JPS63220739A - マイクロベアリングの固定方法 - Google Patents

マイクロベアリングの固定方法

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Publication number
JPS63220739A
JPS63220739A JP62052115A JP5211587A JPS63220739A JP S63220739 A JPS63220739 A JP S63220739A JP 62052115 A JP62052115 A JP 62052115A JP 5211587 A JP5211587 A JP 5211587A JP S63220739 A JPS63220739 A JP S63220739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting hole
microbearing
outer ring
fitting
dents
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62052115A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Takahashi
俊雄 高橋
Masami Wakuta
和久田 雅己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、小型ステッピングモータユニット等におい
て、マイクロベアリングをハウジング等の取付母材に固
定する方法に関する。
(従来の技術) 例えば外径(直径)8ミリメートル以下のマイクロベア
リングをモータフレーム等の取付母材の嵌合孔に固定す
るのは、一般に圧入あるいは接着剤によって行なわれて
いる。
圧入の場合、嵌合孔の内径をベアリング外輪の外径より
ごくわずかに小さく形成しておき、ここにベアリングを
圧入する。
接着剤で固定する場合、嵌合孔の内径はある程度余裕を
もたせて大きく形成しておき、ここにベアリングを嵌め
合せ、両者の隙間部分に接着剤を塗布して固定する。
(発明が解決しようとする問題点) 圧入による固定方法では、上記嵌合孔の内径のバラツキ
が大きな問題となる。内径が小いさすぎると、ベアリン
グを圧入するのに相当大きな力を必要とし、また圧入し
たベアリングの外輪には外周から中心に向かう非常に大
きな力が働く。この周囲からの圧力で外輪が撓み、回転
性能を損うという問題がある。また、嵌合孔の内径が大
きすぎるとベアリングがしっかりと固定されず、容易に
抜けてしまう。従って、嵌合孔の内径寸法は高精度に仕
上なければならず、そのためコスト高になる。
接着剤による固定方法では、プライマー処理・ベアリン
グ挿入・接着剤の塗布・余剰接着剤の除去など、工程が
多(煩雑であり、自動化に適さない。
この発明は上述した従来の問題点に鑑みなされたもので
、組立工程が簡単で自動化も容易な圧入方式により、嵌
合孔の寸法精度がそれほど高くなくてもマイクロベアリ
ングを良好に固定できるようにすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) そこでこの発明では、まず上記嵌合孔の内径をマイクロ
ベアリング外輪の外径よりわずかに大きく形成する。こ
の嵌合孔の入口付近の内周面に複数個の圧痕を等間隔に
形成し、この圧痕に伴う微小凸部を形成する。そして上
記外輪を上記嵌合孔に圧入し、上記微小凸部を上記外輪
で押しつぶしてマイクロベアリングの固定力を得る。
(作 用) 上記嵌合孔の内周面に上記微小凸部がきわめて局部的に
しか存在しないので、この微小凸部の突出量が変動して
もあまり大きな影響はなく、ここに圧入嵌合したマイク
ロベアリング外輪に過大な圧力が加わることはなく、ベ
アリングは適度な力で嵌合孔内に固定される。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例による固定方法を示してい
る。
1はモータフレーム等の取付母材であって、アルミ・ダ
イキャスト製の部・品である。2は取付母材1に形成さ
れた嵌合孔、3は嵌合孔2に圧入されるマイクロベアリ
ング、4は前述した圧痕を形成するための治具である。
マイクロベアリング3の外径を8ミリメートル程度のも
のとすると、嵌合孔2の内径はこれより100分の1ミ
リメートル程度大きく形成する。
圧痕形成用の治具4は鋼鉄製で三角錐の頭を切り落した
形状をしている。この治具4の三角錐の稜線が嵌合孔2
の入口周縁部に当接するように当てがい、治具4を取付
母材1に向けて適宜な力で加圧する。にれによりアルミ
・ダイキャスト製の母材1の嵌合孔2の入口周縁から内
周面にかけて、第1図(B)に示すような3個の圧痕5
が等間隔に形成される。
第2図は圧痕5の部分の拡大図である。圧痕5は、治具
4の稜線の形状に従い■字形の溝状となるが、その溝の
周囲の肉は盛り上り、微小凸部6を形成する。嵌合孔2
の内周面に形成された微小凸部6は、嵌合孔2の内周面
より図中のdで示す分だけ孔中心に向けて突出している
。この突出量dは治具4の加圧力によって制御できる。
しかし寸法dはそれほど高精度にする必要はない。
上記のように圧痕5を形成した嵌合孔2に対しマイクロ
ベアリング3を圧入する。そのときベアリング外輪の外
周面によって上記微小凸部6が押しつぶされ、これがベ
アリング3の抜は止めカ(固定力)となる。
なお、上記圧痕5は3個以上形成してもよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、この発明に係るマイクロベ
アリングの固定方法は、ベアリング外輪の外径よりわず
かに大きく形成しである嵌合孔に圧痕を形成し、この圧
痕に伴って微小凸部を形成し、この微小凸部を押しつぶ
すようにしてマイクロベアリングを圧入するようにした
ので、嵌合孔の内径寸法の精度はそれほど高精度にする
必要はなく、また微小凸部の突出量がある程度ばらつい
てもベアリング外輪を撓めるような過大な力を及ぼすこ
とがなく、特に加工が高精度でなくても良好にベアリン
グを固定することができる。また、基本的には圧入方式
なので、接着剤を用いる固定方法と異なり、組立工程は
単純で、容易に自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるマイクロベアリング
の固定方法を示す斜視図、第2図は第1図における圧痕
5の部分の拡大図である。 1・・・・・・・・・取付母材    2・・・・・・
・・・嵌合孔3・・・・・・・・・マイクロベアリング
4・・・・・・・・・圧痕形成用の治具5・・・・・・
・・・圧 痕

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の各手段A〜Cにより、取付母材に形成された
    嵌合孔にマイクロベアリングの外輪を圧入して固定する
    ことを特徴とするマイクロベアリングの固定方法。 A・・・・・・上記嵌合孔の内径を上記外輪の外径より
    わずかに大きく形成する。 B・・・・・・上記嵌合孔の入口付近の内周面に複数個
    の圧痕を等間隔に形成し、この圧痕に伴 う微小凸部を形成する。 C・・・・・・上記外輪を上記嵌合孔に圧入し、上記微
    小凸部を上記外輪で押しつぶして上記マ イクロベアリングの固定力を得る。
JP62052115A 1987-03-09 1987-03-09 マイクロベアリングの固定方法 Pending JPS63220739A (ja)

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JPS63220739A true JPS63220739A (ja) 1988-09-14

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4899777A (ja) * 1972-03-31 1973-12-17
JPS5235753A (en) * 1975-09-16 1977-03-18 Mitsubishi Motors Corp Method of making bearing by die casting
JPS5725508A (en) * 1980-07-18 1982-02-10 Seikosha Kk Joining device of parts

Patent Citations (3)

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JPS5725508A (en) * 1980-07-18 1982-02-10 Seikosha Kk Joining device of parts

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