JPS598439Y2 - 電動機の軸受装置 - Google Patents

電動機の軸受装置

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Publication number
JPS598439Y2
JPS598439Y2 JP435380U JP435380U JPS598439Y2 JP S598439 Y2 JPS598439 Y2 JP S598439Y2 JP 435380 U JP435380 U JP 435380U JP 435380 U JP435380 U JP 435380U JP S598439 Y2 JPS598439 Y2 JP S598439Y2
Authority
JP
Japan
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bearing
bracket
electric motor
bearing device
positioning
Prior art date
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Expired
Application number
JP435380U
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English (en)
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JPS56106037U (ja
Inventor
和利 飯塚
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電動機の軸受装置に関するもので、電動機の軸
受組立を容易にし、騒音を減じ、耐久性を増すことを目
的とするものである。
現在の社会状況において、電動機を考えた場合、高効率
、高寿命、低騒音であることが望ましく、併せて大量生
産に適した構造であることが生産コストを低減できる上
でも望ましい。
従来の電動機の軸受装置は、第1図、第2図に示すよう
に、ブラケット1に軸受押え板2の一部2aを折り曲げ
た状態でブラケット1の風窓部1aに挿入し、油圧プレ
ス等を使用して絞めて軸受押え板2をブラケット1に固
定している。
しがし、この取付けでは、ブラケット1の中心と軸受押
え板2の中心が一致した状態での取付けが難しいもので
あった。
なぜならば、ブラケット1と軸受押え板2の位置決めが
ないので、油圧プレス等の機械を用いて鮫めると、4ケ
所同時に鮫めることが不可能なため、ブラケット1の軸
受保持部1bに設置した玉軸受3と軸受押え板2の中心
が一致せず、玉軸受3の外輪の一部に力が加わり、その
力が玉の一部に、さらに内輪に伝わる。
そのときに玉軸受3のてんそう面に極小な打こん傷が付
き、玉軸受3の異常音が発生し、内部不良が多くなる。
従って騒音及び耐久力を減じる原因になっていた。
本考案は上記従来の欠点に鑑みてなされたもので、以下
本考案の一実施例を第3図、第4図を参照して説明する
図において、11は中央部に凹状の軸受保持部12を有
するブラケットで、軸受保持部12の周囲には複数の位
置決め穴13および風窓穴14が設けられている。
15は回転軸16を支持する玉軸受で、ブラケット11
の軸受保持部12に設置している。
17はブラケット11に取付けられ、ブラケット11と
の間で玉軸受15を扶持固定する軸受押え板で、ブラケ
ット11との位置決めをするための位置決め穴18、ま
わり止めを兼ねた突起19、およびブラケット11に絞
め固定するための折り曲げ部20が設けられている。
なお、21は固定子、22は回転子である。
以上の構戒において、軸受押え板17をブラケット11
に取付ける際は、ブラケット11の位置決め穴13に軸
受押え板17の位置決め穴18を簡単な位置決め治具で
合わせ、これによって軸受押え板17の突起19をブラ
ケット11の位置決め穴13に嵌合させる。
この結果、ブラケット11の軸受保持部12に設置した
軸受15と軸受押え板17の中心が一致し、この状態で
折り曲げ部20をブラケット11に鮫めることにより、
軸受押え板17はブラケット11の所定位置に固定され
る。
以上の説明から明らかなように本考案によればブラケッ
トに軸受押え板を取付けるときに起きる中心のずれは生
じ難く、軸受に無理な力がかからないので、騒音の発生
や耐久力の低下を防止でき、品質の安定した電動機を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来の電動機の軸受部の断面図、第1図bは
第1図aにおけるA−A線矢視図、第2図aは同電動機
における軸受押え板の正面図、第2図bは第2図aのA
−0−B線における断面図、第3図aは本考案の一実施
例にかかる電動機の軸受部の断面図、第3図bは第3図
aにおけるA−A線矢視図、第4図aは同電動機におけ
る軸受押え板の正面図、第4図bは第4図aのA−OB
線における断面図、第4図Cは第4図aのA−O−C線
における断面図である。 11・・・・・・ブラケット、12・・・・・・軸受保
持部、13・・・・・・位置決め穴、15・・・・・・
軸受、17・・・・・・軸受押え板、18・・・・・・
位置決め穴、19・・・・・・突起、20・・・・・・
折り曲げ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラケットの中央部に設けた軸受保持部に軸受を設置し
    、この軸受を前記ブラケットに絞め固定される軸受押え
    板にて扶持固定してなる電動機の軸受装置において、前
    記ブラケットの軸受保持部の周囲に複数の位置決め穴を
    設け、一方、軸受押え板には前記ブラケットとの位置決
    めをするための位置決め穴とまわり止めを兼ねた突起を
    設け、前記軸受押え板に設けた位置決め穴と突起は、位
    置決め穴を前記ブラケットの位置決め穴に合致させた際
    、前記突起が前記ブラケットの位置決め穴に嵌合するよ
    う設けてなる電機機の軸受装置。
JP435380U 1980-01-17 1980-01-17 電動機の軸受装置 Expired JPS598439Y2 (ja)

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JP435380U JPS598439Y2 (ja) 1980-01-17 1980-01-17 電動機の軸受装置

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JPS56106037U JPS56106037U (ja) 1981-08-18
JPS598439Y2 true JPS598439Y2 (ja) 1984-03-15

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