JPH0120592Y2 - - Google Patents

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JPH0120592Y2
JPH0120592Y2 JP1985004952U JP495285U JPH0120592Y2 JP H0120592 Y2 JPH0120592 Y2 JP H0120592Y2 JP 1985004952 U JP1985004952 U JP 1985004952U JP 495285 U JP495285 U JP 495285U JP H0120592 Y2 JPH0120592 Y2 JP H0120592Y2
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fan
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は空気調和機に関するものであつて、
特に窓部に装着して使用するのに好適な空気調和
機に係る。
(従来の技術) 上記のように窓部に装着して使用する空気調和
機の従来例としては、例えば実開昭59−141113号
公報に記載された装置を挙げることができる。こ
の空気調和機は、第3図に示すように、ケーシン
グ51内に収納された蒸発器52と凝縮器53と
の間に仕切板54を設け、この仕切板54に取付
板55でもつて両軸のフアンモータ56を取着し
てある。そして上記フアンモータ56の一方の軸
にはシロツコ形フアン57が、また他方の軸には
プロペラ形フアン58がそれぞれ装着されてい
る。また上記ケーシング51の内壁の、上記プロ
ペラ形フアン58の周囲には、フアンガイド59
が取着されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記のような空気調和機においては、
プロペラ形フアン58とフアンガイド59との相
対位置を正確に定める必要がある。それは両者の
相対位置が適切でない場合には、風量低下による
性能の低下、騒音の発生等の不具合を生ずるため
である。
しかしながら上記した従来の空気調和機におい
ては、フアン58の位置は仕切板54の位置及び
取付板55等のモータ56を固定する取付部材の
寸法によつて定められ、一方フアンガイド59の
位置はこれとは無関係に定められるものであるか
ら、フアン58とフアンガイド59との相対位置
を正しく設定しようとすれば、仕切板54の設置
位置、取付板55等の各取付部材の寸法及びフア
ンガイド59の設置位置をそれぞれ正確に設定す
る必要がある。このように従来の空気調和機にお
いては、複数の部材の設定位置や寸法を正確に定
めなければならないので、上記したフアン58と
フアンガイド59との相対位置を正確に設定する
のにきわめて多くの手数と費用とを要している。
またフアンモータ56を支持するのに、該モータ
56を仕切板54と取付板55との間に挟持する
ような構造を採用しているため、両板54,55
にそれぞれ軸受部を設ける必要がある等、モータ
支持構造が複雑となものとなつている。
この考案は上記した従来の欠点を解決するため
になされたものであつて、その目的は、フアンと
フアンガイドの相対位置を正確に定めることがで
きるため、風量低下、騒音発生等の不具合が生じ
るのを防止し得ると共に、その構成の簡素な空気
調和機を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案の空気調和機においては、第1
図に示すようにケーシング1内に設けた仕切板4
に取付部材5を装着し、この取付部材5にフアン
モータ14とフアンガイド20とを装着する。こ
の取付部材5は、上記仕切板4と略平行に延びる
プレート状の部材本体6を折曲成形することによ
つて形成したものであつて、該部材本体6の略中
央部には透孔11を形成すると共に、該透孔11
の周囲にモータ取付部12を形成し、上記透孔1
1の上下の位置に概略U字状の切込みを設けると
共にこの切込み部を曲げ起こして取付脚部7,7
となし、上記部材本体6のさらに上下部を上記取
付脚部7,7とは逆方向に折り曲げてガイド支持
部8,8となすと共に、各ガイド支持部8,8に
はそれぞれ透孔23,24を形成し、上記取付脚
部7,7を上記仕切板4に取付ける一方、上記ガ
イド支持部8,8にはフアンガイド20を装着し
てある。
(作用) 上記のように取付部材5のモータ取付部12に
モータ14を取着し、またガイド支持部8にフア
ンガイド20を装着する訳であるが、上記モータ
取付部12とガイド支持部8とは共に同一部材5
に一体的に形成されたものであるため、両者間の
相対位置は正確に設定さた状態となつている。し
たがつてモータ14とフアンガイド20との相対
位置、つまりモータ14に取着されたプロペラ形
フアン19とフアンガイド20との相対位置も正
確に設定されることになる。また従来のように仕
切板4と他の部材との間にモータ14を挟持する
ような構造ではなく、取付部材5に直接的にモー
タ14を装着する構造であるため、その構成は簡
素なものになる。しかも取付部材5が一体構成で
あることと、取付脚部7,7用の切込み部とガイ
ド支持部8,8の透孔23,24とを設けてあ
り、ケーシング内の空気がこれら透孔部分を通過
し得ることから、空気の流通抵抗を減少させなが
らもその構成は簡素となり、その重量も軽減し得
る。
(実施例) 次ぎにこの考案の空気調和機の具体的な実施例
について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図において、1はケーシングであつて、こ
のケーシング1内の一端側には蒸発器2が、その
他端側には凝縮器3がそれぞれ配置されている。
また上記ケーシング1内には上下方向に延びる仕
切板4が設けられ、上記蒸発器2と凝縮器3が区
画されている。そして上記仕切板4に取付部材5
が装着されているが、この取付板5は、第2図に
示すように、シートを折曲成形することによつて
形成されたものであつて、上記仕切板4と略平行
に上下に延びる略矩形の部材本体6と、この本体
6の上下部に概略U字状の切込みを設けると共
に、この部分7aを曲げ起こすことによつて形成
された上下一対の取付脚部7,7と、上記本体6
の上下両端部を折曲することによつて形成さた上
下一対のガイド支持部8,8とを有している。上
記各取付脚部7,7は、本体6から略直角に仕切
板4の方向へと延びると共に、仕切板4へ取着さ
れる部分であつて、その各先端部はさらに上下方
向にそれぞれ折返され、この部分が仕切板4に対
する固定部9,9となされている。上記部材本体
6の略中央部には、概略円形の透孔11が穿設さ
れており、この透孔11の周囲にモータ取付部1
2が形成されている。また上記ガイド支持部8,
8は、上記取付脚部7,7とは逆に、仕切板4と
は逆方向に延びる部分であつて、その各先端部は
それぞれ上下に折返され、この部分がガイド装着
部13,13となされている。なお上記の下側の
ガイド支持部8の中途部には、起立片10が形成
されているが、この起立片10は後記するように
ケーシング1に固定される部分である。また上記
ガイド支持部8,8には、比較的大きな寸法の透
孔23,24がそれぞれ形成されているが、この
透孔23,24の機能については後述する。
そして第1図のように、上記取付部材5の本体
6に設けたモータ取付部12に両軸のフアンモー
タ14が装着されているが、この場合、モータ1
4はその本体周側部に径方向外方に延びるフラン
ジ15を有し、このフランジ15が上記取付部1
2に固着されている。上記モータ14の一方の軸
16は仕切板4を貫通して蒸発器2側へと延び、
その先端部にシロツコ形フアン17が取着されて
おり、また他方の軸18の先端部にはプロペラ形
フアン19が取着されている。また上記ガイド支
持部8,8先端のガイド装着部13,13には、
フアンガイド20が装着されている。なお上記下
側のガイド支持部8に設けた起立片10は、ケー
シング1の内部に設けた起立片21に、ビス22
によつて固定されている。また上記ケーシング1
の側面には、上記仕切板4よりも凝縮器3寄りの
位置に空気吸い込み用のグリル25が形成されて
いる。
上記した空気調和機においては、フアンモータ
14の取着されるモータ取付部12と、フアンガ
イド20の取着されるガイド装着部13,13と
が共に、取付部材5に一体的に形成されているの
で、両者間の相対位置は正確に設定された状態と
なつている。そしてモータ14に対するプロペラ
形フアン19の設定位置も所定の位置に定まつて
おり、またフアンガイド20はガイド装着部1
3,13に直接的に装着されることから、プロペ
ラ形フアン19とフアンガイド20との相対位置
を正確に設定することが可能となる。したがつて
従来のように、両者の相対位置決め誤差に起因す
る風量低下による性能の低下や騒音の発生等の不
具合は生じない。また上記取付部材5に対して直
接的にフアンモータ14を取着する構造であるた
め、従来の仕切板と他の部材との間にモータ14
を挟持するような構造の場合に比較して、軸受部
を設ける必要がない等、その構成を簡素化するこ
とができる。
また上記空気調和機においては、吸い込みグリ
ル25からケーシング1内へと吸い込まれた空気
は、プロベラ形フアン19によつて、凝縮器3内
を通過して大気へと放出される訳であるが、この
とき上記取付部材5には、取付脚部7,7を形成
した部分7a,7aに透孔が設けられ、またガイ
ド支持部8,8にも透孔23,24が形成されて
いるので、上記ケーシング1内の空気は、第1図
に矢線で示すように、これら透孔部分7a,7
a,23,24を通過することになる。そのため
ケーシング1内における空気の流通抵抗が減少
し、この点においてもプロペラ形フアン19の風
量の低下を防止し得る。また上記のような透孔部
分7a,7a,23,24を有する結果、取付部
材5の全体的な重量を軽減することが可能とな
る。
さらに上記のように取付部材5の下側ガイド支
持部8に起立片10を設け、この起立片10をケ
ーシング1に固定するようにした場合には、取付
部材5は仕切板4の他、この部分でも支持される
ことになるため、取付部材5をより一層確実に支
持することが可能となる。
(考案の効果) この考案の空気調和機においては、上記のよう
にフアンモータの取着されるモータ取付部と、フ
アンガイドの取着されるフアンガイド支持部とが
共に、取付部材に一体的に形成されているので、
フアンとフアンガイドとの相対位置を正確に設定
することが可能となり、このため上記両部材の位
置決め誤差に起因する風量低下、騒音の発生等を
防止することが可能となる。また取付部材に対し
て直接的にフアンモータを取着する構造であるた
めに、その構成は簡素なものとなる。さらに上記
のように取付部材が一体的に構成されていること
と、取付脚部用の切込み部とガイド支持部の透孔
とを設けてあり、ケーシング内の空気がこの部分
を自由に通過し得ることとから、その構成が簡素
でありながら、空気の流通抵抗を減少させること
ができ、またその全体重量を軽減することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の空気調和機の一実施例を示
す縦断面図、第2図は上記における取付部材を示
す一部切欠斜視図、第3図は従来例の説明図であ
る。 1……ケーシング、4……仕切板、5……取付
部材、6……部材本体、7……取付脚部、8……
ガイド支持部、11……透孔、12……モータ取
付部、14……フアンモータ、20……フアンガ
イド、23,24……透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング1内に設けた仕切板4に取付部材5
    を装着し、この取付部材5にフアンモータ14と
    フアンガイド20とを装着して成る空気調和機で
    あつて、上記取付部材5は、上記仕切板4と略平
    行に延びるプレート状の部材本体6を折曲成形す
    ることによつて形成したものであつて、該部材本
    体6の略中央部には透孔11を形成すると共に、
    該透孔11の周囲にモータ取付部12を形成し、
    上記透孔11の上下の位置に概略U字状の切込み
    を設けると共にこの切込み部を曲げ起こして取付
    脚部7,7となし、上記部材本体6のさらに上下
    部を上記取付脚部7,7とは逆方向に折り曲げて
    ガイド支持部8,8となすと共に、各ガイド支持
    部8,8にはそれぞれ透孔23,24を形成し、
    上記取付脚部7,7を上記仕切板4に取付ける一
    方、上記ガイド支持部8,8にはフアンガイド2
    0を装着したことを特徴とする空気調和機。
JP1985004952U 1985-01-18 1985-01-18 Expired JPH0120592Y2 (ja)

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JP1985004952U JPH0120592Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

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JP1985004952U JPH0120592Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

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JPS61123333U JPS61123333U (ja) 1986-08-04
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JP2008014607A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機室内機

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