JPS5810020Y2 - 焼結含油軸受 - Google Patents
焼結含油軸受Info
- Publication number
- JPS5810020Y2 JPS5810020Y2 JP14281278U JP14281278U JPS5810020Y2 JP S5810020 Y2 JPS5810020 Y2 JP S5810020Y2 JP 14281278 U JP14281278 U JP 14281278U JP 14281278 U JP14281278 U JP 14281278U JP S5810020 Y2 JPS5810020 Y2 JP S5810020Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- sintered oil
- impregnated bearing
- caulking
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、各種機器のハウジングに圧入されかしめに
より固定されて用いられる焼結含油軸受(以下単に軸受
とすることがある。
より固定されて用いられる焼結含油軸受(以下単に軸受
とすることがある。
)における、取り付は時に生じる軸受内径の歪みを防止
する構造に関するものであって、たとえばマイクロモー
ター用など比較的に小型の軸受において特に有用なもの
である。
する構造に関するものであって、たとえばマイクロモー
ター用など比較的に小型の軸受において特に有用なもの
である。
以下マイクロモーターの場合を例として説明する。
第1図はモーターのケースに軸受を取り付ける工程を示
すもので、ケース20は鋼板をプレス加工して作られ、
ローター30を収める本体21と焼結含油軸受10を保
持するハウジング22とが形成されている。
すもので、ケース20は鋼板をプレス加工して作られ、
ローター30を収める本体21と焼結含油軸受10を保
持するハウジング22とが形成されている。
軸受10の外径とハウジング部22の内径とは軸受の固
定に必要な締まり嵌めの寸法差に設定され、圧入後、ハ
ウジングの端をかしめて軸受の取り付けを完了する。
定に必要な締まり嵌めの寸法差に設定され、圧入後、ハ
ウジングの端をかしめて軸受の取り付けを完了する。
ここで問題は、圧入およびかしめに伴い軸受の内径寸法
に狂いを生じることである。
に狂いを生じることである。
歪み自体は加工により修正できるものの工数増となり、
それ以上に、切削、研削などの修正加工を行なうと軸受
面の空孔状態に影響を及ぼし、その結果ノイズの増大を
もたらすことがあるが、ノイズが品質上の重要項目であ
るマイクロモーター軸受においては、このことはできる
だけ避ける必要がある。
それ以上に、切削、研削などの修正加工を行なうと軸受
面の空孔状態に影響を及ぼし、その結果ノイズの増大を
もたらすことがあるが、ノイズが品質上の重要項目であ
るマイクロモーター軸受においては、このことはできる
だけ避ける必要がある。
この考案は上述した問題点を解決する目的でなされたも
ので、軸受10のかしめ側端面の外縁部に第2図に示す
ような環状の段差部11を設け、ハウジング部材のかし
めをこの段差部端面で行なわせ、且つ、第3図に示すよ
うに、かしめにより内側に曲げられたハウジング部材の
端と、段差部11の内側壁面との間に間隙を設けたこと
を要旨とするものである。
ので、軸受10のかしめ側端面の外縁部に第2図に示す
ような環状の段差部11を設け、ハウジング部材のかし
めをこの段差部端面で行なわせ、且つ、第3図に示すよ
うに、かしめにより内側に曲げられたハウジング部材の
端と、段差部11の内側壁面との間に間隙を設けたこと
を要旨とするものである。
実施例
以下この考案を内径3關、外径8間、長さ6 rn、m
の青銅系軸受に適用した例について説明する。
の青銅系軸受に適用した例について説明する。
まず、予め用意した上記の軸受多数を2分して一方はそ
のまま、他の一方はその一端の外縁部に幅1.5 my
n、深さi mmの段差を設けた。
のまま、他の一方はその一端の外縁部に幅1.5 my
n、深さi mmの段差を設けた。
つぎにこの両グループ(各試料数N=10)の軸受それ
ぞれに同一条件でハウジングへの圧入およびかしめを施
し、その前後における軸受内径の変化量を測定した。
ぞれに同一条件でハウジングへの圧入およびかしめを施
し、その前後における軸受内径の変化量を測定した。
次表はその結果を示したものである。この結果が示すよ
うに、段差がない従来のものは組付は後に修正加工を要
するのに対して、本考案のものは歪みが少なく、その必
要が無かった。
うに、段差がない従来のものは組付は後に修正加工を要
するのに対して、本考案のものは歪みが少なく、その必
要が無かった。
この様な効果の生じる理由については、仮定の域を出な
いが、かしめによる応力の作用点が従来は軸受の上端部
であったものが本考案においては段差の分だけ低くなり
、その結果内径にまで及ぶ影響が分散されて小さくなる
ためと考えられる。
いが、かしめによる応力の作用点が従来は軸受の上端部
であったものが本考案においては段差の分だけ低くなり
、その結果内径にまで及ぶ影響が分散されて小さくなる
ためと考えられる。
第1図は従来装置の問題点並びに本考案の目的を説明す
る図面、第2図および第3図は本考案の一実施例を示す
図面である。 10・・・・・・焼結含油軸受、11・・・・・・環状
段差、20・・・・・・モーターケース、30・・・・
・・ローター。
る図面、第2図および第3図は本考案の一実施例を示す
図面である。 10・・・・・・焼結含油軸受、11・・・・・・環状
段差、20・・・・・・モーターケース、30・・・・
・・ローター。
Claims (1)
- 機器のハウジングに圧入およびかしめにより固定して用
いられる焼結含油軸受10において、そのかしめ側端面
の外縁部に環状の段岸部11を設けたことを特徴とする
軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14281278U JPS5810020Y2 (ja) | 1978-10-19 | 1978-10-19 | 焼結含油軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14281278U JPS5810020Y2 (ja) | 1978-10-19 | 1978-10-19 | 焼結含油軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5559814U JPS5559814U (ja) | 1980-04-23 |
JPS5810020Y2 true JPS5810020Y2 (ja) | 1983-02-23 |
Family
ID=29119904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14281278U Expired JPS5810020Y2 (ja) | 1978-10-19 | 1978-10-19 | 焼結含油軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810020Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6096969U (ja) * | 1983-12-06 | 1985-07-02 | 東芝テック株式会社 | モ−タの軸受装置 |
-
1978
- 1978-10-19 JP JP14281278U patent/JPS5810020Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5559814U (ja) | 1980-04-23 |
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