JPS632185Y2 - - Google Patents

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JPS632185Y2
JPS632185Y2 JP1981069290U JP6929081U JPS632185Y2 JP S632185 Y2 JPS632185 Y2 JP S632185Y2 JP 1981069290 U JP1981069290 U JP 1981069290U JP 6929081 U JP6929081 U JP 6929081U JP S632185 Y2 JPS632185 Y2 JP S632185Y2
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JP
Japan
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workpiece
plate
support
attached
rotary table
Prior art date
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JP1981069290U
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English (en)
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JPS57181440U (ja
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Publication of JPS57181440U publication Critical patent/JPS57181440U/ja
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Publication of JPS632185Y2 publication Critical patent/JPS632185Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、板材を水平に回転する装置に関す
るものである。例えばフオールデイングマシン、
シヤー、その他の工作機械によつて板材の一側縁
を適宜に加工した後、他側縁等の加工を行なう場
合には、板材を90゜あるいは180゜など適宜角度、
水平に回動する必要がある。
従来、前述のごとく板材を回転する装置におい
ては、板材を回転テーブルに磁着した状態に保持
して、回転テーブルと一体的に回転するものであ
つた。したがつて、例えばアルミニウムなどのよ
うな非磁性体の板材の場合には、板材の回転が困
難であつた。
この考案は、前述のごとき問題に鑑み考案した
もので、回転テーブルの上方に、回転テーブルの
上面との間に板材を挟持自在のワーク押えを設
け、このワーク押えを磁着することによつて非磁
性体の板材をも回転テーブルに固定して回転しよ
うとするものである。以下、図面を用いてこの考
案の1実施例について詳細に説明する。
第1図は、この考案を実施した板材加工装置実
施例を示すものである。第1図の実施例において
は、板材加工機としてのフオールデイングマシン
1の後側には、板状のワーク(図示省略)を支持
するワーク支持テーブル3が前後方向に延伸して
配置してあり、このワーク支持テーブル3の一側
方には、上面が傾斜することによつてワークを一
側へ位置決め自在の傾斜テーブル5が配置してあ
る。また、ワーク支持テーブル3の他側方には、
製品を載置するための製品載置台7が配置してあ
る。さらに、ワーク支持テーブル3の上方位置に
は左右方向へ延伸したガイドレール9,9′が配
置してあり、このガイドレール9,9′には、前
記傾斜テーブル5上のワークの一側縁を挟持して
ワーク支持テーブル3上へワークを移送するため
のローダ11、およびワーク支持テーブル3上の
製品を製品載置台7上へ移送するためのアンロー
ダ13がそれぞれ往復動自在に支承されている。
また、ワーク支持テーブル3には、傾斜テーブル
5上からワーク支持テーブル3上に移送されたワ
ークを把持して前記フオールデイングマシン1へ
供給、フオールデイングマシン1からの製品の取
出し等を行なうためのワーク把持移送装置15が
前後方向へ移動自在に装着してあり、さらにワー
ク支持テーブル3のほぼ中央部には回転テーブル
装置17が装着してある。この回転テーブル装置
17の上方位置には、ワークを回転テーブル装置
17へ押圧自在のワーク押圧装置19が前記ガイ
ドレール9,9′に支持された態様でもつて配置
してある。
このような装置においては、傾斜テーブル5上
のワークをローダ11が把持してワーク支持テー
ブル3上に移送すると、適宜の装置(図示省略)
によつてワークの位置決めが行なわれ、その後
に、ワーク把持移送装置15がワークを把持して
フオールデイングマシン1に供給し、ワークの一
側縁部の加工が行なわれる。ワークの一側縁部の
加工が終了すると、ワーク把持移送装置15がワ
ークを回転テーブル装置17の位置に移送し、ワ
ークの把持を解除する。回転テーブル装置17上
のワークは、ワーク押え装置19によつて回転テ
ーブル装置17に押圧された態様となり、回転テ
ーブル装置17の回転により水平に回転される。
その後、ワーク把持移送装置15がワークを再び
把持してフオールデイングマシン1へ供給し、ワ
ークの他側縁部の加工を行なうものである。そし
て、上記のごとき動作を適宜繰り返えしてワーク
の加工が終了すると、製品としてワーク支持テー
ブル3上に取出され、その後に、アンローダ13
によつて製品載置台7へ移送されるものである。
さて、次に、前記回転テーブル装置17とワー
ク押圧装置19の構成についてさらに詳細に説明
する。
回転テーブル装置17は、次のように装置して
ある。すなわち、ワーク支持テーブル3のフレー
ムに支持された支持ブロツク21には、回転軸2
3が垂直に、回転かつ上下動自在に支承されてお
り、この回転軸23の下端部に摺動のみ自在に嵌
合したプーリー25は適宜に設けたモータ27に
連動連結してある。また、回転軸23の体部には
管状の螺子部材29が一体的に嵌合してあり、こ
の螺子部材29にはナツト部材31が螺合してあ
る。このナツト部材31は支持ブロツク21に装
着したシリンダー33と連動連結してあるもので
ある。したがつて、モータ27を駆動することに
よつて回転軸23は回転され、シリンダー33を
作動することにより上下動されるものである。
回転軸23の上端部には、円板状のテーブル板
35および支持板37が上下に離隔して取付けて
ある。支持板37には適数個のマグネツト39が
装着してあり、このマグネツト39の上部はテー
ブル板35とほぼ同一に設けてある。また、支持
板37の下面には、位置決め部材として複数の位
置決め板41が適宜間隔に取付けてある。この位
置決め板41は、支持ブロツク21に上下方向へ
回動自在に装着した係合アーム43と係合自在で
ある。係合アーム43は、位置決め板41と係合
することにより、テーブル板35、支持板37等
の回転を停止して、位置決めを行なうものであ
る。この係合アーム43は、支持ブロツク21に
適宜に支持されたシリンダー45の作動によつて
上下方向に作動されるものである。
したがつて、この回転テーブル装置17におい
ては、前述のごとくモータ27を駆動することに
より回転軸23、テーブル板35等が回転され、
かつシリンダー33を作動することにより上下動
されるものである。そして、回転を停止した後
に、シリンダ45を作動して係合アーム43と位
置決め板41を係合すると、テーブル板35等は
回転を阻止された状態に保持されるものである。
前記ワーク押圧装置19は、前述のように、ガ
イドレール9,9′に支持されており、回転テー
ブル装置17の上方に配置してあるものである。
ワーク押圧装置19は、ガイドレール9,9′に
取付けたブラケツト47に昇降シリンダー49を
装着してなるものであり、昇降シリンダー49か
ら下方向へ突出したピストンロツド51の下端部
にはホルダーブロツク53が取付けてあり、この
ホルダーブロツク53には押え板55が回転自在
に装着してある。この押え板55は磁性体よりな
るものである。前記ホルダーブロツク53には、
ブラケツトを介して回動を阻止するためのガイド
ロツド57およびドグロツド59が取付けてあ
り、ドグロツド59の上下端部には、押え板55
が最下降位置および最上昇位置にあることを検知
するためのリミツトスイツチ61,63を作動す
るドグ65,67がそれぞれ取付けてある。前記
リミツトスイツチ61は、押え板55が下降され
てテブル板35と押え板55との間にワークが挟
持されたことを検知するものであり、リミツトス
イツチ63は押え板55が上昇されて、回転テー
ブル装置17の上方空間が開放されてワークの搬
出入が可能である状態を検出するものである。
上記のごとき構成によれば、昇降シリンダー4
9の作動により押え板55を下降して、回転テー
ブル装置17のテーブル板35上のワーク上に載
置すると、マグネツト39の作用によつて押え板
55は磁着されるので、両者の間のワークはテー
ブル板35に一体化されることとなる。したがつ
て、前述したように回転テーブル装置17を回転
駆動してワークの回転を行なうとき、ワークが非
磁性体であつても磁着した状態でもつて確実に回
転することができるものである。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求の
範囲に記載のとおりであるから、その記載より明
らかなように、本考案において、ワーク支持テー
ブルに回転自在かつ上下動自在に支承された回転
軸の上部には支持板が取付けてあり、この支持板
にはマグネツトあるいは磁性体が取付けてあると
共に、複数の位置決め部材が取付けてある。そし
て、ワーク支持テーブル側には、前記位置決め部
材と係脱自在な係合アームが上下方向に揺動自在
に支承されているものである。さらに回転軸の上
方位置に上下動自在かつ回転自在に設けた押え板
には磁性体あるいはマグネツトが設けられている
ものである。
したがつて本考案によれば、例えば支持板のマ
グネツトによつて押え板を磁着することにより、
ワークが非磁性体の場合であつても一体的に回転
できるものである。上記のごとくワークを回転す
るとき、回転軸を上昇せしめることにより、ワー
クをワーク支持テーブルから離反できるので、回
転時にワーク下面に擦り傷等を生じることを防止
できるものである。また、回転を停止した後にお
いては、位置決め部材と係合アームとを係合する
ことにより、ワークの回転位置を正確に位置決め
できるものである。
なお、この考案は前述の実施例に限ることな
く、他の実施態様でもつて実施することができる
ものである。例えば、押え板にマグネツトを設け
る構成とすることもできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した板材加工装置の斜視
説明図、第2図は主要部の断面説明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、17…
…回転テーブル装置、39……マグネツト、55
……押え板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワーク支持テーブル3に取付けた支持ブロツク
    21に垂直に支持された回転軸23を回転自在か
    つ上下動自在に設け、この回転テーブル23の上
    部に取付けられた支持板37にマグネツト39あ
    るいは磁性体を装着して設けると共に、複数の位
    置決め部材41を設け、上記支持板37の回転を
    停止して位置決めを行うべく前記位置決め部材4
    1と係合自在な係合アーム43を前記支持ブロツ
    ク21に上下方向へ揺動自在に装着して設け、前
    記回転軸23の上方位置に配置した押え板55を
    上下動自在かつ回転自在に設けると共に、この押
    え板55に磁性体あるいはマグネツトを設けてな
    ることを特徴とする板材回転装置。
JP1981069290U 1981-05-15 1981-05-15 Expired JPS632185Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981069290U JPS632185Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981069290U JPS632185Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57181440U JPS57181440U (ja) 1982-11-17
JPS632185Y2 true JPS632185Y2 (ja) 1988-01-20

Family

ID=29865172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981069290U Expired JPS632185Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

Country Status (1)

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JP (1) JPS632185Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5420703U (ja) * 1977-07-13 1979-02-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5420703U (ja) * 1977-07-13 1979-02-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57181440U (ja) 1982-11-17

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