JPS6321760Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321760Y2 JPS6321760Y2 JP6074883U JP6074883U JPS6321760Y2 JP S6321760 Y2 JPS6321760 Y2 JP S6321760Y2 JP 6074883 U JP6074883 U JP 6074883U JP 6074883 U JP6074883 U JP 6074883U JP S6321760 Y2 JPS6321760 Y2 JP S6321760Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- hole
- center
- flat
- circular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 235000001674 Agaricus brunnescens Nutrition 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
この考案はモータにより回転させられ、自動車
のラジエータへの送風等に使用されるフアンの中
心部を上記モータの回転軸に対して固定する、取
付部の改良に関する。
のラジエータへの送風等に使用されるフアンの中
心部を上記モータの回転軸に対して固定する、取
付部の改良に関する。
(背景技術)
水冷エンジンの冷却水放熱用のラジエータ等に
送風するため、第1図に示すよううなフアン1を
モータにより回転させることが広く行なわれてい
る。このフアン1は、金属板をプレスにより打抜
き成型することにより造られており、各翼2,2
は図面表裏方向に捻れて、フアン1が回転した場
合に図面表裏方向に送風できるようになつてい
る。
送風するため、第1図に示すよううなフアン1を
モータにより回転させることが広く行なわれてい
る。このフアン1は、金属板をプレスにより打抜
き成型することにより造られており、各翼2,2
は図面表裏方向に捻れて、フアン1が回転した場
合に図面表裏方向に送風できるようになつてい
る。
このような金属板を打抜き成型することにより
得られるフアン1は、中心部にモータの回転軸を
固定するための軸取付部を設けることが必要であ
る。このため、従来は第1図に示すように、フア
ン1の中心部に、星形の透孔3とこの透孔3の周
囲に配置された複数の小円孔4,4とを穿設し、
この透孔3と小円孔4,4とに第2図に示すよう
な回転軸固定用の金属製ボス5を装着していた。
この金属製ボス5は、中心に回転軸挿通用の円孔
6を有し、円板部9の片面に上記透孔3に内嵌す
る凸部7と小円孔4,4に内嵌するピン8,8と
を形成したもので、この凸部7を透孔3に、ピン
8,8を小円孔4,4にそれぞれ内嵌した状態で
ピン8,8の端部をリベツト状にかしめてフアン
1の中心部に固定する。
得られるフアン1は、中心部にモータの回転軸を
固定するための軸取付部を設けることが必要であ
る。このため、従来は第1図に示すように、フア
ン1の中心部に、星形の透孔3とこの透孔3の周
囲に配置された複数の小円孔4,4とを穿設し、
この透孔3と小円孔4,4とに第2図に示すよう
な回転軸固定用の金属製ボス5を装着していた。
この金属製ボス5は、中心に回転軸挿通用の円孔
6を有し、円板部9の片面に上記透孔3に内嵌す
る凸部7と小円孔4,4に内嵌するピン8,8と
を形成したもので、この凸部7を透孔3に、ピン
8,8を小円孔4,4にそれぞれ内嵌した状態で
ピン8,8の端部をリベツト状にかしめてフアン
1の中心部に固定する。
ところが、このようにしてフアンの軸取付部を
構成する場合、フアン1の中心部に形状の複雑な
透孔3を穿設し、しかもこの透孔3にがたつきな
く内嵌できる凸部7を金属製ボス5に形成しなけ
ればならず、フアン1を打抜くためのプレス型が
複雑となり金属製ボス5の製作も面倒となるた
め、ピン8,8のかしめによる組付け作業が面倒
なことと併せて製作費が嵩んでしまう。
構成する場合、フアン1の中心部に形状の複雑な
透孔3を穿設し、しかもこの透孔3にがたつきな
く内嵌できる凸部7を金属製ボス5に形成しなけ
ればならず、フアン1を打抜くためのプレス型が
複雑となり金属製ボス5の製作も面倒となるた
め、ピン8,8のかしめによる組付け作業が面倒
なことと併せて製作費が嵩んでしまう。
(本考案の目的)
本考案は上述のような不都合を解消し、構成部
品の製作および組立て作業が容易なフアンの軸取
付部を提供することを目的としている。
品の製作および組立て作業が容易なフアンの軸取
付部を提供することを目的としている。
(本考案の構成)
本考案のフアンの軸取付部は、金属板製のフア
ンの中心部に円孔を穿設するとともに、この円孔
の近傍に複数の小孔を配設し、このフアン中心部
と同様の円孔および小孔を形成した取付板の上記
円孔と小孔とに、中心にモータの回転軸挿通用の
円管部を有する平板部の片面に上記小孔と同配列
で端部に弾性的に径が縮まる茸状の係止部を有す
る柱状の鉤片を設けるとともに上記円管部の係止
部側端部を茸状の鉤部とした合成樹脂製のボス主
部の上記鉤片と円管部端の鉤部とを嵌合させ、こ
のボス主部の平板部と取付板との間でフアンの中
心部を挟持するように構成している。
ンの中心部に円孔を穿設するとともに、この円孔
の近傍に複数の小孔を配設し、このフアン中心部
と同様の円孔および小孔を形成した取付板の上記
円孔と小孔とに、中心にモータの回転軸挿通用の
円管部を有する平板部の片面に上記小孔と同配列
で端部に弾性的に径が縮まる茸状の係止部を有す
る柱状の鉤片を設けるとともに上記円管部の係止
部側端部を茸状の鉤部とした合成樹脂製のボス主
部の上記鉤片と円管部端の鉤部とを嵌合させ、こ
のボス主部の平板部と取付板との間でフアンの中
心部を挟持するように構成している。
(本考案の実施例)
次に、図示の実施例を説明しつつ本考案を更に
詳しく説明する。
詳しく説明する。
第3図は本考案により軸取付部が装着されるフ
アンの中心部を示している。フアン1の中央の平
坦部1aには円孔10が穿設されており、この円
孔10の周囲部分に複数(図示の例では4個)の
小孔11が上記円孔10を中心とする同一円周上
に等間隔で穿設されている。
アンの中心部を示している。フアン1の中央の平
坦部1aには円孔10が穿設されており、この円
孔10の周囲部分に複数(図示の例では4個)の
小孔11が上記円孔10を中心とする同一円周上
に等間隔で穿設されている。
次に、第4〜5図はモータの回転軸を挿通する
ために上記フアン1の中央の平坦部1aにこの平
坦部1aを挟むようにして装着されるボス主部1
2と取付板13とを示しており、第6図は両部材
12,13をフアン1の中央部に装着した状態を
示している。第4図および第6図に示したボス主
部12は、全体を合成樹脂により一体に形成され
ており、円形の平板部14の中心を貫通して上記
回転軸をがたつきなく挿入できる円管部15を設
けている。この円管部15の一端部には複数の切
割り16,16を形成して外径が弾性的に縮まる
ようにするとともに、この端部外周面に端面に向
けて次第に径が小さくなる傾斜部17を形成し、
この円管部15の一端部を茸状に形成している。
また、このような円管部15の周囲部分には、同
様に端部を茸状に形成し、複数の切割り18,1
8により弾性的に径が縮まるようにした中空円柱
状の鉤片19,19をフアンの平坦部1aに穿設
した小孔11と同数だけ同配列で立設している。
また、上述のようなボス主部とともにフアン1の
平坦部1aを挟む合成樹脂製の取付板13は、第
5図および第6図に示すように、中心部に形成し
た円孔20の周囲部分に複数の小孔21,21
を、フアン中央の平坦部1aの小孔11と同数だ
け同配列で形成している。
ために上記フアン1の中央の平坦部1aにこの平
坦部1aを挟むようにして装着されるボス主部1
2と取付板13とを示しており、第6図は両部材
12,13をフアン1の中央部に装着した状態を
示している。第4図および第6図に示したボス主
部12は、全体を合成樹脂により一体に形成され
ており、円形の平板部14の中心を貫通して上記
回転軸をがたつきなく挿入できる円管部15を設
けている。この円管部15の一端部には複数の切
割り16,16を形成して外径が弾性的に縮まる
ようにするとともに、この端部外周面に端面に向
けて次第に径が小さくなる傾斜部17を形成し、
この円管部15の一端部を茸状に形成している。
また、このような円管部15の周囲部分には、同
様に端部を茸状に形成し、複数の切割り18,1
8により弾性的に径が縮まるようにした中空円柱
状の鉤片19,19をフアンの平坦部1aに穿設
した小孔11と同数だけ同配列で立設している。
また、上述のようなボス主部とともにフアン1の
平坦部1aを挟む合成樹脂製の取付板13は、第
5図および第6図に示すように、中心部に形成し
た円孔20の周囲部分に複数の小孔21,21
を、フアン中央の平坦部1aの小孔11と同数だ
け同配列で形成している。
以上のように構成されるボス主部12と取付板
13とをフアン中央の平坦部1aに装着し、フア
ン1の中央に軸取付部を設ける手段は次の通りで
ある。
13とをフアン中央の平坦部1aに装着し、フア
ン1の中央に軸取付部を設ける手段は次の通りで
ある。
まず、ボス主部12の中央の円管部15を、傾
斜部17を設けた側からフアン中央の平坦部1a
の中心に穿設した円孔10に挿通すると同時に、
この円管部15の周囲部分に設けた複数の鉤片1
9,19を円孔10の周囲部分に穿設した小孔1
1,11に挿通し、円管部15および鉤片19,
19の茸状の端部を、平坦部1aの反対側に突出
させる。次いで取付板13の中心の円孔20を上
記ボス主部12の円管部15の端部に、小孔2
1,21を各鉤片19,19の端部にそれぞれ対
向させ、ボス主部12の平板部14と取付板13
とを互いに近付く方向に押圧する。円管部15と
鉤片19,19との端部はその最大径がそれぞれ
円孔20と小孔21,21との内径よりも少し大
きく形成されているが、端部外周面が先細となる
ように傾斜しており、しかも切割り16,18に
より弾性的に縮径自在であるため、上記円管部1
5と鉤片19,19との最大径部は弾性的に径を
縮めながら各孔20,21を通過し、通過後は、
第6図に示すように各孔20,21の開口縁部と
係合してボス主部12と取付板13とが分離しな
いようにする。この状態でフアン1の中央の平坦
部1aはボス主部12と取付板13との間で挟持
された状態となり、しかもボス主部12に対して
フアン1が回転することがないため、円管部15
内にモータの回転軸を挿入し、ねじ或はキー等に
より円管部15と回転軸との回り止めをすれば、
モータによりフアン1を回転駆動することができ
る。
斜部17を設けた側からフアン中央の平坦部1a
の中心に穿設した円孔10に挿通すると同時に、
この円管部15の周囲部分に設けた複数の鉤片1
9,19を円孔10の周囲部分に穿設した小孔1
1,11に挿通し、円管部15および鉤片19,
19の茸状の端部を、平坦部1aの反対側に突出
させる。次いで取付板13の中心の円孔20を上
記ボス主部12の円管部15の端部に、小孔2
1,21を各鉤片19,19の端部にそれぞれ対
向させ、ボス主部12の平板部14と取付板13
とを互いに近付く方向に押圧する。円管部15と
鉤片19,19との端部はその最大径がそれぞれ
円孔20と小孔21,21との内径よりも少し大
きく形成されているが、端部外周面が先細となる
ように傾斜しており、しかも切割り16,18に
より弾性的に縮径自在であるため、上記円管部1
5と鉤片19,19との最大径部は弾性的に径を
縮めながら各孔20,21を通過し、通過後は、
第6図に示すように各孔20,21の開口縁部と
係合してボス主部12と取付板13とが分離しな
いようにする。この状態でフアン1の中央の平坦
部1aはボス主部12と取付板13との間で挟持
された状態となり、しかもボス主部12に対して
フアン1が回転することがないため、円管部15
内にモータの回転軸を挿入し、ねじ或はキー等に
より円管部15と回転軸との回り止めをすれば、
モータによりフアン1を回転駆動することができ
る。
(本考案の効果)
本考案のフアンの軸取付部は以上に述べた通り
構成され組立てられるので、金属製フアンの中央
部に軸取付部を安価かつ容易に組付けることがで
きる。
構成され組立てられるので、金属製フアンの中央
部に軸取付部を安価かつ容易に組付けることがで
きる。
第1図は従来の軸取付部を装着するフアンの正
面図、第2図はこのフアンの中央に装着する金属
製ボスの斜視図、第3〜6図は本考案の実施例を
示しており、第3図はフアン中央部の正面図、第
4図はボス主部の正面図、第5図は取付板の正面
図、第6図は軸取付部を組立てた状態の断面図で
ある。 1:フアン、1a:平坦部、2:翼、3:透
孔、4:小円孔、5:金属製ボス、6:円孔、
7:凸部、8:ピン、9:円板部、10:円孔、
11:小孔、12:ボス主部、13:取付板、1
4:平板部、15:円管部、16:切割り、1
7:傾斜部、18:切割り、19:鉤片、20:
円孔、21:小孔。
面図、第2図はこのフアンの中央に装着する金属
製ボスの斜視図、第3〜6図は本考案の実施例を
示しており、第3図はフアン中央部の正面図、第
4図はボス主部の正面図、第5図は取付板の正面
図、第6図は軸取付部を組立てた状態の断面図で
ある。 1:フアン、1a:平坦部、2:翼、3:透
孔、4:小円孔、5:金属製ボス、6:円孔、
7:凸部、8:ピン、9:円板部、10:円孔、
11:小孔、12:ボス主部、13:取付板、1
4:平板部、15:円管部、16:切割り、1
7:傾斜部、18:切割り、19:鉤片、20:
円孔、21:小孔。
Claims (1)
- 金属板製のフアンの中心の平坦部の中央に円孔
とこの円孔の周囲に位置する複数の小孔とを穿設
し、一端を茸状の鉤部とした円管部を中心に設け
た平板部の片面に上記平坦部の小孔と同数だけ同
配列で茸状の鉤片を植立したボス主部の、円管部
と鉤片とを上記平坦部の円孔と小孔とに挿通し、
ボス主部の平板部に対してフアンの平坦部の反対
側に突出した円管部と鉤片とを、平坦部と同様の
円孔と小孔とを有する取付板の円孔と小孔とに圧
入し、各孔の開口縁と茸状の鉤部および鉤片とを
係合させて、フアン中央の平坦部をボス主部の平
板部と取付板とで挟持して成るフアンの軸取付
部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6074883U JPS59165995U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | フアンの軸取付部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6074883U JPS59165995U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | フアンの軸取付部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59165995U JPS59165995U (ja) | 1984-11-07 |
JPS6321760Y2 true JPS6321760Y2 (ja) | 1988-06-15 |
Family
ID=30190980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6074883U Granted JPS59165995U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | フアンの軸取付部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59165995U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002039096A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-06 | Minebea Co Ltd | 送風機 |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP6074883U patent/JPS59165995U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59165995U (ja) | 1984-11-07 |
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