JPS63214213A - 電気湯沸し器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は保温形の電気湯沸し器に関するもので、２　へ
−・ さらに詳しくは、容器内の温度を制御する電気湯沸し器
の水位を電気的に検出し、使用者に容器内の水位状況を
知らせる構成に関するものである。

従来の技術 従来のこの種の電気湯沸し器は、第３図に示すような構
成であった。第３図において、１は容器であり、液体２
の温度を前記容器１の側部に設けられたサーモスタット
３により検出し、加熱体４への通電コントロールを前記
サーモスタット３で行う。５は吐出管で、透明のガラス
材よりなり、水位を目視することで容器１内の液体２の
量を確認できる構成であった。また、６は蓋、７は外装
体、８は排出口、９は吐出口、１０は連結パイプである
。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、温度制御手段にサーモスタ
ンドを用いているため、サーモスタットの温度バラツキ
が大きく、複数段階の温度制御を一つのサーモスタット
ではできないため、容器内の湯温コントロール幅が広く
なり、適温制御、各３　へ−７ 種異常温度の検出ができない問題と、密閉された容器内
の液量を目視で判断するため、水位に対応した自動制御
ができないという問題があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、容器の液
晶をサーミスタ等の感温素子を用い、温度変化を電気信
号に変換し、複数段階の液温を検出し、加熱体への通電
制御を行うとともに吐出管に水位検知装置を設け、前記
温度制御と合わせて水位に対応した加熱体への通電制御
を行わせ電気湯沸し器の異常時の保護と警報を行わせる
ことを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 この問題を解決するために本発明は、液体を収容する容
器と、この容器の下部側面に設けられ、前記液体を加熱
する加熱体と、前記容器内の液体を吐出させ、かつ透明
材料によシ容器内の液位を目視できる吐出管と、前記吐
出管の側部に設けられ、水位を検出する水位検知装置と
、前記容器の側部凹部に固着され、液温を検出する感温
素子と、前述の水位及び温度を検出し前記加熱体への通
電制御を行うとともに水位を検知し警報信号を出す制御
回路部と、前記吐出管の外周面に設けられ、水位レベル
に応じた警報を知らせる表示部と、前記容器、制御回路
部、水位検知装置、吐出管、感温素子を収納する外装体
とより構成したものである。

作用 この構成により、電気湯沸し器の容器内の温度。

水位に対応した通電制御ができるとともに、容器内の情
報を使用者に伝えることにより、電気湯沸し器の安全性
を高めることとなる。

実施例 第１図は本発明の一実施例による電気湯沸し器の断面図
であり、第１図において、１１は水等の液体が注入され
る容器、１２は容器１１の外側に固着された断熱材、１
３は容器１１の下部外側周辺に固着されたメインヒータ
及び保温用のサブヒータよりなり、容器１１を加熱する
加熱体である。

１４は容器１１の外側面凹部１６に密着して取付けられ
、温度制御するためのサーミスタ等より構成される感温
素子で、液温を正確に検出するため、シリコングリス等
の熱抵抗部材１６を介して圧力を加えて前記容器１１の
外側面凹部１５内へ固着され、取付位置及び凹部１５の
深さ等の調整により、さらに検知精度を向上させること
ができる。

１７は吐出管で、ガラス等の透明部材で構成され、容器
１１の底部に設けられた排出口１８にシリコンパイプ等
の連結パイプ１９を介して接続され、他方の口は吐出口
２ｏに連結パイプ２１を介して接続して取付けられてい
る。前記吐出管１７の外周面で前記容器１１の外側に面
する位置にＬＥＤ。

ブザー等の警報素子よりなる表示部２２が設けられ、水
位レベルに応じた警報を知らせる構成となっている。２
３は吐出管１７の側部の容器１１と対抗する面に設けら
れた送受信素子よりなる光センサ、超音波センサ、振動
センサ、容量センサ等を利用して水位を検出する水位検
知装置である。

２４は前記感温素子１４と水位検知装置２３からの電気
信号に対応して表示部２２に制御信号を送り、光、音等
による警報を行わせたり、前記加熱６　” 体１３を構成するメイン・サブのヒータへの通電制御を
行う制御回路部である。２６は前記容器１１゜吐出管１
７．断熱材１２．感温素子１４．水位検知装置２３及び
制御回路部２４等を収納する外装体である。また、２６
は外装体２５の上部側壁に固着した把手２７に連接され
た開閉自在な蓋である。さらに、２８は制御回路部２４
への熱の影響を遮断する遮熱板、２９は制御回路部２４
を取付けている取付ケース、３０は裏蓋、３１は液体で
ある。

第２図は電気回路のブロック図を示したもので、３２は
電源部で、加熱体１３に供給するＡＣ電源と回路駆動用
のＤＣ電源よりなるものである。そして、感温素子１４
及び水位検知装置２３より、温度、水位に対応した信号
を制御回路部２４にインプットして、マイクロコンピュ
ータやデジタル回路より構成される制御回路部２４で評
価・判定し、制御信号を出力する。この出力された信号
によシリレーやトライアック等よシなる通電制御部３３
が連動して加熱体１３の通電ＯＮ・ＯＦＦを行う。、一
方、表示部２２に加えられた制御信号は、ＬＥＤによる
光表示あるいはブザー音として使用者に警報される構成
としたものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、水位を電気的に検出し加
熱体の通電を制御できるため、空だき状態の水位になっ
た場合、自動的に加熱体への通電を止めることができ、
電気湯沸し器の安全性を高めることができる。また、水
位のレベルを表示部を介して使用者側に光あるいは音を
介して警報させる構成のため、使用性を高めることがで
きる。

さらに、温度と水位を同時に検出するとともに複数段階
の検出全可能とする構成のため、液温をより高精度に制
御するため、適温の湯を使用者に提供する電気湯沸し器
とすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による電気湯沸し器の構成を
示す断面図、第２図は本発明の一実施例による電気湯沸
し器の電気回路を示すブロック図、第３図は従来の電気
湯沸し器の構成を示す概略断面図である。 １１・・・・容器、１２・・・・・・断熱材、１３・・
・・・加熱材、１４・・・・・感温素子、１６・・・・
・外側凹部、１６・・・・・・熱抵抗部材、１７・・・
・・吐出管、１８・・・・排出口、１９．２１・・・・
・連結パイプ、２ｏ・・・・・吐出口、２２・・・・・
表示部、２３・・・・・水位検知装置、２４・・・・・
制御回路部、２５・・・・・外装体、２６・・・・・・
蓋、２了・・・・・・把手、２８・・・・・・遮熱板、
２９・・・・・・取付ケース、３０・・・・裏蓋、３１
　・・・・液体、３２・・・・・・電源部、３３・・・
・・・通電制御部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 液体を収容する容器と、この容器の下部側面に設けられ
   、前記液体を加熱する加熱体と、前記容器内の液体を吐
   出させ、かつ透明材料により容器内の液位を目視できる
   吐出管と、前記吐出管の側部に設けられ、水位を検出す
   る水位検知装置と、前記容器の外側凹部に固着され、液
   温を検出する感温素子と、前述の水位及び温度を検出し
   前記加熱体への通電制御を行うとともに水位を検知し警
   報信号を出す制御回路部と、前記吐出管の外周面に設け
   られ、水位レベルに応じた警報を知らせる表示部と、前
   記容器、制御回路部、水位検知装置、吐出管、感温素子
   を収納する外装体とより構成される電気湯沸し器。