絶縁、ピッチ精度等において問題
が生じた。たとえば、ワイアを精度よ(並べて絶縁性の
樹脂を流し込んで固めようとすると、樹脂を流し込む時
にワイアが動きやすいし、ワイア間に樹脂が十分流入し
絶縁が保たれるかどうか難しい。また、ローラ上からワ
イアをはずしたり、ワイアが真直になるようにして成形
し直すという作業は手間がかかって難しい。
また、一方、エツチング等の化学的手段によってプリン
ト基板上に導体を形成する方法では、一般に導体一本の
幅に比して厚みがそれほど厚くならないため電極ヘッド
としてきれいなドツトが印字し難い。厚(なるように加
工するためには、非常に時間がかかるし、精度も保ちに
くいので難しい。さらに、金属板をエツチング加工して
電極針を残す方法においても電極針、一本の幅に比して
厚みをそれほど厚くできず、やはりきれいなドツトが印
字し難い。金属板の厚みを厚くすると電極針として分解
せず、分解させようとすると時間がかかったり幅が細か
くなってしまうという問題点を有していた。
ト基板上に導体を形成する方法では、一般に導体一本の
幅に比して厚みがそれほど厚くならないため電極ヘッド
としてきれいなドツトが印字し難い。厚(なるように加
工するためには、非常に時間がかかるし、精度も保ちに
くいので難しい。さらに、金属板をエツチング加工して
電極針を残す方法においても電極針、一本の幅に比して
厚みをそれほど厚くできず、やはりきれいなドツトが印
字し難い。金属板の厚みを厚くすると電極針として分解
せず、分解させようとすると時間がかかったり幅が細か
くなってしまうという問題点を有していた。
そこで、本発明の製造方法は上記問題点を鑑み、電極ヘ
ッドを容易にしかも精度よく製造できるようにするもの
である。
ッドを容易にしかも精度よく製造できるようにするもの
である。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明の電極ヘッドの製造
方法は、板状の絶縁材上に複数の溝を所定ピンチで形成
する工程と、金属板を加工して所定ピンチのストライプ
状の複数の電極針を形成する工程と、前記電極針を前記
溝へ埋設する工程と、電極針を埋設後溝の上から板状の
絶縁材をのせて電極針を絶縁材に固定する工程とを有し
、絶縁材上に形成する複数の溝のピッチに対して、電極
針を形成するピッチがn倍になるように金属板を加工し
て、多溝へ埋設するようにしたものである。
方法は、板状の絶縁材上に複数の溝を所定ピンチで形成
する工程と、金属板を加工して所定ピンチのストライプ
状の複数の電極針を形成する工程と、前記電極針を前記
溝へ埋設する工程と、電極針を埋設後溝の上から板状の
絶縁材をのせて電極針を絶縁材に固定する工程とを有し
、絶縁材上に形成する複数の溝のピッチに対して、電極
針を形成するピッチがn倍になるように金属板を加工し
て、多溝へ埋設するようにしたものである。
作用
本発明は上記した構成によって、電極針のピッチが溝の
ピッチのn倍あるために精度良く加工しやすい。所定の
ピッチで溝を形成し、その中へ電極針を埋設するので電
極針のピッチの精度の良いヘッドができる。ピッチ精度
の良い溝と電極針があれば、ヘッドの製造も精度の良い
ものが容易にできるし、高密度化を計れる。
ピッチのn倍あるために精度良く加工しやすい。所定の
ピッチで溝を形成し、その中へ電極針を埋設するので電
極針のピッチの精度の良いヘッドができる。ピッチ精度
の良い溝と電極針があれば、ヘッドの製造も精度の良い
ものが容易にできるし、高密度化を計れる。
実施例
以下本発明の一実施例の電極ヘッドの製造方法について
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の電極ヘッドの製造方法の一実施例によ
り作られた電極ヘッドの斜視図である。
り作られた電極ヘッドの斜視図である。
第1図において、1は電極針で、1a、1bはそれぞれ
1つの金属板からエツチング加工により形成された電極
針である。2は絶縁材で、六方晶窒化ホウ素の焼結体で
できている。3はリード線である。電極針1は例えば厚
さ30μm、中50μの大きさで、ピッチ100μm(
解像度10本/龍)の高密度で並んでいる。第2図〜第
5図は本発明の一実施例の電極ヘッド製造方法を順を追
って示す。
1つの金属板からエツチング加工により形成された電極
針である。2は絶縁材で、六方晶窒化ホウ素の焼結体で
できている。3はリード線である。電極針1は例えば厚
さ30μm、中50μの大きさで、ピッチ100μm(
解像度10本/龍)の高密度で並んでいる。第2図〜第
5図は本発明の一実施例の電極ヘッド製造方法を順を追
って示す。
第2図は、溝を形成した絶縁材の拡大断面図、第3図は
、金属板にエツチング加工を施して形成された複数の電
極針の斜視図、第4図は絶縁材の溝に電極針を埋設した
状態を示す拡大断面図、第5図は、絶縁材で電極針を固
定した状態を示す拡大断面図である。まず絶縁材上に溝
加工をする。第2図において、4は溝である。この溝4
は板状の六方晶系窒化ホウ素の焼結体から成る絶縁材2
上に所定の幅、深さ、ピッチに形成される。これは電極
針よりもわずかに大きい巾と深さにしているこの溝の加
工には半導体ウェハー加工用のダイシング装置を用いれ
ば、μm単位で加工できるので非常に精度が高くできる
。
、金属板にエツチング加工を施して形成された複数の電
極針の斜視図、第4図は絶縁材の溝に電極針を埋設した
状態を示す拡大断面図、第5図は、絶縁材で電極針を固
定した状態を示す拡大断面図である。まず絶縁材上に溝
加工をする。第2図において、4は溝である。この溝4
は板状の六方晶系窒化ホウ素の焼結体から成る絶縁材2
上に所定の幅、深さ、ピッチに形成される。これは電極
針よりもわずかに大きい巾と深さにしているこの溝の加
工には半導体ウェハー加工用のダイシング装置を用いれ
ば、μm単位で加工できるので非常に精度が高くできる
。
次に電極針の加工をする。第3図において、5が1つの
電極針で、6が枠であり、電極針5がばらばらにならず
所定のピンチで並んでいるように保持するために枠6を
残すようにエツチング加工しである。このとき電極針の
長さは溝の長さより長くなっている。この枠以外で電極
針5を所定ピッチに保持できれば枠を付ける必要はない
。本実施例では電極針5のピッチを、絶縁材の溝のピッ
チの2倍゛になるように加工しているが、これより大き
いピッチになるようにnを決めてもかまわない。もし、
2枚の金属板で同じ厚さで同じ幅の電極針を加工する場
合、電極針のピッチを溝のピッチと同じにした場合には
加工不可能あるいは精度が出なかったものが、前述のよ
うに溝のピッチより大きくすると、精度が高く加工でき
る。さらには、加工精度が向上するだけでなく、同じ幅
でも厚さの厚い電極針を得ることができる。厚さの厚い
電極針が得られればそれでヘッドを作った場合に記録シ
ートと電極針の接触面積が大きくなり、安定したドツト
が印字できるので印字品質も向上することができる。
電極針で、6が枠であり、電極針5がばらばらにならず
所定のピンチで並んでいるように保持するために枠6を
残すようにエツチング加工しである。このとき電極針の
長さは溝の長さより長くなっている。この枠以外で電極
針5を所定ピッチに保持できれば枠を付ける必要はない
。本実施例では電極針5のピッチを、絶縁材の溝のピッ
チの2倍゛になるように加工しているが、これより大き
いピッチになるようにnを決めてもかまわない。もし、
2枚の金属板で同じ厚さで同じ幅の電極針を加工する場
合、電極針のピッチを溝のピッチと同じにした場合には
加工不可能あるいは精度が出なかったものが、前述のよ
うに溝のピッチより大きくすると、精度が高く加工でき
る。さらには、加工精度が向上するだけでなく、同じ幅
でも厚さの厚い電極針を得ることができる。厚さの厚い
電極針が得られればそれでヘッドを作った場合に記録シ
ートと電極針の接触面積が大きくなり、安定したドツト
が印字できるので印字品質も向上することができる。
次に、電極針と絶縁材を組合わせる。第4図のように、
絶縁材2の溝4に電極針1aと電極針1bを交互に埋設
する。このようにn=2としたときは、少なくとも2枚
の金属板より加工して形成された電極針を埋設する。n
〉2の場合では少な(ともn枚以上の金属板から形成し
た電極針群を用意すればよい。そして溝の全てに電極針
を埋設する。電極針が所定ピッチに並んでいれば溝に埋
設するときに一度に多くの電極針を容易に埋設できるの
である。そして次に、電極針を絶縁材中に固定する。第
5図のように、板状の絶縁材2を電極針1a、1bが埋
設された溝4の上からかぶせて絶縁材2どうしを接着す
る。こうして電極針1a、■bは絶縁材2中に固定保持
されるわけであるが、さらに電極針1a、1bと絶縁材
2とのすきまに絶縁性の接着材を流し込んで固定しても
かまわない。そして最後に図では示していないが、電極
針1とリード線3を接続し、電極針の絶縁材からはみ出
している余分な部分と枠を切り取れば電極ヘッドが出来
上がる。
絶縁材2の溝4に電極針1aと電極針1bを交互に埋設
する。このようにn=2としたときは、少なくとも2枚
の金属板より加工して形成された電極針を埋設する。n
〉2の場合では少な(ともn枚以上の金属板から形成し
た電極針群を用意すればよい。そして溝の全てに電極針
を埋設する。電極針が所定ピッチに並んでいれば溝に埋
設するときに一度に多くの電極針を容易に埋設できるの
である。そして次に、電極針を絶縁材中に固定する。第
5図のように、板状の絶縁材2を電極針1a、1bが埋
設された溝4の上からかぶせて絶縁材2どうしを接着す
る。こうして電極針1a、■bは絶縁材2中に固定保持
されるわけであるが、さらに電極針1a、1bと絶縁材
2とのすきまに絶縁性の接着材を流し込んで固定しても
かまわない。そして最後に図では示していないが、電極
針1とリード線3を接続し、電極針の絶縁材からはみ出
している余分な部分と枠を切り取れば電極ヘッドが出来
上がる。
本実施例においては、電極針を作るとき金属板をエツチ
ング加工して作ったが、加工法はこれに限ったものでは
なく、レーザー加工等を用いてもよい。
ング加工して作ったが、加工法はこれに限ったものでは
なく、レーザー加工等を用いてもよい。
本実施例では絶縁材として六方晶系窒化ホウ素から成る
材料を用いたが、絶縁材はこれに限ったものではなく絶
縁性を有し溝加工ができる材料であれば何でも良い。し
かしながら六方晶系窒化ホウ素は加工性が非常に良く溝
加工の精度を得易く、絶縁性や耐熱性にも優れるので電
極針の絶縁および固定材として適している。また電極針
の材料となる金属板の材質も限定されるものは何もなく
、銅、ニッケル、タングステン、ステンレス等でも良い
。
材料を用いたが、絶縁材はこれに限ったものではなく絶
縁性を有し溝加工ができる材料であれば何でも良い。し
かしながら六方晶系窒化ホウ素は加工性が非常に良く溝
加工の精度を得易く、絶縁性や耐熱性にも優れるので電
極針の絶縁および固定材として適している。また電極針
の材料となる金属板の材質も限定されるものは何もなく
、銅、ニッケル、タングステン、ステンレス等でも良い
。
また一方、本実施例では溝の横断面、電極針の横断面の
形状が矩形となるようにしているが、この形状は溝の場
合にも電極針の場合にも加工しやすいし、溝の中に電極
針を埋設するのも容易である。しかも、溝の中に電極針
がすきまがほとんどな(ぴったり収まるので、溝中で電
極針が動くこともないので都合がよい。
形状が矩形となるようにしているが、この形状は溝の場
合にも電極針の場合にも加工しやすいし、溝の中に電極
針を埋設するのも容易である。しかも、溝の中に電極針
がすきまがほとんどな(ぴったり収まるので、溝中で電
極針が動くこともないので都合がよい。
以上のようにして、本実施例の製造方法により、高密度
ピンチでしかも高精度の電極ヘッドが容易に製造できた
。このヘッドで印字した結果も安定したドツトが印字で
き良好な印字品質を得ることができた。
ピンチでしかも高精度の電極ヘッドが容易に製造できた
。このヘッドで印字した結果も安定したドツトが印字で
き良好な印字品質を得ることができた。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明の電極ヘッドの
製造方法は、絶縁材上に複数の溝を所定ピッチで形成し
、それに対し、電極針を形成するのに金属板を溝のピッ
チのn (nは2以上の整数)倍のピッチになるよう加
工するので、高い寸法精度の電極針を容易に加工するこ
とができるという効果を有する。さらに、溝と同じ高密
度ピッチでは加工できなかった厚さの電極針が加工でき
るようになり、もっと厚い電極針も加工できるという効
果がある。この厚い電極針で作った電極ヘッドで印字す
ると記録シートとの接触面積が増えて安定したドツトが
印字できるという効果がある。
製造方法は、絶縁材上に複数の溝を所定ピッチで形成し
、それに対し、電極針を形成するのに金属板を溝のピッ
チのn (nは2以上の整数)倍のピッチになるよう加
工するので、高い寸法精度の電極針を容易に加工するこ
とができるという効果を有する。さらに、溝と同じ高密
度ピッチでは加工できなかった厚さの電極針が加工でき
るようになり、もっと厚い電極針も加工できるという効
果がある。この厚い電極針で作った電極ヘッドで印字す
ると記録シートとの接触面積が増えて安定したドツトが
印字できるという効果がある。
さらに電極針のピッチ精度が高ければ溝にも容易に一度
に埋設することができる。こうして本発明の製造方法に
より作ると、電極へラドは高密度、高精度のものが、容
易に得ることができる。しかもこの電極ヘッドで印字す
ると優れた印字品質のものが得られるという効果がある
。
に埋設することができる。こうして本発明の製造方法に
より作ると、電極へラドは高密度、高精度のものが、容
易に得ることができる。しかもこの電極ヘッドで印字す
ると優れた印字品質のものが得られるという効果がある
。
さらに、溝と電極針の横断面の形状を矩形とすることに
より、加工が容易になるし、電極針を溝に埋設したとき
にすきまをほとんどなくすることができるので、電極針
がぐらついたりしてピッチを乱すことがないようにでき
る。
より、加工が容易になるし、電極針を溝に埋設したとき
にすきまをほとんどなくすることができるので、電極針
がぐらついたりしてピッチを乱すことがないようにでき
る。
第1図は本発明の電極ヘッドの製造方法の一実施例によ
り作られた電極ヘッドの斜視図、第2図〜第5図は本発
明の一実施例の電極ヘッドの製造方法の各工程を示す図
であり、第2図は溝を形成した絶縁材の拡大断面図、第
3図は金属板にエツチング加工を施して形成された複数
の電極針の斜視図、第4図は絶縁材の溝に電極針を埋設
した状態を示す拡大断面図、第5図は絶縁材で電極針を
固定した状態を示す拡大断面図、第6図は通電転写記録
の原理図、第7図は従来の電極ヘッドの斜視図である。 1a、1b・・・・・・1つの金属板からエツチング加
工により形成された電極針、2・・・・・・絶縁材、3
・・・・・・リード線、4・・・・・・溝、6・・・・
・・枠。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名lα、/J
−/フの全凰板からエッ+ンヅ力工1;より形I!i:
l!劇た電極計第3図 第5図 1゜ −g 第6図 第7図
り作られた電極ヘッドの斜視図、第2図〜第5図は本発
明の一実施例の電極ヘッドの製造方法の各工程を示す図
であり、第2図は溝を形成した絶縁材の拡大断面図、第
3図は金属板にエツチング加工を施して形成された複数
の電極針の斜視図、第4図は絶縁材の溝に電極針を埋設
した状態を示す拡大断面図、第5図は絶縁材で電極針を
固定した状態を示す拡大断面図、第6図は通電転写記録
の原理図、第7図は従来の電極ヘッドの斜視図である。 1a、1b・・・・・・1つの金属板からエツチング加
工により形成された電極針、2・・・・・・絶縁材、3
・・・・・・リード線、4・・・・・・溝、6・・・・
・・枠。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名lα、/J
−/フの全凰板からエッ+ンヅ力工1;より形I!i:
l!劇た電極計第3図 第5図 1゜ −g 第6図 第7図
Claims (3)
- (1)板状の絶縁材上に複数の溝を所定ピッチで形成す
る工程と、金属板を加工して所定ピッチのストライプ状
の複数の電極針を形成する工程と、前記電極針を前記溝
へ埋設する工程と、前記電極針を埋設後、前記溝の上か
ら板状の絶縁材をのせて前記電極針を前記絶縁材に固定
する工程とを有し、絶縁材上に形成する前記複数の溝の
ピッチに対して、前記電極針を形成するピッチがn(n
は2以上の整数)倍になるように前記金属板をエッチン
グ加工し、各前記溝へ埋設することを特徴とする電極ヘ
ッドの製造方法。 - (2)溝の横断面および電極針の横断面が矩形となるよ
う形成することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
記載の電極ヘッドの製造方法。 - (3)絶縁材が六方晶系窒化ホウ素を含んだ材料から成
ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の電
極ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5452987A JPS63221053A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 電極ヘツドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5452987A JPS63221053A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 電極ヘツドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63221053A true JPS63221053A (ja) | 1988-09-14 |
Family
ID=12973190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5452987A Pending JPS63221053A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 電極ヘツドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63221053A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6233819B1 (en) | 1999-01-21 | 2001-05-22 | Yamaha Corporation | Fine-pitch electrode, process for producing the same, and fine-pitch electrode unit |
-
1987
- 1987-03-10 JP JP5452987A patent/JPS63221053A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6233819B1 (en) | 1999-01-21 | 2001-05-22 | Yamaha Corporation | Fine-pitch electrode, process for producing the same, and fine-pitch electrode unit |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2719615B2 (ja) | 画像形成要素の製造方法及び情報再生用印刷装置 | |
US4370661A (en) | Easily assembled transverse magnetic printing head | |
JPH02102071A (ja) | イオン流記録ヘッドの製造方法 | |
US4514736A (en) | Thermal head | |
JPS63221053A (ja) | 電極ヘツドの製造方法 | |
JPS6299162A (ja) | 記録ヘツド | |
JPS63239067A (ja) | 電極ヘツドとその製造方法 | |
KR100329961B1 (ko) | 미세 피치 전극과 그 형성방법 및 미세 피치 전극 유니트 | |
JPS61235163A (ja) | 高密度配線体の製造方法 | |
JPH01235662A (ja) | 記録電極及びその製造法 | |
JPS5876286A (ja) | サ−マルヘツド | |
JP2001113742A (ja) | 厚膜式サーマルヘッドおよびその製造方法 | |
JP2507318Y2 (ja) | サ―マルヘッド | |
EP0933718A2 (en) | Magnetic writing head | |
JP3261145B2 (ja) | サーマルヘッドの製造方法 | |
JPS6236874B2 (ja) | ||
JP2016215389A (ja) | サーマルプリントヘッド | |
JP3348927B2 (ja) | 厚膜型サーマルプリントヘッドの製造方法 | |
JPH1191158A (ja) | 微細ピッチ電極とその形成方法及び微細ピッチ電極ユニット | |
JPS60245563A (ja) | 静電記録ヘツドの針電極形成方法 | |
JPH11320945A (ja) | 電極とその形成方法及び電極ユニット | |
JPH11320946A (ja) | 電極とその形成方法及び電極ユニット | |
JPH0768833A (ja) | 静電記録ヘッド | |
JPH0218989B2 (ja) | ||
EP0292597A1 (en) | Magnetic print head comprising at least one linear array of magnetic printing elements |