JPS63129230A - 羽根ガ−ド取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は分離形空気調和機における室外機の羽根ガード
取付装置に関するものである。

従来の技術 従来、この種室外機の羽根ガードは第６図に示すように
、・室外機の前面板１に対して羽根（図示せず）の外径
より大で円形状に当たる位置に真円状の穴２を設け、こ
の穴２には内側に向っそ立上げたバーリング３を設けて
いる。前記穴２に対してガード骨子４に固着した骨子部
６の外端部にＬ　′形状になった固定部６が設けられ、
この固定部６がほぼ９０°角に曲げられて穴２に挿入さ
れる。

そして多数の前記ガード骨子４と骨子部６とを固着した
羽根ガ、−ドアを前面板１に固定すべく固定部６を点線
で示す上方向または下方°向に治具などを使って折り曲
げ固定し、羽根ガード７を取り付けるものであった。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、複数本からなる骨子部６の
固定部６を室外機の内側より折曲げて固定する取付けと
なるから、作業工数が多く、しかも時間がかかるととも
に、羽根交換などのメンテナンス時には、固定部６を元
の直線に戻すのが困難であるために、前面板全体を取外
す必要が生じるといった問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、羽根ガー
ドの取付けを容易にするとともに、メンテナンスのとき
などは容易に羽根ガードのみを取外せるようにすること
を目的上する。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、前面板側に設け
た円形状の吹出口と、この吹出口の周囲にガード骨子と
固定した羽根ガードの骨子部が挿入される少なくとも１
個の丸穴と、他の骨子部の外端部が挿入される位置には
複数の長穴とを備え、前記長穴に対応する骨子部の外端
部には前記長穴へ挿入するに足る寸法に形成した第１折
曲部と、この第１折曲部よりさらに前記長穴の長手方向
に回転することにより前記前面板と係合するように形成
した第２折曲部と、前記長穴以外の１個の丸穴に挿入す
る外端部にＬ曲折曲部を備えたものである。

作　　用 この構成によう、羽根ガードを取付けるときは、各々の
長穴に対して骨子部の外端部を挿入し、一方向に回転さ
せながら長穴と第２折曲部とを嵌合させるとともに、１
個の丸穴に対してはＬ曲折曲部を挿入する。このＬ曲折
曲部により羽根ガードの逆回転を防止し、羽根ガードの
外れを防ぐものである。

実施例 以下本発明による一実施例を第１図〜第６図にもとづき
説明する。第４図において、室外機１１の前面板１２に
は室外用送風機の羽根（図示せず）の外径より少し大き
く取付けられた羽根ガード１３を設けている。この羽根
ガード１３は外方に向って放射状に伸びた複数本の骨子
部１４と、この骨子部１４の線上において溶接などで固
着し、輪状に形成されたガード骨子１６とよりなる。こ
れを第１図において説明すると、前面板１２には吹出口
１ｅが円形状に開口され、また、前記吹出口１６の外側
の周囲には、１個の丸穴１７と、吹出口１６の円形に沿
って設けられた長穴１８が骨子部１４に対応して複数個
設けられている。第２図において前記骨子部１４の外端
部１９には前記長穴１８に向って挿入するに足る高さＡ
を有して折曲げられた第１折曲部２ｏと、さらに第１折
曲部より横方向に向かって前記長穴１８の長手方向に回
転することにより前記前面板１２に設けたバーリング２
１の端部と係合するように形成した第２折曲部２２を設
けている。すなわち前記長穴１８は前記外端部１９の幅
Ｂよりわずかに大きく設けている。

また下方に設けた１個の丸穴１７（Ｃ挿入される骨子部
１４＆の外端部は第６図に示すように単にＬ形をしたＬ
形押曲部２３を設けている。

また・、多数の輪状になったガード骨子１６の最外周に
位置するガード骨子１５ａは前記長穴１８を隠蔽する位
置になるようにして、少なくとも正面から見たときは意
匠効果を下げないようにしている。

上記構成において、前面板１２の吹出口１６の周囲に複
数個設けた長穴１８と丸穴１７に対して羽根ガード１３
を取付けるが、このとき骨子部１４は長穴１８の右側に
寄せた位置であシ、丸穴１７に対応する骨子部１４ａの
外端部は点Ｈの位置である。そして外端部１９を長穴１
８に挿入すると、骨子部１４ａは丸穴１７と合致しない
から反るように形成され、この状態よシ反時計方向に羽
根ガード１３全体を回転させる。この回転によりバーリ
ング２１の端部と、第２折曲部２２とが係合し合って保
持され、同時に骨子部１４ａのＬ形押曲部２３が点Ｈよ
シ右方向にずれて丸穴１７に嵌め込まれるのである。

次に、仮にメンテナンスなどにょ多羽根ガード１３のみ
取外したいときは、最初に丸穴１７に嵌め込まれている
骨子部１４ａを持上げて丸穴１７よｆｉＬ形折曲折曲部
２３ずしておき、時計方向に回わすと多数の長穴１８よ
シ幅Ｂがのぞくことになり、手前に引き出せるから羽根
ガード１３のみ取外せることになり、羽根、モーターな
どのメンテナンスが行なえることとなる。

また第１図に示す輪状のガード骨子１６の最外周に位置
するガード骨子１６ａ（点線）は、多数の長穴１８を隠
蔽する位置にあるので意匠効果を損なうことがないので
ある。

発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明は、前面板
に設けた吹出口の周囲に多数の長穴と１個の丸穴を設け
、前記長穴に挿入する骨子部には第１折曲部と第２折曲
部とを設けた外端部を形成し、１個の丸穴に挿入する骨
子部にはＬ曲折曲部を設けて羽根ガードを取付けるよう
にしたから、羽根ガードの取付けがワンタッチ方式で行
なえ、従来のように骨子部を工具で折曲げるのに比べて
工数が大幅に削減される。また、羽根ガードの取外しも
、いたって容易に行えるという効果を有するものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による羽根ガード取付装置の
正面図、第２図は同羽根ガード取付装置の要部断面図、
第３図は同羽根ガード取付装置要部縦断面図、第４図は
同羽根ガード取付装置の外観図、第５図は同り曲折曲部
を丸穴部に係合した状態を示す縦断面図、第６図は従来
の羽根ガード取付部の縦断面図である。 １２・・・・・・前面板、１３・・・・・・羽根ガード
、１４゜１４ａ・・・・・・骨子部、１５，１５ａ・・
・・・・ガード骨子、１６・・・・・・吹出口、１７・
・・・・・丸穴、１８・・・・・・長穴、１９・・・・
・・外端部、２０・・・・・・第１折曲部、２２・・・
・・・第２折曲部、２３・・・・・・Ｌ曲折曲部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前面板側に設けた円形状の吹出口と、この吹出口を覆う
   放射状の骨子部と円形のガード骨子を有した羽根ガード
   と、前記吹出口の周囲で前記骨子部の外端部に対応する
   位置に設けられた少なくとも１個の丸穴と、他の骨子部
   の外端部に対応する位置に設けられた多数の長穴とを備
   え、前記長穴に対応する骨子部の外端部には前記長穴へ
   挿入するに足る寸法に形成した第１折曲部と、この第１
   折曲部よりさらに前記長穴の長手方向に回転することに
   より前記前面板に係合するように形成した第２折曲部と
   、前記１個の丸穴に挿入する外端部にＬ形折曲部を設け
   てなる羽根ガード取付装置。