JPS626317Y2 - - Google Patents

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JPS626317Y2
JPS626317Y2 JP1374081U JP1374081U JPS626317Y2 JP S626317 Y2 JPS626317 Y2 JP S626317Y2 JP 1374081 U JP1374081 U JP 1374081U JP 1374081 U JP1374081 U JP 1374081U JP S626317 Y2 JPS626317 Y2 JP S626317Y2
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JP
Japan
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blade
impeller
height
mounting
hole
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JP1374081U
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JPS57127895U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業状の利用分野〕 本考案は扇風機や送風機に使用される羽根車に
関し、特に鋼板製の羽根車に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、鋼板製の羽根車は第2図に示すように鋼
板製の羽根ボス10の取付鍔11に同じく鋼板製
のブレード2″をパツキン16を介して、リベツ
ト15で結合している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来の構成では、同一のブレード2″で特
性の異なる羽根車を得るには、羽根ボス10に対
して角度の異なる複数の取付鍔を有する羽根ボス
を用意しておき、要求される性能、あるいは、仕
様により任意の羽根ボスを選択して用いるように
なつている。
しかし、これによれば、複数種類の羽根ボスを
常時備えておかなければならないという問題が有
る。
本考案は前記問題に対処してなされたものであ
り、一つの羽根ボスおよび同一のブレードの結合
部に改良を加えることにより、異なる性能の羽根
車を得んとするものである。
〔問題点を解決する手段〕
本考案は前記諸点に対処してなされたものであ
り、鋼板製羽根ボス10の取付鍔11にそれぞれ
3個の押出し突起4を設け、これらの押出し突起
4の中央部にはそれぞれ穴5を設け、一方前記ブ
レード2の根元付近には、前記3個の穴5に一致
する位置関係の3個の穴12を設け、前記穴5に
穴12を合わせるように取付鍔11にブレード2
の根元部を当接すると共に、これら両者の穴5お
よび12を通して結合具15によつてブレード2
を取付鍔11に結合し、かつ前記突起のうち少な
くとも1つの突起高さを残余の突起高さと異なる
ように構成したものである。
〔作 用〕
前記3個の突起のうち、外方の突起高さを変え
れば第8図のように羽根の法線が変化し、また、
内方の突起高さをかえれば第4図のように羽根の
ひねり高さが変わり、いずれも送風性能に変化を
与えるように作用する。
〔実施例〕
以下、図面に従い、本考案の一実施例構成につ
いて説明する。1は羽根車、2はこの羽根車1の
ブレード、3はブレード2と羽根ボス10との結
合部、4および4′は結合部3において羽根ボス
10の取付鍔11に設けた突出部、5は突出部4
の中央部に設けた穴、10は羽根車1の羽根ボ
ス、11は羽根ボス10の外周に複数設けられた
前記ブレードの取付け鍔、12は取付け鍔11の
突出部4に設けられ、かつ、前記ブレード2の穴
5に対応する位置に設けた穴、15は前記穴5お
よび穴12を貫通しブレード2を羽根ボス10に
結合する結合具であるリベツト、20〜26は前
記突出部4を形成するためのプレス金型で、20
は雄型、21は雌型20にその突出寸法を自在と
して固定することが出来るようにしたポンチ、2
5は雄型、26は雄型25に設けた凹部である。
この構成において、第3図にHで示されるよう
にブレードのひねり高さを変えることにより羽根
車の負荷を変え、および第8図にθで示される法
線方向のブレードの取付け角度を変えることによ
り異なる送風特性を得ることができる。
すなわち、第1図のように一つの取付鍔11に
対して、3個の突出部4を第7図に示すプレスに
よつて成形するものである。
そして、それぞれの突出部4の高さにより羽根
車1のブレード2のひねり高さを変えることが出
来る。
すなわち、第7図に示すように、雄型20のポ
ンチ21の突出寸法を変えるだけで第6図に示す
ようにブレード2の突出部4の高さh1を、4′で
示すごとくh2の高さに容易に変更できる。従つ
て、回転方向の突出部の高さを変更すれば、第3
図に示すひねり高さHのブレードを容易に第4図
に示すひねり高さH1のブレードとすることがで
きる。第9図はモータトルクカーブと羽根車の負
荷カーブを示す。図中Mはモータトルクカーブ、
L,L′は羽根車負荷カーブを示す。
第3図に示すひねり高さHのブレードの負荷カ
ーブはLで、この場合駆動トルクはτ、回転数は
Nとなるが、これを第4図に示すひねり高さ
H′のブレードとすると、負荷はL′で示されるよ
うに小さくなり、駆動トルクはτ′,N′の低トル
ク、高回転の羽根車をうることができる。
また、第8図に示すように、法線方向の押出し
部の高さを変えれば、図中で示す取付け角度θ
のブレードを、図中で示す取付け角度θ′のブ
レードとすることができる。この場合、羽根車の
前方の風速分布は、第10図にで示す低風速広
域送風特性から、で示すような高風速狭域送風
特性となる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、ブレードの
押出部の高さを変えることにより、羽根ボスに対
するブレードの取付け状態を3次元に簡単に変え
ることができる。従つて異なる送風特性の羽根車
を羽根ボスやブレードを変えることなく容易に提
供することが出来る。
また、ブレードを羽根ボスに突出部を利用して
局部的に強固に接触固定しているのでビレ音も発
生しないという効果を奏するものである。
尚、結合具はリベツトとしたが、螺子、溶接等
によつても同様の効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す羽根車の正面
図、第2図は従来の羽根車の側面図、第3図は本
考案の羽根車の側面図、第4図は第3図の突出部
の高さを変えてブレードのひねり高さを変えた側
面図、第5図は羽根ボスの斜視図、第6図は第1
図の−断面図、第7図は突出部を形成するた
めのプレス金型の断面図、第8図は第1図のO−
−−断面図、第9図はモータトルクカーブ
および羽根車の負荷カーブを示す図、第10図は
風速分布図である。 1……羽根車、2,2′,2″……ブレード、3
……結合具、4,4′,4″……突出部、5,12
……穴、10……羽根ボス、11……取付鍔、1
5……結合部(リベツト)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 放射状複数の取付鍔11を鋼板製羽根ボス10
    の外周に一体に設け、これらの取付鍔11にそれ
    ぞれ鋼板製のブレード2を強固に結合してなる羽
    根車において、 前記取付鍔11にそれぞれ3個の押出し突起4
    を設け、これらの押出し突起4の中央部にはそれ
    ぞれ穴5を設け、一方前記ブレード2の根元付近
    には、前記3個の穴5に一致する位置関係の3個
    の穴12を設け、前記穴5に穴12を合わせるよ
    うに取付鍔11にブレード2の根元部を当接する
    と共に、これら両者の穴5および12を通して結
    合具15によつてブレード2を取付鍔11に結合
    し、かつ前記突起のうち少なくとも1つの突起高
    さを残余の突起高さと異なるように構成したこと
    を特徴とする羽根車。
JP1374081U 1981-02-04 1981-02-04 Expired JPS626317Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1374081U JPS626317Y2 (ja) 1981-02-04 1981-02-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1374081U JPS626317Y2 (ja) 1981-02-04 1981-02-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57127895U JPS57127895U (ja) 1982-08-09
JPS626317Y2 true JPS626317Y2 (ja) 1987-02-13

Family

ID=29811812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1374081U Expired JPS626317Y2 (ja) 1981-02-04 1981-02-04

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JPS57127895U (ja) 1982-08-09

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