JP3000468U - 多翼形シロッコフアン - Google Patents

多翼形シロッコフアン

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JP3000468U
JP3000468U JP1994000217U JP21794U JP3000468U JP 3000468 U JP3000468 U JP 3000468U JP 1994000217 U JP1994000217 U JP 1994000217U JP 21794 U JP21794 U JP 21794U JP 3000468 U JP3000468 U JP 3000468U
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blade
center
fan
sirocco
convex portion
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JP1994000217U
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English (en)
Inventor
米澤孝治
Original Assignee
木村工機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案はシロッコフアン組み立て時におい
てセンターブレードをフアンセンター位置に何らの計測
器材を要することもなく確実容易に取り付け行わしめん
とすることをその主な目的としている。 【構成】 センターブレード1の外周部に多数枚の翼板
2,2,2を一定間隔毎に配設してなる多翼形シロッコ
フアンにおいて、上記翼板2の外側中心箇所に凸部aを
突出設けセンタープレード1取付け時に上記凸部aを当
たりとしてフアンーのセンターに確実容易に該センター
プレード1を取付けするように構成せしめたことを特徴
とする多翼形シロッコフアン。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はシロッコフアン組み立て時においてセンタープレードをフアン中心 位置に何らの計測器材を要することもなく容易且つ確実に取り付け行わしめんと する多翼形シロッコフアンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のシロッコフアンはセンタープレードの円周に多数の翼板を一定間隔毎に 取付け形成されているがその殆んどは該センタープレードの外周に孔設してなる 切込孔に夫々の翼板を嵌挿し、しかる後に該翼板と切込孔の接合部分をかしめる か或いは溶接する等してその固定が行われていたのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに上記による手段はセンタープレードと翼板の取り付け作業中において 各翼板の挿通位置がズレる等して該センタープレードを翼板の中心位置に確実に 取付け固定行わしめることが非常に困難であり、これがために種々の測定具を使 用して予め中心位置を設定する煩雑な手数を要し、且つまた取付け部分がかしめ 、溶着にて意匠上に醜く回転時における騒振音の発生原因とも謂われていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案はかかる欠点を極めて簡単な構成によって根本的に是正しようとする ものであって、従来最も困難となされていたフアン組み立て時における芯出し設 定等の雑多な作業を全く必要とすることなくフアン全体を簡単容易に組み立てす ると共に上記の如く回転時に発生する騒振音も抑制出来得る静粛な多翼形シロッ コフアンを提供しようとするをこの考案の主な目的としているものであって、図 面に示す如く外周部に多数枚の翼板2,2,2を一定間隔毎に配設してなる多翼 形シロッコフアンにおいて、上記翼板2の上部中心位置に凸部aを凸出設け、該 凸部aをセンタープレード1の当たり箇所として該センタープレード1周部の翼 板支承孔4に挿通し配設せしめたことを特徴としている。
【0005】 更にこの考案の多翼形シロッコフアンは上記センタープレード1を一枚板にて 形成せしめた点も併せてその特徴とするものである。
【0006】
【作用】
以下、その作用即ち組み立て工程を説明すると、先ず両側サイドフレーム3、 3の切込条b,b,bの夫々に翼板2の両端部c,c,cを嵌装し架支すると同 時に上記両側サイドフレーム3,3中間に支承せるセンタープレード1の外周部 に開孔してなる多数の翼板支承孔4、4,4に翼板2、2,2を挿入行わしめる ことによって上記翼板支承孔4、4,4の孔周縁が翼板2,2,2に突設せる凸 部aと接当し、これが自動的にプレード支承時における当たり、即ちセンター位 置を設定し上記センタープレード1を何らの計測器具を用いることなくフアンの センター箇所に確実容易に取付け行わしめることが出来得るのである。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面について説明すると、1は所定の径寸を有した センタープレードにて周部に多数の翼板支承孔4、4,4が開孔されており該両 側に一定間隔を隔ててサイドフレーム3、3が支承されている。 2は風流方向に湾曲形成してなる羽根板にて該中心センター位置の外側片縁に 凸部aが突出設けられている。 またサイドフレーム3、3にも上記、翼板支承用としての切込条b,b,bが 多数条開溝されており翼板2を一定間隔毎に装架行わしめる。
【0008】 なお上記センタープレード1は一枚板にて形成されているものであってその芯 部には回転軸の取付ボス5がビス止め等にて一体的に取付けられている。
【0009】
【考案の効果】
上記の如く、この考案は翼板2の中心センターに凸部aを形成設けてあるから 、該凸部aがセンタープレード1支承時における当たりとなり以て該センタープ レード1を翼板2のセンターに自動的に確実容易に取付け行わしめることが出来 得るのである。 従って従来の如くセンタープレード1を何らの芯出し作業、計測器具をも要す ることなくフアンのセンターに設定出来得るのである。 しかも各翼板2に付設せる凸部aによりセンタープレード1が位置固定が行わ れているがためにかしめ、溶接等の諸作業をも省略することが出来得、作業能率 を大巾にアップ化は勿論のこと、フアン全体としての意匠感を低下する等の憂い もなく特に回転時に発生する騒振音も同時に解決出来得る等の益大な効果を併せ 有するものである。
【0010】 更に請求項2記載の如くセンタープレード1を一枚板にて形成したことによっ て従来の数枚の板体にて構成されているプレードに比してビス等の締着部材も少 なく済みフアン全体も非常に軽量にて回転作用がスムースに行われる等の効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案に係る多翼形シロッコフアンの一部
破栽正面図、
【図2】 同上、側面図、
【図3】 同上、要部部分拡大面図である。
【符号の説明】
1 センタープレード 2 翼板 a 凸部 3 サイドフレーム 4 翼板支承孔 5 回転軸取付けボス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部に多数枚の翼板2,2,2を一定
    間隔毎に配設してなる多翼形シロッコフアンにおいて、
    上記翼板2の上部中心位置に凸部aを凸出設け、該凸部
    aをセンタープレード1の当たりとして該センタープレ
    ード1周部の翼板支承孔4に挿通し配設せしめたことを
    特徴とする多翼形シロッコフアン。
  2. 【請求項2】 請求項1項記載の多翼形シロッコフアン
    において、上記センタープレード1を一枚板にて形成せ
    しめたことを特徴とする多翼形シロッコフアン。
JP1994000217U 1994-01-27 1994-01-27 多翼形シロッコフアン Expired - Lifetime JP3000468U (ja)

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